鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

メディア戦力予想

2007年02月28日 | Weblog
鹿島の鍵握る3新外国人 主力移籍で苦しい甲府
 ▽鹿島
 名門復活の鍵を握るのは、ブラジル出身の新外国人選手3人だろう。それぞれ守備、中盤、前線の軸として期待されている。
 DFファボンとMFダニーロは、母国サンパウロの一員として世界クラブ選手権(現クラブ・ワールドカップ)制覇に貢献した経歴を持つ。ファボンは長身を生かしたヘディング、ダニーロは強烈な左足キックが武器だ。清水から移籍したFWマルキーニョスは、J1で50得点の実績が光る。
 痛いのは攻撃の中心を担うMF野沢が、開幕前の練習試合で左ひざに全治2カ月のけがを負ったこと。控えには潜在能力の高い若手が多いだけに、育成手腕の評価が高いオリベイラ新監督の采配(さいはい)にも注目したい。

 ▽甲府
 J1初年は15位で残留を決めた。2年目の今季は若手中心に大量補強をしたが、昨季14得点のFWバレー(G大阪)、MF倉貫(京都)ら主力選手が移籍し、厳しい戦いが予想される。
 布陣は4-3-3。今季も持ち味の攻撃サッカーを貫くものの、宮崎キャンプでは決定力不足が課題として残った。3トップの中央での起用が濃厚な新加入のブラジル人FWアルベルトが、バレーの穴を埋める活躍ができれば心強い。
 昨季64失点の守備陣は、FC東京からDF増嶋を期限付きで獲得。センターバックとして、秋本とコンビを組む。
 昨季はホームで2位の川崎、3位のG大阪など強豪を倒す健闘を見せた半面、敵地で振るわなかった。アウエーでの戦いもポイントになる。
(了)
[ 共同通信社 2007年2月27日 17:11 ]


【2007 戦力分析レポート:鹿島】目標は優勝のみ。若いチームを導く柳沢と本山の奮起なくして今季の成功はなし [ J's GOAL ]
【今季のみどころ】
2002年ヤマザキナビスコカップ以来、足掛け5年もタイトルから遠ざかっている鹿島アントラーズ。今季の目標はズバリ「優勝」しかない。わずか1年でチームを去ったパウロ・アウトゥオリ監督に代わりチームを率いるオズワルド・オリヴェイラ監督は「鹿島に大事なのは自信を取り戻すこと。優勝への欲を持つこと。そうすれば本来、いるべき位置に戻れる」と話しており、まずは意識改革からチーム作りをスタートさせているようだ。

93年のJ開幕から鹿島を引っ張った本田泰人が引退し、常勝軍団を支えた名良橋晃も湘南へ移籍するなど、もはや9冠を獲った選手たちは皆無に近い。今は大半が優勝経験のない若手たちだ。過去の栄光を知るキャプテン・柳沢敦も「アントラーズの歴史には9つのタイトルがあるが、今のチームには1つもない。だからこそ1つでも優勝することが大事」と強調していた。

そんな若いチームを導くのが柳沢や本山雅志だ。J12年目の柳沢は2003年から2年半をイタリアで過ごしたが、出場機会を得られず昨季古巣に復帰。しかし、負傷やドイツワールドカップでの精神的なショックで屈辱のシーズンを過ごした。J10年目を迎える本山にしてもここ数年はケガ続きで、いざという時にピッチに立てなかった。しかし小笠原満男(メッシーナ)が去り、野沢拓也までもが開幕1週間前の水戸戦で負傷したこともあり、この2人がフル稼働しなければ、今季の鹿島の成功はないだろう。

彼らに続くのが次の世代である岩政大樹や中後雅喜、田代有三らだろう。岩政はこの1~2年で守備の要に成長。今季はサンパウロFCから加入したファボンとコンビを組み、鉄壁の守りを演出しなければならない。「オリヴェイラ監督はアウトゥオリ監督より守備に比重を置いているので、やりやすくなった」と岩政もコメントしていた。2005、2006年は肝心な時に失点する悪い癖があったが、今季はそれが修正されそうだ。中後、田代ら大卒2年目の選手たちも真価を問われるシーズンになる。中後はほぼ完全にレギュラーを獲り、田代も柳沢とポジションを争えるだけの選手になってきている。彼らがコンスタントなパフォーマンスを見せること。それもタイトルへの大きな条件といえる。
さらには3人の外国籍選手の活躍、内田篤人ら10代選手の台頭なども、鹿島躍進のポイントといえる。開幕前のプレシーズンマッチを見ている限りだと、このあたりも手ごたえが感じられた。鹿島は昨季よりチーム力を確実にアップさせて、勝負の2007年にのぞむ。

【注目の新戦力】
●FW 18 マルキーニョス
●DF 5 ファボン
●MF 11 ダニーロ

今季の鹿島といえば、何といっても3人の新外国籍選手を抜きにシーズンを語れない。昨季までのFWの柱、アレックス・ミネイロに代わって入ったマルキーニョスは、東京V、横浜FM、市原(現千葉)、清水とJ4チームでプレー経験を持ち、日本サッカーを熟知している。そのせいか、鹿島合流間もない25日の水戸戦でも、柳沢との抜群のコンビネーションと決定力を示していた。彼は計算できる存在。ケガさえなければ20点以上、荒稼ぎする可能性も大いにある。
最終ラインに入るファボンも想像以上の大物だ。187cmの黒人DFは高さ、強さ、パワー、スピードに優れ、簡単にはゴール前を割らせない。しかもFKを蹴ることもでき、ブラジルではしばしば得点も奪っていた。攻守両面で活躍が期待できるばかりでなく、明るい性格でチームのムードメーカーにもなっている。若い内田が「ファボンが冗談とか言ってくるので和む」と話していたが、すでにチームメートと打ち解け、すっかり日本に適応している。そのあたりも心強い。
もう1人のブラジル人・ダニーロはやや時間がかかりそうだ。主に左MFでプレーするが、開幕1週間前の段階でコンディションはまだ不十分だった。「それでもダニーロには経験があるから、ボールを持つだけ周囲を落ち着かせられる。体がキレてくれば活躍するはず」と鈴木満強化部長も太鼓判を押した。
彼ら3人以外にも、神奈川大出身の左サイドバック・石神直哉、塩釜FCユース出身で攻撃的MFとしての大いなる可能性を秘める18歳の遠藤康ら新人選手の早い時期のデビューもありそうだ。彼らが鹿島に新たな風を吹き込むだろう。
以上

Reported by 元川悦子

今季だけでなく我が鹿島は日本人選手の中途加入に付いて積極的ではない。
名良橋、高桑、大岩、新井場程度と言えるであろう。
その甲斐あって今季も外国人次第という評価を得ている。
喜ばしい誤認である。
昨季末の快進撃は若手の底上げと戦術の浸透によるものが大きい事は明白。
既に情報戦で勝利している。
田代と中後の年数まで惑わせておる。
火矢で攻められる前に泥を塗り、地下から来るので有れば先んじて潰す。
勝利の鉄則である。
が、虚けと噂の嫡子を侮るでないぞ。
顔で笑わせていたとしても、後の信玄である。
勝利の美酒に酔いしれておるところに逆襲もあり得る。
一つの勝利は次の勝利への階段を昇ったに過ぎぬのだ。

宮沢くん続報

2007年02月27日 | Weblog

室蘭大谷FW宮沢が高校選抜に選出
2007年2月27日(火) 9時47分 日刊スポーツ
 日本サッカー協会は26日、日本高校選抜チーム強化合宿(3月2~4日)メンバーを発表し、北海道関係では室蘭大谷FW宮沢裕樹(2年)が選出された。U-15(15歳以下)日本代表候補トレーニングキャンプ(3月3日~9日)メンバーも発表され、室蘭向陽中の中島龍基(15)らが選ばれた。
[2007年2月27日9時44分 紙面から]

来季の獲得候補宮沢くんが高校選抜に選出。
この冬の高校選手権においても2年生ながら10番を背負い奮闘、初戦突破に尽力している。
これまで隠れた逸材とされていたが、陽の当たる道を歩み始めたようである。
蝦夷の地は寒かろう。
そこから芽吹いた力を存分に発揮せよ。
大きく育って鹿島の地を踏むのだ。


野沢の膝にメス

2007年02月27日 | Weblog
野沢拓也選手の検査結果について
2月25日(日)プレシーズンマッチvs水戸ホーリーホック戦にて左膝を負傷しました野沢拓也選手は、精密検査を行い、本日チームメディカルスタッフ協議の結果下記の通り診断されました。

1.負 傷 名:左膝内側側副靭帯損傷(ヒダリヒザナイソクソクフクジンタイソンショウ)
2.全  治:約2ヶ月
3.今後の予定:手術の為 明日入院予定

鹿島MF野沢、靱帯損傷で全治2カ月
 鹿島は26日、MF野沢拓也が左ひざ内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治2カ月の診断を受けたと発表した。

 手術を受けるため27日に入院する予定で、3月3日に開幕するリーグ戦の序盤の出場は絶望となった。25日に行われたJ2水戸との練習試合で痛めた。

 野沢は今月の日本代表候補合宿にも招集された鹿島の中心選手。昨季はリーグ戦29試合で9点を挙げた。
[2007年2月26日19時41分]

鹿島MF野沢、靱帯損傷で全治2カ月
 鹿島は26日、MF野沢拓也が左ひざ内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治2カ月の診断を受けたと発表した。

 手術を受けるため27日に入院する予定で、3月3日に開幕するリーグ戦の序盤の出場は絶望となった。25日に行われたJ2水戸との練習試合で痛めた。

 野沢は今月の日本代表候補合宿にも招集された鹿島の中心選手。昨季はリーグ戦29試合で9点を挙げた。

[2007年2月26日19時41分]

鹿島MF野沢近日中に左ひざ手術
 日本代表の鹿島MF野沢拓也(25)が、近日中に左ひざの手術を受けることが26日、決まった。前日25日のJ2水戸とのプレシーズンマッチで左ひざ内側側副靭帯(じんたい)を損傷し、全治2カ月と診断されていた。鈴木強化部長は「自然治癒だと2次的な故障に広がる可能性もある。過去の事例を見ても、手術した方がいい」と経緯を説明した。野沢は27日に都内の病院に入院し、手術の日程を調整する。術後はアレックス理学療法士らの下でリハビリを開始し、通常、靭帯損傷の治療としては異例の電気治療も導入する。
[2007年2月27日8時23分 紙面から]

野沢 早期復帰に向け左ひざ手術
 25日の水戸戦で左ひざ内側側副じん帯を損傷した鹿島MF野沢が手術することが決まった。27日にも都内の病院に入院し、一両日中にも手術する。全治まで2カ月かかる見込み。香取チームドクターは「(じん帯の)緩みがはっきり出ているので、手術して止めた方が確実。遅くて2カ月。もっと早く復帰させるように策を尽くす」と説明した。電気治療器などを使用して早期復帰に向け治療を施す方針だ。
[ 2007年02月27日付 紙面記事 ]

鹿島・野沢、左ひざ手術
 25日のJ2水戸戦で左ひざ内側側副じん帯を損傷した日本代表MF野沢拓也(25)=鹿島=が26日、近日中に都内の病院で手術を受けることを決断した。チームも全面バックアップ態勢を整える。全治は最長で3か月だが、2か月以内の試合復帰を目指す。

 野沢は改めて診察を受け、けがの重度が最悪の「レベル3」であることが判明。じん帯が骨から完全に離れており、自然治癒なら完治しないこともあるという。そこでチームドクターと相談し、「最善を尽くす」とメスを入れることを決めた。

 鹿島は、右足骨折で出場が絶望とされたFW柳沢を、昨年のドイツW杯に間に合わせた名医を執刀医に指名。さらに、アレックス理学療法士がブラジルから持参した電機治療器で早期復活を促す。香取チームドクターは「最悪でも2か月でピッチに戻したい」と話した。

(2007年2月27日06時07分 スポーツ報知)

昨日の報道にあったように野沢の負傷は重く、メスを入れるとの事。
我等もチームにも心に影を落とす。
が、最も辛いのは本人である事を忘れてはならぬ。
不用意な発言は避けるべきであろう。
開幕直前の負傷と言えば、2003年A3ジュビロ磐田戦の柳沢敦が記憶に新しい。
2-0で試合終了間近にジュビロの西野が非常に悪質なチャージで柳沢敦を削った。
西野という選手に選手以前の人間としての資質に疑問を持たざるを得ない行為であった。
結果的に柳沢敦の完全復帰までには3ヶ月の長き期間を要する事となり、チームはAFCチャンピオンズリーグを棒に振る事になるのである。
悔しい記憶を呼び起こしたところで何かが変わるわけではない。
が、この柳沢が現在は主将を務め野沢の心を支える事となろう。
柳沢自身も新主将としての大きなタスクと心得て欲しいものである。

青木一休み

2007年02月27日 | Weblog
鹿島主力“オフ”でリラックス
 鹿島主力陣が実質的なオフを与えられ、3月3日の開幕戦川崎F戦に向けて一息入れた。前日25日のJ2水戸とのプレシーズンマッチに先発した選手は、26日の練習はクールダウン中心の軽めのメニューで終わった。1月29日の始動後、オフはわずか2日間だけ。この日は完全オフも予想されたが、選手はクラブハウスに集結した。MF青木は「オフみたいなものだったのでよかったです」と笑顔を見せた。
[2007年2月26日19時25分]

何を気を抜いておるのか。
常に戦場にいる緊張感無くしてどうするのだ。
が、この言葉が出てくるほどに今季のスタートは熾烈な練習が続いていたと考えたい。
その中で、練習試合の負傷による野沢以外に離脱者を出さなかった事は朗報と捉えて良かろう。
思い起こせば2001年以降は常に負傷者・離脱者の連続であった。
2001年 相馬、熊谷
2003年 柳沢敦、曽ケ端、熊谷
2004年 ユダ
2005年 名良橋
2006年 曽ケ端、名良橋、フェルナンド、アレックス・ミネイロ

2002年は負傷者こそいないものの代表合宿に小笠原、本山、ユダ、曽ケ端、柳沢敦、鈴木隆行を取られチーム練習が組めなかった事は言うまでもない。
それは昨季まで続いておった。
が、今季は代表合宿も野沢のみである。
だからこそ野沢負傷が有ろうとも今季は追い風が吹いていると実感するのである。
新たな一歩を踏み出そうではないか。

練習試合 栃木SC戦

2007年02月26日 | Weblog
練習試合 vs栃木SC 試合結果
練習試合 vs 栃木SC
2月26日(月)14:00キックオフ(クラブハウス)
鹿島アントラーズ 1-2 栃木SC
( 前半 1-1 )
( 後半 0-1 )

【前半】
■出場選手(鹿島アントラーズ)
GK  小澤
DF  石神、山住(ユース)、大道、當間
MF  遠藤、田中、船山、吉澤
FW  田代、興梠
■得点者(鹿島アントラーズ)
25分 田代

【後半】
■出場選手(鹿島アントラーズ)
GK  杉山
DF  石神、山住(ユース)、大道、當間
MF  遠藤、田中、船山、吉澤
FW  田代、興梠
■交代(鹿島アントラーズ)
後半21分 OUT:船山→IN:松崎(ユース)
後半31分 OUT:興梠→IN:佐々木
後半31分 OUT:田中→IN:小谷野


サブ組+ユースで挑んだ練習試合。
大岩・後藤とも負傷しており、流石に本職CBを欠いた状態では厳しい結果となった。
練習試合の黒星である。
この中でフル出場を果たしている田代、石神、ヤス、當間、吉澤はレギュラーに近い存在であると推測される。
そもそも田代は戦術的にサブ組なだけである。
昨日のダービーで最も長い時間試された石神は不用意なプレイをしがちな新井場へのプレッシャーとしても一本立ちを期待したい。
篤人がU-20、U-22で不在となる右SBの當間も同様。
青木、中後に続く吉澤もしかり。
ここでヤスの存在が光る。
最も選手層の厚い攻撃的MFに高校生が食い込もうとしているのである。
ライバル不在で本人の能力だけで掴んだ昨季の篤人以上に期待がかかる。
自ら「ヤス」と名乗る大物は、昨日の試合でもセットプレイを任されるなど片鱗を見せており、噂に違わぬ力を持っている。
公式戦デビューも間近では無かろうか。
しかしながら残念な事にU-20合宿に招集されており、開幕戦でのデビューは困難であろう。
が、腐る必要はないぞ。
ヤスのプロ人生は始まったばかりである。
一つ一つ経験を重ね上を目指すのだ。
そう、一つ一つである。
無理な仕官は身の破滅と心得よ。

大勝の代償は小さくなく

2007年02月26日 | Weblog
鹿島野沢が開幕絶望に/プレシーズン戦

水戸とのプレシーズンマッチで左ひざを負傷し、退場した鹿島MF野沢
<プレシーズンマッチ:鹿島4-0水戸>◇25日◇笠松運動公園陸上競技場
 鹿島が開幕まで1週間を切って大黒柱を失った。25日に水戸とのプレシーズンマッチに出場した日本代表MF野沢拓也(25)が左ひざを負傷して交代。茨城・水戸市内の病院で検査を受けた結果、左ひざ内側側副じん帯損傷で全治2~3カ月と診断された。序盤戦の出場が絶望的となり、10冠に向けて大きな痛手を被った。
 後方からのタックルに、野沢が崩れ落ちた。前半31分。ゴール右45度から攻撃機会を狙っていた司令塔の左ひざを悪質なタックルが襲う。再び起き上がってプレーを続行しようとしたが、左ひざに力が入らない。3分間ほどピッチで回復を待ったが同37分に交代を告げられ、試合途中に病院へ直行する。診断は「左ひざ内側側副じん帯損傷」で全治2~3カ月。3月3日の開幕戦川崎F戦のみならず、序盤戦の出場絶望を意味する重すぎる結果だった。
 重傷を負う直前まで、最も光り輝いていた。「調子がいいから、開幕を早く迎えたい」。最近、口にしていた絶好調ぶりを言葉だけでなく、プレーで見せつけた。前半23分に正確な右足シュートでゴール左上隅に先制弾をたたき込んだ。ダイヤモンド型の中盤で右MFに位置し、前の3人は自由に動き回るスタイル。鈴木強化部長は「流動的なサッカーのキーマン」と評するほど新生鹿島の中核だった。
 だが、予期せぬ故障で離脱を強いられることになった。26日の患部の状態を見て、手術が必要かどうか判断する。昨年11月のサウジアラビア戦で代表に初招集され、今月の強化合宿も参加していただけに、代表定着への道も後退せざるを得ない。
 オリベイラ監督は「野沢が不在でもチームは回らないといけない。そういう想定でチームをつくっている」と冷静さを見せた。野沢交代後はMF青木が奮闘し、開幕前哨戦は快勝を収めた。大黒柱の穴は総力を尽くして埋めるしかない。【広重竜太郎】

[2007年2月26日9時9分 紙面から]

鹿島・野沢が開幕絶望…左ひざじん帯損傷、全治3カ月

 鹿島の日本代表MF野沢拓也(25、写真)が25日、笠松運動公園陸上競技場で行われたJ2水戸とのプレシーズンマッチで左ひざを負傷。前半31分に接触プレーで同個所を痛め、試合後の検査で左ひざ内側側副じん帯損傷と診断され、全治には2、3カ月かかる見込みで、5日後に迫った開幕戦(対川崎、等々力)どころかリーグ序盤戦は絶望となった。今季からドイツW杯日本代表のMF小笠原(現メッシーナ)が付けていた背番号8を背負い、チーム唯一の現役日本代表として今月の同代表合宿にも参加していた。

 ≪野沢は負傷で全治2~3カ月≫
鹿島の日本代表MF野沢が水戸戦で後方からの悪質なタックルを受け、左ひざを負傷した。試合後に水戸市内の病院で検査を受けた結果「左ひざ内側側副じん帯損傷で全治2~3カ月」と診断された。これで開幕絶望となったばかりか、3月24日の代表戦(ペルーとの親善試合)の欠場も決定的となった。また、21日の流通経済大との練習試合で左足首を捻挫したDF大岩も、患部の腫れが引かないため、開幕戦出場は難しそうだ。
[ 2007年02月26日付 紙面記事 ]

昨日の試合で先制点を叩き出し好調を見せていた野沢だが、悪質なファールで長期離脱を余儀なくされた。
由々しき仕儀である。
この男に替えは効かぬ。
が、気持ちの切り替えこそが我等に課せられておろう。
前へ進むのだ。
これでナビスコ杯予選リーグを同一メンバーで戦う事が可能となったと考える事も出来よう。
代役のチューヤンと青木の奮起を促そうではないか。
ピンチこれチャンスである。
何にせよ、我等もクラブもチームも、そして本人こそ前向きに捉える事が重要である。

いばらきサッカーフェスティバル2007 水戸ホーリホック戦

2007年02月26日 | Weblog
鹿島が4-0圧勝/プレシーズン戦
<プレシーズンマッチ:鹿島4-0水戸>◇25日◇笠松運動公園陸上競技場
 鹿島が今季初のJクラブとの対外試合で4-0と圧勝した。前半20分までは停滞したペースだったが、流れをつかむと一気に、たたみかけた。前半23分、36分に、いずれもFW柳沢のアシストから2点を先取。後半も3分に柳沢、5分にMF中後が追加点を奪って試合を決定づけた。
 オリベイラ監督は「攻守の切り替えの意識づけ? これまで3、4試合やってきて意識は高まっている。ただ、どれくらいできているか数値化はできない」とクールだった。

[2007年2月25日21時13分]

鹿島に光、柳沢1G2A/プレシーズン戦

後半交代時にオリベイラ監督(左)と握手を交わす鹿島FW柳沢
<プレシーズンマッチ:鹿島4-0水戸>◇25日◇笠松運動公園陸上競技場
 鹿島MF野沢離脱の一方で、FW柳沢の好調ぶりが光明だった。前半23分、同36分と判断よくゴール前でラストパスを供給し、連続アシスト。後半3分にはMF本山の左クロスをヘッドでたたき込んで、対外試合4試合目にして初ゴールを決めた。同5分にはチーム4点目の起点となり、全得点に絡む活躍。「1週間を切った開幕に向けて、今日はいいゲームができた」と充実感を漂わせた。
 左袖にはキャプテンマークが巻かれていた。「あまり関係ないです」と多くを語らなかったが、就任が濃厚な3代目主将の責任は感じている。キャンプ中から、先頭を走るなど、チームをけん引する自覚を見せている。
 開幕戦の先発は確定的だが、シーズン中のレギュラーが保証されているわけではない。昨年7得点でブレークしたFW田代は今年4戦で6発と好調だ。「大切なのは開幕で結果を出すこと」。柳沢がチームとともに開幕ダッシュをかける。
[2007年2月26日9時16分 紙面から]

さすが主将 柳沢全4得点に絡む
 鹿島の新主将FW柳沢敦(29)がJ2水戸との練習試合で、今季初ゴールを含むチームの全4得点に絡む活躍を見せた。試合は4―0だった。
 後半3分に相手DFの一瞬のスキを突いて抜け出し本山のクロスに頭で合わせゴールネットを揺らした。「(開幕へ)いい弾みになります」と笑顔。今季清水から加入したFWマルキーニョスとのコンビも光った。互いにスペースに抜け出す似たタイプだけに、常にアイコンタクトでポジションを確認。前半37分にはその新助っ人の得点を演出するなど息の合ったプレーを披露した。「役割を分担して、お互いが特長を出せたと思う」。主力組で常にこの2トップをプレーさせているオリベイラ監督も「彼ら2人はスピードがあり、クレバーだ。試合を重ねるごとに連係も良くなっている」と満足げ。
 紅白戦も含めコンビを組んだのは、これでまだ4試合。「時間をかければもっと良くなる。開幕までの1週間、細かいことをさらに詰めていきたい」と柳沢。マルキーニョスとの新コンビでエースがチームを悲願の10冠へ導く。

 ≪野沢は負傷で全治2~3カ月≫鹿島の日本代表MF野沢が水戸戦で後方からの悪質なタックルを受け、左ひざを負傷した。試合後に水戸市内の病院で検査を受けた結果「左ひざ内側側副じん帯損傷で全治2~3カ月」と診断された。これで開幕絶望となったばかりか、3月24日の代表戦(ペルーとの親善試合)の欠場も決定的となった。また、21日の流通経済大との練習試合で左足首を捻挫したDF大岩も、患部の腫れが引かないため、開幕戦出場は難しそうだ。
[ 2007年02月26日付 紙面記事 ]


キャプテン柳沢初ゴール&2アシスト
 ◆プレシーズンマッチ 鹿島4―0水戸(25日、笠松) J2水戸とのプレシーズンマッチで鹿島のFW柳沢が1得点2アシストなど、全得点に絡む大暴れ。リーグ開幕・川崎戦(3月3日・等々力)に向け、ヤナギ復活をアピールした。
 後半3分、左サイドのMF本山からのクロスに、柳沢が反応した。相手DFのすき間を縫うようにゴール前に突進。最後は、頭でゴール中央にたたき込んだ。練習試合を含めると今季4試合目で初ゴール。小さく拳を握りしめ、「これが(開幕へ)弾みになればいい」と笑みを浮かべた。
 前半23分にはMF野沢の先制点、同36分にはマルキーニョスの追加点をそれぞれ丁寧なパスでアシスト。さらに、後半4分には、柳沢のパスが起点となり、MF中後の得点を呼び込んだ。「今日はいい試合ができたと思う」手応えを十二分に感じた内容だった。
 この日は初めてキャプテンマークを巻いた。本人は「特に意味はないですよ」と笑ったが、主将デビュー戦に期するものはあったに違いない。「大事なのは開幕戦。これに満足しないで次の試合で結果を残すこと」。柳沢は主将らしい言葉で締めくくった。

(2007年2月26日06時09分 スポーツ報知)

【プレシーズンマッチ:水戸 vs 鹿島 】オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント  [ J's GOAL ]
●いばらきサッカーフェスティバル2007
2002FIFAワールドカップ開催記念事業
2月25日(日)13:05 kick off/笠松/8,823人
水戸 0-4 鹿島
得点者:24'野沢拓也(鹿島)37'マルキーニョス(鹿島)48'柳沢敦(鹿島)50'マルキーニョス(鹿島)
---------

●オリヴェイラ監督(鹿島):
「前任者の真似をするわけじゃないが、質問してください」
Q:攻守の切り替えを肝にしていたが、今日やってどうだったか?
「ゲームを3試合、4試合やっていたんで、意識はできてきている。どのくらいできたかを数値化するのは難しいが、意識はできていると思う」
Q:野沢のケガについては?
「状況が分からないので、今は何ともいえない。野沢がいなくてもチームが回らないとダメだし、そういう想定でチームを作ってきた。状態は今日も悪くなかったし、今後も問題ないと思う」
Q:2トップの出来については?
「2人は日本のサッカーに求められる機動力を持っている。チームとして生かそうと思っているが、もっといい連携ができるまでには時間がかかると思う。2人には細かい要求を出していくつもり」
Q:今日も相手が引いていて、新井場が高いポジションを取っていたが?
「彼の特徴はスペースを突くこと。それが一番だ。彼はポジショニングについて、経験とノウハウを持っている。今日も状況に応じて使ってた。今日のように引いてスペースのないチームには、サイドバックが追い越して前へ出ることは大切になる。彼はそれを見極めて自分の判断でやっていた。ゲーム中に柔軟に判断してプレーしてくれたと思う」
Q:ダニーロのできについては?
「彼のポテンシャルの高さは攻守にわたってのものだし、これからどう生かしていくかだが、今は細かいことはいえない。彼にはゲームメーク力、リズムを変える力、守備力があり、後ろから飛び出してフィニッシュで終わる仕事も得意だ。その特徴をチームの中で生かす形を取っていきたい」
以上

【プレシーズンマッチ:水戸 vs 鹿島 】試合後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島):
「今はコンディションがいいんで、昨年の終わりくらいのプレーはできそう。今日の立ち上がりは相手の前からのプレスが厳しくて、芝も引っかかったりして、悪い時間になってしまった。でも徐々によくなった。相手がJ2だからいいけど、J1だったらこの時間帯に付け込まれる。1週間しっかり修正したい。中盤も最初は流動的じゃなかったけど、ポジションチェンジをしつつ修正した。自分の位置は昨年より少し下がり目なんで、敵がいないだけやりやすい。試合をこなすごとにやり方が分かってきた。今日はプレスのかけ方だったりが収穫。拓(野沢)がケガをしたのは痛いけど、青木とも2試合やっているし、問題ない」
●内田篤人選手(鹿島):
「今日の前半はサイドチェンジが全然出せなかった。点が入ってからリズムができてきた。リズムを作りながら点を取るより、点を取りながらリズムを変えるほうが簡単。自分としては危ない部分もあったと思うし、もっと改善したい。2年目ということは意識してないけど、DFなんでもっと失点を少なくしたい」
●柳沢敦選手(鹿島):
「マルキーニョスとのコンビ? お互いを見ながら特徴を出せているし、いい感じでうまくできていた。芝に慣れるまで大変だったけど。大事なのは開幕で結果を出すこと。それに集中したい。来週1週間、細かいことをやっていくんで、課題は修正していけると思う。自分のゴールは弾みになるといいけど、満足せずにやっていきたい」
●中後雅喜選手(鹿島):
「中盤のバランスはまずまずだった。拓(野沢)さんのケガは想定外。でも代表でいなかった時に青木が入ってやっていたので、今日もすんなりできた。自分の役割は、中盤の底の時はバランスを取って、攻撃より守備を重視ししてボールを散らすことを考えた。途中から右に入って、今度は前へ前へと出るようにした。どのポジションにも役割があるし、意図を汲くんでやらないといけない。2年目だし、今年はスタメンで出ることも多くなると思う。責任も出てきたし、自分が中心になってやらないといけない。4点目はラッキーゴールだったけど、それも貴重な1点だ」
●岩政大樹選手(鹿島):
「チーム力が上がっている手ごたえはある。昨年の今の時期は代表が抜けて外国籍選手もケガをしていた。そういう違いもあるから。ファボンとは、彼も頭がいいし、すごくポジショニングとかが分かっている。このままいい形でいけばいい。守っていて楽しい。2人で今日のような失点ゼロが続けば、周囲にもいい印象をもってもらえる。チームにも安心感が生まれると思う。監督も去年より後ろに重きを置いている。アウトゥオリ前監督は前へ前へと比重をかけたので、失点が増えるのも当然だった。今年は改善されると思う」

以上

FWが得点がする。
久しぶりに我が鹿島に”2TOP”が結成された。
紅白戦・練習試合でほぼこの二人で固定し熟成させた結果がここに現れたのである。
しかしながら、固定されながらも聞こえてこなかった得点者柳沢敦の名を怪しむ声も0ではなかったように思う。
昨季の成果は非常に低かった事に輪をかけ、若手がエースナンバー9を引き継いだため期待の目を田代に向けたくなったやむしらぬ。
が、その声を拭い去るかが如き結果である。
喜ばしき事この上ない。
流し目で殺されてしまうところである。
また、この試合で特筆すべきは本山と新井場のポジションチェンジである。
ダニーロの起用で後ろ目のポジションに下がった本山が更に後ろに下がり、そこへ新井場が上がっていく。
攻撃の形にバリエーションが増え、観る者も楽しい。
そして、サイドが上がった穴をどう埋めるかという問題に対して手を打っている事も嬉しきこと。
まさに昨季よりの積み重ねである。
ローマは一日にしてならず。
Rome wasn't built in a day.
Roma non fu fatta in un giorno.
明日も、また明日も一歩一歩進んでいく事こそ肝要である。

必勝祈願

2007年02月25日 | Weblog
鹿島神宮で「10冠」達成誓った

鹿島神宮で必勝祈願した柳沢(中央)ら鹿島イレブン
 鹿島は午前練習後、鹿島神宮で約1200人のファンと合同で必勝祈願。4年タイトルがないが、大東社長は「安心してください。今年はやります」と必勝宣言。FW柳沢も「みんなの思いはただ1つ。その実現に全力を尽くす」と悲願の10冠達成を誓った。夕方からはスタジアムで会員パーティーを開催。MF野沢が笠間焼のお皿に絵を描くなど、選手全員がファンサービスを行った。

 ≪本田氏がアドバイザー就任≫昨季限りで現役を引退した元日本代表MF本田泰人氏(37)が鹿島のアドバイザーに就任したことを会員パーティーで報告した。大東社長は「正式な契約はないけど、何らかの形でわれわれに属してもらおうと思った」とコメント。仕事内容については「拘束するつもりはない。時間がある時に、トークショーやイベントなどでお手伝いしてもらう」と説明した。

[ 2007年02月25日付 紙面記事 ]

2月6日に報道された必勝祈願が行われた。
ファンサービスの強化、溝を埋める行為の一環である。
確実に一歩ずつ歩み寄っている姿が伺える。
ラガーマン社長の辣腕が振るわれている。
ただ「正式な契約がない」とはこれ如何に。
50万石のお墨付き以上に当てにならぬ。
プロとして疑問の残る約束事である。

観客増員への施策

2007年02月24日 | Weblog
鹿島“ファン密着”で観客動員UP
 鹿島が観客動員増に向け「ファン専用ミックスゾーン」を設置した。鹿島の1試合平均の観客動員は01年から3年連続で2万人を超えたものの、その後は減少傾向にある。そこで新たなファン獲得策を打ち出した。その1つが、宮崎合宿後に導入した「ファン専用のミックスゾーン」だ。
 鹿島の練習場では従来、選手はゴール脇からグラウンドに出入りしていたが、それではファンと接触がないため、今季からは観客席の横にある通路を通ることが義務づけられた。それが「ファン専用ミックスゾーン」で報道陣も立ち入り禁止となる。クラブハウスから駐車場への経路にも「ミックスゾーン」が設けられ、ファンがサインをもらったり、握手をしたり、会話をする時間が大幅に増えることになる。
 また、4月から地元小学校を巡回訪問する案も出ている。選手がホームタウン5市(鹿嶋、潮来、神栖、鉾田、行方)の全73校を回り、地元小学生との交流を深める。
 「地元の方には試合に来てもらわないと。これからもどんどんやっていきたい」と選手会長の柳沢も大歓迎している。

[ 2007年02月24日付 紙面記事 ]

ファンとの溝を埋める。
ここ数年叫ばれ続けたことである。
ファンの心が離れて久しい。
やっと重い腰を起こしたというところが正直な感想と言えよう。
動きの重い機関を動かすには結婚式襲撃騒動に乗じて地下造幣所にテレビカメラを持ち込むしか方法がない。
「とんでもないモノを盗んでいきました。あなたの心です」

U-20代表合宿 ヤス選出

2007年02月23日 | Weblog
U-20日本代表候補 トレーニングキャンプ(2/27~3/7)メンバー(07.02.22)
2月27日から3月7日まで開催されるU-20日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーが決まりましたので、お知らせします。
■MF:
遠藤 康
ENDO Yasushi 1988.04.07 168?/69? 鹿島アントラーズ


ヤスこと遠藤がU-20代表候補に選出、これにて開幕戦への出場は叶わなくなった。
U-20レギュラーの篤人やU-18で活躍する當間が外れているのは、J開幕戦出場もしくはサブの可能性が非常に高いからであろう。
ヤスも十二分に結果を残しているがポジションとして野沢、本山、ダニーロ、誓志の次と相成っては代表へ向かうのも致し方のないところ。
代表合宿の出来如何によっては、7月のU-20ワールドカップへの道もあり得る。
梅崎・柏木・田中亜土夢の新黄金に食い込むことも可能である。
新黄金世代その一角に名を連ねるやむしれぬ。
酒井忠次なのか、本多忠勝なのか、はたまた井伊直政か。
やはり榊原康政のヤスで決まりと相成ろう。
が、決して吉原で豪遊はせぬよう子孫に申し付けよ。

盗め!

2007年02月23日 | Weblog
【U-22日本代表 熊本合宿】2/22練習後の各選手コメント [ J's GOAL ]
コメントは、本日の練習試合終了後・2/28 vsU-22香港代表@国立競技場 U-22日本代表メンバー発表前のものです。
●内田篤人選手(鹿島)
>「後半、相手のペースにはまってしまった。人にもっと強くいければよかった。前半はウラに走ったりしてよかったが、その後のアイディアがなくて、そこが(水野)晃樹さんとの違いかな、と。相手のラインが揃っていたので、長い距離を走ってスペースを作れればと思った。
相手のフィジカルが強かったけど、何回もチャンスを作ったし、晃樹さんが何回もチャンスを作っていいプレーだったので、少しでも盗めればなと思ってた。この合宿は最初のほうは遠慮してたけど、やっていくうちに楽しくなってきた」


宮崎合宿に参加した流経大林くんの影響か、篤人も他プレイヤーの良いところを身につける余裕が出来てきたようだ。
どんどん盗め。
更にぶんどるを覚えれば、ダメージを与えつつアイテムもゲットである。
やはりFFは5が最高なのでは無かろうか。
3もかなり良いが最後のダンジョンは如何なものか。

U-22 親善試合 アメリカ合衆国戦監督コメント

2007年02月22日 | Weblog
【2.21 熊本見参!】U-22日本代表 vs U-22アメリカ代表:試合終了後の反町康治監督(U-22日本代表)コメント [ J's GOAL ]
●反町康治監督:
「非常に手ごたえを感じたゲームだったと思っています。強い相手と試合をすることが出来てよかったです。課題も、特にDFの部分でたくさん生まれたと思いますし、それをこの1週間でチョイスして、トレーニングに励んで、よりパワーアップして28日を迎えるという形になると思います。
選手には、国内の試合と比べると国際試合は別物だという話はすでにしてあります。レフリーの基準と相手の力の部分ですね。今日もそういうことを感じさせてくれたなと思います。中国のU-22代表はヨーロッパに遠征して週に1回こんな試合をしているわけで、羨ましいなと感じました。私たちもこういう試合を週に1回やっていたら強くなれるんじゃないかと思いました」
Q:守備の課題という話があったが具体的なポイントは?また0-0であと一歩が決められなかったという部分での評価は?
「まず、ハーフタイムに言ったんですが、攻から守への切り替えの部分で、例えばCKで相手が全員引いているときが一番怖いわけです。みんなのエネルギーが前に向いている時に早く切り替えてUターンして戻るという単純な話。それと、似たような話ですが、攻から守になった場合に、残っている選手がしっかりと押さえきれないで、ドリブルで前を向いて仕掛けられているところは直さなくてはいけない。
それと、サイドバックの持ち出しがうまくて、サイドで2対1を作られた時にどう対応するか、後手を踏まずにファーストディフェンスを徹底してルックアップさせない。いろんなビデオを見るなどして説明したり、シュミレーションすることが必要かなと思いました。
いいところまでいくが、最後ため息で終わってしまう。それを歓声に変えるためには、最後の質をあげるということで、特に昨日は練習してきました。チャンスを作れているのは唯一の救いかなと思いますが、最後遠慮っぽくシュートを打っているようではいけないと思います」
Q:スタメンの3トップの評価は?5m、10mの質ということをおっしゃっていたがその点の評価は?
「3トップとも2シャドーとも3-6-1とも言われて、なんでみんな言い方を変えるのかなと思うと、出ている選手の登録がFWなら3トップで、MFなら・・・というわけなんですが、別に与えている仕事はあまり変わらないのが事実です。
しっかりボールを収められる平山または森島がいて、他の選手はRUNタイプが多いことを考えると、必然的にそうした形が、サイドアタックを含めて一番効率よく出来るかなと思ってやっています。新潟時代4年間ほとんど2トップでやっていたので、2トップが嫌いなわけではないんですが、このチームを考えた場合には、相手を崩すというタレントを含めて、一番いいからやっているわけです。
まぁ、いいところも悪いところもあります。相手が強いチームでボールのポジションが向こう寄りの場合にはMFのラインに吸収されて、攻撃に移行したときには厳しくなりますが、うちのボールポジションが高い場合にはその3トップは非常にいきるわけです。これはまた相手を考えてトライしていく部分ではありますが、今日出た選手に関しては、比較的及第点を与えてもいいかなと思っています。
5m、10mの質というのは、最後のフィニッシュのところでチョット動きがないので、こういう風にすれば得点の可能性は1,5倍に増えるよと話しました。実際そういう場面は随所に見られました。ただ、難しいなと思ったのは、全部そればかりやってしまって、そうでない時、例えば止まってボールを見たほうがいい場面、ワンツーの壁になることがいいときでもきいてしまったことがあったので、それはそれで、トレーニングの中で『それだけではないよ』という話もしなくてはいけない。全体的に、自分達で動き出してチャンスをつくる、平山が前半最初の方でGKと1対1になった場面がありましたが、ああいった形をたくさん作れればいいかなと思っています」
Q:後半は劣勢だったように見えたが原因は?
「まず、ズルズル引いてしまったことでしょうね。ボールが動いている間にもラインアップしてコンパクトエリアを作らなくてはいけないんですが、最終ラインが引いてしまったというのが大きな問題です。なぜ引くかというと相手がルックアップしてどこでもボールを出せる状況を作っている、つまり前線のプレスが効いていないということでしょうね。それは十分考えられたので早い時間帯に増田をいれたんですが、なかなか奏功しませんでした。
相手が取りに行ったらワンタッチではたく、ドリブルでも足をだしたらスッと抜いてくるといった駆け引きの質が高かったと思います。足先でいったらやられるよというのが勉強になりました」
Q:李選手の評価は?
「今回初めて参加して、4日間という短い日数の中で完璧なものを求めるのは難しいと思いますが、彼は彼なりにチームに溶け込もうという努力も見られて、悪くなかったと思っています。
守備での体の張り方とか、イーブンの高いボールに競るところなど、そうしたメンタリティは日本人には欠けているところがあるんですが、彼にはそういうところの強さがあると。残念ながらシュートを打てなかった部分はありますが、今後も計算の立つ選手だと思っています。彼のよさを見極めた中で起用していければ、チームにプラスになるのではと感じています」
Q:五輪予選が始まりますが、勝ち抜くために大事になってくることは?
「3つのスピリットが大事だという話はいつもしています。チャレンジスピリット、ファイティングスピリット、ウイニングスピリットと、それはずっと持たなくてはてはいけないし、持ち得なかった選手は残念ながら(チームに)呼ぶことが出来ないということですね」
Q:28日にU-22香港代表と対戦する上での課題は?
「僕と井原コーチが視察にいったんですが、香港がそのままの形で来るとは限りませんので、ここで言及できませんけれども、同じようなスタイルのチームであることは間違いないので、今日出た課題をうまく解決できればパフォーマンスは上がってくると思っています。情報戦に入っているので歯切れが悪くて申し訳ないんですが、1週間後楽しみにしていてください」
Q:昨日、サイドアタックが結構出来ていると豪語されていました。このチームにとってサイドアタックは生命線だと思うんですが、今日のような状況になったときの打開策は?
「おっしゃるとおり、サイドにボールが行っても単体でしたよね。サイドで数的優位を作るシーンというのは皆無に近かったと思います。例えば、伊野波からサイドにボールが出た時に、そのボールが出ている間にそれを受けるであろう選手が、ワンタッチで前に出せる様な動き出しの速さをしなくてはいけないということがまず一つ。
相手がサイドをケアしてきたということは、今度は真ん中が空いてくる可能性があるわけです。68mを4人で守るのは簡単なようで難しいわけですが、サイドがうまくいかないときには、早いタイミングでバイタルエリアをアタックできる形も作らなくてはいけない。
前半はそういう意味ではバイタルエリアの攻略は悪くなかったんですが、アメリカの素晴らしいところは、そういうのを徐々に感じながら自分達で修正している。その上をいかなくてはならないわけですから、走りの質を考えながらやるということになると思います」
Q:今日もパスミスが見受けられて、チームの課題としてあげている『ビルドアップ』を意識しすぎて逆に悪くなっているような気がするんですが?今日の平山選手の評価は?
「アメリカはブロックディフェンスがはっきりしていて、2トップもチェイシングをしてきて、うまい感じで前線のゾーンディフェンスをしていたので戸惑いはありましたが、できないからといって諦めてしまうのはサッカーではできないので、できないならより意識すると。
ミスをしたとおっしゃいましたが、サッカーはミスのスポーツですから、ミスを怖がってGKにボールを返すのは誰でも出来るわけです。青山直なんかはチャレンジすることをしていましたよね?僕はそれが次に繋がると思っているんで、僕はポジティブに捕らえています。
平山は、チャンスを決められなかったという意味では合格点をあげてはいけないんですが、それまでのパフォーマンスは悪くはないと思います。これは今年に入ってからずっとそんな状態だと思います。あんなジャンプ見たことないですもんね?そういう意味ではワンチョぺよりも上かなと僕は思っているんですが。とはいえワンチョぺを見たことがないのでなんともいえませんけど(苦笑)。いい形でここまで来ていると思うので、それを活かすも殺すも回り次第だと思います。いい形でこの1週間で仕上げていくということになるでしょうね」
Q:去年までレギュラー格だった苔口、増田などが途中出場だったということを考えるとチーム内の競争意識があがっているのでは?
「その通りだと思います。今回集合してから紅白戦を通じてトレーニングを積んできたんですが、競争意識も高くて、今日選手にもミーティングでこのメンバーを選ぶのは苦労したと言いました。それくらい力の差がない選手が集まってきたことは嬉しく思います。相手によって変えたり、調子のいい悪いで変えてみたりとかそういうことで今後もマネジメントしていくつもりです」

以上

公言通り誓志を外した監督コメント。
そしてサブメンバー且つフィジカルも整っていないアメリカ相手にホームでスコアレスドロー。
わかりやすい失態である。
うつけとはこのこと。
紅白戦要員として篤人を呼んでみたり、やりたい放題はA代表監督の猿真似か。
スケールの小ささもU-22らしいところ。
ガワを真似ても中身は整わぬ。
真似た分だけ衰える。
そして零封される。
情けない事この上なし。
ただし、個人名を上げて選手避難を行わない部分だけは褒めてつかわす。
2月21日に誓志が北京の地を踏めないであろうと述べたのは、メンバーに選出されないためでなく予選突破が叶わないという意味である事がこの試合でおわかり頂けた事と存じ上げる。
ただ青木同様偽外人にポジションを奪われた事は殊の外口惜しい。

練習試合 流通経済大学戦

2007年02月21日 | Weblog

練習試合 vs流通経済大学 試合結果
練習試合 vs 流通経済大学
2月21日(水)15:51キックオフ(クラブハウス)
鹿島アントラーズ 5-0 流通経済大学
( 前半 1-0 ) 
( 後半 4-0 ) 

【前半】
■得点者(鹿島アントラーズ)
40分 マルキーニョス
■出場選手(鹿島アントラーズ)
GK 曽ケ端
DF 石神、ファボン、岩政、新井場
MF 野沢、中後、本山、ダニーロ
FW 柳沢、マルキーニョス
【後半】
■得点者(鹿島アントラーズ)
1分 田代
19分 興梠
44分 田代
48分 遠藤
■出場選手(鹿島アントラーズ)
GK 小澤
DF 當間、後藤、大岩、船山
MF 青木、吉澤、田中、遠藤
FW 田代、興梠
■交代(鹿島アントラーズ)
32分 吉澤→大道
36分 田中→小谷野
40分 大岩→吉澤
41分 興梠→佐々木

前半
    敦  マルキーニョス
     ダニーロ
  本山      野沢
     チューヤン
石神 ファボン 岩政 新井場
      曽ケ端

後半
   田代 興梠
 ヤス     康平
  青木   吉澤
船山 大岩 後藤 當間
     小澤

吉澤 → 大道

   田代 興梠
     康平
 ヤス     大道
     青木
船山 大岩 後藤 當間
     小澤

康平 → 小谷野

   田代 興梠
 ヤス     大道
  青木   小谷野
船山 大岩 後藤 當間
     小澤

   田代 興梠
     大道
 ヤス    小谷野
     青木
船山 大岩 後藤 當間
     小澤

大岩 → 吉澤

   田代 興梠
     大道
 ヤス    小谷野
     吉澤
船山 青木 後藤 當間
     小澤

興梠 → 佐々木

   田代 佐々木
     大道
 ヤス    小谷野
     吉澤
船山 青木 後藤 當間
     小澤

大学生相手とはいえ無失点は朗報である。
FWの得点も嬉しい。
何より遠藤であろう。
高校生ルーキーがここまで得点力を見せ続けていると否が応にも期待が高まる。
陸奥の使者が秘めたる力を解放している。
相馬を超えよ。
相馬盛胤は親戚筋とはいえ領土死守せねばならぬ。
そしてその次は堤真一演じる芦名義広である。
奥州の勇たる名を馳せるのだ。


U-22背番号発表

2007年02月21日 | Weblog
U-22日本代表 招集メンバー (2007年02月15日現在)
DF 17 内田 篤人 UCHIDA Atsuto  1988.03.27  176/62  鹿島アントラーズ
MF  7 増田 誓志 MASUDA Chikashi 1985.06.19  179/75  鹿島アントラーズ


アジア大会に於いて背番号10を背負い結果を残した増田誓志が、今回は「7」と決まった。
任されている右サイドのMFとしては妥当である。
が、であるならば、何故アジア大会に「7」を背負わせなかったのか甚だ疑問である。
誰がどう見ても、梶山が不在であり、10を欠番に出来なかった事から性格の良い誓志に回ってきた事は明白。
そしてその通り実行した。笑わせる対応である。
そして
「増田だろうが外す」
と発言。
ここまで来ると、この指揮官は人間的に間違っていると確信が持てる。
北京の地に増田誓志が立つ可能性は非常に低いであろう。
増田誓志本人は、「競争できればいいチームになる」と語っており、前向きな気持ちがくみ取れる。
「今日は、チャンスのゾーンでどうパスのイメージができるかという練習だった。何回かいい形があった。新しいFWの特徴を把握できたのが進歩。久々でできなかったとは言いたくない。
 米国は体格が強くて高いから、それに対応できるかどうか。それは(北京五輪のアジア2次)予選にもつながる。(予選突破には)スタメンを決めずにやるのが1つ。(予選の期間が)長いし、誰がいいコンディションでいるか分からない。競争できればいいチームになると思う

コメントをよく読めば、既に競争はなくこのように構想を固定しているようでは予選突破は難しいと考えているようだ。
流石に思慮深い。
とりあえず、このチームで不遇なポジションからチャレンジする精神力を培って欲しい。
競争を避け去った男の二の舞を踏まぬように。

キックオフ・パーティ

2007年02月20日 | Weblog
鹿島のキックオフパーティーで本田泰人氏が挨拶「優勝できる」
 鹿島が開幕前恒例の「キックオフ・パーティー」を開催し、選手やスポンサー関係者ら562人が出席した。昨季限りで現役を引退した“ミスターアントラーズ”ことサンケイスポーツ専属評論家の本田泰人氏は壇上で「優勝は外国人選手次第ですが、今年優勝できると思っています」とあいさつ。日本代表の合宿に参加していたMF野沢も駆けつけるなど、大盛況だった。
(東京都内)

鹿島ユニホームに11億円スポンサー

 鹿島はこの日、全選手出席の下、毎年恒例の「キックオフパーティー」を開催し、スポンサー関係者ら562人を招待。その壇上で、大東和美社長は「チームも刷新し、今年は大いに期待してください」とあいさつ。豊富な資金をバックに鹿島が復帰ロードを歩む。
 J1鹿島が、11億円超の大型ユニホームスポンサー契約を結んだことが19日、明らかになった。クラブ幹部が「11億円を超えている」と明かしたもので、浦和の10億円(推定)を大きく上回る契約だ。J最大級のバックアップを得て、常勝軍団復活を目指す。
 内訳は胸スポンサーのトステムが1年5億、背中のイエローハットが3億、袖の住友金属、パンツのプロミスの2社で3億円超とみられる。今季はイエローハットと契約更新の年だったが、「今年もやっていただけることになった」(同幹部)ため複数年契約で更新し、11億円を超えた。
(2007年2月20日06時06分 スポーツ報知)

胸にトステム、背中にイエローハット、パンツにプロミス。
安定して同一スポンサーがバックアップしてくれておる。
その儀、全く持って目出度き事。
残念なるは、その資金力が外国人助っ人と監督の為のみに使われたとも受け取れる本田氏の発言である。
確かに彼等の助け無くば、栄冠も容易ならざるや。
とはいえ、それが全てでは無かろう。
現にU-22代表の誓志は控え、4年前アテネへ導いた青木もしかり、8年前のシドニーは敦と層の厚さが光っておる。
子を産め。
子宝に恵まれてこそのお家繁栄である。
ただし、家督は長子のものである。
これだけは譲れぬ儀故、曲げる事まかり通らぬぞ。
忠長によう聞かせておくのじゃ。