
公益社団法人読書推進運動協議会発行の会報に掲載されていた読書会「猫町倶楽部」の紹介記事を読んで、おお、こういう集まりが青森でもできないかなあと思いました。
「猫町倶楽部」は、メンバー数7,000人を超す巨大な読書サークルですが、2006年にスタートした時はたった4人で始めたビジネス読書会だったそうです。様々なジャンル別に読書会が開催されているようですが、記事で紹介されていたのは、東京・代官山のカフェに100人以上のメンバーが集まって開催された文学系の読書会です。1冊の課題本を全員が読んできて、グループに別れてディスカッションする。
「同じ本」を全員が携えてひとつところに集まってくることに意味があるのだと思います。ただし、確かに「同じ本」には違いないけれど、持っている人、読んだ人によってそれぞれの本は明らかに異なる。感動した箇所に線を引いている人もいるだろうし、感じたことを書き込んでいる人もいるでしょう。同じ箇所を読んでいるのに、感じ方がこんなにも違うんだということも発見できる。だからこそ価値がある。
「猫町倶楽部」の読書会の唯一のルールは、「他人の意見は否定しない」だそうです。これ、いいですね。すごくいい。まあ、要するに、本好きが集まってワイガヤで好きなことを言い合っているんだけど、自分の言いたいことをみんなで黙って聞いてくれるってうれしいじゃないですか。でも、そこに「つながり」は確かにある。1冊の本を通して、心のふれあいがあったり、出会いがあったり。
代表の山本多津也さんは言います。本は書かれている情報=コンテンツだけに価値があるのではない。本には人と人をつなぎ理解を深め合うというコミュニケーション・ツールとしての側面がある。これからの時代の本の価値を問うならば、そこに注目すべきだと。
本をコミュニケーションの媒体として活用する。教育の場でもその方法を考えていかなければなりませんね。
それにしても、ですが、「電子ブック」でも読書会ができないことはないだろうけれど、読書会でみんなそろってタブレットをタップ、タップ、タップ、ではちょっと味わいが違う…という気がするんだよなあ。
「猫町倶楽部」は、メンバー数7,000人を超す巨大な読書サークルですが、2006年にスタートした時はたった4人で始めたビジネス読書会だったそうです。様々なジャンル別に読書会が開催されているようですが、記事で紹介されていたのは、東京・代官山のカフェに100人以上のメンバーが集まって開催された文学系の読書会です。1冊の課題本を全員が読んできて、グループに別れてディスカッションする。
「同じ本」を全員が携えてひとつところに集まってくることに意味があるのだと思います。ただし、確かに「同じ本」には違いないけれど、持っている人、読んだ人によってそれぞれの本は明らかに異なる。感動した箇所に線を引いている人もいるだろうし、感じたことを書き込んでいる人もいるでしょう。同じ箇所を読んでいるのに、感じ方がこんなにも違うんだということも発見できる。だからこそ価値がある。
「猫町倶楽部」の読書会の唯一のルールは、「他人の意見は否定しない」だそうです。これ、いいですね。すごくいい。まあ、要するに、本好きが集まってワイガヤで好きなことを言い合っているんだけど、自分の言いたいことをみんなで黙って聞いてくれるってうれしいじゃないですか。でも、そこに「つながり」は確かにある。1冊の本を通して、心のふれあいがあったり、出会いがあったり。
代表の山本多津也さんは言います。本は書かれている情報=コンテンツだけに価値があるのではない。本には人と人をつなぎ理解を深め合うというコミュニケーション・ツールとしての側面がある。これからの時代の本の価値を問うならば、そこに注目すべきだと。
本をコミュニケーションの媒体として活用する。教育の場でもその方法を考えていかなければなりませんね。
それにしても、ですが、「電子ブック」でも読書会ができないことはないだろうけれど、読書会でみんなそろってタブレットをタップ、タップ、タップ、ではちょっと味わいが違う…という気がするんだよなあ。
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