鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

自分たち次第

2009年09月30日 | Weblog
3年ぶり3連敗も…首位鹿島に“余裕”
 26日の名古屋戦に1―4で敗れた鹿島は30日、10月4日の新潟戦(カシマ)に向けて鹿嶋市内の練習場で約2時間半の練習を行った。3年ぶりの3連敗で、2位・清水とは勝ち点1差に接近。この日は戦術練習は行わずにミニゲームなどの練習のみだったが、MF本山は「楽しさの中にも厳しさがあってよかった」と充実した表情。MF中田も「まだ首位にいるわけだから、あとは自分たち次第」と力強く話した。

6 中田浩二(なかた・こうじ)MF
鹿島 生年月日:1979/7/9 出身:滋賀 身長:182 体重:74


[ 2009年09月30日 14:05 ]

二位に勝ち点差1まで追い上げられ、危機感を感じておるが、よくよく考えれば首位なのである。
ここは下位との関係を考えるよりも、目先の勝負に集中するが良い。
敵は自分たちに中におる。
慢心であったり気の緩みであったりするのだ。
己との戦いに勝利し、勝ち点3を積み上げて行けば優勝の文字も見えてくるであろう。
気を引き締め、勝利に向けて戦って行きたい。

元川女史コラム

2009年09月30日 | Weblog
鹿島の主将・小笠原が抱く危機感
常勝軍団であり続けるために

2009年9月29日(火)
■3年ぶりの3連敗と、不調にあえぐ鹿島


小笠原はイタリアで身に付けた厳しい守備をJリーグで実践している【写真は共同】

 2007、08年とJ1で2連覇を達成した常勝軍団・鹿島アントラーズ。今季はJリーグ3連覇はもちろん、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、ナビスコカップ、天皇杯の全タイトル獲得を狙った。ところが、本命と見られたACLは決勝トーナメント1回戦でFCソウルに不覚を取り、ナビスコ杯も川崎フロンターレにあと一歩のところでひっくり返されて8強止まり。シーズン半ばにして、彼らの当面のターゲットは「Jリーグ3連覇」へと絞られた。

 当初、そのテーマは容易に達成できると見られた。今季J1前半戦の鹿島は他の追随を許さなかったからだ。3月22日の第3節・サンフレッチェ広島戦からリーグ戦17試合無敗。まさに破竹の勢いを誇った。左ひざ半月板・前十字じん帯損傷で08年終盤戦を棒に振った小笠原満男も完全復活し、「今年はただJリーグで優勝するだけじゃなくて、ダントツで勝ちたいね」と3年連続タイトルへの意欲を前面に押し出していた。

 ところが、川崎に敗れた7月末のナビスコ杯準々決勝以降、鹿島は急激に失速しはじめる。8月1日の第20節・広島戦に敗れてからは2勝5敗(中止になった12日の川崎戦を除く)。アウエー4連敗に加え、9月26日の第27節・名古屋グランパス戦はホームで4失点を喫した。内容もミスを繰り返して自滅するという信じがたいものだった。3連敗というのは実に3年ぶり。J王者に輝いた過去2シーズンには一度もなかったことだ。そして名古屋戦翌日の27日には、2位・清水エスパルスに1差まで詰め寄られた。辛うじて首位は守っているものの、事態はかなり深刻だ。

 目下、最大の懸念材料は守備の乱れだろう。8月29日の第24節・大宮アルディージャ戦、豪雨で中断となった9月12日の第25節・川崎戦では連続3失点。9月19日の第26節・横浜F・マリノス戦でも2点を失い、続く名古屋戦でも4点を奪われるなど、短期間で失点が急増している。第19節までは通算失点13と1試合平均1失点以下の安定感を誇っていた鹿島にとって、極めて重大な問題点といえる。

 キャプテンの小笠原はこう話す。
「オリヴェイラ監督も3年目で、やり方も確立されている。今の鹿島は昨日や今日できたチームじゃない。だからこそ、体を張って戦うだとか、相手よりも一歩先に寄せる、ボールを奪う、そういう部分がすごく大事になってくる。最近は相手の方が球際や動きの量でも上回っているよね。大宮やマリノスも一生懸命さが伝わってきた。今のJリーグは力の差がないんだから、自分たちももっとそういう部分を出さないと、簡単には勝てないよ」

■小笠原がイエローカードをもらう理由

 07年夏のJリーグ復帰以降、ボランチにコンバートされた男は「守備の重要性」を心に強く刻んでいる。06年ワールドカップ(W杯)・ドイツ大会での惨敗直後に挑んだセリエA(当時)のメッシーナでは、異国のサッカーのタフさを痛感する日々だった。リーグ戦出場はわずか6試合、ゴールもエンポリ戦で挙げた1点にとどまったが、そんな厳しい状況下にいたからこそ「ボールを奪うことの大切さ」を思い知ったという。
「守備ひとつ取ってみても、日本では『アプローチして相手のコントロールが良ければ止まりなさい』って教わってたけど、イタリアでは何でも『つぶしにいけ』と言われる。イタリアの選手たちは飛び込んで取るうまさも、スライディングするうまさもある。日本では『ゴール前付近ではPKを与える危険性があるからスライディングはするな』と教わったのに平気で行くしね。世界に出ると、Jとは違うサッカーがあるんだと分かった。自分はそれができなかったから、試合に出られなかったんだと思う。そうやって実際に見て得てきたものは、今も絶対に失いたくないからね」

 イタリアとJリーグでは審判の判定基準が大きく異なる。小笠原は厳しい寄せを意識しすぎて、たびたびイエローカードを受ける。「日本にいるんだから日本の基準に合わせないといけないんだけどね……」と反省しつつも、激しくボールを奪いにいくポリシーは決して曲げない。彼は今もなお「世界基準」を見据えているのである。

 06年W杯ドイツ大会を最後に、日本代表からは遠ざかったままだ。イビチャ・オシム、岡田武史両指揮官には一度もチャンスを与えられていない。この3年間、10代のころから共に日の丸を背負ってきた黄金世代の仲間たちが次々と招集されるのを、彼はじっと黙って見ているしかなかった。この扱いは、国際Aマッチ53試合出場7得点の実績を誇る男にとって、屈辱以外の何物でもなかった。06年後は、悔しさゆえに1年半以上も代表戦を見ることができなかったという。

 そんな状況でも、3度目のW杯出場をあきらめたわけでは決してない。
「僕らは協会が力を入れて強化してくれた世代。ジュニアユースのころから世界中のあちこちへ行ったし、Jリーグでも勝ったり負けたりして、いろんな経験を積み重ねてきた。だから、みんなサッカーをよく知っていると思う。今は世代交代を進めたいのかもしれないけど、歳は関係ないはず。代表は若手を育成する場じゃないからね」と小笠原は代表での不完全燃焼の思いを口にする。

■求めているのは「チーム内の競争激化」


若手が小笠原の思いに応え、成長することが、鹿島が常勝軍団で居続ける上でのかぎとなる【写真は共同】

 高いレベルを求め続ける気持ちは、30歳になった今も変わらない。それだけの飽くなき闘争心を周囲に伝えられる場は、ピッチの上しかない。だからこそ、彼は誰よりも献身的に走る。同じ79年生まれの本山雅志も「満男があれだけ走っているんだから、おれたちも走らないわけにはいかない」と畏敬の念の込めて話す。その存在感の大きさをオリヴェイラ監督もよく分かっているから、決して小笠原を外さない。

 周囲から絶大な信頼を得るリーダーは、現在の苦境を打開しようと必死だ。鹿島が2連覇した過去2年間を振り返ってみると、07年は途中までイタリアにいてシーズン後半戦しか貢献できなかった。08年も9月に負傷したため、終盤戦の大事な時期を逃した。ゆえに、今季こそはキャプテンとしてフル参戦し、常勝軍団に13個目のタイトルをもたらしたいと考えている。

 3連覇を達成するために、小笠原が今、最も強く求めているのが、「チーム内の競争激化」である。
「こういう苦しい時だから、もっとチーム全体でやっていかなきゃいけない。最近は11人が固定されているけど、それを打ち破る選手が出てきてほしい。途中から出てきたやつが活躍してスタメンを奪うとか、そういう流れも必要じゃないかな。今まではそういうのが毎年あった。自分が去年けがをした時には中後(雅喜=現千葉)が頑張ったし、ヤナギさん(柳沢敦=現京都)が苦しかった時は勇三(田代)が出て頑張った。その次に慎三(興梠)、大迫(勇也)が伸びてきた。DF陣も剛(大岩)さんのところに伊野波(雅彦)が出てきたし、イバ(新井場徹)とパク(チュホ)のところも競争が生まれた。それが最近ないのがすごく気になるよね」

 確かに今季前半は、大迫やパクら新たな戦力が台頭し、チームの危機を救った。が、その後、17試合無敗というJリーグ新記録記録を作ってしまったことで、オリヴェイラ監督もメンバーを変える必要がなくなった。2位以下との大きな勝ち点差が、いつの間にかチーム全体に「油断」と「慢心」を生み出したのかもしれない。中後や船山祐二や石神直哉(共に現セレッソ大阪)といった、過去2年間に要所要所で活躍してきた人材の流出も、今となっては非常に痛い。ここへきて、鹿島は「選手層の薄さ」という予期せぬテーマにぶつかることになった。

 実際、本山が左太もも裏肉離れで8月半ばから1カ月以上の離脱を強いられても、代役になり得たのはダニーロ1人だった。そのダニーロも運動量が少なく、守備の意識が低いため、本山の穴は埋められない。背番号10が1人いなくなっただけで、あれほど完ぺきだった中盤の連動性、守備の組織が崩れてしまうのは問題だ。そこで勢いある若手が出てくれば、チームに化学変化が起きるのだが、そういった選手も現れていない。小笠原も現状を大いに不安視する。
「今の鹿島は、上も真ん中も若手もいて、年齢的にバランスが取れたチームだと思う。だけど、欲を言えば、下の選手たちにもっとやってほしい。ケンカになるくらいでもいいから『試合に出たいんだ』ってアピールしてほしいんだよね。僕らだって若かったころ、ビスマルクとかにガツガツいって『ごめん』って謝ってた(苦笑)。もちろん下が頑張っても負けられないけど、そういう勢いでやって、チームが活性化されれば、さらにいいよね」
 この発言は的を射ている。いくら実績のあるチームでも、下からの追い上げがなければ硬直化は避けられない。

■小笠原の思いに若手が応えられるか

 小笠原や本山ら黄金世代は、常勝軍団の初期を築いた第一期の選手たちからポジションを奪い、現在の地位を確立させていった。そういうタフなメンタリティーを、そろそろ次の世代に引き継いでいくべき時期にきている。守備陣では伊野波、内田篤人が出てきたし、FW陣でも興梠、大迫が台頭して、若返りのメドが立った。けれども鹿島の心臓部である中盤は、依然として小笠原と本山に依存している。それが今季終盤、そして今後の鹿島のアキレス腱になりかねないのだ。

 ご存知の通り、彼は「男は黙って」というタイプである。多くを語らず、何事も行動で示そうとする。鹿島第一期のキャプテンだった闘将・本田泰人とは対極にいるように映る。本人も「僕は人にいろいろ言うより、まず自分が走らなきゃいけない。それが一番大事だと思う。下のやつらは年上の選手を見ている。『この人、これだけやってるんだから、自分もやらないといけない』と感じてくれればそれでいいから」と静かに言う。

 けれども、今は非常事態である。オリヴェイラ監督からキャプテンマークを託されて3年。チームは最大級の苦境に直面している。このままズルズルと首位から転げ落ちるようなことがあってはならない。そのために彼自身、もっと力強くチームメートを鼓舞する必要がある。本人は好まないだろうが、あえて「不言実行」から「有言実行」になり、周囲に厳しさを求めるくらいの大胆な変化があってもいい。

 そして、周囲もキャプテンの闘争心に応える努力をしなければならない。「居残りでシュート練習をしていたりすると、控え組が何となくやっていると感じられることがある。そういうのを見ているとまずいなって思う。僕らが若かったころはポジションを取ってやろうと、もっとガムシャラだったんじゃないかな」と曽ヶ端準も物足りなさを口にする。
 10年以上の間、共に鹿島を引っ張ってきた同期の面々は小笠原の思いをよく理解している。しかし、全員が同じ意識で戦っているかといえば、そうは言い切れない面がある。若手や控え選手が自覚を持たなければ、J発足から17年間の輝かしい歴史が途絶えてしまいかねない。今こそ、チーム全体に奮起が求められている。
 鹿島が常勝軍団で居続けられるのか。小笠原の熱い思いが3連覇という形で結実するのか。すべては今季残り8試合の戦いぶりに懸かっている。


<了>

元川悦子
1967年長野県松本市生まれ。千葉大学法経学部卒業後、業界紙、夕刊紙記者を経て、94年からフリーに。柳沢敦、中村俊輔ら「中田英寿以降の世代」の成長過程を高校時代から見続けており、その取材活動を現在も継続中。2000年シドニー五輪のころからは海外サッカーにも本格的に目覚め、本場の熱気に浮かされたようにここ数年、年間100日以上を欧州などでの取材活動(若者でもやらないような冒険旅行?)に当てている。著書に「U-22フィリップトルシエとプラチナエイジの419日」(小学館刊)、「ワールドカップ勝利への最終提言」(徳間書店)、「蹴音」(主婦の友社)がある。目下のテーマは女性にサッカーの魅力を伝えること


悦ちゃんのコラムである。
小笠原主将の思いが伝わってくる。
「代表は若手育成の場ではない」
「下の選手たちにもっとやってほしい」
など頷けるコメントばかりである。
ただ、悦ちゃんの申すように「有言実行」になって欲しい。
言葉を掛けることも優しさの一つなのである。

決起集会開催

2009年09月29日 | Weblog
V3ピンチに鹿島が決起集会!

勝ち点差1に迫られた首位・鹿島。29日にイレブンが集まる異例の決起集会が決まった
 鹿島イレブンが低迷脱出へ向け、29日に茨城県内の飲食店に全選手が集まって決起集会を行うことが28日、分かった。MF本山雅志(30)、中田浩二(30)の主力2選手が呼びかけたもので、チームの結束を固めるのが狙い。現在3連敗中で、最近7試合でも2勝5敗と大きく負け越し、2位と最大で10差あった勝ち点が1差まで迫られている。一致団結して新潟戦(10月4日・カシマ)に挑み、序盤の勢いを取り戻す。

 26日の名古屋戦で1―4と惨敗し、90分以内の3連敗はクラブワーストタイ記録。チームの深刻な状況に、練習再開となったこの日、主力選手が立て直しへ動いた。MF本山と中田が「今こそチームが一つになる時」と話し合い、急きょ決起集会を行うことを決めた。29日に茨城県内の飲食店を貸し切り、全選手が集まって食事する。オリヴェイラ監督らスタッフ、フロントも参加する可能性もあるが、今のところ選手中心で行う予定だ。

 チームの不振は重症だ。12日に中断し、10月7日に再開試合として行われる川崎戦を含む4試合での12失点はクラブの最多失点記録を更新。最近7試合では2勝5敗と大きく負け越し、振り返れば2位・清水との勝ち点差は1に。2位に最大10差をつけての独走状態で、確実視されていたJ史上初の3連覇に暗雲がたれ込めてきている。

 MF青木は「チームの一体感を高める狙いがあると思う。これを良い機会にしたい」と話し、DF伊野波は「こういう状況だから、集まれば自然と話し合うことは一つだと思う。だからすごく意味があることだと思う」と明かす。MF増田も「このチームはたとえ負けが続いても、こういうことができる。すごくいい」と続いた。

 集まるのは「チームはファミリーだ」とチームワークの重要性を説き、常勝軍団の礎を築いた元日本代表監督のジーコ氏がこよなく愛した店。原点回帰して、再起を期すには絶好の場所でもある。がけっぷちに追い込まれた2連覇王者。チーム一丸となり、新潟戦へと向かう。

(2009年9月29日06時01分 スポーツ報知)

J1鹿島、水戸と練習試合 大迫が存在アピール
2009/09/29(火) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
チーム救う活躍誓う
 Jリーグ1部(J1)鹿島のFW大迫勇也が28日に行われたJ2水戸との練習試合で1得点を決め、存在をアピールした。29日には選手、フロントが集まって決起集会を開く。3連覇へ向け「もう一度全員で同じ方向を目指す」(中田)ことを再確認し、不振からの脱却を図る。
 前線の切り札として信頼は厚いが、ここ3戦はチームを救えなかった大迫。練習試合では開始から果敢に仕掛け、前半39分に混戦からスライディングで泥臭くゴールを決めた。
 名古屋には惨敗を喫したが、「こういう時にも前を向けるのが鹿島のいい所」と、チームに暗い雰囲気がないことを強調。「苦しい時こそ貢献できる選手になりたい。次に出たら結果を残す」と誓った。
 決起集会は名古屋戦直後のロッカールームで、中田浩二と本山雅志が発案した。中田は「一度こういうことをやった方がいいと思った」と意図を明かした。
 2位清水は勝ち点差1で迫り、12戦無敗、3連勝中と勢いもある。だが、中田は「(前半戦の)貯金が無くなっただけ。今が底だから、あとは上がるだけ」と前向きだ。


【写真説明】
水戸との練習試合でボールをキープする鹿島・大迫(右)=クラブハウスグラウンド


本山とユダの呼びかけに呼応しチームが改めて一つになるときが来た。
我等の目標は一つ、三連覇である。
歯車が狂い、歯痒い失点が続いておるが、それをはねのけ勝利を積み重ねるのだ。
残り試合全てに勝利すれば優勝である。
勝利を一つ一つ積み重ねるだけでよい。
心を一つにし、前へ進もうではないか。

練習試合 水戸ホーリホック戦

2009年09月29日 | Weblog
2009年 9月 28日(月)

水戸との練習試合は2失点を喫しましたが、後藤選手と大迫選手のゴールなどで3-2と勝利しました。

控え中心の鹿島が水戸を下す/練習試合
<練習試合:鹿島3-2水戸>◇28日◇茨城県鹿嶋市クラブハウス
 鹿島はJ2水戸と練習試合を行い、3-2で勝利した。控え組中心のメンバーを組んだ鹿島は前半14分にMF増田誓志のFKをDF後藤圭太がヘッドで決めて先制。同点に追いつかれた後の同39分にはFW大迫勇也がDFパク・チュホの左からのクロスを粘り強く詰め、追加点を突き刺した。後半10分に再び同点とされたが、同21分にMF小谷野顕治の右クロスから水戸DFのオウンゴールを誘い決勝点。

 1得点の大迫は「長い時間出られてよかったけど、動きは悪かった。どんな状況でも結果を残せる選手になりたい」と話していた。

 [2009年9月28日22時46分]

アピール弾!大迫で鹿島が連敗脱出だ
2009.9.29 05:01
 3連敗で首位陥落の危機にある鹿島が来月4日の新潟戦に、新人FW大迫勇也(19)を先発させる可能性が28日、浮上した。

 大迫はこの日、鹿嶋市内で行われたJ2水戸との練習試合に先発。前半39分にMF増田のアシストでゴールを決め、決定力不足に頭を悩ます指揮官に猛アピール。3-2の勝利に貢献した。

 「先発? ないんじゃないですか? 今週(練習で)頑張ります」と話した大迫だが、チーム内には思い切ったメンバー変更を予測する声もある。FW興梠が7月5日の川崎戦以降、10戦不発と大不振なだけに、黄金ルーキーの先発奪還は十分あり得る選択肢だ。
(丸山汎)

大迫に注目が集まる練習試合である。
確かにレギュラーFWの興梠がゴールから遠ざかって久しい。
ここはポジションを奪うチャンスであろう。
チームの調子を上げるカンフル剤としては格好の素材と言える。
他のサブ組も同様である。
ここで先発組への切符を得ようと必至になっておる。
チーム内の競争を勝ち抜き、レギュラーをつかんで欲しい。
また、レギュラー組もその座を守ろうと努力を怠らずにおる。
我等は練習からして戦いなのである。

石神、無回転シュート

2009年09月28日 | Weblog
【J2:第42節 C大阪 vs 栃木】試合終了後の各選手コメント(09.09.27)

9月27日(日) 2009 J2リーグ戦 第42節
C大阪 1 - 0 栃木 (13:04/長居/7,742人)
得点者:10' 石神直哉(C大阪)

●石神直哉選手(C大阪):
「とりあえず、今は優勝することしか考えていない。(残り)9試合もすべて勝たなければ優勝できないと思っています。今まで何度も取りこぼしてきて、上位陣との差がないような状況になってしまっています。その点は取り戻せないですが、第2クールのときのような取りこぼしをもうしないよう、これからもやっていきたい。(ゴールは無回転シュート?)そうです。大学のときから蹴ることはできていたが、試合で(無回転シュートを)出せるようになったのは、こっちに来てから。鹿島にいたときは、そういうのはなかったし、蹴る場面もなかったです。(決勝点になりましたが)よかったですが、後半残り10分とかでのゴールだったらまだしも、前半10分での1-0のゴールなので、もっと点を取っていかないといけない。結果的に決勝点になっちゃったという感じです。でも、このゴールはうれしいです」

[ J2:第42節 C大阪 vs 栃木 ]

序盤の10分、CKのクリアボールを拾った石神直哉(写真右)がミドルレンジから左脚を振り抜きゴールゲット! 酒本憲幸と笑顔でハイタッチを交わす。

石神がセレッソで活躍しておる。
無回転のミドルシュートで決勝点とのこと。
この成長は大きい。
そろそろ来季について考えておるはず。
鹿島の左サイドは激戦区である。
ここに挑戦してこそ、サッカー選手の頂点を目指す者ということになろう。
少々、鬼が笑う話ではあるが、検討の価値有りと言えるのでは無かろうか。
我等は待っておる。
フィジカル・レフティが聖地を駆け上がる姿を。

名古屋戦コメント・報道

2009年09月27日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
(今日は選手の動きに統一感がないようにみえたが?)
相手が我々のミスを誘う、ミスをさせるために徹底して対策をとっているし我々も相手のミスを突くようなプレーをしている。確かに今日の試合は集中力が欠けてしまった部分は目立っていたかもしれない。敗戦していることによって選手たちは自信をなくしてきている。最初は勝ち点差が大きく開いていたのに急に差が縮まってきたことで圧力がかかり、うまく消化できなくなっている。まずは彼らの自信を取り戻すことを第一に考えて対策を考えていきたい。人間必ずしも毎回完璧にできるわけではない。一番力を発揮しなければいけない時に力を発揮することができなかった。ただ選手は消極的なプレーはしていなかったし、悪い時間帯で彼らの流れの中で失点してしまっただけ。そこを踏ん張ればまた違う展開になっていたと思う。(ペースダウンしてきていると言われているが)悲観的には考えていない。一生懸命取り組む姿勢は持っているのでチームが変わる可能性は十分ある。彼らが積極的にやろうとしている気持ちを高めて正しい方向に向かせるようにしていきたい。

【J1:第27節 鹿島 vs 名古屋】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.09.26)
9月26日(土) 2009 J1リーグ戦 第27節
鹿島 1 - 4 名古屋 (18:04/カシマ/17,192人)
得点者:5' ケネディ(名古屋)、13' ブルザノビッチ(名古屋)、53' 杉本恵太(名古屋)、74' マルキーニョス(鹿島)、83' ブルザノビッチ(名古屋)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:失点や結果は運不運が左右するとは思いますが、選手たちの考えていることややろうとしていることに統一感がなくなっているように思えるのですが、監督はどうお感じですか?
「負けだったり引き分けという結果は、当然ながら相手がそのミスを誘う、ミスをさせるための作業を徹底してくるわけです。われわれも同様に相手を押し込んでミスを誘うように、相手があってのことになります。集中力が欠けてしまった部分が多少目立ったところです。あとは連動性というところでは選手たちが敗戦してしまったことで、どうしてもショックを受けてしまって、自信を高めることができていません。なおかつ、かなりの勝点差があったわけで、それが急に縮まったということで少なからず圧力があって、それをうまく消化できていない部分はあります。あとは、自分自身がしっかりと彼らの自信を回復させる作業に着手しなければいけないと思いますし、それをしっかり受け止めてやっていきたいと思います」

Q:ケネディの高さはどう守りきろうというプランだったのでしょうか?
「ケネディという選手は良い選手だと思いますが、彼よりももっと機能性や効果的にプレーする選手とも対戦してきましたし、似たような特徴の選手でもっと効果的なプレーができる選手とも対戦してきて、それをうまく対策したときもあります。セカンドボールを狙って来るということに対しても、ずっと分析してきたなかでしっかりと対策や準備をしてきたわけで、以前も言いましたが人間がやっている以上、毎回毎回必ずその形にはまって全部すべて完璧にできるかといったらそうではありません。今日は一番力を発揮しなければいけないタイミングでそれができなかったということで考えなければいけません。選手が消極的になっていたとは思いませんし、我々が一生懸命やろうとした中で彼らの時間帯になっているときに失点したわけで、そこをしっかり踏ん張ればまた違う展開になっていたと思います。選手が一生懸命取り組む姿勢を持って、対策に対して積極的にやろうという姿勢を持っている段階なので、まだこのチームは変わる可能性があるんじゃないかと思います」

Q:攻撃面について、サイド攻撃にここから入るという場面で、ペースダウンしてしまうことが見られました。その原因はどうお考えですか?
「毎回毎回、攻撃が流れるようにいくわけではないし、こういう悪い流れ、あるいはいい流れになりかけているところでいけない、ということもあります。ただ、悲観的には僕は考えていないし、選手たちがまずやろうとしている部分がどこかにあるわけで、それを見つけ出して導いていかなくてはいけない。そういう作業をやっていこうと思います。逆に我々がひどいというよりも、相手の守備能力、組織的な守備で、我々が長所としているところをしっかり消そうとしている部分を讃えなくてはいけません。我々が見せてしまったスキを相手が突いてきたわけです。ただ悲観的に考えていないし、選手たちが積極的にやろうとしているところを導ければ、またできるようになると思います。また当然ながら、うまく流れに沿っていけるタイミングのはずが、そこでボールを取られると、うちの守備が整う前に相手が突いてくることの繰り返しになります。このホームの試合でも何度もそういう状況をうまく立て直して、逆転できたりしたこともありました。必ずしも全部の試合で機能効率という部分が発揮できるかと言えばそこは不可能です。グランパスと何度も対戦して、良い試合のときもあれば悪い内容のときもあって、悪い内容のときに勝ったこともあれば良い内容で負けたこともあります。サッカーというのは人間がやる以上、そうした深みがあっても良いのではないかと思います。選手らがまずやろうというしている気持ちがどこかにあって、それを探し出したいと思っています」


以上

【J1:第27節 鹿島 vs 名古屋】試合終了後の各選手コメント(09.09.26)
●本山雅志選手(鹿島):
「すごい残念。改善点がたくさん見えている。ゼロから立て直したい」

Q:改善点とは?
「全員がひとつに向かっていかないと。そこを統一しないといけない。
今日はもっと走りたかった。失点が早かったので引き気味になってしまったが、もっと高い位置でプレーしたかった。良い時間帯はあるけれど、チャレンジするパスが少ない。2年前に5試合勝てなかったこともあった。ここからしっかり立て直したい」

●大岩剛選手(鹿島):
「結果的に4失点したことは申し訳ないと思う。コンビネーションは悪くなかったが、失点につながるミスがあまりにも多かった。先に失点してミスを恐れてセーフティーなプレーに走ってしまった」

●青木剛選手(鹿島):
「今日の試合は見たまんまです。僕が鹿島に入ってきてから一番悪いゲームだと思います。相手は先に先制して、前から来ないでしっかりラインをつくってスペースもない状態だった」

Q:試合開始からセカンドボールに積極的に飛び込んでいたが?
「今日は絶対にセカンドボールを渡さないという強い気持ちで入った」


鹿島曽ケ端痛恨ミス3年ぶり3連敗/J1
<J1:名古屋4-1鹿島>◇第27節◇26日◇カシマ
 試合終了と同時にカシマスタジアムに怒号とブーイングが飛び交った。1年1カ月ぶりのホーム黒星、約3年ぶりのリーグ戦3連敗。オリベイラ監督(58)の「自分自身、自信を回復させる作業をしていきたい」という言葉が、自信喪失した王者を象徴していた。

 失点シーンが最悪のチーム状態を浮き彫りにした。開始わずか5分でケネディに先制点を許すと、同13分にはGK曽ケ端準(30)がバックパスの処理ミスから追加点を奪われた。DF岩政は「失点シーンはすべて局面、局面の甘さ」と話した。

 不振脱却のための手を打ったはずだった。MF本山が左太もも肉離れから復帰し、8月1日の広島戦以来の先発。DF伊野波に代えて37歳の大岩を投入した。だが、3戦8失点(未成立の12日の川崎F戦を含む)の守備は修正できなかった。07年8月29日のG大阪戦(1―5)以来のリーグ戦4失点を喫した。

 後半もミスを連発。MF青木は「ぼくが入団してから最悪のでき。原因が正直分からない」。岩政も「同じ過ちを繰り返しているのであれば、ぼくたちの限界かもしれない」とこぼすなど「症状」は深刻。試合後はスタジアム内で一部サポーターが集結し、鹿島幹部が状況説明に出向く騒動も発生。オリベイラ監督は「追い込まれた状況で力を出すのが真の王者」と前を向いたが、史上初の3連覇に向けて暗雲が漂ってきた。【菅家大輔】
 [2009年9月27日7時24分 紙面から]


昨年王者の鹿島、屈辱4失点大敗「怖いね」
2009.9.27 05:03
 J1第27節第1日(26日、鹿島1-4名古屋、カシマサッカースタジアム)ミスの連発で、鹿島が自滅した。象徴的だったのが前半13分。GK曽ケ端がバックパスのクリアボールを空振り。こぼれたボールを拾われ、2失点目を献上。今季最多の4失点で、06年10月に4連敗して以来の3連敗となった。視察した日本代表の岡田監督は「あれだけのチームでもこういうことが起きる。怖いね」。主将のMF小笠原は「全員で勝っていくしかない」と声を振り絞った。

曽ケ端まさかの空振り…鹿島無残4失点

<鹿島・名古屋>前半13分、名古屋・ブルザノビッチ(中央)は鹿島GK曽ケ端準(左)がキックを空振りする間にボールを奪い、2点目のゴールを決める
Photo By 共同

 【鹿島1―4名古屋】2連覇中の王者の面影はどこにもなかった。首位の鹿島が、ホームで名古屋に1―4で惨敗。06年以来、3年ぶりの3連敗で史上初の3連覇へ暗雲が漂ってきた。

 前節の横浜戦から先発を変更。MF本山、DF大岩を入れてテコ入れした布陣も実らなかった。前半5分に3試合連続で先制点を奪われると、同13分にはGK曽ケ端がバックパスを空振りしてブルザノビッチに押し込まれるなど信じられないミスも相次いだ。大差の後半途中に戦意が喪失したイレブンにブーイングが起きるのも当然だった。

 2位・清水が27日の神戸戦で勝てば勝ち点差は1となる。オリヴェイラ監督は「こういう状況で力を出すのが真の王者だ」と鼓舞したが、DF岩政からは「同じような失敗を繰り返しているのは限界かもしれない」と弱気な言葉が漏れた。8月23日のFC東京戦を最後に1カ月勝利から遠ざかっている鹿島に連敗脱出の糸口が見えない。

4 大岩剛(おおいわ・ごう)DF
鹿島 生年月日:1972/6/23 出身:静岡 身長:180 体重:75

21 曽ケ端準(そがはた・ひとし)GK
鹿島 生年月日:1979/8/2 出身:茨城 身長:187 体重:80

[ 2009年09月27日 ]

守備崩壊!4失点で3連敗!小笠原「情けない」…鹿島

前半、ヘディングを放つ名古屋・ケネディ(上)
 ◆J1第27節 鹿島1―4名古屋(26日・カシマ) 首位鹿島が名古屋に1―4で大敗した。前半5分にFWケネディ(27)に先制点を奪われ、同13分、後半8分、同38分と立て続けに大量4失点。06年10月に4連敗して以来、3年ぶりの3連敗を喫した。集中力を欠いたプレー、ミスがことごとく失点へとつながり3連覇へ陰りが出てきた。G大阪は後半30分、MF遠藤保仁(29)がこの試合2点目のゴールを決めて勝ち越し、川崎を2―1で振り切った。

 オリヴェイラ監督はサポーター席前で立ちつくした。「今までは勝ち点差に余裕があったかもしれないが、これで追い込まれた」。強気でならすMF小笠原ですら「情けない試合をしてしまったのは事実」とうなだれる。1―4の大敗で3連敗。首位チームの本拠地、カシマスタジアムは罵声(ばせい)とブーイングで包まれた。

 前半5分、FWケネディにこぼれ球を押し込まれ、あっさり先制されると、その後3失点。「鹿島に入団(01年)してから一番悪い試合だった。特に後半は考えられないようなミスばかりだった。原因は分からない」とMF青木。最近6試合中5試合で先制点を与え、平均すると開始7分強で失点している計算。この日も出ばなをくじかれ、同じ過ちを繰り返した。

 オリヴェイラ監督は試合前、守備練習に時間を割き、ミーティングで「自信と勇気を持て」と何度も繰り返したという。全員プレスからボールを奪い、攻撃へ移る形を実戦練習で何度も確認。「オズの魔法」と例えられ、2連覇に導いた手腕も届かなかった。DF岩政は「セカンドボールが取れない。走れない。気づいているのにできないのなら、チームの限界」と吐き捨てるように言った。

 試合後には、サポーターが居残ったが、大東和美社長がクラブを代表して「これからも共に戦っていきましょう」と宣言。「サポーターからの熱意は感じた」とクラブとしてベストを尽くしていくことを約束した。メーン2階席に「勝てよ。ごじゃっぺ(北関東の方言で「バカタレ」の意)」と記された幕が掲げられた。06年10月以来3年ぶりの3連敗を喫し、ホーム不敗記録も17試合でストップ。王者ががけっぷちに追い込まれた。

 ◆2年ぶり4失点 鹿島が4失点以上したのは07年8月29日の1―5で敗れたG大阪戦(金沢)以来759日ぶりで、J1では通算19回目。ホームのカシマスタジアムでは06年10月14日の0―4で敗れた千葉戦以来1078日ぶり。また、3点差以上で敗れたのは07年9月15日の0―3で敗れた名古屋戦(瑞穂陸)以来742日ぶりとなった。

(2009年9月27日06時01分 スポーツ報知)

ここ数年でもっとも酷い試合であったことは紛れもない事実であろう。
しかしながら、試合終了と共にこの試合は過去のものとなっておる。
チームは次の試合へと走り出しておるのである。
選手に自信を回復させ、また勝利をつかめるよう、我等は声を出していくしかない。
自分たちの出来ることを最大限に発揮していきたい。

三連覇を目指す

2009年09月26日 | Weblog
巨人・小笠原の3連覇魂注入で鹿島・小笠原もV3へ一直線!
 鹿島MF小笠原満男(30)が“ガッツ魂”で3連覇を誓った。最近3戦で8失点、2連敗と低迷する中で迎える名古屋戦(26日・カシマ)を前に「どれだけ気持ちで上回れるかだと思う。勝つのはそんなに簡単じゃないけど、ここ数試合とか、ホームとか関係なく全部勝つつもりでやらないと」とカツを入れた。

 07年開幕前に「ガッツ」の愛称を持つ巨人・小笠原道大内野手と対談。全力プレー精神に感銘を受け、優勝したら食事に行く約束をした。巨人のセ・リーグ3連覇に「うれしかった。自分たちもリーグ3連覇を目指している。そうしたい」とダブル達成を宣言。親せきには元阪神・小笠原正一外野手がおり、野球界の偉業に刺激を受けた様子だ。

 暫定2位の清水に勝ち点差4に縮められ、これ以上足踏みをする訳にはいかない。オリヴェイラ監督も「チームを良くするため」とDF伊野波を大岩に、MFダニーロはMF本山へと先発布陣を変更。「全員でプレスをかけて、一体感をもってやる」と小笠原。ガッツ全開プレーで3連覇へ突き進む。

(2009年9月26日06時01分 スポーツ報知)

巨人の小笠原道大選手と小笠原主将が対談したのは2008年開幕前である。
第一、2007年開幕前は、満男はイタリアにおり鹿島の選手ではなかった。
こんな簡単なミスをするようでは報知をメディアと認識することに違和感を覚える。
とはいえ、読売ジャイアンツとの関連性があるうちは、鹿島を取り上げてくれることも多くなろう。
やはり、メディアとは呼べぬものであっても、世に知らしめる力は侮れぬ。
どのような小さきことでも報じてくれることを喜んでおかねばなるまい。
また、巨人に負けぬよう、我等も三連覇を成し遂げ、歴史に名を残したい。
その為にも聖地へ足を運び、偉業を目に焼き付けておきたいと思う。

岩政、自信あり

2009年09月26日 | Weblog
鹿島・岩政、頭使ってケネディ封じ!
2009.9.26 05:03

鹿島・岩政は名古屋の豪州代表FWケネディを完封して、岡田監督にアピールする
 J1首位をいく鹿島のDF岩政大樹(27)が、26日の名古屋戦(カシマ)で初対決する豪州代表FWケネディ封じへ自信を見せた。

 1メートル94とJ1FWの中で最長身を誇る危険な相手だが、「要注意なのは日本人と違って、体の幅もあること。みんなぶつかられてバランスを崩している」。そんな岩政が「毎日やっている」というのが、日本古来の走法「ナンバ走り」のトレーニングだ。右手右足、左手左足を同時に出すイメージで、上体をねじらず安定させる同走法。今季は狂言や相撲の体の動きも研究しており、共通の狙いはどんな局面でも体の重心を崩さないバランスの体得だ。

 対ケネディの感覚を「早いうちにぶつかりながら見つけたい。やれると思う」。ここ2試合、先制点献上から今季初の連敗を喫しているチームに、もう負けは許されない。日本代表の岡田武史監督(53)が視察する“御前試合”で、来月の代表戦で再招集を狙う男が堂々の完封勝利を果たしてみせる。
(丸山汎)

ケネディの分析をする岩政である。
対策は練ってある模様。
自分より大きな選手に高さで勝負出来るところを魅せて欲しい。
この勝負は高さだけでなくボディ・バランスにかかる比重が大きいであろう。
相手に自由にボール・コントロールさせねば勝機は見えてくる。
そして、高さとボディ・バランスを司るのが、“頭“すなわちブレインである。
的確に戦局を読み、攻撃の芽を摘み取るのだ。
この試合、岩政に注目である。

本山・大岩先発復帰

2009年09月26日 | Weblog
鹿島・本山&大岩、復帰戦で勝利誓う
2009.9.26 05:00
 左太もも裏肉離れで戦線を離脱していた鹿島MF本山が26日、名古屋戦で6試合ぶりのピッチ復帰を果たす。8月1日の広島戦を最後にリハビリに努めてきたが、オリベイラ監督から先発発進を告げられた中盤の要は、「最初から全力で飛ばす」と気合十分。守備でもベテランのDF大岩が伊野波に代わって4試合ぶりの出場。「チームを落ち着かせる上でも、自分がしっかり指示を出していきたい」と勝利を誓った。(鹿嶋市)

ベテランが鹿島救う!本山6戦ぶり先発復帰

26日の名古屋戦で先発復帰する本山雅志。練習で鋭いクロスを上げる
Photo By スポニチ

 鹿島は26日、ホームで名古屋と対戦する。19日の横浜戦で今季初の連敗を喫するなど正念場を迎える中、左太腿裏の肉離れで離脱していたMF本山雅志(30)が8月1日の広島戦以来、6戦ぶりに先発復帰することが決定した。プレスサッカーの中核を担うベテランが、停滞気味の中盤を活性化させて史上初の3連覇へ向けて逃げ切り態勢に入る。

 連敗中のチームに頼もしいベテランが戻ってきた。試合前日の会見で本山の起用法について聞かれたオリヴェイラ監督は「90分間できるかどうかはクエスチョンマークだが、彼が入るとダイナミックさが増す。先発で使いたい」と56日ぶりの先発起用を明言。本山への厚い信頼を口にした。

 8月1日の広島戦後に左太腿裏の肉離れを発症。順調に回復すれば8月中にも復帰できる予定だったが、8月下旬に再発させて復帰がずれ込んでいた。その間にチームは2勝3敗と負けが先行。先発で出場した今季のリーグ戦20試合は13勝2敗5分けと圧倒的な勝率を誇る本山が、後続の猛追を受けている終盤戦に間に合ったことは明るい材料だ。

 オリヴェイラ監督が「サイドに張っているだけじゃなく、ボールがあるところに顔を出してくれて中盤に連動性が出てくる」と話すように、豊富な運動量で中盤の起点になれるところが本山の魅力だ。離脱中は攻守の切り替えがスムーズにいかず、中盤に連動性が欠けて得意のプレスサッカーが機能しなかった。だが、本山が復帰したことで「高い位置からプレスをかける」(MF小笠原)理想のサッカーが復活することは間違いない。

 本山も「テンポアップさせたり、横パスで時間をつくったりと、ゲームコントロールをすることを頭に入れてやりたい」と気合十分。小笠原との司令塔コンビで中盤を支配するつもりだ。

 2位と最大10あった勝ち点差が4差となって残り9試合。一戦ごとに重圧は増していくが、史上初の偉業達成に向けて、本山が失速気味のチームを再加速させる。

10 本山雅志(もとやま・まさし)MF
鹿島 生年月日:1979/6/20 出身:福岡 身長:175 体重:66

[ 2009年09月26日 ]

昨日報じられておったように本山大岩が先発に復帰する模様。
ここはベテランの経験に頼りたい。
自分で書いておいてなんではあるが、ここで本山に対してベテランの経験と括ってしまうのは些か疑問である。
本山のサッカー・センスは日本最高峰である。
鹿島の10番を背負うだけのことはある。
センスに年齢を重ねた経験が加わった日本屈指のMFなのである。
これで、中盤の連動性が上がるであろう。
本山の勇姿を拝みに聖地へ集まろうではないか。
声を上げようではないか。

希望は全勝

2009年09月25日 | Weblog
鹿島小笠原「これから全部勝ちたい」
 鹿島は25日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで26日のホーム名古屋戦に向けた調整練習を行った。主力組はセットプレーなどを確認し、早めに練習を切り上げた。リーグ後半戦に入り苦戦が続いており、2位清水には勝ち点差4まで迫られているが、主将のMF小笠原満男は「上位陣は今、なかなか勝てていない。だからこそ、これから全部勝ちたい」と気持ちを高めていた。
 [2009年9月25日20時9分]

試合前日に小笠原主将のコメントを取ったニッカンである。
ここしばらくの不調を払拭し、残りの試合全てに勝ちたいとのこと。
是非ともそうして欲しい。
全部勝つ気で行かずして、優勝出来ようや。
その意気である。
我等も同じ気持ちで挑みたい。
とはいえ、全部の勝利は、一つ一つの勝利の積み重ねである。
まずは名古屋戦。
強力な攻撃陣を抑え、勝ち点3を着実に得たい。
我等もそれを信じ、聖地へ集結する。
思いは一つ、優勝へと繋がる勝利である。

毎試合、決勝戦

2009年09月25日 | Weblog
[ 鹿島:試合前日練習の模様 ]

センタリングを上げる新井場徹選手。苦しい状況を受けて「毎試合、決勝のつもりで戦いたい」と抱負を語っていました。

明日は九月最後の試合。
ここから先はトーナメントのつもりで戦わねばなるまい。
一つ一つ勝利を積み重ねるのだ。
その為に新井場はオーバーラップを繰り返し、クロスを供給するのである。
鹿島の生命線であるサイドアタックの源として。
新井場徹ここにあり。

対策充分

2009年09月25日 | Weblog
鹿島オリヴェイラ監督、連敗ストップに自信
 鹿島のオリヴェイラ監督が、26日の名古屋戦(カシマ)での連敗ストップに自信をのぞかせた。19日の横浜戦で今季初の連敗を喫して守備陣も2試合で5失点と自慢の堅守が崩壊気味。だが、名古屋戦に向けて守備の確認を入念に行ってきた指揮官は「名古屋は攻撃的なチームで前線の4人(玉田、ケネディ、マギヌン、小川)は警戒しなきゃいけないけど、その対策は進めてきた」と話した。
[ 2009年09月25日 14:00 ]

名古屋の攻撃陣に対して十分な対策は練ったと指揮官の弁。
これは頼もしい。
我等としては、およそ一月半ぶりの完封を期待したい。
DF陣にテコ入れをし、中盤にも手を加えた
是非とも結果につなげたいところ。
我等も気持ちをこめてチームを後押ししたい。
聖地に集合するのだ。
そして、共に勝利の歓喜に酔おうではないか。

本山復帰へ

2009年09月25日 | Weblog
鹿島が巨人V追い風に史上初3連覇狙う
 鹿島が史上初のリーグ3連覇に向けて「常勝神話」を追い風にする。96年のリーグ初制覇以降、プロ野球巨人がセ・リーグ優勝を飾った年は鹿島も必ずタイトルを獲得しており、24日の練習後にMF本山雅志(30)は「今年も良い縁があればいい」と意気込んだ。

 96年のリーグ初V、00年の国内3冠、08年までのリーグ2連覇などは、すべて巨人がセ・リーグ制覇を果たした年。「(年始の宮崎での)キャンプ地も宿舎も同じですしね」と本山が話すように、不思議な縁がある。左足太もも裏肉離れで8月1日の広島戦以来、欠場していた本山自身もこの日の紅白戦では主力組でプレー。26日のホーム名古屋戦での先発復帰の可能性も高まっており「優勝するには、ここからが勝負」とキッパリ。「常勝神話」と背番号10の復帰を、不振脱却の糸口にしたいところだ。

 [2009年9月25日7時35分 紙面から]

本山が読売ジャイアンツのセントラル・リーグ優勝に刺激を受けておる。
その本山は復帰即先発との報である。
満を持しての登場で九月初の勝ち点を得たい。
それだけ偉大なる選手なのである。
攻撃に守備に本山の存在は欠かせない。
リーグ戦も終盤にさしかかる。
ここからの勝ち点はまさに重要である。
聖地に10番が舞い降りるとき、奇跡は起こるのである。

左サイド、激烈レギュラー争い

2009年09月25日 | Weblog
J1鹿島 高水準なスタメン争い
2009/09/25(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
V3へ互いに刺激
 J1鹿島で左サイドバックのレギュラーを争う新井場徹と朴柱昊。今季前半は移籍1年目の朴が攻守に献身的な動きで光る活躍を見せたが、昨年まで不動のレギュラーだった新井場もここ5試合連続フル出場とあらためて存在感を示す。プレースタイルが異なる2人は、ライバル関係ながらも力を認め合う。史上初の3連覇を目指すチームでのハイレベルな競争で、互いに高め合っている。

 新井場は第21節・大分戦で左サイドの定位置に戻り、前節・横浜M戦まで連続先発出場。第2節・新潟戦以降、朴にスタメンを奪われていたが、夏場に入りチーム全体の運動量が低下する中、途中出場から抜群のタイミングでオーバーラップを仕掛け、好機を演出し続けた。第19節・柏戦では交代直後のプレーでマルキーニョスの同点弾をアシスト。間隙(かんげき)を突いて左サイドをえぐる姿は超攻撃的サイドバックの真骨頂だった。
 ただ、「自分がレギュラーに戻ったという認識はない」と冷静に語る。G大阪から2004年に加入して以来、スタメンを張っていただけに、「遠征に行っても試合に出られず、移動疲れだけが残る。鹿島では初めてに近い経験。メンタル的な調整も難しかった」と振り返る。だが、試合出場のために頭を切り替え、ベンチではベテランらしくサポートに徹する。出場への準備を貫き、「いかにチームの駒として機能できるか」と前を向く。
 韓国人らしい闘争心や献身的な動きが持ち味の朴に対して、「自分にはないものを持つ選手」と一目置き、今でも「(朴)チュホも状態はいいし、次も自分が出られる保証はない」と危機感を公言する。定位置を脅かす存在が、刺激となっている。
 一方、朴は3月18日のアジア・チャンピオンズリーグ、上海申花戦で、鹿島での公式戦デビュー。以来、先発出場を続けた。サイドバックは初めてながら、攻守にわたる粘り強さが光り、前半戦首位快走の原動力となった。
 だが、先発フル出場の連続で、疲労が想像以上に蓄積。夏場は左足太ももの張り、左足小指のけがに悩まされ、運動量やプレーの質が落ちた。最後の先発は8月の第20節広島戦だ。
 レギュラーを奪われたことに「まずは調子を上げることが一番」ととらえ、「イバさんから教えてもらうことはとても多い」と、貪欲(どんよく)な姿勢も失っていない。練習中から経験豊富な新井場に、守備の位置取りや攻撃参加のタイミングなどを教えてもらい、吸収してきた。攻撃での貢献度は新井場が高いようだが、献身的なプレーが強み。もう一度ポジションを奪うために、「自分の持っている感覚を大事にしろ」と言う新井場の言葉をよりどころに、奪還への挑戦を続ける。
 シーズンも佳境を迎え、これからが3連覇への正念場。新井場は「いろんな意味で意義深いシーズンになると思う」と語り、朴も「どんな形でもチームに貢献したい」と力を込める。2人のもたらす相乗効果が、チームを3連覇に導く。


【写真説明】
後半戦に入り、5試合連続フル出場と存在感を示す新井場


移籍してきた2004年以降、新井場がファースト・チョイスであった左SBのレギュラーポジションが激戦区となっておる。
それだけパク・チュホの加入は大きかったのである。
とはいえ、ベテランの域に達した新井場の経験は必要であろう。
ダニーロとのコンビネーションも良く、左サイドは活性化しておる。
しかしながら、新井場の「意義深いシーズン」というコメントには深い意味が含まれていそうである。
来季にはセレッソにレンタルしておる石神を戻す可能性もあり、左サイドは更なる激戦区である。
鹿島の左サイドは日本随一であろう。
サイドの翼で羽ばたいて頂点を目指そうではないか。