天皇杯全日本サッカー選手権 準々決勝
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
Q:マルキーニョス不在のなかで今日ゴールを決めた興梠・大迫についての評価は?
非常によかったと思う。興梠は戦う姿勢が良かったし、しっかりと結果を出すことができた。特に今日の大迫については素晴らしい戦い方をしてくれたし、新たな成長を見せてくれた。
Q:今のチームの状態は?
4日にリーグ戦が終了してから間が空き、25日に天皇杯が行われる形となったが、シーズン終盤になって25日・29日・1月1日と、なぜ短い期間で試合をこなさなければならないのか理由がわからない。終盤になれば選手たちにも疲労がたまっていくなかでリーグ戦が終わって3週間あいて再び試合を戦っていかなければならないというのはコンディション的にも難しい。もっと均等な使い方があるはずなのではないかと思う。
Q:岩政のケガの状況は?また、今シーズン名古屋に3連勝したが特別な思いはあるのか?
岩政については検査待ちのためまだわからない。名古屋戦については、今シーズン3戦3勝ではあるが、名古屋戦だからといってこれといって特別な思いはないが、ただ、名古屋との試合は良い試合が見れるし、試合の内容としても非常にいい内容であったと思う。
Q:今シーズンで引退となる大岩選手へメッセージを。
彼に対してコメントはたくさんある。そのなかでも僕自身は幸運な持ち主だと思っている。それは大岩選手のような素晴らしい選手に出会えたこと、そして彼のような素晴らしい人間性に出会えたということは本当に光栄である。もちろん寂しさはある。彼は本当に素晴らしい人格者である。いい出会いもあり、彼と一緒に過ごしてきた人たちや我々のような関係者にとっては(彼の引退は)残念であるけれども今後も彼は生き続けるわけであって、彼はとても大切な存在。選手としても人間としてもお手本になる。彼が蒔いた種に水をまき、第二世が育っていけるよう、彼の培った経験や人格を含め、しっかりと若手に伝えていって、今後彼を継ぐものが彼をお手本とし、そして僕自身もアントラーズをさらに強くしなければという強い思いを持っている。
【興梠 慎三】
久しぶりに点が取れて嬉しかったです。タクさんとは蹴る瞬間に目が合ったし、タイミングよく出してくれた。まだ残り2試合あるので頑張って優勝したい。
【曽ヶ端 準】
2トップがしっかり点をとってくれたので良かった。DFラインが途中で代わったけれど、剛さんは経験もある選手だし問題はなかったと思う。(セレモニーでは)剛さんが珍しく泣いていたし、花束を渡す役が自分だったらヤバかったです。
【フェリペ ガブリエル】
2点目はDFとDFの間に大迫選手が見えたので、そこを狙ってパスを出した。名古屋は主力がいなかったが質は落ちていなかった。難しい展開になることはわかっていたが、いい準備をしてきたので結果を残す事ができた。大岩選手はロッカーが隣なので色々とアドバイスをもらった。いいお手本だし、人として尊敬している。
【岩政 大樹】
怪我はブロックに行く前、走りだした時にやった。1年間、我慢してやってきたので、それが出てしまった。怪我は強いので検査してみないとわからないが、治りは早いと思う。半袖、手袋は皆さんが思うようにとらえてくれたらいい。
【大迫 勇也】
先制してからは落ち着いて攻めることができたが、早く2点目を取りたかった。リーグ戦が不甲斐ない結果だったので、これで波に乗れればいいと思う。同点にされてからは慎三さんと90分で決めようと話した。剛さんにはお世話になったので、まだ一緒にプレーできてよかった。得点した後はありがとうと言われた。
2010年12月25日(土)
名古屋戦は興梠選手と大迫選手のゴールで2-1と勝利しました。また、試合後には大岩選手の引退セレモニーが行われました。
【第90回天皇杯準々決勝 鹿島 vs 名古屋】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.12.25)
12月25日(土) 第90回天皇杯準々決勝
鹿島 2 - 1 名古屋 (13:00/カシマ/14,564人)
得点者:7' 興梠 慎三(鹿島)、76' 小川 佳純(名古屋)、78' 大迫 勇也(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:マルキーニョス選手がいないという状況で、今日ゴールをあげた興梠選手と大迫選手の評価をお聞かせ下さい。
「非常に良かったと思います。興梠選手に関しては、今まで通り戦うという姿勢が良かったと思いますし、得点できたことはとても喜ばしいことだと思います。ただ、今日に関しては大迫選手がすばらしい試合と新たな成長を見せた試合だと思います」
Q:後半、やや名古屋の反撃を受けたように見えたのですが、後半の戦いについて評価をお願いします。
「後半も非常に良かったと思いますし、相手が出てくることは当たり前のことで驚くことではありません。それに、ゴールをつくったチャンスに関しては、特に相手のボックス内に入るチャンスは我々の方が多かったわけですから、そこをもう少しうまくやればもっと楽な試合ができたと思います」
Q:リーグ戦が終わってから、チームの状態はどう思っていらっしゃいますか?
「まず一つ、我々だけではなく他のチームにとっても同様の状況だと思うんですけど、リーグ戦が12月4日に終わって、そのあとの試合が12月25日という3週間の空きがあり、その間、公式戦をやらないというのはとても難しいことです。どういう理由なのかわかりませんが、シーズン終盤に、12月25、29日、そして1月1日と6日間で3試合をこなすという、その理由が僕にはわかりません。選手たちに疲労が溜まっている状況で、最後に連戦を強いるということ、そこで高い質のサッカーを見せてくれと要求されても、それは不可能であって、難しい部分です。去年はガンバ大阪と試合をしまして、敗退はしましたけれど12月14日にやりました。もう少し均等な12月の使い方が天皇杯に関してもできると思います」
Q:岩政選手の状態と今シーズン名古屋に3連勝したということで特別な感想をお持ちでしょうか?
「岩政選手に関しては検査の結果待ちなので、現時点で発言するのは難しいかと思います。ご了承ください。グランパスに関して3戦3勝というのは、サッカーにおいては起こりうることで、ビッグクラブ同士の対戦であれば良い試合が見られるというのが見る側にはあると思いますし、内容的にも良い内容を両チームとも見せることができたと思います。特別に3戦3勝したということへの思いはないのですが、唯一、今シーズンのJリーグチャンピオンに3回勝てたというのは誇れることではないかと思います」
Q:大岩選手が引退ということなりましたが、監督から大岩選手に寄せる言葉があればお願いします。
「言いたいことはたくさんあります。1つは、僕は幸運の持ち主かなと思います。大岩選手のような選手と出会えたことがあります。もう1つは大岩選手の人間性です。人としての出会いができたことは光栄なことだと思います。僕自身、幸運の持ち主ということを言いましたけど、恐らくサッカー界の関係者全員が良い出会いをできたのではないかと思います。彼が引退する寂しさはありますけど、彼がすばらしい人格者であることを含め、選手であることを含めて、それを感じることができた人は幸運な人々だと思います。メディアの方を含め直接関係するもの、間接的に関係するものにとっては残念なところもありますが、今後も彼は生き続けるわけであって、彼が今後、自分自身の子供も育てるのでしょうが、彼が蒔く種に水を与え、栄養を与え、2世が育つような形になればと思っております。
本当に鹿島アントラーズという1つのコミュニティのなかでとても大切な存在であり、他の関係者にとっても見本やお手本になる存在、選手以上のところで人間的なところがありました。それを今後引き継ぐものが、鹿島アントラーズというコミュニティをさらに強くできればという、強い思いと願いが僕の中にあります。まだ未発表のことですが、鹿島アントラーズの新たな試みとして、CB専門のコーチとして彼が就任することになります。彼は今日のスピーチのなかで伊野波選手と岩政選手という発言をしました。ただし、彼らを含め来年も若手のCBが入るので、恐らく日本では初めての試みをするクラブとしてその分野の専門知識、経験を持つものが就任することになります。彼が培った経験やいろんな人格的なものを含め、彼が若い選手に伝えるものがあるはずです。そういった意味で彼の息子、2世というものが育つようにできたらと考えております」
以上
【第90回天皇杯準々決勝 鹿島 vs 名古屋】試合終了後の各選手コメント(10.12.25)
●岩政大樹選手(鹿島):
「半袖はみんなでやろうと言ってたんですけどね。全然いなくて恥ずかしくなっちゃいましたよ。でも、もうやらないと思います(笑)。
怪我は走ってる時に。大丈夫かと思ったんですけどね。あと残り5分とかだったらやってるんですけど、前半の早い時間だったので代わりました」
●興梠慎三選手(鹿島):
「(ゴールについて)嬉しいっす。(野沢選手と)蹴る瞬間に目が合った」
●野沢拓也選手(鹿島):
「(センターラインの手前からのスルーパスでした)そんなに遠くからだったんだ。後ろが開いているのがわかってたので、慎三の足なら届くと思って。狙っていた。連戦なのでしっかりコンディションを調整したい。
(剛さんの引退セレモニーについては?)本当にもったいない。剛さんからはたくさんのことを教わった。グランド外でもいろいろ教わった。あれが16年やってきた経験だと思う」
●新井場徹選手(鹿島):
「(セレモニーは?)感動したでしょ。(剛さんに花束を渡す時も)本当はあの間、ずっと笑っていた。下を向いて笑っていた。剛さんも出たし、試合も勝ったし。今日のことは今日で終わりにして、またすぐに試合もあるしね。
(シュートは)持ってないね。叩きつけることしか頭になかった。俺っぽいね。でも、ここからでしょ、本番は」
結果を残した慎三も大迫も彼等にアシストした野沢もガブさんもさておいて、この試合は大岩で決まりである。
この偉大なる男を聖地の勝利でセレモニーを迎えられたことを幸せに思う。
CB専任コーチとなる大岩のコメントは明日の報道を待ちたい。
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
Q:マルキーニョス不在のなかで今日ゴールを決めた興梠・大迫についての評価は?
非常によかったと思う。興梠は戦う姿勢が良かったし、しっかりと結果を出すことができた。特に今日の大迫については素晴らしい戦い方をしてくれたし、新たな成長を見せてくれた。
Q:今のチームの状態は?
4日にリーグ戦が終了してから間が空き、25日に天皇杯が行われる形となったが、シーズン終盤になって25日・29日・1月1日と、なぜ短い期間で試合をこなさなければならないのか理由がわからない。終盤になれば選手たちにも疲労がたまっていくなかでリーグ戦が終わって3週間あいて再び試合を戦っていかなければならないというのはコンディション的にも難しい。もっと均等な使い方があるはずなのではないかと思う。
Q:岩政のケガの状況は?また、今シーズン名古屋に3連勝したが特別な思いはあるのか?
岩政については検査待ちのためまだわからない。名古屋戦については、今シーズン3戦3勝ではあるが、名古屋戦だからといってこれといって特別な思いはないが、ただ、名古屋との試合は良い試合が見れるし、試合の内容としても非常にいい内容であったと思う。
Q:今シーズンで引退となる大岩選手へメッセージを。
彼に対してコメントはたくさんある。そのなかでも僕自身は幸運な持ち主だと思っている。それは大岩選手のような素晴らしい選手に出会えたこと、そして彼のような素晴らしい人間性に出会えたということは本当に光栄である。もちろん寂しさはある。彼は本当に素晴らしい人格者である。いい出会いもあり、彼と一緒に過ごしてきた人たちや我々のような関係者にとっては(彼の引退は)残念であるけれども今後も彼は生き続けるわけであって、彼はとても大切な存在。選手としても人間としてもお手本になる。彼が蒔いた種に水をまき、第二世が育っていけるよう、彼の培った経験や人格を含め、しっかりと若手に伝えていって、今後彼を継ぐものが彼をお手本とし、そして僕自身もアントラーズをさらに強くしなければという強い思いを持っている。
【興梠 慎三】
久しぶりに点が取れて嬉しかったです。タクさんとは蹴る瞬間に目が合ったし、タイミングよく出してくれた。まだ残り2試合あるので頑張って優勝したい。
【曽ヶ端 準】
2トップがしっかり点をとってくれたので良かった。DFラインが途中で代わったけれど、剛さんは経験もある選手だし問題はなかったと思う。(セレモニーでは)剛さんが珍しく泣いていたし、花束を渡す役が自分だったらヤバかったです。
【フェリペ ガブリエル】
2点目はDFとDFの間に大迫選手が見えたので、そこを狙ってパスを出した。名古屋は主力がいなかったが質は落ちていなかった。難しい展開になることはわかっていたが、いい準備をしてきたので結果を残す事ができた。大岩選手はロッカーが隣なので色々とアドバイスをもらった。いいお手本だし、人として尊敬している。
【岩政 大樹】
怪我はブロックに行く前、走りだした時にやった。1年間、我慢してやってきたので、それが出てしまった。怪我は強いので検査してみないとわからないが、治りは早いと思う。半袖、手袋は皆さんが思うようにとらえてくれたらいい。
【大迫 勇也】
先制してからは落ち着いて攻めることができたが、早く2点目を取りたかった。リーグ戦が不甲斐ない結果だったので、これで波に乗れればいいと思う。同点にされてからは慎三さんと90分で決めようと話した。剛さんにはお世話になったので、まだ一緒にプレーできてよかった。得点した後はありがとうと言われた。
2010年12月25日(土)
名古屋戦は興梠選手と大迫選手のゴールで2-1と勝利しました。また、試合後には大岩選手の引退セレモニーが行われました。
【第90回天皇杯準々決勝 鹿島 vs 名古屋】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.12.25)
12月25日(土) 第90回天皇杯準々決勝
鹿島 2 - 1 名古屋 (13:00/カシマ/14,564人)
得点者:7' 興梠 慎三(鹿島)、76' 小川 佳純(名古屋)、78' 大迫 勇也(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:マルキーニョス選手がいないという状況で、今日ゴールをあげた興梠選手と大迫選手の評価をお聞かせ下さい。
「非常に良かったと思います。興梠選手に関しては、今まで通り戦うという姿勢が良かったと思いますし、得点できたことはとても喜ばしいことだと思います。ただ、今日に関しては大迫選手がすばらしい試合と新たな成長を見せた試合だと思います」
Q:後半、やや名古屋の反撃を受けたように見えたのですが、後半の戦いについて評価をお願いします。
「後半も非常に良かったと思いますし、相手が出てくることは当たり前のことで驚くことではありません。それに、ゴールをつくったチャンスに関しては、特に相手のボックス内に入るチャンスは我々の方が多かったわけですから、そこをもう少しうまくやればもっと楽な試合ができたと思います」
Q:リーグ戦が終わってから、チームの状態はどう思っていらっしゃいますか?
「まず一つ、我々だけではなく他のチームにとっても同様の状況だと思うんですけど、リーグ戦が12月4日に終わって、そのあとの試合が12月25日という3週間の空きがあり、その間、公式戦をやらないというのはとても難しいことです。どういう理由なのかわかりませんが、シーズン終盤に、12月25、29日、そして1月1日と6日間で3試合をこなすという、その理由が僕にはわかりません。選手たちに疲労が溜まっている状況で、最後に連戦を強いるということ、そこで高い質のサッカーを見せてくれと要求されても、それは不可能であって、難しい部分です。去年はガンバ大阪と試合をしまして、敗退はしましたけれど12月14日にやりました。もう少し均等な12月の使い方が天皇杯に関してもできると思います」
Q:岩政選手の状態と今シーズン名古屋に3連勝したということで特別な感想をお持ちでしょうか?
「岩政選手に関しては検査の結果待ちなので、現時点で発言するのは難しいかと思います。ご了承ください。グランパスに関して3戦3勝というのは、サッカーにおいては起こりうることで、ビッグクラブ同士の対戦であれば良い試合が見られるというのが見る側にはあると思いますし、内容的にも良い内容を両チームとも見せることができたと思います。特別に3戦3勝したということへの思いはないのですが、唯一、今シーズンのJリーグチャンピオンに3回勝てたというのは誇れることではないかと思います」
Q:大岩選手が引退ということなりましたが、監督から大岩選手に寄せる言葉があればお願いします。
「言いたいことはたくさんあります。1つは、僕は幸運の持ち主かなと思います。大岩選手のような選手と出会えたことがあります。もう1つは大岩選手の人間性です。人としての出会いができたことは光栄なことだと思います。僕自身、幸運の持ち主ということを言いましたけど、恐らくサッカー界の関係者全員が良い出会いをできたのではないかと思います。彼が引退する寂しさはありますけど、彼がすばらしい人格者であることを含め、選手であることを含めて、それを感じることができた人は幸運な人々だと思います。メディアの方を含め直接関係するもの、間接的に関係するものにとっては残念なところもありますが、今後も彼は生き続けるわけであって、彼が今後、自分自身の子供も育てるのでしょうが、彼が蒔く種に水を与え、栄養を与え、2世が育つような形になればと思っております。
本当に鹿島アントラーズという1つのコミュニティのなかでとても大切な存在であり、他の関係者にとっても見本やお手本になる存在、選手以上のところで人間的なところがありました。それを今後引き継ぐものが、鹿島アントラーズというコミュニティをさらに強くできればという、強い思いと願いが僕の中にあります。まだ未発表のことですが、鹿島アントラーズの新たな試みとして、CB専門のコーチとして彼が就任することになります。彼は今日のスピーチのなかで伊野波選手と岩政選手という発言をしました。ただし、彼らを含め来年も若手のCBが入るので、恐らく日本では初めての試みをするクラブとしてその分野の専門知識、経験を持つものが就任することになります。彼が培った経験やいろんな人格的なものを含め、彼が若い選手に伝えるものがあるはずです。そういった意味で彼の息子、2世というものが育つようにできたらと考えております」
以上
【第90回天皇杯準々決勝 鹿島 vs 名古屋】試合終了後の各選手コメント(10.12.25)
●岩政大樹選手(鹿島):
「半袖はみんなでやろうと言ってたんですけどね。全然いなくて恥ずかしくなっちゃいましたよ。でも、もうやらないと思います(笑)。
怪我は走ってる時に。大丈夫かと思ったんですけどね。あと残り5分とかだったらやってるんですけど、前半の早い時間だったので代わりました」
●興梠慎三選手(鹿島):
「(ゴールについて)嬉しいっす。(野沢選手と)蹴る瞬間に目が合った」
●野沢拓也選手(鹿島):
「(センターラインの手前からのスルーパスでした)そんなに遠くからだったんだ。後ろが開いているのがわかってたので、慎三の足なら届くと思って。狙っていた。連戦なのでしっかりコンディションを調整したい。
(剛さんの引退セレモニーについては?)本当にもったいない。剛さんからはたくさんのことを教わった。グランド外でもいろいろ教わった。あれが16年やってきた経験だと思う」
●新井場徹選手(鹿島):
「(セレモニーは?)感動したでしょ。(剛さんに花束を渡す時も)本当はあの間、ずっと笑っていた。下を向いて笑っていた。剛さんも出たし、試合も勝ったし。今日のことは今日で終わりにして、またすぐに試合もあるしね。
(シュートは)持ってないね。叩きつけることしか頭になかった。俺っぽいね。でも、ここからでしょ、本番は」
結果を残した慎三も大迫も彼等にアシストした野沢もガブさんもさておいて、この試合は大岩で決まりである。
この偉大なる男を聖地の勝利でセレモニーを迎えられたことを幸せに思う。
CB専任コーチとなる大岩のコメントは明日の報道を待ちたい。