鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

練習試合 朝鮮大学戦

2010年11月30日 | Weblog
2010年11月30日(火)

肌寒い天候の中、15時より行われた朝鮮大学との練習試合は佐々木選手の2ゴール、大迫選手、川島選手のゴールにより、4-0と勝利しました。

好調のサブ攻撃陣である。
特に川島はここに来て存在感を増しておる。
同期入団の宮崎がポジションを得ていることに発憤しておるのであろうか。
同じ左利き、同じ生年月日の宮崎と川島が切磋琢磨することによって、チームは確実に底上げされる。
我等も早くトップで活躍する川島を観たい。
川島のプレイに魅了されたいのだ。
期待しておる。

ガブさん残留へ

2010年11月30日 | Weblog
鹿島がオリベイラ監督へ来季続投オファー
 鹿島が29日、オズワルド・オリベイラ監督(59)に来季続投へ正式オファーを出した。今月に入ってから、鈴木満強化部長がオファーへ向け、下交渉を重ねていた。単年契約で、推定年俸1億円。続投へ意欲をみせる同監督とは、近日中に合意に至る見込みだ。オリベイラ監督は07年に鹿島の監督に就任。同年からJリーグ3連覇を達成。00年にコリンチャンスを率いて世界クラブ選手権で優勝した手腕を発揮した。今季はシーズン半ばでDF内田(現シャルケ)李正秀(現アルサド)ら主力が移籍し、最終節を待たずに4連覇の可能性が消滅した。
 [2010年11月30日8時21分 紙面から]

オリヴェイラ監督、契約延長にサインへ
 鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(59)が正式に契約延長のオファーを受けた。今シーズンは4連覇こそ逃したものの、最終節を残して来季のACL出場権を獲得する2位と上位をキープしていることから、現状維持の年俸1億円(推定)の単年契約が提示された。

 同監督は既にクラブ幹部と下交渉を重ねており、近日中には正式にサインする見込みで、その後は来季の補強などについてクラブ側と話し合うことになる。また、今季から加入したMFフェリペ・ガブリエルも残留が決定的となり「(日本に)慣れた分、来年は自分らしいプレーをしたい」と意気込んだ。

[ 2010年11月30日 ]

オリヴェイラ監督とはほぼ合意に達する見込み。
これは重畳。
安定した結果を残し、Jリーグでの実績十分な監督が指揮を採ることにより、もう一つチームをランクアップさせたい。
来季はプラチナ世代が入団し、チームは再編成の時期となる。
ここで監督まで変えてしまっては、チームの行き先がブレる可能性が出てきてしまうところであった。
まずは、指揮官を固め、来季に備えたい。
そんな中で、ガブさんも残留とのこと。
この一年で日本に慣れ、激しい運動量でチームに躍動感を与えた。
来季は攻撃力を磨き、勝利に貢献して欲しい。
期待しておる。

相馬、川崎の監督へ

2010年11月30日 | Weblog
川崎の高畠監督が退任 後任は相馬氏濃厚
2010.11.30 23:04

 Jリーグ1部(J1)川崎は30日、高畠勉監督(42)が契約満了により、今季限りで退任すると発表した。関係者によると、後任は今季の日本フットボールリーグ(JFL)町田ゼルビアの指揮を執った川崎OBで元日本代表DF相馬直樹氏(39)が濃厚となっている。

 高畠監督は2008年シーズンに続き、今季からは再び監督に就任。しかし12月4日のリーグ最終節を前に6位にとどまり、3位以内のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を逃していた。ナビスコ杯や天皇杯全日本選手権も敗退してタイトルは獲得できなかった。

 鹿島などで活躍した相馬氏は1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場し、日本代表は58試合で4得点。町田ゼルビアは今季JFLで3位だった。

川崎の監督に相馬直樹氏…高畠監督は退任、後任最有力に浮上

 J1川崎の高畠勉監督(42)が1年契約を満了し、今季限りで退任。次期候補にOBで、1998年フランスW杯メンバーのJFL町田・相馬直樹監督(39)が最有力候補に浮上したことが29日、分かった。Jリーグ関係者によると、27日の第33節・浦和戦(等々力)に1―1で引き分け、28日の他チームの結果により5位以下が確定、来季のACL出場権の可能性も消滅したことで、高畠監督と契約を更新しない方針を固めたという。

 来季の監督についてはJリーグの代理人関係者によると、相馬氏が最有力候補となった模様。相馬氏は今季、町田で初めて監督を務め、年間3位に押し上げた若き指揮官。実績だけでなく、サッカー理論の緻密(ちみつ)さと、常勝軍団の鹿島で培われた精神的な強さが評価されたという。

 町田の幹部は「何も話せない。ほかのクラブからの話については、そのクラブに聞いて下さい」とオファーに発展することを示唆。川崎は今季、初タイトル獲得を掲げたが、ACL1次リーグ、ナビスコ杯準決勝、天皇杯16強で敗退した。

 ◆相馬 直樹(そうま・なおき)1971年7月19日、静岡県生まれ。39歳。清水東高から早大を経て、94年に鹿島入団。04年に川崎へ移籍し、2年間プレーした後、現役を引退した。日本代表としては、98年フランスW杯に左サイドDFとして出場。国際Aマッチ58試合4得点を記録。10年、JFL・町田の監督に就任。175センチ、72キロ。血液型AB。

(2010年11月30日06時01分 スポーツ報知)

我等がレジェンド・相馬直樹が川崎の監督に就任するとのこと。
これは驚異である。
現役時代から知性派で名を馳せた相馬が攻撃力のある川崎を操れば、強大な勢力になりかねぬ。
とはいえ、相手がどうあれ、我等は我等のサッカーを貫くのみである。
ブレる事無く、前へ進みたい。

仙台・平瀬、引退

2010年11月30日 | Weblog
33歳平瀬引退 腰痛、右足痛…限界感じる
 仙台の元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで引退することが29日、分かった。今日30日に正式発表される。左手首骨折で出遅れた今季は11試合無得点にとどまり、腰痛や右足首痛も隠してのプレーに限界を感じていた。鹿児島実3年の時に高校選手権で優勝し、96年にFW柳沢(京都)らと鹿島入り。横浜、神戸、仙台を渡り歩いた。

 99年、トルシエ監督率いるU-22(22歳以下)日本代表のエースとして、シドニー五輪予選で17得点。日本の予選史上最多で、全世界を通じた予選得点王にも輝いた。翌00年の本大会では、MF中田英や中村俊とともに68年メキシコ五輪以来32年ぶりの8強に進出。同年、鹿島で史上初のリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の3冠を達成し、A代表にも選ばれた。NHK紅白歌合戦への招待や、ハウス食品「バーモントカレー」のCMなどで人気者になった。

 04年に移籍した神戸では股関節痛に悩まされ、07年に戦力外通告。引退して解説者に転身予定だったが、同じく元鹿島の仙台手倉森監督に引き留められた。仙台では神様ジーコの練習法など鹿島時代の経験を伝授。08年にチームのFW最多となる11得点(38試合)をマークし、09年に7季ぶりのJ1昇格に貢献した。
 [2010年11月30日8時19分 紙面から]

元日本代表FW、仙台・平瀬が現役引退
2010.11.30 17:45


09年12月 天皇杯準々決勝で決勝ゴールを決め、サポーター席へガッツポーズの仙台・平瀬

 J1仙台は30日、元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 平瀬は鹿児島実高から鹿島入りし、神戸などを経て2008年から仙台でプレー。J1は通算180試合出場で32得点、J2では108試合出場で22得点。2000年シドニー五輪代表で、日本代表経験もある。


09年12月 天皇杯準々決勝で決勝ゴールを決め、ゴール裏を走り抜けてサポーター席へ向かう仙台・平瀬

“誇りと幸福の15年”元日本代表FW平瀬が現役引退
 J1仙台は30日、元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 平瀬は鹿児島実高から鹿島入りし、神戸などを経て2008年から仙台でプレー。J1は通算180試合出場で32得点、J2では108試合出場で22得点。2000年シドニー五輪代表で、日本代表経験もある。

 平瀬はクラブを通じて「プロサッカー選手として15年という長い期間プレーできたことを誇りに思いますし、とても幸せを感じています」とコメントした。
[ 2010年11月30日 17:30 ]

元日本代表FW平瀬が引退…仙台

5月9日のホーム・名古屋戦でシュートを放つ仙台・平瀬(右)。今季限りでユニホームを脱ぐ

 ベガルタ仙台の元日本代表FW平瀬智行(33)が今季限りで現役引退することが29日、明らかになった。近日中にクラブ側から発表される。

 平瀬は08年にベガルタに加入。07年限りで神戸を戦力外となり、一時は引退も考えたが、旧知の仲である手倉森誠監督(43)からオファーを受けて快諾。杜(もり)の都では、ベテランならではのプレーでチームを引っ張り、入団1年目には8シーズンぶりの2けたゴールを記録した。翌09年にもリーグ戦40試合で8得点の活躍で、チームを7季ぶりのJ1昇格に導いた。

 高卒で入団した鹿島では、期待の若手FWとして大ブレーク。99年には五輪代表に選出され、アジア予選で17得点を挙げて、シドニー五輪本戦の出場権獲得に大きく貢献した。

 01年にはフル代表にも名を連ねたスター選手で、誰にも愛される性格の持ち主。ベガルタでは多くの若手に慕われ、精神的支柱としても重要な役割を果たしてきた。ただ、今季は体のキレが落ちていることを周囲に漏らすこともあり、引退を決意した模様だ。「ミスターベガルタ」MF千葉に続き、“巨星”がピッチを去る。

 ◆平瀬 智行(ひらせ・ともゆき)1977年5月23日、鹿児島県生まれ。33歳。鹿児島実高から96年に鹿島に入団し、00年にはJリーグ初の3冠獲得に貢献。02年途中に横浜Mに期限付き移籍。04年からは神戸に所属し、08年に仙台に加入した。J1通算180試合出場32得点。国際Aマッチ2試合出場無得点。184センチ、76キロ。家族は妻と1男、1女。

(2010年11月30日10時58分 スポーツ報知)

平瀬智行選手 現役引退のお知らせ
ベガルタ仙台の平瀬智行選手が、2010シーズン限りで現役を引退することとなりましたのでお知らせいたします。


◆平瀬智行選手プロフィール

【背番号】
14番

【ポジション】
FW

【生年月日】
1977年5月23日(33歳)

【身長体重】
184cm 79kg

【出身地】
東京都

【経歴】
鹿児島実業高校 - 鹿島アントラーズ - CFZド・リオ(ブラジル) - 鹿島アントラーズ-横浜F・マリノス-
鹿島アントラーズ - ヴィッセル神戸 - ベガルタ仙台(2008年加入)

シドニーオリンピック日本代表/日本代表

【出場記録】
年 所属チーム リーグ戦 カップ戦 天皇杯
出場 得点 出場 得点 出場 得点
1996 鹿島 J1 0 0 0 0 0 0
1997 鹿島 J1 1 0 0 0 0 0
1998 CFZド・リオ(ブラジル) ― ― ― ― ― ―
1999 鹿島 J1 22 5 2 0 2 0
2000 鹿島 J1 26 11 5 4 5 0
2001 鹿島 J1 23 0 3 1 3 2
2002 鹿島 J1 7 2 5 1 ― ―
横浜FM J1 19 2 ― ― 2 1
2003 鹿島 J1 28 7 4 1 4 0
2004 鹿島 J1 11 0 5 1 ― ―
神戸 J1 10 1 ― ― 1 0
2005 神戸 J1 19 4 3 0 1 0
2006 神戸 J2 30 3 ― ― 1 1
2007 神戸 J1 3 0 1 0 0 0
2008 仙台 J2 38 11 ─ ─ 0 0
2009 仙台 J2 40 8 ─ ─ 1 1
2010 仙台 J1 11 0 5 0 0 0
通算 J1 180 32 33 8 20 5
J2 108 22

【コメント】

プロサッカー選手として15年という長い期間プレーできたことを誇りに思いますし、とても幸せを感じています。
まだ今シーズンのリーグ戦は残っていますので、J1残留のため、チームの勝利のために、できることを精一杯頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします。

[掲載日:11月30日]

2000年の三冠FWである平瀬が引退とのこと。
これは寂しい。
とはいえ、選手はいずれ引退するもの、平瀬の決断を尊重したい。
平瀬と言えば、三冠時のスピードが印象深いが、何と言っても2001年のチャンピオン・シップ第1戦の同点ゴールであろう。
ホームのジュビロが先制し、ジュビロの悪質なファールに対して相変わらず偏ったジャッジの岡田主審が隆行に二枚目のイエローカードを提示し退場、そしてジュビロが追加点を挙げ敗色濃厚となった。
しかしながら、秋田のヘディングで1点差とし、平瀬がアウグストのセンタリングをGKがこぼしたところを左足でゴール。
観ておったものは、誰もが絶叫したものである。
この勢いで第2戦を制し日本一となったのである。
スター性を持つFWであったと言えよう。
我等に勝利をもたらせた、平瀬に改めて感謝の意を表したい。
現役を退いても実績十分な平瀬の未来は明るい。
お疲れさまでした。

渡辺千真に興味か

2010年11月29日 | Weblog
Jの名門に激震!横浜Mが山瀬ら6人戦力外
 Jの名門に激震が走った。J1横浜Mが元日本代表MF山瀬功治(29)、同DF松田直樹(33)、同FW坂田大輔(27)らを含む大量6選手に来季の戦力外通告をしたことが28日、分かった。若返りと血の入れ替えを断行するが、昨季新人王のFW渡辺千真(24)、08年北京五輪代表候補だったDF田中裕介(24)、MF長谷川アーリアジャスール(22)ら生え抜きの有望株も流出する危機。木村和司監督(52)の体制2年目となる来季は解体的出直しを余儀なくされそうだ。

  ◇  ◇

 横浜Mが衝撃の大量リストラを断行した。この日までにMF山瀬、DF松田、FW坂田、MF河合、清水、DF浦田に来季の戦力外通告をしたことが分かった。

 背番号10を背負い今季も32試合5得点と主戦FWとして活躍している山瀬、クラブの象徴の松田、横浜Mユース出身のFW坂田ら日本代表経験者にも来季の契約を結ばない意向を通告。アジアCLを逃して人員削減を余儀なくされ、MF河合、清水らを含めた大量6選手を戦力外とした。

 下條佳明チーム統括本部長は「世代を大きく代え、クラブに新しい1ページを築くため大きな決心をしなければいけなかった」と説明。広島DF槙野らの獲得に乗り出しながら、資金面の不利やブランド力の低下などから後手を踏んで苦戦。オファーを出している清水MF藤本、新潟DF永田らとの移籍交渉での金銭面の上乗せなどのため功労者の放出に出た形だが、強引な手法にチーム内での不安が広がるのは間違いない。

 ファンへのショックも計り知れない。約100人のサポーターが横浜市のクラブハウスへ詰めかけ、松田への戦力外通告に抗議した。一時は沈静化したが、山瀬が自身のブログに戦力外とされた事実や経緯などを書き込んだことで再過熱。2時半から始まったサポーターとの話し合いは午後8時半まで続き、建物内には怒号と涙声が聞こえる異常事態となった。12月4日の大宮戦後にも改めて説明する。

 鹿島、名古屋などが今季出場機会に恵まれなかった昨季新人王のFW渡辺に興味を示し、両サイドバックをこなすDF田中には清水、柏など複数のJ1クラブが獲得に乗り出すなど新たな流出の危機も浮上。クラブは解体的な出直しを余儀なくされそうだ。

(2010年11月29日)

鹿島がFマリノスの渡辺千真に興味を持っておるとのこと。
これは初耳である。
とはいえ、層が薄いFWに実績のある選手の補強は悪くはない。
よよには湘南からレンタルのオファーが届いており、大迫はから興味を持たれておる。
ただでさえ層の薄いFW陣から選手が流出してしまっては、練習すらままならぬ。
FWへの興味は現実味を帯びてくるのは事実であろう。
しかしながら、三年前には大岩が引退ガセを流したデイリースポーツである、安易に信用してはならぬ。
心して続報を待ちたいと思う。

欧州に学べ

2010年11月29日 | Weblog
収益性の高いスタジアムへ 鹿島FC、指定管理者更新
欧州参考、ボックス席新設も


【写真説明】
鹿島FCが2011年から新たに10年間の指定管理者となる県立カシマサッカースタジアム=鹿嶋市神向寺


県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)の指定管理者であるJリーグ1部・鹿島フットボールクラブ(FC)が、同スタジアムを2011年4月から新たに10年間管理することが決まった。長期契約を結ぶことで利用法の選択肢も増えるため、来季からは新しい年間指定席の販売や、試合開催日以外の活用などにも力を入れていく。同FCの井畑滋社長は「欧州のような、収益性の高いスタジアムを目指していきたい」と展望を語る。

■踏み込んだ活用
鹿島FCは06年4月から、同スタジアムの指定管理者として5年間の契約を締結。Jクラブで初めて、地方自治体が所有する競技場の指定管理者となった。11年以降の募集は今年7月から始まり、鹿島FCは管理期間10年で申請。今月18日の県議会定例会で、契約更新が正式承認された。

「これまでの5年間から、さらに踏み込んだ利活用が可能になる」。井畑社長が語るように、10年間の管理を任され、さまざまな利活用が可能になった。参考にしたのはサッカーの本場ヨーロッパ。欧州のスタジアムは、高価な年間シートが高い収益性を誇るとともに、年間を通じた利活用も当たり前。今夏、現地を視察した鈴木秀樹取締役は「欧州は、2割の客から8割の収益を上げている。試合開催日以外の収益事業も浸透している」と痛感した。

■ニーズある
指定管理を更新する来季に向けた目玉の一つが「ビューボックス」の設置だ。バックスタンド側最後列の11席を2列、座席を外して仕切りで区切り、購入者が自由に内装をアレンジできる。スペースとして売り出す新タイプの年間指定席で、価格は200万~400万円になる見込み。人気の高いメーンスタンド側年間シートは毎年売れ切れ状態のため、鈴木取締役は「チケットは高い方から売れていく。ニーズはある」と自信を見せる。

また、収益事業の取り組みとしては、来年4月から同スタジアム内のスポーツクラブ「カシマウェルネスプラザ」の独自運営を開始する。06年10月の開業以来、コナミスポーツに指導者の派遣などで協力を得てきたが、「もう自分たちのノウハウで十分運営できる」(鈴木取締役)。来年からは高齢者向けの介護コースやエステなども立ち上げ、収益性を高めていく構えだ。

■10年先見据え
このほかにも、スタジアムツアーの内容充実や、鹿島臨海鉄道・鹿島スタジアム駅から住友金属ゲート(第2ゲート)まで続く通路の太陽光発電パネル(来年完成予定)を利用し、県産品の食料を販売するマルシェ(市場)の開催など、来季からは10年先を見据えたスタジアムの活用を図っていく。

鹿島FCは11年がクラブ創設20周年となり、スタジアム事業も大きな節目を迎える。サッカー界は入場料収入が頭打ちの状況で、生き残るためには収益性ある箱モノ事業として発展していく必要がある。井畑社長は「マッチデーとノンマッチデーを有効に使い、収益性を高めて欧州の水準に近づけたい」と息巻いている。


県立カシマスタジアムの指定管理者を継続することとなり、新たなるビジネスプランを提示していく鹿島アントラーズである。
大きく報道された「ビューボックス」もその一環とのこと。
経営者の目は欧州のクラブを向いておる。
戦術や育成なども重要であるが、サッカーとプレイ以外の部分にも学ぶべきところは多い。
収益性を高く保ち、より良いコンテンツとしての鹿島アントラーズを高みに挙げて欲しい。
我等も足繁く聖地に巡礼をし、共に高みに登らせて頂く。
鹿島は更なる一歩を進んでおるのである。

京都戦報道

2010年11月29日 | Weblog
鹿島「大なた」ふるって2位浮上/J1

前半、京都FW柳沢(右)を、徹底マークする鹿島MF小笠原

<J1:鹿島2-1京都>◇第33節◇28日◇カシマ

 鹿島が17位京都を2-1で何とか振り切って2位に浮上し、来季ACL出場権確保の3位以内に望みをつないだ。オリベイラ監督(59)は不振の左サイドDFジウトン(21)に代えて、DF宮崎智彦(24)を先発に抜てき。さらに後半動きの落ちた精神的支柱のMF小笠原を、思い切って途中交代させるなどの「大なた」で、京都の猛攻をしのぎきった。12月4日の最終節では鹿島、G大阪、C大阪が勝ち点1差にひしめき、三つどもえでACL出場権を争う形に。MF青木は「大きな一戦。勝ってACLに行くのもあるし、2位で終わりたいというのもある。天皇杯につなげるためにもいい試合をしたい」と表情を引き締めた。
 [2010年11月29日8時54分 紙面から]

【鹿島】岩政、勝利も「反省必要」/J1

鹿島対京都 前半、クリアする鹿島DF宮崎(撮影・栗山尚久)

<J1:鹿島2-1京都>◇第33節◇28日◇カシマ

 鹿島DF岩政大樹(28)が、勝利にも反省の必要性を説いた。前半2点を先制し、反撃をしのぎ切る必勝パターンで、勝ち点3を手にしたが「中盤の押し上げ、セカンドボールに対する反応、すべてがよくなかった」とぴしゃり。「勝ち負けで一喜一憂するのもいいけど、何ができて、何ができなかったのかを見つめ直す必要もある」。ACL出場権確保の3位以内を懸けた、12月4日の最終節山形戦を前に、戦い方を再考することを提案した。
 [2010年11月28日18時36分]

鹿島、大苦戦…ACL争いの行方は最終節へ
2010.11.29 05:00

 J1第33節最終日(28日、鹿島2-1京都、カシマ)鹿島は降格の決まった京都に2-1の辛勝。勝ち点59で2位に再浮上はしたが、MF野沢拓也(29)の1ゴール1アシストで2点を先行しながら後半は反撃を許した。C大阪は4-0で湘南に快勝して同58で4位。3位以内が得るACL出場権争いは、既に優勝を決めた名古屋を除き、鹿島、勝ち点59で3位のG大阪、C大阪の3チームに絞られた。

 鹿島の選手たちに勝者の表情はなかった。京都を相手に2点をリードしながら、後半は押されっぱなし。1得点1アシストのMF野沢は試合後、「きょうは何もありません」とつぶやいた。ACL出場権のかかる3位以内確保は最終節までもつれることになった。オリベイラ監督は「全員が勝つための覚悟を持っているか」と、王者の面影をなくした戦士たちに問いかけた。


試合後、シーズン報告の挨拶で天皇杯での必勝を誓う鹿島のオズワルド・オリベイラ監督=カシマ(撮影・吉澤良太)


先制ゴールを決め、喜ぶ鹿島の野沢(左)=カシマ(撮影・吉澤良太)


先制ゴールを決め、中田(左)と喜ぶ鹿島の野沢(右)=カシマ(撮影・吉澤良太)


CKから決勝ゴールを決め、喜ぶ鹿島のフェリペ・ガブリエル(手前)=カシマ(撮影・吉澤良太)




曽ケ端“トンネル”も…鹿島ACL圏内残った

<鹿島・京都>後半19分、ボールをキャッチし損ねる鹿島GK・曽ヶ端
Photo By スポニチ


 J1第33節最終日、鹿島が意地の勝利で2位に浮上した。鹿島はホーム最終戦で京都と対戦。MF野沢拓也(29)とMFフェリペ・ガブリエル(24)のゴールで2―1と勝利した。12月4日の最終節で山形に勝てば無条件で来季のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場権を獲得する3位以内に入る。3位のG大阪、4位のC大阪と残り2枠のACL出場権を争う。

 鹿島らしからぬ冷や汗の勝利だった。2―0とリードしていた後半19分に「(ボールが)ブレていたので、自分の前に落とそうと思った」という守護神・曽ケ端の“トンネル”から失点。その後も連続したピンチは何とか守り切ったが、DF伊野波は「勝てなかったら苦しかった。それ(勝利)だけが救いだった」と笑顔はなかった。

 前半17分にDF新井場の右クロスをMF野沢が左足に当ててゴールネットへと流し込み、あっさり先制した。同31分には野沢の右CKからMFフェリペ・ガブリエルがヘディングで追加点を挙げた。だが、ハードな日程の影響で後半に入ると運動量がガクンと落ちた。「タメもつくれないし、中盤でセカンドボールを拾われてDFラインを上げるのが難しかった」(伊野波)と主導権を握れない。常勝軍団のサッカーは影も形もなかった。

 それでも大きな1勝を手にしたことは間違いない。得失点差でG大阪を抜いて2位に浮上。最終節の山形戦で勝てば自動的にACL出場権を獲得できる状況に持ち込んだ。「ACL(出場)は一つの目標だし、結果オーライだった」と新井場が話せば、曽ケ端も「自力で(ACL出場を)決められるのだからプラスに考えたい」と前を向いた。

 就任後初めてリーグ優勝を逃したオリヴェイラ監督は「タイトルは残っている。全力を尽くして天皇杯は獲りにいく」とサポーターにあいさつした。まずは最終節で4年連続となるアジアへの切符を獲得して、最後の1冠を狙う。
[ 2010年11月29日 ]

ガブリエル決勝弾で2位に浮上!…鹿島

前半31分、CKからゴールを決める鹿島のフェリペ・ガブリエル(中)(右は京都・水本、左は岩政)

 ◆J1第33節 鹿島2─1京都(28日・カシマスタジアム) 鹿島はホーム最終戦で京都に辛勝し、2位に浮上した。前半17分、DF新井場のクロスからMF野沢が先制点を挙げ、同31分にはMFフェリペ・ガブリエルが加点。京都の反撃を1点にしのいだ。来季を見据え、左サイドバックで先発したプロ2年目DF宮崎は「もうちょっと前で絡むという課題も見つかった。勝てたので(主力定着の)きっかけにしたい」と笑顔だった。
(2010年11月29日06時00分 スポーツ報知)

J1鹿島、2位浮上 ホーム最終戦、京都に2-1

【写真説明】
鹿島-京都 前半17分、鹿島・野沢が先制ゴールを決める=カシマスタジアム


J1鹿島は28日、カシマスタジアムでの今季最終戦で京都と対戦、2―1で下して2位に浮上した。

鹿島は前半17分、新井場の右からのクロスに、野沢が左足で合わせて先制。同31分にはコーナーキックをフェリペガブリエルが頭で決めた。後半は運動量が落ちて京都に押し込まれ、1点を返されたが逃げ切った。

【Jリーグ】鹿島辛勝、オリベイラ監督絶叫「天皇杯をとりにいく」
2010.11.28 19:17


鹿島-京都 前半、シュートを放つ鹿島・野沢=カシマ

 疲労感たっぷりの鹿島の今季ホーム最終戦だった。勝つには勝ったが、J2降格が決まった京都相手に押し込まれる場面が相次いだ。「内容的にはほめられたもんじゃない」と新井場。ACL出場権を争う上で、勝ったことだけが収穫だった。
 完敗した前節磐田戦に続く低調な試合。オリベイラ監督は「やるべきことをやる意識が薄れている」と指摘する。最大の目標だったリーグ4連覇を逃し、心にあいた穴はやはり大きかったのかもしれない。
 それでも、鹿島の2010年シーズンはまだ終わっていない。ACL出場権の確保はもちろん、天皇杯も残っている。「選手は本気で(タイトルを)とりたいのか。そのスイッチを入れる作業をやっていく」。指揮官はまだまだネジを巻く構えだ。
 試合後、オリベイラ監督は「就任4年目にして初めてタイトルをとれずあいさつすることになったが、まだ1つ残っている。全力を尽くし、天皇杯をとりにいく」とサポーターに絶叫した。鹿島はこのまま無冠で終わるのか。ここから真価が問われる。
(森本利優)


鹿島-京都 前半17分、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・野沢=カシマ


京都に勝ち、2位に浮上した鹿島イレブン=カシマ


勝利だけが光明の試合である。
確かに良い点を見つけることの難しい試合だったと言えよう。
ACL出場権を地力で得られる位置に上がったことくらいであろうか。
そんな中で、ニッカンはジウトンを外し、小笠原主将を途中交代させた采配を報じておる。
マルキーニョスも途中で退かせており、指揮官の動きは天皇杯をそして来季を睨んだものと言えよう。
昨日のような試合を続けておっては、天皇杯どころか次節の山形戦さえも危うい。
ACL出場権を求めて、強い気持ちで戦う必要が有ることは言うまでもない。
そしえて再編成が謳われる来季にアンタッチャブルな選手はおらぬ。
マルキーニョスも小笠原主将も不調であれば、起用されぬのだ。
次節・山形戦までに調子を取り戻してくれることを願っておる。

ダニーロ、バイーアへ

2010年11月28日 | Weblog
Danilo Andrade é o novo reforço do Bahia para 2011
Sáb, 27 de Novembro de 2010 07:38



O meia Danilo é o primeiro reforço do Bahia para a temporada 2011. A apresentação do atleta, que vem disputando a Série A do Brasileirão pelo Corinthians, deverá feita nos próximos dias.

A informação foi confirmada pelo presidente do Corinthians, Andrés Sanchez, em entrevista concedida ao site Diário do Grande ABC, nesta semana. De acordo com Sanchez, Danilo deve substituir o atacante Moraes, que também é atleta do Timão.

A negociação possivelmente foi realizada na vinda do dirigente à Bahia, no qual jantou com o presidente do Bahia, Marcelo Guimarães. Segundo o dirigente corinthiano, o jogador que tem 31 anos, é um meia de qualidade e tem conquistado títulos importantes na carreira.

Trajetória

Danilo Gabriel de Andrade, de 31 anos, nasceu em 11/06/1979. Foi revelado em 1999, pelo Goiás, onde jogou até 2003. Em 2004 foi chegou a São Paulo e conquistou a Taça Libertadores da América de 2005 e o Mundial da FIFA no mesmo ano. No Japão, conquistou 5 títulos no Kashima Antlers. A partir deste anoso Corinthians passou a ter os direitos econômicos do atleta.

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ダニーロがコリンチャンスからバイアへ移籍とのこと。
興味深い移籍である。
コリンチャンスはロナウドやロベルト・カルロスを擁し、プチ銀河系軍団としてブラジルを席巻しておった。
かつてはオリヴェイラ監督が率いてFIFAクラブ世界選手権2000で世界一になったことでも有名である。
そして、新たなる所属クラブ・バイーアはバイーア州の名門である。
ダニーロはこのクラブの再建に大きく力を貸すであろう。
ダニーロの新たな門出を祝いたいと思う。

京都戦コメント

2010年11月28日 | Weblog
J1リーグ 第33節
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ
Q:後半、京都に押し込まれることが多かったが?
2-0で勝っていたわけだが、相手にとってはリードされていたし押し込まれる状況はあり得ることだったが、それ以前からチームに不安定な部分が出ていて失点してからその緊張感が増してしまった。

Q:今シーズンのフェリペについての評価は?
来日1年目であり、気候や日本の文化・環境・食事など精神的な部分を含めて慣れるまでには時間が必要だった。困難な状況を乗り越えてだいぶ慣れてきたし選手たちも協力してくれていた。今シーズン2点目をとれたことは彼にとっても自信になったと思う。今日は日頃の努力の積み重ねが得点につながったのだろう。(彼が監督の期待に添えたのかということに対しては)もちろん慣れるまでの時間がかかるというのはわかっていた。残念だった部分としてはチームの土台づくり期間となる宮崎・福島のキャンプ中にケガをしてしまい、そのキャンプの中でチームとしてやるべきことの理解を深めていく時間が少なかった。ただシーズン終盤になって良い状態でできるようになってきたのを考えれば、総合的にみるとプラスだったと思う。

Q:今シーズン2度目の先発となった宮崎については?またなぜジウトンがベンチから外れたのか?
宮崎については日々の練習の姿勢だったり、パフォーマンスを継続しているし成長してきている。若い選手たちは少ないチャンスで結果を出していかなければならないし、経験を積んでレギュラーのポジションを掴んでいくのでそういった意味でもいかに継続することができるかを今後も見守っていきたい。ジウトンについては前日練習でケガをしてしまったので今日はベンチから外した。

12月4日の最終戦が終われば、次の天皇杯までの3週間はしっかりとリカバリーに徹することができる。現状、ケガや痛みを抱えながら気持ちで近づこうとしている選手も多く、そういった選手たちにとってもこの期間は治療にも専念できるだろう。自分たちのやり方は変わらないが、やるべきことの意識がだんだんと薄れてきている。勝ちたい、タイトルを獲りたいという目標を達成するために全員がもう一度しっかりと取り組むという覚悟がなければ集中力は欠けてしまう。この期間はそのスイッチを入れる作業を徹底してやっていきたい。

京都サンガF.C.:秋田 豊
試合の入りは悪くなかった。ただ鹿島に対して選手たちが少し圧力を感じていたかもしれない。その圧力が前半の2失点という形になってのしかかってしまったと思う。後半は何度かチャンスをつくることができたが最後を決めきることができなかった。これが今日の結果だったと思う。

Q:監督として鹿島に戻ってきたが?
こういうスタジアムで試合ができるのは監督の立場に変わったとしてもすごく嬉しい。僕自身、このスタジアムでプレーしていたしすごく思い入れもあるのでなんとか勝ちたかったがこういう結果になってしまって非常に残念。


【フェリペ ガブリエル】
初めてセットプレーでボックスの中に入ったけれども上手くチームメイトが合わせてくれたと思うし、結果が出て嬉しく思う。自分にとっては、1年目で慣れる時間が必要だったし、そういった中でやりやすい環境を作ってくれたチームメイトに感謝したい。

【興梠 慎三】
3点目を取れればもっと試合を楽に進めることが出来たと思う。次の試合でしっかり勝たないとACLの出場権が危ないのでいい準備をしたいとと思う。

【大迫 勇也】
自分が入った時は1点リードしていたし守備の部分で貢献しろという指示だった。もっとキープ出来ればよかった。今日は何も出来ませんでした。

【宮崎 智彦】
今日はあまり緊張せずに出来たと思う。みんな連戦だったのでみんなの分も走りたかった。早い時間帯に2点とってくれたので助かった。もっとボールに絡みたかったし、課題の残る試合だったと思う。

【青木 剛】
相手が押し込んできたのでバイタルの所をケアしようと思っていた。押し込まれて守る時間が長かった中で、カウンターからチャンスも作れていたと思う。3点目を決められればもっとよかったけれども、勝ったことが1番だと思う。


2010年11月28日(日)

本日行われたJ1第33節京都戦は、野沢選手とフェリペ選手のゴールが決まり、2-1で勝利しました。

【J1:第33節 鹿島 vs 京都】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.28)
11月28日(日) 2010 J1リーグ戦 第33節
鹿島 2 - 1 京都 (13:03/カシマ/19,588人)
得点者:17' 野沢拓也(鹿島)、31' フェリペガブリエル(鹿島)、64' 宮吉拓実(京都)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半ちょっと押し込まれる時間帯が多かったと思うのですが後半の戦い方についてコメントをお願いします。
「2-0で勝っていたわけですから、押し込むという状況になることはあり得ます。ただ、我々が以前から不安定な部分が出ていたわけでそこが少し問題だと思います。また失点の場面もそういった不安定さが原因でしたし、失点してからも緊張感やプレッシャーが増してしまったと思います」

Q:フェリペ・ガブリエルが2点目をあげましたが、今季の相対的なチームの貢献度を含めて、監督の評価をお願いします。
「当然ながら、まだ来日して1年目ということで、暑い夏から冬に移動してきて、精神的な部分を含めて体が慣れる時間が必要でした。また、サッカースタイルもブラジルと日本では違いますし、ここ鹿島でやっていることも違います。それに慣れるまでかなりの時間が必要でしたし、また食事に関しても最初は単身で来てたので大変でした。そうした困難な状況を乗り越えてだいぶ慣れてきたのではないかと思います。他の選手もその協力をしている部分があると思います。
今季2点目ということに関しては、2点目を取れたということは自信を深めることになると思います。努力の積み重ねが得点に繋がったと思います」

Q:今日は宮崎選手が左サイドバックで出場したと思うのですが、前回のセレッソ大阪戦より良いプレーが増えたんじゃないかと思います。監督は、今日、どのような印象をどう思っているのか、ということと、ジウトン選手はベンチにも入っていませんが、なにかアクシデントがあったのでしょうか?
「ひとつは12月4日が終わってから最初の週はリカバーに徹しなければならないし、どうしても我々だけでなく他のチームも同様、厳しい日程を強いられたわけですから回復させないといけないわけです。現状でも、何人かの選手はケガや痛みを抱えながらプレーしているわけです。本調子に気持ちで近づこうとしている選手も何人かいます。まずはそこのリカバーと治療に専念できる時間があるわけですから、そこに徹したいと思います。あとは、やはり自分たちのやり方は変わりません。ただ、やるべきことへの意識が薄れてしまっているわけで、そこの部分の徹底していく作業になると思います」

Q:いまの答えの中で「やるべきことをやる意識が薄れてきている」と仰っていますが、監督はずっとそう仰いますし、色んなチームに行ってもどの監督も選手もみんなそう言います。でも、1年通してみると結果に差がうまれ、鹿島は毎年のように優勝争いをしています。一時的にやるのではなく、やるべきことをやることを継続してやることはすごく難しいことですが、監督はそれを常に求めていると思いますが、その辺りはどうですか?
「確かにやり続けることは厳しく、勝ち続けることが一番難しいことです。勝つという言葉は一つですけれど、そのためにしなくてはならないことは場合によっては1億の項目があって、それを全部整理して取り組まなくてはいけないのかもしれません。根本的な部分で言えば、選手の質や能力も必要ですし、献身的にハードワークをする、あるいは努力をし続ける気持ちが大事です。もうひとつはモチベーション、さらには勝ち続けたいという意欲も必要です。根本的な部分はそういったことになりますが、そのなかには細かな部分、取り組むべき部分があります。この3週間で取り組むという風に、さきほど言いましたが、なにかを変えてやっていくのではなく、自分たちが将来的にタイトルを取るという目標を達成するためには、やるべきことがあります。なにか真新しいことをやるのではなく、勝つためにやるべきことは、3年間ずっと取り組んできたわけです。本当に勝ちたいのであれば、もう一度それをやらなければなりません。自分が就任してからやってきたことを、もう一度全員がやるという気持ち、率直に言えば覚悟です。覚悟を持って全員が取り組めるか、それとも取り組めないかによって、意識も変わります。勝ちたい、あるいは覚悟がなければ、集中力が欠如し注意力がない状態になります。選手たちが本気でタイトルを取りたいのか、取りたくないのか、そのスイッチを入れる作業に取り組みたいと思います」

Q:フェリペ・ガブリエルに関して、今季のパフォーマンスは監督の期待に添うものなのか、そこまでのものではなかったのか、そこをお願いします。
「当然ながら、慣れなくちゃいけない時間が必要だったし、環境に適応しなければなりませんでした。残念に思ったところがあって、それは宮崎キャンプと福島のJヴィレッジでのキャンプの時期にケガをしてしまって、チームとしての土台作りをしているときに参加できないことがありました。そうするとやるべきことの理解が深まらずに留まってしまったところがあったのではないかと思います。あと、日本のサッカーは接触が多いところがありますので、そこに対する慣れも必要でした。シーズン終盤に、こうやって良い状態でやれるようになってきたことを考えれば、総合的にはプラスではないかと評価しています」


以上

【J1:第33節 鹿島 vs 京都】試合終了後の各選手コメント(10.11.28)
●青木剛選手(鹿島):
「結構押される時間が多くてちょっとしんどそうだった。相手も押し込んできてて、バイタルの所をしっかりケアしろと言うことでした。押し込まれてる時間は長かったですけど、カウンターのチャンスもあって、そこで決められれば良かった。京都も強い気持ちで来ててうちもACLがかかってる試合だったので勝てて良かったです。
(山形との最終戦も大事になりますが?)
ACLをかけた大事な一戦になる。すべてを出し切れるようにしたいです。ACL(の出場権)を絶対にとらないといけないし、2位で終わるという目標もあるのでしっかり準備したいです」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
(失点の場面は?)
ブレてたので自分の前に落とそうと思ってました。
(押し込まれる展開でしたが?)
その失点がそれに繋がってしまったと思います。
(選手のコンディションは?)
そんなに悪いとは思いません。失点して向こうがイケイケになってたし、向こうは後ろがFWと同数とかで攻めに来ていた。苦しい流れをつくってしまったプレーだったと思います。そのプレー以外の質問はないですか?(笑)」

●宮崎智彦選手(鹿島):
(初勝利ですね)
ありがとうございます。うれしかったですよ。みんなも気付いていたみたいで『今日は勝つか!』みたいな感じでした。
(試合前、監督からは?)
今週は積極的にやってくれと言うことでした。気にせずどんどんやりました。
(前半、逆サイドまで走ったプレーはその気持ちの表れ?)
そうですね。得点に絡みたかったです」

●新井場徹選手(鹿島):
「チームとしてあんまり…。結果は勝ったけど修正していかないと。
(原因は?)
いろいろある。チームとしてもっともっとやらないといけないこともある。結果が出たのは一つの救い。結果オーライやけど、また次やらなアカン。また1週間あるのでしっかり準備したい。勝てば無条件でACLの出場権を取れる。その目標に向かってしっかりやりたい」

●伊野波雅彦選手(鹿島):
「1点取られたことによって、相手にいけるという気持ちをつくらせてしまった。3点目を取っていれば相手を諦めさせることができたが、それもできなかった。
(後半、受けにまわった?)
受けにまわってと言うか、運動量は明らかに下がってセカンドボールも拾えなかった。そこでラインを上げるのはかなり難しかった。観てる人は前半と後半の違いがよくわかったと思う。ただ、この時期は結果がすべて。いくら内容が良くても負けたら意味がない」


●柳沢敦選手(京都):
「長くやってきたところで試合をできて幸せです。すごく良い雰囲気の中でプレーできた。選手として誇りに思います」

[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

快晴に恵まれた県立カシマサッカースタジアム。

[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

3試合ぶりの勝利を狙うホームの鹿島は17分、新井場徹からのボールを野沢拓也(写真)が左足で決めて1点を先制した。

[ J1:第33節 鹿島 vs 京都 ]

鹿島の1点リードで迎えた31分、野沢拓也からのボールをフェリペ ガブリエル(写真)が頭で決めてリードを広げる。その後、京都の反撃を1点に抑えた鹿島が2-1で勝利し順位を2位に浮上させた。


危機感を持つ新井場である。
確かにこの試合の出来は悪かった。
チームとしての機能に問題があったことは明らかである。
オリヴェイラ監督も「チームに不安定な部分が出て」とコメントしておる。
指揮官も現場も認識しておる問題点を修正し、最終節・山形戦に挑みたい。
我らが望むものは勝利という結果である。

左サイドは宮崎

2010年11月28日 | Weblog
J1鹿島、28日京都戦 ACL圏死守を
宮崎の先発出場濃厚


【写真説明】
今季ホーム最終戦で、公式戦2度目の先発が見込まれる宮崎=クラブハウスグラウンド


Jリーグ1部(J1)第33節最終日は28日、各地で2試合を行い、鹿島はカシマスタジアムで京都と対戦する。キックオフは午後1時。ここ2試合勝ちなく、敗れれば来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場も苦しくなる。プロ2度目先発となる宮崎を左サイドバックに起用し、ホーム最終戦で3試合ぶり勝ち点3を狙う。今季通算成績は15勝11分け8敗、勝ち点56で3位。

4連覇を逃した直後の前節は、磐田相手にリーグ戦8年ぶりの黒星。3位に後退するだけでなく、4位C大阪とも勝ち点1差となり、ACL出場が懸かる3位以内死守へ、予断を許さない状況となった。

リーグでホーム最終戦となる今節は、左サイドバックにプロ2年目の宮崎が先発になりそうだ。8月21日のC大阪戦以来、プロ2度目で「最近チームは勝てていないので、自分が入ることで変化をつけたい」と、久々に訪れたチャンスに鼻息も荒い。

同じポジションのジウトンは、けがでも累積警告でもないが、来月25日の天皇杯準々決勝は出場停止。その試合で先発が見込まれる宮崎に、経験を積ませる意味も含まれる。ただ、今季新戦力のジウトンは移籍した内田の穴を埋めたとは言えず、来季を考えれば宮崎の活躍次第で残り公式戦の先発入れ替えもある。24歳は「鹿島のサイドバックは攻撃が大事。前に出て得点に絡みたい」と意欲をみなぎらせる。

27日の試合でG大阪が敗れ、勝てば2位に浮上する絶好機。相手はすでにJ2降格が決まっている京都、ACL出場権獲得のため、勝ち点3は絶対条件だ。


先発が予想される宮崎である。
この試合で結果を残し、レギュラーポジションを掴んで欲しいところ
宮崎は守備の職人のように思われがちであるが、攻撃力が見込まれて入団した選手である。
アシストの一つも決め、天下に名を残すのだ。
左サイドを駆け上がれ。
楽しみである。

山形・田代、二桁得点

2010年11月28日 | Weblog
【山形】田代7戦5発!同点弾/J1

東京対山形 同点ゴールを決めたFW田代(右)ら(撮影・沢野健太)

<J1:東京1-1山形>◇第33節◇27日◇味スタ

 山形はルーキーと大黒柱が試合を盛り上げた。MF伊東俊(23)がリーグ戦初先発。3トップの左で出場し、得意のドリブルで敵陣を突っ走った。相手にボールを奪われても、追い回して取り返すしつこさもみせた。「(小林)監督には『動きすぎ』って言われましたけど」。“ほろ苦デビュー”を苦笑いしながら振り返った。チームを敗戦の危機から救ったのはFW田代有三(28)。途中出場ながら、後半41分に頭で同点弾をたたき込んだ。10月30日の浦和戦から公式戦7戦5発。絶好調のエースは「いいボールが来るのであとは決めるだけでした」と、こちらは余裕さえ感じさせた。
 [2010年11月27日22時38分]

山形・田代、初の2けた得点「自身になる」
2010.11.27 21:55


FC東京-山形 後半41分、同点ゴールを決め喜ぶ山形・田代。左はFC東京・前田=味スタ

 J1第33節第1日(27日、FC東京1-1山形、味スタ)後半途中出場の山形の田代が0-1の41分、味方がつないだボールを頭で決めて、引き分けに持ち込んだ。今季10点目で初の2けた得点。「2けたは目標でもあったし、自信になる」と満足そうな表情だった。

 鹿島から出場機会を求め、今季から山形にやってきた。チームトップのゴール数ながら最近は途中出場も多い。小林監督は「途中から使われるストレスが、点に結び付くのかな」と笑った。

山形執念追いついた 後半41分に田代同点弾

後半41分、同点ゴールを決め喜ぶ山形・田代。左はFC東京・前田
Photo By 共同


 【山形1-1FC東京】途中出場の山形FW田代が同点弾を決めた。1点を追う後半41分、オーバーラップしたDF小林からのクロスに頭を合わせ、土壇場で追いついた。

 「自分が入った後に失点したので、点を取り返したかった」。天皇杯も含め最近7戦5発と好調。与えられた出場機会の中できっちり役割を果たしている。自身初となる2ケタ得点を達成し「10得点目で試合に勝ちたかった」としながらも「満足しています」と最後は顔をほころばせていた。
[ 2010年11月28日 ]

【J1:第33節 F東京 vs 山形】試合終了後の各選手コメント(10.11.27)
●増田誓志選手(山形):

「FC東京は立ち上がりから出てくるだろうと思いながらプレーしていました。そこをおさえることで自分たちのペースにつなげられると思っていた。ただシュートまでなかなかいけなかった。単純に皆の上がる力がなくなっていたかもしれません。守備で手一杯になっていた。もっと前に前にというのが少なかった。同点においついたということで諦めなかったことは収穫。(次は鹿島ですが?)いつも通りの気持ちで勝ちにいきます」

[ J1:第33節 F東京 vs 山形 ]

先制された山形は86分、巧みなパスワークから左サイドの小林亮のクロスを田代有三(写真)が驚異的なジャンプ力からのヘッドを決め同点ゴールをあげる。

渾身のヘディングシュートを決めた田代である。
クロスが良かったと語るが、平凡な山なりボールで特に良かったとも思えぬ。
完全に田代だからこそ決めたゴールであった。
やはり異能力を持つ田代は日本を代表するFWであろう。
今季、二桁得点決め、山形のJ1残留に大きく貢献した。
来季の去就に注目である。

當間、凱旋帰国

2010年11月27日 | Weblog
2010年11月27日(土)

明日に迫った京都戦に向けて、最終調整を行いました。また、アジア競技大会に参加していた當間選手が今日からチームに合流しました。

アジア大会で金メダルを取った當間である。
出場時間こそ少なかったが、確実に経験を積んで還ってきた。
来季は戦力なるであろう。
當間の新化に期待である。

京都戦プレビュー

2010年11月27日 | Weblog
【J1:第33節 鹿島 vs 京都】プレビュー:2試合未勝利の鹿島は先発の入れ替えを断行。左サイドバックを宮崎智彦に託す(10.11.26)
リーグ戦もあと2試合。なんとしても3位を死守したいオリヴェイラ監督は、左サイドバックに宮崎智彦を起用する決断を下した。先発出場となれば、第20節のセレッソ大阪戦以来の2度目となる。前節、試合にフワッと入ってしまったことから磐田に2失点を喫した経験もあり、カンフル剤としての役割も期待されての起用となりそうだ。

「やっとですね」
試合前日、宮崎の表情も自然とほころぶ。
「最近勝ててないのでいい雰囲気がつくれればいいですね。前回は自然と守備から入っていた。鹿島のサイドバックは攻撃的にいかなければいけないので、得点に絡めればいいですね」
チームメイトも宮崎をバックアップ。左サイドバックと絡むことが多いボランチの中田浩二は「セレッソ戦は上から見てたけど良かった。そのままやってくれればいい」と話す。また、隣のポジションに位置するセンターバックの伊野波雅彦は「サイドチェンジが多くなる」と、攻撃に変化がつけられる効果に期待を示した。

「大学NO.1サイドバック」と言われ、大学の後輩で浦和レッズの左サイドバックとして活躍する宇賀神友弥でさえ尊敬のまなざしを送っていた宮崎。プロ入り2年目のシーズンも、なかなかチャンスを掴めずにここまで来てしまった。そのなかで巡ってきた出場機会を、重要な分岐点になるかもしれないことを認識しながら「余計なことは考えず、目の前の試合をがんばる」と、あくまで自然体で試合に臨もうとしていた。

ただ、勝ちたいのは対戦相手の京都も同じ。なにしろチームを率いるのは、かつて鹿島の勝負強さの象徴だった秋田豊だ。
「絶対、勝ちに来るだろうね」
ともにプレーした経験をもつ中田浩二は、警戒心を露わにする。
現在、京都はリーグ戦6連敗中。10試合勝利がない。厳しい立場におかれているが、対鹿島ということで、闘争心を燃やしてくることは十分に考えられる。対戦するのは選手ではあるが、監督の気持ちが選手に乗り移っていたとき、決して容易な相手ではないだろう。

そして宮崎にも、どうしても勝利を欲する理由がもう1つあった。出場した試合や、ベンチ入りした試合において、鹿島はいまだに未勝利なのだ。
「そうなんですよ(笑)。いい加減、勝ちを味わいたいですよね」
そうした意味でも、宮崎が出場して勝つことは、チームの雰囲気にプラス材料を与えられる。残り2試合から天皇杯に、良い形で繋げていきたいところだ。


以上

満を持して先発の宮崎である。
この京都戦に賭ける思いは宮崎にとってもオリヴェイラ監督とっても重要なものであろう。
左サイドを駆け上がり、勝利に貢献して欲しい。
鹿島のサイドバックたるものを見せつけるのだ。
楽しみである。

いまいち君、練習合流

2010年11月27日 | Weblog
[鹿島]八木選手、復帰
シーズンが始まってすぐに靱帯を痛めてしまい、ずっとリハビリに励んできた八木直生選手が今日から復帰した。
「部分合流ですけど、今日から復帰しました」
と明るい表情。
しかし、これまでボールを使った練習はほとんど無く、ひさびさのキーパーらしい練習だったこともあり「体はキツイです」と一言。とはいえ、その表情は嬉しさを隠しきれないものだった。

(鹿島担当 田中滋)2010年11月27日 09:06

いまいち君こと八木が練習に復帰とのこと。
これは朗報である。
今季、唯一の新人である八木の成長は我等の未来に必要な条件と言えよう。
Jリーグ最高身長の持ち主に期待である。