国立青少年教育振興機構の調査によれば、「なりたい大人」が「周囲にいない」と答えた中・高校生が約5割に上る、のだそうです。
新聞やテレビはこぞって「5割もいるなんて一大事」という論調の報道でしたが、私は逆に、「5割しかいないのか」と思いました。こんな世の中で、51%の中学生、49%の高校生は「なりたい大人がいない」とは答えていないのです。小学生(5年生)に至っては、67%に上ります。これはなかなか大したものではないか。(詳しい調査結果を国立青少年教育振興機構のサイトから探すことができなかったので、「いる」と答えた子どもがどのくらいなのか正確にはわかりません。)(それにしても、調査の実施時期は2007年1~2月だと言う。結果が公表されるまでどうして1年以上もかかるのか!?)
「大人」の中にはたぶん「親」も含まれるので、小学生なんかは「親」が「なりたい大人」だと考える子も多いとは思うし、もちろん、中学生、高校生あたりなら、全員が、「なりたい大人がいる」と堂々と答えてくれることが理想で、大人たちはそうなるよう努力しなければならないのでしょうけど、それにしてもこの結果は意外でした。そして、日本の将来に希望はあると思いました。中・高校生の半分が「いる」と答えた「なりたい大人」たちに、仕事のこと、生き方のこと、いろいろなことを子どもたちに語ってもらいたいと思いました。
「なりたい職業がある」という設問にしても、「ある」と答えた子どもは、小5で82%、中2、高2はともに69%に上ります。どれだけその「職業」に思いがあるのかは、こういう数字だけでは判断できませんが、それにしても、これも予想以上に多い。文部科学省をはじめ、国が進めている「キャリア教育」の成果なのかもしれません。
ちょっと気になったのは、職業に就く条件についての質問。「パートやアルバイトではなく、正社員で」と答えた高校生が7割というのはいいとして、「多くの人の役に立つ」ことを条件として挙げたのが、中学生で45%、高校生では41%に過ぎないという点です。一方、「職場の雰囲気がよい」とか「仕事の内容が自分の関心に合っている」は、いずれも7割以上。「多くの人の役に立つ」仕事をしたいと考える中・高校生が半分に満たない。むしろこのことの方が、「なりたい大人がいない」子どもが5割「も」いることより、ずっと問題だと思います。
もちろん、「自分のために」、「自分の好きなこと」を職業とするのはとても大事なことです。でも、もう一つ、「仕事」には「社会のため」という重要な意味もある、そのことをもう少し子どもたちに伝えていく必要もあるのかなと思いました。
新聞やテレビはこぞって「5割もいるなんて一大事」という論調の報道でしたが、私は逆に、「5割しかいないのか」と思いました。こんな世の中で、51%の中学生、49%の高校生は「なりたい大人がいない」とは答えていないのです。小学生(5年生)に至っては、67%に上ります。これはなかなか大したものではないか。(詳しい調査結果を国立青少年教育振興機構のサイトから探すことができなかったので、「いる」と答えた子どもがどのくらいなのか正確にはわかりません。)(それにしても、調査の実施時期は2007年1~2月だと言う。結果が公表されるまでどうして1年以上もかかるのか!?)
「大人」の中にはたぶん「親」も含まれるので、小学生なんかは「親」が「なりたい大人」だと考える子も多いとは思うし、もちろん、中学生、高校生あたりなら、全員が、「なりたい大人がいる」と堂々と答えてくれることが理想で、大人たちはそうなるよう努力しなければならないのでしょうけど、それにしてもこの結果は意外でした。そして、日本の将来に希望はあると思いました。中・高校生の半分が「いる」と答えた「なりたい大人」たちに、仕事のこと、生き方のこと、いろいろなことを子どもたちに語ってもらいたいと思いました。
「なりたい職業がある」という設問にしても、「ある」と答えた子どもは、小5で82%、中2、高2はともに69%に上ります。どれだけその「職業」に思いがあるのかは、こういう数字だけでは判断できませんが、それにしても、これも予想以上に多い。文部科学省をはじめ、国が進めている「キャリア教育」の成果なのかもしれません。
ちょっと気になったのは、職業に就く条件についての質問。「パートやアルバイトではなく、正社員で」と答えた高校生が7割というのはいいとして、「多くの人の役に立つ」ことを条件として挙げたのが、中学生で45%、高校生では41%に過ぎないという点です。一方、「職場の雰囲気がよい」とか「仕事の内容が自分の関心に合っている」は、いずれも7割以上。「多くの人の役に立つ」仕事をしたいと考える中・高校生が半分に満たない。むしろこのことの方が、「なりたい大人がいない」子どもが5割「も」いることより、ずっと問題だと思います。
もちろん、「自分のために」、「自分の好きなこと」を職業とするのはとても大事なことです。でも、もう一つ、「仕事」には「社会のため」という重要な意味もある、そのことをもう少し子どもたちに伝えていく必要もあるのかなと思いました。
「ママ!」
ちょっと嬉しいけど、考えなかっただけかな。
働いているので、二人で過ごすことが多く、問題ありありですが、毎日よく頑張ってくれています。
それ以上、子どもに求めるものはありませんが、親の背中を見てもらって恥ずかしくないように、「勝たなくとも負けない!!」と思いながら、毎日過ごしています。
なかなか、自分に負けないことができなくて、嫌だと思うことほど繰り返しています。
そして、自分の嫌なところももれなく子どもにもうけつがれています。
そうだ、「過去と他人は変えられないが、自分と未来はかえられる」と、何度も思い立って、我が家の問題点と向き合ってきました。
わたしは、幼い時から、なりたいものや夢がもてません。
なれるもの、可能なことを探してきました。
子どもたちには、夢や希望をいだいてもらいたいなぁ。
「おかあさんみたいになりたい」と言ってもらえるのは、幸せなことですね。そうでない子どもや親もたくさんいますから。
変に肩肘張らずに、ありのままの背中を見せられたらいいのですが、嫌なところはなるべく見せたくないと思う気持ちも当然ですよね…。