鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

エルゴラッソの評点

2006年07月31日 | Weblog
曽ケ端準  6.0
内田篤人(HT) 4.5
岩政大樹  6.5
大岩剛  6.5
新井場徹  7.0
青木剛  6.5
フェルナンド  7.0
小笠原満男  6.5
ファビオ・サントス(76分)  6.5
柳沢敦(76分)  4.5
アレックス・ミネイロ  6.5
中後雅喜(←18)  6.5
野沢拓也(←13)  6.5
本山雅志(←20)  7.5
パウロ・アウトゥオリ  6.5

※前田 6.5
 森島 6.5
 西澤 5.5
 大久保 5.5

後半からの登場にもかかわらず、アシスト2、積極的なシュートも二つの本山がダントツの7.5は納得。
勝利への貢献は非常に大きい。
得点のフェルナンドの7.0も付けたくなる気持ちは分かる。
だが、本当にこの評点でいいのか?
致命的なパスミス(というより不用意な相手へのプレゼント)をしていたことを見逃していないか?
その他でも貢献度という意味ではマイナス面も小さくなかったはずである。
それ以上に、篤人と敦の4.5である。
若手注目度ナンバー1と日本代表FWということで辛めと言うには厳しすぎる。
確かに前半で交代させられたDFと決定的なシュートを外したことは周知の事実ではあるが、守備的なミスはなく0に抑えたこととポストによる攻撃に起点は誰の目にも効いていた。
シュート0の西澤や決定的なチャンスにクロスを上げて無得点の大久保より下というのは全くもって納得できない。
得点を上げたアレックス・ミネイロもフリーを外しているし、野沢もしかり。
個人的な評点ではなく、有料情報として世の人々に影響のある活字である。
試合を観ていない人々への影響というモノを理解しているのであろうか。
選手には死活問題である。
自分たちの信用にも関わるということも考慮すべきである。
試合全体を通して・選手全てにおいて・観るべき目を養い、マスコミである自分たちへの責任を考えて欲しい。

日刊スポーツより

2006年07月30日 | Weblog
本山2アシストで鹿島3連勝/J1
<J1:鹿島2-0C大阪>◇第16節◇29日◇カシマ
 鹿島MF本山が、2アシストの活躍でチームを3連勝に導いた。後半開始から出場。0-0で終了が近づいた42分、MF野沢の低空クロスを「見えていた」と右かかとで後方のMFフェルナンドへ落として先制点を演出すると、終了間際にも左サイドからのパスで追加点を導いた。「使ってもらえると思っていた。得点を決めたかったですね」と笑った。
 今季序盤は体調不良に苦しみ、W杯代表からも落選した。5月以降は5戦中3戦で控えに甘んじた。精神的なショックは大きかったが「すべて自分の問題」と正面から受け止めた。中断期間中に長年の悩みの種だった親しらずを抜歯。練習後は同僚と銭湯に繰り出してきずなを深めた。レギュラーを目指す原点に立ち返ることで、闘争心を取り戻した。
 上位陣の勝ち点が伸び悩む中で3連勝。アウトゥオリ監督は「私は日本一幸せな監督。素晴らしいベンチメンバーを抱えている」と評価した。鹿島が司令塔の復活とともに首位奪取への視界を広げた。
[2006年7月30日8時45分 紙面から]

後半の頭からの投入で積極的にゴールに向かっていた本山がゲーム終盤に二つ仕事をし快勝。
本山はミドルに突破にパスと完全に輝きを取り戻したと言える。
そして結果に結びついた。
しかし、途中出場…
リッピがロベルト・バッジョをベンチに置き続けたように、本山もフル出場は叶わないのであろうか。
だとしたらそれはとても残念である。
ベンチにいては至宝も輝きようがない。

鹿島が主導権も得点は奪えず/J1
<J1:鹿島2-0C大阪>◇第16節◇29日◇カシマ
 鹿島が序盤に主導権を握った。開始1分にMFファビオ・サントスが直接FKで相手ゴールを脅かすと、中盤が細かいパスから素早く前線に送り出して好機を演出。前半19分にはFW柳沢が左足シュートを放ったが、惜しくもGKに阻まれた。
 C大阪は従来の4バックから、3-5-2の布陣へ変更。チーム全体で守備を意識した戦いで猛攻をしのいだ。鹿島は後半16分にMF小笠原がフリーでシュートを放ったが、ゴールポストを直撃。36分にはFWアレックス・ミネイロのヘッドがクロスバーに跳ね返されるなど不運が続いた。それでも42分にMFフェルナンドが押し込み先制。終了間際にも加点して3連勝を飾った。
[2006年7月29日21時22分]

しかし、試合を最後まで見ずに記事を作り、直しはしたもののタイトルまで気が回らないのは何とも間抜けな話である。

Jリーグ第16節 セレッソ大阪戦

2006年07月29日 | Weblog
何故にこれほど苦労するのだ。
これほど自由にプレイでき、チャンスも作り、シュートも撃てる。
しかし、得点にならない。
フラストレーションのたまる試合であった。
イライラが募るとはこのこと。
小笠原満男のシュートがポストに嫌われ、アレックス・ミネイロのヘディングがバーに阻まれたときには、勝利を諦める気持ちすら過ぎった。
自分を悔いる瞬間であった。
やはり、好調の⑩番本山雅志が大仕事をして抜けた。
トリッキーなアシスト。
決めたのは前節同様フェルナンド。
追加点も本山のアシストでアレックス・ミネイロ。
背負っているモノ(⑩番)を見せつける活躍である。
三連勝の原動力は明らかに本山。
臥薪嘗胆。
代表から漏れ、サブに甘んじる⑩番と波に乗れず上位につけられぬチームへの試練であった。
弱い相手に苦労をしメンタルを鍛えたとも言える。
この躍動を上海の地に持ち込もうではないか。

大樹はドンキーヘッド

2006年07月29日 | Weblog
スポニチ
鹿島・岩政「ポスト中沢」名乗り
“ポスト中沢”最有力候補の鹿島・岩政は的確なポジショニングが魅力
 J1第16節は29日、各地で7試合が行われる。代表引退の意思を固めたDF中沢佑二(28=横浜)に代わるセンターバックの新戦力が注目されるが、その1人が中沢に匹敵する強さと高さを誇る鹿島の岩政大樹(24)だ。ホームでC大阪の攻撃を封じ、オシムジャパン入りに名乗りを上げる。同じく注目の田中マルクス闘莉王(25=浦和)は、腰痛で別メニューだった。
 グラウンドに岩政の声が響きわたる。ミニゲームでは味方に指示を出し、激しく体をぶつけては相手の攻撃を封じた。C大阪戦に向け、闘志が肉体からにじみ出ていた。
 1メートル87は中沢と全く同じ。1対1の強さ、空中戦に負けない高さも共通している。鹿島では“ボンバーヘッド”よりも“ダイキヘッド”が有名だ。「(中沢と)確かにかぶる部分はある。中沢さんは20代後半の年齢からでも伸びていった。自分も常に成長したい」と共鳴する部分は多い。
 岩政のもう1つの武器は頭脳だ。東京学芸大数学科を卒業し、サッカーも理詰めで考える。足は決して速くない方だが、抜群のポジショニングで弱点をカバーする。「ポジショニングにこだわっているし、それは命」と話す。自己分析だけでなく、試合を読む的確な判断力も大きな魅力だ。
 A代表の経験はないが、ジーコ前監督から興味を持たれた時期もあった。中沢の代表引退によって、オシム監督が新たなセンターバックを探しているのは間違いない。C大阪戦で高い守備能力を発揮すれば、トリニダード・トバゴ戦(8月9日)での代表デビューも夢ではない。
[ 2006年07月29日付 紙面記事 ]

頭脳派でポジショニングと判断力ということならば宮本の後継者ではかろうか?
まあ、宮本は代表を引退していないので(中澤も報道されているだけで、本人からの公式コメントはないが)、中澤の後継者を挙げて記事作りをしただけだが。
この代表に偏った報道はどうにかならないモノなのだろうか。
まず、Jありき。
ここを見誤られても困る。
そして、
>鹿島では“ボンバーヘッド”よりも“ダイキヘッド”が有名だ。
こんなこと言ってる人間を見たことも聞いたことも無い。
強いて言えば“ドンキーヘッド“であろう(大学時代の呼称)。
紙面に写真付きで載るのは喜ばしいことではあるが、誤報はマイナスでしかない。

>1メートル87は中沢と全く同じ。
何時の間に伸びたのだろう。
昨季までの公式データは1?86?だったはず。
成長はとどまるところを知らないと言うところか。

フェル豪快弾

2006年07月28日 | Weblog
スポニチ
頭脳プレー、フェルナンド35メートル弾
[06.07.27]
 鹿島MFフェルナンドと小笠原の“頭脳プレー”で決勝点が生まれた。後半40分、ゴール正面右約35メートルの直接FK。小笠原が味方にファーサイドに寄るよう指示を出して蹴ると見せかけ、隣に立っていたフェルナンドが左足で空いていたニアに直接放り込んだ。
 決勝点を挙げたヒーローは「ずっと練習で取り組んでいる形。どっちが蹴るかとか、そこでの話し合いは必要ない。そのときの状況次第で蹴っている」と、あうんの呼吸を強調した。これで2連勝。チーム状態も上がってきた。

あまり評判になっていないが、復帰後のフェルナンドは絶好調である。
復帰とはナビスコ杯準々決勝2nd leg. アウェイのガンバ大阪戦である。
先制弾のアシストをした本山へのパスは見事であったし、その後も読み切ったパスカット、ゴール前への上がりと助っ人らしい働きを見せている。
退場となった川崎フロンターレ戦においても、退場前のチームの連動はフェルナンドがいてこそ。
そもそも、テレビ放送では映っていないため認識している人間が少ないのだが、1枚目のイエローカード自体が誤審である。
退場が無ければ、あの試合を落とすことなく現在に至っていたことは事実である。
フェルナンドは守備的なポジション故、過去の助っ人に比べ表舞台に立つ機会が少なかった。
が、ここに来て青木とのコンビが熟成されたためお互いに良いプレイを見せている。
セントラルMFの固定で勢いを付けて上に駆け昇ろうではないか。

Jリーグ第15節 アルビレックス新潟戦

2006年07月26日 | Weblog
1-0(ウノ・ゼロ)我らの望む結果となった。
思い起こせば、今季は2試合目の1-0である。
あまりにも脆いDFを抱えながらここまで来ている。
というのも、チームの背骨とも言えるボランチ二枚が安定しなかったことに要因があると睨んでいる。
この前に1-0で勝利した試合では本田主将がフル出場し締めていた。
そして、この試合。
今季初の青木+フェルナンドのベストパートナーがフル出場。
やはり、昨季の躍進を支えたこの二人のコンビネーションは揺るぎない。
そしてワールドクラスのFK。
ここからが本当の再開だと言い切れる。

篤人のエール

2006年07月25日 | Weblog
ニッカン
鹿島DF内田、準決勝の相手横浜にエール
 売り出し中の鹿島DF内田篤人(18)が、ルーキーらしくナビスコ杯準決勝で対戦する横浜へエールを送った。横浜MF田中隼に「お互いに好プレーを見せてサポーターに良い試合を見せられるよう頑張りましょう」と語り掛けられると「横浜はビッグクラブ。試合ができて光栄。お互いに頑張りましょう」と初々しくコメントした。テレビ電話の画面では常に笑顔を絶やさず、チームを代表しての大役を楽しんでいた。
[2006年7月25日8時25分 紙面から]

そう、横浜Fマリノスはビッグクラブなのである。
元はと言えばマリノスとフリューゲルスが合併して出来た球団。
大きくて当然、勝って当然のクラブなのである。
我らは挑まねばならぬ。
背後に潜む帝国主義に。

06年度ナビスコ準決勝ドロー

2006年07月24日 | Weblog
ナビスコ杯準決勝の対戦決まる
 Jリーグは24日、東京・本郷の日本サッカーミュージアムでナビスコ杯準決勝組み合わせ決定ドローイングを開催した。4強に残った鹿島からDF内田篤人、千葉からMF山岸智、川崎FからDF伊藤宏樹、横浜からMF田中隼磨の4選手が、それぞれのクラブハウス(鹿島は遠征先の新潟県内のホテル)からテレビ電話を使って出演。抽選の結果、横浜-鹿島(第1戦9月2日=カシマ、第2戦同20日=日産ス)千葉-川崎F(第1戦9月3日=等々力、第2戦同20日=フクアリ)の組み合わせとなった。準決勝はホームアンドアウエー方式で開始はいずれも午後7時から。抽選を終えた横浜田中は「鹿島といい戦いをして、勝って決勝へ行きたい」。鹿島内田は「とりあえずいい試合ができればいいと思ってます」。千葉山岸は「お互い攻撃的なチーム。打ち合いを制せれば」。川崎F伊藤は「できれば打ち合いは避けたい。胸を借りるつもりで戦いたい」とそれぞれコメントした。なお、決勝は一発勝負で、11月3日(東京・国立競技場)に行われる。
[2006年7月24日15時33分]

昨年から勝ち星の無い横浜Fマリノスとの対戦に決定した。
特に昨季はアウェイでは青木の欠場が響き逆転負け、ホームでは満男の怪我・大岩の出場停止が効いて完封負け、とてつもなく悔しい思いをさせられた。
しかし、2004年度の対戦では3-1と本山が退場しながらも大きく勝ち越している。
ちなみにこの年は2試合とも本山が退場している。

連敗脱出

2006年07月23日 | Weblog
ニッカン
鹿島は小笠原のゴールで突破口/J1
<J1:鹿島4-2東京>◇第14節◇22日◇松本
 鹿島は日本代表MF小笠原が、気迫の同点ゴールで勝利をたぐり寄せた。1点を追う前半44分、DF内田の右クロスをファーサイドで待ち受け、ヘディングで得点を奪った。4月2日の大宮戦以来、今季通算3ゴール目。珍しく頭で押し込んだ得点に「初ゴール以来2度目ですよ。監督が最も要求していた、勝とうという思いが出た試合だった」と手応えを口にした。
[2006年7月22日22時58分]

スポニチ
内田 前向きプレーで鹿島救った
 【鹿島4―2FC東京】鹿島のU―19日本代表DF内田の積極性が勝利を呼び込んだ。相手に先制点を許す嫌な流れだった。
 アウトゥオリ監督が「あの同点が大きかった」と振り返るシーンは前半ロスタイム。「ニアに(相手が)見えたから」とファーポストに送った内田の右クロスは、MF小笠原の頭にピタリと合った。後半2分にはDFのすき間が見えると迷わずに右足を振り切った。
 「ふかさないよう心掛けた」という約20メートルのミドルは相手に当たってゴールへ突き刺さった。この前向きなプレーが、連敗で沈滞ムードのチームを活性化させ快勝劇を生んだ。
 「最近、練習の時から硬くなっていたので、リラックスするようにしていた」と笑う。U―21代表の井原コーチが視察する中で1得点1アシスト。度胸満点の右サイドバックは北京五輪の星となる可能性を秘めている。
[ 2006年07月23日付 紙面記事 ]

サンスポ
鹿島4戦ぶりのリーグ戦白星…A代表新任コーチら視察
J1第14節第1日(22日、FC東京2-4鹿島、松本平総合球技場)代表の新任コーチが視察するなか、各世代の代表候補が4試合ぶりのリーグ戦白星に貢献した。
まずはA代表・加藤好男GKコーチの視線を受けながら、日本代表MF小笠原が前半ロスタイムにヘディング弾。「いいボールが来ましたね。(Jの)初ゴールがヘディングだったんですけど、それ以来です」としてやったり。
その同点弾をアシストしたDF内田は後半2分、U-21日本代表・井原正巳コーチの目前で勝ち越しのミドル弾。18歳の新星が五輪世代入りをアピールした。「(井原コーチは)特別、意識していませんでした。まずは自分のことよりチームの勝利です」と笑顔だった。

4月29日以来のリーグ戦勝利。
ここからの反撃が期待できる4得点。
小笠原満男で追いつき、内田篤人が逆転弾、大岩剛で再び逆転、深井正樹が止め。
シュートは撃たせるが崩させない守りは、長期的に見れば良い方向に傾くであろう。
撃ち合いとなったが、最終的に大差で勝っているのも嬉しい。
この松本→新潟の長期遠征を制し勢いに乗っていきたい。

封印していた記憶

2006年07月22日 | Weblog
緊急生放送!久米宏が明かすジーコジャパン敗退の新事実!
TBSで放送されたワールドカップ関連番組である。
緊急の訳もなく、取材とインタビューを編集した制作には手のかからない作り。
おまけにDVDの宣伝でもある。
プロ野球オールスターの裏なので手を抜いたと思われる。
しかし、この番組で記憶から消し去りたい歴史的映像が流された。
そう、1994年1月16日1993年度Jリーグチャンピオンシップ第2戦の事件である。
今、ここで再び見直しても許されざる行為であることは認めざるを得ない。
悲しい歴史である。
後に多くの民衆はここに至るまでの偏った判定の数々を知らずにこの事件を語ることとなる。
もう語ることさえも口惜しい。
裏に付いた広告代理店(D通)の悪政と言ってしまえばそれで済むというものではない。
民は権力者に屈せざるを得ない悪しき歴史といえよう。
しかし、今回のこの番組ではPKとなる映像が放送された。
画期的なことである。
封印されていたこの映像を確認して多くの視聴者が理解をしたと思える。
「ファールではない」
という事実を。
ボールと相手選手の間に身体を入れる守備。
ごく一般的なディフェンスである。
DFの身体はボールに向き相手選手に向けていない。
足も出していない。
明らかに誤審である。
そしてPK。
ほぼ得点となる。
試合を壊し、歴史に泥を塗った。
この事実が日の目を見たというこの一点でこの番組には意味があった。
レフェリングがサッカーに及ぼす影響を視聴者が知ることとなったはずである。
Jリーグすら観ることなく日本代表を語る似非サッカーファンも日本サッカーを進歩させるために何が必要か考えるときが来たと言えるであろう。
審判の向上である。
明らかにレベルが低い。
誤審もさることながら、基準がドメスティックなのである。
これではJリーガーは世界レベルのサッカーで戦えない。
ジーコが以前から鹿島でアジア制覇を目指していたことでもよくわかる。
その目標は、代表に選手を取られJリーグと日程も考慮されず、ユースを加えて戦わざるを得ない現実に阻まれてしまったことも悲しき事実である。
もう、岡田だ上川だと個人を責めても意味がない。
審判の向上無きJリーグに明日は無い。
嘆いているだけでは進歩がない。
声を上げようではないか。
被害者のままでは悲しすぎる。

意欲は認める、がしかし

2006年07月21日 | Weblog
ニッカン
鹿島曽ヶ端も代表復帰意欲
 鹿島GK曽ケ端準(26)が、Jリーグ3試合で結果を残し、オシムジャパン入りを目指す。今年1月30日、代表の宮崎合宿で右膝窩(しつか)筋腱(けん)炎を起こし、5カ月以上のリハビリを経て、19日の川崎F戦で復帰したばかり。しかし復帰戦は前半途中で退場者が出て、数的不利から4失点を喫した。「復帰したばかりなので大きいことはいえないけれど、体調は万全です。Jで結果を出していけば代表復帰もある」。代表の新体制スタートまでは、週2試合ペースでリーグ戦3試合が組まれている。きっちり結果を残し、新時代を切り開く。
[2006年7月21日8時11分 紙面から]

いきなりの4失点で代表入りは暗雲と思える。
が、2002年にはピッチにこそ立っていないモノの代表のメンバーであったことは紛れもない事実。
GKの円熟は30歳以降、2010年は正に曽ケ端準の目標にしても良いとも思う。
しかし、その代表合宿で序盤を棒に振っていることを考えて欲しい。
代表選出の名誉に理解は示すが、クラブの勝利あってこそ。
今季は曽ケ端の勝率は0%である。
まずは足元を固めて、そこからスタートである。

FSスタメンへ

2006年07月19日 | Weblog
ニッカン
鹿島ファビオ・サントス間に合った
 鹿島MFファビオ・サントス(20)が、19日の川崎F戦(カシマ)でJリーグデビューする。6月にブラジルのサンパウロから移籍加入。順調に調整を重ね、リーグ再開初戦に間に合った。左サイドハーフでの先発出場が確実。
 08年北京五輪出場を目指すU-21(21歳以下)ブラジル代表入りを期待されているだけに「1カ月間の練習で、周囲との連係も高まった。日本でいい結果を出して、自分の存在を(母国に)知らしめたい」と闘志を燃やしていた。
[2006年7月18日19時24分]

練習試合では曽ケ端に叱咤されていたFSが遂に公式戦でベールを脱ぐ。
この首位川崎フロンターレ戦との試合は再開最初の試合というだけでなく今季のリーグ戦の行方を占う重要なものとなるであろう。
そこで、途中出場ではなく頭からの起用とのこと。
監督の期待の大きさが伺える。
彼存在を母国だけでなく世界中に知らしめる第一歩である。


サンスポ
小笠原&サントス、川崎戦では初コンビ結成し勝利狙う
19日の川崎戦でベールを脱ぐサントス。小笠原との必殺コンビ誕生だ
鹿島の日本代表MF小笠原が19日の川崎戦(カシマ)で、20歳の新外国人MFサントスと2列目の両サイドとして初コンビを結成する。この日の練習では連係プレーを最終確認。リーグ戦初先発初出場のサントスは「質の高い選手が多い。タイトルを狙えるよ」と意気込んだ。6月22日に合流した新助っ人は、ブラジルのユース各世代で代表入りしており、08年北京五輪代表候補に挙がっている逸材。W杯では精彩を欠いた小笠原が強力なパートナーを得て、まずは勝ち点5差の首位チーム相手に輝きを取り戻す。

満男との2列目の連携も深めた模様。
何はともあれ、本日の勝利への貢献が重要である。

再開の前夜に

2006年07月18日 | Weblog
スポニチ
柳沢 動き◎“戦闘集団”引っ張る
 鹿島FW柳沢が戦う集団の先頭に立つ。19日の首位川崎F戦に向けた戦術練習ではアレックス・ミネイロと2トップを組み、鋭いシュートでゴールを決めた。ミーティングではアウトゥオリ監督が「戦えない選手は使わない。そういう選手はすぐにベンチだ」 と猛ゲキ。緊張感のある練習で、柳沢の動きが目立った。「監督のもとでチームの方向性や、やるべきことが見えている。厳しい練習をやれている」 。首位を叩いて波に乗る。
[ 2006年07月18日付 紙面記事 ]

水戸ホーリホックとの練習試合・オールスターでは不発となり我等を不安にさせたが、月曜の練習では復調を見せた様子。
鹿島のリーグ制覇はこの男と共にあったことは紛れもない事実である。
「優勝するために還ってきた」
リーグ終了日に、そう豪語させたい。
ボール周辺しか観ることの出来ないサッカー観戦素人には、ボールをフリーで受けているにもかかわらず、パスをしてしまったり、スルーするようにしか見えないのであろう。
悲しむべき事実である。
だが我等は、無能な観戦者と同レベルでサッカーを語る必要はない。
何故、柳沢敦がフリーでボールを受けているのか?
何故、柳沢敦がスルーできるのか?
何故、柳沢敦がパスを選択できるのか?
何故、柳沢敦がボレーシュートを撃てるのか?
少々考えてみるだけでわかるはずである。
サッカーを理解していれば、この男が鹿島のエースであること(また日本代表に選ばれ続けること)、当然の結果である。
移籍していた期間においてチャンスが減った事実を見逃すことは出来ない。
しかし、ゴールが欲しい。
これもまた事実である。
多くは望むまい。
1-0(ウノ・ゼロ)。
鹿島の目指すサッカーの原点へ戻れば、多くのゴールでも特定選手のゴールでも無いことを思い出すはずである。
薄氷を踏みながら最後に笑うのだ。
勝利。
その為に戦う選手と共に聖地へ赴こう。