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カクレマショウ

やっぴBLOG

地域の家庭教育を共に支える。

2014-09-04 | └社会教育

▼地域の家庭教育支援者は”専門職”でも”講師”でもない。「聴く」ことがまず大事。
▼みんな抱えている悩みは違うのだから、自分はこうやったからうまくいったという体験は必ずしも当てはまるとは限らない。
▼子どもをほめて伸ばしましょう、だけでなく、”認める”というスタンスが必要では?

今日開催された第1回青森県家庭教育支援推進協議会での意見の一部です。子育てに悩んで苦しんでいる人に、「こうしなさい」とか「こうすべきだ」と上から目線で押し付けるのは、時に必要な場合もあるのかもしれませんが、結局は対処療法でしかないような気がします。同じ高さの目線に立って「寄り添う」ことで、安心感が生まれ、継続的な支援もできるのでしょう。

県では、各地域で家庭教育を支援する人財を育成し、「家庭教育アドバイザー」として公民館や学校、PTAの家庭教育学級などに講師(学習支援者)として派遣する取組を行っています。その際のテキストとして使っていただいているのが、「あおもり親楽プログラム」(乳幼児・小学生編/中・高校生編)。家庭内での身近な「あるあるエピソード」を材料に、参加体験型で親同士が学び合っていくためのプログラム集です。今年度は、その第3弾として、家庭教育の支援者(祖父母も含む)の役割や心構えから、学習プログラムの作成方法や広報のコツといったノウハウまでも盛り込んだ「手引き」を作成する予定です。

やっぱり、支援者とかサポーターとかアドバイザーとかいろんな呼び方していても、結局求められるのは「ファシリテーション能力」なんだな。というのが、今日の会議の最大の気づきでした。地域の家庭教育を支える力は、共に学び合うこと、学びを引き出し合うことに始まる。

きっと、いい「手引き」ができると思います。


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