鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

サッカーダイジェスト 大宮戦寸評

2016年04月30日 | Weblog
【J1採点&寸評】大宮×鹿島|終始押し込まれる展開を耐えに耐えた大宮が勝点1をもぎ取る
古田土恵介(サッカーダイジェスト)
2016年04月30日


大宮――まさに守護神。ビッグセーブ連発の加藤をMOMに。


【警告】大宮=奥井(76分)、家長(89分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】加藤順大(大宮)


【チーム採点・寸評】
大宮 5.5
攻め手は時折見せるカウンターのみ。それも絡む人数が足りずに脅威とまではならなかった。ボールを圧倒的に保持さながらも、最後の最後で耐え凌いだのは評価されるべきだが、上位陣対策は急を要するだろう。

鹿島 6.5
連動したパスワーク、2列目や3列目からの飛び込み、一人ひとりの技術の高さが際立つ。セカンドボールをことごとく奪取でき、分厚い攻撃を見せた。守備でもプレスの圧力を最後まで保っており、あとは得点だけだった。

【大宮|採点・寸評】
GK
1 加藤順大 7
40分、49分、65分、72分と立て続けにビッグセーブ。ロスタイムにも好守を披露し、絶妙な間合いの詰め方と反応速度は調子の良さを窺わせた。

DF
19 奥井 諒 6(85分OUT)
プレービジョンが噛み合わずに、しばしば相手へボールを渡してしまう。それでも身体を張って対峙した相手を封じた姿は頼もしかった。

2 菊地光将 6.5
身体を投げ出してゴールを死守。焦れることなく辛抱して最終ラインを統率し、シャットアウトに貢献した。

3 河本裕之 6.5
スペースを上手く使う金崎と土居への対応が上手く、寄せの早さで強力な鹿島攻撃陣を完封。集中力を保ち続けた。

22 和田拓也 6
どんな場面でも慌てずに、状況を把握しながらプレー。CBやボランチと連係しながら相手をサイドへ追いやった。

MF
17 横谷 繁 5
セカンドボールを拾えず、ボールを持っては単純なミスが多かった。パスも噛み合わず、今日は横谷の日ではなかった。

23 金澤 慎 5.5
広大なスペースを埋めなければならず、切り替えで駆け上がる余裕はなし。常にフルスロットルだった。

39 泉澤 仁 5(71分OUT)
試合展開から武器であるドリブルの試行回数は少なく、インパクトは小。守備に追われては良さも半減だ。

41 家長昭博 5
キープ力と創造性は鹿島相手でも輝いていた。しかし、それが“特別感”を生んだかと言えば首を捻らざるを得ない。

FW
7 江坂 任 5(60分OUT)
周囲と噛み合わない場面を散見。良く動き回っていたが、オン・ザ・ボール時はバタバタした印象だけが残った。

8 ドラガン・ムルジャ 5
競り合いでは負け、スペースをもらっても抑え込まれた。孤立無援だった点はエクスキューズが残るが……。

交代出場
10 岩上祐三 5.5(60分IN)
ロングスローで見せ場を作った。ただし、全体として高いパフォーマンスではなく、展開を変えられなかった。

16 マテウス 6(71分IN)
個人技で鹿島守備陣を脅かす。「また起用したい」と思わせる突破力で、アピールは大成功と言っていい。

20 大屋 翼 -(85分IN)
少ない出場時間ながら、持ち前のバランス感覚を見せる。難しい展開にも苦しまずに、難なく乗り切った。

監督
渋谷洋樹 5.5
分断された前線4人と後ろ6人をつなぎ合わせる有効な手は打てず。負けなかったため、0.5点を上乗せした。

鹿島――圧巻の内容も結果にはつながらず。あと一歩を埋めたかったが…。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6
最後方から大きな声で味方を鼓舞。押し込んだため見せ場は少なかったが、コーチングもセーブも堅実だった。

DF
24 伊東幸敏 6
決して低パフォーマンスではなかったが、中途半端さが目立つ。不用意に飛び込まず、泉澤を苦しめはした。

23 植田直通 6.5
素早く、激しい寄せを披露。空中戦も強かった。対角線に陣取るサイドハーフへのフィードも正確で、階段をひとつ上った感がある。

3 昌子 源 6.5
D・ムルジャに臆することなく、強さを発揮。大宮攻撃陣の前に立ちはだかる姿は日本有数のCBと呼ぶにふさわしい。

22 西 大伍 6.5
気の利いたポジショニングで危機を未然に防ぐ。攻撃でも幾度となく好サポートでチャンスに絡んだ。

MF
10 柴崎 岳 6.5
速攻、遅攻の選択が秀逸。配球から意図が読めるほど、別格のパスセンスを遺憾なく発揮していた。

40 小笠原満男 6.5
泥臭いプレーを率先して引き受け、中盤の底で強度の高いデュエルを繰り返す。“鹿島の魂”を表現していた。

25 遠藤 康 6(80分OUT)
ボールの置きどころが素晴らしい。GKに阻まれたものの、後半開始早々には精度とスピードの伴ったシュートでゴールマウスを強襲した。

7 カイオ 6
足もとで受けてからのドリブルだけでなく、パスを使った崩しや積極的なフリーランで大宮最終ラインを下がらせる。

FW
33 金崎夢生 6(90+1分OUT)
最前線で身体を張り、サイドに流れてはボールを呼び込む。独力での突破もあり、チームに推進力を生んでいた。

8 土居聖真 6(73分OUT)
最後の精度に少し物足りなさを覚えた。だが、スペースに入り込んで敵陣深くでもワンタッチで前を向く姿は脅威になった。

交代出場
34 鈴木優磨 5.5(73分IN)
ゴール前で良い形を作るも、パスが合わずに無得点。動き出しは鋭く、今後も継続的に使われそうな気配だ。

13 中村充孝 -(80分IN)
高いテクニックで相手守備陣を少なからず混乱させる。ただ、違いを生み出すまでには至らなかった。

9 ジネイ -(90+1分IN)
勝点3を持ち帰るために3枚目の切り札としてピッチへ。ただ、ほぼ時間はなく、大宮に決定打を与えられなかった。

監督
石井正忠 6
攻守に強度の高いチームを作る手腕に拍手。ただ、次々に攻撃のカードを切るも勝利を引き寄せられなかった。

取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)



チンチロリン


サッカーダイジェストの古田土恵介氏による大宮戦の寸評である。
ゴールレスドローという悔しい結果に対して総じて高い評価が与えられておる。
スタメンは前言う高評点という評価の様子。
短評として「圧巻の内容」とヘッドラインに記しておる。
内容は非常に高いものと言いきる。
また、責任者である指揮官のコメントに「攻守に強度の高いチームを作る手腕に拍手」と評し、素晴らしいチームであることを表す。
結果以外は満足という所。
このチームを信じ、次なる試合では結果も伴わせたい。
楽しみにしておる。


チンチロリン

ユキ、自分にとってもチームにとっても大事な試合

2016年04月30日 | Weblog
今節の顔 DF 伊東幸敏 勝利へ攻守で貢献誓う
山本の負傷で今季のリーグ戦で、初先発のチャンスが巡ってきた。大宮戦は「自分にとってもチームにとっても大事な試合」と心して臨む。

右サイドが主戦場。スピードに乗った攻撃参加が大きな武器だ。ただ、大宮戦は守備力が問われる。相対する泉沢はリーグ屈指のドリブラーで攻撃の起点。「そこを抑えれば相手の攻め手がなくなる」と気合いを入れる。今季出場したナビスコ杯の2試合では勝利に貢献できず、悔しさを味わったまま。「取り返してみせる」と、くすぶる思いを爆発させる。



チンチロリン


今節の顔として報じられるユキである。
脩斗の負傷欠場にて巡ってきた今季リーグ戦初出場に期するものは多かろう。
このチャンスをものに出来るか否かで、ユキのサッカー選手としての人生に影響を及ぼすやも知れぬ。
走り負けぬ運動量と鋭いクロスにて、鹿島にユキありと名を上げよ。
対面する相手を抑えきり守備力をアピールするのだ。
ユキの活躍を拝みにスタジアムに向かう。
期待しておる。


チンチロリン

結束力で勝利を

2016年04月30日 | Weblog
J1鹿島、30日大宮戦 金崎復帰で攻撃陣充実
明治安田J1第1ステージ第9節最終日は30日、各地で5試合を行い、鹿島はさいたま市のNACK5スタジアム大宮で大宮と対戦する。キックオフは午後3時。前節2敗目を喫した鹿島はステージ制覇を狙う上で連敗は避けたい。中3日で続く3連戦の初戦をものにし、再び前に進みたい。



チンチロリン


「チームに迷惑を掛けた分、大宮戦はしっかり戦い勝ち点3を奪う」と闘志を燃やす夢生である。
出場停止で夢生を欠いた前節・柏戦は攻撃陣が不発となり零封で敗戦を喫した。
この悔しさをこの大宮戦にぶつけたいところ。
紅白戦では夢生を起点に迫力ある攻撃が活気を取り戻したとのこと。
これは頼もしい。
ただ、この紅白戦では左SBの脩斗が不在であった。
右太ももを痛め欠場とのこと。
特別指定選手の小池くんは未だ練習に合流しておらず起用が難しい。
代役には西を左に回しユキを右SBに抜擢するとのこと。
不安が過ぎる部分を否めぬが、ここはチームの結束にて乗り切るところであろう。
全体でカバーし勝利を掴み取ろうではないか。
鹿島を信じておる。


チンチロリン

鹿島――金崎の決定力とカイオの仕掛けで勝利を掴み取りたい。

2016年04月29日 | Weblog
【J1展望】1stステージ・9節|大宮 – 鹿島|上位戦線に踏み止まるために勝利は絶対条件に
サッカーダイジェスト編集部
2016年04月29日


大宮――江坂が良い形で攻撃に絡めれば勝機は十分にある。


故障者/大宮=播戸、渡部、清水、黒川、藤沼 鹿島=なし
出場停止/大宮=なし 鹿島=なし


J1リーグ 1stステージ・9節
大宮アルディージャ – 鹿島アントラーズ
4月30日(土)/15:00/NACK5スタジアム大宮

大宮アルディージャ
1stステージ成績(8節終了時):6位 勝点14 4勝2分2敗 10得点・10失点

【最新チーム事情】
●家長の右サイドハーフ、江坂のセカンドトップを継続する模様。
●前節でシュート0本の江坂は練習から高い意識を見せている。
●DF福田が全体練習に合流。

【担当記者の視点】
 リーグ戦8試合を終えて、4勝2分2敗の勝点14という戦績は昇格チームとして十分に及第点を与えられる。ただ、2敗はいずれもG大阪、広島という強豪相手に喫したもの。今後の上位争い進出を見据えれば、地力に勝る相手からも勝点を奪うことは必須。今節の鹿島戦の結果は、これからの戦いに大きな影響を及ぼすだろう。

 ポイントは、前節から先発継続となりそうな江坂を入れた攻撃陣の出来。コンビネーション面で改善の余地はあるものの、家長、泉澤、D・ムルジャと上手く噛み合えば破壊力はリーグトップクラスと言っても過言ではない。多彩なゴールパターンを持つ背番号7が良い形で攻撃に絡めれば、堅守を誇る鹿島相手でも複数得点は可能なはず。

 また、守備面では河本と菊地の両CBが金崎と土居をいかに抑え込めるかが鍵だ。補完性の高い鹿島FW陣を強さと激しさで封じ込められれば、勝点3は必然的に近付いてくるだろう。

鹿島――金崎の決定力とカイオの仕掛けで勝利を掴み取りたい。

J1リーグ 1stステージ・9節
大宮アルディージャ – 鹿島アントラーズ
4月30日(土)/15:00/NACK5スタジアム大宮

鹿島アントラーズ
1stステージ成績(8節終了時):3位 勝点16 5勝1分2敗 12得点・5失点

【最新チーム事情】
●今季もPK相当のファウルを見逃されるなど、微妙な判定に泣く鹿島。石井監督は選手に「(微妙な判定を受けても)すぐに切り替えろ」と指示を出し、徹底させている。
●リハビリで帰国中の内田篤人(シャルケ)と食事した遠藤。「早く良くなってほしい。心配」と盟友の早期復帰を願う。
●前節・柏戦は0-2と敗戦。植田はTVインタビューを断り、無言で会場をあとにした。その理由についてクラブスタッフに「この結果じゃ熊本を元気付けられない」と話したという。大宮戦では気合十分でピッチに向かう。

【担当記者の視点】
 出場停止明けの金崎が戻り、今節はベストメンバーで臨めそうだ。

 前節・柏戦ではDF陣の軽率な対応から失点を許したが、それよりも決定力不足が大きく響いた。チャンス自体は作れていただけに、あとは決め切るだけという課題を残すなか、現時点でチームトップスコアラーの金崎の復帰は心強い。

 前線からの精力的なプレスなど、守備面での貢献度の高い背番号33が実力どおりの働きを示せれば、勝利の確率はグッと高まるだろう。

 注目はカイオと家長のマッチアップ。この助っ人アタッカーが果敢に攻め上がり、大宮のキーマンを自陣に押し込められれば、攻守両面で優位に働くはず。敵地での戦いだが、アグレッシブな姿勢で勝利を掴み取りたい。



チンチロリン


「金崎の復帰は心強い」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
前節の柏戦は出場停止で夢生を欠いたことが響いたように感じる。
それに加え、「今季もPK相当のファウルを見逃されるなど、微妙な判定に泣く鹿島」と例年通りジャッジが敵に回っておることを示す。
メディアにも公然となっておるということであろう。
これは由々しき仕儀である。
偏ったジャッジはいかにして無くすことが出来るのであろうか。
また、このプレビューでは「今節はベストメンバーで臨めそうだ」と述べておる。
試合前々日の紅白戦すら取材せずに稿を起こすのであろうか。
少々残念に感じる。
サッカーメディアとして、もう少し鮮度の高い情報を発信して欲しいと願う。


チンチロリン

永木、チャンスを掴み取れ

2016年04月29日 | Weblog
大宮戦前日練習


選手たちはセットプレーの確認やレクリエーションゲームなどで最終調整をしました。



チンチロリン


レクリエーションゲームをプレイする永木である。
毎ゲーム出場しており、信頼を得ていることがわかる。
GWから始まる過密日程では、かなりのチャンスが与えられるであろう。
大きくアピールするプレイを魅せ、鹿島に永木ありと名を上げて欲しいところ。
期待しておる。


チンチロリン

山本奈衣瑠嬢、単純にリーグ戦で年間1位を決めたほうがかっこいいですよね

2016年04月29日 | Weblog
モデル・山本奈衣瑠さんが語る、サッカーの楽しみ方。Jリーグの女性人気拡大のために必要なこと【INTERVIEW】
ウェブ番組『F.Chan TV』とのコラボ企画。今回は、鹿島アントラーズサポーターを自認するモデル・山本奈衣瑠さんのインタビューをお届けする。Jリーグの女性人気拡大のためには何が必要なのか。山本さんに体験談を語ってもらった。(取材・文:中山佑輔)

2016年04月28日(Thu)12時37分配信
シリーズ:F.Chan TV
text by 中山佑輔 photo Asuka Kudo / Football Channel


ファッション雑誌よりサッカー雑誌を買っていた


NYLON JAPAN、GINZA、ananなどでモデルとして活躍中の山本奈衣瑠さん【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル】

―――サッカーを好きになられたのはいつごろでしょか?

山本奈衣瑠さん(以下Y) 中学校に入った頃ですかね。家族がすごいサッカー好きで。弟はサッカーをやっていて、母や父も好きなので、家でサッカーを見たり、録画してあるテレビ番組がサッカーばかりだったりとか、それが当たり前だったんです。

 私は鹿島アントラーズが好きなんですけど、母は浦和レッズが好きで、父と弟はJリーグも好きだけど、海外サッカーが好きで、Jリーグだとここが熱狂的に好きとかはないと思います。母とは高校サッカーも見に行きますよ。

―――ご出身が東京都で鹿島アントラーズを好きになったきっかけはなんでしょうか?

Y すごいテキトーな理由なんですけど、以前から家族がサッカー雑誌を買っていて、それをこの人がカッコイイとかだけで見てたんですよ。ユニフォームがかっこいいとか、見た目強そうとか、そういう感じで見てて。そのとき内田選手がいたんですよ。これ言うの超嫌なんですけど、この感じわかります?(笑) 顔ファンみたいに思われちゃう。

―――わかります、わかります(笑)。

Y ユニフォームの赤と黒の感じとか、この選手かっこいいなって感じだけで見てたんです。そうやって見てた選手が代表に選ばれたりして、ニュースとかでも見る機会が多くなって。それで鹿島アントラーズが気になり始めて、それからずっと好きですね。3連覇したときの少し前くらいからかな。

―――特に強い時期でしたね。やっぱりファンを集めるには、強いってことは大事なんですかね?

Y その頃は表面的にしかわかってなかったんで、強いから好きとか、見た目がかっこいいから好きとか、単純な感覚から好きになってましたね。そういう理由で好きになる女の子は多いんじゃないかなと思います。

 動きのこととか詳しいことは知らないんで、そういうところから好きになっていきましたね。当時は家の中にもポスターをたくさん貼っていて、ファッション雑誌を買うよりサッカー雑誌を買ってたんです。

―――山本さんご自身が、ですか?

Y そうです。中学生の後半くらいから高校生にかけてくらいだと、ファッションとかに興味を持ち始めるじゃないですか。でもファッション雑誌とかは買わず、この付録が欲しいとか、カレンダーが欲しいとか思ってサッカー雑誌を買ってたんです。ポスターとか部屋に貼ってました。

野沢選手が鹿島から移籍したときはショックだった


野沢選手への思い入れは特別と語る山本さん【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル】

―――好きな選手が表紙に出てたら買っちゃうとかあるんですか?

Y その時は結構そういう感じでした(笑)。自分の好きな選手が出ていると単純にうれしいし、気になっちゃいますね。

―――インタビューはあったほうがいいものですか?

Y あるとうれしいですね。サッカーのところだけを知るのもいいんですけど、ちょっとそこから外れたところが書いてあるとうれしい。女の人には楽しめると思います。何が好きとか。サッカーやっていないときの姿の面白さとかもあるし。

―――となるとオフショットとかがあったら…

Y いいですね(笑)。これ、男の人が見たらどう思うんだろ?(笑) 「なにぃー!」とか思われちゃいそうですけど(笑)。誰と誰の仲が良いとか書いてあったら、プレーの連携を見ながら、そういうことなのかなとか、勝手に想像してます。

―――鹿島が好きになっていくなかで、どんどん鹿島に関してのニュースとかに触れていくようになると思うんですけど、どういった情報を得られると楽しいですか? この選手は生え抜きだから良いとか、そういう感覚はありますか?

Y あー、なくはないですね。私は野沢選手(現ベガルタ仙台)がいなくなったのが、もうめっちゃショックだったんです。昨日(取材日は4月25日)の試合では得点してましたよね。うれしいんですけど、悲しくもあったり。

 違うチームにいっても応援しているんですけど、鹿島のユニフォームを着ていたときの映像とかを見ると、やっぱり最高だったなと思いますね。鹿島で頑張っていた選手は他のチームにいっても応援したいって思います。でも小笠原選手とか曽ヶ端選手みたいにずっとアントラーズにいる選手はやっぱり、変わらずいて欲しいですよね。もちろん新しい若い選手たちが頑張ってるのも良いんですけど。

―――今の選手だと、誰が特に好きですか?

Y どうだろう。金崎選手の勢いがある感じ、ガツガツしちゃう感じは嫌いじゃない(笑)。あと柴崎選手は高校サッカーのときから見てたんで、鹿島にくるってわかったときはすごいうれしかったです。

高校サッカーは予選から観戦。名鑑もチェック


高校サッカーは名鑑も要チェック【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル】

―――頑張っている姿勢が表に出ているほうが良いですか?

Y 昔はアシストをしているような選手が好きだったんです。目立たないけど活躍している感じの選手。でも最近は、熱い感じもいいなって思ってきて。他のチームになりますけど、大久保選手とか、ああいうガツガツしている選手が好きです。クールな選手もそれはそれで良いんですけど、熱い選手のほうが応援する側からすると盛り上がる感じにはなりますよね。

―――柴崎選手は高校サッカーからご覧になっているということですが、高校サッカーも頻繁にご覧になるんですね。

Y 高校サッカー最高ですよ、泣きますよね、普通に。前は予選から見てたんですよ。

―――え、予選からですか?

Y そうなんですよ。自宅から西が丘が近いんですけど、久我山とかがそこで予選の試合をやるじゃないですか。久我山はその頃から見ていたから、世代は違っても、この前の選手権とかはやっぱり嬉しかったです。

 高校サッカーって学年ごとに全然違うじゃないないですか。この代は強いとか。今の2年生が3年生になったら強いぞ、とか。勝手に妄想するのが楽しくて。来年も見たいって思えるんですよ。

―――名鑑みたいなものもご覧になるんですか?

Y 見ます、見ます。線とか引きますよ、蛍光ペンで(笑)。家でやってます。母と弟ときゃーきゃー言いながら(笑)。今年の決勝戦もチケットを買っていたんですが、仕事で行けなくて、母が友人と行っていました(笑)。サッカーって一回現地に見に行くと、もう一回って思いますよね。現地は全然違うって思います。

―――現地に行かれたときには、どこの席でご覧になるんですか?

Y 本当はゴール裏とか行きたいんですよ、友達とかと。でも、サッカー好きな女の子の友達、いないんですよ。中学校からサッカー好きですけど、誰にも出会ったことない。代表の時は盛り上がるって感じの子はいましたけど、話ができる感じではなくて。

 だから友達とワーワー盛り上がるとかは全然したことがなくて。したいんですけど、お母さんと行ってて、ゴール裏でも真ん中でもないあたりに行っています。立ったり座ったりするあたりです。

―――試合会場について言えば、女性はお手洗いとか大変そうですね。

Y やばいですよ! すごい並んでるじゃないですか。男性のほうはガラガラな感じなのに(笑)。子どもとか、いつもかわいそうだなとか思っちゃいます。タイミング見計らって行かないと。もうちょっと増えればいいですけど、サッカー以外の目的で使うときは必要ないのかな。でももっとあったほうがいいですね。

文房具などはアントラーズグッズで揃えていた


SNSでもサッカーについて投稿している山本さん【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル】

―――今日は私物のユニフォームを持ってきていただいていますけど、以前からグッズは買ってたんですか?

Y 学生時代が一番キャーキャーなってたので、学校で使うものを全部アントラーズのものにしてて。小学生が筆箱とかを全部同じキャラクターものにするのと同じノリで、シャーペン、消しゴム、筆箱、部活の時に使うタオル、部活の時に着るパーカー、お弁当箱、お箸、ケータイの待受け画面、ストラップ、全部鹿島でしたね(笑)。もうあるもの全部、使えるものを使ってアピールしてました。私は好きなんだっていうのを、クラス中に。

 高校生のときに、球技大会で女子もサッカーをやる機会があったんですけど、私はユニフォームを着てやってたんですよ。そしてみんな私がサッカー好きなのを知ってたんで、あいつめっちゃすごいんじゃね? みたいに思われてたんですけど、やると全然下手で(笑)。

 頭の中ではめっちゃイメージ出来てるんですよ。こうやってやれば入るぞって。でも身体がついていかない。イメージがわくだけ。全然サッカーに興味がない子よりも明らかに下手でした。そんな感じで色んなグッズを集めてみんなに見せびらかしてましたね。

―――このグッズが良かったとかってあります?

Y 私はダンス部だったんですけど、着る服は自由だったんで、パーカーを着てたんです。今日は持ってきてないんですけど、ネイビーっぽいもので、胸のところアントラーズって書いてあるだけのシンプルなやつ。

 あまり目立たないので、普通に着れてめっちゃ使いやすかったです。着すぎて色褪せちゃったんですけど(笑)。スタジアムに行くとき以外にも使える感じはいいですよね。

―――サッカーって女性にはハードルが高いと思われているんですかね。どうなんでしょう。

Y 私は仲が良いJリーグ好きの友達がいないんですけど、鹿島アントラーズのTwitterとかを見ていると、女の人のサポーターの集まりもあるみたいだし、結構来てるのかなとは思うんです。

 それに私がSNSでサッカーのことを発信したりすると、女の人が反応したりすることもあったんですよ。私のファンにもサッカーを好きな女の子がいるんだと思ってうれしかった。今日見に行きましたって言っている子とかたまにいて。

ステージ優勝は、どう喜べばいいのか…


鹿島アントラーズには年間優勝を期待!【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル】

―――山本さんから見て、こうしたらもっとJリーグは女性ファンを増やせるのではないか、というご意見があれば教えてもらえますか。

Y なんですかね。女の子が好きなことをサッカーと絡めたところで、表面的にしか食いついてもらえない気はするんですけど、それでもきっかけになるんであればうれしいじゃないですか。

 男の人が見たサッカーの良さもあれば、女の人が見たサッカーの良さもあるって感じで、そういうところをもっと打ち出せればいいんじゃないかな。単純な理由でもいいからって感じで、入口を入りやすいものにしたらいいんじゃないかなって思います。

―――なるほど。ライト層と呼ばれる人たちを優しく受け入れる姿勢とかも(笑)

Y そうそうそうそう(笑)。そうじゃない人もいますもんね(笑)。「そんなんで好きって言って」みたいな。私もそういうところはあるのかなと思うんですけど。たとえば今の鹿島アントラーズだったら柴崎選手ですよね。もし柴崎選手が他のチームに行っちゃったとして、そのまま柴崎選手を追っかけるか、アントラーズを好きなままでいるか、どうなるかわからないけど、いいきっかけって考えたほうがいいですよね。

―――最後に今シーズンの鹿島アントラーズに期待することをお願いします。

Y 普通にJリーグ優勝ですね、まず。

―――ファーストステージ優勝とかではなく年間優勝ですよね。

Y 年間で優勝して欲しいですね。あ、あのシステムってなんなんですか。なんであんなことになっちゃったんですか。

―――お金の問題と人気の問題があるみたいですよ。ちょっとわかりづらいですよね。

Y そうなんだ。なんかふんわりとそういうことかなとは思ってたんですけど。でもなんかちょっと嫌じゃないですか。どう喜んでいいのこれ、みたいな。単純にリーグ戦で年間1位を決めたほうがかっこいいですよね。でも大人の理由だったら仕方ないか(笑)。

 とにかくタイトルを取って欲しいですね。また3連覇のときのような栄光を(笑)。あの感動はもう一回体験したいです。

(取材・文:中山佑輔)



チンチロリン


フットボールチャンネル・中山氏のインタビューに応じたモデルの山本奈衣瑠嬢である。
鹿島サポーターであることを自認する。
サッカー家族の下で育み、若い女性らしく篤人から入り、強い鹿島に惹かれて鹿島への思いが強くなっていったとのこと。
受け答えから、かなりのサッカー通であり、鹿島のことをよくわかっておることが伝わってくる。
野沢の移籍に心を痛めたあたりは、鹿島サポであることを強く感じる。
震災とのダブルショックでとても辛かったことを共感する。
また、2ステージ制への批判も語っておる。
ライトな層という言い方は良くないかも知れないが、このシステムはとてもわかりにくく、ちょっと興味を持っただけの人々には受け入れがたい。
また、サッカーマニアからも批判されておる。
確かに、Jリーグ自身に金銭的メリットが多いことは理解出来るが、ファンにとっては嬉しくも何ともないシステムと言えよう。
「なんかちょっと嫌じゃないですか。どう喜んでいいのこれ」という女性らしい意見が的を射ておる。
この批判を覆すべく、年間優勝を鹿島が得て、山本奈衣瑠嬢と共に喜びを分かち合いたい。
楽しみである。


チンチロリン

夢生、雨中の紅白戦

2016年04月28日 | Weblog
午前練習


ミーティング後、紅白戦を行いました。



チンチロリン


雨中の紅白戦に出場した夢生である。
出場停止明けの大宮戦ではレギュラーとして活躍が期待される。
夢生の前からのプレッシャーで大宮守備陣を崩壊させるのだ。
聖真との連携も熟成されておる。
夢生の躍動を楽しみにしてスタジアムに向かう。
ゴールを期待しておる。


チンチロリン

優勝戦線に残るためにも、絶対に落とせない試合であることは選手たちが一番よくわかっている

2016年04月28日 | Weblog
【予想スタメン】4月無敗の大宮が2連勝を目指す…鹿島は昇格組に苦戦の傾向あり
■大宮アルディージャ 前節は家長のPK弾で手堅く勝利、隙のない戦いで上位チーム撃破を目指す

 前節は湘南ベルマーレに1-0で競り勝ち、リーグ戦2試合ぶりとなる勝利を収めた。4月の公式戦無敗は続いており、ここ2試合続いていた先制点で得たリードを守り切れない課題も克服した。最終ラインの顔ぶれは固定されつつあり、菊地光将と河本裕之のセンターバックは高い安定感を維持している。勝利した前節のメンバーが引き続き起用されると予想する。

 この試合では中盤の底に横谷繁が入った。ゲームメイクができるパサーでありながら、泥臭いプレーをいとわずにチームで有数の球際の強さを誇る。ハードワークする金澤慎との補填関係も良い。また、江坂任を最前線に置き、家長昭博を2列目で起用することで、より低い所にもボールの収まりどころを作ることもできた。最終ラインの高い相手にはドラガン・ムルジャが背後を取り、低いラインの時は高さもあるネイツ・ペチュニクを起用するなど、選手の特性を生かして戦い方を変えられるようにもなってきている。

 ただし、シュート数では11対14と、やはりこの試合でも相手を下回った。エースのムルジャにしばらく得点がないことも心配なところ。播戸竜二や清水慎太郎ら日本人FWが負傷を抱えているだけに、そろそろゴールが欲しい。

 湘南戦に勝利したことでアウェーの勝率は57%にアップ。40%というホームの勝率を上回っている。ホームでは鹿島、浦和レッズと強豪との連戦を迎える。開幕直後のFC東京戦では内容で圧倒され、第3節のガンバ大阪戦、第4節のサンフレッチェ広島戦では連敗を喫したが、ここまでの成長を示し、ホームでの勝率も上げたいところだ。(totoONE編集部)

■大宮予想スタメン
4-4-2
GK
加藤順大
DF
奥井諒
菊地光将
河本裕之
和田拓也
MF
家長昭博
横谷繁
岩上祐三
泉澤仁
FW
ムルジャ
江坂任

■鹿島アントラーズ 連敗阻止へ、出場停止明けとなるエース金崎の奮起に期待

 前節の柏レイソル戦では今季初の複数失点を喫し、0-2で敗れた。正しく鹿島にPK判定がもたらされていれば、展開も結果も異なっていたはず。0-2のスコアだけを見れば完敗と映るかもしれないが、鹿島も内容は決して悪くはなかった。

 アウェーの大宮戦では、金崎夢生が出場停止明けで戻ってくる。在籍2年目だが、すでにチームに不可欠な選手となっており、先発復帰はチームに大きな力をもたらすだろう。加えて、柴崎岳が徐々に状態を上げてきている。シーズン前に、急性虫垂炎で手術。開幕には間に合わせたが、準備不足の感は否めなかった。ここに来て、体もフィットし、存在感を高めてきている。

 優勝を目指すチームには連敗阻止への緊張感が漂っており、大宮戦では柏戦の反省を生かし、「序盤の入り方」への意識を強くする方針。近年、J2からの昇格組には苦戦を強いられる印象が強いが、立ち向かってくる相手にこそ、ここまで不発に終わっているセットプレーからゴールを得られれば、勝利は自ずと近づいてくる、優勝戦線に残るためにも、絶対に落とせない試合であることは選手たちが一番よくわかっている。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
カイオ
FW
金崎夢生
土居聖真



チンチロリン


「近年、J2からの昇格組には苦戦を強いられる印象が強い」と評するサッカーキングのプレビューである。
昇格組であり且つ4月無敗の大宮が相手となれば、苦戦が予想される。
ましてやNACK5スタジアムでは1度しか勝利しておらぬ。
これほどの悪条件にて勝つことは至難と言えよう。
とはいえ、どのような状況でも勝ち点を積み重ねられねば、優勝など口に出せるものではない。
出場停止明けの夢生の圧力やヤスのセットプレイなどで大宮ゴールを奪い取るのだ。
必ずや勝つという強い気持ちで挑みたい。
勝利を信じておる。


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1点にこだわり、最後まで粘り強く戦えたチームに勝利は転がり込むはずだ

2016年04月28日 | Weblog
大宮、上を見て戦うためにホームで勝利を
前節の湘南戦で勝利を収めた大宮は、暫定6位を堅持。ゴールデンウイークの連戦を迎える段階で、上位戦線に残ることに成功した。「ここまで来たら『あと一歩』とならないようにしたい。1stステージもナビスコカップも、結果を求めて良いゲームがやれるようにしたい」と渋谷 洋樹監督。指揮官は今節の鹿島戦を分水嶺と位置付けている。

「ここで勝たないと上に行くのは難しい。逆に言えば、勝てば上に行けるゲームでもある。こういうプレッシャーの下でやってもらいたい。喜びを持ってほしいし、力に変えてほしい。(リーグ戦では)ホームでジュビロと甲府に引き分けて、その前には広島に負けている。柏戦以来勝っていないし、上を目指すと言っても、ホームで勝たなければいけない」

ただ、大宮がここまで堅実な歩みを進めてきたとはいえ、鹿島の方が地力に勝ることは否定できない。試合を通じて優位に立つという理想は追求しながらも、勝利を引き寄せるためには現実を見据えた意識の共有も必要だ。勝機はどこにあるのか。リーグ戦での出場機会を増やしているMF江坂 任は、次のように展望する。

「鹿島は攻撃に人数を掛けてくると思うし、(鹿島の前節の相手である)柏もカウンター気味に点を取っていた。カウンターは行けると思うので、奪った瞬間の切り替え、奪われた瞬間の切り替えは意識しないといけない。柏もピンチは多かったけど、しっかり耐えてカウンターから点を取っている。ピンチをチャンスに変えられるように、最後のところでしっかり体を張れればと思う」

大宮にとって、現時点で上位につけるチームとの対戦は、1-5の大敗を喫した明治安田J1 1st第4節の広島戦以来。「これからはそういうチーム相手でも勝点を取っていかないといけないので、良い目安になると思う」とMF家長 昭博。今後も上位で戦い続けていくためにも、今節の内容と結果は大きな意味を持つことになる。

勝点16の3位につける鹿島にとっては、勝点差3で追う首位の浦和に引き離されないためにも、アウェイながら勝利がマストな一戦になる。

前節の柏戦では、相手の倍となる14本のシュートを放ちながら、カウンターに沈んでの敗戦。今節も試合内容としては近いものが予想されるだけに、チャンスを決め切り、早い時間帯から試合を優位に進められれば結果も付いてくるだろう。

得点を奪うという点については、前節は出場停止だったMF金崎 夢生の復帰は朗報だ。MFカイオ、MF遠藤 康らを含めてシュートレンジの広い選手が増えれば、押し込んだ状態からでも突破口を見いだせる可能性は高くなる。広島戦以来大量失点のない大宮の守備をこじ開けるためには、彼らの活躍が不可欠だ。

上を見て戦うためにも、絶対にこの試合を落とせない両者。1点にこだわり、最後まで粘り強く戦えたチームに勝利は転がり込むはずだ。

[ 文:片村 光博 ]



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「鹿島の方が地力に勝ることは否定できない」と警戒を文字にするJリーグ公式・大宮番の片村氏によるプレビューである。
前節・柏戦では堅守をこじ開けられず、カウンターに沈み敗戦を喫した。
この試合をモデルに今節の大宮も守備を固めてくることが予想される。
事実、大宮の江坂は「カウンターは行けると思う」とコメントしておる。
鹿島としては同じ轍は踏めぬところ。
カイオ対策に奔られること必至とすれば、その上を行く対策を練るところ。
また、前掛かりになり過ぎずに、効率よく攻めよう。
どのような手を石井監督は打ってくれるであろうか。
ゴール前に留めたバスを粉砕せよ。
鹿島の攻撃力を磨くときが来た。
楽しみな一戦である。


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スルガ銀行チャンピオンシップ2016 IBARAKI開催

2016年04月28日 | Weblog
「スルガ銀行チャンピオンシップ2016 IBARAKI」開催のお知らせ
2016年04月28日(木)

鹿島アントラーズが2015Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝チームとして参加する「スルガ銀行チャンピオンシップ2016 IBARAKI Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦」が、8月10 日(水)に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催することとなりましたのでお知らせいたします。

■大会名称:
スルガ銀行チャンピオンシップ 2016 IBARAKI
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦

■主催:
公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)
南米サッカー連盟(CONMEBOL)
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)

■対戦カード:
鹿島アントラーズ(日本/2015Jリーグヤマザキナビスコカップ 優勝チーム)
vs
インデペンディエンテ・サンタフェ(コロンビア/コパ・スダメリカーナ2015 優勝チーム)

■開催日時:
2016年8月10日(水) キックオフ時間未定

■試合会場:
茨城県立カシマサッカースタジアム

■チケット販売:
詳細が決まり次第、お知らせいたします。



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予てから報じられておったスルガ銀行チャンピオンシップの開催が公式発表となった。
これは気持ちが高ぶる。
この国際大会を制することで、選手は更にレベルアップしよう。
南米クラブの強豪と本気で戦えるチャンスはそう多くない。
スタジアムの雰囲気は最高となる。
真夏のカシマスタジアムにて歓喜の渦を巻き起こそうではないか。
楽しみである。


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GWはカイオが“ゲスト”に夢を届ける

2016年04月28日 | Weblog
カイオが彼女とディズニーでラブラブデート! GWはカイオが“ゲスト”に夢を届ける
2016年04月28日(木) 14時27分配信


photo/インスタグラムより引用

ディズニーデート後は絶好調!?

今季は鹿島アントラーズで3シーズン目を迎え、既に3得点を記録するなど好調のカイオだが、ガールフレンドとの仲も絶好調のようだ。
2011年、千葉国際高等学校に留学したカイオは同校を卒業後、2013年から鹿島でプレイ。1年目にベストヤングプレイヤー賞を受賞すると、翌年からは7番を背負い、鹿島の攻撃に欠かせないキーマンとなっている。
また同選手は自身のインスタグラムアカウントで彼女との2ショット写真を頻繁に公開。22回目の誕生日を迎えた4月19日には彼女やチームメイトのFWジネイなどが出席した誕生日パーティーの様子を投稿し、彼女のインスタグラムアカウントではラブラブ写真も公開している。
さらに26日には2人でディズニーシーデート。鹿嶋から東京ディズニーリゾートまでは高速バスが出ており、カイオは昨年の9月にもディズニーデートを楽しんでいる。また昨年のディズニーデート後は、8試合で5得点と絶好調でシーズンを終えた。
24日に開催された柏レイソル戦では本来のパフォーマンスを発揮できず、鹿島を勝利に導くことができなかったカイオだが、夢の国では彼女と幸せな時間を過ごして力を蓄えた。これから始まるゴールデンウィークの連戦では、スタジアムに訪れた鹿島サポーターへ夢を届けることができるだろうか。


photo/インスタグラムより引用


photo/インスタグラムより引用



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カイオのディズニーシーデートについて伝えるthe WORLD誌である。
選手のプライベートについて大きく報じるのは下世話なところも感じるが、カイオ本人が公表しておる以上騒がれるのも仕方のないところ。
恋人との時間を大切にし、気持ちを高めて戦うことも必要と言えよう。
GWの過密連戦をカイオの活躍にて勝利を積み重ねたいところ。
期待しておる。


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流通経済大学・小池裕太くん、ボランチにて起用

2016年04月28日 | Weblog
【RKU】 2年小池裕太 達成してみせる舞台の違う二つで求められる期待 【流通経済大学】
2016/04/28 12:01配信
Tomoko Iimori




サッカー選手において、負けず嫌いというスキルは必要不可欠なものといって良いであろう。
負けても悔しさを強く感じることがない選手も中にはいるというが、そういった選手たちの今後は先が見えているであろう。
負けたくないと漲る闘志。
悔しく歯を食いしばる気持ち。
勝たなくてはならないという使命感。
それらは戦う立場として必ず必要となるものだ。
流通経済大学サッカー部は幾度となくプロ選手を輩出し、たくさんの大学タイトルを得て、天皇杯ではJクラブにも勝利するような名門大学サッカー部である。
在籍する選手は1学年約60名から成る約240名。
強豪校に集まる良質な選手たちによる過酷な競争が存在するチームの中で限られたトップチームの中で、ピッチに立っている現在2年生。
昨年新人賞を獲得した流経大の若武者は、今季から鹿島アントラーズの特別強化指定選手にも登録された。
誰にも負けたくない―。
その強い信念が漲っている。
小池裕太。19歳。
彼のfootballに迫る―。

●プロになれなかった経験を経ての「今」

サッカーをいつ頃から始めたかという質問に対し、同時にインタビューをした他の選手たちの4歳というスタートを聞いて、
「4歳…なら俺は3歳。俺が一番」と冗談であってもサッカーをはじめた時期に対し負けず嫌いを発揮する。
自分が誰よりも一番サッカーをやってきたんだ。
そう前面に出したい彼は、幼少期にサッカーを始めた。
保育園の日常の日程が終わってからボールを蹴る。まだ少年とも言えないくらいに幼い頃から、ボールを蹴る楽しさを覚えた。
本格的にサッカーをやり始めたのは小学生に入ってからだという。
トップ下を任されていたという小池のその姿が浮かぶように、トップ下の選手であったであろうプレーが現在の左サイドバックのポジションでも感じることができる。
テクニックがあり、多彩なキックの選択がある姿は、トップ下での経験を感じさせる選手だ。
現在の左サイドバックのポジションには高校2年生頃から与えられた。
アルビレックス新潟ユースで、その才能が開花した。
アルビレックス新潟ユースの最高傑作とも呼ばれる選手の一人であった彼は、高校2年生でトップ登録となり、二種登録扱いになった。
当時からトップの練習やキャンプなどに参加し、その存在は全国的に知られる存在となり注目を集めた。
早くから抜き出たその才能を前にトップ登録は間違いないであろうと周囲は期待したが、高校3年の夏。
トップのキャンプ中に突然告げられた「抜けろ」という宣告。
その一言で、自分がトップ昇格することはもうないのだと悟った。
プロへ行くという揺るぎない目標を達成するため、他のJクラブに練習生として参加するも、正式なオファーは届かなかった。
ユース時代を小池は「やんちゃだった」「ガキだった」と振り返る。
監督に言われたことに対し、文句とも取れる言葉で言い返すこともあった。
どこか慣れが出てしまい、なぁなぁになってしまうことでプレーに波が生まれてしまうこともあった。
納得がいかないときには練習を途中で切り上げ帰ってしまうことさえあった。
そうした態度や姿が絶対になりたいと目指していたプロに繋がらなかった原因のひとつであると自分で今、振り返ることができている。
ユースを経てプロへ行く。その強く抱いていた目標はあと一歩のところで叶わなかった―。
掴みたかった目標を自らが遠ざけてしまい、原因を作ってしまったのかもしれない。
プロになるということは、技術や質だけが求められているのではなく、人間として必要なことがあると知った。
プロサッカー選手になるために必要なのは、技術や質だけではなかった。
プロへの道が閉ざされ、大学進学を模索する中で、流経大コーチである大平コーチから長く熱心な誘いを受けていた小池は流経大への進学を決める。
プロ選手を多く輩出している大学であり、環境も整っている流経大は魅力的だった。
入学が決まったタイミングで、インカレの決勝を見に行った。
その年、流経大が唯一手にしていなかったタイトル、インタレのタイトルを獲得した試合だった。
小池の流経大でのスタートは、先輩たちのインカレ優勝の瞬間からとなった。
プロになりたかった。なれると思っていた。
しかし、プロサッカー選手になることはできなかった。
でも絶対に、諦めない。
その想いを持って、流通経済大学の門をくぐった。

●どこが舞台となってもすべてを獲りに行くという強い「信念」



入学後、小池はJFLに参戦している流経大ドラゴンズ龍ヶ崎を舞台に戦った。
JFL6節にはスタメンに名を連ね、ゴールを決めた。
左サイドバックで出場した小池の初出場、初ゴール。
この試合が行われた6日後、トップチームの関東大学リーグに起用され、トップ昇格を果たした。
左足から繰り出される正確なキックと得意とする縦への仕掛けによって自らの特徴を魅せ、競争激しい流経大のトップチームでスタメンの座を得た。
その活躍が認められる形で2015シーズンの新人賞を獲得。
1年目にして、大学屈指の選手として名を挙げた。
大学に入った当初は、スピードの違いに少し慣れるまでに時間を要したと話す。
それでも「違い」を自分に吸収するまでに1.2試合の時間しかかけなかった。
すぐに適応することができること。それが自身の持つ能力でもあり、Jのトップチームに参加した経験があるだけにその部分が重要だと感じている。
「人数も多くて良い選手がたくさんいるからこそ、すぐに抜かされるという危機感を持つようになった」
ユース時代はトップと二種登録もされたことで、どこか自分のポジションが揺るがされることはないという中でプレーしてきた。
しかし、流経大は違う。
おそらくユースの頃のように慣れを見せたり、態度を悪くするようなことがあると、すぐに外される。
どんなにチームにとって戦力であっても、確実に外される。
能力のある選手であっても中野監督は問答無用に「適さない」が見えると起用しない。
そういった先輩たちの姿も空気も感じているからこそ、自分の高校時代を振り返り「ガキだった」と振り返ることができるほどに、忍耐を覚え、チームにおいて自分は自分だけではないという自覚を持った。
中野監督はプロを多く輩出してきた自らの手腕と指導においても、
「うちはプロ養成所ではない」と話す。
プロになる選手を育てることが第一ではなく、人間形成の部分に重点を置いている。
流経大の選手たちは自分たちが自身を見つめたときに「成長として感じる部分は人間としての成長」と多くの選手が口にするほど、その変化が大きく現れることが特徴だ。
まだ19歳の小池裕太が、地に足を付けそれまでの自分を振り返ることができていること。
それが「流経大らしい」変化なのだ。
それでも大人になりきったわけではない。
大人になりすぎてしまうと、選手としての魅力が半減してしまうこともある。
小池は良い意味でまだまだ「やんちゃ」さが残る選手であり、人間である。
そのやんちゃさがあるからこそ、どこへ行っても気持ちで空気で負けること、動じることはないであろう。
絶対に誰にも負けない―。
その漲った信念を持っていることが、インタビュー中にも充分に伝わってくる。
今季リーグ開幕前、鹿島アントラーズのキャンプに参加した。
大学1年生時の活躍が認められ、左サイドバックの選手として参加した小池は、紅白戦や練習試合を含め今季の土台を創り上げる一員としてプレーした。
その印象を「一人一人の質が全然違うと感じるほどに高いと感じた。それによって出しやすかったり受けやすかったりを実感した」という。
大学との違いを感じる中で「スピードは大学もある。スピードの部分では大学でも充分速い中でやっているのでやれると感じた」と話す。
「練習中の雰囲気も良く、優しくしてもらったこともあって伸び伸びとプレーすることができた」と話すが、特別指定選手となった今、プロへの練習へ行く「大学からのお客」として終わるつもりはない。
当然やるからにはポジションを奪う気持ちで、真っ向からチャレンジする。
今後、流経大での練習と試合での競争ある戦いをしながら、鹿島アントラーズの練習にも参加することとなる。
現在はまだ練習合流には至ってないが、授業の編成などを経て今後鹿島アントラーズの練習と流経大の練習とのバランスを取って、スケジュールをこなすことになる。
そのどちらにも、高いモチベーションで挑む。



大学での今季、自身の目標を
「アシスト王」と、強く言い切った。
そして力強く放った。
「自信がある」と―。
現在、流経大ではボランチで試合に出場している。
その理由について、自身では「守備強化」を挙げる。
中野監督ははじめから答えを選手にすべて与えない。
こういう理由でボランチにした、こういうプレーを求めているなんて言葉を並べることはない。
必ず選手に考える機会を与えるために、答えをはじめから与えることはしないのだ。
ボランチへのコンバートについて小池は
「自分は守備ができないと感じている。だからこそボランチで守備を強化することと、自分の好きであり特徴であるキックによってサイドへ振ったりといった展開能力も求められていると感じている」
「どこへでも常に顔を出せる選手になりたい。おそらくそれも求められていることだ」と話す。
中野監督が大学サッカーについてお話をしてくれた時、
「関東の大学サッカーはボランチの位置に強いプレッシャーがかかる。プロ以上にボランチに厳しいプレッシャーが来る」と話されていたことが、この小池のコンバートに繋がった。
Jクラブとの練習試合ではボランチに強いプレッシャーが来ることは少ない。
ボランチの位置にプレッシャーがないことで前を向いて自由にプレーできることになり、Jクラブ相手に手ごたえを感じることで自信を持ってしまうと中野監督は言う。
しかし実際は、大学リーグで強いプレッシャーが来ることでその手ごたえは全然通用しないという現実に当たるという。
小池にボランチというポジションを与えたということは、強いプレッシャーの中でも結果の出せる選手、守備面で課題があるからこそ厳しいプレッシャーの中で育てる中野監督の育成がそこにあるのではないであろうか。
それを言葉では説明されてはいない。
考える機会を与えられた小池は練習、そして試合を通してそのメッセージをキャッチしている。
「与えられたポジションはどこでもこなす。必ず結果を出したい」
そう、強く語った。
スピードに乗っても正確なキックを供給することができる。
身体は身長を数字で見ると小さいと感じるかもしれないが、数字以上の威圧感を感じる強さを持つ。
縦への仕掛けに思わず立ち上がってしまいそうになるほどのキレと鋭さを感じ、衝撃を覚える。
全身に鳥肌が立つ―。観ていてそんな感覚を久々に覚えるほどの選手である。
「やんちゃだ」と感じるかもしれない。
でも彼の良い意味での生意気さは、厳しい中でサッカーをする上で確実に必要なものであり、
プロの中でも動じることのない「信念」となる。
プロだから。
大学生だから。
そんな違いや分け方はナンセンスだ。そう彼は全身で言っている。
俺は、どこでもやってやる―。
その漲った信念は、今後自信を生み、悔しみを生み、前へ進み、立ち上がる すべての糧となるであろう。
大人になりすぎなくていい。
表に出るほどの負けん気は、鋭い武器となるであろう。

小池裕太。
流通経済大学サッカー部、そして鹿島アントラーズで戦う。
どちらも全力で、自分がそして周囲が求めるすべてを 獲りに行く。



◇小池裕太◇
1996.11.6生 DF
170㎝ 64㎏
アルビレックス新潟ユース
2013年アルビレックス新潟トップ登録
2015年度デンソーカップチャレンジ全日本選抜
2016年鹿島アントラーズ特別指定選手



チンチロリン


流通経済大学の小池裕太くんについて記すCHANT誌のIimori女史である。
小池くんの負けず嫌いな部分、性格についてよく伝わってくる。
新潟ユース最高傑作と評され、高校2年にて2種登録された逸材が、何故トップ昇格を逃したかについても明らかになった。
ユース時代は、少々やんちゃで青臭かった模様。
トップ昇格を逃し、流通経済大学にて経験を積んだ小池くんは人間的成長を遂げたと受け取れる。
人間挫折することも必要と言えよう。
また、左SBとして鹿島の強化指定となった小池くんであるが、今季、流通経済大学ではボランチとして起用されておるとのこと。
これは良い経験となる。
鹿島に於いて、ボランチがSBを経験することも、SBがボランチにてプレイするのもよく見られる光景と言えよう。
かつてはジョルジーニョが世界最高のSBとして鹿島に入団しておきながらも。ボランチとしてMVPを獲得しておる。
岳もSBでのプレイを魅せた。
最近では三竿が左SBとして出場しておる。
また、シャルケの篤人は、いずれボランチでプレイしてみたいと興味を隠さぬ。
小池くんもプレイの幅を広げ、鹿島にて躍動してくれるであろう。
楽しみにしておる。


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鹿島の『バンディエラ』

2016年04月28日 | Weblog
Jで輝く『バンディエラ』。中村憲剛や中村俊輔、小笠原満男らが生み出す美徳と別格のスリリング
加部 究
016年04月28日


多摩川クラシコでの川崎の4点目に「バンディエラ」の真髄を見る。

 イタリア語で「旗頭」を意味するバンディエラ。長年ひと筋で尽くし続け、チームの顔と言える選手だが、24年目を迎えたJリーグでもそうした選手が確かな存在感を見せている。日本では代表クラスの海外移籍が常態化した今日で、改めてクローズアップされるバンディエラの凄みとは――。

――◆――◆――

 多摩川クラシコのアディショナルタイムは5分と告げられていた。1点を追いかけるFC東京が攻撃に出る。しかし自陣浅めの位置でボールを奪った川崎は、谷口彰悟が躊躇なく右サイドに流れていた中村憲剛につないだ。前がかりのFC東京の守備陣は、明らかに混乱していた。同数の人数を揃えていてもマークを掴めていない。中村憲は視線を上げボールを運び始める。1メートル斜め後方からは米本拓司が追走していた。中村憲35歳、米本とは、ちょうど10歳の年齢差がある。米本が全力で追いかけていれば、少なくとも攻撃を遅らせることはできたはずだ。だがドリブルを続ける中村憲との距離は縮まらない。もうこの瞬間に勝負は決着していた。

 おそらく米本は、中村憲がコーナーフラッグへ運び時間稼ぎに出ると想定したに違いない。川崎はアウェーでリードをしていた。逃げ切ればいい。しかし中村憲は、それを逆手に取った。ドリブルの方向を変え内へ切り込むと、ペナルティエリアへと侵入していく。ゴール前の味方はマークを外していた。フリーの中村憲が、この位置から味方に合わせ損ねるはずがなかった。ピンポイントでエウシーニョの頭に届けて4点目。FC東京の息の根を止めた。

「あの駆け引き、技術。さすがのプレーでしたね」
 川崎の風間八宏監督も手放しだった。

 活発な点の取り合いとなった試合だが、振り返れば両者の明暗を分けたのは、こうして支柱的存在の有無だったのかもしれない。川崎の流れが淀む時は、パスの長さ、テンポに変化が乏しくなる。そんな時には、決まって中村憲が真っ先に閉塞状況を察知し、リズムを変えて試合を動かそうとする。だから全体が中村憲を見つけてボールを集めようとする。そしてそれはもう10年間以上も変わらない。

 つまりバンディエラとは、そんな存在だ。サポーターはチームの旗を掲げて声を上げる。選手たちも旗を見上げて戦場に向かう。すべての視線を集めて牽引していくのだ。

決して11分の1ではない影響力を持つからこそ生まれる別格のスリリング。


その影響力は決して11分の1ではないからこそ、敵味方を引き込む圧倒的にスリリングな場面を生み出す。「バンディエラ」とはそうした存在だろう。(C) SOCCER DIGEST

 フランチェスコ・トッティは、16歳からバンディエラを約束され、ベンチで待機する時間が増えた39歳の今でも視線をクギ付けにしている。リバプールにスティーブン・ジェラードが現われなければ、欧州チャンピオンズ・リーグ決勝で3点差を引っくり返す奇跡の逆転劇を導く者はいなかった。

 この時代に、生涯同じユニフォームを着続けるバンディエラを探すのは難しい。今後Jリーグでも、生え抜きで引退するまで同じチームで中心的にプレーを続ける選手が出て来る可能性は少ないだろう。

 だが現状では、広義でのバンディエラたちが確かにリーグを活気づけている。国内ではそれぞれ横浜や鹿島一筋の中村俊輔や小笠原満男がチームの顔となっているし、早いタイミングでG大阪のユニフォームを着た遠藤保仁も、今ではバンディエラと呼ぶに相応しい存在だ。

 彼らが備えているのは年輪や経歴に裏打ちされた深遠な読み、オンオフを問わずチームを統括する能力、それに自信と相応のプライドだ。ベンチからもスタンドからも、そしてピッチ上でも全幅の信頼を集め、自発的に重責を担う。決して11分の1ではない影響力を自覚しながら決断しアクションを起こしていくから、別格にスリリングなのだ。

 21世紀初頭に、若き中村俊と小笠原は激しい攻防を繰り広げた。やがてふたりとも日の丸をつけ、欧州でのプレーも経験した。特に中村俊は、スコットランドで伝説を作り再び横浜のユニフォームを着るのだが、Jでも優勝を逃すと号泣するほど真摯に戦い抜いた。それは日本人ならではの美徳であり、理想的なサイクルができつつある。一方で育成上手の鹿島の演出が心憎い。次期バンディエラ候補の柴崎岳は、間近で真髄を学び続けているのだ。

文:加部 究(スポーツライター)



チンチロリン


バンディエラについて記すサッカーライターの加部氏である。
鹿島の「バンディエラ」は満男と綴る。
鹿島のキャプテンである満男が背負うものは、チームの中でも一際重い。
その重責を担って勝利に導くからこその「バンディエラ」としても輝くと言って良かろう。
満男の背中から薫陶を受けた岳が次なる世代を引き継ぎつつある。
その様を「育成上手の演出」と加部氏は言う。
ジーコから始まった鹿島の伝統を受け伝えていく者は全て「バンディエラ」の資格を持とう。
鹿島の伝統を「バンディエラ」として引き継いでいく者たちを、ずっとずっと見守りたい。
楽しみである。


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U-19日本代表候補 練習試合 ジュビロ磐田戦

2016年04月28日 | Weblog
U-19日本代表候補 トレーニングキャンプ 練習試合 マッチレポート vs.ジュビロ磐田
2016年04月28日



練習試合 vs ジュビロ磐田
2016年4月27日(水) キックオフ時間 14:00 試合時間 90分(45分×2)
ヤマハ大久保グラウンド(静岡県/磐田市)
ジュビロ磐田 1-0(前半1-0、後半0-0)U-19日本代表候補
27分 失点(PK)(ジュビロ磐田)
スターティングメンバー
GK:廣末陸
DF:藤谷壮、野田裕喜、町田浩樹、舩木翔
MF:岩崎悠人、市丸瑞希、冨安健洋、伊藤涼太郎
FW:堂安律、小川航基
2本目
GK:小島亨介
DF:岩田智輝、大南拓磨、森下怜哉、杉岡大暉
MF:佐藤亮、坂井大将、久保田和音、木彰人
FW:垣田裕暉、森晃太
3本目
GK:大迫敬介
交代
30分 廣末陸 → 小島亨介
60分 小島亨介 → 大迫敬介



監督・選手コメント
内山篤 監督
4月上旬に大阪で行われたトレーニングキャンプに続き、今回のキャンプも選手たちは積極的にプレーし、良い活動になりました。今日の練習試合でも良いプレーが多く見られましたし、同時に課題も確認することができました。課題は、せっかく味方から奪ったボールをフリーの状態でコントロールミスやパスミスから簡単に奪われ、そのままシュートまで打たれてしまう場面が目立ったことです。相手のレベルが高くなれば、こうしたミスを見逃さずに攻め込まれ、失点を許してしまいます。普段のトレーニングから常に試合を意識したプレーを心掛けてもらえるようにしていきたいと思います。

小島亨介 選手(早稲田大学)
今回のキャンプでは、攻撃面、守備面で連携やコミュニケーションに少し成果が見られたと感じています。今日の試合では、ゴール前までの連携は良い部分が見られましたが、最後のゴール前の質のところで得点できていないという課題が残りました。守備面では人数がいても守りきれず、もったいない失点があったので、まだまだ攻守にわたっての勝負強さが足りないと実感しました。今回のキャンプで出た個々の課題を修正して、チーム力を向上できるように取り組んでいきたいと思います。

佐藤亮 選手(明治大学)
今回、追加招集で呼んでいただいたことに感謝しています。ジュビロ磐田との試合では、自分のストロングポイントを発揮出来たように感じました。しかし細かい部分の修正も多く見つかったので、今後のトレーニングで向き合ってやっていきたいと思います。次のキャンプにも呼んでいただけるよう、今から意識していきたいです。

市丸瑞希 選手(ガンバ大阪)
とても充実した活動になったと思います。試合には負けましたが、チームでも個人でも課題が出てきたので収穫はあったと思います。チームに戻って個人のレベルをもっと上げていかないとチーム力も上がらないので、日々の練習を意識高くやっていきたいと思います。

岩崎悠人 選手(京都橘高校)
個人としてもチームとしても課題の多いキャンプとなりました。今日のジュビロ磐田との試合では、トレーニングの成果を出す良い機会でしたが、内容・結果ともに納得のいかないかたちで終えることになりました。自分の課題を早く改善するために、チームに帰ってしっかり自分と向き合い、世界で戦うための準備をしていきたいです。また代表活動に参加できるよう頑張ります。




スケジュール
4月25日(月) PM トレーニング
4月26日(火) AM/PM トレーニング
4月27日(水) 0-1 練習試合 vs ジュビロ磐田(ヤマハ大久保グラウンド)
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。



チンチロリン


ジュビロとの練習試合を行ったU-19日本代表候補である。
町田は1本目、和音と垣田は2本目に出場しておる。
鹿島が狙う岩崎悠人くんは町田と共に1本目に出場しておる。
結果はPKによる失点を守り切られ、0-1の敗戦を喫しておる。
岩崎悠人くんが言うように課題の多い試合だった様子。
各自強化に努め、レベルアップが必要であろう。
町田、和音、垣田は、鹿島にて練習に励み、更なる成長を遂げるのだ。
期待しておる。


チンチロリン