鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

イノパンの攻撃力

2010年12月02日 | Weblog
2010年12月02日(木)

土曜日の山形戦に向けて、室内ミーティング後、グラウンドで紅白戦を行いました。

ルックアップするイノパンである。
今季の前半はサブに追いやられ辛酸を舐めておったが、イ・ジョンスの移籍により巡ってきたチャンスを活かし、レギュラーポジションとして守備を支えておる。
昨季は不動のレギュラーであっただけに気持ちの整理も難しかったであろう。
しかしながら、ポジションを奪ったイ・ジョンスの能力を認め、彼から得られるものを得ようとしたことで、イノパンは更なる新化を遂げたと言えよう。
このルックアップから放たれるフィードもその一つである。
最終ラインから善戦に良いボールが届けば、攻撃の型とが作りやすい。
また、長いパスと短いパスを織り交ぜることによって相手も守りにくくなるものである。
イノパンと共に来季もアジアを戦いたい。
その為にも土曜日は必勝である。
気合いを入れて山形を倒したい。
楽しみである。

次の未来を切り開け

2010年12月02日 | Weblog
常勝軍団の掟を知る野沢
01 12月 2010


アジア制覇という次なる目標に向け、鹿島アントラーズは再び歩み出した。

リーグ戦でのホーム最終戦となった第33節、「常に1試合も負けたくないという気持ちでプレーする」という野沢拓也がチームを勝利へと導く。17分、右サイドからのクロスを左足アウトサイドの柔らかなタッチでゴールへと流し込むと、31分には正確なCKからフェリペ・ガブリエルのゴールをお膳立てした。

主力の負傷など、今シーズンはなかなかベストメンバーが組めない中、野沢はリーグ戦全試合に出場し、8得点をマーク。ジュニアユース時代から鹿島でフットボールを学んだ男は、どんな状況でも最善を尽くすという「常勝軍団の掟」を知っている。

次の未来を切り開くためにできること。それは、勝利を求め続けることだ。

クラブ史上初のアジア王座を目指し、常勝軍団は力強く前進する。


次の「史上初」を見つけにいこう。

野沢の躍動を記すナイキである。
前節の勝利で、ACL出場権を大きく引き寄せた。
来季こそアジアを制圧したい。
その思いが伝わってくるようである。
その野沢はリーグ戦全試合に出場しておる。
問題が生じない限り最終節の山形戦にも名を連ねるであろう。
鹿島のDNAを色濃く持つ野沢の活躍で是が非でもACL出場権を得たい。
勝利を求め続ける男の力で、次の未来を切り開こうではないか。

映像制作は地域密着の一環

2010年12月02日 | Weblog
鹿島アントラーズが
試合中継の制作に参画。
~スタジアムを地域の発信拠点に~



二宮寿朗 = 文
text by Toshio Ninomiya
photograph by KASHIMA ANTLERS


 Jリーグとの放送権契約を結ぶスカパー!の委託を受け、鹿島アントラーズが今季、リーグ戦ホームゲームの中継制作に参画していることをご存知だろうか。

 Jのクラブが中継の制作業務に携わるのは初めてのケース。基本的にはスカパー!の放送フォーマットに沿った制作となっているものの、随所に“鹿島オリジナル”が加えられている。

 注目を集めた名古屋グランパスとの1、2位対決(11月7日)からは、カメラの台数がJリーグ中継で水準レベルとされる6台から日本代表戦並みの10台に増やされた。大型ビジョン上のリモートカメラでスタジアム全体を捉え、ゴールシーンの迫力を伝えるために両ゴール裏にもカメラが置かれた。

 他の中継でお目にかかれないのがロッカールーム出口に取り付けられたカメラからのアングルだろう。アントラーズの歴史を辿る装飾された壁面をバックに選手たちがロッカーを出てピッチに向かう様は、欧州リーグばりの演出である。

将来的には、カメラの台数を欧州のトップクラブ並みに。

 鹿島はスカパー!が放送権を獲得した2007年の時点で、中継制作への参入を計画していたという。'09年からスカパー!内で他のクラブより先駆けて自主制作のクラブ番組「アントラーズリポート」を手掛けたのは、中継制作にこぎつけるための実績づくりでもあった。鹿島の現状をドキュメントタッチで描くこの番組が高い評価を受けたことで、念願叶って中継制作を任されることとなったのだ。

 鹿島の鈴木秀樹取締役は参入1年目を無難にこなしたことで、次のステップを視野に入れる。

「我々の手でサッカーの面白さ、アントラーズの魅力を伝えて、カシマスタジアムにぜひ行ってみたいとファンの方に思ってもらえることが一番の目的です。委託を受けて制作しているのでミスをしない中継を心掛けているが、スタジアムの独特な雰囲気や、選手個々のプレーの特徴など我々がファンにきちんと見せたい部分を、今後はもっと伝えていくことができればと思っています」

 スタジアムの至るところに固定カメラを設置できるのは、鹿島がカシマスタジアムの指定管理者であるためだ。自分たちで運営できるスタジアムでなければ、自由にカメラを取り付けることはできない。スタジアムを所有する茨城県の委託を受けて'06年から5年間の運営を任され、その実績が認められて来年から10年間の更新が承認された。鈴木氏は将来的に、カメラの台数を欧州のトップクラブ並みに増やしていくという意向を示している。
スタジアムに放送設備を導入したもうひとつの意味。

 最新のカメラを何台も導入すれば、かなりの費用が掛かってしまうもの。だが鹿島はソニービジネスソリューション社とテクニカルサプライ契約を結ぶことで、その問題をクリアにしている。ゲーム機PSPを使用してファンがリプレーサービスの提供を受けるテストを実践するなど新しい技術を導入し、同社との協力体制を強めている。

 鹿島がこのように中継制作に力を入れるのは、人気の上昇、観客増につなげる目的ばかりではない。鈴木氏は「これはスタジアム事業の一環」だと強調する。鹿島は市民の健康促進事業でスタジアムの一部を開放し、試合のないノンマッチデーでも人が集まる魅力あるスタジアムづくり、地域づくりを進めている。

 鈴木氏は言う。

「クラブが地域で存在感を発揮していくためには、スタジアムで何をやっていくかが大切になる。スタジアムに放送の設備が整っていれば、サッカーのことだけではなく、将来的に地域として発信できる拠点にもなるわけです。鹿島という地域から情報発信できることに意義がある」

 地域の発展とともにクラブの発展がある。中継制作もまた、相互発展を重視する鹿島ならではのアイデアと言える。


試合映像の自主制作を報じるナンバーである。
今年の初めに報じられた番組制作であるが、特に大きなトラブルもなくシーズンを終えた。(※ホームのリーグ戦は全て終了。天皇杯はNHKが制作)
この映像制作にはかなりの費用が必要となるが、エンターテインメントソリューションの導入で賄ったことも、報じられておる。
その恩恵でASKデータ解析システムも導入されたのである。
このハイテク・スタジアム構想は、地域密着のため。
魅力有るスタジアムを演出し、試合のある日も無い日も人が集まる場とするのだ。
世界の中心にカシマスタジアムが有る世界としたい。
多くの人々が巡礼に集まり、勝利に喜び、共感するのである。
聖地の新化が楽しみである。

来季の契約は最終節以後に

2010年12月02日 | Weblog
オリヴェイラ監督 週明けには基本合意か
 契約延長のオファーを受けている鹿島のオリヴェイラ監督がクラブ側とこの日だけで4度にわたって交渉を行ったが、合意には至らなかった。ただ、話し合いは前向きに進んでおり、クラブ幹部は「週明けには基本合意できそう」との見通しを示した。

 また、選手に対する戦力外通告を含めた来季の契約についての話し合いは4日の山形戦が終わってから行うことを決めた。シーズン終了前に戦力外を通告した横浜でゴタゴタが続いたこともあり、クラブ幹部は「選手のことは試合が終わってからにする」と話した。
[ 2010年12月02日 ]

来季契約提示は最終節終了後に…鹿島
 鹿島は所属選手への来季の契約提示について、最終節の山形戦(4日)後に行うことになった。来季のACL出場権が与えられる3位以内確保がかかる試合。横浜Mが主力選手に対して戦力外通告を行い、大混乱を招いたばかりだが、選手を試合に集中させる。また、オリヴェイラ監督と契約延長交渉に臨み、合意には至らなかったが、前向きな話し合いがもたれた。

(2010年12月2日06時02分 スポーツ報知)

オファーを出しておるオリヴェイラ監督と契約延長交渉を行ったとのこと。
4度の交渉も合意には至らなかったが、前向きな話し合いが持たれたとのことで、来週には合意に至る模様。
これは朗報。
しっかりした方針でフロントと現場が同じ方向を向いておる。
来季もまた、タイトル争いに絡むよう進んでいきたい。
そして、選手の契約に関しては、リーグ戦最終節が終えてからとのこと。
契約切れの選手も年俸の交渉が持たれる選手も、まずは試合に集中である。
最終節・山形戦はACL出場権が懸かる重要な試合と言えよう。
前節のような不甲斐ない試合にはして欲しくない。
堅実な試合運びをし、確実に勝ち点3を得て欲しいところ。
アジアへ出る権利を得て、そして契約交渉に望むのだ。
プロとして戦って欲しい。
楽しみである。