急に思い立って、戸棚の奧からコーヒーサイフォンを引っ張り出してきました。このサイフォン、なんと私が高校時代に買ったハリオ製。なんと物持ちのいいことか。
私が初めてサイフォンを見たのは、高校時代の友だちの下宿でした。その友だちはなぜかサイフォンを持っていて、得意げにコーヒーを淹れてくれたのです。その仕組みの不思議さに驚いて、思わず手を出そうとしたら、ピシリと叱られたものでした…。サイフォンでコーヒ . . . 本文を読む
CSR(Corporate Social Responsibility)つまり、「企業の社会的責任」という言葉があります。
CSRとは、製品やサービスの提供、雇用の創出、納税など、企業として社会に対して「当然すべきこと」のほかに、メセナ活動(芸術文化の支援)など、社会貢献的な活動も含まれます。メセナ[mecenat]というのは、古代ローマ時代に皇帝アウグストゥスに使えた重臣マエケナス(Maece . . . 本文を読む
「持続可能な開発」というフレーズ、最近よく耳にするようになりました。英語で言えば、"sustainable development"(サスティナブル・デベロップメント)。要するに、将来世代に負荷を残さないような社会・経済開発をしていきましょうという考え方です。1992年、リオ・デ・ジャネイロで開かれた「環境と開発に関する国際連合会議」で、「持続可能な開発」を旨とする「アジェンダ21」が採択されたこ . . . 本文を読む
文字が表すものとして、「音」と「意味」が考えられますね。
「音」だけを表す文字は「表音文字」もしくは「音標文字」と呼びます。たとえば、ラテン文字(アルファベット)、仮名、ハングル、アラビア文字など。"c"とか"m"とか、"か"とか"よ"とか、それ自体は意味を持たず、「音」のみを表します。表音文字は、いくつかの文字が組み合わされて「単語」を作って初めて意味を持つのです。
では、「意味」だけを表す . . . 本文を読む
シャンソンって、もしかしたらフランス語で「歌」を意味する言葉では?とふと思って調べてみたら、まさにそうでした。日本では、シャンソンって歌のジャンルの一つのようにとらえられていますが、もともとは英語のsongと同じ意味なのですね。同じように、イタリア語では「歌」のことをカンツォーネと言うのだそうで。なるほど。
その「シャンソン」(というジャンル)は私自身、ちゃんと聴いたことはこれまでありません。「 . . . 本文を読む