猛暑日を過ぎて久しぶりに上野恩賜公園を散策してきました。
不忍池の広い蓮池では、蓮の花の見頃を過ぎていましたが、蓮の緑の葉が池面を覆い桃色の花が葉の上に浮かぶような光景となっていました。
蓮池の周りには、約100年前に京都三条大橋ををスタートして上野がゴール地点で行われた東海道駅伝の記念碑が設置され、駅伝発祥の地となっていました。
不忍池の丘の上の清水観音堂の舞台からは、歌川広重の浮世絵にも描かれた「月の松」の輪の中に、不忍池の中の弁天島に鎮座する弁天堂が望める名スポットとなっています。
東京大空襲の被災を忘れないために造られた母子像の「時忘れ時の塔」記念碑
東照宮近くの「上野大仏・パゴダ(仏塔」)」は、関東大震災で首が落ちて崩壊した後に顔のみのが復元されたレリーフが保存されて、もう落ちないということから、合格祈願のパワースポットとなっています。
恩賜公園の人気スポットの上野東照宮では、神門から参道には、大小約250基の石灯籠が並びその先の豪華に光り輝く唐門へと続く光景がみられます。
煌びやかな唐門の扉の両側には、左甚五郎作の豪華な昇り竜と降り龍の飾りが嵌め込まれて、東照宮には、徳川家康・吉宗・慶喜が祀られていて、勝利・健康長寿のパワースポットとなっていて、開運祈願していました。
唐門前の両側には、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家より奉納された6基の灯籠が立ち、他では見られない徳川家の家紋が飾られた豪華な姿で国の重要文化財となっています。
唐門前の参道側にも、豪華な彫り物が装飾された風格ある48基の銅灯籠が置かれています。
参道のお手水舎には、鐘楼に代わった大きな鈴が吊るされています。
参道からは、全層が和風造りの旧寛永寺の五重塔も望めます。
恩賜公園を散策の後、国立科学博物館を見学していました【続く】
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