鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山本脩斗、練習復帰

2015年06月30日 | Weblog
午前練習


曇り空に覆われた今日、選手たちは9時から練習を開始。攻守のトレーニングやパス練習、シュート練習などを実施しました。


練習に復帰した山本脩斗である。
これは朗報。
左SB問題は大きかった。
脩斗の復帰にて全て解決と言えよう。
2ndステージに向けて大きな戦力である。
楽しみである。

佐藤洋平U-22日本代表GKコーチ、若い選手がどのようなプレイを見せるかだ

2015年06月30日 | Weblog
<U-22>仙台出身の佐藤GKコーチが奮闘


コスタリカ戦に向けた練習で、指導に当たる佐藤GKコーチ=29日、仙台市泉サッカー場


◎戦う気持ち伝える 地元であす国際試合

 リオデジャネイロ五輪出場を目指すサッカーU-22(22歳以下)日本代表で、仙台市出身の佐藤洋平GKコーチ(42)が奮闘している。1月に就任し、自らの豊富な経験を伝えながら、選手に自信を植え付けている。7月1日に仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台であるU-22コスタリカ代表との国際親善試合に向け、「地元で試合ができるのも何かの縁。いい試合をしたい」と意気込む。
 仙台市泉区の市泉サッカー場で29日にあった代表チームの練習で、佐藤GKコーチは3人の代表GKを指導した。「彼らもプロ。技術より、戦う気持ちやリーダーシップを発揮することなど、日本代表に共通するコンセプトを伝えたい」と語った。
 宮城工高から住友金属(現鹿島)に進み鹿島、札幌、磐田でプレー。J1、J2通算243試合に出場し、J1、J2、天皇杯、ヤマザキナビスコ・カップの全てで優勝経験がある。2009~14年に仙台でGKコーチを務めた後、育成年代の日本代表コーチに。「チャレンジしたいと思っていた。国を背負う責任を自覚しつつ、考え過ぎずに」と自然体で臨む。
 自らが経験したさまざまな試合状況を語り、選手に心の準備をさせる。国際親善試合を「選手がトライし、自信をつける機会」と位置付ける。GK櫛引政敏選手(清水、青森山田高出)の場合、「キック力が長所だが、飛ばすだけじゃなくカウンターの起点となることなどに挑戦させたい」と語る。
 リオ五輪に向け、「僕は現実主義。地道に一歩ずつ、まずは(来年1月の)アジア最終予選を突破することしか考えていない」。
 「コスタリカ戦は厳しい戦いになると思うが、代表戦の重圧をはねのけ、若い選手がどのようなプレーを見せるかだ」と期待した。


選手指導に奮闘するU-22日本代表の佐藤洋平GKコーチである。
「戦う気持ちやリーダーシップを発揮することなど、日本代表に共通するコンセプトを伝えたい」とのこと。
経験豊富な洋平に教えられ、選手も成長していくことであろう。
コスタリカ戦での守備に注目である。

カズ、引退試合参加へ

2015年06月30日 | Weblog
カズ 中田、柳沢ら合同引退試合に出場へ!近日中にも正式発表
 J2横浜FCのFWカズが7月5日開催の中田浩二、柳沢敦、新井場徹の合同引退試合(カシマ)に出場することが分かった。近日中にも正式発表される見通し。

 柳沢とは日本代表時代に共にプレー、同じFWとしてアドバイスを送るなど親交が深かった。既に発表されているメンバーは中村俊輔、小野伸二、中山雅史氏ら。右太腿痛が心配されたカズだが、28日の水戸戦で劇的ゴールを決めるなど復調しており、合同引退試合に花を添える。
[ 2015年6月30日 08:00 ]


中田浩二、柳沢敦、新井場徹の合同引退試合に参加するカズこと三浦知良選手である。
これは嬉しい報。
柳沢と親交深く、2007年にレギュラーを外れていた際には熱いエールを送ったことで知られる。
そして、我らにとってはJリーグ黎明期に鹿島に立ちはだかったヴェルディのカズの記憶が鮮明である。
カズとANTLERS LEGENDSの対戦、まさに胸がときめく。
非常に楽しみである。

岳、しっかり準備することが大事

2015年06月30日 | Weblog
柴崎 ナビスコ決勝T初戦に自信「FC東京とは相性がいい」
ナビスコ杯決勝T抽選会


オープンドローで一番のくじをひく鹿島MF柴崎(代表撮影)
Photo By 代表撮影


 FC東京と対戦することになった鹿島の日本代表MF柴崎は「FC東京とは相性がよく、いつもいいゲームをさせてもらっている。しっかりいい試合をしたい」と自信を見せた。

 FC東京のDF吉本も「相性は悪いが、そういうものを打ち破って、タイトルを獲りにいきたい」と意欲を見せた。
[ 2015年6月30日 05:30 ]

6度目V狙う鹿島、F東京にJ1で7年間無敗もナビスコ杯では…
15/6/29 15:30



 ナビスコ杯の決勝トーナメント組み合わせ抽選会が29日、都内で行われ、ACLに出場していたため決勝トーナメントから参戦する鹿島アントラーズは準々決勝でA組1位のFC東京と対戦することが決まった。

 歴代最多5度の優勝を誇り、3年ぶり6度目の頂点を狙う鹿島。一方、6年ぶり3度目の優勝を目指すF東京のDF吉本一謙は抽選会後、報道陣の取材に「鹿島さんには歴史と伝統がある。僕らもそういうチームになっていくために、倒さないといけない相手」と意気込みを語った。

 吉本は累積警告で出場停止だったが、今年5月10日のJ1第1ステージ第11節ではアウェーの鹿島が1-0で勝っている。リーグ戦では09年以降、鹿島の7勝4分と相性の良さが目立つが、ナビスコ杯に限ってはF東京が3連勝中。過去2シーズンともにグループリーグで対戦し、13年は4-2、昨年も3-1でF東京が勝利している。

 自ら抽選を引いた鹿島MF柴崎岳は「最近はうちのほうが分がいい」としながらも「1試合1試合、どうなるか分からないし、しっかり準備することが大事」と表情を引き締めていた。

(取材・文 西山紘平)


ナビスコ杯準々決勝にて対戦することが決まったFC東京に対してコメントした岳である。
ドロワーとして1番を引き当て、対戦相手に恵まれた。
そして「FC東京とは相性がよく、いつもいいゲームをさせてもらっている。しっかりいい試合をしたい」と語る。
相性という意味では、FC東京に負けた記憶が少ない。
確かにリーグ戦では7年間も無敗を誇る。
しかしながら、去年、一昨年とナビスコ杯グループリーグにて二年連続で敗戦を喫しておる。
これは心してかからねばならぬ。
気を引き締めて挑みたい。

ナビスコ杯決勝トーナメント組み合わせ決定

2015年06月29日 | Weblog
ナビスコカップ決勝トーナメント 組み合わせ決定
2015年06月29日(月)

本日行われたヤマザキナビスコカップ オープンドローの結果をもちまして、決勝トーナメントの組み合わせが決定しましたので、お知らせいたします。
9月2日(水)から始まる決勝トーナメントは、予選リーグを勝ち抜いたFC東京、アルビレックス新潟、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸と、AFCチャンピオンズリーグ2015出場のため、決勝トーナメントより出場となる鹿島アントラーズ、浦和レッズ、柏レイソル、ガンバ大阪の合計8チームにより、ホーム&アウェイ方式のトーナメント戦で行います。

決勝トーナメント
準々決勝 第1戦
9/2(水) 味の素スタジアム
FC東京 vs 鹿島アントラーズ

準々決勝 第2戦
9/6(日)カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ vs FC東京



ナビスコ杯決勝トーナメントの組み合わせが決定した。
準々決勝の相手はFC東京である。
相手にとって不足はない。
強い気持ちで挑み、勝利を掴み取りたい。
また、岳が良い目を引いたため、第二戦をホームにて戦える。
そして、勝ち上がった際も第二戦がホームとなる。
熱い声援にて後押しし、タイトルを目指そうではないか。
期待しておる。

U-18日本代表 Panda Cup優勝

2015年06月29日 | Weblog
U-18日本代表 Panda Cup 第3戦マッチレポート vs.U-18スロバキア代表
2015年06月29日



U-18日本代表 Panda Cup 第3戦マッチレポート vs.U-18スロバキア代表

U-18日本代表Panda Cup2015 予選リーグ第3戦 vs.U-18スロバキア代表
2015年6月28日(日) キックオフ16:00 試合時間90分(45分x2)
Shuangliu Sports Centre Stadium(中国/成都)

U-18日本代表 2-1(前半2-0、後半0-1) U-18スロバキア代表

得点
17分 小川航基(日本)
20分 小川航基(日本)
68分 失点(PK)(スロバキア)

スタメン
GK: 廣末陸
DF: 藤谷壮、野田裕喜、町田浩樹、舩木翔
MF: 岩崎悠人、佐々木匠、長沼洋一、久保田和音
FW: 杉森考起、小川航基

サブメンバー
GK: 小島亨介
DF: 柳貴博、冨安健洋、浦田樹
MF: 森島司、鈴木徳真
FW: 一美和成、岸本武流

登録外メンバー
(出場停止、怪我など)
MF: 邦本宜裕

交代
HT 久保田和音 → 森島司
68分 杉森考起 → 一美和成
68分 長沼洋一 → 鈴木徳真
86分 小川航基 → 岸本武流
90+3分 舩木翔 → 浦田樹
90+3分 藤谷壮 → 冨安健洋
警告・退場
藤谷選手(反スポ)



マッチレポート
Panda Cup最終戦の相手は、U-18スロバキア代表。
勝利したチームが優勝という決戦は、守備ラインを下げてカウンター攻撃を狙うスロバキアに対し、日本はボールをピッチ全体に動かしながらスロバキア陣内に入り攻撃を仕掛けます。そして17分、センターサークル付近でボールを奪い、佐々木匠選手がゴール前でパスを受けスルーパスを送ると、小川航基選手が冷静にシュートを決めて日本が先制します。20分には、長沼洋一選手がセンターサークル付近から相手ディフェンスラインの背後にパスを送ると、再び小川選手がボールを受けて相手ゴールキーパーの頭上を越すループシュートを決めて2-0。日本が優位に立った状態で前半を終えます。
後半も引き続き日本がボールを支配し追加点を奪いに行きますが、なかなか得点を奪えない状況が続きます。68分に不用意のファウルで相手にペナルティキックを与えてしまい、これを決められて2-1となります。しかし、その後も日本はミスが目立つもののリズムを崩さず、攻撃を仕掛け続けて主導権を握ります。そして試合はこのまま終了し、日本は3戦全勝でPanda Cupを優勝しました。

なお、大会得点王には小川航基選手(5得点)、大会MVPには佐々木匠選手が選ばれました。

選手コメント
町田浩樹 選手(鹿島アントラーズユース)
今日の試合は、10月の予選と同じ条件の中1日の試合で、1、2試合目に比べ運動量が少なくなりましたが、しっかり勝利し優勝することができて嬉しいです。一方でチームも個人も攻守において課題はたくさんあるので真摯に受け止め、自チームに戻ってしっかり修正し、さらにレベルアップできるように取り組んでいきたいと思います。


杉森考起 選手(名古屋グランパスU18)
ロシアの大会(バレンティン・グラナトキン記念第27回国際ユースフットボールトーナメント)以来の国際大会で、結果にこだわってプレーし、3戦3勝で優勝できたことは、反省点もありますがチーム全員で最後まで闘えた結果だと思います。個人としては、FWとして貪欲に結果にこだわっていきたいので、チームに帰っても努力します。応援ありがとうございました。

鈴木徳真 選手(筑波大)
今回この遠征に招集されたことに本当に感謝しています。また優勝することができ、本当に嬉しく思います。海外の選手と試合を行う機会が少ない中、今回の遠征はすごく充実したものになりました。体の強さ、サッカーの文化を肌で感じることができ、自分の実力不足を改めて痛感しました。これを糧にまた自チームで実力をつけて海外に挑戦したいと思います。応援本当にありがとうございました。

舩木翔 選手(セレッソ大阪U-18)
今回の遠征では、ベンチのメンバーも含めチーム一丸となって戦うことを目標としてやってきましたが、最終日に優勝という結果を残すことができて本当に嬉しく思います。まだまだ個人の部分でも詰めていかなければならないところもあると思うので、チームで一生懸命頑張って、また代表に呼ばれるように頑張りたいです。
一美和成 選手(大津高)
3連勝で優勝することができたのは暑い中チーム全員が一丸となった結果だと思います。この遠征で自分自身の課題が見つかったので、また代表に選ばれるように頑張ります。

岩崎悠人 選手(京都橘高)
優勝という形で終えることができ、とても嬉しく思っています。今回は10月の予選と同様に中1日で試合が行われる大会で、予選に向けての良い遠征となり、その中で結果が残せたので非常に良かったと思います。個人としても、新たな課題を見つけたのでチームで克服し、また成長した姿でこの場所に戻ってこれるようにがんばります。

スケジュール
6月22日(月) AM トレーニング
6月23日(火) AM
PM トレーニング
公式トレーニング
Panda Cup 2015
6月24日(水) 6-0 vs. U-18キルギス代表(Shuangliu Sports Center Stadium)
6月25日(木) PM トレーニング
6月26日(金) 5-1 vs. U-18中国代表(Shuangliu Sports Center Stadium)
6月27日(土) PM トレーニング
6月28日(日) 2-1 vs. U-18スロバキア代表(Shuangliu Sports Center Stadium)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

Panda Cup 2015
中国、日本、キルギス、スロバキアの4か国が参加し、総当たりで対戦する。


Panda CupにてU-18スロバキア代表と対戦したU-18日本代表である。
結果は2-1にて勝利した。
町田くん、久保田和音は先発した。
和音はキルギス戦に続いてキャプテンマークを巻いており、信頼の厚さを感じさせる。
そして、このチームはPanda Cupにて優勝を飾った。
素晴らしい結果と言えよう。
チームの充実を町田くんのコメントからも感じられる。
課題を乗り越え、更に成長していくのだ。
楽しみにしておる。

プレミアリーグEAST 柏レイソルU-18戦

2015年06月29日 | Weblog
首位の鹿島、敵地で苦戦も勝点獲得 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST
2015年06月29日

首位の鹿島、敵地で苦戦も勝点獲得 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST



ピックアップマッチ
柏レイソルU-18 1-1(前半0-0、後半1-1) 鹿島アントラーズユース
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第7節が6月27日(土)、28日(日)に開催され、首位の鹿島アントラーズユース(茨城)が、昨年度の王者である柏レイソルU-18(千葉)と対戦しました。鹿島は、得点ランク3位の垣田裕暉選手と宮本健太選手が累積警告でともに出場停止。町田浩樹選手もU-18日本代表の遠征に参加のため不在という厳しい状況でした。対する柏も両サイドバックを務める古賀太陽選手、熊川翔選手が負傷で不在。チームの総合力が問われる一戦となりました。
試合の立ち上がりは、鹿島が積極的に攻撃を展開しましたが、20分ほど経過すると、丁寧なパス回しで相手にボールを渡さずにじっくりと攻撃する柏が試合のペースを握りました。特に効果的だったのは、右サイドからのクロスでした。42分には坂本涼斗選手のクロスボールに白川恵士朗選手がスライディングで飛び込んだ場面は決定機でしたが、わずかに合いませんでした。
鹿島のキャプテンを務める千葉健太選手が「後半は戦術的に自陣に引き込んだのですが、なかなか前に進めませんでした」と試合後に明かしたように、後半も柏のペースでした。しかし60分、鹿島はセットプレーを活かし、左CKのこぼれ球を松浦航洋選手が押し込んで先制しました。ところが、柏は64分にまたも右サイドから攻撃を展開し、坂本選手のクロスを山崎海秀選手が左足でゴールへ流し込み、すぐに同点に追いつきます。柏は75分に浮田健誠選手のシュートがポストに当たり、一方の鹿島は80分にFKから松浦選手が2点目を狙う場面がありましたが、どちらも得点にはならず、試合は1-1で引き分けに終わりました。鹿島は苦しい試合で勝点をもぎ取った手応え、柏は首位チームを相手に主導権を握った自信を糧に次戦に向かいます。



監督・選手コメント
下平隆宏 監督(柏レイソルU-18)
勝負の世界は、良い内容でも結果が出なければ評価されません。サイドからのクロスが鍵で、そこから行ければ良かったのですが、簡単にはやらせてもらえませんでした。前半の途中からかなり主導権を握れたことや、先制されても取り返せたことは前向きな要素ですが、相手が主力3人を欠いたことを差し引くと、やはり勝たなければいけない試合でした。ただ、各選手が労を惜しまずに走るようになってきたので、今後は楽しみです。

山崎海秀 選手(柏レイソルU-18)
主導権を握った試合だったので、引き分けに終わってすごく悔しいです。得点は、少し前の場面ではこぼれ球を待っていたのですが、ベンチから「ゴール前に入って行け」と言われていました。クロスが来ると思い、マークに来ていた相手よりも先に動き出してフリーで打てました。トップ下で出場しているので、引いて守る相手から点を取れる選手になりたいですし、自分から仕掛けるプレーをもっと増やしたいと思います。

熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
(出場停止と代表招集で主力を欠き)新しい選手が何人か入りましたが、チームの底上げができるポジティブなプレーを見せてくれました。ボランチからセンターバックにポジションを変えた松浦が得点したことも良かったと思います。欲を言えば、もう少し攻撃の形は作りたかったのですが、アウェイの苦しい試合でも勝点を取ることが昨年からの課題でしたので、セットプレーで得点して勝点を得られたことは評価したいと思います。

松浦航洋 選手(鹿島アントラーズユース)
昨年は(同じ会場、カードの試合で)最後に失点して1-2という悪い形で終わってしまったので、今日は絶対に勝ちたいと思って試合に臨みました。セットプレーは練習してきたので、決められて嬉しかったです。ゴールは、しっかり見えていました。ただ、もう1点取るチャンスがあったのに決められませんでした。あの場面を決めていれば、勝負は決まったのではないかと思いますが、自分の課題である気持ちの弱さが出たと思います。



その他の試合結果
JFAアカデミー福島 2-1(前半1-1、後半1-0) 市立船橋高校
大宮アルディージャユース 1-1(前半0-1、後半1-0) FC東京U-18
コンサドーレ札幌ユース 4-0(前半2-0、後半2-0) 流通経済大学付属柏高校
清水エスパルスユース 1-3(前半1-2、後半0-1) 青森山田高校
2位の市立船橋高校(千葉)は、敵地でJFAアカデミー福島U-18(静岡)に1-2の逆転負けを喫して初黒星。アカデミー福島は悲願の今季初勝利を挙げました。3位のFC東京U-18(東京)と4位・大宮アルディージャユース(埼玉)の好調な昇格組対決は、1-1の引き分け。清水エスパルスユース(静岡)は、青森山田高校(青森)を3-1で破り、5位から3位へ順位を上げました。コンサドーレ札幌U-18(北海道)は、2年生FW菅大輝選手の2得点を含む4得点で流通経済大学付属柏高校(千葉)に快勝。勝点、得失点差、得点数で流経大柏と並びましたが、直接対決の成績によって順位が入れ替わり、降格圏の9位を脱しました。


プレミアリーグEAST第7節の結果である。
鹿島ユースはアウェイにて柏レイソルU-18と引き分けた。
熊谷監督は「チームの底上げができるポジティブなプレーを見せてくれました」と述べる。
チーム全体が成長しておることが伝わってくる。
下部組織の充実は、鹿島にとって急務である。
クラブ全体で力をつ付け、生き残っていかねばならぬ。
ユースの躍進で、その片鱗が見えつつある。
今後を楽しみにしたい。

U-16日本代表 インターナショナルドリームカップ優勝

2015年06月29日 | Weblog
U-16インターナショナルドリームカップ2015 JAPAN Presented by JFA 3戦全勝で日本が優勝!
2015年06月29日



U-16インターナショナルドリームカップ2015 JAPAN Presented by JFA 3戦全勝で日本が優勝!

6月24日に大阪で開幕したU-16インターナショナルドリームカップ2015JAPAN Presented by JFAは28日、最終節を行い、試合の結果、U-16日本代表が3戦全勝で初代チャンピオンに輝きました。
J-GREEN堺からキンチョウスタジアムへと場所を移し、最終節を戦った4チーム。はじめにU-16チリ代表とU-16コスタリカ代表が対戦、ここまで2敗のコスタリカは序盤からアグレッシブな姿勢で試合に臨みます。チリに先制されたものの、ひるむことなく戦い続けると前半のうちに同点に追いつきます。コスタリカの厳しいチェックに手を焼いていたチリですが、スタンドに駆けつけたチリサポーター団の声援もあってか、66分に再びコスタリカを突き放すと、そのままタイムアップ。2-1でU-16チリ代表が勝利を収めました。
この大会の最終戦となったU-16日本代表対U-16フランス代表の一戦は勝利したチームが優勝という最終戦にふさわしい状況でキックオフを迎えました。体格に優るフランスは厳しいチェックでなかなか日本に仕事をさせてません。前半はお互い我慢の時間が続き、0-0で後半へ。試合が動いたのは後半開始直後の51分、後半から交代出場した中島元彦選手がフランス陣内、左サイドから中央へとドリブルで切り込んでいくと、そのままペナルティエリア前までノーマークのままボールを運び、思い切り良くミドルシュート。低い弾道のシュートがネットを揺らし、日本が先制します。さらに64分、セットプレーから中村駿太選手がチャンスを逃さずに決めて、追加点。71分、PKからフランスに1点を返されるものの、アディショナルタイムにはカウンターから齊藤未月選手がゴールを決めて3-1。U-16日本代表は3戦全勝で第1回大会を制しました。
大会MVPには3戦通して、PKでの1失点しか許さなかったU-16日本代表守備陣のリーダー、橋岡大樹選手が、そして得点王は今日のフランス戦でのゴールを含め、5ゴールを挙げた中村駿太選手が受賞しました。

監督コメント
森山佳郎 監督(U-16日本代表)
相手の方が格上というところで、全員がハードワークして、倒れるまで走るというベースのところでみんな本当に頑張ってくれました。相手は1対1が強かったので、こちらは全員で守備をして、攻撃の時は選手間の距離を近くして全員で攻めるということを意識してプレーしました。ボールを持ったときに回りの選手が1人、2人と関わっていくことが日本の良さだと思いますし、今日のゴールはそれが実を結んだのだと思います。ハードワークが勝利の要因だと思います。

大会MVP
橋岡大樹 選手(U-16日本代表/浦和レッズユース)
3戦厳しい試合が続きましたが、3勝できたことは嬉しく思います。
ディフェンスの選手たちで今大会は無失点で終えようと話をしていたので、最後に1点取られたことが悔しいです。A代表に入ることが目標なので、ここで終わらずにこれからも努力し続けたいと思います。

大会得点王
中村駿太 選手(U-16日本代表/柏レイソルU-18)
ゴールを決めて、チームが勝利できて、そして優勝できたことがとても嬉しいです。初戦で4点取れて勢いに乗れたことが大きかったです。どの試合も難しかったですが、日本の団結力、ハードワークの部分が他の国より上回っていたと感じます。1試合で1得点取り、チームを勝利に導けるような選手になるのが目標です。

U-16 インターナショナルドリームカップ2015 JAPAN Presented by JFA
マッチスケジュール
U-16インターナショナルドリームカップ2015 JAPAN Presented by JFA チーム紹介(U-16日本代表、U-16チリ代表)
Match Day 1
6月24日(水)@ J-GREEN堺メインフィールド 【S1】
U-16日本代表 7-0 U-16コスタリカ代表
U-16フランス代表 1-1(PK戦 6-7) U-16チリ代表

Match Day 2
6月26日(金)@ J-GREEN堺メインフィールド 【S1】
U-16日本代表 2-0 U-16チリ代表  
U-16コスタリカ代表 1-5 U-16フランス代表

Match Day 3
6月28日(日)@ キンチョウスタジアム
U-16チリ代表 2-1 U-16コスタリカ代表
U-16日本代表 3-1 U-16フランス代表


大阪にて開催されたU-16インターナショナルドリームカップにて優勝を飾ったU-16日本代表である。
これは喜ばしい。
沖くんは2戦目のチリ戦にてゴールマウスを守りクリーンシートを記録した。
守護神として成長中である。
この経験でまた成長してくれたであろう。
これからが楽しみな守護神である。

池内、指導者への道

2015年06月29日 | Weblog
【鹿島アントラーズ】 池内友彦 サッカー選手引退後のセカンドキャリア 伝えるfootball 【コンサドーレ札幌】
2015/06/29 12:41配信
Tomoko Iimori



毎年たくさんのサッカー選手が現役を終え、次の人生を過ごす道を選択することとなる。
名前の知られた名プレーヤーであっても、その時はいつか迎えるものであり、自分の意思やタイミングでその道を選択することができるのはほんの一握りである。
チーム事情やその先の道を切り開くタイミング等、その理由はさまざまであり、セカンドキャリアは難しいと言われている。
サッカー選手を終えて。
その先を過ごす一人の元選手にスポットを当てた。
池内友彦。
鹿島アントラーズ、コンサドーレ札幌でプレーしたDFであり、現在は指導者としてその道を歩んでいる。
引退して7年目を迎えたが、その7年間で小学生から大学生までを指導し、アマチュア選手としてもプレーした経歴は、7年間という短い時間の中では異例のことであろう。
現在は自らが開く小学校高学年対象のサッカークリニックと札幌市内にあるスポーツ校・東海大四高校サッカー部のコーチを務める、池内友彦氏にお話を聞いた。

●契約更新なしという宣告から引退、そしてセカンドキャリアへ



Jリーグが華々しく開幕してから全国でサッカーというカテゴリー全体が注目された。
当時はまだ北海道にはコンサドーレ札幌が存在していなかったこともあり、北海道サッカーの期待は高校サッカーに向けられていた。
当時、圧倒的に北海道内で強さを誇っていた高校は、高校選手権でも準優勝の経験を残したことのある、室蘭大谷高校。
全国的にも名の知れた名門校であるが、その室蘭大谷高校でプレーし世代別代表にも候補として選出されていたのが、池内友彦氏だった。
当時の世代別代表にはその先スターとなる選手が多く選出されており、大きな期待をされている世代だった。
その世代で存在感をみせていた池内氏の元には鹿島アントラーズからオファーがあり、卒業後は鹿島アントラーズへと進んだ。
同期には柳沢敦、そして平瀬智行といった高校時代から名を大きくした選手が並んだ。
鹿島アントラーズは層が厚く、なかなか出場機会を得られない状況が続き、ブラジル留学、そして岡田監督が率いていたコンサドーレ札幌へとレンタル移籍を経て、鹿島へ戻ると当時不動のセンターバックだった秋田豊氏の相方役を務めるセンターバックへとコンバートされた。
その後はしばらく試合出場が続き新たな可能性をみせたものの、その後は徐々に出場機会が減っていきコンサドーレ札幌へと完全移籍。
コンサドーレ札幌ではDFながら年間チーム最多得点を記録するなど活躍。
チームの主力として活躍が続いていたが、、チームのJ2降格によって経済的理由もあり、契約更新はないとの通告がされた。
J1からJ2に降格することで、チームの財源が一気に減ることになり、チームを立て直すための方向性とビジョンが変わることが多く、降格というタイミングは一定以上の年俸のベテラン選手たちにとって岐路に立たされることが多いのが現実だ。
最終戦でなんの因果関係からかサッカーの神様が導いたのか。
鹿島アントラーズリーグ初の三連覇達成を目の前で見ることとなった池内氏。
愛する鹿島、そして札幌。その戦いのピッチを最後にユニフォームを脱ぐこととなった。
引退後は、コンサドーレ札幌アカデミーから札幌大学へと指導者の派遣という新たな試みが用いられた年となり、その道を勧めてくれた。
チームが引退後のキャリアを用意してくれることは、ほんの一部の選手に与えられる狭き道であり、引退する選手は毎年出てもチームのポストは毎年変動するものではないため、かなり貴重な道とされている。
新たな道としてチームが用意してくれていた道を選択し、指導者として歩むことに決めた。
札幌大学は北海道の大学サッカー界の中でも歴史ある名門であり、結果が求められる場所だった。
札幌大学は新たな強化方法、そして大学としてJFLに参入したいという考えがあり、大学チームの他に札大GPというチームを地域リーグに参戦させていた。
池内氏はその札大GPにてアマチュア選手としてプレーすることになり、ピッチの内外で指導をすることとなった。
指導者になった当初は、プレーを口で伝えるということに戸惑いもあったという。
どう伝えるとそれが選手たちに伝わり理解してくれるのか。
その方法を探り考えながら、自らプレーしその姿をみせることで両面から伝える指導を取り入れた。
札大GPでは当然Jリーグよりも質は何段階も落ちる。
しかし、その中で地域リーグから地域決勝という段階を踏みながら、1から創り上げ勝ち上がっていく形が刺激になったという。
Jリーグでプレーしていることでそのクラブがどんな段階を踏んで、その地位にいるのか、プロクラブになるためにはどうしたら良いのかということを現役時代に知ることもなかった。
引退後、そういった場所でその仕組みを知り、上を目指して選手を指導しながら自らも戦力として戦うことにやりがいを感じ、サッカーの原点を見つめることができたと話す。
札幌大学指導時、はじめて指導者として歩み出したその時間を共に過ごしたのは、当時同じくコンサドーレ札幌から派遣という形で札幌大学の監督に就いた古川毅氏(現東洋大監督)だった。
最初が毅さんで良かった。
そう池内氏は話す。
古川氏も元選手だが、選手の指導という点では京都サンガU15、U18で経験があり、独自の指導方針を芯を持って伝える監督だ。
口で伝えること、そして選手に考えさせること。そのバランスを考え、選手たちの将来も真剣に考える指導者だった。
古川氏と共に過ごした3年間の札幌大学での指導経験を持って、コンサドーレ札幌のアカデミーで指導をはじめる。
担当したのはU13。U15の中でも一年生のクラスだった。
大学を指導した中で感じた、テクニックの足りなさやもっと下の世代で積み重ねたものがあると違ったかもしれないと感じたことを生かして指導に向き合った。
中学年代が身に付けておいた方が良いこと、経験した方が良いことを大学生指導から逆算して考えた指導にあたった。

●クラブから離れ新たな挑戦へ



そして今年。
コンサドーレ札幌を離れ、自ら開講した小学生高学年対象のサッカークリニックで小学生年代を指導しながら、
スポーツ校でありながらサッカーに今強化の力を入れている東海大四高校に指導者としてどうかと声がかかった。
札大時代に、練習試合などで対戦経験がありその頃は部員数も50名に届くかという規模だった発展途上のサッカー部だったが、それから徐々に力を付けつつ選手も増え、現在では100名弱の部員を抱える。
北海道の強豪と言われる高校にまだ一歩及ばない位置にいるが、これから全国をめざしチームを作っていくための一人になれたら、と話す。
クリニックでは週に1.2度週末だけのクリニックでチームに所属している小学生が、チームで学べない部分を自主トレ感覚で学ぶ場所となっている。
2時間から3時間にも及ぶ時間を個人テクニックを中心に指導し、テーマを決めて取り組む。
この年代からしておきたいことのひとつにサッカーノートをつける習慣がある。
サッカーノートを導入しているチームが増えているが、池内氏のクリニックでは強制ではないもののサッカーノートを付けることで自分のプレーを頭を使って見つめることができたり、トレーニングに対して振り返ることになることで、クリニックでやったことを記憶させ
自分のものにすることに役立ち、サッカーノートを付ける習慣を付けることで今後に繋げていきたい考えだ。
どのカテゴリーをとってもぶつかる 北海道サッカーの壁。
北海道は冬にグラウンドでトレーニングができないことは昔から当たり前のことだが、それ以上にサッカーにおける環境が整っていない。
芝や人工芝グラウンドが少なくサッカーができる場所が少ない。
環境面含め、全国からは技術面においても、そしてメンタル面に関しても足りていないと感じる。
それは自身が高校生時から感じていたことだった。
北海道№1だった室蘭大谷から世代別代表に選出されている選手であっても、そう感じていた。
昔は、全国に行きたい人間、サッカーを本気でやりたい人間は室蘭大谷へ進んだことで自然に質が高くて意識も高い選手たちが集まっていた。
でも今は違う。今はコンサドーレがあってそしてそこに入れなかった選手たちが分散化する。
文化の発展もあり、誘惑も多くなった今、サッカーだけに集中し上を目指している選手たちの意識は低くなっていると感じている。
もっとやれるはず。
と話す。
自身が高校時から全国で名を馳せる選手となり、Jリーグの中でも一番タイトルを獲っている鹿島アントラーズへと進み、地元コンサドーレ札幌でもプレー
その後はアマチュア選手としても戦い、大学、中学年代、そして今は小学生、高校生年代を指導している。
北海道サッカーで育った選手が、これからの北海道サッカーを創り出す一人となった。

引退して7年。
たくさんの選手たちに出会い、指導する中で、友達のような位置で接してきた。
友達じゃないよ、と伝えながらもその距離感は近い。
池内氏を囲む選手たちからは、笑顔で元気な声が響く。



プロサッカー選手のセカンドキャリア。
サッカーをやってきたからサッカーで生きるという道を当たり前に考えている選手も多いが
それでもその生きる道は険しく難しい。
サッカーに携われる今、楽しいよ。
そう口にした池内氏。
プロサッカー選手を経て、今そして次世代にその経験を伝え
創り出す一人となる―。
世代に関係なく、伝えていくことはひとつ。
「サッカーとは。」
自らが経験し重ねた時間を、伝えていく―。



池内のセカンドキャリアについて記すCHANTのIimori女史である。
池内の指導者としてのここまでの道が綴られており興味深い。
池内も引退して7年が経つ。
早いものである。
いずれ、池内の教え子がプロの門戸を叩くこととなろう。
楽しみにして待ちたい。
また、池内は同期である柳沢の引退試合に参加する。
久しぶりに平瀬と三人並ぶのはファンとして嬉しいもの。
スタジアムにて姿を拝ませてもらいたい。

鹿島ユース、したたかさが表れていた一戦

2015年06月29日 | Weblog
[プレミアリーグEAST]鹿島ユース、主力3人欠くも昨年王者とドローで首位キープ
15/6/29 06:32

[6.27 高円宮杯プレミアリーグEAST第7節 柏U-18 1-1 鹿島ユース 柏]

 鹿島がしたたかさを見せつけた。高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015プレミアリーグEASTは27日に第7節第1日を行い、首位の鹿島アントラーズユース(茨城)は1-1で昨季の王者・柏レイソルU-18(千葉)と引き分け、首位をキープした。

 内容では柏が上回ったが、それだけに分け合った勝点1の価値は、鹿島の方が大きかった。鹿島は、得点ランク3位のFW垣田裕暉とSB宮本健太が累積警告で出場停止。守備の中心であるDF町田浩樹もU-18日本代表の中国遠征に参加して不在と主力3人を欠いたが、粘り強い守備と、1チャンスを物にする攻撃で敵地から勝点を持ち帰った。

 序盤はMF平戸太貴のロングパスからFW吉岡樹利也のキープ、右MF田中稔也のクロスとつないで、ゴール前にFW武田諒太が飛び込むなど積極性を見せたが、前半の途中からは柏がハッキリと主導権を握る展開となった。柏は23分にMF伊藤達哉が右サイドを突破してクロスを供給。42分には伊藤のキープから攻撃参加した右DF坂本涼斗につないで、クロスにFW白川恵士朗が飛び込む際どいシーンを作り出した。柏も熊川翔、古賀太陽の主力両SBを負傷で欠いたが、左から右に主戦場を移した伊藤と坂本の連係で、右から多くのチャンスを作り出した。しかし、公式記録に残された前半のシュート数はゼロ。主将の下澤悠太は「前半から何度かサイドを崩せていたけど、もっと回数を増やしたかったし、中盤からクロスに入る動きが少し遅れていた」と反省点を挙げた。

 得点がないまま迎えた後半には、攻めながらも得点できない展開でありがちなパターンに陥った。15分、鹿島は左CKのこぼれ球をDF戸田拓海がシュート。さらにこぼれたところを町田不在の間、ボランチからCBにポジションを移しているMF松浦航洋が右足でたたき込んで先制点を挙げた。ただし、柏も勢いを落とさなかった。4分後、柏は坂本が下澤とのパス交換で高い位置まで攻め上がって「コースしか見えなかったけど、出せば人が来てくれると思った」という低いマイナス方向のクロスを供給。すると、それまでは中盤でこぼれ球を待っていたというMF山崎海秀が「監督からも1つ前に出て狙えと言われていたし、あの場面は絶対にクロスが入ると思ったので(相手の)前に出た」と相手よりも先にボールへ近付いてフリーになった状態で飛び込み、左足のダイレクトシュートを流し込んで同点とした。その後も柏の猛攻が続き、30分にはFW浮田健誠のシュートが相手DFに当たりながらもポストをたたき、坂本が押し込みに行く場面もあったが、逆転のゴールは奪えなかった。

 新旧首位対決でもある注目の対戦カードだったが、柏は伊藤が「相手は首位で、僕らは7位。正直、試合前は引き分けでも良いかなと思った。昨年の王者と言われても、同じメンバーではないし、自分たちが王者という意識は誰も持っていないと思う。むしろ、鹿島の方が昨年から出ているメンバーが多いので、僕たちはチャレンジャーの気持ち」と話したように、今季わずか1勝と苦しんでおり、現実的な下位脱出が当面の目標。下平隆宏監督が「結果が重要。セットプレーでもカウンターでも点を取れるようになっていかないといけない」と話すように、内容面だけでなく勝負強さを身につけることが課題だ。手応えのあったサイド攻撃の活性化をさらに図りたいところだ。

 一方、昨年度のJユース杯を2年生中心で制した鹿島の強さは、トーナメント戦の一過性の勢いなどではなく、確実なものになりつつある。昨年の同じカードでは、試合終了間際に追いついたにも関わらず、アディショナルタイムに決勝点を許すという後味の悪い敗戦を喫しただけに、主将の千葉健太は「(主力の)メンバーを欠く中で、本当のチーム力が試されると監督から言われていた。得点直後に失点したことは反省点だけど、アウェーでも勝点を取って帰ることができたのは、良かった。最後に取られてしまった昨年から成長した部分だと思う」と手ごたえを話した。戦力が不足し、内容が伴わない試合でも敵地で勝点を奪った戦いぶりに、首位・鹿島のしたたかさが表れていた一戦だった。


[写真]後半15分、セットプレーのこぼれ球を押し込み、先制点を挙げた鹿島ユースDF松浦航洋

(取材・文 平野貴也)


プレミアリーグEAST・柏ユース戦を伝えるゲキサカである。
代表招集と出場停止で4人(GKの沖くんもU-16日本代表にて不在)のレギュラーを欠く鹿島ユースが、柏とアウェイで引き分けた。
これは大きな勝ち点1である。
鹿島ユースの強さは、「一過性の勢いなどではなく、確実なものになりつつある」と述べられており、平野氏の目にも鹿島が際立っておることが伝わって来ておる様子。
ユースに、鹿島の伝統が根付いておる。
鹿島を担って行くであろう若鹿の躍動が楽しみである。

源、しっかりやっていなくても代表に選ばれるんだとは絶対に思われたくない

2015年06月29日 | Weblog
【インタビュー:ヤング・サムライの肖像 】#1 昌子源「自分の能力を信じている」
2015年06月28日(日) 22時59分配信


一度はサッカーから離れたが、プロとなり、ついには日本代表となった。photo/Getty Images

ガンバのジュニアユースに入団し、宇佐美にはかなわないと思った
──サッカーをはじめたキッカケを教えてください。
昌子 家族がサッカーをやっていたので、自然と家のなかにボールがありました。記憶にはないですが、写真をみると2歳のころからボールを蹴っていたみたいです。幼稚園では園長先生がGKをやってくれていました。この園長先生は身体が大きくて、子ども用の小さなゴールの前に立つと隙間がなく、なかなかシュートが決まらないから点を取ったときは大きな喜びがありました。おかげで、高校の途中までFWをやっていました(笑)。
──お父さんが指導者で、サッカー協会(JFA)にも知り合いが多いそうですね?
昌子 S級ライセンスを持っていて、いまは姫路獨協大学で監督をやっています。その父からは、『お前の運動神経のよさは母譲りだ』と言われます。若いころの母は全国大会に出場するような選手で、50歳を超えたいまも現役でサッカーを続けています。姉もリフティングが上手い。昌子家はまわりから『スポーツ一家』と言われています。
──小学生のときは地元のFC FRESCA(FCフレスカ)でプレイし、中学時代はG大阪ジュニアユースに所属していましたね?
昌子 FCフレスカは近所にあり、兵庫県では強いクラブでした。ボクは4年生のときに6年生の試合に出ていました。県大会で得点王になったこともあります。トレセンに呼ばれる常連で、それなりに有名な選手でした。中学進学のときは、ガンバに同年代の有名選手が集まると聞いていました。関西でトップレベルの選手はガンバに行くのが当然だったので、迷うことなく決めました。
──G大阪ジュニアユースではどんな日々を過ごしていたのですか?
昌子 各県から同い年のスーパースターが集まっていました。FWだけでも宇佐美貴史、大森晃太郎など……。宇佐美のことは小学生のころから知っていましたが、他県まで知れ渡るほど有名ではなかった。それが、同じチームになってみたら飛び抜けて上手かった。一生かなわないと思いました。実際、宇佐美には勝てないし、試合にも出られなかった。小学生のときは自分が上手いと思っていたので、その状況に耐えられなかったのかな。サッカーがつまらなくて、嫌になってしまった。はじめての挫折です。2年生の途中から練習に行かなくなり、サッカーから距離を置きました。友だちと遊ぶのが楽しくて、一歩間違えていたらプロになっていなかったです。
──その状況からどうやって米子北高へ進学することになったのでしょうか?
昌子 あるとき、父が知り合いのコーチから『源はどうするんですか?』と声をかけられたそうです。鳥取県の米子北高でコーチをしている中村真吾さんで、直接電話をもらいました。しかし、誘ってくれた当初はまだサッカーが嫌いな時期で、行きたくなかった。それでも、進学するならここかなと感じて、練習見学に行きました。またサッカーをやるなら、今度は試合に出たい。試合に出られるのはどこかと考えたときに、米子北高が一番の選択肢でした。


鹿島加入2年目の2012年にはナビスコ杯優勝に貢献。同期には柴崎がいる。photo/Getty Images

米子北高でFWからCBへ転向しプロ入りの道が開けた
──米子北高ではサッカーを嫌になりませんでしたか?
昌子 親元を離れての寮生活で、最初はホームシックでよく母に電話していました。サッカーというよりも、新しい土地での生活、寮生活が嫌でしたね。あるとき母に『帰りたい』と告げたときは、『本当に我慢できなくなったら私が一緒に米子に住むから』と言ってくれました。これはうれしかったですね。結局、母は来なくてずっと寮生活でしたが……。でも、ボクはもともと人見知りではないので、誰も知らない状態からサッカー部に友だちができて、一般の生徒とも徐々に仲良くなっていきました。だんだん高校生活が楽しくなっていきましたね。
──高校入学時はFWですよね?
昌子 そうです。新入部員だけで島根県の立正大淞南高と練習試合をしたときは、ハットトリックもしました。相手から『アイツはやばいぞ』と言われていましたよ。部内で一番上手かったと思う。練習で先輩を抜いたりして、天狗になり、気取っていました。でも、それで自信を取り戻せました。高校にも宇佐美みたいなスーパーな選手がいたら、また心が折れていたかもしれません。同時に、米子北高はとにかく厳しかった。部訓として挨拶をしっかりする。謙虚に取り組むというのがあって、3年間で人として当たり前のことを学びました。大人になったのかな。ちゃんと挨拶をするようになり、女の子がいても格好つけることがなくなりました。親に反抗することもなくなりました。
──CBに転向した経緯を教えてください。
昌子 1年生で国体の鳥取県選抜に選ばれたときは、まだFWでした。ある日、国体選抜とガイナーレ鳥取(当時JFL)の練習試合があって、前後半でメンバーを入れ替えました。当時の国体選抜は米子北高の中村コーチが監督を務めていて、後半になってCBがケガをしたときに『いまだけCBで出てくれないか』と言われました。ボクは前半にFWとして出ていましたが、教え子で近くにいたので頼みやすかったのだと思います。いわば、突発的なアクシデントで出場することになった。このときガイナーレにはコン・ハメドというコートジボワールから来た身体能力の高い外国籍選手がいて、その選手とマッチアップして1対1の攻防で互角以上の戦いをしました。すると、次の日に中村コーチから『CBに向いてる。CBになれ』と言われました。すごく嫌でしたが、断われなかった。それからは、一度もFWをやらせてもらえなかったです。
──しかし、CBへの転向は正解だったのではないですか?
昌子 その後、CBをはじめて2か月で迎えたインターハイ(2009年近畿まほろば総体)で準優勝したのですが、そこに鹿島のスカウトの椎本邦一さんが来ていました。一回戦で茨城県の水戸商と対戦したときに、地元・茨城の選手を目当てに見に来ていたんです。それが、このときにボクが稀に見る絶好調で、さらにはCBをはじめてまだ2か月だということで関心を持っていただきました。同年の高円宮杯全日本ユースでも快進撃を続け、ベスト8まで勝ち進んだ。ボクにとっても米子北高にとっても、CBへの転向は大正解でした。
──鹿島へ入団するとき、プロになるときは迷いませんでしたか?
昌子 高校3年生でU-19代表にはじめて呼ばれたのですが、このころからプロになりたいという気持ちが少しずつ芽生えていました。ただ、父は仕事柄、プロの厳しさを知っていたので反対でした。母は大学進学を希望していたので、両親は話し合ったそうです。プロになっても、成功しない選手はたくさんいます。やる気をなくし、能力を落としてしまう選手もいます。最終的にはボクが決断することでしたが、食べていけなくなるとか、戦力外になるとかは考えていませんでした。無防備なまま厳しい世界に飛び込もうとしていたので、家族は心配してくれていました。『本当にわかっているのか』という確認です。それでもプロになりたかった。鹿島に行きたいという気持ちでした。何事においても、熱意を感じなければ父は許可を出さない人です。OKしてくれたということは、ボクの熱意が伝わったのだと思います。


フィジカルの強さには定評があり、競り合いには絶対の自信を持つ。photo/Getty Images

大岩剛の指導を受けて成長。プロ入り4年で日本代表に
──数年をかけて鹿島でレギュラーポジションをつかみ、日本代表にもなりましたね?
昌子 加入1年目から試合に出られるとは、まったく思っていませんでした。誘ってくれた椎本さんは、『3年目からが勝負だ』と言ってくれていました。まずはプロの世界に慣れて、力をつけろと。これまで多くの方にお世話になってきました。加入当時は奥野僚右コーチ、石井正忠コーチがいて、さらには大岩剛さんがコーチになって1年目で、マンツーマンで指導していただきました。3年をかけてクリアの仕方、ステップの踏み方、次のアクションまでの動きなどをみっちり教わりました。剛さんの経験をすべて叩き込んでもらった感じです。だからボクは、大岩2世だと思っています。実際、プレイスタイルが似ているとも言われます。剛さんはボクの師匠というか、鹿島のお父さんです。プロ人生のなかで、剛さんの存在はとても大きいです。
──日本代表に初招集されたのは、入団4年目の昨年でしたね?
昌子 定着したわけではないので、もちろん満足はしていないです。常にここからが勝負だと思っています。ただ、自分自身がどうなっても受け止められます。鹿島でしっかりプレイしなければならないことに変わりはない。しばらく代表から遠ざかっても、何年かぶりに復帰というのはよくあるので、常に全力でプレイするのみです。それでも、鹿島に加入して5年目を迎えて、いまは下に何十人もいます。22歳は中堅です。ボクらが小笠原満男さんを代表選手だと意識したように、下の選手は代表選手としてボクを見ています。しっかりやっていなくても代表に選ばれるんだとは絶対に思われたくない。代表を経験したことで、サッカーに取り組む姿勢をより考えるようになりました。プロは厳しい世界ですが、自分次第でどうにでもなります。何らかのカベに当たったときに、逃げてしまうか、しっかりと乗り越えるか。這い上がった選手が、代表に選ばれるのだと思います。ボクは自分の能力を信じています。1対1の競り合いでは誰にも負けたことがありません。試合中にボディコンタクトがあったときに、バランスを崩して尻餅をついたことがない。常に『抜いてみろ』という気持ちでプレイすることを大事にしています。

インタビュー・文/飯塚 健司

theWORLD163号 6月23日配信の記事より転載


源のインタビューを掲載するtheWORLDである。
FWからCBにコンバートされた経緯が語られておる。
これは大きな転機であった。
サッカー選手としての成長、プロ入り、そして代表招集と花道を歩いているようで、挫折や辛酸を舐めておる。
また、大岩コーチへの信頼も伝わる。
源は更に成長し、鹿島を牽引し、そして日本を代表する選手となって行くであろう。
楽しみである。

若い最終ラインが、もっと強いリーダーシップを発揮していく

2015年06月29日 | Weblog
【鹿島】常勝軍団の面影はなし…。今こそ求められる若手DFたちの「リーダーシップ」
五十嵐創(サッカーダイジェスト)
2015年06月28日


集中すべき時間帯での失点で、試合の流れを掴み損ねる。


第1ステージで低迷した鹿島。今季は不用意な失点が多く、特に後半立ち上がりの安定感のなさが目立つ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 第1ステージを終えて6勝4分7敗。開幕前に優勝候補の一角に挙げられながらも、鹿島はまさかの負け越しでシーズンを折り返した。リーグ4位タイの27得点を挙げながら、一方で25失点はワースト5位タイ。ゴールを重ねても不用意に失点し、敗戦を重ねる悪循環から抜け出せなかった。

 なぜ、これほどまでに失点がかさんだのか。その要因は複数考えられるが、真っ先に挙げられるのが試合の流れをコントロールできなかったことだろう。

 鹿島の第1ステージの時間帯別失点を見ると、興味深い事実が浮かび上がる。前半(8失点)に比べて、後半(17失点)は倍増しているのだ。さらに、失点の内訳は46~60分が8失点、61~75分が4失点、76分~試合終了までが5失点と、後半立ち上がりの失点が目立つ。

 ハーフタイムを挟んで仕切り直そうとした直後に、これだけ失点していたら、試合の流れを掴めないのも当然だろう。実際に、今回の川崎戦も後半立ち上がりの失点で出端をくじかれ、結局2-3で敗れた。集中すべき時間帯の失点。これが、鹿島が敗戦を重ねた要因のひとつだ。

 また、「良い流れのなかでも、同点にされたりする試合がほとんどだった」と振り返る昌子の言葉もキーワードと言える。例えば、13節の浦和戦。押し気味に試合を進めて相手のオウンゴールで先制しながら、突如守備のバランスを崩して4分後に失点し、さらに12分後に追加点を奪われた。ACLのFCソウル戦もまさに同じような展開で、柴崎の同点弾で逆転への機運が高まったにもかかわらず、終了間際にふとした隙を突かれて涙を呑んでいる。

ベテランの力に頼らず、若き守備陣が主導することも不可欠。


守備の安定化には、昌子など若手の奮起も不可欠。彼らが「リーダーシップ」を発揮できるかも、第2ステージでの命運を握っている。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 以前ならば、リードを上手く保ちながらカウンターで追加点を狙えていたが、今の鹿島はそれができない。同点に追いつき追い上げムードになった時も同じで、試合の分岐点が来ると、どこかナーバスになってバランスを崩してしまう。それはおそらく、チームとしての経験不足の表われだろう。

「勝ちに行くのか、守ってカウンターを狙うのか。統一感みたいなものが試合ごとにバラバラだった」

 そう土居が言うように、選手間の意思統一が曖昧で、刻一刻と変わる試合の状況に対応できていなかったのだ。

 ただ、ディフェンスリーダーの昌子や植田はまだ若く、チーム全体を統率するには経験が足りない。実際、ピッチ内で最も声を張り上げて指示を出しているのは小笠原だ。しかしこれだけ失点が続くと、彼に頼ってばかりもいられない。

 まずは、自分たちが守りやすいように周りを動かすことを考えるべきだろう。無理に監督の指示やピッチ内の司令塔の要求に応えようとして破たんするよりも、「最後のところで止められれば良い」(西)という態勢を整えるほうがよっぽど建設的だ。

 後半立ち上がりの失点も、試合の分岐点での不安定さも、なにかしらの手を打たなければ解消されない。若い最終ラインが、もっと強いリーダーシップを発揮していく――。それこそが、第2ステージでの巻き返しの鍵となる。

取材・文:五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)


鹿島の1stステージの戦いについて述べるサッカーダイジェストの五十嵐氏である。
得点を重ねながらも、失点を繰り返し勝ち点を失っていった。
その要因を「試合の流れをコントロールできなかったこと」と綴る。
若きチームには経験が不足していると言い切る。
これは乗り越えるべき課題である。
試合を重ね、チームは経験を積んでおる。
2ndステージは、それを開花させるとき。
強いリーダーシップを発揮するのだ。
期待しておる。

U-22選抜・鈴木優磨、チームとして臨機応変に対応できた

2015年06月29日 | Weblog
【J-22試合後コメント:明治安田J3 第18節】鈴木 優磨(鹿島)「チームとして臨機応変に対応できた」
明治安田生命J3リーグ

【J-22試合後コメント:明治安田J3 第18節】鈴木 優磨(鹿島)「チームとして臨機応変に対応できた」
福島に先制されたが、鈴木 優磨(鹿島)のゴールで追いつき、J-22は引き分けた。
28日、Jリーグ・アンダー22選抜は明治安田生命J3リーグ 第18節で福島ユナイテッドFCと対戦し、1-1で引き分けました。以下、監督と選手のコメントです。

■高畠 勉監督
試合の入り方は悪くありませんでしたが、自分たちのミスからピンチを招いて、相手の時間帯を作られてしまいました。前半の終盤には落ち着いてボールを保持できるようになって、ハーフタイムに攻守の確認をしたうえで後半に選手たちを送り出しました。後半、いい展開ができていて、更にギアを上げようというところで退場者を出してしまいました。10人になっても、選手たちはお互いに声を掛け合って焦らずにプレーしてくれました。ただし、身体を張ったディフェンスはしていましたが、相手に先制を許してしまいました。ここまでの試合ですと、そこから失点を重ねてしまうことがありましたが、今日はビハインドになっても、全員がやるべきことをやったので、最後にPKで同点にして試合を終えることができました。タフな試合の中で先制されても、諦めずに全員がしっかりとプレーして、同点に追いついた今日の経験は、選手たちの成長にとって非常にプラスになると思います。

■鈴木 優磨(鹿島アントラーズ)
セカンドボールをなかなか拾えずに相手に主導権を握られる時間もありましたが、途中からは自分もチームも相手に対応したプレーができていました。後半に10人になりましたが、それもサッカーですし、チームとして臨機応変に対応できたと思います。PKは自分がボールを持ちましたし、キッカーになると伝えました。シュートはゴールキーパーの動きをしっかり見て狙い通りに逆サイドに決めることができました。


福島戦に出場したU-22選抜の鈴木優磨である。
試合終了寸前にPKを決め引き分けに持ち込んだ。
GKの動きを見て狙い通りに決めたとのこと。
強いメンタルを感じさせる。
着実に経験を積んでおる。
優磨の成長が実感出来、U-22は機能しておることを感じさせる。
今後が楽しみである。

岳、骨折寸前

2015年06月28日 | Weblog
鹿島柴崎、左足折れる寸前 当面休養へ
[2015年6月28日7時2分 紙面から]

<J1:鹿島2-3川崎F>◇最終節◇27日◇カシマ

 鹿島が01年第1S以来の負け越しとなった。

 日本代表MF柴崎岳(23)が今季初の欠場。ベンチ外は12年4月14日の東京戦以来約3年2カ月ぶりで、チームの“心臓”を失っては2点が精いっぱいだった。クラブ幹部は「代表戦(16日シンガポール戦)後、左足第5中足骨の違和感を訴えた。折れる手前の判断が難しい状態」と症状を明かし、当面は休養させる。試合はOBのDF内田が観戦したが勝ち星を届けられなかった。

鹿島・柴崎、左足痛でベンチ外…20日横浜M戦で痛み増す
 明治安田J1第1ステージ最終節(27日、鹿島2-3川崎、カシマ)J1鹿島のMF柴崎岳(23)が左足中足骨(甲)に痛みを訴え、27日の川崎戦(ホーム)のベンチを外れた。日本代表として出場した16日のロシアW杯アジア2次予選・シンガポール戦後に違和感を覚え、20日の横浜M戦(アウェー)はフル出場したが痛みが増した。

 病院でのMRI(磁気共鳴画像)検査では骨に亀裂はないものの、骨折すれば今季絶望の可能性があるため、第2ステージ開幕までの2週間で回復の様子をみる。柴崎は今季開幕から16試合にフル出場。日本代表戦は6月の2試合に先発した。
(紙面から)

柴崎は左足痛で欠場 “骨にストレス”1週間後再検査の予定
J1第1S最終節 鹿島2―3川崎F (6月27日 カシマ)


第1S最終節を欠場した鹿島MF柴崎
Photo By スポニチ


 鹿島の日本代表MF柴崎は左足第5中足骨周辺に痛みが出たため欠場した。前日(26日)も全体練習からは離脱していた。

 鈴木常務取締役強化部長は「代表戦が終わったぐらいから違和感を感じていた。24日に痛みが増したということで、休ませた。(骨は)折れてはいないが、ストレスが掛かっている状態」と症状を説明。今後は1週間ほど様子を見て、再検査を受ける予定。手術を受けるかなどの方針を決める。
[ 2015年6月28日 05:30 ]


骨折寸前と診断された岳である。
これは欠場もやむなし。
代表から帰ってきたあたりから違和感を感じておったとのこと。
無理を押してのFマリノス戦であったということであろうか。
1週間ほど様子を見て再検査とのこと。
大事に至らぬことを祈っておる。

サッカーダイジェスト 川崎戦寸評

2015年06月28日 | Weblog
【J1採点&寸評】鹿島×川崎|柴崎を欠いた鹿島が敗戦。後半に猛攻を仕掛けるも、あと一歩及ばず
五十嵐創(サッカーダイジェスト)
2015年06月28日


攻め続けた後半に可能性は感じたが…。


【警告】鹿島=小笠原(29分)、金崎(32分) 川崎=エウシーニョ(57分)、大久保(64分)、小宮山(79分)、武岡(90+3分)
【退場】鹿島=なし 松本=なし
【MAN OF THE MATCH】レナト(川崎)


【試合内容】
 柴崎を怪我で欠いた鹿島はプレスがまったくハマらずに、立ち上がりから川崎にペースを握られた。

 開始8分にエウシーニョに裏を取られて先制点を奪われると、34分には右サイドにポジションチェンジしたレナトに切り込まれ、ミドルを決められる。44分に金崎が1点を返したが、ハーフタイムを挟んだ後半立ち上がりにも失点。カウンターから大久保に3点目を奪われた。

 鹿島はこの3失点目でようやく目が覚めたのか、そこから猛反発を見せた。小笠原と青木の2ボランチを起点に、カイオや金崎がサイドから仕掛けて川崎ゴールに襲いかかる。59分には、その青木のオーバーラップで左サイドを突破し、最後は赤がクロスに合わせて1点差に詰め寄った。

 しかし、その後が続かなかった。トニーニョ・セレーゾ監督は攻撃的な選手を送り込んで一方的に攻め続けたが、守備を固める川崎からあと1点が奪えなかった。

 鹿島はこれで6勝4分7敗と、負け越して第1ステージを終えた。一方の川崎はリーグ戦3連勝と、良い流れで前半戦を折り返している。

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
川崎のパスワークに翻弄され続けた前半は、完全に相手ペース。持ち直した後半は押し込み続けただけに、あと1点が欲しかった。

川崎 6
最終ラインからしっかりパスをつないでチャンスメイク。劣勢に回った後半に課題は残るも、粘り強く守って勝ち切った点は評価できる。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 佐藤昭大 5.5
失点はいずれもGKにとっては厳しいもの。フィードの精度やバックパスの処理に不安はなかった。

DF
22 西 大伍 5.5
出しどころがなく、ビルドアップに迷いが見えた。押し込んだ後半は、高い位置に進出して前線をサポートした。

23 植田直通 5.5
相手FWに起点を作られた前半の出来はマイナス材料。後半はヘッドを味方につなげてマイボールにするなど、空中戦ではほぼ無敗だった。

4 山村和也 5
前線との連動性を欠いてコンパクトな陣形を保てなかった。ビルドアップにも貢献できずにパスミスの直後に無念の途中交代。

3 昌子 源 5.5
レナトのカットインを許すなど、前半は後手を踏む守備に終始したが、試合途中にCBにスライドしてからは安定感を取り戻した。

MF
5 青木 剛 6
アグレッシブな姿勢を打ち出した後半に本領を発揮。左サイド深くまで侵入し、左足クロスで赤のゴールを演出した。

40 小笠原満男 5.5
中央に流れてきたエウシーニョのマークを外して先制点を献上。何本か有効な縦パスを入れたが、フィードミスも目立った。

33 金崎夢生 6
鮮やかな左足のミドルで1ゴール。闘志漲るチェイシングと球際で、62分に交代するまで戦い続けた。

7 カイオ 5.5
突破を仕掛けては奪われていた前半から一転。後半は巧みなキープで攻撃のリズムに変化を付けた。強烈なミドルが枠を捉えていれば……。

8 土居聖真 5
CFとのコンビネーションプレーがほとんどなく、相手の脅威になれたとは言い難い。ダイアゴナルなランニングの回数をもっと増やしたい。

FW
18 赤秀平 6
前半はスペースへ走ってボールを受けても潰されたが、後半にクロスをニアで合わせてゴール。終盤のチェイシングも見事だった。

交代出場
MF
13 中村充孝 5
トップ下と右サイドでプレーしたが、ドリブル突破以外に見どころなし。球離れが悪く、不用意にボールを奪われた。

DF
17 鈴木隆雅 6
左SBでJ1デビュー。タイミング良く前線をサポートしつつ、素早い帰陣でピンチも防いだ。

MF
10 本山雅志 5.5
引いた位置から縦パスを狙ったが、ゴール前を固める川崎の隙を見出せなかった。アバウトなクロスを上げるなど、らしくないプレーも。

監督
トニーニョ・セレーゾ 5
追い上げムードの後半に鈴木隆を送り込んで経験を積ませたのは、次につながる一手だ。しかし、エリア内で勝負できる金崎を下げた点は疑問が残る。


アウトサイドで合わせた赤⑳のゴールで鹿島は勢い付いたが、次の1点が奪えなかった。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

豪快なミドルを沈めたレナトをMOMに。

【川崎|採点・寸評】
GK
1 新井章大 6
2失点したものの、GKとしての過失はなし。的確なポジショニングでミドルに対応した。

DF
17 武岡優斗 6
スピードを活かして広範囲をケア。球際も強く、サイドへ抜け出した赤をたびたび潰していた。

4 井川祐輔 6
ボランチにタイミング良くボールを預けて攻撃のテンポを作った。守備でも危険なエリアを察知し、カバーリングでピンチを救った。

20 車屋紳太郎 6
余裕を持ってルックアップし、効果的な縦パスを供給。押し込まれた後半は、粘り強く対応してボックス内への侵入を防いだ。

MF
5 谷口彰吾 6
CBから引き出したボールを堅実にサイドへ展開するだけでなく、バイタルエリアで浮いたレナトを見逃さずに縦パスを入れ、2点目につなげた。

19 森谷賢太郎 6
前半にペースを握ったのは、この男の守備があったから。相手ボランチにプレッシャーをかけて自由な配球を許さなかった。

18 エウシーニョ 6
タイミング良く中央に侵入して貴重な先制点。守備に回っても身体を張ったファウルすれすれのプレーで突破を許さなかった。

8 小宮山尊信 5
中央へ持ち込んでからの右足クロスでエウシーニョのゴールを演出。レナトとの連係も良く、左サイドで起点になった。

FW
15 船山貴之 5.5
カウンターで右サイドを抜け出し、グラウンダーのクロスで大久保のゴールをアシスト。結果的に、このゴールが決勝点になった。

10 レナト 6.5
左足での高精度ミドルは圧巻。劣勢の後半は消える時間もあったが、ボールが渡ればなにかが起こる期待感があった。

13 大久保嘉人 5
バイタルエリアでボールを受けて起点に。引き気味の位置取りだったためにゴール前でのプレーは少なかったが、それでも1ゴールを挙げる勝負強さはさすがだ。

交代出場
MF
16 大島僚太 5.5
配球に淀みはなかったが、守備面には課題も。相手ボランチへのプレスが甘く、押し込まれる一因になった。

FW
小林 悠 6
ハードにアップダウンし、守備のタスクをまっとう。攻撃では巧みに身体を使ってタメを作るも、味方の押し上げが遅く孤立気味に。

MF
14 中村憲剛 -
3トップの一角で出場。バックパスを織り交ぜて展開を落ち着かせようとしたが、効果は薄かった。

監督
風間八宏 6
3連勝で第1ステージをフィニッシュ。森谷の交代は失敗だったようにも映るが、結果的に逃げ切った点は評価すべき。


サッカーダイジェストの五十嵐氏による川崎戦の寸評である。
ゴールを記録した金崎夢生、赤に加え、攻守に走ったアシストの青木、鹿島デビューの隆雅によい評価が与えられておる。
ゴール二つはゴラッソであり、美しかった。
また、ボランチとしてよく走った青木はトラッキングデータでも走行距離No.1である。
そして隆雅である。
足の速さはアピール出来た。
あとは経験であろう。
練習に励み、出場機会を増やしていくのだ。
楽しみにしておる。