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社会教育委員"の"会議

2015-02-04 | └社会教育

今日は「青森県社会教育委員の会議」でした。

社会教育は、住民の意向を反映しなくてはやっていけないので、教育全般について意見をいただく「教育委員」(「学校教育委員」ではないです。あくまで。)とは別に、「社会教育委員」というものがすべての自治体に置かれることになっています。つまり、社会教育行政は、教育委員と社会教育委員という二重の「ご意見番」によって動いているのです。社会教育委員は、住民と行政の「パイプ役」として、地域の声やニーズを踏まえ、必要に応じて「研究調査」をしたり会議で意見を述べたりし、それが施策に反映されていくという仕組みです。

青森県では、「社会教育委員の会議」と呼んでいますが、この「の」が大切だと思っています。なぜなら、社会教育委員は、「会議」が存在して、その構成メンバーとしての委員がいるという通常のスタイルとは異なるからです。つまり、「社会教育委員」はあくまで「個人」に委嘱するもので(これを「独任制」と呼んでいます)、個人としての社会教育委員としての活動が前提なのです。ただ、「合議体」としての「会議」も何回か開催されることになっています。それが「社会教育委員”の”会議」というわけです。ただ、実際は個人としての活動って限られてしまいますから、ほとんどは「会議」での活動ということになるのですが、それでも、会議の中で、議題や調査研究のテーマとは離れた、フリーなご意見をいただく時間を持つことは大切だと考えています。

今日も、ある委員から、「メディアリテラシー」の教育の必要性について提案がありました。たまたま、昨日、メディアリテラシーについてこの場で投稿したばかりだったので、私にとってはタイムリーな話題でびっくりしましたが、こういうご意見は本当にありがたいことです。これは、追い追い考えていかなければなりませんね。


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