鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

Carlão、確定

2010年12月29日 | Weblog
Carlão confirmado no Kashima Antlers
AVANÇADO RENDE CERCA DE 2 MILHÕES DE EUROS
06:57quarta-feira, 29 dezembro de 2010

A U. Leiria confirmou ontem a transferência do avançado Carlão, de 24 anos, para os japoneses do Kashima Antlers. O brasileiro, que esteve nas cogitações do Sporting, vai assinar um contrato de três anos e rende aos leirienses uma verba ligeiramente superior a metade da cláusula de rescisão, que estava fixada em 4 milhões de euros. Carlão esteve dois anos em Leiria, período em que foi decisivo na subida à Liga.


Carlãoの契約締結を報じるRecordである。
違約金は200万ユーロとのこと。
これは鹿島が当初に提示した額であり、交渉が上手く言ったと考えて良かろう。
これで、復帰する田代天皇杯で結果を出し続ける慎三と大迫とスーパーサブ的なよよとFWの駒が揃った。
来季の攻撃陣は豪華絢爛である。
楽しみである。

FC調布戦コメント

2010年12月29日 | Weblog
天皇杯全日本サッカー選手権 準決勝


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
今日の勝利は非常にうれしく思う。厳しい試合だったが、選手たちは全身全霊をかけて戦ってくれた。中3日でここまでやってくれたのは素直にうれしい。
本山が入ってから流れが変わったし、得点をすることもできた。彼は決定的な仕事をできる。マルキーニョスの穴を埋めることは大変だが、チームは再建する時に来ている。良かった時期だけを見ていては駄目だ。
決勝はACLの出場権もかかっているし、ACLに出たければ日々の生活から変えていかなくてはいけない。2010シーズンのいい締めくくりができればと思う。



【興梠 慎三】
前半に先制されて苦しい試合だったが、サコがいい形で点を取ってくれた。90分で終わらせたかったけれども、まあ勝ててよかったという感じです。最後まで諦めなければチャンスは必ず来ると思っていたし、自分はそのチャンスを決めるだけだった。サコとの関係は1試合1試合よくなってきていると思うので決勝もいい形でプレーできればいいと思う。

【大迫 勇也】
(得点シーンは)ミヤさんがいいボールをくれたのであとは決めるだけだった。次も僕と慎三さんが点を取れば勝てると思うので、しっかりと切り替えていい準備をしたい。スタメンで使ってもらっているのでしっかりと結果を出して信頼を勝ち獲りたいと思う。

【伊野波 雅彦】
(失点シーンは)フリーでクロスを上げられてしまった。あそこで自由にさせてしまうとDFとしては対応が難しい。高さ対策として自分の中で考えていたことをいくつか試すことも出来た。リーグ戦で優勝することが出来なかったので、サポーターのためにも天皇杯でしっかりと優勝したい。

【新井場 徹】
今日の試合はみんなの気持ちが入っていたと思う。お互いにACL出場がかかっているので、次の試合も間違いなく厳しい試合になる。この2日間でどれだけ回復出切るか、それだけに集中したい。

【中田 浩二】
前半の入り方はよかった。途中から向こうにペースを握られて相太(平山選手)にすごいのを決められてしまった。点を取られてからもドタバタすることもなく、落ち着いてやれれば取り返せると思っていた。センターバックに入ったのは、2年ぶり。練習でもやってなかったけど意外と出来たし、相太にも上手く対応出来ていたと思う。


2010年12月29日(水)

F東京戦は興梠選手と大迫選手のゴールで2-1と勝利しました。

【第90回天皇杯準決勝 鹿島 vs F東京】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.12.29)
12月29日(水) 第90回天皇杯準決勝
鹿島 2 - 1 F東京 (15:00/国立/25,120人)
得点者:39' 平山相太(F東京)、67' 大迫勇也(鹿島)、120'+1 興梠慎三(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:監督のご経験の中でも、1、2を争う劇的な試合の決まり方という勝利での決勝進出ですが、今のお気持ちをお聞かせ下さい。
「非常に嬉しく思ってます。やはり試合はタフで厳しいものがあり、そのなかで選手たちが全身全霊で試合に挑んで、諦めずに戦い続けたことが良かったと思います。中3日という少ない回復日数でもこれだけしっかりとした試合ができたことは良かったと思います」

Q:本山選手の投入が良いタイミングで試合の流れを変えたし、最後の勝負を決めたのも彼のパスだったと思うのですが、彼のプレーについてコメントをお願いします。
「鋭い指摘ではないかと思います。彼が入ってから流れが変わり、引き寄せることができました。最終的に彼のパスから得点が生まれました。本山選手というのは、良い部分と悪い部分をもっています。良い部分というのは、当然ながら彼を起用した時に、今シーズンも決定的な仕事をして、チームを勝利に導くプレーを、アシストや得点、流れを変えることをやってくれます。悪い部分というのは、安定して1年間ずっと働くことができない、あるいはできていないことが大きな部分としてあります。戦力となり流れを変える力を持っている選手でありながら、安定してプレーできないことについては、我々ももっと深く追究する必要があるかもしれません。あれだけの素質と能力を持っている選手を1年間で数回しか使うことができないというのは、クラブとしては非常にもったいないことであり、もう少し活用することや活動させることを考えなければと思っております」

Q:本山選手もそうなんですけど、私にとってアントラーズの攻撃のパフォーマンスの中心はやはりマルキーニョス選手。で、彼の一番素晴らしいところと言うのは、最前線から守備に入って、彼が起点で守備が始まるという流れがあったんですけど。そういう意味で、これから来シーズンに向けて、マルキーニョスの穴をどのように埋めていきますか?
「サッカーだけではなくて、人生でも経験というものが能力やパフォーマンスに影響されることが多いと思います。ブラジルの有名な詩人の文なんですが、世の中には1日戦い続ける人がいる。素晴らしい人だ。また世の中には1ヶ月間頑張り続けることができる人がいる。それはもっと素晴らしい人だと思う。ただ、1年中、あるいは人生をずっと努力し続け、諦めずにやり続ける人が世の中にはいる。その人は閃きがあったり、いろいろなプラスアルファを発揮できる人間である。それが価値のある人間だと思います。

クラブというのは、機械を扱っているわけでなく人間を扱っているわけで、良い部分もあれば悪い部分もあるし、選手も人間であるし、性格であったり能力だったり、いろんな部分が含まれています。今はチームを再建する時期にきているわけで、やむを得ない部分もあるし、以前と同じように考えてやることや見ることは、部分的に間違っているのだと思います」

Q:非常に苦しい大変なシーズンだったと思います。ACLの出場権を自分たちの力で得るチャンスを迎えたことについて、どのように考えていますか?
「我々にとっては、ACLの出場権を得るラストチャンスです。先ほども言ったとおり、努力をし続けることができるか、持続することができるかという部分になってくるわけであって、それは意識などをやり続けることに係わります。本当にACLに出場したいのであれば、いろいろなことに配慮しながら生活もしていかなければなりません。それが良い形になれば、我々のラストチャンスをものにすることができるわけです。2010年の良い締めくくりができればと考えております」


以上

【第90回天皇杯準決勝 鹿島 vs F東京】試合終了後の鹿島選手コメント(10.12.29)
●本山雅志選手(鹿島):
「シュートを打とうかと思ってボールを持ちだしたら、サコ(大迫)が良い動きをしていた。通るかなあ、と思ったんだけど。90分で決められると思ってたんですけどね。そこが課題だと思う。相手のボランチが高い位置を取っていたので、FWなので、ボランチの間でボールを受けようと考えていた。
(役割はFWだったんですね?)
トップ下ですね。サコが左に開いて。効果的に仕掛けてくれたと思います。(決勝点の場面は)イバ(新井場)がいたけれど、サコがその裏を回っていたのでそこに出しました。勝ちたいという気持ちがあった。最後、勝って終わりたいですね。ACLもそうだけど、タイトルを取りたい。勝ちますよ」

●小笠原満男選手(鹿島):
「なんとしても勝ちたかった。勝てて良かったです。
(米本選手のところを狙っていた?)
ちょっとモタモタしてる感じがしたので。技術的な問題か、芝の問題なのかわからないけどチャンスかなと思って。寄せるとパスミスしていたし、ひとつの狙いかなと思った。
(名古屋戦のように簡単にFWにボールが入らなかったが?)
FWにタイトについていたけど、そのせいでタク(野沢)とかモト(本山)がフリーだった。別にFW、FWといいうわけじゃないし、モトとかタクをうまく使いながら攻めようと思っていた。モトはギャップで受けてくれるし、止めて出して、止めて出してとボールもよく回る。慌ててつっかけてカウンターを受けるのが一番嫌だったので、落ち着いて回せたと思う。あとひとつなのでガンバって勝てるようにしたい。
(FKは?)
もうちょっと低くて速いのでもよかった。
(2トップが決めると勢いが出る?)
ゴールは誰でも良いし中盤の選手でもいいんだけど、あいつら単純ですからね(笑)」

●宮崎智彦選手(鹿島):
(同点の場面は?)
ひとつ頭を越える狙いでした。ボールが出てくると信じて走りました。タクさんなら後ろを向いていても出してくれるので。
相手がひとり減ってからは焦らず、相手が出てきたところを突いていこうと思っていた。そういう風に感じていたし、焦らし気味に行こうと思っていた。1点先制されても、みんな落ち着いて相手のゴールに少しでも近づいてプレーしようとしていた。トラップは考えませんでした。トラップしたら多分、相手が来てたと思う」

●大岩剛選手(鹿島):
(交代は戦術的なもの?)
前半で俺のところでやられたので、監督も考えたんだと思う。ただ、中に入った選手が素晴らしい活躍をしてくれた。僕が支えなければいけないのに、逆にみんなに支えられた。
(ただ、平山選手のゴールは見事でした)
後輩なんでね(笑)でも、チームが勝てて良かったです。
(勝ったときは思わずピッチに駆け込んでいましたが?)
誰もがそういう気持ちになったし、一体感を表していると思う。すごく良いチームだと思います」

●大迫勇也選手(鹿島):
「あと1試合。点を決めるだけです。しっかりチャンスをものにして、信頼を得られればと思う。監督からは左サイドから仕掛けろと言われました。ACLというよりも、まずは天皇杯を取りたいです。
(2点目はパス?)
パスです。慎三さんが見えていました」

●伊野波雅彦選手(鹿島):
「クロスを簡単に上げられ過ぎた。中に高い選手がいるのがわかっているのだから、うちの1点目もそうだけど、あれだけフリーに上げられるとDFは対応するのが難しい。もっとボールに寄せないといけなかった。上げさせた後は、簡単に打たせないように体を寄せればそこまで飛ばない。俺は対策か何個かあったのでそれを試しながら守っていた。
リーグ戦で優勝できなかった分、天皇杯で優勝できればサポーターも喜んでくれると思う」

●新井場徹選手(鹿島):
「よかったね。ちょっと芝が長い。でも、こういう試合になるのはわかってた。むこうも必死に来るし、次もこういう試合になると思う。お互いACLがかかってるし、ガチでしょ。2日でどんだけ回復できるか。そこだけに集中したい。
(久々に運動量が落ちなかった?)
気持ち的にみんな入ってた。ACLというよりタイトルをね。一人ひとりがしっかり集中して勝ちに繋げようとしていた。いろんなところでミスは出たけど勝てて良かった」


[ 第90回天皇杯準決勝 鹿島 vs F東京 ]

1点を追う鹿島は67分、左サイドでの野沢拓也と宮崎智彦とのコンビネーションからゴール前へクロスを入れると最後は大迫勇也(写真)が頭で決めて1-1の同点に追いついた。

[ 第90回天皇杯準決勝 鹿島 vs F東京 ]

互いに譲らぬ一戦は90分で決着が着かず延長戦へ突入。延長前半5分、この日攻守に存在感を示していた米本拓司(F東京)が2枚目のイエローカードで退場となった。

[ 第90回天皇杯準決勝 鹿島 vs F東京 ]

このままPK戦突入と思われた延長後半アディショナルタイム1分、ゴール前の混戦から最後は興梠慎三(写真)が劇的なゴールを決めて鹿島が勝越し。直後に試合終了のホイッスルが鳴り、鹿島が土壇場で元日へのチケットを手に入れた。


この試合で痛感したのは本山という選手のクオリティであろう。
途中出場でピッチに入ったとたんにゲームの雰囲気期を一転させてしまった。
勢いに乗り宮崎のアシストを引き出し同点、延長のアディショナルタイムには自らパスを出し逆転の勝利弾を演出した。
素晴らしすぎる。
この選手が、今季フルタイム稼働出来たのであれば、歴史は変わっておったであろう。
しかしながら、過去は変えられぬ。
来季は万全な体調でシーズンインしてくれることを望む。
一日でも長く、スター大迫と共演を続けて欲しい。
それを強く感じた冬の午後であった。

昌子くん擁する米子北高校、優勝候補

2010年12月29日 | Weblog
第89回高校サッカー選手権・注目校紹介 第6回
2010年12月29日(水)
■米子北の名を全国に知らしめた2009年の躍進

 優勝候補・米子北。今や米子北といえば、ファンの間では今大会の強豪の一つとして知られているが、今から3年前までは優勝候補に挙がることはまずなかった。それがどうしてここまでの注目の存在になったのか。それは昨年の大躍進が大きかった。

 米子北はこれまでも境、米子東とともに鳥取のサッカーをリードしていた。毎年アタッカーとセンターバックに質の高い選手を置き、まとまりのあるチームだったが、全国で苦戦し、県内でも近年は躍進を続ける境の分厚い壁を打ち破れないでいた。
 しかし昨年、2年生ストライカーの谷尾昂也、3年生ストライカーの山本大稀の強烈2トップを看板にしたチームはインターハイ予選を制すると、奈良インターハイでは破竹の連勝を重ね、あっという間に決勝に進出を果たす。彼らのサッカーはいたってシンプル。ディフェンスラインから正確なロングボールを供給し、谷尾のキープ力、山本大の爆発的な突破力をフル活用し、ゴールを陥れる。このシンプルな攻撃が強烈なインパクトを残し、35分ハーフ(インターハイは35分ハーフ)の時間内では相手に対応し切らせないまま、ゴールを射抜き続けた結果の決勝進出であった。決勝では昨年の“高校年代実力ナンバーワン”と言われた前橋育英の前に屈したが、いきなり全国準優勝の快挙を成し遂げ、谷尾は得点王を獲得。まさに全国に米子北旋風が巻き起こった。

 この旋風はこれだけにとどまらなかった。ユース年代最高峰の大会である高円宮杯全日本ユースでは、「さすがにJユースやこのレベルの相手に90分間戦って勝ち抜くのは厳しいだろう」という声も挙がっていた。しかし、そういう周囲の予想を上回るほど、彼らはインターハイを通じて成長を遂げていた。谷尾と山本大の2トップはもちろん、ディフェンスラインでは2年生センターバック昌子源が急成長。正確かつ強烈なキックと、空中戦の強さを駆使し、守備に大きな安定をもたらした。守備が安定したことで、より強固なカウンターサッカーを展開できるようになり、高円宮杯全日本ユースでは静岡学園、浦和レッズユースを撃破し、決勝トーナメント進出を決めると、ラウンド16でジェフ千葉U-18を下し、初出場でベスト8まで進出。快進撃はここまでとなったが、今度は山本大が大会得点王に輝いた。

 高校年代最高峰と呼ばれる大会でのベスト8入りという事実が、インターハイの結果がフロックではないことを実証し、米子北の評判はたちまち全国の強豪へとステップアップしていった。
 しかし、選手権予選決勝では境のリベンジに合い、県予選で涙をのんだ。まさに“天国から地獄”にたたき落された格好となったが、「あっという間の1年だった。全国での躍進も、最後のこの負けも選手たちに絶対に焼きつく。だからこそ3年はこれからの人生に、2年生以降は来年に生かしてほしい」と城市徳之監督が語ったように、結果として2年生たちはこの1年間で、全国の山頂付近を見ると同時に、次の年へのモチベーションとなる悔しい思いを経験することができた。非常に濃密で、経験という面でとてつもなく大きな財産を得たのだ。

■インハイ、高円宮杯を経て、米子北旋風はいよいよ選手権へ


鹿島への入団が内定している昌子【安藤隆人】

 今年、濃密な経験を経た選手たちはさらなるパワーアップを遂げた。今年は昨年のチームから谷尾、昌子という核となる2人が残った。そこに「昨年を経験した選手が着実に成長した。昨年までは2トップの破壊力のみに頼っている感は否めなかったが、今年は彼らを生かした攻撃はもちろん、中盤でつないで、サイドから切り崩すなど、攻撃のバリエーションは増えた」と城市監督が語ったように、安定した技術を持つボランチの川元徳馬と、右のゲームメーカー藪田貴大、左の弾丸ドリブラー西田開人の個性的な中盤が、攻撃に変化を加える。さらにそこに俊敏性が高く、バイタルエリアで動き回れる2年生FW小笹晃と、試合終盤になると、昨年もスーパーサブとして大活躍した決定力抜群のスピードアタッカー・山本健太郎を投入する『必勝パターン』も持つ。
 守備面でも運動量豊富で、バランス感覚に優れた守備的ボランチの野原正博、最後尾にはセービングのうまい185センチの大型2年生GK助田龍太郎が構え、攻守両面で総合力は高くなっている。

「今年は去年よりもいいサッカーができる」
 城市監督の手ごたえは、インターハイでも実証された。沖縄インターハイの3回戦で、今年の高校年代最強との呼び声の高い流通経済大柏と対戦。開始2分で昌子のスーパーFKで先制すると、一度は同点に追いつかれるが、相手の高い個の能力を融合させた流動的な攻撃に対し、「相手の中盤のポゼッションに対しては、ポゼッションをさせて、縦パスをシャットアウトすることを狙った。それで相手が蹴ってきても、跳ね返せばいい」(城市監督)と、昌子と野原を軸に、強固なブロックを形成し、跳ね返し続けた。そして終盤に山本健を投入すると、66分にカウンターから前線で谷尾が素早くバイタルエリアの山本健へパス。山本健はボールを受けると、反転して決勝弾をたたき込んだ。

 圧巻の勝利だった。チームは続く準々決勝で敗れたが、「あの流通経済大柏に力で勝ったチーム」として、昨年とは別の形で全国に強烈なインパクトを残した。プリンスリーグ中国で惜しくも4位に終わり、3位までに与えられる高円宮杯全日本ユースは出場できなかったが、谷尾が川崎フロンターレに、昌子が鹿島アントラーズに入団が内定し、2人のJ1リーガーを擁するチームとして、注目を集めると、選手権予選では境に5年越しのリベンジを果たし、5年ぶりの選手権出場を決めた。
「ようやく僕たちが望んでいる舞台に立てる。ここからが僕たちの新たなスタート」(昌子)、「昨年の3年生のためにも、どうしても今年は出たかった。インターハイが終わって、チームとして選手権1本に絞って、ここまでやってきた。全国で戦う準備はできている」(谷尾)、「今年はどうしても選手権に出たかった。このチームは国立を狙えるチームです」(城市監督)

 米子北の旋風はまだ終わっていないし、2年経ってもその勢力は維持されている。それにインターハイ、高円宮杯全日本ユースで起こしたが、まだ選手権でその風は吹き荒れていない。今大会、初戦でいきなり静岡学園と激突するが、これを突破した瞬間に『米子北旋風』は一気に加速する。今、その準備は整った。わずか2年という短期間で吹き荒れた米子北旋風は、いよいよ関東上陸に向け、その勢力を強めている。


<了>

昌子くん擁する米子北高校を紹介するコラムである。
この一年でシンプルな攻撃一辺倒から多彩な攻撃バリエーション持つチームへと成長したとのこと。
その陰に昌子くんの成長が隠されておる。
強固な守備で攻撃を弾き返し、正確無比なロングキックで攻撃の起点となるのだ。
全国高校選手権で米子北旋風を起こすべく、昌子くんには奮戦して欲しい。
楽しみである。

大迫、ゴールを狙え

2010年12月29日 | Weblog
鹿島大岩が先発 天皇杯きょう準決勝
 天皇杯準決勝が今日29日、東京・国立競技場ほかで行われる。鹿島は今季限りで引退表明したDF大岩剛(38)の先発が決定的で、J2に降格した東京と激突。

 大岩が10月16日の湘南戦以来、約2カ月半ぶりに公式戦で先発する。DF岩政が右足足底筋腱(けん)損傷で離脱し、ベテランに白羽の矢が立った。「(岩政)大樹に決勝はプレーさせてやりたい」と必勝を誓った。最後のホームとなった25日名古屋戦はセレモニーで号泣。「みんなで喜び合うラストチャンス。優勝までたどりつきたい」と3年ぶり王座を見据えた。
 [2010年12月29日8時8分 紙面から]

鹿島はACLへ執念、F東京は「国立男」平山が闘志…天皇杯準決勝

 ◆第90回天皇杯サッカー ▽準決勝 鹿島―F東京(29日午後3時・国立競技場) 天皇杯は29日、国立競技場とエコパで準決勝2試合を行う。鹿島と対戦するF東京のFW平山相太(25)は、国立競技場では国見高時代から過去14戦19発と相性は抜群。リーグ戦でチームはJ2降格が決定したが、長身ストライカーの爆発で、F東京初の決勝へと導く。

 ◆小笠原「ACL出たい」天皇杯Vに執念…鹿島
優勝チームには来年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられるだけに、鹿島MF小笠原は「ACLは絶対に出たい。出るだけじゃなくて(ACL優勝チームが出場できる)クラブW杯でも勝ちたい」と1年後に日本開催となるビッグマッチを見据えた。この日は大船渡高時代の恩師、斎藤重信氏(現盛岡商サッカー部監督)が練習を見学するなど、発奮材料は多い。

 ◆“国立男”平山、クラブの「歴史作る」…F東京
19発男のF東京FW平山が、国立で大観衆を沸かせる。国見高時代から慣れ親しむ聖地を「いいイメージを持っている」と闘志を燃やした。鹿島を倒し、決勝に進出すれば、元日にサッカーの試合をするのはチームにとっても、自身にとっても初となる。「歴史を作るチャンス」と意気込む「国立男」が、首都に最高のお年玉をもたらす。
(2010年12月29日06時01分 スポーツ報知)

天皇杯 鹿島、FC東京ときょう準決勝 大迫、2戦連続弾誓う

【写真説明】
準々決勝で決勝点を決め、活躍が期待される大迫=クラブハウスグラウンド


サッカーの第90回天皇杯全日本選手権準決勝は29日、各地で2試合を行い、鹿島は国立競技場でFC東京と対戦する。キックオフは午後3時。相手は来季J2降格が決まっているとはいえ、190センチ平山を中心とした高さと前線の攻撃力は脅威。けがで欠場する岩政の穴を全員で乗り切り、来年元日の決勝に駒を進められるか。

3年ぶりの優勝まであと2試合。25日の準々決勝後には、今季限りで引退する大岩の引退セレモニーも開かれ、「(大岩)剛さんのためにも」という強い団結の下、士気は高い。

FC東京に対して中田は「落ちるようなチームじゃない」と話すように日本代表経験者は数多く、今野、米本、梶山ら各ポジションに選手がそろう。

特に注意すべきがFW平山。鹿島は準々決勝で右足足底筋腱(けん)を痛めた岩政が欠場するため、ハイボールへの対策を迫られる。岩政の代役には、準々決勝でも途中出場した大岩が入る見込み。「いいボールを落とさせないようにすること、セカンドボールへの意識も大切」と、10月16日湘南戦以来となる先発に意欲を燃やす。コンビを組む日本代表・伊野波も、「剛さんは流れを読む力を誰よりも持っている。全く不安はない」と自信を見せる。

準々決勝は2トップがそろって得点。前線で大迫が高いキープ力を発揮することで、攻めのリズムが生まれた。「国立の芝は好き」という背番号9は、「久々に得点できたので、イメージはいい。自分のプレーを心掛けたい」。勝利を引き寄せる、2戦連発弾を誓った。


ACLへの思いを語る小笠原満男である。
この試合のキーマンと言えよう。
満男のボール奪取からの攻撃に期待したい。
大岩が守り、大迫がゴールを決めれば、アジア・チャレンジが見えてくる。
気持ちを込めて国立へ向かいたい。

Carlão、本人の弁

2010年12月29日 | Weblog
Carlão despede-se: «Desejo boa sorte a todos»
Por Luis Filipe Simões



Carlão esteve hoje em Rio Maior onde se despediu dos companheiros de equipa. O avançado brasileiro, segundo melhor marcador da Liga, está de malas feitas para o Japão onde irá jogar no Kashima Antlers.

«Espero passar o fim de ano no Brasil e só depois devo ir para o Japão, devendo ser apresentado a 23 ou 24 de Janeiro. Aproveito para dizer aos meus companheiros que acredito muito neles e tenho a certeza que este clube vai terminar o campeonato entre os primeiros. Boa sorte a todos», afirmou.

No final deixou uma mensagem de esperança em excelente campeonato do Leiria:

«Um jogador não faz uma equipa e por isso a minha saída não vai alterar em nada a ambição que temos mostrado»
20:09 - 28-12-2010

日本に来ると語るCarlãoである。
本人の弁が出た以上、確実と言って良いのでは無かろうか。
Carlãoと共にアジアを制し、世界へと出したい。

ファビオ・サントス、ラツィオが興味

2010年12月29日 | Weblog
Lazio quer o gremista Fábio Santos como reforço, afirma jornal
Os rumores sobre o interesse do Lazio em Fábio Santos atravessaram o oceano e chegaram à Europa. De acordo com o jornal italiano “Corriere dello Sport”, o clube romano quer contratar o lateral-esquerdo, que se desligou do Grêmio na última semana, na próxima janela de inverno europeu.

Segundo a publicação, o time de Hernanes e André Dias já havia demonstrado interesse em Fábio Santos em 2010, mas os € 2 milhões (R$ 4,4 milhões) pedidos pelo Grêmio o fizeram desistir do desejo de contratar o jogador. Agora, o reforço viria a custo zero.

O diário garante que o Lazio é o primeiro da lista de clubes interessados em Fábio Santos, embora também concorra com força o Corinthians, o japonês Kashima Antlers e o Monaco. O terceiro colocado do Campeonato Italiano pretende que o lateral brasileiro, que tem passaporte português, seja um reforço diante dos contínuos problemas físicos do espanhol Javier Garrido, que faz a primeira temporada na Lazio.


2006年に鹿島に所属しておったFSことファビオ・サントスにイタリア・セリエAのラツィオが興味を持っておるとのこと。
これは出世である。
ここ数年低迷しておったラツィオであるが、スクデットをも狙えるポジションにおる。
ここは補強をしたい気持ちも理解出来よう。
補強ポイントは左SBとこと。
FSに白羽の矢が立った様子である。
2006年のFSは左SBとしても、攻撃的MFとしても未完成で、我等の気持ちをハラハラさせたものである。
まだまだ若かったということであろう。
年齢を重ね、経験を積み、サッカー選手として成長を見せた結果が、二度目の欧州移籍である。
前回、2008年にモナコに移籍した際は成功したとは言えぬ。
今回は飛躍して欲しい。
楽しみにしておる。