鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

U-16日本代表 トレーニングマッチ アメリカ戦

2014年04月30日 | Weblog
U-16日本代表 イタリア遠征 トレーニングマッチ アメリカ代表戦試合結果


トレーニングマッチ
2014年4月29日(火) 18:50キックオフ 60分(30分ハーフ)
Savogna(イタリア)

U-16日本代表 3-1(前半2-0、後半1-0) U-16アメリカ代表

得点
16分 佐藤颯汰(U-16日本代表)
17分 菅大輝(U-16日本代表)
42分 菅大輝(U-16日本代表)

スターティングメンバー
GK:大迫敬介
DF:吉田峻、 麻田将吾、斧澤隼輝 、西本卓申
MF:阿部雅志、梶山幹太、佐藤颯汰
FW:佐々木匠、菅大輝、半谷陽介

サブメンバー
GK:谷井宏気
DF:加藤潤、イヨハ理ヘンリー、渡辺皓太
MF:伊藤遼哉、池田太成、神田遼太郎

交代
なし



マッチレポート
大会は予選リーグ敗退という結果で終わりましたが、同じく状況だったアメリカ代表とトレーニングマッチを行いました。
試合は立ち上がりから激しい主導権争いが続き、なかなかボールが落ち着きません。
そんな中、16分に狙い通りの形から佐藤颯汰(日章学園中学校)が冷静にシュートを流し込み先制点を挙げると、直後の17分にゴール前で一瞬フリーの状態になった菅大輝(コンサドーレ札幌U-18)が目の覚めるような弾丸シュートを突き刺し、追加点を奪いました。
一気に2点を失い、精神的、体力的なダメージを受けたアメリカでしたが、その後は粘り強い守備で前半を凌ぎます。
後半に入り、42分には再び前線の献身的なボールプレスから奪ったボールを菅が確実に決め、スコアを3-0とし、リードを広げます。
試合前に吉武監督から掲げられたチームとしての目標を達成しようとその後も必死にボールを追いかけ追加点を奪いに行く選手たちでしたが、そのまま試合は動かず、3-0のスコアで終了しました。
4/30は17:30からザンビア代表とのトレーニングマッチを予定しています。

監督・選手コメント
吉武博文 監督
世界大会常連のアメリカに対し、主導権を握りボールを保持することはできませんでした。しかし相手に自陣内へボールを運ばせることはなく、前線からの連続したボールプレスを60分間繰り返すことができました。結果的に相手陣内でボールを奪い、素早いショートカウンターから3得点につなげる形になりました。ただボールを奪った後、ピッチ全体をうまく使って長く保持するという点については課題が残りました。明日の最終戦でこれまでの課題を克服できるようなザンビア代表とのゲームにしたいと思います。
梶山幹太 選手(名古屋グランパスU18)
今日の試合は前線からボールを奪いに行き、点に結びつけることができました。しかしボールを保持し続けることができず、自分たちのペースで試合を進めることもできず、ミーティングで話し合ったことがうまく形にできませんでした。次のプレーを早く決めて、近くの仲間と相談してボールを保持し続けられるように、明日の練習や試合で試していきたいと思います。
斧澤隼輝 選手(セレッソ大阪U-18)
デッレナツィオーニトーナメントの第4戦という意識で臨んだ試合で、結果として勝利することはできましたが、今回の遠征を通じて「平均得点2点」という目標を達成できず、とても悔しいです。試合内容としては前からプレスにいけて、ボール保持の時間も長かったので、その点についてはよかったと思います。しかしまだボールを失うことも多く、相手のカウンター攻撃を受けてしまうこともあるので、その部分を改善していきたいと思います。明日の試合もチーム全員で一丸となって勝ちにいきたいと思います。
イヨハ理ヘンリー 選手(サンフレッチェ広島ユース)
ベンチから今日の試合を見ていて、特に「相手がどういう形でプレーしてくるのか」というところを意識して見ていました。それに対してベンチから仲間に声を掛けたり、前線から休みなく守備を繰り返すメンバーと繋がりをもって1試合戦えたと思います。明日のザンビア戦に向けてピッチの外から見て感じたことや考えていたことをうまく摺り合わせ、自分のプレーに活かしていきたいと思います。明日はデッレナツィオーニトーナメントの第5戦という設定で試合を行うので、優勝のかかった決勝戦と同じモチベーションで戦いたいと思います。
渡辺皓太 選手(東京ヴェルディユース)
今日は出場機会がありませんでしたが、チームが勝利したことで安心しました。立ち上がりは相手の寄せの早さにボールを回すことができませんでしたが、先制してからはボールも回るようになり、前線でボールを奪うことができ、そこから攻撃に転じることができました。明日も試合があるのでいい準備をしていきたいと思います。


アメリカ代表とのトレーニングマッチを行ったU-16日本代表である。
西本卓申くんはDFとしてフル出場し、完封勝利に貢献しておる。
このチームの土台は朧気ながら見えてきた。
今後の成長に期待大である。

本山、練習試合出場

2014年04月30日 | Weblog
2014年04月30日(水)

ユースと10分程度の練習試合を6本行い、赤崎選手のゴールで1-1と引き分けました。なお、練習試合に出場しなかった選手たちは軽めのトレーニングで調整をしました。

ユースとの練習試合に出場した本山である。
今季はユースとの試合を多く組み、試合感の維持に努めるとともに、ユースの経験値アップを行っておる。
より内容の濃い練習を行い、トップ、ユース共にレベルアップしていくと思われる。
日々の積み重ねが強い鹿島となっていくのだ。
鹿島が鹿島であることを胸に刻んでプレイして欲しい。
成長を楽しみにしておる。

マインツ・パク・チュホ、韓国に帰国中

2014年04月30日 | Weblog
W杯出場を目指すパク
マインツ|足の手術のため、既に今季絶望が確定しているパク・チュホ。現在韓国人SBは母国へと戻っており、ブラジルW杯への出場に向けて復調を目指している所だ。



右足の炎症の治療のため、手術を受ける事となったパク・チュホ。

昨夏にバーゼルより加入した同選手は、今季はリーグ戦27試合に出場、3得点1アシストをマークしている所だ。(kicker採点3.46)

なお現在マインツは、EL出場権獲得圏内となる7位につけており、次戦ではCL出場権を争うグラードバッハと、そして最終節では降格争いを演じているハンブルガーSVと対戦する。


負傷離脱中のマインツのパク・チュホである。
今季のブンデスリーガへの出場は絶望であるが、ブラジルW杯への出場を目指しておるとのこと。
粘り強い守備と果敢なる攻め上がりを世界に披露することができるであろうか。
良い報を待っておる。

恋するSPECTACLE ~June Pride~

2014年04月30日 | Weblog
アントラーズ×ホームタウン連携婚活企画 「恋するSPECTACLE ~June Pride~」
2014年04月30日(水)

鹿島アントラーズFCおよびアントラーズホームタウン協議会は、6月1日(日)に行われるJリーグヤマザキナビスコカップ 鹿島アントラーズ vs清水エスパルス戦で、連携婚活企画として「恋するSPECTACLE~June Pride~」を実施します。

[イベント日時]
2014年6月1日(日) 11:30~14:25 (受付開始11:00)
[対象カード]
Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ第7節 vs清水エスパルス(15:00キックオフ)
[場所]
鹿嶋市立スポーツセンター 会議室1~3/ロビー
[募集]
2014年5月3日(土・祝)~10日(土)まで
[参加条件]
25歳~40歳くらいまでの独身男女各15名(申込者多数の場合は抽選)。
ただし,男性はホームタウン(鹿嶋市,潮来市,神栖市,行方市,鉾田市)在住者に限る。
[参加費]
男性:8,000円 女性:5,000円
※ホームタウン食材を生かしたビュッフェ及び観戦チケット代含む
※アルコールの準備はございませんので、ご了承ください
[申込み]
アントラーズファンクラブ事務局 TEL:0299-82-5555(10:00~16:00)
[主催]
(株)鹿島アントラーズFC
[協力]
アントラーズホームタウン後援会

※応募通知については、ファンクラブ事務局より当選者の方に通知させていただきます。
※当選された方は通知に基づき、参加費をお支払いください。お支払いが確認された段階で、申込み完了となります。
※観戦チケットは当日のお渡しとなります。カップリングされたペアの方はメイン側指定席、不成立の方はバック側指定席をご案内させていただきます。
※お問い合わせについては、ファンクラブ事務局(TEL0299-82-5555/10:00~16:00)まで


「恋するSPECTACLE~June Pride~」を実施する鹿島アントラーズである。
6月1日のナビスコ杯清水線に於いて、男女のマッチングイベントとして催されるとのこと。
是非とも独身男女には積極的に参加してほしところ。
こうして巡り合える王子様王女様は素晴らしい伴侶となろう。
何より、愛するクラブが鹿島であることは素晴らしいこと。
異なるクラブを応援する二人が共に暮らすのは苦痛が伴う。
鹿島の状況に一喜一憂を同じくするのは幸せのカタチである。
ただ、次回より、ホームタウン制限を撤廃して、鹿島を愛することを前提とすべきかと思う。
恒例行事として発展していくことを願う。

清水戦レビュー

2014年04月30日 | Weblog
【J1:第10節 鹿島 vs 清水】レポート:最後の最後にチームの結束を取り戻した鹿島が清水を突き放し、ホームでの連敗を3で止める!(14.04.30)
4月29日(火) 2014 J1リーグ戦 第10節
鹿島 2 - 1 清水 (15:03/カシマ/15,077人)
得点者:5' オウンゴール(鹿島)、57' ノヴァコヴィッチ(清水)、79' ルイスアルベルト(鹿島)
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この試合7本目のCKを左コーナーに立った野沢拓也がファーサイドに蹴ると、競り合いのなかでこぼれたボールが植田直通の前に転がってきた。渾身のシュートを放つもゴールラインに立っていた吉田豊が弾き返す。それをダヴィがダイレクトで合わせたが、今度はポストがはね返し、こぼれ球を拾った野沢がふわりとあげたクロスを、すばやく体勢を整えたダヴィがファーサイドに山なりのヘディングシュートを放つ。しかし、これもゴールラインに立つカルフィン・ヨン・ア・ピンが頭で弾き出した。連続して続く決定機で、いずれもゴールラインを割ることができない。しかし、昌子源は、ヨン・ア・ピンのクリアが目の前に飛んでくる短い時間のあいだ、冷静に状況を見極めていた。
ヘディングシュートを狙おうと思えばできなくはないが少し距離が遠い。より確実にゴールを決めるため最善の選択肢を探していると、ルイス・アルベルトがゴール前にフリーで立っていることに気がついた。
「いま振り返ってもナイスプレーだったと思う」
シュートを打ちやすい絶妙な位置へヘディングを落とすと、交代したばかりだったルイス・アルベルトが豪快に左足を振り抜き、1-1の膠着状態からチームが一丸となって清水のゴールをこじ開けた。

「1点を取るまでは良かったのですが、そのあとは自分たちで自分たちのクビを絞めてしまいました」
試合後、トニーニョ・セレーゾ監督はチームに対する苦言から会見をスタートさせた。ホームで3連敗していたなかで迎えた試合は、5分に幸先良く先制点を奪う最高の滑り出しだった。しかし、「自分が自分が、となってしまった」と監督が嘆いたように、チームとしてゴールを奪うのではなく、個の力で得点を目指そうとするかのような独善的なプレーが、いつになく増えてしまう。「チームが勝つのが一番重要なテーマであり、達成しなければいけない目標」(セレーゾ監督)のはずが、「それを忘れてしまった何人かの選手が存在した」。そのため多くのチャンスをつくりながらも得点が奪えず、逆に清水のカウンターを呼び込むようなプレーが増え、57分に同点に追いつかれる苦しい試合展開だった。
それでも、最後の最後にチーム全体が結束し、ゴールを奪えたことは大きい。「(昌子)源が打てる局面だったかもしれないが、パスを出してくれた。なので、源が50%、私が50%の得点だった思う」と話したルイス・アルベルトの言葉がそれを象徴する。

清水としては、前半から河井陽介、大前元紀がサイドから仕掛け、そこに左サイドバックの吉田豊がすばやくサポートに入るサイド攻撃が目を引いた。ノヴァコヴィッチの高さと技術力を生かしたその攻撃は、後半に入っても高木俊幸、村田和哉という速さを武器にした選手を投入することで持続された。57分のノヴァコヴィッチの得点は、高木の仕掛けに鹿島の選手の対応が遅れたことが、クロスを上げる時間ができる要因となっていた。狙い通りの得点と言えるだろう。そのため、アフシン・ゴトビ監督は試合こそ敗れたものの「選手たちの努力を本当に誇りに思う。すばらしいスピリットを見せられた。結果は残念だが、前向きに考えられる点が多かった」と胸を張っていた。
鹿島はホームでの連敗を3で止めて首位を堅持。清水は連勝が4で止まった。ゴールデン・ウィークの連戦は厳しくあっとう間に次の試合が来る。それぞれに出た課題をクリアして次の試合に臨んでいきたい。

会見の最後、トニーニョ・セレーゾ監督はバナナをほおばるパフォーマンスを見せた。それは、試合中、色が黒いことを揶揄して投げ込まれたバナナの皮をむいて食べたFCバルセロナのダニエウ・アウベスに敬意を表したもの。
「ダニエウ・アウベスに続き、サッカー界で起きている差別撲滅キャンペーンに参加したいと思います。それはどの世界であろうと、どの国であろうと、あってはならないことなので、バナナを食べさせてもらおうと思います」
サッカーは世界と繋がっている。Jリーグの監督から、差別撲滅のメッセージが発せられたことは意義深いことだった。

以上
2014.04.30 Reported by 田中滋


試合の決めた79分の決定機についてページを割く田中氏のレポートである。
それほど劇的であり、鹿島の集中力が集まったシーンであった。
この試合、開始直後はホームの鹿島が自分たちの良さを存分に出しておった。
しかしながら、早い時間に先制すると、精度を欠く攻撃を続け、清水にペースを握られるようになってしまった。
これは、ホーム三連敗中の悪い癖が出たように思える。
決定機を外し続け、逆に失点するのは、経験の浅い若いチームということで許されるところではない。
そこを、この試合では采配にてカバーし、勝利を得ることが出来たことは重畳と言えよう。
まだ序盤とはいえ、この勝利で単独首位となった。
この位置を維持し続け、最後に笑いたい。
期待しておる。

清水戦報道

2014年04月30日 | Weblog
鹿島が清水下し首位キープ/鹿-清10節
<J1:鹿島2-1清水>◇第10節◇29日◇カシマ

 首位鹿島が、4連勝中の6位清水を下して1位をキープした。3連敗中だったホームで4試合ぶりの白星を手にした。

 ホーム鹿島が先制した。前半5分、MFカイオ(19)が得た右CK。MF遠藤康(26)が左足で上げたキックにDF植田直通(19)が頭で合わせた。これがオウンゴールを誘発した。ホーム初先発となった2年目センターバックが、4試合連続完封中だった清水の堅守を打ち破った。

 対する清水も細かいパスワークで反撃に出る。そこでもらったファウルから、MF大前元紀(24)のFKでゴールを狙ったが、相手守備陣にはね返された。

 後半に入って清水が追いつく。12分、途中出場のFW高木俊幸(22)が上げた左クロスに、相手DFをい振り切ったFWノバコビッチ(34)がダイレクトで合わせ、ゴールに蹴り入れた。

 引き分けも見え始めた34分、鹿島が決勝点を奪った。CKからの混戦で3度のシュートを阻まれた後、途中出場のMEルイスアルベルト(30)が、日本代表候補DF昌子源(21)の浮き球パスを左足でボレー。ゴールネットに突き刺した。その後、DF青木剛(31)を右サイドバックに投入して守備固めに入った鹿島が逃げ切った。
 [2014年4月29日17時8分]

差別反対!鹿島監督もバナナほおばった
<J1:鹿島2-1清水>◇第10節◇29日◇カシマ

 鹿島のセレーゾ監督が試合後の記者会見で、人種差別反対の意思を示す目的でバナナをほおばった。

 27日のスペイン1部リーグで観客からバナナを投げ込まれる人種差別行為に、皮をむいて食べてからCKを蹴ったバルセロナのブラジル代表DFアウベスの行動に倣った。元ブラジル代表MFのセレーゾ監督は「アウベスの人種差別撲滅キャンペーンに参加します」と話した。
 [2014年4月29日19時24分]

鹿島首位死守、昌子プロ初アシスト決めた
<J1:鹿島2-1清水>◇第10節◇29日◇カシマ

 鹿島が、ホームの連敗を3で止め、首位をキープした。後半34分、味方シュートのはね返りをDF昌子源(21)が正面から頭で浮き球のパス。右にいたMFルイス・アルベルト(30)が、ワンバウンドした球を左足ダイレクトボレーでゴールした。引き分けなら首位陥落のチームを救った。昌子は「冷静やったわ」とプロ初アシストを自画自賛した。自らゴールを狙うこともできたが「自分の首の強さだと山なりになって取られる。コースを変えてもDFに引っ掛かる」と即座に好判断したものだった。決勝点のルイス・アルベルトも「点の50%は昌子」と感謝した。
 [2014年4月30日6時54分 紙面から]

鹿島・セレーゾ監督、バナナほおばり差別に反対

前半、指示を出す鹿島・セレーゾ監督=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)

 J1第10節第1日(29日、鹿島2-1清水、カシマ)鹿島のセレーゾ監督が試合後の記者会見で、人種差別反対の意思を示す目的でバナナをほおばった。

 27日のスペイン1部リーグで観客からバナナを投げ込まれる人種差別行為に、皮をむいて食べてからCKを蹴ったバルセロナのブラジル代表DFアウベスの行動に倣った。元ブラジル代表MFのセレーゾ監督は「アウベスの人種差別撲滅キャンペーンに参加します」と話した。(共同)

鹿島が首位堅持 広島、浦和なども勝利

後半、勝ち越しゴールを決めたアルベルト(中央・8)を祝福するセレーゾ監督(中央左)ら鹿島イレブン=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)

 J1第10節(29日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島が清水に2-1で競り勝ち、勝ち点21で首位を堅持した。

 広島が鳥栖を2-1で下し、勝ち点20で2位に浮上した。神戸は新潟と1-1で引き分け、同19で3位。浦和が横浜Mを1-0で下して4位に順位を上げた。横浜Mは5試合連続無得点。J1初挑戦で開幕から9連敗を喫した徳島が甲府を1-0で破り、初白星を挙げた。

 柏はG大阪を下し、名古屋はFC東京に勝って連敗を5で止めた。仙台-川崎、C大阪-大宮はともに引き分けた。(共同)

徳島・小林監督
「よく勝ち点3を取ってくれた。連敗は苦しいが(J1で)1年目のチームの多くが経験すること。ぶれずに、痛い目に遭っても前を向いてやっている」

甲府・城福監督
「ほとんどの方が勝利を期待してくれていたと思うが、応えられなくて申し訳ない。フィニッシュやその手前の精度、判断が課題。あれだけ決定機を外せば嫌な流れになる」

広島・森保監督
「ハードスケジュールの中、スタメンもサブも役割をまっとうし、泥くさく、しぶとく戦ってくれた」

川崎・風間監督
「立ち上がりは素晴らしいサッカーをしていたので、そこで点を取れていればよかった。相手にもチャンスがあった。連戦の中で、引き分けでも悪くない」

柏・ネルシーニョ監督
「とても難しいゲームで最後まで勝ちを譲らず、いい試合ができた。田中は結果でも戦術面でも貢献し、自分のポジションを確固たるものにしている」


後半、勝ち越しゴールを決めたアルベルト(左・8)と昌子(右・15)を出迎える鹿島・セレーゾ監督=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決めた鹿島・アルベルト(左)と喜ぶ昌子=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・柴崎(左)と小笠原=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・アルベルト(8)=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決めたアルベルト(右)と喜ぶ鹿島・昌子=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する柴崎、小笠原ら鹿島イレブン=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・アルベルト=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・柴崎=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・アルベルト=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


鹿島・セレーゾ監督、バナナ食べて“人種差別反対”

前半、指示を出す鹿島・セレーゾ監督=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)

 J1第10節第1日(29日、鹿島2-1清水、カシマ)試合後の会見で元ブラジル代表MFのセレーゾ監督が、自ら用意したバナナを食べた。スペインリーグ・バルセロナのブラジル代表DFアウベスが、27日のビリャレアル戦で観客からバナナを投げ込まれる人種差別行為を受け、その場で食べたことに倣った。指揮官は「アウベスの人種差別撲滅キャンペーンに参加する」と話した。
(紙面から)

昌子V弾アシスト!鹿島、ホーム連敗脱出で首位ガッチリ!!

モヒカン刈りのルイスアルベルト(右)が決勝点。昌子(左)が大喜びで駆け寄った(撮影・中井誠)

 J1第10節第1日(29日、鹿島2-1清水、カシマ)鹿島が前節まで4戦連続完封勝利中と好調だった清水を2-1で下し、首位をキープ。決勝点をアシストした日本代表候補のDF昌子源(21)は興奮を抑えられなかった。

 「ルイスがフリーだったのが見えたし、自分でシュートを打つよりいいと思った」

 1-1の後半34分、ゴール前の混戦で相手のクリアボールを頭でパス。これをMFルイスアルベルトが左足でたたき込んだ。開幕からフル出場を続ける守備の要が攻撃でも見せ場を作った。

 もう1人の代表候補のMF柴崎岳(21)も攻守に奮闘し、「毎試合、いろんな場面を作り出せている」と手応え。4本のシュートは不発も、「改善すればさらにいいプレーヤーになれる」と胸を張った。若手の活躍でホームの連敗は3でストップ。ここから独走態勢を築いていく。 (伊藤昇)


後半 勝ち越しのゴールを決めた鹿島・アルベルト(左)を祝福する鹿島・昌子源(右)=県立カシマサッカースタジアム (撮影・中井誠)


前半 突破をはかる、鹿島・昌子源=県立カシマサッカースタジアム (撮影・中井誠)


後半 競り合う、鹿島・昌子源(左)=県立カシマサッカースタジアム (撮影・中井誠)


後半 ゴール前で接触する昌子源(左)と鹿島・ダヴィ(中央)。右は清水・ノヴァコヴィッチ=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・ルイスアルベルト(8)=カシマ 


鹿島-清水 後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・ルイスアルベルト(中央奥)=カシマ 


後半、清水・ノヴァコヴィッチ(左)と言い争う鹿島・小笠原(中央)=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


前半、指示を出す鹿島・セレーゾ監督=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、突破をはかる鹿島・柴崎(左)=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


前半、突破をはかる鹿島・柴崎(右)=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


前半、ゴール前にパスを出す鹿島・柴崎(左)=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、清水・大前(左・10)と言い争う鹿島・小笠原(中央・40)=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する小笠原、柴崎ら鹿島イレブン=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・アルベルト=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・柴崎=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・アルベルト=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する柴崎、小笠原ら鹿島イレブン=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決める鹿島・アルベルト(8)=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


試合に勝ち、サポーターに挨拶する鹿島・柴崎(左)と小笠原=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決めた鹿島・アルベルト(左)と喜ぶ昌子=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決めたアルベルト(左・8)と昌子(右・15)を出迎える鹿島・セレーゾ監督=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


後半、勝ち越しゴールを決めたアルベルト(中央・8)を祝福するセレーゾ監督(中央左)ら鹿島イレブン=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


(紙面から)


鹿島 首位キープ!途中出場選手がファーストタッチで決勝弾
J1第10節 鹿島2―1清水 (4月29日 カシマ)


<鹿島・清水>後半34分、鹿島のルイス・アルベルト(中央)の勝ち越しゴールに喜び合う小笠原(左)と昌子
Photo By スポニチ


 鹿島はホームで清水に2―1で競り勝ち、首位をキープした。

 前半5分にオウンゴールで先制したが、後半12分に清水FWノヴァコヴィッチ(34)に決められ同点。1―1で迎えた後半34分、ファーストタッチとなる左足で決勝ゴールを決めたのは、そのわずか1分前に途中出場したばかりのMFルイス・アルベルト(30)だった。

 それでもアルベルトは「運良くファーストタッチで決めることができたが、全員でゴールを取ろうという執念があった。全員で取ったゴール、全員でとった勝利だと思います」と謙虚に話し、今後も続く過密日程についても「連戦はキツいが、全員で乗り切りたい」と前向きだった。


<鹿島・清水>後半、勝ち越しゴールを決める鹿島のルイス・アルベルト(中央奥)
Photo By 共同


[ 2014年4月29日 17:20 ]

鹿島のU―21代表DF植田、幻の“プロ1号”に苦笑い
J1第10節 鹿島2―1清水 (4月29日 カシマ)


<鹿島・清水>前半5分、鹿島・植田(中央奥・23)のヘディングは清水DFに当たりオウンゴールとなる
Photo By スポニチ


 2試合連続先発となった鹿島のU―21日本代表DF植田は、幻の“プロ初ゴール”に苦笑いを浮かべた。

 前半5分に右CKをニアで合わせようとしたが肩に当たり、流れたボールは相手DFに当たってオウンゴール。それでも「ラッキーで(得点に)なるかな」と思って派手なガッツポーズでアピールしたが、公式記録で訂正された。「かなり良いボールだったし、決めなきゃいけない。次への課題」と勝利にも少し悔しそうだった。
[ 2014年4月30日 05:30 ]

昌子“頭脳的”決勝アシスト!冷静判断でシュートよりパスを選択
J1第10節 鹿島2―1清水 (4月29日 カシマ)


<鹿島・清水>後半、鹿島・昌子(左)は清水・ヤコヴィッチとボールを奪い合う
Photo By スポニチ


 鹿島のDF昌子はわずか1、2秒で、さまざまな考えを巡らせた。1―1の後半34分、ゴール前での混戦。相手DFのクリアボールがペナルティーマーク近くにいた昌子の前に落ちた。選択したのは右斜め前のルイス・アルベルトへのヘディングでのパス。それが首位キープの決勝アシストとなった。

 まず考えたのがシュートだった。だが「大樹さん(岩政)だったらズドンと隅に決められたかもしれないけど、自分の首の(筋力の)強さに自信がなかった」。続いて「DFの壁を越える山なりシュートを狙おうかと思った」が「ゴールライン上にもDFがたくさんいてクリアされる」とこちらも却下。「周囲を見たらルイスがフリーだったので」と瞬時にヘディングでのパスに切り替えた。「案外、冷静だった」と胸を張り、リーグ戦初得点の助っ人も「源(昌子)の力が50%」と称えた。

 4月上旬の日本代表候補合宿に初選出された。「自分の中ではそんなにないと思っている」とW杯メンバー入りには控えめだが「もっと代表でプレーしたい」と日の丸への思いを強めた。この日の決勝アシストが証明するように貴重な経験は大きな糧となっている。

 本職の守備では公式戦5連勝中だった好調・清水相手に1失点。センターバックを組む植田に何度も指示を送ってラインを統率するなど、DFリーダーとしての自覚も出てきている。W杯メンバー発表まで残された試合は「3」。わずかな可能性とはいえ、現在のプレーを続ければ、本人も驚く“サプライズ”があるかもしれない。

 ▽昌子 源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日、兵庫県生まれの21歳。G大阪ジュニアユースでは宇佐美(G大阪)とチームメート。鳥取・米子北高入学後にFWからセンターバックへ転向し、11年に鹿島入団。J1通算23試合1得点。1メートル82、74キロ。血液型AB。背番号15。
[ 2014年4月30日 05:30 ]

【鹿島】ルイス、J1号決めた!拙攻もなんとか堅首
2014年4月30日6時0分 スポーツ報知


後半34分、勝ち越しゴールを決め、セレーゾ監督と抱き合う鹿島・ルイス・アルベルト(中央)

 ◆J1第10節 鹿島2─1清水(29日・カシマスタジアム)

 鹿島が清水を2―1で破り首位を守った。

 待ちに待った瞬間にスタジアムが沸いた。1―1で迎えた後半34分、CKからつないだボールを、MFルイス・アルベルトが左足ボレーで決勝点。途中出場から1分、ファーストタッチでのゴールで、首位キープに導いた。J初ゴールに、ルイスは「パスをくれた(DF昌子)源が50%、僕が50%のゴール。勝利につながってうれしい」と自慢のモヒカン頭をかいた。

 今季喫した3敗はすべてホーム。勝率6割5分を超える聖地で、勝てないのはなぜか。クラブが目をつけたのは芝の長さだった。例年よりやや長めに調整されていたが、数ミリ短くした。連戦の疲労を軽減させ、パスが回るようにする目的。この試合で、決勝点が終盤に生まれたのも偶然ではない。DF昌子は「中2日の試合でもきつくなかった」と振り返った。

 ただ、鹿島の拙攻で試合がもつれたのは事実。MF柴崎は「どうやって内容と結果の折り合いをつけるか。そういう意味では今日は最低限の結果」と厳しい。リーグ優勝7度の常勝軍団は、首位キープしながら、さらなる高みを目指す。

ファーストタッチで決勝弾…「すごい良い性格」鹿島ルイス・アルベルト
 29日に行われたJ1第10節で、鹿島アントラーズが清水エスパルスを2-1で下し、首位を守った。

 決勝ゴールは、79分に生まれた。野沢拓也の左CKから立て続けに放ったシュートは、清水の体を張ったブロックやポストに阻まれた。しかし、相手のクリアを昌子源が頭で再びゴール前に送ると、最後は直前に投入されていたルイス・アルベルトが、左足のボレーで仕留めた。

 ファーストタッチが決勝弾となった今季加入したブラジル人MFは、歓喜を爆発させる。一気にベンチまで疾走して、トニーニョ・セレーゾ監督に飛びついた。「信頼に応えることを心に秘めてピッチに入り、全力を尽くそうというところで結果が出たので、本当に良かった」と喜ぶとともに、試合を決める一撃となったJ1初得点については、「私が50パーセント、源が50パーセント」と、アシスト役を称えることを忘れなかった。

 これまで、J1では5試合の出場だったが、「良く馴染めていると思うし、積極的に声を出して練習とかでも盛り上げている。すごい良い性格の持ち主」とは、トップ下でフル出場した21歳の土居聖真による人物評。「私たちはみんながファミリー」と自身で語ったように、得点後に駆け寄ったベンチでは、祝福によりもみくちゃにされた。

「みんなで取った得点で、みんなの勝利だと思っている。これからも一体感を持って、長いシーズンを戦っていきたいと強く思っている」と殊勝に語る。老練なイメージのある鹿島だが、先発メンバーの平均年齢は25.55歳と若いチーム。10節を終えて首位に立つが、30歳の助っ人による決勝ゴールが、勢いをさらに加速させるか。

鹿島・セレーゾ監督、バナナ食べて差別に抗議
2014年4月29日23時01分


差別撲滅キャンペーンに賛同してバナナを食べる鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督

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 鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は勝利の会見を終えると、机の上に用意したバナナを手に取り、「僕も差別撲滅のキャンペーンに参加する」とパクリ。ブラジル代表のバルセロナDFアウベスが、観客席から黒人差別の意図で投げ込まれたバナナを、抗議の意味で食べた行為に賛同したものだ。同様の行動は南米選手らを中心に世界に広がっていて、サッカー界は改めて差別と戦う姿勢を明確にしている。

J1:鹿島 堅守こじ開け、首位キープ
毎日新聞 2014年04月30日 00時26分

 ○鹿島2-1清水●(29日、カシマスタジアム)

 後半34分。鹿島はCKからの混戦で何度もシュートを相手守備陣にはじき返されたが、しつこくボールを拾った。最後はルイスアルベルトが左足で相手ゴールをこじ開ける。交代出場直後、ファーストタッチでの決勝弾に「全員で点を取ろうという執念があった」と喜びを分かち合った。

 相手は連続無失点で4連勝中の清水。前半5分、CKからDF植田が競り合い、オウンゴールを誘って先制するまでは理想の展開だった。だが、その後がいただけない。ミスから連係が乱れ、好機でも不発。後半12分に追いつかれ、勢いづく相手に逆襲を受けると苦しくなった。

 ただ、そこから「切り札」で流れを変えられるのが経験豊富なチームの強み。後半23分から投入されたベテランの野沢が「俺は攻撃的な選手。相手の嫌なところをつけばチャンスはある」と前線で動き回るとリズムが変わる。取り戻したテンポのいい攻撃が、決勝点の場面につながった。

 「ミスが多く、自分たちで首を絞めた」とセレーゾ監督は不満も口にするが、選手たちは通算対戦成績で負け越している清水を相手に「首位で出て、首位で帰ってこい」という期待には応えた。内容が苦しくても、勝ちきれるチームはやはり強い。【大島祥平】

J1リーグ 第10節(29日)鹿島堅首、厚い選手層
産経新聞 4月30日(水)7時55分配信

 ■「勝ちに行く」30代の“ジョーカー”が活

 互いに攻めあぐねていた後半29分、鹿島の野沢が小笠原の縦パスに反応し、清水ゴール前に走り込んだ。「役割は勝ちに行くことだった」。オフサイドになったものの、途中出場の“ジョーカー”が、チームのゴールへの意識を再燃させた。

 ボールを持てば時間をかけずにパスを出した。「2タッチぐらいで出すように意識していた」。前線へ次々とボールを供給して仲間の上がりを促し、運動量が落ち、血流が止まったようにパス回しのリズムまで崩れていたチームをよみがえらせた。

 決勝点はその延長線上にあった。後半34分、野沢が蹴ったCKからのこぼれ球を昌子がつなぎ、こちらも途中出場のルイスアルベルトが左足で豪快に突き刺した。「ルイスがフリーだった」と昌子。ゴールを奪おうと、全員で結束していた。

 野沢は32歳、ルイスアルベルトは30歳。試合の肝を心得た老練さは見事で、前半途中からパスミスや位置取りの悪さが目立った若手の土居、柴崎らとは対照的な輝きを放った。豊かな選手層で悪循環を断ち、首位を譲らぬ強さもみせつけた。

 選手起用が大当たりだったセレーゾ監督は、感慨を込めた。「ベテランの力を使えるポイントはある。これからも若手を助けてほしい」。ベンチに座る“ジョーカー”の重要性は、来月12日に発表されるW杯日本代表でも、もちろん同じだ。(榊輝朗)


決勝点のルイス・アルベルトとアシストの源にスポットである。
源の頭脳的アシストは代表候補と相まってニュースにしやすかろう。
そんな中で、カシマスタジアムの芝を報じる報知は白眉である。
クラブ一丸となって掴み取った勝利を喜びたい。

清水戦コメント

2014年04月29日 | Weblog
2014Jリーグ ディビジョン1 第10節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・1点目を取るところまでは自分たちのやるべきことをやれていて良かった。後半は自分たちで自分たちの首を絞めてしまった。パスミスが多くなり、守備陣や運動量に負担がかかってしまった。そこはチームとして未熟な部分。
・土居の周りが空いていたので、そこを使って相手陣内に運ぶことができれば時間稼ぎもできた。土居はまだ自分の能力を知っていない。それは一番の課題で、分かることができればもっと伸びる。周りに気を使いすぎている部分もある。
・今日はチームとして多くのチャンスを作っていたが、自分が自分がという選手がいた。チームが勝つことが一番重要であって、そのことを忘れてしまった選手が何人かいた。
・ノヴァコヴィッチ選手は、運動量、駆け引き、ヘディングといった武器があり、そういった対戦相手の特長を分析し、頭で整理して、試合で実行、対策をしなければいけないが、まだできていない。我々は若いチームなので当然のことで、これからもそれを味わい苦い汁を飲むこともあるかもしれない。
・中2日という日程は厳しすぎて残念だが、指導者や選手はパフォーマンスの維持方法を学んで実行しなければないない。経験している選手はそれを伝えて、活かさなければならない。
・ここ最近、アウェイは勝てていたがホームで勝ちを逃していた。試合内容だけ見れば密度は高かった。また試合を見れば敗因は決定力不足ということが明確だった。今日は選手たちを「1位で帰って来い」と送り出した。





【野沢拓也】
前半から試合を見ていて、お互い行ったり来たりしていた。後半もそれが続いていて、相手は点を取るために前がかりになっていた。非常にスペースが空いてきていた。嫌なところを突いていけば、ゴールは生まれると思っていた。監督には、前線でキープしてくれ、時間を作ってくれと言われていた。チャンスを作って点に結びついたのは良かった。ツータッチくらいでボールを離せば、ああやってみんなのリズムも生まれるし、味方も活かせる。後半はみんながそういう意識でやっていたと思う。相手は前半から飛ばしていたし、疲れている時に嫌なところに入れば、自分はフリーでボールをもらえると思っていた。

【柴崎岳】
勝利はいつでも重要なもの。できれば全て勝つのが理想だが、そうではない時期も必ずある。勝っている時期もあれば、そうでない時期もある。内容と結果の折り合いをどうやってつけていくか、ということもある。内容が良くても結果が出るわけではない。それはサッカーの本質的な部分でもある。今日はどちらかというと、内容はあまり良くなかったけど、数多いチャンスの中で2点だけというのは多少不本意ではあるけど、結果につながったのは良かった。後ろの方はある程度安定してできていたと思う。カウンターを受ける場面はあったが、冷静に対応できたのは、守備陣の成長だと思う。

【土居聖真】
ベンチの選手を含めて、全員で戦えた。それがこういう結果につながったと思う。こういう試合は、やりやすい、やりにくいというようなことはないが、良い経験になった。自分がチャンスになる場面や、チャンスを作れる場面が多かったと思う。今日はまわりが良いタイミングで動き出してくれていたので、反射的に良いパスを出せたかなと思う。(ルイス アルベルトが決勝点を決めたが)雰囲気は良いと思う。ルイスも良く馴染めているし、自分から積極的に声を出して、練習も盛り上げている。(選手交代後、リズムが変わったか)タクさんは良い動き出しが数多くあったので、その後の周りのサポートは良くできていたと思う。

2014年04月29日(火)

本日行われたJ1第10節清水戦は2-1で勝利しました。

【J1:第10節 鹿島 vs 清水】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.04.29)
4月29日(火) 2014 J1リーグ戦 第10節
鹿島 2 - 1 清水 (15:03/カシマ/15,077人)
得点者:5' オウンゴール(鹿島)、57' ノヴァコヴィッチ(清水)、79' ルイスアルベルト(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:貴重な働きをしたルイス アルベルト選手への評価と、野沢選手がリズムを変えたと思います。野沢選手への評価をお願いします。
「1点目を取るところまでは非常によくて、自分たちがやるべきことをして、1点目を取りました。そこまでは良かったのですが、そのあとは自分たちで自分たちのクビを絞めてしまいました。特にパスミスが目立つようになり、変な形からのボールロストで守備に負担がかかるようになり、守備の負担が増してしまいました。そういう部分がチームとして未熟な部分であったりします。特に1点目を取ったあと、特に土居選手の周辺というのが非常に大きなスペースであったり、フリーにさせてくれた部分があったので、そこでもう少しボールを持って相手陣内に運ぶことができれば、もう少しチームに一息入れる時間も取れたし、もう少し自分が仕掛けることで違う状況をつくりだすことができるんですけど、まだ21歳の若い選手ですので、彼は自分の能力を理解できていない部分があります。まだ、自分の力を知っていないというのが一番の課題であって、それを知れば、おそらくもっと伸びるはずなのですが、自分で停滞しようとしているのかまわりのベテランの選手や他の選手に遠慮しているのか、気を遣いすぎている部分があるように思います。あとは前半に得点したあとにも、チャンスが多くあったわけで、自分が自分が、となってしまった部分が多くありました。何人かの選手はそういう風に考えてしまったと思います。そうではなく、チームが勝たなければいけないのが一番重要なテーマであり、達成しなければいけない目標です。誰が得点するのかが重要なのではなく、チームが最後に勝点3を手にするのが一番重要なポイントです。それを忘れてしまった何人かの選手が存在したというのが、チームとして未熟な部分でもあります。後半に関しても、相手が攻撃的に出てくる中なか、自分たちのパスミスや変なボールロストからチャンスを与えてしまいました。193センチのノヴァコヴィッチ選手は、身長の割には運動量があり駆け引きが巧みでヘディングという自分の仕事をしっかりしていた選手だと思います。まだ、そういった対戦相手の特長や分析を頭に入れて、整理し、試合の中で実行、対策をとっていく、というところがまだできていない。ただ、それは当然のことです。若いセンターバック陣ですので、DFライン全体としてもまだ若い選手が多いので、まだそのミスや過ちが存在することはあるでしょう。今後もそのような苦い汁を飲むことがあるだろうと思います。ただ、中2日という試合日程は、我々のチームの選手だけでなく、おそらく全チームの選手にとっては非常に厳しすぎる日程です。しかし、我々指導者はそのなかでしっかり取り組まないといけない。選手もどのように回復し、どのようにパフォーマンスを維持するのか。あるいは自分とチームを、中2日の日程の中でどうマネジメントしていくのか、ということを学び、実行しなければなりません。すでに経験している選手は、どのように実行すれば良いのかを、若い選手に伝えなければいけないし、それを生かさないといけません。
アウェイでは勝点3を手にすることができていましたけど、ホームでは逃すことが最近では多くありました。ただ、試合内容としては非常に高い密度のある内容でした。最大の敗因は、つくったチャンスの数に対して決められない、決定力不足が一番目でしたし、試合を見に来て頂いたみなさんには確認すればそれが明確になっていたと思います。今日、選手には『1位で試合に出て、1位で帰ってこい』というメッセージだけ残して送り出しました」

Q:繰り返しになるのですが、途中で出てきた野沢選手についてお願いします
「うちにはベテランでこのチームの歴史をつくってきた選手がいます。それは野沢選手であったり、本山選手であったり、中田選手、小笠原選手、曽ヶ端選手もいます。ボールを持ったときは、僕はもう言うことはないと思います。異次元の技術能力を持っていることは誰が見てもわかることです。ただ、時代と共に体は衰えるし、僕もそういった時期がありましたし、またサッカーもやり方やスタイルは進化し続けるわけです。その時代にあったやり方に自分を合わせる適応能力が必要になります。いま、サッカーというのは、ここJリーグを問わず、どこの国に行っても団体スポーツであり、11人がチームのために犠牲心を持って献身的に走らなければなりません。昔は、一人ずば抜けた選手がいて、残り10人がその人のために汗をかく、ということがあったかもしれませんが、今の時代は11人が汗をかかなければいけない時代です。気持ちも入って、その試合のリズムやテンポに入っていけるときは全然問題ないんですけど、そうでないときがあるので、それが持続できなければ、僕は持続できる選手をピックアップしなければなりません。技術を捨てても、走れる選手を使わざるを得ない、というのが現代サッカーやJリーグのフィジカルのタフさには必要な時代になっています。それはどこのチームに行こうと、変わりのないサッカーの流れであって、フィジカルが主体となっています。フィジカルというのは運動量のことであり、そこに技術で先立ったものがいれば試合で活躍することになります。僕は去年、おそらくベテラン組のなかで一番チャンスを与えたのが野沢選手でした。彼を見続けて、試合に勝つための犠牲心や献身性を持ち続けることができるのか、ということを見極めました。それで、彼は頭からは難しいということを、彼が僕に伝達してきたわけです。言葉ではなく体で。選手というのは、体で表現しているわけであり、日々の練習のなかで、それはフィジカルの練習であっても技術練習であっても、いまいい準備ができています、動けています、というのは体の動きを見ればわかります。キレの部分などを細部に観察していくと、良い状態にいるのかどうか、気持ちが入っているのかどうかわかります。特に責務に関しては、このアントラーズの伝統というのはファミリーであり、責任と義務が存在しています。全員が同じ気持ちで責任と義務を持ってプレーしなければなりません。それがなければ、厳しい部分があることは全選手に言えることです。それを一人ひとりが状態を見極めて、表現をし続けなければならない。いまのJリーグにおけるサッカーのスタイル、負担というものを考えれば、1人の選手のために他の10人を犠牲にすることはできません。11人が犠牲心を持って戦って、勝利を追求することをやらなければなりません。そのなかで、ポイントとなるベテランの味が試合によっては使えることがあるので、それを考えながら、それぞれのベテラン選手の味があるわけなので、それを使えればな。若い選手の手助けをできればな、と思っています」

「みなさんもご存じかも知れませんが、ダニエウ アウベスに続き、サッカー界で起きている差別撲滅キャンペーンに参加したいと思います。それはどの世界であろうと、どの国であろうと、あってはならないことなので、バナナを食べさせてもらおうと思います。いま、試合が終わって足が攣りそうなのでバナナを食べてます(笑)」

以上

【J1:第10節 鹿島 vs 清水】試合終了後の各選手コメント(14.04.29)
●柴崎岳選手(鹿島):
「勝利はいつでも重要。すべて勝つのが理想だがいろんな時期がある。内容がいいからと言って結果が出るわけでもない。数多いチャンスを2点しか決められなかったのは不本意」

Q:ボールロストが多く、リズムができなかったが?
「個人の判断でもあるので。多少のロストといっても、確かに流れの良い悪いはできる。しかし、カウンターを受けても冷静に対処できたのはDFの成長の証。ミスした選手が一番わかっていると思う。反省すると共に1試合1試合良くしていくことが大切かなと思う」

●土居聖真選手(鹿島):
「結構フリーだったこともあった。ただ、ちょっと警戒されてたのか、1枚のボランチがマンマーク気味になることもあった。そこは工夫しないといけなかった」

Q:苦しい試合を勝った印象なのか、多くのチャンスを逃した印象なのか?
「神戸戦のイメージが前半終わったときにあった。後半も決めないといけないのが何本もあったので、そういうところをつめたらもっと大差で勝てた。ただ、そこで引き分けと勝ちでは大きく違う。みんな、自信にして良いと思う」

●昌子源選手(鹿島):
「ノヴァコヴィッチ選手はヘディングが強いという情報があった。あとはCBを背負ってくるので、少し離して置いてトラップしたところを狙おうと思っていた。最初はリーチの感覚がわからなくて少し苦労した」

Q:アシストについては?
「大樹さんなら山なりで右隅とかにいけるかも知れないけれど、それは難しいと思った。短い時間の間にいろいろ考えていた。パッと見たらルイスがフリーだったので出した。いま振り返っても冷静だった。良い判断だったと思う」

●ルイス アルベルト選手(鹿島):
「同点で試合に入ったが、監督が信頼してくれたからこそ使ってくれたと思う。その信頼に応えようと思いピッチに入りました。源が打てる局面だったかもしれないが、パスを出してくれた。なので、源が50%、私が50%の得点だった思う」

[ J1:第10節 鹿島 vs 清水 ]

鹿島は1-1と同点で迎えた79分に、こぼれ球に反応したルイス アルベルトが豪快に決めて逆転に成功した。ルイス アルベルトはリーグ戦初ゴールとなった。

[ J1:第10節 鹿島 vs 清水 ]

前節からスタメンで起用されている植田直通は、武器のフィジカルを活かしたプレーで鹿島ゴールを守る。

[ J1:第10節 鹿島 vs 清水 ]

今シーズン初先発で出場した西大伍は、積極的にオーバーラップからクロスを上げチャンスを作った。


鹿島が執念の決勝弾!!清水の連勝を止め首位キープ
14/4/29 17:01

[4.29 J1第10節 鹿島2-1清水 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームで清水エスパルスに2-1で競り勝ち、2連勝を飾った。ホームでは4試合ぶりの勝利となり、清水の連勝も4でストップ。2位に浮上した広島に勝ち点1差を付け、首位をキープした。

 鹿島は前半5分、MF遠藤康の右CKにDF植田直通が飛び込むと、DFカルフィン・ヨン・ア・ピンとの競り合いの頭上を越えてきたボールがDF平岡康裕の胸付近に当たり、オウンゴール。ラッキーな形で先制すると、同21分には遠藤のスルーパスに走り込んだMF柴崎岳が右サイドからグラウンダーの鋭いクロスを入れたが、FWダヴィにはわずかに合わなかった。

 清水は前半36分、FW大前元紀の右FKからFWノヴァコヴィッチがヘディングシュートを放つが、ゴール上へ。前半は1点ビハインドで折り返したが、後半6分にMF村松大輔に代わってFW高木俊幸がピッチに入ると、その6分後の後半12分、高木俊の左クロスにノヴァコヴィッチが右足ボレーで合わせ、同点ゴールを奪った。

 試合は振り出しに戻り、両チームが勝ち越しゴールを目指して激しく攻め合った。徐々に清水が攻勢を強めていったが、2点目を奪ったのは鹿島。後半33分、遠藤に代えてMFルイス・アルベルトを投入すると、その直後の左CKだった。

 MF野沢拓也が放り込んだボールのこぼれ球を植田がシュート。ゴールライン上でDF吉田豊が何とか止め、さらにダヴィが詰めたが、シュートはポストを直撃する。それでも跳ね返りを拾った野沢が再び左クロス。ダヴィのヘディングシュートはまたしてもゴールライン上でヨン・ア・ピンにクリアされたが、セカンドボールをDF昌子源が頭でつないでルイス・アルベルトが左足で蹴り込んだ。

 執念でゴールをこじ開けた鹿島がそのまま2-1で逃げ切り、2連勝。3連敗中だったホームでは4試合ぶりの白星となり、首位の座もキープした。清水の連勝は4でストップ。13年ぶりの5連勝はならなかった。

競り勝った鹿島が首位キープ


1-1の同点で迎えた79分、ホームの鹿島はゴール前の混戦からMFルイス アルベルト選手(写真)がJ初ゴールを叩き込み、これが決勝点。4試合連続完封勝利中の好調清水を退けた鹿島が2-1で勝利し、首位の座をキープした。


広島戦に続いて聖真の才能についてコメントするトニーニョ・セレーゾ監督である。
「土居はまだ自分の能力を知っていない。それは一番の課題で、分かることができればもっと伸びる」と、潜在能力の高さを語っておる。
これまでの試合に於いては、ルイス・アルベルトと交代しておった聖真を、この清水戦では試合終了までピッチの残したところに指揮官の信頼を感じさせられた。
岳や満男に隠れておるが、チームの要として大きく成長しておることが手に取るように伝わって来ておる。
聖真と共に勝利を積み重ねようではないか。
楽しみである。

岳、対戦自体うれしい

2014年04月29日 | Weblog
鹿島柴崎、青森山田同期の清水櫛引と対決
 鹿島MF柴崎岳(21)が「同期対決」を制す。今日29日に対戦する清水のGK櫛引政敏(21)は青森山田中高の同期。柴崎は入団2年目、櫛引は3年目から定位置をつかみ「対戦自体うれしい。彼も去年から正GKとして経験を積んでいるし、違った楽しみがある」と心待ちにする。対決が実現した昨季は1勝1敗。「僕はFWじゃないから直接は絡まないけど、チームが勝てれば」。同期に勝ち首位をキープする。
 [2014年4月29日7時33分 紙面から]

青森山田の同級生対決がピックアップされておる。
岳は冷静に受け止め、勝利を目指す。
岳のパスで櫛引からゴールを奪いたいところ。
楽しみな対戦である。

源、全て勝って常に首位に居続けたい

2014年04月29日 | Weblog
俺も代表候補だ!鹿島DF昌子 大前封じで連勝誓う
 日本代表候補の鹿島DF昌子は29日の清水戦に向け、好調な相手FW大前に警戒心を示した。

 12年のナビスコ杯決勝ではジョルジーニョ監督(当時)からマンマークを命じられて大前を封じ込めたが「あの時とは違う。海外で経験を積んで二回りくらい大きくなっている。厄介な存在」と慢心は全くない。前節は広島のFW佐藤やMF高萩ら強力攻撃陣を完封して再び首位に浮上。「ゴールデンウイークは全て勝って常に首位に居続けたい」と連勝を誓っていた。

[ 2014年4月29日 05:30 ]

清水の大前を警戒する源である。
大前と源の対戦といえば、2012年のナビスコ杯決勝戦であろう。
左SBに抜擢され、見事大前を抑えた。
この大仕事により源の知名度は一気に上がった。
今季はCBのレギュラーポジションを得、チームを牽引しておる。
大前のことを「二回りくらい大きくなっている」と申すが、源自身も大きく成長しておる。
今回も完封してくれるのではなかろうか。
二人の対戦に注目である。

岳、少ないチャンスをモノにできれば

2014年04月29日 | Weblog
鹿島柴崎、ノバコ警戒「豊田選手のよう」

清水戦に備えて調整した鹿島MF柴崎(撮影・木下淳)

 首位の鹿島が28日、翌29日のホーム清水戦(カシマ)に向けて茨城・鹿嶋市内で練習した。

 前節26日の広島戦から中2日だったため、主力組はランニングで軽めに調整。日本代表候補のボランチ柴崎岳(21)は、相手FWノバコビッチ(34)を警戒した。

 190センチの長身をターゲットマンにFW大前元紀(24)、高木俊幸(22)が飛び込んでくる戦術を想定。「第3節の鳥栖戦と同じような展開になりそう。(ノバコビッチは鳥栖FW)豊田選手のようなイメージ。集中して、しっかり対応したい」と話した。

 相手は4連勝中、しかも4連続完封中と絶好調だが「今まで通り、少ないチャンスをモノにできれば」。ホーム3連敗中と難しい状況でもあるが、難敵を下しての首位キープを誓った。

 [2014年4月28日20時23分]

清水のノバコビッチを警戒する岳である。
最前線に大型FWを置く戦術にどう対応するかがカギとなろう。
集中して対応し勝利を掴みたい。
期待しておる。

曽ケ端と共に勝利を掴み取りたい

2014年04月28日 | Weblog
[鹿島]王者を完封した前節・広島戦。守護神・曽ケ端準の視点
 チームの最後尾にいるGKは、シュートを止めることだけが仕事なわけではない。どこに相手選手が余っているかをDFの選手に伝え、チームのバランスを整える声を出す。たとえシュートを打たれたとしても、相手のシュートコースを限定することが、セービングの確率を大きく左右するからだ。

 前節、広島を無失点に抑えた鹿島。リーグ初先発の植田直通が入った最終ラインを曽ケ端準は次のように見ていた。

「ボランチのポジショニングが良かった。(柴崎)岳と(小笠原)満男が気を利かせたポジションを取ってくれた。CBは(佐藤)寿人を2対1で見られていたと思う。状況的にマンツーマンになることはなかった」

 曽ケ端を目がけてシュートが飛ぶ場面はいくつかあったが、シュートコースはいずれも正面を突いたモノ。DFはしっかりとシュートコースを限定することができていた。

「サイドに速くてテクニックのある選手もいたけれど、センタリングのときにCBは良いポジションを取れていた。チームとしてうまく対応できたと思う」

 若い守備陣に注目が集まる中、最後尾に大ベテランが控えている意味は大きい。

(鹿島担当 田中滋)

曽ケ端について注目する記事である。
これほどのGKを擁することが出来たことを幸せに思う。
これからも曽ケ端と共に勝利を積み重ねたい。
楽しみにしておる。

首位再浮上

2014年04月28日 | Weblog
鹿島が首位をキープできるか。4連勝中の清水は堅守で対抗
第10節が4月29日(火・祝)に開催される。首位の鹿島から勝点2差で7チームがひしめく大接戦。その鹿島が今節で対戦するのは、4試合連続無失点で4連勝と好調な清水だ。勝点2差で鹿島を追う清水も、首位チームを破れば勢いがさらに増すはずだ。

P鹿島(1位) vs 清水(6位) 4/29(火・祝)15:00@カシマ



鹿島は2連敗で一時は首位の座を明け渡すも、前節は過去2シーズン連続優勝の広島に3-0と快勝して奪還に成功した。FWダヴィは相手のわずかな隙も見逃さないプレーで得点に絡んでおり、清水は自陣ゴール前での不用意なプレーを絶対に避けなければならない。急成長を見せているのがMF土居 聖真。MF柴崎 岳のアシストなどを受けて、早くも4得点をマークしており、対戦相手にとっては目が離せない存在だ。右サイドではMF遠藤 康が個人技、連係を生かして攻め込み、セットプレーでも得点源。鹿島はこの3人で総得点20点中、13点を挙げている。広島を無得点に抑え、「いい感じで清水戦に入れる」(DF昌子 源)ことができそうだ。

清水は安定している守備について、「ボールを失った後、素早くボールより後ろに戻る」という切り替えの速さを挙げるアフシン ゴトビ監督。鹿島がそれを上回るスピーディーな攻撃を仕掛けることができるか。攻撃陣ではFWの大前 元紀、高木 俊幸が左右からチャンスメーク。鹿島は広島のクロス攻撃をはね返して自信をつかんでいるだけに、清水はFWノヴァコヴィッチに合わせるクロスの精度を高めたいところだ。


聖真の急成長をピックアップするJリーグ公式のプレビューである。
チームの好調を引っ張る攻撃陣がどれだけ清水に通用するのか見物であろう。
チームの躍動に期待である。

清水戦プレビュー

2014年04月28日 | Weblog
【J1:第10節 鹿島 vs 清水】プレビュー:互いに若い選手が中心を担う好調同士。中2日で地力が問われる状況を制するのは鹿島か、清水か。(14.04.28)
4月29日(火)J1 第10節 鹿島 vs 清水(15:00KICK OFF/カシマ)
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3年ぶりに勝利した広島戦から中2日、ホーム3連敗中の鹿島が清水を迎え撃つ。昨季のアウェイ7連敗は異例だったかもしれないが、アウェイよりもホームで強いのが鹿島の通例。しかし、今季はアウェイでは5戦全勝ながらもホームでは1勝3敗と、不思議な逆転現象が起きている。これには選手たちも「サポーターに申し訳ない」と、反省しきりの様子を見せてきた。
決定力不足に泣かされた神戸戦の後、「絶対に負けない」と言って臨んだ試合では、開幕3連勝時と同じ集中力を取り戻し、3連覇を狙うライバルチームに3-0で完勝した。若い選手たちが、前節と同じような気持ちで戦えるかどうかが、この試合のポイントになるだろう。

集中力という意味では清水も良い波に乗っている。目下、リーグ戦4連勝中。しかも、すべて無失点試合という安定感を誇っている。開幕のスタートダッシュには失敗したが、それを取り戻す快進撃の真っ只中という状態なのだ。鹿島同様、ゴール前での守備は堅いだろう。
また、若い選手が中心に据えられているのも共通している。新たなエースとして活躍し始めた長沢駿が右膝前十字靭帯断裂で長期離脱を余儀なくされてしまったが、清水は多くの若手が先発の座を得ている。ただ、長沢離脱の影響からか、前節、仙台に1-0で勝ちはしたものの放ったシュートはわずかに3本。新たな攻めの形を構築したいところだ。
対する鹿島の攻撃陣は好調だ。9試合で20得点、1試合平均2点以上奪う破壊力は、試合を重ねる毎に多彩になってきた。前節は、カイオ、土居聖真、遠藤康が得点を挙げ、リーグ戦初先発の植田直通が無失点に貢献した。

1週間掛けて準備できた前節とは違い、中2日となると、対策を打てる部分も限られてくるだろう。そこで問われるのは、それまでに培ってきたチームの地力である。
最後尾から若い守備陣を見つけた曽ヶ端準は「今回は、練習のピッチですりあわせることができない。まだまだ経験が少ないのでしっかり声を掛けあってやらないといけない」と話した。清水の1トップに入ると予想されるノヴァコビッチの高さ。そこからこぼれるセカンドボールを支配したチームが、試合を優位に進められるはずだ。鹿島の選手の口からは「セカンド」という言葉が何度も聞かれた。

これまで清水の若さに何度か痛い目を見てきた鹿島。試合を優位に進めながら、息切れしたところで相手の勢いを止めることができず、逆転負けや決勝点を決められる展開を繰り返してきた。ただ、若さや勢いという面は鹿島も持ち合わせてきた。集中力を持った戦いができれば、結果は自ずと付いてくるだろう。

以上
2014.04.28 Reported by 田中滋


中二日ということで、地力の勝負というプレビューである。
ここは難しい試合となろう。
スカウティングの得意な清水のゴトビ監督に対して、どのような対応をするのか見ものである。
采配で勝負するか選手のクオリティで勝ちきるか、楽しみである。

U-16日本代表 デッレナツィオーニトーナメント アゼルバイジャン戦

2014年04月28日 | Weblog
U-16日本代表 第11回デッレナツィオーニトーナメント(イタリア) U-16アゼルバイジャン代表戦試合結果
2014年04月28日

第11回デッレナツィオーニトーナメント
2014年4月27日(日) 17:00キックオフ 60分(30分ハーフ)
Arnoldstein(オーストリア)
U-16日本代表 1-1(前半0-0、後半1-1) U-16アゼルバイジャン代表
得点
41分 阿部雅志(U-16日本代表)
58分 失点(U-16アゼルバイジャン代表)
スターティングメンバー
GK:谷井宏気
DF:イヨハ理ヘンリー、吉田峻、伊藤遼哉、麻田将吾
MF:加藤潤、阿部雅志、神田遼太郎
FW:渡辺皓太、菅大輝、半谷陽介
サブメンバー
GK:大迫敬介
DF:梶山幹太、斧澤隼輝
MF:佐々木匠、西本卓申、佐藤颯汰
交代
HT 神田遼太郎 → 西本卓申
HT 菅大輝 → 佐々木匠
43分 加藤潤 → 梶山幹太
47分 伊藤遼哉 → 斧澤隼輝

マッチレポート
すでにグループリーグ敗退が決まった中での第3戦(最終戦)となったU-16日本代表。
日本に勝てば準決勝進出の可能性があるアゼルバイジャン代表は、キックオフ直後から高いモチベーションと激しいプレッシャーで日本ゴールに襲いかかりました。
しかし、前半20分を過ぎると次第に足が止まり始め、日本のパスが回り始めました。
前半を0-0でしのいだ日本は後半開始から神田、菅に代えて佐々木、西本を投入し、試合を活性化させます。
前半よりも顕著にアゼルバイジャン代表に疲れが見え始めた41分、左サイドを抜け出した阿部雅志が迷わず左足を振り抜き、逆サイドのゴールネットを揺らし、先制。
その後も継続してテンポのよいパス交換で相手を揺さぶる日本でしたが、試合終了間際の58分、ルーズボールの処理に時間がかかったところをボールを拾われ、同点に追い付かれてしまいました。試合はそのまま1-1で終了し、1分け2敗で4位、グループリーグ敗退という成績で今大会を終えました。
監督・選手コメント
吉武博文 監督
相手チームは日本のスタイルに合わせ3-4-3という変則的なマンツーマンシステムでスイーパーを配して対応してきました。立ち上がりこそリズムに乗れませんでしたが、ボールは保持し、崩しの場面も多く見られました。しかしし、決定機を作るまでには至らず、その原因として、丁寧なパス、テンポ良い展開力、思い切りよくゴールへ向かう迫力に欠けていました。そして、試合終了間際に失点をするというこれまでの日本の育成年代の選手に多い大局観のなさを露呈し、ゲームを終了することになりました。今後は1-0という状況の中で何もなかったかのようにスーッとフェイドアウトできる逞しさを身につけていきたいと思います。
佐藤颯汰 選手(日章学園中学校)
相手の背後を取る、ということを意識しながら試合を見ていました。次の出場機会では、常に相手を観てスルーパスのタイミングを逃さないようにしていきたいです。
菅大輝 選手(コンサドーレ札幌U-18)
今日の試合では相手が3バックにも関わらず背後への動き出しが全くできませんでした。そして、結果も1-1で引き分けてしまい、3試合中1試合も勝利がないという情けない結果になってしまいました。気持ちを切り替えて明日からの活動に取り組んでいきたいと思います。
半谷陽介 選手(FC東京U-18)
今日は前線への抜け出しと中盤での出入りを意識してプレーしましたが、まだまだボールが入ってきた時に次のプレーが明確になっておらず、もっと相手を観てプレーを変えられるようにならねばと思いました。

スケジュール
第11回デッレナツィオーニトーナメント
4月25日(金) 0 - 1 対 U-16クロアチア代表 Kotschach-Mauthen/Austria
4月26日(土) 1 - 2 対 U-16チリ代表 Hermagor/Austria
4月27日(日) 1 - 1 対 U-16アゼルバイジャン代表 Amoldstein/Austria
4月29日(火) 16:00
17:30 準決勝
準決勝 Nova Gorica/Slovenia
Kotschach-Mauthen/Austria
5月1日(木) 16:00 決勝 Gradisca/Italy


途中出場した西本卓申くんである。
この経験は重要である。
次なる招集に期待したい。
楽しみにしておる。