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カクレマショウ

やっぴBLOG

教育テレビは「生涯学習テレビ」だった。

2004-12-02 | ■テレビ/メディア
先日、ある人の会議での発言から、NHK教育テレビって、実は「生涯学習テレビ」なのだということに今更ながら気づきました。

新聞の番組欄を改めてながめてみました。

午前中は「学校放送番組」が並んでいます。午後は夜の番組の再放送が多い。夕方には子ども向けのドラマやアニメ。そして、夜になると、大人向けの番組がずらりとラインナップされています。テーマは、福祉、健康、まちづくり、ボランティア、防災、消費生活など。これらはいずれも社会教育において、取り組むべき課題として挙げられているものです。これらの活動をしている人や、これからやろうとしている人にとっては大変役に立つ情報が得られる番組なのではないでしょうか。もちろん、料理や語学、パソコン、編物、楽器演奏など、「趣味的な講座」にあたる番組も並んでいますので、そのへんは、教育というよりは「学習支援テレビ」という感じもしますが…。

「教育テレビ」は、文字どおり「教育番組」を専門とするチャンネルです。そしてここでは、「教育」を子どもだけでなく、大人をもその対象としてみています。むろん、より多くの視聴者に見てもらうためにより門戸を広げる必要があることは承知の上ですが、それでも、教育テレビが学校向けだけではなく、社会教育や家庭教育をも視野に入れた番組づくりをしていることはうれしいことです。「教育テレビ」が「学校教育テレビ」ではないように、「教育委員会」も「学校教育委員会」ではないはずですし、「教育を語る」と言うときの教育は学校内での子どもたちの教育を語るだけのものでもないはずです。

「教育」=「学校教育」と考える人を説得する時のネタとして、「教育テレビ」は使えるかも…とちょっと思った次第です。

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