中学校のおやじの会が中心となって企画・開催した「冬の防災キャンプ」。参加した子どもたちや町会の皆さんのアンケート結果を見ると、ほとんど100%が「とても楽しかった」と答えていただいています。全員が書いてくれた自由記述を読んでも、
・冬ならではの防寒対策を学べてよかった。
・今日学んだ新聞紙スリッパやキッチンペーパーマスクの作り方を家族に教えてあげたい。
・ロープワークを家で練習したい。
・2つの競争(雪上宝探し、模擬人命救助)をして、皆と協力して人を助けたりするのはすごくいいなと思いました。
など、とりあえずは「楽しく学ぶ」という所期の目的はおおむね達成されたのではないかと思います。また、多くの子が書いていた「いざ災害の時には、助けられる人から助ける人になりたいと思う」という言葉、これは開会式の校長先生のお話や防災士会の方の講話の中で触れられていたことであり、中学生として災害時にどう行動すべきなのか、しっかり考えてくれたんだなあと、うれしい限り。
昨夜の打上げでは、次回に向けて、様々な反省点もしっかり話し合われました。
・夏の防災キャンプ(1泊での)もやはり必要ではないか。
・地域全体の防災意識を高めるために、小学校や近隣の中学校との連携も考えたい。
・今回学んだことは、中学生だけでなく大人も学んでおくべきことであり、保護者の参加がもっとあってもよかったのでは。
・防災意識を更に高めるために、自衛隊の災害派遣の方の経験談を聞くのもいいのでは。
・これをきっかけに町会とも連携していずれは自主防災組織に発展していけばいいのでは。
やはり、今後は「連携」がキーワードになりそうです。
昨日、教頭先生がお話しくださったことが、私としては一番心に残りました。「地域の大人の人たちが、それぞれのプロフェショナルとして、あるいは裏方として、一生懸命自分たちのために動いてくれたことを、子どもたちはちゃんと見ています」。
もしそうであれば、これほどうれしいことはないですね!
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