鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ファンタジェスタ・岩政

2010年04月30日 | Weblog
過密日程なんの! 鹿島DF岩政結果出す
 鹿島が過密日程を乗り越え、リーグG大阪戦(5月1日、カシマ)で勝利をつかむ。30日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで軽いメニューを消化。28日のACL全北現代戦から中2日で迎える一戦で疲労回復も完全ではない状況だけに、DF岩政大樹は「(快勝した24日の)横浜戦のような試合はできないでしょうから、90分間の中で結果が出せるように試合をコントロールしていきたい」と話していた。
 [2010年4月30日20時41分]

試合をコントロールしたいと語る岩政である。
岩政は先日のACL全北戦に於いて左足アシストをし、一皮向けたと言って良かろう。
ファンタジェスタの仲間入りである。
華麗なるプレイで我等を魅了してくれることであろう。
とはいえ、CBは質実剛健が基本である。
あくまで無骨に、そして堅実に完封を目指して欲しいものである。
ガンバ戦での大ちゃんに注目であろう。
正治元年、頼朝は昏迷から覚めぬままに息を引き取った。
行年五十三歳。
政子は直ちに落飾した。

ガンバ戦プレビュー

2010年04月30日 | Weblog
【J1:第9節 鹿島 vs G大阪】プレビュー:今節屈指の好カード。ともに負けられない鹿島とG大阪が激突する!(10.04.30)
全北現代との激戦に勝利をおさめ、AFCチャンピオンズリーグ予選リーグを6戦全勝で1位通過を決めた鹿島だが、チームには大きな爪痕が残された。試合途中で交代を命じられた内田篤人が右膝の裏側を負傷し、代わりに右サイドバックに入った伊野波雅彦も足を痛めてしまったのである。中二日という過酷なスケジュールだけでなく、主力メンバーが相次いで怪我を負う事態に見舞われた。ここで迎える相手はG大阪。苦しい時期に、強豪チームと相対することとなった。

そのG大阪も決して万全の状態ではない。大黒柱の遠藤保仁がACLの中国遠征に参加を見送るようなコンディションだ。鹿島戦には出場してくるはずだが、本来のプレーからは遠いだろう。だが、近年、鹿島との対戦時に遠藤が輝いた試合は意外なほど少ない。それだけに、100%の状態ではないとはいえ、本人も期するところがあるはずだ。

これまで、ともに4-4-2の布陣で対戦することの多かった両チームだが、G大阪は3-5-2をとるはずだ。3バックとボランチの安定感により、加地亮と安田理大の両サイドとトップ下に入る二川孝広が高い位置を取れるようになった。ガンバらしいテンポの良いパス回しからの崩しが随所に見られるようになったのである。しかし、この布陣は悪夢を呼び覚ます。09年2月28日に行われたFUJI XEROX SUPER CUPで鹿島と対戦したとき、3バックを採用したG大阪は0-3と粉砕されている。その記憶をぬぐい去りたいところだ。ただ、前線にはルーカスが復活し、2トップを組む宇佐美貴史とのコンビネーションも冴えている。その宇佐見は公式戦4戦で3発と波に乗る。守備が安定すれば、自慢の攻撃力を生かすことができるだろう。

さて、迎え撃つ鹿島だが、内田の状態は試合当日の状況を見て判断することになりそうだ。もし出場できなかったときは、右サイドバックに新井場徹がまわり、左にはジウトンが入ることになるだろう。もしジウトンが先発となればJリーグでは移籍後初先発となる。マッチアップする相手は加地だけに、どちらが機先を制するかで試合展開は大きく変化するはずだ。

現在、鹿島は1位の清水に対し勝点3差の5位。「いまの順位はあまり関係ない」(新井場)という声も聞かれるが、付かず離れず前半戦を終えたいのが本音だろう。それはG大阪にも言える。9位に沈むG大阪は、首位との勝点差が8まで開いている。もし負ければ清水の結果如何では11まで開いてしまうだけに、これ以上の差は不必要だ。

どちらにとっても負けられない試合。そして、どちらもチームのカラーを鮮明に打ち出して戦うだけに、今節屈指の好カードとなることは間違いない。


以上
2010.04.30 Reported by 田中滋


ガンバは3バックで挑んでくるとのこと。
田中氏も書いているとおり、去年のゼロックス・スーパー杯の前半が3バックであった。
その試合に於いては、興梠の大活躍で3-0と下し、我等が栄冠を得ることとなった訳である。
また今度も、同様に試合が進むとは思っておらぬ。
しかしながら、我等は精神的に優位に試合を進めることが出来るであろう。
とはいえ、ここは謙虚な姿勢で挑みたい。
どれだけ優位な条件でも100%であることがないのがサッカーという球技である。
試合終了のホイッスルが鳴った時点で相手よりも多くの得点を取れればよい。
それだけを望んで、明日は勝負を挑もうぞ。
あくまで謙虚な姿勢を崩さずに。

二人のキーマン

2010年04月30日 | Weblog
2010年 4月30日(金)

明日のホームG大阪戦に向けてチームは室内でミーティングを行った後、鳥かごなどの軽めのメニューで最終調整を終えました。

コンビを組む満男とマルキーニョスである。
二人の笑顔が明日の勝利を予感させる。
満男からの素晴らしいパスを受けたマルキーニョスが力強いシュートを放ちゴールする。
そのようなシーンが頭に浮かぶ。
二人のキーマンが活躍すれば、勝利は現実のものとなろう。
中二日の厳しい日程ではあるが、気持ちの持ちようで乗り切って欲しい。
我等も聖地へ集う。
チームの勝利を信じて。
頼朝は相模へ行く途中に気を失い落馬し、それきり意識が戻らない。

主力ミーティング

2010年04月30日 | Weblog
鹿島が今季初「主力組限定」ミーティング
 鹿島は29日にオリベイラ監督(59)が今季初の「主力組限定」ミーティングを実施した。昨季も勝負どころで行ったが、この日は28日のACL全北現代戦の先発11人にDF伊野波を加えた12人を集めた。中2日で迎える5月1日のG大阪戦から同16日の名古屋戦までの公式戦4試合に向け、「ACL1次リーグを首位通過したが、気持ちをもう1度切り替えよう。休養もしっかり取ろう」と呼びかけていた。
 [2010年4月30日8時56分 紙面から]

主力を集めたミーティングである。
ACLのGSを首位で突破し、一呼吸置きたくなるところを、気持ちを引き締める形となった。
5月の過密日程を乗り切るには強い精神力が必要となる。
その為には随所随所で気持ちを切り替え、休むべき時には休み、遊ぶべき時には遊ぶ必要があるのである。
高い次元でメンタルをコントロールし、アジアと国内の両方をものにしていこうではないか。
鎌倉から京へ後鳥羽上皇の後宮に頼朝の娘・三幡姫を入れたいとの頼朝の意向が伝えられた。

篤人、出場微妙

2010年04月30日 | Weblog
ひざ裏痛の鹿島内田はG大阪戦出場に慎重
 鹿島の日本代表DF内田篤人(22)が5月1日のG大阪戦出場に慎重な姿勢を示した。28日のACL全北現代戦で右ひざ裏の痛みを訴えて途中交代。29日は、受ける予定だった精密検査は行わず、治療に専念した。経過を観察して快方に向かわない場合は30日に検査を受ける。「G大阪戦はいけると思う。ただ、ダッシュすると痛みがあるし、ギリギリまで治療して(出場は)状態を見てという感じ」と話した。
 [2010年4月30日8時58分 紙面から]

鹿島・内田、右ひざ裏の治療に専念
2010.4.30 05:00
 28日のACL・全北(韓国)戦で右ひざ裏に痛みを訴え、後半途中で退いた鹿島の日本代表DF内田は29日、終日治療に専念。検査は受けず、「痛みも2、3日しないとね」と、前夜と大きく変わらない様子だった。1日にはG大阪戦(ホーム)を控え、W杯本番も近づいているだけに気がかりだが、本人は「大丈夫」と強調。回復に努める。(鹿嶋市)

右ひざ痛の内田 G大阪戦出場は未定

チームメートの練習を見つめながら、雑誌の写真撮影に向かう内田
Photo By スポニチ

 28日のACL全北戦で右ひざを痛めた鹿島のDF内田が、G大阪戦の出場の可否を30日に判断することになった。

 29日は検査を受けずに治療に専念。「痛みは前に痛めてた右内転筋痛からきた。中2日しかないし、出場するかどうかまだ分からない」と話すにとどめた。また、この日はオリヴェイラ監督が全北戦の先発組だけを集めて1時間半のミーティングを行った。昨季も5連敗中など要所でしか行わなかった主力組のみのミーティングで前半戦のヤマ場となるG大阪戦に向けてイレブンの気持ちを高めるのが狙いだ。DF新井場は「もう一回集中していこうということ」と引き締まった表情で話した。

[ 2010年04月30日 ]

内田、5・1G大阪戦の出場微妙…鹿島
 日本代表DF内田=鹿島=の次節G大阪戦(1日・カシマ)出場が微妙となった。ACL全北戦(28日)で右ひざを負傷し、後半28分に交代。精密検査は30日に受ける予定だが、ひざのじん帯付近の負傷が疑われている状態で「試合の日のぎりぎりまで様子をみる。大丈夫だとは思うけど、こういうけがはあまりしたことがないから」と話すにとどめた。
(2010年4月30日06時01分 スポーツ報知)

痛みの引かぬ篤人である。
ニッカン、サンスポ、スポニチでは精密検査を受けなかったことを報じておるが、報知に於いては本日の精密検査を報じておる。
我等としても不安である。
篤人の翼が羽ばたいてこそ鹿島は飛び立つのである。
とはいえ、傷が癒えぬ翼で飛ぶわけには行かぬ。
ここはジウトンに希望を託す以外に無かろう。
昨季は新潟で躍動しておった左SBである。
ここで活躍せねば、いつ活躍するというのだ。
楽しみな助っ人に向けて、声援を送りたい
北条時政は還暦を祝った。

全北戦レビュー

2010年04月30日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】レポート:前半の2得点でアドバンテージを得た鹿島が試合をコントロール。6戦全勝でラウンド16進出を決める(10.04.28)
4月28日(水) AFCチャンピオンズリーグ2010
鹿島 2 - 1 全北 (18:59/カシマ/6,490人)
得点者:20' イ ジョンス(鹿島)、22' 野沢 拓也(鹿島)、77' チン ギョンソン(全北)

 試合後の鹿島の選手たちは一様に明るい表情だった。普段のプレースタイルからは想像できないアシストを決めた岩政大樹は、ミックスゾーンで待つ報道陣に対し「みんな、アシストの話を聞きたいでしょ」と上機嫌。得点を決めた野沢拓也も笑顔で語り、怪我が心配される内田篤人でさえ嬉しそうな表情を見せていた。予選リーグを6戦全勝で終えラウンド16をホームで戦う権利を得ただけでなく、全北現代という強豪に対し理想的な試合展開で勝利したことが、その理由だろう。全北現代は強かった。しかし、鹿島はそれ以上に強かった。

 前回の対戦と同様に[4-2-3-1]のフォーメーションを組んできた全北現代だが、1トップにおさまったのはイ・ドングッではなくルイ・エンリケ。もともと中盤の選手なだけにキープ力は抜群だが、ゴールから遠い位置まで引いてしまうため鹿島守備陣に与える圧力は少なかった。それに加えて両SBも積極的に攻め上がる。「もうちょっと普通に入ると思った」と内田が驚くほどの攻撃的な姿勢を見せてくる。しかし、いたずらに攻撃の人数が増えるばかりでゴールへの道筋が見えない。逆に鹿島の2トップに対し、残っているのがCBの二人という危険な状態を招き、開始早々から興梠慎三の動きを抑えられず、1分に興梠のクロスにマルキーニョス、4分に小笠原満男のパスから興梠のドリブルと鹿島が立て続けに相手ゴールを脅かした。

 先に流れを掴んだのが鹿島なら、得点を奪ったのも鹿島だった。20分、左CKにイ・ジョンスが頭で合わせて先制点を奪う。「いいボールが来た」とキッカーの野沢を讃えたが、この得点で全北現代が完全に意気消沈。22分、FKから岩政がヘディングで落とし、興梠がリターンパスを返すと全員がボールウォッチャーとなってしまう。浮き球を岩政がダイレクトで左サイドにいた野沢に送ると、もう誰も対応できず、鹿島が2点目をあげた。

 2点のリードを奪ったことで、3失点しなければ予選1位通過できるという大きなアドバンテージを前半のうちに得る。鹿島は無理をする必要がなくなり、しっかりブロックを形成して相手の攻撃に対処。ゴール前の場面は増えたが得点を奪う能力を持った選手はいまだに全北のベンチに座っている。失点の危険性は低かった。

 その様相ががらりと変わったのが54分だ。いよいよイ・ドングッが登場、布陣も[4-1-4-1]に変更されると一気に全北がペースを握った。イ・ドングッにボールがおさまるようになっただけでなく、CBの前にワンボランチを据えたことで、CBの2枚を相手にしていればよかった鹿島の2トップは、6番のチン・ギョンソンの存在も考えなくてはいけなくなってしまったのだ。これにより2対2だった状況が2対3となり全北の守備に安定感が出てきた。だが、それでも鹿島の守備陣は集中力を保つ。左サイドのチェ・テウク、右サイドのイム・サンヒョプを内田やフェリペ、新井場徹や野沢が連携を取りながら封じる。簡単にクロスをあげさせない気迫を見せた。中央は岩政と、イ・ジョンスがしっかり蓋をする。77分にミドルシュートを叩き込まれたものの、攻められながらも守備陣形を崩された場面は少なかった。

 全勝で予選リーグを突破した鹿島は、ラウンド16をホームで戦う権利を得た。昨シーズン、FCソウルとの戦いではリードしながらも小笠原の退場から窮地に陥り、最終的にはPK戦の末敗退した。あれから1年が経ち、今年こそアジアを制するという決意は固い。つぎのターゲットはオズワルド・オリヴェイラの実弟であるワルデマールが率いる前年度アジア王者の浦項スティーラーズ。対戦日は5月12日である。


以上
2010.04.29 Reported by 田中滋


ラウンド16を聖地で戦うこととなり、ホッとした一面を見せるメンバーである。
今季こそ、悲願のアジア制圧を達成したい。
その一歩は確実に進んだのである。

ユダ集中

2010年04月29日 | Weblog
鹿島中田浩、G大阪とC大阪2戦に集中
 鹿島は29日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでリーグG大阪戦(5月1日、カシマ)に向けた調整を行った。前日28日のアジア・チャンピオンズリーグ全北現代戦に先発出場したメンバーはボールを使わず軽いメニューのみで終了。控え組は実戦的な練習を消化した。中2日と厳しい日程でリーグ戦のライバルG大阪との一戦を迎えるが、MF中田浩二は「G大阪、(5月5日の)C大阪と間が空かないので、まずはこの2試合に集中して勝たないといけない」と気を引き締めていた。
 [2010年4月29日20時9分]

ガンバ吹田、セレッソ大坂と関西勢との連戦である。
ユダの申すように気を引き締めねばならぬであろう。
ガンバとの戦いは数をこなし、手慣れたものであるが、セレッソとはそうは行かまい。
不安で仕方が無い。
西澤・森島のコンビネーションに泣かされ、大久保に決められ、古橋にやられた記憶が甦る。
彼等がJ1に還ってきたことは、喜ばしいことではない。
ここで苦手意識を払拭せねばならぬ。
気持ちで勝ちを得たい。
我等も心して掛かりたい。
後鳥羽帝は譲位して上皇となった、これより後鳥羽上皇による院政が始まったのである。

本山、練習中

2010年04月29日 | Weblog
2010年 4月29日(木)

昨日のACL全北現代戦がナイトゲームで行われたこともあり、今日のトレーニングは15時スタートとなりました。先発出場したメンバーは、ランニングなどでリカバリーを行い、その他の選手たちはボールを使った実戦形式の練習を行いました。

元気な本山である。
復帰も間近と言って良かろう。
聖地にて戦う事となったACLラウンド16辺りが目標であろうか。
とても楽しみである。
比企の姫(後の若狭局)は源頼家の子を身籠もった。

全北戦報道

2010年04月29日 | Weblog
鹿島が初の6戦全勝1位突破/アジアCL

ゴールを決めた鹿島MF野沢(右)を祝福するFW興梠(左から2人目)
<アジアCL:鹿島2-1全北現代>◇28日◇1次リーグ◇F組◇カシマ

 既に1次リーグ突破を決めていたF組の鹿島が、全北現代(韓国)を下し、32チーム参加となった08年大会以降では初の全勝での1位通過を決めた。前半20分に韓国代表DFイ・ジョンス(30)が先制点を挙げると、同22分にはMF野沢拓也(28)が芸術的な連係から2点目を突き刺した。5月12日の決勝トーナメント(T)1回戦ではホームでオリベイラ監督の弟ワルデマール氏が率いる浦項(韓国)を迎え撃つ。

 芸術的な2点目が、鹿島を1次リーグ全勝首位突破に導いた。1点リードで迎えた前半22分。MF小笠原のFKをDF岩政、FW興梠、岩政とつなぐと、最後は野沢だ。岩政からの浮き球を冷静にボレーで突き刺し「(岩政の)完ぺきなパス。決めるだけだった」と満面の笑みを浮かべた。

 技術力の高い鹿島らしい一撃だ。興梠からのリターンパスを受けた岩政が「(興梠)慎三からは打て!と言われたけど、僕が左足ボレーを打つのは(外す)リスクがあるから、パスに変えた」と瞬時の判断で野沢へ山なりのパスを供給。「岩政の左足(のパス)ならこのあたりに来ると思った」という予測が当たった野沢がフィニッシュした。

 「プロになって初めて試合中に(相手に対して)うまい!って言っちゃったよ。ボールが足もとに収まるし、ああいうところを盗みたいくらい」と野沢が振り返ったように、全北現代の実力は本物だった。故障を抱えるエースFW李東国を投入された後半は、むしろ劣勢を強いられたほど。それでも「こんなところで負けられない」(小笠原)という気持ちをチーム一丸で持ち続けて逃げ切った。

 昨季は決勝トーナメント1回戦でFCソウルにPK戦で敗れ、ホームで屈辱的な姿をさらした。岩政は「昨年は一発勝負の1回戦に慣れていなかったところもあったが、今年はいい状態で臨める」とキッパリ。右ひざ裏の違和感を訴えたDF内田の代わりを途中出場の万能型DF伊野波が埋めるなど、苦戦を強いられるJリーグ勢の中で選手層の厚さも際立っている。

 次の対戦相手はオリベイラ監督の弟ワルデマール氏が率いる浦項。指揮官は「直接対決をしたところで、兄弟愛に変わりはない。サッカーへの取り組みも似ているし、いい試合になる」と話した。充実の鹿島が「兄弟対決」を乗り越えれば、その先にあるアジア制覇が見えてくる。
【菅家大輔】
 [2010年4月29日8時42分 紙面から]


内田が交代…岡田日本に暗雲/アジアCL
<アジアCL:鹿島2-1全北現代>◇28日◇1次リーグ◇F組◇カシマ

 鹿島の日本代表DF内田篤人(22)が右ひざ裏の痛みを訴え、後半28分に途中交代した。前半開始5分ほどで痛みが出て「打撲とかならよかったけど、そうじゃないみたい」と話しており、29日にも精密検査を受ける見込み。昨季も嘔吐(おうと)感や右ひざ半月板損傷を乗り越えプレーし続け、今季もクラブと代表で過密日程を強いられている。香取チームドクターは「普通に歩けるけど、ひざ裏と内側に痛みが出たので交代させた」と明言。長引けば5月1日のリーグG大阪戦ばかりか、W杯を控える岡田ジャパンにも影響を与えそうだ。

 [2010年4月29日7時33分 紙面から]

鹿島全勝!野沢弾&先制アシスト/ACL
2010.4.29 05:08

前半20分、野沢の左CKからDF李正秀(右)が先制ヘッド。鹿島は6戦全勝で1次リーグを終えた
 サッカーACL(鹿島2-1全北現代、28日、カシマ)は1次リーグ最終戦を行い、F組首位の鹿島はMF野沢拓也(28)の1ゴール1アシストの活躍などで、同2位の全北(韓国)に2-1で勝利。6戦全勝で16チームによる決勝トーナメント進出を決めた。来月12日に昨季ACL王者・浦項(韓国)とホームで1回戦を行う。

 試合開始時に降っていた雨も上がり、もやがかかったホームのピッチ。難敵を破っての全勝1位通過に、FW興梠、DF岩政、MF野沢と鹿島イレブンの笑顔が弾けた。

 「いい戦いだったと思う。これまでの自分たちの積み重ねだよ」

 1ゴール1アシストで勝利を導いた野沢が胸を張った。前半20分、まずは左CKで韓国代表DF李正秀に合わせ、公式戦2戦連発の先制ヘッドをアシスト。そのわずか2分後には興梠-岩政とつないだボールを、右足ボレーでゴールにたたき込んだ。

 「ここに来るんじゃないかと思った。絶好球だった」。互いの意図も瞬時に判断。いまのチームの好調ぶりがもたらした連続ゴールだった。

 全北は後半9分に右太もも裏の故障で先発を外れた韓国代表のエースFW李東国も投入。同32分にMF陳慶先のミドルで1点を返したが、鹿島は必死の守りで逃げ切った。興梠が「1対1でも今年は激しいぶつかり合いができている」と話す通り、昨年からの成長が1次リーグ8組で唯一の6戦全勝をもたらした。

 F組1位通過で決勝トーナメント1回戦のホーム開催権も勝ち取った。昨年6月に同じホームで戦った1回戦では、FCソウル(韓国)にPK戦の末に敗北。野沢は「悔しさは今でも忘れていない。もう1度チャンスがきた」と雪辱を誓う。相手は昨季アジア王者・浦項。指揮官は鹿島・オリベイラ監督の実弟ワルデマール・レモス監督だ。

 「“お兄さん”に恥をかかすわけには行かない」(岩政)と、チームの士気はさらに増す。史上初のJ3連覇も成し遂げた男たちがいま見据えているのは、アジアの頂点だけだ。
(丸山汎)


ゴールを決め、ピッチを駆け回る鹿島・野沢。1次リーグ首位通過の立役者となった(撮影・財満朝則)

内田&興梠負傷、大事に至らず…/ACL
2010.4.29 05:07
 サッカーACL(鹿島2-1全北現代、28日、カシマ)DF内田とFW興梠の鹿島の日本代表コンビが負傷し、関係者をヒヤリとさせた。内田は後半28分に右ひざ裏の痛みを訴えて交代、興梠も同41分にベンチへ下がった。「太ももとすねが痛い」と説明した興梠に大事はなさそうだが、内田は29日にも検査を受けることになった。2人とも歩いて会場を後にしたが、W杯も近づく中で不安が漂った。


前半、鹿島の野沢拓也(右)がゴールを決める=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、鹿島の野沢拓也(右)がゴールを決め駆け出す=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、鹿島の李正秀(右から2人目)が先制ゴールを決め笑顔=28日、カシマ(撮影・財満朝則)


前半、ロングパスを出す鹿島の小笠原満男(手前左)=カシマ(撮影・財満朝則)


前半、懸命にボールを折り返す内田篤人(右)=カシマ(撮影:財満朝則)


前半、攻め上がる野沢拓也(右)=カシマ(撮影・財満朝則)


後半、競り合う岩政大樹=カシマ(撮影・財満朝則)


後半、攻め上がる興梠慎三(左)=カシマ(撮影・財満朝則)


スタンドの歓声に応えるイレブン=カシマ(撮影・財満朝則)


J王者の貫録!鹿島、6戦全勝で1位突破

<鹿島・全北>前半22分、ゴールをきめる鹿島・野沢
Photo By スポニチ

 ACLは28日に1次リーグ最終戦が各地で行われ、F組の鹿島は全北(韓国)を2―1で撃破。日本のクラブとしては初めて6戦全勝で同組1位通過を果たした。前半20分に韓国代表DF李正秀(30)が頭で先制点を決め、同22分にはMF野沢拓也(28)が追加点を挙げた。5月12日の決勝トーナメント1回戦は昨季ACL王者の浦項(韓国)と対戦する。また、E組の川崎Fは北京国安(中国)に0―2で敗れ、同組3位で1次リーグ敗退となった。

 横綱相撲で昨季Kリーグ王者を寄り切った。前半20分、MF野沢のCKからDF李正秀が先制ヘッドを決めると、わずか2分後の追加点で勝負あり。引き分けでも1位突破が決まる一戦で、勝負強さを見せつけた。

 3月9日の全北とのアウェー戦は、ビデオ分析で後半に相手の出足が鈍ることを予想。後半ロスタイムに途中出場のMF遠藤が決勝点を挙げた。だが、この日の全北は右太腿裏を痛めていた韓国代表FW李東国がベンチスタート。DF岩政が「李東国もいなかったし、相手は中盤を厚くしてきて後半勝負のつもりだと思った」と言うように、前半に攻勢をかけた。後半途中に李東国が投入されて押し込まれたが「3点取られなければ大丈夫だったので余裕を持って守れた」(岩政)と試合巧者ぶりを発揮した。

 3年連続でJリーグと並行してACLを戦い、アジア仕様の戦い方も身についてきた。MF小笠原が「アジアを戦う上で大事になってくる」と話したのは球際での攻防。FW興梠は「1対1での当たり負けが課題だったけど、今年はしっかりぶつかり合いができている」と手応えを口にした。

 決勝トーナメント1回戦では、オリヴェイラ監督の弟ワルデマール監督が率いる昨季ACL王者・浦項と対戦する。兄は「結果がどうであれ、兄弟愛が変わることはない」と話したが、昨年の決勝トーナメント1回戦・FCソウル戦でPKを外したDF内田は「兄弟げんかに勝てるようにしたい」と気合十分。昨季以上のたくましさを身につけた鹿島が、満を持して決勝トーナメントの舞台に乗り込む。

[ 2010年04月29日 ]

内田、右ひざ負傷で途中交代…検査へ
 【ACL 鹿島2―1全北】日本代表DF内田が右ひざを痛めて後半28分に途中交代した。試合開始5分ごろに痛みを感じ、後半に入っても痛みが引かないためベンチに訴えて退いた。内田は「若いし、回復力があるから大丈夫だよ」と笑顔で話したが、チームドクターは「右ひざの裏側。筋肉系かどうかも含め、あす(29日)検査する」と話した。
[ 2010年04月29日 ]

鹿島6戦全勝1位突破!決勝Tで監督兄弟対決だ…ACL

前半22分、鹿島・野沢が2点目のゴールを決める
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ ▽F組最終節 鹿島2─1全北現代(28日・カシマ) F組の鹿島が2―1で全北現代を下し、6戦全勝で1位通過を決めた。前半20分、CKからDFイ・ジョンス(30)が先制点、同22分にMF野沢拓也(28)が追加点を挙げ、勝負を決めた。5月12日の決勝トーナメント(T)1回戦では、オズワルド・オリヴェイラ監督(59)の弟・ワルデマール監督(55)率いる浦項(韓国)とカシマで対戦する。

 J王者の貫禄を見せた。鹿島は前半20分、CKからDFイ・ジョンスが頭で合わせて先制。その2分後にはDF岩政の「たまには足もあるというところを見せたかった」という左足の絶妙アシストを受け、MF野沢が右足ボレーで追加点。32チーム参加となった09年以降では初の全勝で余裕の1位突破を決めた。

 決勝T1回戦は兄弟対決となる。浦項の指揮官は、オリヴェイラ監督の4つ下の弟・ワルデマール監督。06年ブラジル全国選手権で兄がクルゼイロ、弟がフィゲレンセを率いて対戦し、2―2の引き分けに終わったのに続き2度目の激突。対戦が決まる前は「できれば戦いたくない」と本音をこぼしていたという。

 オリヴェイラ監督は3月、浦項が広島と同組に入り広島戦が生中継されると聞いて、鹿嶋市内の自宅でCS放送を見られるよう工事。画面越しに応援してきた。だが、今回を境に敵の分析映像に変わる。「負けて命を落とすわけではない。愛情、尊敬、敬意を持ち続ける」。強がりの笑みの裏に苦渋の心が浮かんだ。

 DF内田は「監督もジェントルマンだから、弟さんもきっとそうだね」と対決を心待ち。DF岩政は「6連勝して勝ち点18を取ったからといって、決勝トーナメントが有利になるわけではない。もう過去のこと」と次戦を見据えた。浦項とは、かつて提携関係にもあった。さまざまな因縁を乗り越え、鹿島がアジア初制覇を目指す。

(2010年4月29日06時03分 スポーツ報知)


前半22分、チーム2点目を決め喜ぶ野沢(右)ら鹿島イレブン

篤人の負傷が心配であるが、いつものように楽観的なコメントが報じられておる。
ここは篤人を信じたい。
そして、メディアとしての報知は、オリヴェイラ監督のCS放送工事をスクープしておる。
今季の報知には全く持って頭が下がる。
今後も報知新聞に期待しておる。

全北戦コメント

2010年04月28日 | Weblog
AFCチャンピオンズリーグ2010 グループF 第6戦
vs全北現代

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
Q:グループステージ6連勝については?
100%の結果を得られ達成できたことは喜ばしいこと。ただ目標はもっと上にあるので引き続き同じような結果を得られるようにやっていきたい。
Q:次の浦項戦は兄弟対決となるが?
弟と対戦するのはこれが初めてではない。負けたからといってどちらかが命を落とすといったこともない。結果はどうあれ兄弟愛は変わらないので良い試合ができれば。しっかりと自分たちのやるべきことをやり続けてラウンド16にむけて取り組んでいきたい。
Q:過去(弟と)対決したことは?また弟のスタイルとは?
ブラジル時代にブラジル選手権でクルゼイロを率いていたときに対戦している。その時は2-2でのドローだった。(弟の)指導法に関しては2人とも似たような考えを持っているし、一緒に仕事をやっていたこともあるので両チーム面白いサッカーになるのではないかと思う。
Q:途中交代した内田について。怪我の状況は?
まだ検査日は決まっていないが明日か明後日中には検査するだろう。その結果で怪我の大きさを把握したい。
Q:今日の試合運びには満足しているか?これまでのACLと比べて手ごたえはあるのか?
試合に関しては満足しているし選手たちは良く戦ってくれた。この6連勝も今までの積み重ねがあって取り組んできた結果が今にある。6連勝したからといって今後チームにとってアドバンテージがあるのかといえばラウンド16がホームで戦えるということだけで何も影響することはない。気を引き締めて一戦一戦取り組んでいきたい。そしてより今まで以上に(試合を)勝ち進んで全員で良い結果を得たいと思う。

2010年 4月28日(水)

本日行われたACL第6戦全北現代戦はイ ジョンス選手と野沢選手のゴールで2-1と勝利しました。詳細はマッチレビューをご覧ください。なお、この結果によりグループステージ1位突破が確定し、5月12日(水)のラウンド16は浦項スティーラーズとホームカシマスタジアムで対戦することが決定いたしました

【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.04.28)
4月28日(水) AFCチャンピオンズリーグ2010
鹿島 2 - 1 全北 (18:59/カシマ/6,490人)
得点者:20' イ ジョンス(鹿島)、22' 野沢 拓也(鹿島)、77' チン ギョンソン(全北)

●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):

Q:グループリーグ6戦全勝してますが、そこについてコメントをお願いします。
「100%の結果を得られたことは喜ばしいことです。まず、そこを目標にスタートしたのですが、最後にこのように達成できました。ただ、目標はもっと上ですので引き続き同じような結果が得られたらと思っております」

Q:次の対戦相手は弟さんが率いる浦項ですが、そのことをどう思うかと、次の試合の勝負のポイントはどこら辺にあると思いますか?
「弟と対戦することは今回初めてではなく以前にも対戦したことがあります。負けたとしてもどちらかが命を落とすということもありませんし、あとは結果がどうであれ兄弟愛というものに変わりはありません。互いに敬意や尊重、あるいは友情というものを含めて持ち続けますし、ただのサッカーですので良い試合ができればと思います。
2つめのポイントについては、まだなにが必要なのかを言うには早い段階だと思います。まず自分たちがやるべきことがあるので、それをしっかりやり続けてから90分のラウンド16に取り組んでいきたいと思います。あとは蓋を開けてみてから、どうなるかという形だと思います」

Q:ブラジルで兄弟同士の戦いはありましたか? また弟さんの指導のスタイルはどういうものですか?
「ブラジル選手権で、自分がクルゼイロを率いたときに弟がフィゲーレンセというチームの監督をしておりました。その時に対戦があり、スコアは2-2でした。指導法に関しては、僕も弟もサッカーに対して似たような考え方を持っておりますし、取り組み方も似ています。一緒に仕事をしたこともありますので、似たようなスタイルではないかなと思います。両チームともおもしろいサッカーをする試合が、ラウンド16では見られるのではないかと思います」

Q:内田選手が痛めたように見えたのですが、状況をわかる範囲で教えてください。
「まだ検査の日程は決まっていないのですが、明日か明後日の近日中に検査をする予定です。怪我が実際にあるのか、大きな怪我なのか小さなものなのか、把握していきたいと思います」

Q:今日の試合に関してセットプレーで2得点して、そのあと危ない場面も少なかったと思います。試合の内容については満足するものだったのではないでしょうか。グループリーグ6戦全勝ですが、これまでより良い手応えを得られていますか?
「得点というのはセットプレ-、そのなかにはコーナーキック、フリーキック、PKなどがありますし、、流れのなかから点を取ることもあります。僕はこだわりは全くないので、得点をすればいいわけです。時間帯が早いのか、残り30秒での得点なのか、どういう形で得点するのかはサッカーにおいてはいろいろな形で生まれます。なにか必要だという視点では今日の試合は観ておりませんし、満足しています。選手たちが戦ってくれたのではないかと思っています。
グループステージについては、08年が4勝1分1敗、09年が5勝1敗、今年が6連勝ということで、数字だけ見れば調子を良くしている、経験を生かしていると言われるかもしれません。ただ、そこにはいろいろな積み重ねがあって、いろいろな部署がそこに取り組んだ成果だと思っております。ただし、6連勝したことで大会の大きなアドバンテージを得たかと言えば、ただ次のステージをホームで戦えるアドバンテージを得ただけです。それ以降はまったく努力や結果が影響することはないわけで、引き続き気を引き締めて決勝のつもりで戦わなければいけません。いままで以上に、この大会において勝ち進んで良い結果が得られればと考えております」


以上

【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】試合終了後の鹿島選手コメント(10.04.28)
●内田篤人選手(鹿島):
「5分くらいから痛かった。打撲とかだったらよかったんだけど…。場所? 右膝の裏側。前半はバランスを見ろと、俺とイバさん(新井場)が名指しで(監督に)言われた。カウンターで狙い通りというか、後ろはガマンしていれば前がやってくれると思っていた。相手はもうちょっと普通に来ると思ってだんだけど、あからさまに前に出てきた。次は兄弟げんか(ラウンド16は、鹿島と浦項のオリヴェイラ監督兄弟対決)に勝てるようにがんばります」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「あれだけ人数をかけてきたら仕方がない。もう少しゲームを支配できればよかった。2点取れて展開的にも楽になった。(失点の場面は)セーフティに行こうと思ってクロスを弾いたら真ん中に行ってしまった。ボールが回転しないで来た。2位だったら日程的にも移動の負担もあったのでよかった」

●興梠慎三選手(鹿島):
(2点目の場面は?)落としただけです。マサさん(岩政大樹)が折り返してくるのはわかった。もらった時にシュートできる体勢じゃなかったので、マサさんがいい体勢で来てくれたので戻した。まさかマサさんもタクちゃん(野沢拓也)にパスするとは思わなかった。6連勝だけど、ここまで勝つことはうちにとっても当然のことじゃない。いつも次で負けているので必ず勝ちたい。昨年までは当たり負けはすることもあったけど、今はそれもなくなった」

●野沢拓也選手(鹿島):
「来るかと思ったら本当に来た。絶好球だった。相手も1位を取りたいというのもあったし、僕たちも1位になりたかった。いい戦いだった。うまいよね。初めて試合中に言っちゃったよ。『ウマッ!』って(笑)。ああいうところは盗んでいきたいね」

●イ・ジョンス選手(鹿島):
「自分が入ったところにボールが来た。セットプレーで得点できることは良いこと。チームの武器になっている。相手は予想以上に前に出てきた。無理せずカウンターを狙っていた。引き分けでも(1位通過が)大丈夫な条件だったので。予選を全勝で通過できてうれしい。次はホームでの試合。ラウンド16のための準備をしたい。浦項は昨年優勝したチーム。いい準備をしたい」

●岩政大樹選手(鹿島):
「プロに入って初でしょ。左足でアシストしたのは。頭ではやったことあるけど足は初めてだと思う(笑)。向こうもイ・ドングッがいない中でFWを入れるのではなく中盤を厚くしてきた。後半勝負だと思ってました。先に点が欲しいと思っていた。最初からというより、しばらく点が入らなければ徐々に出てくると思っていました。そんなに受け身にはならなかったと思います。攻められてもイ・ドングッがいなかったので守れるという気持ちがありました。攻められてもバタバタしなかったと思います。
慎三(興梠)は『打て、打て』と言って出してきたんですけどね。僕が左足でボレーを打つのはリスクが高すぎる。でも、左足でああいうパスを出せたことは、僕の足下の技術も上がっていることをわかってもらえたと思います(笑)。
ヘディングをした後、もらいに動けたことがよかったと思います。ただ、出しても決めてくれないとアシストにはならないのでタク(野沢)のシュートがすばらしかったと思います。
勝点が18までいってもアドバンテージはない。次が勝負だと思っています。最終的に優勝しないと意味がない。昨年のトーナメントは1発勝負も初めてでしたし、Jリーグでの状況もあってACLに集中しきれないところもありました。今年はACLをメインターゲットに捉えている。(ラウンド16は)日程的にも1週間開くので問題ないと思います」


[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

どんよりとぶ厚い雲が覆うカシマスタジアム。ときおり雨がぱらついています。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

幸運にもいちごを手に入れることができた地元紙記者に写真を撮らせてもらいました。艶がすごい!

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

“東庄の日”ということで地元名産品のいちごが販売されていましたが、記者がスタジアムに到着したときにはすでに売り切れ。残念です。。。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

試合開始30分前あたりから細かな雨が急に降り始めました。
またもや鹿島のACLは雨が舞台になりそうです。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

スピードを生かした鋭い突破や、動き出しの良さが光った興梠慎三(鹿島)。
写真は惜しいシュートを放つ興梠。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

全北現代(韓国)の脅威となったマルキーニョス(鹿島)。
得点はなかったが、前線からの守備やポストプレーなどで勝利に貢献した。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

0-0で迎えた20分、鹿島は野沢拓也からのCKをイ ジョンス(写真)がヘッドでピンポイントで合わせ、貴重な先制点を奪う。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

1点リードの鹿島は22分にも、興梠慎三→岩政大樹→野沢拓也と流れるようなダイレクトパスから、最後は野沢拓也がハーフボレーで決め、貴重な追加点をあげる。
写真は祝福される野沢(写真中央)。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

前半2点を奪った鹿島は、後半全北現代(韓国)の猛攻に遭うが何とか1点で凌ぎ、首位通過を賭けた大事な試合を2-1と勝利。見事グループF首位通過を決めた。
この日の勝利で鹿島はJリーグクラブ初のAFCチャンピオンズリーグ予選グループ全勝という記録も作った。
写真は試合終了後、笑顔を見せる鹿島の選手たち。


イ・ジョンスの先制弾に隠れておるが、2点目の岩政は白眉である。
頭で落とし、動き直して左足でアシスト。
ワールドクラスのプレイと言って良かろう。
アジアの壁でラウンド16に挑みたい。

小笠原満男、勝利の決意

2010年04月28日 | Weblog
小笠原1位通過へ「引き分けに興味ない」

FKの練習を繰り返す鹿島MF小笠原
 鹿島のMF小笠原満男(30)が一撃必殺のスナイパーと化し、チームを1次リーグ首位突破に導く。27日、茨城県鹿嶋市内で28日のホーム全北現代戦に向けた調整練習を実施。引き分け以上で首位突破が決まるが、常に勝利を求める主将は「引き分けに興味はない。勝ちにいく」と断言した。

 わずかな得点機も逃さない鋭い感覚を見せつける。24日のリーグ横浜戦ではFWを追い越して前線に飛び出し、決勝点を奪取。以前の攻撃的MF時代より、守備的MFの現在の方が前線に飛び出す回数は減ったが「今はここだという時に前に出て点を取る」と明言。たとえ少ない機会でも標的を確実に射貫くスナイパーばりの精度で、ゴールと勝利をつかみ取る。

 [2010年4月28日9時24分 紙面から]

鹿島・小笠原、全勝1位通過宣言/ACL
2010.4.28 05:01
 鹿島が28日、ホームで全北(韓国)とのACL1次リーグ最終戦に臨む。主将のMF小笠原は6戦全勝でのF組1位通過を宣言した。引き分け以上で一発勝負の決勝トーナメント1回戦をホームで戦える1位が決まるが、「引き分けには興味ない」とキッパリ。24日のJ1横浜M戦では今季初ゴール。「ここ(全北戦)だって、時にはいかないと」と公式戦2戦連発も狙う。(鹿嶋市)

全勝突破だ!小笠原「引き分けに興味ない」

シュートを放つ小笠原
Photo By スポニチ

 鹿島は28日のACL全北(韓国)戦では引き分けても1位突破が決まるが、MF小笠原は「もっと強い相手はいるし、こんなところでは負けられない。引き分けには興味がない」と言い放った。1次リーグはここまで5戦全勝と強さを発揮。自身も24日の横浜戦で今季初ゴールと勢いに乗っているだけに、全北戦でも圧倒的な強さを見せつけ、決勝トーナメントに弾みをつける。
[ 2010年04月28日 ]

小笠原「引き分け興味ない」…鹿島
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ ▽F組最終節 鹿島─全北現代(28日、カシマスタジアム) 鹿島MF小笠原が強気な攻撃参加で1位通過をたぐり寄せる。引き分け以上で首位通過が決まるが、「引き分けには興味がない」と断言。「ここぞという時に前へ出る。ボランチから何回も上がれないけど、上がった時には仕留める」と横浜M戦(24日)に続く連弾を視野に入れた。「こんなところで負けていられない」とアジア初制覇へ気合十分だ。

 ◆ACL、28日はこうなる F組の鹿島は全北戦で引き分けか、勝利を収めればグループリーグ1位通過が決まる。敗れれば、全北に首位を明け渡し、2位通過となる。E組の川崎は北京国安に勝利すれば、2位での通過。引き分けか、敗戦ならグループリーグ敗退が決まる。

(2010年4月28日06時01分 スポーツ報知)

鹿島、きょうACL全北戦 全勝で決勝Tへ
中3日、首位通過かけ最終戦
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、各地で1次リーグ最終戦を行い、F組の首位鹿島はカシマスタジアムで2位全北(韓国)と対戦する。キックオフは午後7時。引き分け以上で予選1位突破が決まる状況にも、オズワルド・オリベイラ監督は「アウェーで戦ったような高い意識で臨みたい」と話した。全勝で、決勝トーナメント1回戦をホームで迎えたい。
 悲願のACL優勝を目指し、1次リーグトップ通過は大会前からの目標。オリベイラ監督は公式記者会見で「1位で突破してホームのアドバンテージを得たい」と力強く誓った。韓国Kリーグ王者・全北とは勝ち点で3差ある。鹿島は敗れれば当該チーム対戦時の得失点差(第1戦は鹿島が2-1で勝利)や総得点が同じでもリーグでの得失点差で2位に陥落する。小笠原は「アジアを取るためには、こんなところで負けていられない。引き分けには興味がない」と全勝への決意を語った。
 内田は全北に対し「ボールを大事にして、自分たちの良いところを出してくるから面白い」との印象。エースストライカーの韓国代表・李東国は右太もも裏のけがで出場は微妙だが、前線のブラジル人、ルイス・エンリケとエニーヨは個人能力が高く、攻撃のキーマンになる。
 岩政はリーグ戦4試合ぶりに勝利した24日の横浜M戦を引き合いに出し、「前節から1週間、空いたので運動量も集中力も高かった。連戦になった時、どういう試合ができるか」と攻守に厳しさを求める覚悟を示した。


【写真説明】
シュート練習を行うマルキーニョス=クラブハウスグラウンド


勝利の決意を語る小笠原主将である。
彼の申すとおり、アジアには全北よりも強いチームが待っておる。
ここで負けるようではアジア制圧など夢のまた夢と言えよう。
強い意識を持ち、聖地で強い鹿島を魅せて欲しい。
我等もアジア制圧に向けて、気合いを入れたい。
頼朝の娘・大姫は建久八年七月十四日、二十歳の短い一生を終えた。 

全北戦 プレビュー・試合前日コメント

2010年04月27日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】プレビュー:引き分け以上で1位通過が確定する鹿島が、リベンジに燃える全北現代を迎え撃つ。(10.04.27)
ここまでグループリーグ5戦全勝と絶好調の鹿島アントラーズは、2位につける全北現代との直接対決に臨む。この試合に勝つか引き分ければ1位通過が決まり、5月12日のラウンド16をホームで戦うことができる。しかし、全北も鹿島に土をつけられた以外は無敗。この試合で鹿島を下せば勝点で並び、1勝1敗と対戦成績も並ぶため、得失点差ですでに鹿島を上回る全北が首位に入れ替わるのだ。

「立ち上がりから出てくるとは思わないですね」
前回の対戦ですばらしい活躍を見せた岩政大樹は、今回の試合をそう予想していた。自分たちが逆の立場であっても最初は様子を見て、先に失点リスクを抑えようとすると考えていた。前回の対戦では、序盤から激しい攻勢をかけてきた全北だが、今回はどういった試合展開になるだろうか。

「懐かしいですね」
その試合で、ロスタイムに殊勲弾を決めた遠藤康は少しはにかみながらそうふり返った。
「強かったです。当たりも強くてJリーグにはないようなチームでした」
だが、全北にとっては逆の思いだろう。先制点を奪いながらの逆転負け。特に86分にフェリペガブリエルに代わって出場した遠藤は、公式戦初ゴールを決め、帰国したあとのJリーグでも活躍。鹿島の2列目のポジションを勝ち取っている。リベンジに燃えていることは間違いない。

全北は現在リーグ6位につけている。直近に行われた4月24日のKリーグの試合では1-2で蔚山現代に敗れ、4勝3分1敗という成績を残している。これは奇しくも鹿島のJリーグにおける戦績と全く同じだ。リーグ戦とAFCチャンピオンズリーグを戦いながら、それなりの結果を残している事実は、両チームのチーム力を如実に表している。前回勝てたからといって、今回も鹿島が勝てるとは限らない。それくらい強敵だと考えて良いはずだ。

試合を前日に控え、オズワルド・オリヴェイラ監督は軽めの練習で調整を行った。韓国メディアが取材に来ていないかを確認するなど、細心の注意を払っていた。実際に韓国の取材陣は来ていなかったのだが、セットプレーは行わず、ACLでアウェイに遠征したときと同じように左右からのセンタリングに合わせるシュート練習だけで終了。メンバー構成などはベールに包んだ。

勝てばラウンド16をホームで戦うことができるが、負けてしまえばアウェイに遠征することになる。5月16日には上位につけている名古屋とのリーグ戦が控えているだけに、その試合はなんとしてでもホームで迎えたい。ただ、現在警告を受けている選手が、マルキーニョス、興梠慎三、野沢拓也、岩政大樹と4人いる。ラウンド16を万全の体制で臨むためには警告にも気をつけたいところだ。


以上
2010.04.27 Reported by 田中滋


【AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北】オズワルド・オリヴェイラ監督、イ・ジョンス選手(鹿島)前日記者会見でのコメント(10.04.27)
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:前回、全北現代と対戦したときの印象と、印象に残っている選手がいたら教えて下さい。
「すばらしいチームではないかと思います。Kリーグチャンピオンとしてのサッカーの質を見せていると思いますし、すばらしい選手が揃っています。韓国代表の選手がいれば、元代表の選手もいます。また、二人の高い質を持ったブラジル人選手もいますし、コンパクトで組織的で高いものを持ったチームだと思います。特長としてはパス回しを主体としたサッカーをしています。我々は敬意を払って戦わなくてはいけない相手だと思います。」

Q:引き分け以上で予選1位通過が決まります。明日の試合、どういうイメージで臨みますか?
「引き分け以上という意識で戦うわけではありません。以前、アウェイで彼らと戦ったときのようなサッカーや競争意識を持つことを目的にしたいと思いますし、最終的にはグループの1位通過することを求めてやりたいと思います。そうすれば、次のラウンドでホームでのアドバンテージを得られると思っております。」

Q:前回の対戦で遠藤康選手が劇的なゴールを決めました。最近の遠藤選手の評価をお願いします。
「僕自身は彼をよく見ています。当然ながら若い選手には波がありますが、それは若い選手が先発でやり始めたときには越えなければいけない壁であり、当たり前のことです。そのなかでも彼自身はパフォーマンスを大きく落とさずにやっていることは、チームにとって大きな成長であり、彼にとっても大きな経験になっていると思います。今後とも、経験を生かしてまた活躍してくれることを期待していますし、彼がどう変わっていくのかということを期待したいと思います。」

Q:フェリペ・ガブリエル選手の体調について教えていただけませんか。彼はまだ90分できるようなコンディションではないのでしょうか?
「彼は怪我をしたあとから良い回復を見せており、コンディション的にも良くなってきていますがまだ課程にいる段階ではないかと思います。フィジカル的にも良くなってきておりますし、Jリーグの試合では途中出場ながら良い仕事をしています。近い将来には90分できる状態になると思います。」

Q:グループリーグにおいてアウェイゴールがないことについて、監督の意見をお聞かせ下さい。
「サッカーというのは時代とともに進歩し、大会の方式も変わります。この大会もまだ新しくなっていろんな形を模索している段階だと思います。アウェイゴールというよりも、グループステージの成績によってアドバンテージを得られる方式を考えるべきだと思います。南米ではリベルタドーレス杯があり、ベスト16が出揃ったとき一番成績の良いチームが、確か上位2チームだったと思うのですが、1位のチームは突破したなかでも一番下の成績を残したチームとの対戦になります。グループのなかで一番良い成績を残せば、第2戦をつねにホームで迎えられる大会方式になっています。ですので、このACLについても徐々にそういったアドバンテージを得られるようにしないといけないと思います。08年、我々は全グループのなかでも一番総得点があり、一番良い成績であったにも関わらず、第2戦をそれほど良い成績を残していないチームのホームで戦わなければならない部分がありました。そういった意味で、見直す部分が大会方式にはあると考えております」


Q:(イ・ジョンス選手に)イ・ジョンス選手からご覧になって、イ・ドングク選手はどういう選手でしょうか?またマッチアップすることについてはどうお考えですか?
イ・ジョンス選手:「イ・ドングク選手はすばらしい選手だと思います。ただ、現段階で自分が彼を評価するというよりは、まだまだ足りない部分があるので、イ・ドングク選手についてのコメントは差し控えたいと思います。
イ・ドングク選手は得点を狙う選手です。自分はCBであり、それを守る選手です。明日は必ずゼロに抑えたいと思います。」

Q:(オリヴェイラ監督に)明日の順位如何では、浦項と戦うことになると思います。弟さん(ワルデマール・オリヴェイラ監督)が率いるチームですができれば避けたいことなのでしょうか?
オリヴェイラ監督:「明日、終わってからその質問をして下さい(笑)」

●イ・ジョンス選手(鹿島):
Q:相手が韓国Kリーグのチームということで、特別な思いがあるがあると思いますが?
「特別な思いはなく、リーグ戦と同じ思いで戦っていくつもりです」

Q:引き分け以上で予選1位通過が決まります。明日の試合、どういうイメージで臨みますか?
「ホームで試合をするにあたって、引き分けで終わることは好ましくありません。必ず勝って予選を1位で突破できるようにしたいと思います」


以上

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

センタリングをあげる小笠原満男選手。全北現代との決戦を前に「引き分けは考えていない」と意気込んでいました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

オズワルド・オリヴェイラ監督を中心に円陣を組む鹿島の選手たち。本山雅志選手の顔も見られます。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

ゴールマウスを守る杉山哲選手。中国・長春との試合ではその容貌が話題になりましたが、いまは髪の毛がずいぶん短くなっています。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

長期離脱していた本山雅志選手も練習に少しずつ参加しています。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]前日練習の模様

鋭い目つきでコースを見極める野沢拓也選手。絶妙なコースにセンタリングが飛んでいました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ] 前日会見の様子

引き分け以上で1位通過が決まりますがオリヴェイラ監督は前回の対戦と同じ気持ちで挑むようです。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ] 前日会見の様子

会見にはオリヴェイラ監督とともにイ・ジョンス選手が出席しました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ] 前日会見の様子

対戦相手のエース、イ・ドングッ選手はイ・ジョンス選手の親友のひとり。
普段から電話で連絡を取り合っているらしいのですが「明日はゼロに抑える」と力強く述べていました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

両チームの監督・選手を交えてフォトセッション。明日はどういう試合になるでしょうか?

[ AFCチャンピオンズリーグ2010 鹿島 vs 全北 ]

韓国語の通訳をする李康行(リ・カンヘン)通訳。ポルトガル語で話すオリヴェイラ監督の言葉を高井蘭堂通訳が日本語に訳し、メモを取りながら韓国メディアのために一生懸命訳をしていたにもかかわらず、途中で韓国メディアが誰もいなくなってしまう事態。最後に誰もいなかったことを聞かされガッカリしていました。


アウェイの対戦において劇的決勝ゴールを奪ったヤスであるが、Jリーグにはないチームであったと感想を述べておる。
そのヤスをオリヴェイラ監督は温かい目で見守っておる。
今後の成長に期待だと言えよう。
そのポジションに本山も戻ってきておる。
中盤を制し、アジアへの一歩を進めたい。

プロの厳しさ

2010年04月27日 | Weblog
○○を入れるプロフェッショナル
食事は寮でとってる。
昼に寮で食って、家に戻って、夜はまた寮に行って、家に帰る。その繰り返し。
寮におったら24時間、あんなガキどもとおらんといかん。
やっぱひとりの時間が欲しいやろ。
一人でいるのは意外と好きやから。
俺は潔癖症やからキッチンが汚れるのとか嫌やねん。
だからコップもない。
飲み物はペットボトルとか。
スプーンも1本もない。
ときどきおるやろ、コンビニでスプーンを入れない奴が。
そういうときは怒鳴り込みにいくねん。
そんな当たり前やろ。
俺らだって、試合でミスすれば批判される。
あの人たちは、スプーンを入れるプロフェッショナルやねん。
誰かが言うたらなあかん!

(鹿島アントラーズに所属する、ある選手の独白)
(鹿島担当 田中滋)2010年4月27日 09:32

どう考えても単身赴任中の大阪出身の選手であろう。
左サイドを駆け上がり、内に切り込んでシュートを放つ姿が目に浮かぶ。
その勢いでコンビニに駆け込み、スプーンを入れ忘れた店員に怒鳴り込んでいるのであろう。
店員もお手上げである。
プロはプロに厳しいのである。

岩政、代表入りへアピール

2010年04月27日 | Weblog
鹿島、全北現代戦「軸」の岩政がカギ
 鹿島のDF岩政大樹(28)が横綱白鵬から学んだ「体の軸」をいかした守備で韓国代表の全北現代FW李東国を完封し、W杯メンバー入りへアピールする。26日はACLの全北戦(28日、カシマ)に向け調整練習を実施。昨季から取り組み、今年1月には白鵬のけいこを視察するなどして研究してきた体さばきに手応えを示しており、「体の軸がぶれなければ、1つ後の動きにも対応できる。李を抑えてアピールしたい」と意気込んだ。
 [2010年4月27日8時52分 紙面から]

岩政 李東国封じてW杯メンバー入りだ!
 鹿島DF岩政が、28日のACL全北戦で韓国代表FW李東国を封じてW杯メンバー入りをアピールする。

 李東国も出場した2月の東アジア選手権の韓国戦では、実力を発揮できずに代表落ちするきっかけとなった。3月9日の敵地での試合は李東国を封じ込んで2―1で勝利しているが「李東国は僕が代表を外れるきっかけになった試合に出てた選手。しっかり対応できれば(日本代表入りへ)アピールになる」と力を込めた。

[ 2010年04月27日 ]

昨日の田中氏によるスポーツナビの記事と同じソースによるニッカンとスポニチの記事である。
特に目新しい情報も切り口もない。
メディアとしても盛り上がらない日本代表に絡めた記事を作りたくてしようがないのであろう。
我等としても、乗ってやらぬでもない。
代表当確と言っても良い篤人に加え、落選上にいる岩政と興梠、まず呼ばれることのない小笠原、そして元代表の大迫、ユダ、青木、イノパン、野沢、曽ケ端、本山、大岩を代表に送り込んで欲しいと願うのだ。
さすれば、不毛の現代表に光が差すことであろう。
監督は言わずもがなである。
我等も日本代表には頑張って欲しいと願っておるのだ。
このまま沈まれてしまっては、日本サッカーの為にならぬ。
多少変則的な手を使ってでも、勝利を目指して欲しいと思うのだ。
我等は日本サッカーの為に実を捧げる準備は出来ておる。