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カクレマショウ

やっぴBLOG

おせっかいな本屋、大賛成。

2006-09-07 | ■本
本を読むことがなぜ大事なのか。

読書はもっとも効果的なキャリア学習だと思います。本には様々な人間が登場します。身近にもいそうな親近感のわく人物から、およそ自分の人生とは関わりを持つことがないであろう人物まで、本の数だけいろんな人の人生があります。「人」が登場しない本であっても、それを著した人の人生は垣間見ることができるでしょう。

中学生や高校生には、何よりもいろんな本を読むことを勧めたいと思う。きっとそこから将来の夢や志が見えてきます。たとえ今ははっきりと見えなくても、本の登場人物は、いつか人生の中で必ずよみがえってくるはずです。

ただ、中学生や高校生の頃は、何を読んでいいのかわからないという人も多い。そんな時、道案内をしてあげられるのは大人しかありません。自分がかつて読んだ本の中で、子どもたちに読んでほしい本が必ずあると思います。おせっかいと言われようが、おかまいなく、どんどん子どもたちに読んでほしい本を紹介してあげましょう。

おせっかいといえば、新聞にこんな記事が載っていました。本屋さんが中学生にお勧めの500冊を紹介するフェア「本屋のオヤジのおせっかい 中学生はこれを読め!」です。本屋で中学生を見かけると、そこはたいていコミックのコーナーです。コミックが悪いとは言いませんが、たまに文庫本の棚の前で本を手に取っている中学生を見ると、なんだかうれしい気分になります。けれどその数はとても少ない。本を読まなくなったと言われる中学生に、積極的にアプローチしようとする本屋さんっていいなーと思います。

私が高校生の頃、街はずれに小さな本屋さんがありました。学校帰り、少し遠回りになるのもいとわず、よく通ったものでした。街中の大書店に比べれば、もちろん点数は少ないけれど、なぜか私にとって「読みたくなる」本がたくさん並んでいたのです。たぶん、あれは店主のこだわりだったのだと思います。売れ筋かどうかにかかわらず、店主が「読んでほしい本」を置いていたのだと思います。たまたまそれが私の波長とマッチしていたのでしょう。

けれど、そんなコダワリの本屋さんが長続きするわけもなく、今はもうありません。でも私にとって、高校生の頃にあの本屋に出会えたことが本当に幸せだったと思っています。高校生の頃にしか読めない本、高校生の頃にしか感動できない本ってありますよね。あの本屋が、そんな本にたくさん出合わせてくれたからです。あれが私の最初のキャリア教育の場だったのかもしれません。

おせっかいな本屋、もっともっと増えてほしいと思います。ついでに言えば、おせっかいな図書館がもっと増えてもいいですね。そして、中学生や高校生もおせっかいなオヤジにだまされたフリをして、とりあえず勧められた本を片っ端から読んでみてほしい。


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