鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

さらばアウトゥオリ監督よ。

2006年11月30日 | Weblog
パウロ・アウトゥオリ監督との来期契約について
鹿島アントラーズは、来期の契約についてパウロ・アウトゥオリ監督と話し合いを重ねてまいりましたが契約は今シーズン末までとし、来期は更新しないことに決定いたしました。
なお、パウロ・アウトゥオリ監督はアントラーズ並びにアントラーズサポーターの温かい支援に対して謝意を表わすとともに、10冠への今年最後のチャンスである天皇杯に全力を尽くして指揮を取り共に闘った選手・スタッフと一丸となって「優勝」を勝ち取り、すべてのアントラーズファミリーと共に喜びを分かち合えるように頑張りたい旨の表明がありました。
今後とも皆様のご理解と変わらぬご支援ご声援を宜しくお願い申し上げます。

これも縁。
不運や怪我もあったが、結果を出せ無かったことも事実である。
期待させる部分も多くあったこともまた事実。
元日に大いなる勝利をもたらせればそれで良い。

メッシーナ小笠原満男惨敗

2006年11月30日 | Weblog
小笠原フル出場もチーム敗退/イタリア杯

<イタリア杯:インテル4-0メッシーナ>◇29日◇第2戦◇イタリア・ミラノ
 メッシーナMF小笠原満男(27)がインテル戦で先発、フル出場した。後半38分にシュートを打つなど見せ場をつくったが得点はできなかった。試合は0-4でメッシーナが完敗し、得点は2戦合計0-5で敗退が決まった。
[2006年11月30日9時41分]

カップ戦要員もこれでお役ご免。
そろそろ荷仕度も必要であろう。
しかし、既にポジションは無い。
アンカーの位置に入れるのであろうか。
かといって干して国分盛重の如く、出奔されるのも困る。
さて処置に困ったモノである。
いっそのことコーチ就任と相成っては如何であろうか。

本山誓いし勝利。

2006年11月29日 | Weblog
鹿島MF本山「磐田戦で勢いつける」
 鹿島MF本山が宿敵相手の勝利で天皇杯に向けて加速することを誓った。29日、実戦形式の練習で調整。リーグ最終戦の12月2日の磐田戦を経て同9日の天皇杯5回戦名古屋戦に挑む。
 「磐田に勝つことで勢いが出る」と過去に雌雄を決したライバル相手の勝利から得るものが多いことは知っている。「パフォーマンスをよくして、天皇杯へ向けてどんどん調子を上げたい」と悲願の10冠へ意欲を高めた。

10冠は悲願ではない。
ただの通過点である。
そう遠ざかっているタイトルの一つでしかない。
一つ一つタイトルを目指す戦いをしていくだけなのだ。
それはさておき、ジュビロとの対戦には思いがこもる。
勝つ/負けるということも重要であるが、雌雄というべき名勝負を演じたい。
ここは葦名に見立てて討ち滅ぼしたい所存である。

解雇を回顧する。

2006年11月29日 | Weblog
秋田 豊選手の来季契約について
秋田 豊選手(36)と来季の契約を更新しないことが決定いたしましたのでお知らせいたします。
秋田 豊(あきた ゆたか)選手
生年月日 1970.8.6
身長/体重 180cm78kg
ポジション DF
出身地 愛知県
前所属チーム 愛知高 → 愛知学院大 → 鹿島アントラーズ
日本代表通算 45試合 4得点
Jリーグ通算 390試合 23得点
名古屋通算出場 56試合 3得点
2004年 26試合 0得点
2005年 19試合 1得点
2006年 11試合 2得点

DF秋田が移籍へ、名古屋と契約せず
 名古屋が28日、元日本代表DF秋田豊(36)と来季の契約をしないことを発表した。水面下で来季ユースコーチ就任を要請していたが、本人が現役続行を希望し、退団が決まった。既に複数のクラブが秋田に興味を示しており、今後は移籍先を探すことになる。秋田は98、02年W杯で代表メンバーとなり、J1では史上最多の通算390試合出場を誇るが、移籍先はJ1にこだわらないという。

名古屋がDF秋田に戦力外通告…本人は現役続行希望
 J1名古屋は28日、元日本代表のDF秋田豊(36)と来季の契約を結ばないと発表した。続投が決まっているフェルフォーセン監督の構想から外れた。クラブは指導者としての契約を打診したが、秋田は現役続行を希望しているという。
 秋田は日本代表として45試合に出場し、W杯でも98、02年大会に代表入り。Jリーグ草創期から鹿島で活躍し、04年に名古屋に移籍した。J1史上最多の390試合に出場し23得点しているが、今季はリーグ戦11試合で2得点にとどまった。
 フェルフォーセン監督は「良い指導者になれると思うが、本人はまだプレーを続ける意志が強いようだ」と話した。

コーチ就任拒否 秋田が名古屋退団
 名古屋の元日本代表DF秋田豊(36)が退団することが28日、正式に決定した。クラブ側からは来季のユース・コーチ就任を打診されたが、秋田は現役続行に強い意欲を示し固辞。契約満了に伴う退団が決定し、今後はJ2も視野に移籍先を探っていく。
 日本代表として45試合に出場している秋田は、1998年のW杯フランス大会で日本の全3試合にフル出場。2002年日韓大会も代表入りした。93年のJリーグ創設期から鹿島の守備の要として活躍。04年に名古屋に移籍し、これまでJ1史上最多の390試合に出場している。今季は主に控えでリーグ戦はこれまでわずか11試合の出場で2得点だった。
 これまでに秋田は「サッカー選手の寿命が短いという概念を取り払いたい」と話すなど、現役へのこだわりは強い。現時点で他クラブからのオファーは無いが、次なる戦いの場を求め続ける。

名古屋が秋田に戦力外通告
 J1名古屋は28日、元日本代表のDF秋田豊(36)と来季の契約を結ばないと発表した。クラブは指導者としての契約を打診したが、秋田は現役続行を希望しているという。
 日本代表として45試合に出場している秋田は、1998年W杯フランス大会で日本の全3試合にフル出場。2002年日韓大会も代表入りした。
 秋田は93年のJリーグ創設期から鹿島で活躍。04年に名古屋に移籍し、J1史上最多の390試合に出場。今季はリーグ戦11試合で2得点。
 名古屋のフェルフォーセン監督は「彼はプロとして常に模範的な姿勢を見せ、素晴らしい精神力を持っている。良い指導者になれると思うが、本人はまだプレーを続ける意志が強いようだ」と話した。

トニーニョ・セレーゾ政権6年間で最も冠を戴いたのは2000年であったが、最強は2003年であった。
そう、A3の初代王者となり、ナビスコ杯決勝戦に駒を進め、最終節アディショナルタイムまで2ndを獲っていた。
何と言っても後半における実働FWが平瀬とルーキーの深井と中島の3人。
それでここまで戦えたのは戦術の熟成とサポとクラブの一体感、そして勝者たるメンタリティのなせる技であろう。
しかしながら、この年の最後に起こった事変は、後の歴史に暗い過去を落とした。
そして、結果も。
一選手の去就を指しているのではない。
そこに至る経緯と招いた結果全てについてである。
再び「魂」を取り戻すためにどれだけの犠牲を払えばよいのか。
まだ魂の欠片すら戻ってくる気配が無いことが悲しい。

メッシーナ小笠原満男 コパ・イタリア インテル戦先発か?

2006年11月28日 | Weblog
イタリア杯インテル戦で小笠原が先発へ
 メッシーナMF小笠原満男(27)が、29日のイタリア杯4回戦第2戦インテル戦で先発が決定的となった。25日のACミラン戦では出番がなかったが、ジョルダーノ監督はACミラン戦不出場組の起用を示唆。27日にミラノ市内で行われた練習では、主力として4-5-1の布陣の2列目右に入った。26日にミラノでのオフを満喫した小笠原は「メッシーナとは違う。イタリアに来た感じがした。試合には出たい」と話した。(西村明美通信員)
[2006年11月28日8時12分 紙面から]

小笠原 次戦インテル戦先発確…イタリア・セリエA
 【ミラノ27日】メッシーナMF小笠原満男(27)が、29日に行われるイタリア杯4回戦第2戦のインテル戦(アウエー)で、公式戦4試合ぶりに先発することが確実になった。ミラノ郊外で行った27日の戦術練習では、スタメン組の攻撃的MFでプレー。4―5―1の中盤右側で攻撃の一翼を担い、「前にも行きやすいポジションなので」と自信を漂わせた。
(2006年11月28日06時06分 スポーツ報知)

11月9日の1st leg.にもフル出場しており、まさにカップ戦要員。
定位置を掴んだと言えよう。
アウェイで1失点は取り返せる範囲内ではある。
が、首位を走るインテルにホームとはいえ可能性は低いのでは無かろうか。
先日のミラン戦を見る限り、やる気の無い相手に良いところ無しで負けている。
メッシーナの戦術は、どこをどうみても、敗者のサッカーである。
まあ、それも必要な世界である。
仕方のないこと。
それ以上に小笠原満男のコメントである。
『「メッシーナとは違う。イタリアに来た感じがした。』
笑わせてくれるではないか。
スーツ姿が様になって帰ってくること間違い無しである。
ネクタイもキチンと結べるようになるであろう。
礼節を知るには良い機会だったのではなかろうか。
このチャンスを生かして伊達男へのステップを踏むであろう。
死の直前には誰も周りおかず母の元へ赴くが良い。
後に墓を修復するために遺骨が掘り起こされるまで。

歴史に刻み、いつの日か。

2006年11月27日 | Weblog
アウトゥオリ監督が抗議の会見拒否/J1
<J1:川崎F3-2鹿島>◇第33節◇26日◇等々力
 鹿島のアウトゥオリ監督が、岡田主審の判定に抗議した。後半17分、FW田代がペナルティーエリア付近で相手GKに倒されたが、ノーホイッスル。手袋をたたきつけた行為に、この日2度目のイエローカードが出され、退場処分になった。
 同監督は記者会見を拒否し、代わりに奥野コーチが「日本で尊敬しているレフェリーの岡田さんがミスをしたことにがっかりしている」というメッセージを読み上げた。
[2006年11月26日20時12分]

アウトゥオリ監督コメント(会見欠席のため、奥野僚右コーチ 代読)
監督が今日こういう形で会見に来られないということで、監督の言葉をみなさんにお伝えしようと思い、ここに来ました。監督からのお話しでは、日本で尊敬しているレフェリーの一人である岡田さんがミスしたので非常にがっかりしている。そういうことから今日の会見を遠慮させて頂くに至りました事を僕からお伝えしたいと思います。質問をお受けできる立場ではないので、できるなら質問はご遠慮して頂きたいんですが、またあらためてコメントがあるかもしれませんが、今日の所は監督は遠慮させて頂きたいと思います。

岡田氏はミスをしていない。
むしろ彼の意図が反映された結果を得ることが出来満足しているであろう。
彼は安定して鹿島に不利なジャッジを繰り返しているのである。
全く不可解な判定など一つもない。
J開幕から一貫して鹿島に不利な笛を吹き続けているのである。
これを放置し続けるJリーグには苦言を呈したい。
しかし、それも叶わぬ夢であろう。
昨今、教師が率先してイジメを行っている報道を目にする。
そして、それを隠そうとした学校についても。
人を導く立場の聖職者がこのようになった社会に於いて、主審たる者が堕ちずにいられるはずも無かろう。
残念ではあるが、腐っているのである。
岡田氏の行っている行為は、鹿島に対する立場を利用したイジメである。
本当に許されざる行為である。
この試合の結果は、記録として残る。
岡田氏の犯した罪は我等の記憶に残る。
今回だけでなく、今まで全ての罪を記憶に残しておきたいと思う。
そう、相撲大会と称して撃ち殺された一領具足の歴史と同様に。
いつの日か我等の中から坂本龍馬を産むためにも。

茨城新聞

2006年11月27日 | Weblog
鹿島、粘り及ばず 水戸は草津とドロー Jリーグ
不可解な判定に泣く
 今季は何度こんな場面を見たことだろう。不可解な判定で、鹿島がまた一つ痛い星を落とした。
 1-1で迎えた後半十七分。味方のスルーパスに反応した田代は、ペナルティーエリアから飛び出してきたGKと競り合い、ボールがこぼれたのを見て踏み出した。その瞬間、「ボールが前に出て、行こうとしたら(足を)持たれた」と田代。左足を手で押さえられ、懸命に抜け出そうとしたが転倒。抜け出せばあとは無人のゴールに流し込むだけだっただけに当然相手のファウルが取られると思われた。
 しかし、後方から駆け寄った岡田正義主審の判定はノーファウル。これに怒りを露にした田代は手袋を下に投げつけて抗議。パウロ・アウトゥオリ監督もすぐさまベンチを飛び出し、事の様子がはっきりと見えていたはずの線審に激しく詰め寄り、岡田主審にも抗議した。だが、判定は覆ることなく、田代は異議を唱えたとして2枚目のイエローカードで退場となった。
 田代は「その後の抗議は僕が悪いが、完全に抱きつかれた。誰だってああいう判定をされたら…。線審に聞きに行かないのも納得がいかない」と不満をぶちまけ、アウトゥオリ監督も記者会見をボイコット。会見に出席した奥野僚右コーチが「日本で尊敬する一人である岡田さんがミスをしたことで、がっかりしている」と監督の言葉を代弁。「クラブとして質問状を出すことになると思う」と話した。
 今季は鹿島だけでなくJリーグ全体で数多く起こった判定問題。確かに田代の行為は非難されるべきだが、あれで怒らないFWならばFWとは呼べないのも事実。リーグ全体のレベルアップを図りたいならば、審判の質の向上は早急に取り組まなければならない。いずれにせよ後味の悪い試合となり、鹿島は後半ロスタイムに今季を象徴するかのような勝ち越し点を決められ、連勝が3でストップ。Jリーグ同様に課題を残した。(萩原智行)

『今季は何度こんな場面を見たことだろう』
全くだ。
ホームの川崎戦:不可解なフェルナンドへの1枚目。
アウェイのジュビロ戦:FSのオフサイド、本山・深井・新井場のPK
ホームのレッヅ戦:ハンド見逃し
アウェイの甲府戦:満男のPK、オフサイド逆転ゴール
ホームの京都戦:田代のゴール
まさに枚挙に暇がない。
少々、度が過ぎている。
Jの腐敗はどこまで進むのか。

川崎戦試合前監督コメント

2006年11月25日 | Weblog
アウトゥオリ監督『シーズン終盤ではあるが、選手たちのフィジカルコンディションはとてもいい状態である。川崎は申し分のない相手。一戦一戦しっかりと勝っていくことが現在我々のやるべきことである。リーグ戦残り2試合を勝利し、続く天皇杯を目標に、集中力に注意して戦っていきたい。』

ここ数試合の好調から察するにメンタル非常に面も良い状況なのではなかろうか。
ただ、前節では集中を欠く場面が随所に感じられたことも事実である。
我等は挑戦者として一つ一つ勝利を積み重ねている状況である。
散漫なプレイでここまで積み重ねたモノをぶち壊しかねない。
上位に位置する川崎戦は来季に向けた試金石となろう。
我等は等々力陸上競技場における勝利を6年半ぶりに得る必要があるのだ。
街道沿いに置かれた敵の身内を引き込んで進もうではないか。

ダニーロほぼ決まり

2006年11月25日 | Weblog
サンパウロFC公式
Danilo se despede com missão cumprida
Camisa 10 conquistou os quatro títulos mais importantes com o São Paulo
Juca Pacheco - 25/11/2006
O meia Danilo se despede do Morumbi na partida deste domingo, contra o Cruzeiro.
De viagem marcada para o Japão, onde defenderá o Kashima Antlers na próxima temporada, o jogador classifica o período de três anos defendendo o São Paulo como perfeito.
"Foram três anos perfeitos. Conquistamos os títulos mais importantes para o torcedor e saio de cabeça erguida, com satisfação pelo dever cumprido", revelou o jogador, após seu último treino no estádio.
Artilheiro do time na temporada com 15 gols - ao lado de Thiago e Rogério -, o camisa 10 quer se despedir com gol. Ele revela também que o Morumbi é especial.
"O Morumbi emociona até em treino, mas quando está cheio não tem igual. Espero me despedir com gol", diz o meia, que atuará mais perto da área na partida diante do Cruzeiro, já que ocupará o posto de Aloísio, machucado.
Danilo não esquece de agradecer ao clube e, sem projetar futuro, sai de portas abertas.
"Todos no clube foram muito corretos comigo e não posso deixar de agradecer. Mas a vida profissional é assim e agora sigo meu trabalho", diz.

現地報道
Danilo confirma que vai para o Japão
Danilo confirma: vai jogar no Kashima Antlers em 2007
Sem Danilo, Muricy fala em mudar esquema de jogo do Tricolor
Danilo confirma transferência do São Paulo para o futebol japonês


11月21日にファボンがうっかり口を滑らせた通り、サンパウロFCの10番ダニーロの移籍がまとまったとサンパウロFCのwebsiteと現地報道が語っている。
来季に向けた形が見えつつある。
ここ数年の問題であった右SBに今季は目処が付き、CBに助っ人ということでDFラインの刷新が完了したと言えるであろう。
更にサブに青木も成長を見せ盤石である。
ボランチも中後が形になり、青木・誓志と駒が揃ってきた。
鬼が笑うようではあるが、いち早く来季の布陣を予想してみたい。
と言いたいところであるが、まずはサテライトの布陣を挙げてみたいと思う
ここ最近の好調な布陣を継承すると考えるとこうなるのであろうか。
    康平 佐々木
     船山
  遠藤    大道
     吉澤
石神 後藤 當間 山拓
     杉山
左利き3人が並ぶ左サイドが魅惑である。
當間を右SBに起用してサブとして強化するのも悪くない。
若い鼓動が伝わってくるようである。
時代は着実に移り変わっている。

ナカシ2発とレンタル選手達

2006年11月24日 | Weblog
仙台菅井V弾&中島2発/J2

<J2:仙台4-2湘南>◇第50節◇23日◇仙台
 J1昇格が消滅した仙台が、若手の活躍で来季につながる意地の白星を挙げた。仙台はホームで湘南と対戦。ロスタイムにMF菅井直樹(22)が決勝弾、FW中島裕希(22)が初の2得点となるゴールを続けざまに決め、4-2で勝った。
 昇格という目標を失った仙台がホームで、意地とプライドを見せた。同点で迎えた後半ロスタイム。残り3分の表示にも、イレブンはあきらめなかった。
 まずはMF菅井がほえた。勝利への執念が体を動かした。後半は足がつり、苦痛の表情だったが、最後はその「つった右足」で蹴った。エリア外中央でボールを受け「トラップした瞬間にシュートを打つと決めた」と、豪快なミドルシュート。ボールは無回転で湘南ゴールに突き刺さり、起死回生の決勝弾となった。「今年最高のゴール。サポーターに勝利の喜びを与えたかった」と大喜び。5月20日の草津戦以来、約半年ぶりゴールが静まり返っていたサポーターを沸かせた。
 そのわずか1分後、“絶好調男”中島がこの日2点目となるゴールをたたき込んだ。前半の「ゴールを見ずに蹴った」1発も圧巻だったが、最後を飾った「落ち着いて、巻いて蹴った」ダメ押しミドルも度肝を抜いた。中島は「自分が決めて勝てたからうれしい。同点にされてからも、みんな強い気持ちで戦った。最後もキン(菅井)が決めた後に僕が決めて、うれしさ倍増になりました」と満面に笑みを浮かべた。不調のFWボルジェス(26)以上の働きで“新エース”へアピールした。
 J1鹿島からレンタル移籍中の中島だが、仙台側は完全移籍、もしくはレンタル延長を強く希望しており、交渉を進める。中島は「去就はシーズン終わってからです。まだ何も分からない」と話したが、中島の仙台残留は来季の大きな力になることは間違いない。昇格を失った戦士たちが見せた熱い戦い。菅井のボランチ起用、そして中島の2発。来季へ向けての新たな戦いが始まった。【栗山尚久】
[2006年11月24日11時35分 紙面から]

中島祐希の活躍は素直に嬉しい。
FWはどんな場合に於いても結果を求められるポジションである。
先発を拝領し2得点の結果は何より。
『仙台側は完全移籍、もしくはレンタル延長を強く希望』
移籍するのであれば、レンタルの延長はあり得ない。
完全移籍にて地に足をつけねばならぬであろう。
そしてレギュラーを奪うのだ。
そして再来季に相見えたい。
熾烈なるブーイングを持ってして。

中島と同様にレンタル中の金古と石川は出場機会を逸している。
特に石川はレンタル先の緑虫が昇格出来ないと決まった瞬間から全くチャンスを与えられなくなっており、完全移籍もレンタル延長もほぼ無いと考えられる。
8月22日に当時首位の柏との対戦を観戦した際にはフル出場を果たし緑虫の勝利に貢献している。
小耳に挟んだ様子ではサポにウケも良かったのであるが、所詮外様である。
金古も怪我が癒えたはずではあるが、出場していない模様。
今季前半は福岡の堅守の要として活躍していたが、監督も変わり状況が変わったのであろう。
二人が「悔しさ」という経験を持って還ってくることには歓迎もしようと思う。
しかし、昇格失敗・降格という負の遺産を引きずるようでは戦力外と言わざるを得ない。
負け癖は不要である。
ここは義ではなく利を取りたい。
前に進むために。

新潟戦報道・コメント

2006年11月24日 | Weblog
鹿島は5得点で3連勝/J1
 鹿島が大量5得点で快勝し、3連勝とした。前半35分にFW田代が3戦連発となる先制点を決めると、FWアレックス・ミネイロ、DF新井場、MFファビオ・サントスが加点。最後は新潟のオウンゴール。
 田代は「ここ3試合は僕も、チームもいい状態にある。この調子を続けて、残り2試合も勝ちたいです」と話した。

3連勝の鹿島、目標は天皇杯 「みなさんと元旦に優勝を」
鹿島は新潟に5-1と快勝、連勝を3に伸ばした。アウトゥオリ監督は「気持ちの面で切り替えができて、良くなっている」とナビスコ杯決勝の敗北から立ち直ったチームを褒めた。
 リーグ戦の優勝が消えている鹿島にとって次の目標は天皇杯のタイトル。3点目を決めた新井場が「みなさんと元旦に優勝を味わいたい」とサポーターに呼び掛けると、赤一色のスタンドが大きく沸いた。

田代3戦連発!好調・鹿島3連勝

 【鹿島5―1新潟】鹿島は前半35分にFW田代のヘディングシュートで先制。その後も攻撃の手を緩めず5―1で大勝した。3戦連発となる今季7ゴール目を挙げた田代は「先取点が取れたのが大きかった。いいボールが入れば点を取る自信はあります」。11月に入り3連勝。アウトゥオリ監督は「ウチはこれぐらいの力はある」と胸を張った。

【J1:第32節 鹿島 vs 新潟 レポート】シーズン終盤戦で3連勝。天皇杯に向け、本気モードになってきた鹿島。新潟は痛い大敗。 [ J's GOAL ]
11月23日(木) 2006 J1リーグ戦 第32節
鹿島 5 - 1 新潟 (15:00/カシマ/12,178人)
得点者:'35 田代有三(鹿島)、'38 アレックスミネイロ(鹿島)、'45 本間勲(新潟)、'62 新井場徹(鹿島)、'64 ファビオサントス(鹿島)、'66 オウンゴ-ル(鹿島)
「選手たちはナビスコカップ決勝で敗れたことから気持ちの切り替えがきちんとできている。加えて、他チームの疲労が溜まっている中、鹿島の選手たちはコンディションがいい。ここへきて安定した力を出せるようになってきた」と鹿島アントラーズのパウロアウトゥオリ監督は前向きにコメントした。
 やや皮肉なことだが、11月3日のヤマザキナビスコカップ決勝で敗れてから、一気に調子を上げてきた鹿島。天皇杯4回戦・ホンダFC戦を皮切りに、ガンバ大阪、大宮アルディージャと立て続けに撃破し迎えた今日23日のアルビレックス新潟戦も快勝した。アレックス・ミネイロと田代有三の両ストライカーがそろい踏みし、新井場徹にファビオ・サントスがゴール。さらにオウンゴールも加わり、終わってみれば大量5得点の白星。残された唯一のタイトル・天皇杯獲得に向け、彼らはエンジン全開だ。
 2006年J1も残り3試合。勝ち点52で6位に位置する鹿島は23日、ホーム・カシマスタジアムに勝ち点42の8位・アルビレックス新潟を迎えた。この日の鹿嶋は今にも雨が降りそうな曇り空。気温は13度と予想ほどは下がらなかったが、鹿島灘から吹き付ける強風のため、体感温度は著しく低かった。
 そんなコンディションだが、連勝中の鹿島にとっては関係ない。この日は10月末からAFC・U-19アジアユース選手権でインドに遠征していた内田篤人がほぼ1ヶ月ぶりに先発に戻ってきた。その間、右サイドバックを担っていた新井場が本来の左サイドバックに回り、ファビオ・サントスが左MFに入った。右足首を痛めている岩政大樹は今回も欠場を余儀なくされた。また、2日前のU-21日韓戦に先発出場した増田誓志は控えに回り、ボランチには中後雅喜と野沢拓也が入る。そして2トップは現在絶好調のアレックス・ミネイロと田代だ。一方の新潟も鹿島と同じ4-4-2。増田同様、韓国戦に出場した千葉和彦はベンチスタートとなった。鹿島にとってはボランチ・シルビーニョ、左MFファビーニョ、FWエジミウソンのブラジル人トリオの動きに要注意だ。
 立ち上がりは新潟がいい入りを見せる。右の鈴木慎吾と松下年宏の連携、ファビーニョとエジミウソンの流動的なポジショニングでサイドから起点を作った。鈴木やエジミウソンが鋭い飛び出しを見せるなど、序盤は鹿島守備陣をひやっとする場面があった。しかし徐々にボールを支配。得意のパス回しから攻撃のリズムを作る。中盤の構成力は明らかに鹿島が上だった。
 そして33分、最初のビッグチャンスが訪れる。左からのクロスに飛び込んだ本山がゴール前で完全フリーになったのだ。「当てるだけで入ると思った」と本人もいうほどの決定機だったが、彼のヘッドはGK北野貴之に弾かれる。こぼれ球を拾った本山は再びシュートを放つが、北野がキャッチ。鹿島は千載一遇のチャンスを逃してしまう。
 これで新潟にリズムが行くかと思われたが、逆に本山の決定機が大量得点の呼び水となる。その2分後、左サイドに開いた本山からのクロスをアレックス・ミネイロが中央で流し、そこに飛び込んだ田代がダイビングヘッド。豪快に先制ゴールを奪った。この3分後には野沢のクロスに合わせた中央に動いたアレックス・ミネイロがフリーで右足シュート。2点目を挙げる。新潟守備陣にとってはほんの一瞬、作ってしまったゴール前の穴に飛び込まれた格好だ。鹿島らしい老獪な攻めで前半は2-0で折り返す。
 このまま終われない新潟・鈴木淳監督は後半からシルビーニョに代えて本間勲を起用。その彼が開始早々にいきなり1点を挙げる。キックオフと同時に前線に走りこんだ鈴木の動きに惑わされた鹿島守備陣が中途半端なクリアをしたボールを拾い、彼は思い切りミドルシュートを打ったのだ。この1点で新潟には「まだ行ける」というポジティブな空気が流れたはずだった。
 けれども、今の鹿島は常勝軍団と呼ばれた時代の勝負強さを発揮できるチーム。後半17分には左サイドを思いきり攻めあがった新井場が強烈なミドルシュートを決め、勝負を決める3点目をゲットした。本来のポジションに戻った彼は水を得た魚のようにイキイキしていた。その直後には右の内田からのクロスに呼応してファーサイドに走りこんだファビオ・サントスが4点目を奪う。さらに2分後にはオウンゴールまで飛び出し、鹿島は5-1で大量リードすることになった。
 鈴木監督はそれでも諦めず、アジアユースで活躍した河原和寿や田中亜土夢らフレッシュな選手たちを投入し、1点でも取ろうと必死にボールを追った。が、「今日の攻撃は単発ばかりで、工夫が足りなかった」と鈴木も反省するように、新潟は決め手を欠く。しまいにはエース・エジミウソンが2枚目の警告をもらって退場。ちょうど1年前、同じカシマで2-7で大敗した時の悪夢が蘇ってくるような苦い大敗を喫してしまった。
 鹿島は確実に勝ち点3を伸ばし、天皇杯に向けて自信を深めた。「ナビスコとリーグ戦を落とした分、必ず天皇杯を獲るという強い気持ちで戦っている」と新井場も言う。今の彼らはシーズン終盤の疲れを全く感じさせない。この調子で行けば、その悲願達成も十分可能だろう。対する新潟は順位を3つ落とし11位に後退してしまった。残り2試合、何とか踏みとどまりたいところだ。
2006.11.22 Reported by 元川 悦子

【J1:第32節】鹿島 vs 新潟:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●パウロアウトゥオリ監督(鹿島):
Q:ここへきてリーグ戦3連勝だが、チーム状態が上向いてきた要因は?
「まずナビスコカップに敗退し、そういった部分で気持ちの切り替えができたということ。以前から指摘していた精神的な強さが少しは改善できたし、よくなりつつあると思う。もう1つはフィジカル的な要素。彼らのコンディションが非常によく整っている。筋肉系のケガも他チームより少ないし、意識もやろうとすればできるところがよく表れている。そういった意味で、体の状態がよくなっている。他チームも疲労がたまっているけれど、我々は安定した力を出せるようになってきたし、高いレベルのプレーを出す選手の意識を称えたい。それをいかに持続するかという新しい挑戦に向かわなければいけない」
Q:内田が右に戻って、新井場が左に入ったが、これが天皇杯に向けての形になるのか?
「必ずしもそれだけではない。内田がいなくて、新井場が右、ファビオが左というオプションもできたし、ここ3~4試合でファビオも調子を取り戻した。今日は前をやらせたら、よりいいパフォーマンスを出せた。ナビスコカップ、リーグ戦のタイトルを獲れなかった分、天皇杯に向けてみんなで全力で戦っていきたい」
Q:新潟の弱点はどこで、どう突こうとしたのか?
「結果からしてみると、これだけのスコアだったが、新潟は悪い内容ではなかった。前線も質や機動性が非常に高い。しかし鹿島の選手たちがここぞという時に集中を切らさずにやったし、効率よく点を取ったからこういう形になった。それでも新潟にてこずった面はある。ウチの選手たちは『自分たちの力はこんなもんじゃない』と今、思っている。本来、もっとシーズンの早い時期から出すべき気持ちを、今になって出そうと思ったのではないか。そういう気持ちで最後までやろうとしているのが大事なことだ」

【J1:第32節】鹿島 vs 新潟:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●新井場徹選手(鹿島)
「勝ってよかった。前半はいい形だったけど、後半の立ち上がりにやられたのは反省点。あれはチームにとっての課題だし、警告。監督も5点取ったことより、そのことを問題視するはず。 サポーターのみなさんには申し訳ないけど、優勝がなくなった後の3連勝だし、あそこで勝っていればと思う試合はある。そういう意味では昨年と一緒。だからこそ、天皇杯は必ずタイトルを獲るという強い気持ちで臨みたい。そのつもりでリーグ戦を戦っている。残り2試合は必ず勝って、みなさんと元旦に優勝を味わいたい」
●本山雅志選手(鹿島)
「今日も勝ってよかった。でも立ち上がりからもっとプレスをしかけていけばよかった。ボールがつながらなくて厳しかったけど、徐々に回せるようになった。後半の頭も悪かった。自分自身、反省しなきゃいけない。
●田代有三選手(鹿島)
「いいボールが入れば点になる。いい流れの中で中にいれば、点につながるということが今日は実践できた。体を張って人につなげば、みんなうまいしうまく機能する。点が入る流れが今は分かるし、それを続けていきたい。ゴールシーンも飛び込む意識を持っていて、それを得点に結びつけることができた。点を取れば勝てるし、ウチの守備はしっかり耐えてくれている。これを維持したい。

元川女史は試合観戦しているようだ。
他の結果とコメントから記事を起こしている記者とは一線を画す。
ただし、可もなく不可もない記事ではある。
この鹿島本来の調子をもたらせたのは誰がどう見てもガンバの橋本選手であろう。
彼のオウンゴールが、これまでの憑き物を祓ってくれたとしか思えない。
そして退場で調子がガツンと上がった。
本当に感謝している。
昨季後半からの悪霊を聖地から追い払ってくれたと言えるだろう。
昨日の試合でもポカンと集中力が切れている時間が多数見受けられた。
本当にどうしようもないパスミス・連携ミスを自陣内で犯すのである。
危険極まりない。
10月までの不調時には確実に失点していた。
しかし、昨日の試合では(その前の大宮戦でも)、ピンチから逆襲に転じチャンスに繋がっているのである。
巡り合わせとは不思議なモノである。
あれほど奥州から天下を狙っていた政宗が、副将軍となり幕府に尽力を惜しまず、支倉常長を南蛮に送ったにも関わらずキリシタンを弾圧することになろうとは、誰にも予想し得ないことであった。
時勢は常に混沌としている。
今に流されず、真実を見て過ごすことが寛容であろう。

みちのく便り

2006年11月23日 | Weblog
塩釜FCユース遠藤が鹿島入り

宮城・塩釜FCユースのMF遠藤康(塩釜3年)がJ1鹿島に入団することが22日、分かった。U-15~同18と各カテゴリーの代表を経験し、海外遠征にも参加してきた。遠藤は「長年の夢がかなった。鹿島はJでもトップクラスのチーム。チャレンジャー精神で、まずは試合に出たい」と意欲を見せた。
 167センチと小柄だが、左足の正確なキック、安定したボールキープ力が持ち味だ。鹿島のほか新潟、千葉、J2では山形、柏からもオファーがあった。U-18日本代表として出場した今年の仙台杯国際ユースサッカーでは、フランス代表監督に「日本は遠藤を抑えれば勝てる」と言わしめた。そのフランス戦でも、ゴールを決めた。指導13年目の小野寺陽人監督(41)は「今まで彼より素質のある選手はたくさんいたが、技術の習得の早さはずばぬけている。鹿島で周りのうまい選手を見て、どのように成長するか楽しみ」と期待した。
 早くも12月には鹿島の練習に参加予定。「ボールを持ったら何かが起こるという期待感を与えられる選手になりたい」。みちのくの至宝が、いよいよJの舞台に挑戦する。【塩谷正人】
[2006年11月23日10時55分 紙面から]

「みちのくの至宝」
何と心地よい響きであろうか。
北国の粘り強さでみちのくから鹿島の至宝と脱皮して欲しい。
修験者の子・遠藤基信の如く忠節を誓うのである。
決して息子の宗信に倣って駆け落ちしてはならぬぞ。

Jリーグ第32節 アルビレックス新潟戦

2006年11月23日 | Weblog
大漁旗。
大量、大量!!
さすがに昨季の7得点には及ばないが、今季初の5得点は気持ちがよい。
公式戦4試合連続弾の田代、お久しぶりねのアレックス・ミネイロ、そこで君が決めたのか!のFSと枚挙に暇がない。
特筆すべきは新井場の魔球である。
我等の向かって蹴ったのかと思わせた真上への蹴球が、音を発したが如く落ちてネットを揺らした。
これには我等の驚愕を隠せなかった。
まさに大量点、大漁旗を立てねばなるまい。
「大漁旗」とは、元来 沖の漁船から港で待つ家族や仲間に、いち早く大漁の報らせを伝える信号旗の役目のこと。
いち早く、仲間に知らせたい気持ちはよくわかる。
大量得点時には、大漁旗があっても良い。
だがな、ニット帽子の彼よ、試合中に旗を振り続けることはないのだぞ。