MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

常滑散策

2012年06月26日 | まち歩き

中部国際空港「セントレア」のある空の町「常滑」で開催された、「アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン」の観戦・応援のため初めて常滑市を訪れて、レース終了後に、常滑焼で有名な「やきもの散歩道」をぶらりと歩いていました。

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常滑駅から直ぐの小高い丘の一角でしたが、煉瓦の煙突が林立し、黒塀の工場や焼き物の壁などその景観は、独特のもので実に暖かみを感じる街並みでした。

駅の観光案内所の案内の順路に従い、陶磁器会館へと向かったが、その通りが「とこなめ招き猫通り」の名がついており、その擁壁には一流作家の珍しい招き猫40匹が、ずらりと並んで迎えてくれました。

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ユニークな作品の数々で思わず舞い戻って鑑賞するほどで、そのネーミングも素晴らしいものでした。

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出発点となっている陶磁器会館では、さらに多くの招き猫など常滑焼の作品が展示されており、ボランテイアガイドの方から、常滑焼の歴史など説明を聞いてイザ散歩道へと出発しました。

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上天の坂を登ると巨大な窯や煙突を仰ぎながら黒い板塀の工場が並ぶ坂を経て、廻船問屋の瀧田家を巡り、でんでん坂を登ると、石垣や江戸時代の豪商の足跡を見ることが出来ました。

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さらに土管坂では、明治時代の土管や焼酎瓶が左右の土留壁を作り、その坂道も土管の捨て輪が敷き詰められており、風情のある歴史道となっており、 「手づくり郷土賞」を受けた「ふるさと坂道30選」に選ばれていました。

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くねくね下小路を行くと、日本の最大の登窯として国の重文として指定されているそうで、10本の煙突が林立して歴史が刻まれていました。

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さらにその先には、ギャラリーや陶彫のお店が並ぶ坂道を超えると煙突がある風景を見下ろせる絶景が素晴らしい・・・

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約1時間半の散策でしたが、やきものの歴史を感じる回廊のようで、都会を忘れるような風情を感じていました。

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常滑駅に戻ってくると、駅前交差点には、日本最大級の「陶彫・大七福神」という「恵比寿天・大黒天・弁財天・毘沙門天・寿老人・福禄寿・布袋尊」が、またおいでくださいと笑顔で見送ってくれていた。

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常滑焼は、日本六古窯の一つだそうで、平安時代からの古常滑の歴史があるそうで、それが今も生きつがられて、焼き物の町としてノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。

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コメント (2)
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