2年目ダニーロ初得点で鹿島勝利/J1
<J1:鹿島2-1横浜>◇第3節◇30日◇カシマ
鹿島はMFダニーロが、来日2年目での初ゴールで試合を決めた。1-1の後半40分、横浜のDFがクリアしきれなかったこぼれ球を、左足で蹴り込んだ。「新井場がクロスをあげてこぼれてくると思っていた。落ち着いて決められた」と、貴重な決勝ゴールを満足げに振り返った。
[2008年3月30日20時47分]
謙虚なエースが大車輪! 鹿島・マルキーニョス5戦9発
J1第3節(30日、鹿島2-1横浜M、カシマほか)頼もしいエースの存在も、鹿島の強さを語る上で欠かせない要素だろう。FWマルキーニョスは開幕から3戦連続で、今季早くも4ゴール目をマーク。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含め5試合で9得点と大車輪の活躍で、チームの屋台骨を支えている。
前半33分、相手のミスから得たチャンスで、小笠原と位置を入れ替わるようにしてボールを受け取り右足で強烈なシュート。GKの手をはじいてゴールをこじ開けた。
「ああいう局面では、日ごろの練習がモノを言うんだ。周りの選手がDFを引き連れてスペースを空けてくれた」と、自分のプレーよりチームメートの動きに賛辞を贈るのが、この人らしい。「連続ゴールも、味方のサポートがあってこそ」と謙虚な言葉を続けた。
2001年からJリーグでプレーし、鹿島に加入した昨季は14得点。周囲を生かして守備にも献身的に走り回る。チーム戦術を最重視する鹿島にうってつけのストライカーは、今季さらに威力を増している。
★ダニーロが決勝点
鹿島は大詰めの後半40分、途中出場のダニーロが決勝点。「いい流れを切りたくなかった」というMFの左足シュートはGKの股間(こかん)を抜けて熱戦に決着をつけた。
小笠原のPK失敗で一度は勝ち越しの機会を逸したが、岩政は「PKを外しても負ける気はしない」とチームの充実ぶりを強調する。勝負強さを印象づける1勝に、オリベイラ監督は「90分の中に不安定な場面もあったが、チームで乗り越えたことを評価したい」と満足げだった。
全勝対決制した!ダニーロの決勝弾で鹿島が開幕3連勝!
試合後、決勝点のダニーロ(中央)はサポーターとともに大喜び(撮影・北野浩之)
J1第3節(30日、鹿島2-1横浜M、カシマ)鹿島は横浜Mに2-1勝利、首位を守った。
◇
気温10.4度。冷たい雨と風。花見シーズンとは思えない天候のなか、王者がスタジアムを熱くさせる。横浜Mとの全勝対決を制し、鹿島が開幕3連勝だ。
「自分たちがよかったとは思わない。長いシーズンでいいとき、悪いときがある。そういう中でしっかり勝てている」とMF小笠原は手応えを感じさせた。
前半33分、小笠原がヒールで流すと、FWマルキーニョスが右足ミドル。「周りの選手がDFを引き連れてスペースを空けてくれた」と話すエースの3戦連続ゴールで先制した。
同点に追いつかれたものの、そこから再び突き放せるのが今季の鹿島の強さ。後半33分には足を滑らせた小笠原のPK失敗もあったが、下を向く選手はいない。後半40分、途中出場のMFダニーロがこぼれ球を豪快にゴールにけりこみ、決勝点をマークした。
「ガッカリすることなくゴールを奪うことができた。チームがたくましくなってきている」と小笠原。視察した日本代表の岡田監督の前で、存在感をアピールした。
「PKを外しても、負ける気はしなかった。タイトルをとったからか、わからないけど、昨年までとは違う雰囲気がある」と話したのはDF岩政。これで昨季からリーグ戦12連勝。王者の行進はまだまだ止まらない。
(峯岸弘行)
鹿島 エースが大車輪!横浜倒す
<鹿島・横浜>後半40分、決勝点を決めて駆け出す鹿島・ダニーロ
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【鹿島2―1横浜】頼もしいエースの存在も、鹿島の強さを語る上で欠かせない要素だろう。FWマルキーニョスは開幕から3戦連続で、今季早くも4ゴール目をマーク。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含め5試合で9得点と大車輪の活躍で、チームの屋台骨を支えている。
前半33分、相手のミスから得たチャンスで、小笠原と位置を入れ替わるようにしてボールを受け取り右足で強烈なシュート。GKの手をはじいてゴールをこじ開けた。
「ああいう局面では、日ごろの練習がモノを言うんだ。周りの選手がDFを引き連れてスペースを空けてくれた」と、自分のプレーよりチームメートの動きに賛辞を贈るのが、この人らしい。「連続ゴールも、味方のサポートがあってこそ」と謙虚な言葉を続けた。
2001年からJリーグでプレーし、鹿島に加入した昨季は14得点。周囲を生かして守備にも献身的に走り回る。チーム戦術を最重視する鹿島にうってつけのストライカーは、今季さらに威力を増している。
[ 2008年03月30日 20:16 速報記事 ]
鹿島救った!ダニーロ初ゴール
<鹿島・横浜>初ゴールを決めた鹿島・ダニーロは、サポーターと大喜び
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【鹿島2―1横浜】鹿島の連勝ストップの危機を救ったのは、後半37分に途中出場したMFダニーロだった。1―1の後半40分だ。DF新井場の左からのクロスを相手DFがクリアミス。そのボールをエリア内で拾うと、右足でトラップしたあと、得意の左足で叩き込んだ。「落ち着いてトラップしてゴールを決められて良かった」。後半34分にMF小笠原がPKを外していただけに、ダニーロのリーグ戦初ゴールはチームのリーグ戦連勝記録を12に延ばす貴重な決勝点となった。
今季に懸ける思いが乗り移ったゴールでもあった。ブラジルの名門・サンパウロから入団した昨季は26試合に出場し得点なし。期待外れに終わったが、今季は「合宿から意気込みが違った」(DF岩政)という。それだけに、岩政も「去年苦しんだ姿を知っているから、うれしかった」と自分のことのように喜んだ。
「これからもチームの勝利に貢献し、自分もゴールを決められれば」とダニーロ。チームは6戦連続完封のJタイ記録こそ逸したものの、00年以来となる開幕3連勝。リーグ連覇に向けがっちり首位をキープした。
鹿島、ダニーロが決勝点…J1第3節
◆J1第3節 鹿島2-1横浜M(30日・カシマ)鹿島は後半34分に小笠原がPKを失敗したが、同40分に相手DFがクリアミスした球をダニーロが決めて勝ち越した。横浜Mは互角の展開に持ち込み、後半22分に小宮山のミドルシュートで同点としたが、力尽きた。
鹿島は大詰めの後半40分、途中出場のダニーロが決勝点。「いい流れを切りたくなかった」というMFの左足シュートはGKの股間(こかん)を抜けて熱戦に決着をつけた。
小笠原のPK失敗で一度は勝ち越しの機会を逸したが、岩政は「PKを外しても負ける気はしない」とチームの充実ぶりを強調する。勝負強さを印象づける1勝に、オリベイラ監督は「90分の中に不安定な場面もあったが、チームで乗り越えたことを評価したい」と満足げだった。
頼もしいエースの存在も、鹿島の強さを語る上で欠かせない要素だろう。FWマルキーニョスは開幕から3戦連続で、今季早くも4ゴール目をマーク。前半33分、相手のミスから得たチャンスで、小笠原と位置を入れ替わるようにしてボールを受け取り右足で強烈なシュート。GKの手をはじいてゴールをこじ開けた。
「ああいう局面では、日ごろの練習がモノを言うんだ。周りの選手がDFを引き連れてスペースを空けてくれた」と、自分のプレーよりチームメートの動きに賛辞を贈り「連続ゴールも、味方のサポートがあってこそ」と謙虚な言葉を続けた。
満男で鹿島12連勝!…J1第3節
後半40分、途中出場の鹿島・ダニーロ(中央)が決勝ゴールを決め、チームメートから手荒い祝福を受ける
◆J1第3節 鹿島2―1横浜M(30日・カシマ) 最後まで闘争心が尽きることはなかった。同点に追いつかれても、勝ち越しの絶好機だったPKを失敗しても、鹿島主将のMF小笠原満男は、鬼気迫る体当たりディフェンスでボールを奪いに行く。何度もピンチを救うとともに、その背中でチームを鼓舞。6試合連続完封こそ逃したが、12連勝で首位を守りに「チームがたくましくなってきた」とうなずいた。
苦しんだ。前半33分、小笠原がヒールで落としたところを、FWマルキーニョスが右足ミドルで先制。だが、追加点が奪えず、後半22分に追いつかれた。後半34分に得たPKでは、小笠原が体勢を崩してバー直撃。運にも見放されたかに見えた直後、キャプテンは勝利への執着心を体で表現した。チームの足は止まることなく、MFダニーロの決勝点を呼び込んだ。
チームで「絶対的存在になりたい」と明かす。元鹿島のジョルジーニョ、サントスのような、いるだけでチームが落ち着くような大黒柱だ。昨年7月、イタリア・メッシーナから復帰した直後、鈴木満強化部長から「ジョルジ、サントスはゴールを決めないけど、ピッチにいるだけでお前はどんなに生かされたか、思い出してみろ」と言われ、「ハッ」とさせられたという。
この日は日本代表の岡田武史監督が視察に訪れた。1アシストを記録したが、PK失敗など本来の出来ではなかった。それでも、背中でチームを引っ張り、勝利をもぎ取った。「がっかりしたところで、ゴールを奪ってくれた。(PK失敗を)忘れさせてくれた。厳しい試合をものにできた」と小笠原。絶対的存在。12連勝中の強さの象徴は、岡田監督の目にも焼き付いたはずだ。
(2008年3月31日06時01分 スポーツ報知)
ダニーロで決まりかと思いきや報知は満男主将で攻めてきた。
ジョルジーニョ、サントスと比較されるボランチと鈴木満強化部長は言ったようであるが、満男はサントスとは共にプレイしておらぬ。
それはそうと、世の中はダニーロばかりに目がいっておるようであるが、J3試合全てに出場しているイノパンこと伊野波雅彦に注目である。
更にイノパンは3試合とも別のポジションで起用され、難なくタスクをこなしておる。
昨季、FC西東京のサブに甘んじておった選手とは思えぬ、これは拾いものでござった。
続々と登場する脇役陣であるが、話が一向に進まぬ為何一つ面白くない。
ガキのような姫がキイキイ言っているだけの話である。
誰が楽しんでいるのか知りたいものである。