鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

清水戦プレビュー

2014年05月31日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 清水】プレビュー:他会場の動向で様々な思惑が交錯する大混戦GROUP Aの最終節。順当に清水が勝ち抜けるか、それとも鹿島が大逆転で決勝トーナメント進出を決めるか?(14.05.31)
6月1日(日)ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 清水(15:00KICK OFF/カシマ)
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GROUP Aが大混戦だ。現在、首位なのはG大阪(勝点12)。清水、神戸がそれに続き、F東京、鳥栖、鹿島と、最終節を残して7チーム中6チームに予選突破の可能性が残されている。他会場の行方も含め、様々な思惑が交錯する90分となりそうだ。

突破の条件を整理しよう。まず、現在2位の清水は2点差以上で勝利すれば試合のないG大阪を上まわることができるため、他チームの動向に関係なく決勝トーナメント進出を決めることができる。しかし、1点差勝利の場合、神戸が4点差以上の大勝を収めると、勝点12で並ぶものの得失点差で下回るため3位に転落してしまう。引き分けのときは4位のF東京まで、負けのときは6位の鹿島まで順位が入れ替わる可能性があるため、なんとしてでも勝利が欲しいところだ。

それに比べると、現在6位の鹿島はかなり厳しい条件をクリアしなければならない。まず、この試合を3点差以上で勝利することが必須だ。さらに、神戸対仙台で仙台が勝利、F東京対鳥栖が引き分け、もしくは鳥栖が勝利した場合、鳥栖よりも2点多く得点を決めて勝利することで、ようやく2位に滑り込むことができる。5月の公式戦6試合で4点しか奪えていないチームにとっては、本当に厳しい条件が突きつけられた。

3点以上というゴール数をクリアするには、早い時間での得点があれば大きな助けとなるだろう。しかし、前節は先制点を狙いにいったことで序盤から打ち合いとなり、先に失点したことで試合展開を難しくしてしまった。中3日の連戦では、前節の問題点を消化する時間もない。同じような戦い方はリスクが大きいと思われる。
今季、両チームはリーグ第10節で対戦済み。そのときも、お互いのゴール前を激しく行き交う展開となり、結果的には鹿島が勝利したものの、どちらに転んでもおかしくない内容だった。
これまで鹿島は、技術に長けた選手が多いだけでなく、試合のペースを見極めながらチーム全体が同じ意図を持って戦うことで、相手を上まわってきた。しかし、急激な若返りによって勢いはついたが、その長所が薄れつつある。両SBの攻めあがりを基本とする鹿島は、ワイドのポジションに選手を配置する清水との相性は悪く、速い展開の試合を得意とするのも清水。ゲームプランの検討には慎重を期する必要があるだろう。

しかし、5月の公式戦を1勝5敗で終えたことに選手は屈辱を感じている。前半戦最後の試合を勝利で終え、後半戦に繋げたいという思いは強い。
「あと1試合、個人的には良い意味で自分勝手にやれればと思う」
そう息巻いたのは土居聖真。毎試合のように監督から強い口調で奮起を促される28番だったが、今回ばかりは何も言われなかったそうだ。「怒りを通り越しているのかもしれません」と危機感は強い。
「繋ぎ役として、後ろに下がって前線にパスを供給しても取られてしまうなら、自分でドリブルで突っ込んでいこうと思う。そこが足りないから監督にも言われるんだと思います」
土居以外の選手も、それぞれに胸に秘めた思いがあるはずだ。

以上
2014.05.31 Reported by 田中滋


「5月の公式戦を1勝5敗で終えたことに選手は屈辱を感じている」と記す田中氏のプレビューである。
5月は悔しい思いをした。
これを屈辱と思わずしてなんと思うのか。
この気持ちを6月唯一の公式戦にぶつけ、勝利で飾りたいところ。
そんな中、聖真は「自分でドリブルで突っ込んでいこうと思う」と語る。
ここはリスクを冒してでも得点に繋げようとする姿勢が見られるのではなかろうか。
聖真を中心にゴールを積み重ねるのだ。
中断前最後の試合での勝利を信じておる。

大迫の移籍金の一部が鹿島へ

2014年05月31日 | Weblog
OSAKO Für 1,5 Mio zum 1. FC Köln
Aber die Ablöse hat einen Haken
VergrößernTSV 1860 München: Yuya Osako für 1,5 Mio zum 1. FC Köln


Kurzes München-Gastspiel als Löwe: Yuya Osako verlässt 1860 Richtung Bundesliga-Aufsteiger Köln
Foto: dpa Picture-Alliance


31.05.2014 - 00:01 Uhr
Von THOMAS ERNSTBERGER
Sayonara Yuya, Servus Osako!
Es ist keine große Überraschung mehr, aber es ist jetzt fix: Japan-Stürmer Yuya Osako (24) wird die Löwen nach nur einem halben Jahr und sechs Toren in 15 Spielen wieder verlassen.
„Wir müssen uns darauf einstellen, dass er geht. Wir sind komplett der Vertrags-Situation ausgeliefert und haben ihn nicht mehr zu 100 Prozent in unseren Planungen drin“, sagte 1860-Sportchef Gerhard Poschner gestern Mittag zu BILD.
Am späten Nachmittag dann schlechte Nachrichten für 1860 in gut informierten sozialen Netzwerken Japans: „Osako wechselt nach Köln“, hieß es da.
BILD hakte in Japan nach und erfuhr: Osako, der sich derzeit mit der Nationalmannschaft in seiner Heimat auf die WM vorbereitet, hat von seiner Ausstiegsklausel Gebrauch gemacht und bei 1860 zum 30. Juni gekündigt.
Er wird bei Bundesliga-Aufsteiger 1. FC Köln einen Dreijahresvertrag bis 2017 unterschreiben.
Der japanische Nationalspieler kostet die Rheinländer die festgeschriebene Ablöse von rund 1,5 Millionen Euro. Die geht aber nicht komplett an die Löwen: Den Großteil (mehr als eine Million) erhält Osakos Ex-Club Kashima Antlers.
Osakos Plan ist damit genau aufgegangen. Mit Toren und starken Leistungen in der 2. Liga hat er sich zur WM nach Brasilien und in die Bundesliga geschossen.
Und sich in dem halben Jahr in München an die europäische Kultur gewöhnt... Jetzt macht er den nächsten Schritt.
Und bei den Löwen verschwinden viele sympathische Farbtupfer: Die zahlreichen japanischen Gäste am Trainingsgelände gehören nun der Vergangenheit an…


大迫のケルン移籍を報じるBILD誌である。
ここで特筆すべきは、今回の移籍金の大半が鹿島の入るということ。
その額は100万ユーロとも言われる。
これは驚きの金額と言えよう。
篤人に続き孝行息子である。
鹿島を潤させるこの移籍にて、大迫には更に飛躍して欲しい。
楽しみにしておる。

鹿島、ものを伝えると同時にビジネス拡大のチャンス

2014年05月31日 | Weblog
J1鹿島、自前制作の「見せる映像」で稼ぐ
2014/5/31 7:00

 サッカーJリーグ1部(J1)の鹿島アントラーズは、ホームのカシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)に自前の放送用スタジオを設けている。クラブ自ら試合映像を編集・制作し、有料多チャンネル放送「スカパー!」で放映する。J1のクラブで中継映像をつくるのはアントラーズだけ。2014年中にはスマートフォン(スマホ)などモバイル端末への配信も計画、スタジオを軸にしたコンテンツビジネスは広がりを見せ始めている。

■12台のカメラが試合を追う

 5月6日、名古屋グランパス戦。アントラーズのユニホームを着たサポーターが続々とスタジアム入りする午後1時ごろ、中継スタッフがスタジオに集まった。この日の中継方針などを確認する場だ。「チームのことをよく知るのがクラブだから、見せたい映像を提供することができる」。鹿島アントラーズの鈴木秀樹取締役事業部長は、自前のスタジオを設けた狙いを語る。「クラブと第三者では中継映像に関して重要度が違ってくる」

 放送席付近の高い位置やピッチ脇など、カメラは有人・無人で合計12台ある。スタジオではそれぞれのカメラがとらえた映像をもとに、ディレクターが放送する場面を指示する。ゴールシーンのリピートやスロー再生、シュートを決め喜ぶ選手の表情など、瞬時の判断が求められる。

■東京都心から遠いゆえに


カシマサッカースタジアムは12台のカメラ、放送用スタジオなどの中継設備を備えている

 スタジオは2013年3月に本格運用を始めた。ソニー子会社のソニービジネスソリューション(東京・港)の映像制作・中継システムを採用した。それまでは試合のたびに中継車を借りていた。スタジアムのある鹿嶋市は東京都心から車で2時間ほど。試合当日は渋滞も激しい。中継車を呼ぶのに時間がかかり、その分、レンタル料もかさむ。より安定的に中継しコストを削減したい。スタジオ設置にはこうしたクラブの事情も背景にある。

 観戦を終えて帰るサポーターらに試合の様子を振り返る映像などをモバイル端末に提供する準備を進めている。2014年中には試験的に配信する。いずれはスタジアム内のスポーツ施設を使ったヨガやフィットネスのプログラム配信なども手掛ける。「限られた箱の中でやっていることを、映像配信を通じてより多くの人に提供する」(鈴木事業部長)。スタジオの中継設備は、コンテンツビジネスの重要な部分を担う。

 Jリーグは東南アジアのリーグと提携するなどアジアとの関係強化を進めている。現地での放送の機会も増える。自前の中継設備を持つアントラーズにとって「ものを伝えると同時にビジネス拡大のチャンス」(鈴木事業部長)を秘めている。

(映像報道部 小松野義博)


自前の放送スタジオを完備し、映像制作を行う鹿島である。
よりクオリティの高い映像を発信し、ファン獲得を狙う。
鹿島の事業戦略に揺るぎはない。
クラブ一丸となって邁進していきたい。

大迫、ケルンと3年契約へ

2014年05月31日 | Weblog
大迫、ケルンと3年契約へ
ケルンと3年契約と伝えられた大迫



2014/05/31 8:05:00

数日中に正式発表か

1860ミュンヘンに所属する日本代表FW大迫勇也のケルン移籍が目前に迫っているようだ。大迫がケルンと3年契約を交わすことになると、ドイツ『ビルト』が伝えた。

今年冬にJリーグ1部(J1)の鹿島から1860ミュンヘンに移籍した大迫は、契約条件により、この夏に安値で新天地へ行くことが可能だった。そこで、2部で優勝したケルンが1部を戦うための新戦力として大迫に興味を持ったようだ。

報道によると、違約金150万ユーロで大迫の1860ミュンヘンとの契約が解除となり、ケルンは選手と3年契約を交わす。

地元メディアは、数日中にクラブからの正式発表があるとしている。大迫の違約金の一部は、鹿島にも分配されるようだ。


ケルンと3年契約と報じられた大迫である。
数日中に正式発表があると伝えられ、信憑性が高い。
いよいよブンデスリーガにて活躍する大迫が拝めることとなろう。
楽しみである。

大混戦を抜け出すのは?!

2014年05月31日 | Weblog
いよいよ大詰め。決勝トーナメント進出へ予断許さぬ大混戦
2014Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグも、いよいよ最終節。その第7節が6月1日(日)に開催される。Aグループは首位のG大阪から6位の鹿島に、2位以上となって突破の可能性が残る大混戦。前節で浦和が突破を決めたBグループも、4チームが残り一枠を争う。どのようなドラマ、結末が待っているのか、クライマックスは目が離せない。

鹿島(6位) vs 清水(2位) 6月1日(水) 15:00@カシマ



鹿島は予選リーグ突破の可能性があるとはいえ、7チーム中6位という順位でも分かるように、全く楽観はできない状況にある。直接のライバルになる清水に対しても、3点差をつけての勝利が必要。その上で他の2試合の結果を待たなければならない。この綱渡り的な状況に際し、0-3と敗れた前節の神戸戦後にトニーニョ セレーゾ監督が強調したのは「戦う姿勢」。ヤマザキナビスコカップ最多の5度の優勝を誇る名門が、何度も試練をくぐり抜けてきたMF小笠原満男らのベテランを中心に、MF柴崎 岳などの若い選手が発奮し、どのような戦いを見せるかが大いに注目される。

清水は決勝トーナメント進出に有利な状況ながら、3位の神戸が同勝点のため、できるだけ点差をつけて勝利をつかみたい。前節は鳥栖に0-2と敗れ、「(パスを)つながれると難しかった」とFW大前 元紀。鹿島もパスワークを基本とするだけに、その対策が重要になりそうだ。大前をはじめ、FW高木 俊幸、MF河井 陽介らの機動力を生かし、鹿島のディフェンスラインの背後で勝負を挑みたいだろう。


清水との最終節をピックアップするJリーグ公式のプレビューである。
前節の惨敗にて、大差での勝利と他会場の結果が決勝トーナメント進出への条件となった。
ここは「戦う姿勢」にて勝利を掴み取りたいところ。
岳と満男のダブルボランチから繰り出されるパスにて得点を積み重ねたい。
必ずや勝利をもたらせてくれるであろう。
楽しみな一戦である。

フットバレー実施

2014年05月31日 | Weblog
2014年05月30日(金)


15時からのミーティング後、フットバレーを行いました。また攻撃陣と守備陣に分かれて、シュート練習や守備練習も実施しています。

フットバレーを行うメンバーである。
中断前の最後の試合・清水戦に備え、チームはモチベーションを上げておる。
強い気持ちで挑み、大勝を飾って欲しい。
楽しみな一戦である。

深井、V・ファーレン長崎へ

2014年05月30日 | Weblog
深井 正樹選手 新規加入のお知らせ
2014年6月1日(日)より、深井正樹(フカイ マサキ)選手が新規加入することとなりましたのでお知らせいたします。

深井 正樹 (フカイ マサキ) FUKAI Masaki
【生年月日】 1980年9月13日生まれ(33歳)
【出身地】 山梨県
【身長/体重】 161cm/61kg
【ポジション】 FW/MF
【サッカー歴】 
山梨県立韮崎高等学校 - 駒澤大学 - 鹿島アントラーズ - アルビレックス新潟 - 鹿島アントラーズ - 名古屋グランパス - 鹿島アントラーズ - ジェフ千葉 - 鹿島アントラーズ - ジェフ千葉


【出場記録】 (シーズン:所属/リーグ戦/リーグカップ戦/天皇杯)
        <2003:鹿島>22試合2得点/5試合0得点/4試合2得点
        <2004:鹿島>20試合3得点/6試合2得点/3試合0得点
        <2005:鹿島>27試合4得点/6試合0得点/2試合0得点
        <2006:鹿島>23試合11得点/11試合1得点/3試合1得点
        <2007:新潟>18試合2得点/5試合1得点/1試合0得点
        <2008:名古屋>18試合2得点/5試合1得点/1試合0得点
        <2008:千葉>11試合4得点/ - /0試合0得点
        <2009:千葉>32試合6得点/6試合2得点/2試合0得点
        <2010:千葉>19試合1得点/ - /2試合1得点
        <2011:千葉>36試合14得点/ - /1試合0得点
        <2012:千葉>36試合4得点/ - /2試合0得点
        <2013:千葉>13試合0得点/ - /1試合1得点

2013J1昇格プレーオフ 1試合0得点

【代表歴】 ユニバーシアード 北京大会日本代表(2001年)

【国際大会個人成績】
        <2002-03ACL:鹿島>2試合0得点

深井正樹選手のV・ファーレン長崎への加入について
2013シーズンまでジェフユナイテッド千葉に所属し、5月3日のフクアリ満員大作戦!のPR部長としてもご活躍いただいた深井正樹選手が、6月1日よりV・ファーレン長崎に加入することとなりましたので、お知らせいたします。

深井 正樹 (ふかい まさき)

□生年月日
1980年9月13日(33歳)

□出身地
山梨県

□身長・体重
161cm・60kg

□ポジション
FW

□経歴
韮崎高校→駒澤大学→鹿島アントラーズ→アルビレックス新潟(期限付移籍)→
名古屋グランパスエイト(期限付移籍)→
ジェフユナイテッド千葉(2009年より完全移籍)

□出場記録
[所属] [Jリーグ(J1)] [Jリーグ(J2)] [ナビスコカップ] [天皇杯]
2003 鹿島 22試合 2得点 - - 5試合 0得点 4試合 2得点
2004 鹿島 20試合 3得点 - - 6試合 2得点 3試合 0得点
2005 鹿島 27試合 4得点 - - 6試合 0得点 2試合 0得点
2006 鹿島 23試合 4得点 - - 11試合 1得点 3試合 1得点
2007 新潟 18試合 2得点 - - 5試合 1得点 1試合 0得点
2008 名古屋 5試合 0得点 - - 6試合 0得点 - -
千葉 11試合 4得点 - - - - 0試合 0得点
2009 千葉 32試合 6得点 - - 6試合 2得点 2試合 0得点
2010 千葉 - - 19試合 1得点 - - 2試合 1得点
2011 千葉 - - 36試合 14得点 - - 1試合 0得点
2012 千葉 - - 36試合 4得点 - - 2試合 0得点
2013 千葉 - - 14試合 0得点 - - 1試合 1得点
ジェフ通算 43試合 10得点 105試合 19得点 45試合 6得点 6試合 2得点
通算記録 158試合 25得点 105試合 19得点 21試合 0得点 21試合 5得点


□コメント
皆様、僕の怪我の事でご心配おかけしましたが、この度、サッカー選手として復帰できるまで回復しました。アジアを含め、復帰場所、時期を模索していましたが、V・ファーレン長崎からオファーを頂き、行くことを決めました。
ジェフの関係者の皆様、ファン、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。
年末に怪我をしてしまい、暗く長いトンネルを歩くと思っていたときも沢山の温かい言葉に勇気をもらいました。PR部長など、なかなか経験できない仕事をさせて頂いて、みなさんと一緒に盛り上がれたことが本当に楽しかったし感謝の気持ちで一杯です!
これからはライバルになりますが、元気いっぱい走り回る姿を、皆様に見せて行きたいと思います。
6年間本当に幸せな時間でした。ありがとうございました!!


V・ファーレン長崎に入団の決まった深井である。
今年の1月にJEFを退団しており、去就が気になっておったが、負傷が癒え、再びピッチに戻ってくることとなった。
これは嬉しい報。
長崎のJ1昇格に神領するのだ。
活躍を楽しみにしておる。

赤に期待

2014年05月30日 | Weblog
2014年05月29日(木)


15時からのミーティング後、ユースと練習試合を行い、西選手のゴールで1-0と勝利しました。なお、神戸戦の出場メンバーは軽めのトレーニング調整をしました。

ユースとの練習試合に出場した赤である。
チームの決定力不足に対して赤待望論が盛り上がる。
ここは公式戦での起用が待たれるところ。
素晴らしい動き出しでチームを救って欲しい。
赤の活躍を期待しておる。

神戸戦レビュー

2014年05月30日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 神戸】レポート:全員が一致団結して戦った神戸が会心の勝利!2連敗からの3連勝で決勝トーナメント進出へ望みを繋ぐ!
5月28日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 0 - 3 神戸 (19:00/カシマ/6,054人)
得点者:9' 杉浦恭平(神戸)、57' 大屋翼(神戸)、75' 橋本英郎(神戸)
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シュート17本を放っても神戸のゴールネットが揺れることは一度もなかった。会心のゴールが決まるたびに派手なガッツポーズを繰り返す安達亮監督と、シュートが外れるあとにガックリ膝をつくトニーニョ・セレーゾ監督の姿はとても対照的だった。

神戸にとっては会心の勝利と言えるだろう。リーグ序盤の快進撃を支えたマルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、シンプリシオのブラジル人トリオを欠き、さらには小川慶治朗もいない布陣。厳しい戦いも予想されたなかでチーム全員が一致団結して戦い、勝利をもぎ取った。
試合は序盤から神戸のペースだった。鹿島は「今日は立ち上がりの20分で圧力をかけて1点を取りにいこうと指示を出しました」というセレーゾ監督の指示を受け、勢いよく攻撃に出ていたがバランスを保っていたのは神戸。相手のボールを奪うとすばやく速攻を繰り出し、森岡亮太、杉浦恭平が立て続けに決定機を迎える。
すると9分、植田直通が小笠原満男に不用意に預けたパスを複数人で囲んで奪い返し、逆サイドへフリーで走り込んでいた杉浦に展開すると、これを杉浦が落ち着いて流し込み、鹿島の出鼻をくじく先制点を奪った。

その後は鹿島が猛攻を仕掛ける。「先制したあとは、前半はかなり鹿島にボールを動かされてほとんど自陣で守備で耐えるだけの時間帯が長かった」と神戸の安達監督が振り返るとおり、神戸は自陣に釘付けになった。しかし、序盤に2度も遠藤康のシュートを阻んだ山本海人を中心とした神戸守備陣の集中力は高く、鹿島の攻撃もワンパターンになりがちで神戸のゴール前を崩すまでには至らなかった。

後半、鹿島は遠藤とカイオに代えて豊川雄太と野沢拓也を投入し、攻撃の活性化をはかる。サイドに開きがちな前者と違い、互いに近い距離でプレーする2人はいきなりチャンスをつくった。しかし57分、ドリブルでつっかけた野沢が倒されるもファウルを取ってもらえず、逆にカウンターを受けたところであっさり2点目を神戸に許し、スタジアムには冷たい空気が漂うようになった。
その後、75分にも橋本英郎にフリーでシュートを許し、曽ヶ端準の手を弾いたボールがゴールに吸い込まれ神戸が3点目。思わぬ大差が付く試合となった。

これまで出場機会に恵まれなかった選手が「いままでの自分たちが試合に出られなかった鬱憤を晴らすかのように活躍してくれた」(安達監督)という神戸。チームには良いサイクルが生まれている。ヤマザキナビスコカップは2連敗からのスタートだったが、これで3連勝。最終節、清水の結果次第では、勝利すれば決勝トーナメント進出も夢ではない。仙台とのホームゲーム(6/1@ノエスタ)にすべてを賭けることになる。

鹿島はこれで3敗目。なんとか突破の可能性は残しているが、大量得点を奪って清水を下し、さらに神戸が敗れ、F東京が引き分け以下、鳥栖が勝った場合はそれを上回る得失点差、といういくつもの条件をクリアしなければいけない。05年以来の予選リーグ敗退が近づいてしまった。

以上
2014.05.29 Reported by 田中滋


惨敗に筆の重い田中氏のレポートである。
敗因を追求したいところであるが、それを追い求めても仕方があるまい。
チャンスを作っても決めきれず敗れた試合は、トニーニョ・セレーゾ政権以前から散見され、オリヴェイラ時代もジョルジーニョ時代にもあったこと。
決定力を高めるため、厳しい練習を重ね、そしてメンタルを成長させるのだ。
期待しておる。

神戸戦コメント・報道

2014年05月29日 | Weblog
Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第6節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・今日先発したメンバーがここまでの中心だし、連係面もコンビネーションもしっかりしているので、意思の伝達がスムーズかと思っていた。序盤からプレッシャーをかけ、点を取っていこうと言っていたし、チャンスは多くあった。非常に残念だったのは、失点するまで責任感を感じていない選手が数人いたこと。このクラブは多くのタイトルを獲ってきたし、このナビスコカップはクラブにとっても大切なタイトル。今日勝てば予選リーグ突破できる可能性は大きくなったし、そのためにもどう戦うかを伝えたつもり。その消極的な姿勢に対して、私は悲しく思う。

・勝つという欲があったのか、そういう部分は改めなければいけない。私は試合を消化する選手を育てているわけではなく、勝つために戦う選手を育てている。それはハーフタイム中に強く選手たちに伝えた。お金をもらっている以上、勝つ姿勢をお客さまに見せることは当然。それができなければ、プロとは言えない。一生懸命プレーすることは当たり前だし、勝負にこだわる姿勢を示すことがとても重要なことだと思う。今日の消極的な姿勢は見ている皆様に伝わったと思うし、それはプロとしてあってはならないこと。後半になって、まだ良くはなったと思うが、若いチームだから故の経験のなさも出た。しかしそれは指導していけば、改善できる部分だし、私は彼らの吸収したいという気持ちを感じている。ただ今は2、3人の選手がいつもの力を発揮できなければ、全く違うチームになってしまうのが現状。相手がどのような対策を取ってくるのかを試合の中で分析し、対応できるまでやらなければいけない。言われていないから分からないでは、まだ未熟と言える。臨機応変に対応しなければいけない場面というものは、試合中は必ず出てくる。セオリーを今はたたき込んでいる段階で、相手のやり方に適時対応する方法を身につけていかなければならない。

・忘れていけないことは、神戸はしっかりやらなければいけないことをしっかりやっていたことだし、そこは称えなければいけない。我々にはやらなければいけない課題がたくさん残っている。ナビスコカップではまだ1試合残っているので、それに対して先ずは全力を尽くす。

・自力での突破は難しくなって、他の試合の結果に左右される。しかし言えることは、ホームゲームで勝てていれば、全く問題なかったということだ。



【野沢 拓也】
負けるのは本当に悔しい。まだ終わったわけではない。ホームで最近勝てていないというのがあった。次もホームだし、勝たなければいけない。勝たないと、ついてくるものもついてこない。次勝つことが、大事。

【昌子 源】
負けたら、全部言い訳になる。この結果を受け止めていく。これが実力。G大阪戦に続いて立ち上がりにやられたのも敗因の1つだと思う。どんな立場であれ、次の清水戦は絶対に勝ちます。誰が、ということではなくチーム全体の責任。試合が終われば結果論でいろいろなことが出てくるが、全部言い訳になる。この敗戦をしっかり受け止める。中断前にサポーターの方に勝つ試合を届けたいので、引きずらずに良い形で臨みたい。清水戦に出たからには、無失点で行きたいし、立ち上がりの失点も多いので、声を出してまとめていきたい。勝たなければ意味がない試合だった。まだ(予選突破の可能性は)ゼロじゃないから、諦めるわけにはいかない。1%でも可能性があるなら、全員でしっかりつかみに行きたい。誰1人として諦めていない。1%でも、0.1%かもしれないけど、それをつかみに行くために死に物狂いでやる。

【豊川 雄太】
力不足。コンビネーションで崩していく場面は何回かあった。あのような場面を増やしていきたい。それをあまり出せなかった。悔しい。絶対に負けられない戦いだったから、勝てなかったのは悔しい。前半を見ていて、早い段階で失点してしまった。チームとしては、25分以内に1点を取ることを目標として試合に入った。そこで取れなかったのも痛かった。パスやコンビネーションをもうちょっと上げていく必要があるのかなと思う。

2014年05月28日(水)


本日行われたナビスコ予選 第6節 神戸戦は、0-3で負けを喫しました。

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 神戸】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.05.28)
5月28日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 0 - 3 神戸 (19:00/カシマ/6,054人)
得点者:9' 杉浦恭平(神戸)、57' 大屋翼(神戸)、75' 橋本英郎(神戸)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:最初の1点目が痛かったと思います。今日のメンバーだと縦に速いサッカーになってしまうため、後半に中盤の選手を代えたと思いますが、もともとはどういう狙いがあった起用だったのでしょうか?

「今日先発したメンバーがこの5カ月間ずっと先発したメンバーであり、連携や連動、お互いの特長や癖、お互いの長所や短所ということもよく理解している。そうすると試合の戦法を考えた時にやりやすい、あるいは意思の疎通が簡単に伝達できるのではないかと言う思いがありました。今日は立ち上がりの20分で圧力をかけて1点を取りにいこうと指示を出しました。残念ながら失点する前に、おそらくこの試合の90分のなかで得点になりそうな場面が、我々に4回から6回くらいあったのではないかと思います。僕は戦法、あるいは今日について求めたものがありました。

非常に残念なのは、失点するまで、何名かは責任の無さが見える姿勢があったことを非常に残念に思いました。このクラブというは数多くのタイトルを獲ってきたクラブです。ヤマザキナビスコカップというのは僕にとってもクラブにとっても非常に重要な大会であり、今日勝てば予選突破できる可能性が、次節で勝つよりももっと可能性の高いところに持っていくことができました。その条件を達成しないといけないと伝えた上で、こういう戦法をとってこう戦っていくんだということを伝えました。その上で、自覚の無さ、責任感の無さが、結果よりも残念な気持ちになります。

例えば、相手が得点をした時、そのあと当然ながら時間を稼いだりゆっくりしたプレーをする中で、誰一人としてもレフリーにアピールしたり、ボールが出たところでボールを拾ってその場所においてリスタートを早くさせるとか。そういうような姿勢で積極性や勝ちたい欲があるのかないのかがわかる。それは言葉ではなく表現です。間違いない、嘘のない姿勢なので、そういった部分は改めないといけない。僕は試合をこなす選手を育てているつもりはないですし、常に勝負にこだわる選手、どんな状況でも最後まで諦めない姿勢を見せる選手を育ててるつもりです。僕はハーフタイムで選手の意識を少しでも変えられればと思いました。彼らに言ったのは、この試合もしかして0-3や0-4で負けてもいい。ただ、最低限戦う姿勢や一生懸命やろうとしている気持ちを見てる人にちゃんと伝えないといけない。お金をもらっている以上、一生懸命やることは基本的な部分であって、それを示さないのはあってはいけない。それはプロ意識の無さであり、許されるべきことではありません。僕を含めて選手、スタッフ全員が、テレビを通じて応援してくれてる皆さんや今日来て下さってる皆さんに対して一生懸命やることは当たり前のことです。熱くなる、熱くならないということの度合いは、勝負にこだわる意識や競争意識を示している。今日は水曜日だ、夜だ、蒸し暑いな、という印象を、僕だけでなく前半を途中から見ていた人は感じてしまったと思います。それは、指導者としてはとても残念なことであってはならない。最低限のことはやらなければならない。

後半になって、少しはそういう一生懸命な姿勢を見せたところはあるかもしれません。どうしてもビハインドという状況だったので、バランスを崩しながらやらなければいけませんでした。バランスを崩しながらでも気の利いたポジショニングだったり、あるいはプレーを切ることができれば、また違うのですが、どうしても若いチームですので、若さ故の経験の無さのところでちょっと物足りないところがありますけれど、指導していけば彼らは良くなっていくという自信を僕は持っているし、彼らもその自信を持っている。吸収したいという気持ちは若手に関しては評価したいと思います。この半年間の中で、チームは残念ながら組織としての成熟は、まだできていないし、個人の部分でもやっていかないといけない。あとは2、3人の選手のパフォーマンスによっては、チームの成績やパフォーマンスに影響してしまっています。週に1回の試合だとなんとかいけるけど、週に2回だとだんだんパフォーマンスが低下してしまう。そうなるとチームがコロッと変わり、同じメンバーでありながら違うチームに変貌してしまいます。まだ、組織として、チームとしての完成度は遠い話しなので、徐々にやっていかないといけません。試合の中でやっていいプレーとやってはいけないプレーが存在するが、まだ若さ故に、これはどうなんだろうと、瞬時の判断ができていない。相手が何をどのように狙っているのか、相手がどのように対策を取ろうとしているのか、ということを試合のなかで対応できていない。分析は試合の前にミーティングで伝えますが、ただ試合中は人間がやっている以上、自分たちが変化を加えるのと同様に、相手もいろんな変化を加えて来ます。それを読んで次の対応をしないといけない。言われてないから対応できません、ということでは未熟さに繋がる。そこをもう少し改善しないといけないと思います。臨機応変に、Aプラン、Bプラン、Cプランまでは伝えますけど、Dプランは自分で臨機応変に感じて対応しないといけない。そういう場面が試合中には存在するので、うまく指導していきたいと思います。まず基本的なベースとサッカーのセオリーがあるので、それを叩き込んでいるところです。それができるようになれば、おそらく勝っている時、負けている時、引き分けている時というベースの中で、次は不利か有利な状況になった時、どのように対応していくのかとうことを、相手の圧力やジャッジの影響があるなかで、精神状態や技術、体力といういろんな変動する自分のなかの要素を考えながら対応する術を身につけないといけません。

半年間、指導する中で若手に対しては何の不満もない。多少のミスというのは存在するし、逆に彼らはそのミスをしないと、言葉や練習で示したとしてもわからない。そのミスを犯したことで指摘され、これなのか、とわかるようになるし、やろうとしている気持ちもある。そこに関しては不満はないです。しかし、もし物足りなさを感じているというところであれば、中堅とそれ以上の選手たちが、もうちょっと彼らはできるはずなのに出し切れていないという気持ちがあります。中堅組とベテラン組がもっとチームに貢献できるのにな、という気持ちがあります。試合に負けた後なので、ああだこうだと言えるかと思いますが、全体的にはそのような状況かと思います。

ただ、忘れてはいけないのはヴィッセルさんのメリットです。彼らが決めるべきところでしっかり決め、やろうとすることがピッチのなかで示されたということは、ヴィッセルさんに関してはおめでとうと言いたいです。我々がやらなければいけない課題は多くあると思います。まだ、ヤマザキナビスコカップは1試合残っていますし、そこに全力を尽くして準備したいと思います。その後は中断しますけど、この半年やったメンバーの中で見直さなければいけないところもあるだろうし、それは一人ひとりが中断明けに示す日々の姿勢と努力を見ながら、あとは成長と向上心という部分を見ながら、またチームを一段と底上げできればと思っています。

あとは交代のところで、豊川選手をカイオ選手に代えていれたところで、最低限守備でがんばる、生き生きした気持ちを示してくれました。それだけでも、微力と言われるかもしれませんが、チームにとっては良い血や空気を循環させるようになりました。また、遠藤選手は前半で一生懸命やってくれましたが、前半の終盤の方で疲れているように見えましたし、おそらく前半でチームで一番チャンスが多かった選手ではなかったかな、と思います。あとは土居選手のところに柴崎選手を入れました。土居選手については、正直、僕の我慢も限界に来ていました。前を向く、シュートを打つということを5カ月間言い続けてきました。それを改善できないようであれば限界です。同じようにサイドハーフがシュートを打たない。ボランチがペナルティエリアの前に来てシュートを打たない。サッカーの基本的なセオリーであり、両サイドハーフは何回ペナルティエリアに侵入するのか、何回シュートを打つのか。ボランチがペナルティエリアの前に顔を出して何回シュートを打つのか。FWが何回シュートを打つのか。それは僕が決めたルールではなく、選手を獲得する上でのセオリーであって、選手を獲得する際には世界にはそういう基準の下で判断しています。そのセカンドストライカーが相手に対して何の怖さも与えない。両サイドハーフもシュートを打たない。ただ、ボールを保持する、パスワークをするだけの選手だったら、相手は何の怖さも抱かない。そういうところで改善する余地はあり、指導する甲斐もあります。それをもっと良くしていきたいと思います。

ここ5、6試合くらい、ずっと取材している方であればわかると思います。チャンスをつくれど決められないということが続いていると思います。10回チャンスをつくってやっと1点取れるかな、という状況になってしまっている。この間、冗談で言いましたが、ただペナルティエリアに突っ立ってるだけで点を取ってくれる選手が欲しいと思います。それくらいの思いがしてきて、寂しい思いがしています。日々クラブハウスに来ている記者であればわかると思いますが、おそらく練習の大半の時間はシュート練習ばかりのものになっている。やっていないわけではないので、寂しさが募るばかりです」

Q:ヤマザキナビスコカップの突破が厳しくなった結果について改めてお願いします
「自力では難しくなりました。他会場の結果によっての状況です。ただ、言えることはホームワーク、つまりホームでの試合に勝っていればなんの問題もない状況であって、去年とは逆の状況だと思います。ナビスコカップの前節をご覧になっているかわかりませんが、どれだけチャンスをつくればいいんだ、という試合だったと思います」

以上

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 神戸】試合終了後の各選手コメント(14.05.28)
●豊川雄太選手(鹿島):
「力不足です。コンビネーションで崩していく場面は何回かあった。そういう場面を増やしていきたいと思ったけれどあまりだせなかった。悔しい。絶対に負けられない戦いだったから勝てなかったのは悔しい。前半を見ていて、早い段階で失点してしまった。チームとしては25分以内に1点を取ることを目標として試合に入った。そこで取れなかったのも痛かった」

●昌子源選手(鹿島):
「結果を受け止めるしかない。これが実力です。可能性がゼロじゃないなら諦めるわけにはいかない。この結果を引きずらず良い形で次の試合に入りたい」

[ ヤマザキナビスコカップ:第6節 鹿島 vs 神戸 ]


ホームの鹿島は、神戸に0-3と敗れて無念のヤマザキナビスコカップ予選敗退となった。写真は、試合に敗れ下を向く選手たち。

鹿島に快勝で3連勝の神戸が3位浮上。予選突破に望みをつなぐ
14/5/28 21:55

[5.28 ナビスコ杯第6節 鹿島 0-3 神戸 カシマ]

 ナビスコ杯は28日、グループステージの第6節を行った。カシマスタジアムでは、勝ち点6で並ぶ鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦。アウェーに乗り込んだ神戸が、前半9分にMF杉浦恭平のゴールで先制すると、後半にも2点を加えて3-0で勝利。ナビスコ杯3連勝で、勝ち点を9に伸ばして3位に浮上した。一方、最終節に2位の清水エスパルスとの対決を残している鹿島は、自力でのグループ突破がなくなっている。

 立ちあがりから積極的な神戸は、前半2分にFW森岡亮太が左サイドから切り込み、シュートを放つがボールはクロスバーを越える。対する鹿島も7分、MF遠藤康がドリブルから左足でシュートを放ったが、GK山本海斗に防がれた。

先制点が入ったのは、9分だった。神戸は中盤でMFチョン・ウヨンがMF小笠原満男からボールを奪う。最終ラインの背後を取っていた杉浦にパスを送ると、PA内までボールを運んだ背番号20は、冷静にGK曽ヶ端準の股下を射抜き、先制ゴールを挙げた。

 対する鹿島も前半28分に小笠原のCKから遠藤がミドルシュートを放つが、クロスバーに嫌われる。この時間帯から攻勢になった鹿島は、33分にも左サイドからDF山本脩斗が上げたクロスを受けたFWダヴィがオーバーヘッドでゴールを狙ったが、枠を捉え切れず。アディショナルタイムのダヴィのヘッドも、クロスバーを越えて、鹿島は1点を追う形で前半を終えた。

 後半開始から鹿島は遠藤とFWカイオを下げ、MF野沢拓也、FW豊川雄太を起用して反撃に出る。しかし、この試合2点目を挙げたのは、神戸だった。後半12分、森岡のスルーパスを受けたMF大屋翼が右足でシュート。GK曽ヶ端も懸命に反応したが、弾き切れずにボールはゴールへ転がり込んだ。

 さらに神戸は後半30分にも途中出場したMF橋本英郎がDFを一人かわして、PA外から右足で強烈なシュート。これがGK曽ヶ端のミスを誘発し、ゴールネットを揺らした。このまま3-0で勝ち切った神戸が、勝ち点3を上積みして3位に浮上。鳥栖に敗れた清水と勝ち点9で並んでおり、グループリーグ突破に望みをつないでいる。

鹿島決勝T進出絶望的、セレーゾ監督も爆発
<ナビスコ杯:鹿島0-3神戸>◇1次リーグ◇28日◇カシマ

 勝ち点6で並んでいた4位鹿島が、5位神戸に完敗して決勝トーナメント進出が絶望的になった。前半9分、中盤でボールを奪われてからの縦パス1本でGKと1対1にされ、神戸MF杉浦恭平(25)に先制点を献上。後半12分にもDFラインを破られて追加点を許し、同30分にはミスで3点目を失い万事休した。

 攻撃陣は数多くのチャンスをつくりながら最終的に無得点。FWダビ(30)はシュートを8本も打ったが、決定力が乏しかった。勝ち点3差で追う2位清水が敗れたため、数字上は6月1日に1次リーグ突破の可能性を残したが、得失点差が6あり厳しい状況。05年以来、9年ぶりに決勝トーナメント進出を逃す可能性が極めて高くなった。

 ホームのサポーターから激しいブーイングを浴び、トニーニョ・セレーゾ監督(59)も試合後の会見で爆発。通訳を挟まず計15分間、まくし立て「何人かの選手の責任のなさが、この結果を招いた。我慢の限界に来た選手もいる。ゴール前に突っ立っているだけで点が取れるFWが欲しいよ。普段の練習を取材している人は分かると思いますが、大半はシュート練習なのに…。寂しさが募るばかりです」と嘆いた。
 [2014年5月28日22時46分]

鹿島9年ぶり1次リーグ敗退濃厚
<ナビスコ杯:鹿島0-3神戸>◇1次リーグ◇28日◇カシマ

 鹿島は神戸に完敗し、9年連続の決勝T進出が厳しくなった。最終節は6月1日に行われる。

 05年以来9年ぶりに決勝T進出を逃す可能性が極めて高くなった。0-2の後半21分からW杯の日本代表候補だったボランチMF柴崎岳(22)をトップ下に上げて勝負に出たが、完敗。選手出口ではイレブンに罵声が浴びせられた。数字上は最終節まで突破の目を残したものの、勝ち点3差で追う2位清水とは得失点差6。トニーニョ・セレーゾ監督(59)は「我慢の限界に来た」と怒り心頭だった。
 [2014年5月29日7時46分 紙面から]

鹿島、2005年以来の1次L敗退の危機/ナビスコ杯

試合に負け、うなだれる鹿島・柴崎(左) =県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)

 ヤマザキナビスコ杯1次リーグ第6節A組(28日、鹿島0-3神戸、カシマ)鹿島は試合開始直後に遠藤が立て続けに絶好機を逃したのが痛かった。前半9分に先制を許すと、カウンターを狙う神戸の術中にはまって完敗。2005年以来となる1次リーグ敗退の危機に立たされた。

 最近は決定力不足が顕著。セレーゾ監督は「チャンスを10回つくって1点取れるかどうか。練習の大半をシュート練習に費やしているだけに寂しい限りだ」と嘆いた。(共同)


試合に負け、うなだれて引き上げる鹿島・小笠原(右から2人目)ら鹿島イレブン=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)


前半、突破をはかる鹿島・柴崎(中央)=カシマ(撮影・中井誠)


結果は無念であり、それがコメントに表れておる。
特に指揮官は長く喋り、意をぶつけておるように思える。
しかしながら、全てが本心ではなかろう。
世界を知るトニーニョ・セレーゾ監督が、心を見透かされるようなことを述べてしまうようなことはせぬ。
選手には冷静な分析と、今後の修正点をきちんと伝えることとなろう。
その成果が中3日の日曜日に発揮されるはず。
わずかながらに残ったトーナメント進出の望みを信じてスタジアムに向かいたい。

岳、バースデイ・ゴールに期待

2014年05月27日 | Weblog
予選リーグ突破を懸けた首位攻防。制すのは甲府か、浦和か
2014Jリーグヤマザキナビスコカップの予選リーグ第6節が、5月28日(水)に開催される。今節は予選リーグ突破の2位以上確定に名乗りを上げるチームがありそうだ。Bグループの甲府 vs 浦和は、勝ったチームの予選突破が決まる大一番だ。

鹿島(4位) vs 神戸(5位) 5月28日(水)19:00@カシマ
共に勝点6の両チームは、決勝トーナメント進出のために勝利が欲しい。鹿島は28日が22歳の誕生日となる柴崎 岳、神戸は森岡 亮太という両MFのパスが、得点の鍵を握りそうだ。


岳のバースデイ・ゴールに期待のかかる神戸戦である。
やはり中盤の底から、パスをさばき、そしてゴール前へ駆け上がる岳のプレイは観る者を魅了する。
是非とも明日の誕生日には、ゴールを決めて天下に名を馳せて欲しいところ。
岳と共に勝利の歓喜を味わおうではないか。
楽しみな一戦である。

山本脩斗、完全復活をアピール

2014年05月27日 | Weblog
[ 鹿島:ヤマザキナビスコカップに向けての練習の様子 ]


川崎F戦で負傷して以来、戦列を離れていた山本脩斗選手も完全復活をアピールするかのように万全のプレーを見せていました。

神戸戦前日練習にてプレイを魅せる山本脩斗である。
もう負傷が癒え、万全の態勢の様子。
明日は左サイドに脩斗が戻り、弛まぬ上下動でチームに貢献することとなるのであろうか。
脩斗の尽力でチームに勝利をもたらせるのだ。
楽しみである。

ジャイール、ノールックパス

2014年05月27日 | Weblog
[ 鹿島:ヤマザキナビスコカップに向けての練習の様子 ]


ヤマザキナビスコカップ第6節鹿島対神戸を控えた鹿島イレブンは、入念に攻撃パターンをチェック。クロスをあげるジャイール選手は、ボールと顔の方向が真逆になる得意のノールックパスを見せていました。

ノールックパスを披露するジャイールである。
まだまだ真価を発揮しておらぬジャイールには、まだまだ隠した才能がある様子。
ジャイールのスピードとテクニックで勝利を掴むのだ。
楽しみにしておる。

神戸戦プレビュー

2014年05月27日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 神戸】プレビュー:シュート数の多さをゴールに結びつけられない鹿島。リーグ戦で苦杯を舐めた神戸から勝利をあげ、決勝トーナメント進出に望みを繋げるか?(14.05.27)
5月28日(水)ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 神戸(19:00KICK OFF/カシマ)
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最近5試合の公式戦で1勝4敗と負けが込んでいる鹿島だが、シュート数で相手を下回った試合はひとつもない。14本、13本、15本、26本、19本と5試合で合計87本ものシュートを打ちまくっている。しかし、ゴールに決まったのはそのうちたったの4本。20本以上打ってようやく1点が決まるという効率の悪さでは、勝利を手にすることは難しいだろう。このところの苦しい戦績がそのことを如実に物語っている。

しかし、選手たちはいまの状況を悲嘆するのではなく、必ず状況は好転すると信じていた。
「チャンスを作れているのはチームとして出来がいいこと。チャンする作れなくて負けたら重いし、これからどうする、という感じになるけどそうじゃない。落ち込む必要はない」
攻撃を牽引する選手の一人である遠藤康は、得点が入らないことを「気にして違うサッカーをする必要はない」と断言した。

確かに、トニーニョセレーゾ監督体制も2年目を迎え、様々な攻撃のパターンを身につけつつある。シーズンの序盤はセットプレーで手堅く勝利を得ることが多かったが、最近は同じような得点場面はなく、得点する選手も偏っていない。チーム全員でチャンスを作り出せている。
「チャンスが増えてるのは互いを見れたり見る回数だったり、意識する回数が全員にあるからだと思う。自分一人でどうにかしてしまうというよりはみんなでサポートしながらできていることがチャンスの多さに繋がっている」
トップ下でそのチャンスの多くに関わる土居聖真は、ゴール前の場面が増えている理由をそう述べた。

しかし同時に、得点に結びついていないことへの危機感も強い。
「逆に言うとそれだけチャンスがあって決めきれないのは自分一人でも決めようと思う意識が足りないのかも。個人的には、半分半分くらい持てるといい」
そう言って、まわりを見ることと自分で行こうとする意識をバランス良く持つことの重要性に触れた。

今節対戦する神戸とはリーグ第8節で対戦、後半半ばまで2-1とリードを奪うも青木剛の退場をきっかけに一気に逆転を許し、勝利を逃す苦い経験をした。森岡亮太を中心とする攻撃陣の質は高く、守備で隙を見せれば同じように苦しい試合となることが予想される。互いに2勝2敗の勝点6。残り2試合で2連勝すれば勝点12まで伸ばすことができる。ただ、上位との対決をすでに終えている神戸、G大阪と清水が勝点15まで伸ばす可能性があるため、はたとえ2連勝しても届かない。しかし、鹿島は最終節に清水との対戦を残しているため、得失点差の勝負にはなるが、2連勝すれば決勝トーナメント進出に可能性を残すことができる。

「最善を尽くすしかない。前半戦は残り2試合なんでやることはやって、良い形で追われればと思うし、終わらないといけないと思う」
土居は、持っている力の全てを残り2試合で発揮することを誓っていた。

以上
2014.05.27 Reported by 田中滋


「チャンスを作れているのはチームとして出来がいいこと」とヤスが申すように、試合結果とは別に決定機は作れておる。
これを決めきれば、大量得点もありうる試合ばかりであった。
ゴールまでの冷静さを培い、確実に得点を決めるのだ。
勝利を信じてスタジアムへ向かう。
楽しみである。