鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

練習試合 JEFユナイテッド市原・千葉戦

2016年02月29日 | Weblog
練習試合


11時から実施した千葉との練習試合は、ジネイ選手の2ゴールと杉本選手のゴールで3-2と勝利しました



チンチロリン


JEFとの練習試合に出場した永木である。
CKを任され、また得点にも絡んだ様子。
もう問題はなさそうである。
公式戦のピッチに立つ準備は整っておる、
また、ジネイも2得点と好調をアピールしておる。
昨日のガンバ戦はベンチには入ったものの出場機会は巡ってこなかった。
しかしながら、今後は活躍の場が与えられよう。
また、太郎もゴールを記録し、存在感を醸し出しておる。
負傷者の復帰でますます選手層が厚くなってきた。
Jリーグを席巻し、頂点を目指そうではないか。
楽しみである。


チンチロリン

源、開幕戦でG大阪に完封勝利できたことは本当に大きい

2016年02月29日 | Weblog
秋田、岩政の系譜は昌子源にアリ!
鹿島がG大阪に完封勝利の舞台裏。

posted2016/02/29 12:20


鹿島同期の柴崎、梅鉢、土居らと同じ'92年生まれ。この日対戦したG大阪の宇佐美も同年生まれ。

text by
安藤隆人
Takahito Ando

PROFILE
photograph by
Yohei Osada/AFLO SPORT


 2016年Jリーグファーストステージ開幕戦。新設された吹田スタジアムでのG大阪とのアウェーゲームに、鹿島アントラーズのCB昌子源は、並々ならぬ闘志をもって臨んでいた。

「燃えない訳がない。G大阪はやっぱり特別やし、宇佐美、大森は絶対に負けたくない存在」

 兵庫県出身の彼は中学時代、G大阪のジュニアユースでプレーしていた。その頃のチームメイトには宇佐美貴史、大森晃太郎がいた。順調にユース、トップと昇格していった2人に対し、昌子は中3の途中でG大阪ジュニアユースを辞めてしまう。一度はサッカーから離れたが、兵庫県内で指導者をしている父親のつながりで鳥取県の米子北高校に進み、城市徳之監督によってFWからCBにコンバートされると、一気に才能が開花。高2でインターハイ準優勝の原動力になり、鹿島のスカウトの目に留まってプロ入りを果たした。

 少し遠回りをしたが、かつてのチームメイトと同じステージに立つことができた。彼らとの戦いは、いわば自分のこれまでの成長を証明する重要な場なのだ。

「『なめられているな』とも思って、かなり燃えた」

 この試合には、彼をさらに奮い立たせることがあった。

「相手のスタメン表を見た時、パトリックと宇佐美がベンチスタートということに驚きました。ゼロックス、ACLと向こうは連戦続きなので、仕方がないと思った一方で、『なめられているな』とも思って、かなり燃えた」

 G大阪は1トップに長沢駿を起用し前線で起点を作って、大森、アデミウソン、藤本淳吾らの1.5列目がバイタルエリアに果敢に侵入するという戦い方を採った。これに対し鹿島は、昌子を中心に常に距離感を確認しながら、90分間ラインをコントロールし続けた。

「マークの受け渡しミスや、ラインコントロールのミスをしたらやられてしまう。周りと常に目を合わせることを意識して、距離感と声掛けで、相手に自由を与えないようにしました」

 その一方で、コントロールに忙殺されることもなく、34分に味方のパスミスが左サイドで奪われそうになると、ポジションを捨てて猛然とプレスをかけ、カウンターの芽を摘み取る。39分にもクサビに反応した長沢にダッシュで上回り、相手のファールを誘発。57分には相手のクリアのこぼれ球を前に出て拾い、ミドルシュートを放つなど、メリハリのあるプレーを攻守で披露した。

「僕の成長がチームの鍵を握っていると思っています」

 72分に交代出場のFW鈴木優磨のゴールで鹿島がリードを奪うと、その集中力はより研ぎ澄まされ、宇佐美を投入して攻撃のギアを上げようとするG大阪に飲まれることなく、最後まで弾き返し続けた。

 かつてのチームメイトを相手に1-0の完封勝利。この試合で彼が示した存在感は、決意の強烈な表れだった。

「僕の成長がチームの鍵を握っていると常に思っています。僕がDFラインをまとめていかないと、『常勝・鹿島』は復活しない。それくらいの気持ちでやっています」

 名門・鹿島の守備の要としての強烈な自覚。これまで鹿島の最終ラインといえば、秋田豊、岩政大樹(現・ファジアーノ岡山)といった日本代表の選手が担ってきた重責。その重責を担うことの意義を彼はよく理解している。

「秋田さんから『お前がどんどん声を出して引っ張って行かなきゃいけない』と言われ、僕の中の『90分間ずっと声を出し続けられるのは自分しかいない』という自負がより強くなった。鹿島の守備を背負うということは、生半可な気持ちではいけないし、ましてや『自分だけが良い』訳ではない。時には自らを犠牲にしながら、どんな形でも周りを牽引していく。そういう役回りの方が自分には合っている」

「地味」ながらこつこつと地位を積み上げた。

 彼が秋田と岩政には共通点がある。それは中学時代や高校時代からスター選手だったわけではなく、どちらかと言うと「地味」な選手だったということ。献身的な泥臭いプレーで、一つずつ地位を積み上げてきた。

 2011年に鹿島に入団したときも、同期には柴崎岳、土居聖真というスターがおり、昌子は「岳が凄すぎたし、自分は隠れてしまっているなと思った。『お前誰だ?』という存在だった」。

 だが、彼はコツコツと土台を積み上げていき、その上に自覚と責任感を築いていった。やがて「隠れていた存在」は、気がつくとDFの頼もしいリーダーに成長していた。

 再びG大阪戦の話に戻る。

「サポーターの声援でコーチングの声がかき消される中でも、味方から『分かったからもういいよ』と言われても、どんなことがあっても声を出して、情報共有や流れの把握を促す。今日はそれができたし、開幕戦でG大阪に完封勝利できたことは本当に大きい」

 試合後に見せた会心の笑顔。自らの成長を結果で示した彼は、今が伸び盛りだ。

日本の不動のCBになる期待。

 筆者は、彼が近い将来に日本の不動のCBになるだろうと期待を抱いている。フィジカルが強く、空中戦やキックに強烈さがあり、これほど熱い気持ちを持ちかつクレバーに戦える存在はそういない。

 米子北時代に初めて彼を見たときから、その可能性を感じていた。CBにコンバートされたばかりで、荒削りな選手だったが、身体能力の高さはもちろん、CBとして成長しようとする姿勢が強烈だった。会話をすると、自分の考えをきちんと言葉にでき、何より人の話をしっかりと聞いて吸収しようとする。彼のプレーと人間性はプロになってからもぶれることなく、まっすぐに一本の芯となって伸びている。

 その芯が、やがて日本を支える柱となる。秋田、岩政という偉大なる先輩が示した道をしっかりと踏みしめて歩く昌子は、決意の一年の始まりをこう締めた。

「鹿島はタイトルを獲らないといけないチーム。今年は獲らなきゃいけない年だと思っている。そのために自分は全力を尽くすし、その先に日本代表やW杯があると思っている」



チンチロリン


源について綴るNumberWebの安藤氏である。
良い取材をしており、源の考えが伝わってくる。
「僕の成長がチームの鍵を握っていると常に思っています。僕がDFラインをまとめていかないと、『常勝・鹿島』は復活しない。それくらいの気持ちでやっています」と語る源に責任感を強く感じる。
源を中心にDFが形成され、鹿島は更に強くなっていく。
源の躍動に期待大である。


チンチロリン

中田浩二、優磨の特長はゴールに向かう姿勢がいいこと

2016年02月29日 | Weblog
【中田浩二の視点】鹿島・鈴木ゴールへの姿勢が良いから競り勝てた

鹿島の鈴木はDFを背負ってプレーしたり、体を張れるFW
Photo By スポニチ


 途中から出場して金崎と2トップを組んだ鈴木は、ゴールシーンでカイオが抜けだした時、ボールに対して勢いをつけて飛び出した。そのため2人にマークされながらしっかりヘディングできていた。特長はゴールに向かう姿勢がいいこと。技術的にはうまくないが、DFを背負ってプレーしたり、体を張れる。

 今季はゴールするためのポジションをしっかり取れるようになった。もともとFWで、プレーの幅を広げさせるために中盤もやったし、本人も出場機会を求めてどこでもやろうとしている。

 私も鹿島での現役時代にユースにいた鈴木と一緒にプレーしたことがある。2年前にトップチームの合宿に参加したが、ひ弱で何もできずにへこんで帰っていった。だが、そこから懸命に練習して成長。体もかなり強くなった。この世代はきっかけがあれば一気に伸びるので、このまま試合に出続ければ五輪代表の隠し玉になる可能性はある。あとはゴール前以外でどれだけ仕事ができるか。守備、そして90分間を通してできるかなど。まだ足りないところがあるからサブなのだが、可能性は持っていると思う。(元日本代表DF)
[ 2016年2月29日 08:20 ]



チンチロリン


優磨について語る中田浩二である。
「特長はゴールに向かう姿勢がいいこと」と評する。
ギラギラしたと周囲から賞賛される優磨の良さが集約する部分であろう。
また、ユース時代の優磨とプレイした過去から、ここまでの成長について語る。
高校2年生で宮崎キャンプに参加したが、何もさせて貰えずに凹んだ。
その優磨が、これをきっかけに大きく成長した。
ゴールという分かりやすい結果が出ておる。
ここで、更に自分を高め、センターFWとしての能力を開花させていくのだ。
その先には鹿島でのレギュラー、そして代表選出が待っておろう。
期待しておる。


チンチロリン

ガンバ戦報道

2016年02月29日 | Weblog
鹿島鈴木V弾!G大阪の新本拠で開幕星/G-鹿1節
[2016年2月28日17時18分]


後半、ゴールを決める鹿島FW鈴木(右)。中央はMF柴崎(撮影・狩俣裕三)

<J1:G大阪0-1鹿島>◇第1節◇28日◇吹田ス

 鹿島が敵地でG大阪に勝利し、白星発進した。G大阪は、今季から使用する新本拠地吹田スタでの公式戦初戦を勝利で飾れなかった。

 前半は両者積極的に攻めるがゴールを奪えず。G大阪は同41分、FWアデミウソンのクロスにMF藤本淳吾が左足で直接合わせたが、惜しくもクロスバーに直撃した。その1分後、次は鹿島が反撃に出る。MF遠藤康が左サイドを駆け上がり絶妙クロスを上げるが、走り込んだFW金崎夢生にはわずかに届かなかった。

 後半、G大阪はMF大森晃太郎に代わって宇佐美貴史を投入。鹿島は後半24分にリオ五輪へ逆転出場を狙う19歳FW鈴木優磨と、MFカイオを送り込んだ。するとその3分後だった。ペナルティーエリア内からカイオのクロスに鈴木が頭で合わせ先制、これが決勝点となった。鈴木は視察に訪れたU-23(23歳以下)日本代表手倉森監督の前でアピールに成功した。

19歳の鹿島鈴木優磨が決勝点「勝ち点3大きい」
[2016年2月28日21時21分]


後半、頭でゴールを決める鹿島MF鈴木(撮影・田崎高広)

<J1:G大阪0-1鹿島>◇第1節◇28日◇吹田ス

 鹿島が敵地でG大阪に競り勝ち、開幕戦を白星で飾った。後半27分、今季から使用される新スタジアムのJ1初ゴールを鹿島のFW鈴木優磨(19)がマーク。MFカイオからの右クロスを頭で押し込み、決勝点を挙げた。昨年のナビスコ杯決勝(3-0)に続く勝利で幸先よく発進した。

 リオ世代の鈴木は「カイオ君から、いいボールが来た。新スタジアムの応援を受けて相手が勢いづいている中、勝ち点3が取れたことは大きい」。視察に訪れたU-23(23歳以下)日本代表の手倉森誠監督へのアピールにも成功した。

鹿島新10番の柴崎&金崎が元気にフル出場V貢献
[2016年2月29日7時19分 紙面から]

<J1:G大阪0-1鹿島>◇第1節◇28日◇吹田ス

 鹿島の新10番、MF柴崎が強行先発した。

 今月9日に急性虫垂炎の手術を受けて全治約4週間の診断。開幕絶望とみられていたが、術後の経過も良く、いきなりフル出場で勝利に貢献した。ポルトガル2部ポルティモネンセからの復帰が12日に決まり、試合2日前に追加登録されたばかりのFW金崎もフル出場。ともに試合後は無言だったが、手応えは結果が物語る。視察した日本代表ハリルホジッチ監督にも健在を示した。

19歳の鹿島鈴木Vヘッド G大阪新スタ1号奪った
[2016年2月29日7時3分 紙面から]


後半、新スタジアム初ゴールを決める鹿島FW鈴木(撮影・狩俣裕三)

<J1:G大阪0-1鹿島>◇第1節◇28日◇吹田ス

 7季ぶりの優勝を狙う鹿島が、G大阪との開幕戦で痛快に白星発進した。初の公式戦を迎えた市立吹田スタジアムに乗り込み、1-0で初勝利をマーク。後半27分、U-23(23歳以下)日本代表候補のFW鈴木優磨(19)が、途中出場で決勝ゴールを奪った。同代表の手倉森監督が視察したアウェー戦で結果を出し、8月のリオデジャネイロ五輪メンバー逆転選出を猛烈にアピールした。

 G大阪にかかわる人すべての思惑を吹き飛ばした。記念すべき吹田スタのJ1初ゴール。記録したのはアウェー鹿島の19歳FWだった。後半27分、MFカイオの柔らかい右クロスに鈴木が走り込む。全力疾走から跳躍、元日本代表DF今野も吹き飛ばしながら頭で押し込んだ。途中出場から3分後の大仕事。新スタジアムの一角で沸く鹿島応援団の前で右拳を振り上げた。師と仰ぐのは、クラブの得点数歴代1位を誇る長谷川祥之氏。01年に本拠カシマのオープニングゲームで決勝弾を決めた人だ。直伝のヘディングで教え子が決めたのは吹田スタ初戦での決勝ゴール。不思議な縁だった。

 昨年9月12日のホームG大阪戦でプロデビュー&初ゴール。今度は敵地で、3万2463人の多くを落胆させた。「新しいスタジアムの応援を受けて相手は勢いづいていた。苦しい時間帯が多かった中、1点を守り抜けた意味は大きい」。試合後は、得点の起点になったFW金崎から「お前が取った試合なんて負け試合だよ」とイジられたが、ポルトガルから電撃復帰したエースから主役を奪った。

 22日の大学生との練習試合で負傷退場。左足首を痛め、復帰できたのは3日前だった。病み上がりだったが、視察した手倉森監督を喜ばせた。「持ってるね。迫力があった。カイオと同時に入った時点で点を取りそうな気がした」。最終予選は予備登録止まりだったが、記録にも記憶にも残る吹田スタ弾で名を上げた。

 今季の目標は「3冠と2ケタ得点。(金崎)夢生君より多く点を取りたい」。日本代表FWと競争中の19歳。五輪イヤーの開幕戦で勢いに乗り、早ければ3月のポルトガル遠征での招集もありそうだ。【木下淳】

 ◆鈴木優磨(すずき・ゆうま)1996年(平8)4月26日、千葉県銚子市生まれ。小学1年の時に鹿島のスクールでサッカーを始め、鹿島ジュニアユースからユース。高校3年時のJユース杯で優勝した。14年に2種登録され、15年にトップ昇格。今季から、疲労回復のため試合中にガムをかみ始めた。J1通算8試合3得点。利き足は右。180センチ、68キロ。

俺が優磨だVヘッド!19歳鹿島の新星が手倉森監督の前で決めた

後半、決勝ゴールの鈴木は両手でガッツポーズ。観戦した手倉森監督にアピールした(撮影・村本聡)

 明治安田J1第1ステージ第1節最終日(28日、G大阪0-1鹿島、吹田スタ)鹿島が1-0でG大阪に快勝、白星スタートを切った。後半24分に途中出場したFW鈴木優磨(19)が3分後の27分、決勝ゴールを決めた。今年8月のリオデジャネイロ五輪を目指すU-23(23歳以下)日本代表予備登録メンバー50人に選ばれながら、最終予選メンバー23人から外れた。試合を視察した同代表の手倉森誠監督(48)に代表入りを猛烈アピールした。


鈴木は今野の上からズドン=市立吹田サッカースタジアム(撮影・村本聡)

 アウェーの3万2463人の大観衆を一撃で黙らせた。後半27分、右クロスにFW鈴木がジャンプ一番、ヘッドで合わせて、決勝ゴールをたたき出した。

 「勝つことだけを考えていた。カイオからいいボールが来たので当てるだけだった。得点よりも勝ち点3を取れたことがうれしい」

 途中出場で結果を出した。0-0で迎えた後半24分、FW赤崎と交代でピッチに立つと、3分後にゴール。昨年の第2ステージの対戦(9月12日、●1-2)でも得点するなど、G大阪戦で強さを発揮する。

 昨年11月のU-22日本代表合宿に招集されたが、左足関節の負傷のため辞退。1月のリオ五輪アジア最終予選では予備登録メンバーの50人に入ったものの落選した。本人はリオ行きを決めた仲間の活躍をテレビで見ることもなく、「チームで出場する方が大事」とリーグ開幕戦に集中した。

 この日はU-23日本代表の手倉森監督が視察に訪れていた。「意識はしていない。誰が来てる、誰が来ていないとかは関係ない」というが、内心期するものがあったはず。手倉森監督は「迫力があるし、(点を)取れそうな気がする」と高く評価した。

 チームはリーグ戦3連敗中だったG大阪を撃破し、白星スタート。昨季は第1ステージで連敗スタートとなったことが響き、年間5位に終わった。ユース出身の19歳の新星が五輪代表の座をつかむとともに、チームに7年ぶりのリーグ制覇をもたらす。  (一色伸裕)


勝利して喜ぶ鹿島の選手たち=市立吹田サッカースタジアム(撮影・村本聡)


後半、決勝ゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(右端)=吹田スタ


G大阪に勝利し、サポーターにあいさつする鹿島イレブン=吹田スタ


前半、競り合うG大阪・遠藤(左)と鹿島・金崎=吹田スタ


後半、先制点を決める鹿島・鈴木(#34)=市立吹田サッカースタジアム(撮影・甘利慈)


前半、指示を出す鹿島・石井監督=市立吹田サッカースタジアム(撮影・甘利慈)


鈴木 優磨(すずき・ゆうま)
 1996(平成8)年4月26日生まれ、19歳。千葉県出身。小学1年でサッカーを始め、鹿島ジュニアユース、ユースでプレー。2014年に2種登録され、15年にトップチーム昇格。昨季はJ1リーグ戦7試合に出場し、2得点をマークした。1メートル81、70キロ。

市立吹田スタジアム
 G大阪の新本拠地として、大阪・吹田市の万博記念公園に昨秋完成した4万人収容のサッカー専用球場。観客席とピッチの距離が最短7メートルと臨場感が自慢。日本で初めてクラブ主導で企業や個人から寄付を募り、約140億円で建設された。

鹿島 石井監督、采配ズバリ!2年ぶり開幕白星「勢いがつく」
明治安田生命J1第1S第1節 鹿島1―0G大阪 (2月28日 吹田S)


<G大阪・鹿島>後半27分、先制ゴールを決め、雄叫びを上げる鈴木
Photo By スポニチ


 新スタジアムでのリーグ開幕戦。真新しいピッチで勝利の喜びを味わったのはアウェー・鹿島のイレブンだった。0―0で迎えた後半27分。その3分前に投入された鈴木、カイオが結果で石井監督の期待に応えてみせた。

 金崎からのパスを受け、カイオがエリア右からクロス。これを鈴木が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。貴重な先制点はチームに開幕戦白星をもたらす決勝弾となった。

 試合後、鈴木は「触るだけのボールをくれたので、先制点はカイオの点に等しいぐらい。自分の得点よりも勝てたことがうれしい」と声を弾ませ「チームとして3冠獲れるように、ここからもう一回一致団結して頑張りたい」と今季のタイトルラッシュを誓った。

 石井監督は「前半からある程度、自分たちがやりたい形はできていた。得点を取ってからは少し押し込まれたが、守備もしっかり対応できたと思う」。勝利を呼び込んだ選手交代については「サイドハーフは運動量多く前半からやってくれ、すごく貢献してくれたので、少し疲れが出ていたら交代しようと思っていた」と説明した。

 2年ぶりの開幕白星発進。「プレシーズンマッチも含めて、あまりいい状態ではなかったので、一つ勝つことでチームの勢いもつくと思う」。指揮官はそう話し、少し表情を緩めた。
[ 2016年2月28日 16:51 ]

鹿島 19歳・優磨ヘッド弾で白星発進!敵地でG大阪撃破
明治安田生命J1第1S第1節 鹿島1―0G大阪 (2月28日 吹田S)


<G大阪・鹿島>後半27分、先制ゴールを決め、雄叫びを上げる鈴木
Photo By スポニチ


 明治安田生命J1第1ステージ第1節は28日、大阪・吹田スタジアムで残り1試合が行われ、ホームのG大阪は鹿島と対戦。ともに決め手を欠いて迎えた後半27分、鹿島は途中出場のMF鈴木優磨(19)が鮮やかなヘディングシュートで先制し、そのまま逃げ切った。G大阪は新本拠地でリーグ戦白星発進を飾ることはできなかった。
 
 昨年10月のナビスコ杯決勝(鹿島3―0G大阪)の再現カードとなった一戦。試合は後半に動いた。互いに得点を奪えない展開の中、鹿島・石井監督の采配がハマった。後半24分に鈴木、カイオを投入。するとその3分後だった。相手陣内でボールをつなぎ、カイオが右サイドからエリア内に切れ込みクロス、これを鈴木が相手DFと競り合いながら頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 この日の鹿島は急性虫垂炎で9日に手術を受け13日に退院、全治4週間と診断されていたMF柴崎がスタメン出場。また1月の退団から電撃復帰という波乱のオフを過ごしたFW金崎も開幕戦のピッチに立った。前半から押し気味にゲームを進めると、19歳の若武者が値千金のゴールを奪った。

 G大阪はACL初戦のアウェー水原(韓国)戦から25日に帰国したばかり。20日のゼロックス杯・広島戦から3月19日の神戸戦まで29日間で8試合をこなす過密日程の中、この日のJ1開幕戦はFW宇佐美、パトリックがベンチスタートとなった。

 前半41分に藤本のシュートがクロスバーを直撃するなど惜しいシーンもあったが、後半21分に途中交代でピッチに入った宇佐美もノーゴール。詰めかけた地元サポーターに勝利を届けることはできなかった。
[ 2016年2月28日 16:07 ]

柴崎“超回復” 術後経過良好で開幕戦フル出場
明治安田生命J1第1S第1節 鹿島1―0G大阪 (2月28日 吹田S)


急性虫垂炎の術後の経過が良好で開幕戦に間に合った柴崎
Photo By スポニチ


 日本代表MF柴崎が“超回復”を見せ、先発を果たした。急性虫垂炎のため9日に手術を受け、全治4週間と診断されていた。本来なら第2、3節の復帰見込みだったが、術後の経過が良好で26日には全体練習に合流し、この日を迎えた。

 石井監督は「どうかなと思ったが、開幕に向けて準備できているとのことだった」と説明。フル出場し、勝利に貢献した。
[ 2016年2月29日 05:30 ]

鹿島、アウェーでG大阪撃破!19歳優磨V弾 逆転リオへ号砲
明治安田生命J1第1S第1節 鹿島1―0G大阪 (2月28日 吹田S)


<G大阪・鹿島>先制ゴールを決め、雄叫びを上げる鈴木
Photo By スポニチ


 鹿島は敵地でG大阪と開幕戦を戦い、1―0で白星スタートを切った。15年ナビスコ杯決勝の再現となった一戦は、後半27分にリオデジャネイロ五輪出場を狙うFW鈴木優磨(19)が決勝点を挙げてG大阪を返り討ち。U―23日本代表の手倉森誠監督(48)が視察に訪れた中、メンバー入りへアピールした。

 頭一つ抜け出した。鈴木は0―0の後半24分に途中出場すると3分後、右サイドを突破したMFカイオからの右足クロスに打点の高いヘッドで合わせ、ゴール左に突き刺した。「カイオくんから当てるだけのボールが来た」と“相方”を称えたが、競り合ったのは元日本代表DF今野と現日本代表DF米倉。レスターのFW岡崎を理想とするストライカーが、高い能力を示して見せた。

 14日に行われたプレシーズンマッチのJ2讃岐戦、21日の同J2水戸戦に続く“3戦連発”となった。22日には左足首を負傷して25日に復帰したばかりだが、石井監督の信頼に応えた。G大阪は昨年9月12日のJ1初ゴールを決めた相手。優勝したナビスコ杯の決勝でもアシストを記録しており「個人的にいい相性の相手。勝ち点3を取れたのは大きい」と笑顔を見せた。「疲れなくなる」との情報を基に水戸戦からガムをかみ始めた。この日はブルーベリー味。「メチャクチャ疲れました。途中から出て、こんなに長く感じることはない」と、効果のほどは「?」だが、2戦2発と結果には結びついている。

 もう一人の指揮官が見つめる前で結果を出した。鈴木は昨年9月にJ3のJ―22選抜の一員として手倉森ジャパンに初選出され、1月にカタールで行われたリオ五輪アジア最終予選でも50人の予備登録選手に入るなど本大会でのメンバー入りが期待される一人。自身は「全く意識していないです」と言うが、観戦した手倉森監督は「持ってるね。迫力があるよね。(ゴールが)取れそうな気がする」と褒め称えた。

 当然、今後は鹿島で先発の座を狙う。試合後にはチームメートの日本代表FW金崎から「おまえが(ゴールを)取った試合なんて負け試合だよ」とちゃかされたという鈴木。「(金崎を)尊敬しているし、越えなきゃいけない壁。あの人より多く点を取りたい」と日本代表FWに宣戦布告した。今季の目標は「チームとしては3冠獲りたい。個人的には2桁(ゴールを)取りたい」という19歳。強豪のG大阪を沈め、タイトルへ向けても、リオへ向けても、幸先の良い一歩を踏み出した。

 ◆鈴木 優磨(すずき・ゆうま)1996年(平8)4月26日、千葉県銚子市生まれの19歳。小1でサッカーを始め、鹿島ジュニアユース―鹿島ユース。14年に2種登録。15年にトップ昇格。1メートル80、68キロ。利き足は右。通算8試合3得点。


米倉(左)、今野(右)に挟まれながら強烈ヘッド
Photo By 共同


[ 2016年2月29日 05:30 ]

【鹿島】2年目19歳・鈴木、レジェンド直伝Vヘッド!
2016年2月29日6時0分 スポーツ報知


こけら落としのアウェー戦でG大阪に勝利し、サポーターにあいさつする(左から)植田、小笠原ら鹿島イレブン

 ◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第1節 G大阪0―1鹿島(28日・市立吹田サッカースタジアム)

 鹿島はプロ2年目、19歳のMF鈴木優磨が決勝点を挙げ、アウェーでG大阪を1―0で下した。後半27分、MFカイオ(21)のクロスを、ヘディングでゴール左に押し込んだ。この1点を、出足に勝る守備で守りきり、リーグ戦初開催となった吹田スタジアムで、G大阪に土をつけた。09年以来、7年ぶりのリーグタイトル獲得へ向け、好スタートを切った。一方、G大阪は今季公式戦3試合未勝利(1分け2敗)となった。

 吹田スタジアム初ゴールを決めたのは、19歳の新星だ。後半27分、右サイド、深い位置まで進んだMFカイオからの柔らかいクロス。MF鈴木が元日本代表MF今野の上を行く、ヘディングでゴール左にねじ込んだ。「カイオくんから当てれば入るボールが来た。あとは決めるだけだった」。自身通算3得点目はチームを白星発進に導く千金弾。鹿島スタンドの前で雄たけびを上げた。

 09年にリーグ3連覇後、クラブワーストの6シーズン、優勝から遠ざかっている。リーグタイトル獲得は「目標じゃなく、義務」(幹部)と課した今季、リオ五輪代表候補で、プロ2年目の鈴木ですら「申し訳ないけど、(五輪は)本当に意識していない」と断言。欲しいはずの肩書には目もくれず、「それよりも(国内)3冠、絶対に取りたい」とチーム全員が、リーグの頂点しか見ていない。

 鈴木は昨年、自動車教習所に通い始めた。だが、サッカーの上達、練習を優先する余り、仮免許の有効期限が切れてしまったほど、目標にまい進する性格を持つ。ヘディングの名手で、鹿島OBの元日本代表FW長谷川祥之氏(現鹿島スカウト)から「DFの前に入れ」「ニアに入れ」と授かったヘディングシュートのコツ。何度も練習で繰り返し、身につけ、開幕戦で結果につなげた。

 過密日程を戦うG大阪がFWパトリック、宇佐美らの主力を温存。試合前から「なめられている」「アウェーで絶対、勝ってやろう」とチームの闘志に火がついた。内容でも終始優位に立ち、最後の最後まで体を張った守備で、鈴木の1点を守りきった。「自分の点よりも、勝ち点3を取れたことが大きい」と鈴木。7年ぶりのリーグタイトル獲得へ、鹿島が大きな一歩を踏み出した。(内田 知宏)

 ◆鈴木 優磨(すずき・ゆうま)1996年4月26日、千葉県銚子市生まれ、19歳。09年に鹿島のジュニアユース加入後、ユースを経て15年にトップに昇格。高さと強さが武器のFW。昨年、U―22日本代表でアジア最終予選(1月・ドーハ)で予備登録されるなど、手倉森監督も期待。リーグ通算8試合3得点。180センチ68キロ。B型。


 石井監督の采配が的中した。急性虫垂炎で開幕戦に間に合わないと見られていたMF柴崎、でん部に痛みを抱えていたDF昌子を先発ピッチへ送り出した。試合当日、朝の面談で起用を決断。「本人たちと話したところ、開幕に間に合わせてくれた」。後半24分にはMFカイオ、鈴木を途中交代で投入。その2人が決勝点に絡んだ。試合を通して「うまくできた」と選手をたたえた。

手倉森監督、鹿島・鈴木をベタ褒め「持ってるね~」
2016年2月29日6時0分 スポーツ報知

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)と、U―23日本代表の手倉森誠監督(48)がG大阪―鹿島戦をそろって視察した。ハリル監督は「かなりいい試合を見ることができた。(試合全体の)スピードがだんだんと上がっている感じがする」とJリーグの変化を感じ取ったもよう。手倉森監督は、決勝点を挙げたリオ五輪世代の鹿島FW鈴木に対し「持ってるね、あいつ。迫力、パワーがあった」と評価していた。

鹿島の19歳鈴木 U23アピールV弾
2016年2月29日

 後半、決勝ゴールを決め、雄たけびを上げる鹿島・鈴木(共同)

 「明治安田生命J1、G大阪0-1鹿島」(28日、吹田スタジアム)

 鹿島は敵地で昨季2位のG大阪に1-0で勝利した。後半27分に途中出場のFW鈴木優磨(19)が決勝点。リオデジャネイロ五輪出場を目指す若武者が、視察に訪れた手倉森誠U-23代表監督(48)の前で結果を残した。

 鹿島の“切り札”が期待通りの活躍を見せた。0-0の後半24分にピッチに投入されたFW鈴木が、わずか3分後にチャンスをつかむ。MFカイオからのクロスを頭で押し込みネットを揺らした。「当てるだけのボールだった。勝利できたことがうれしい」。19歳は誇らしげに語った。

 逆転でのリオ五輪出場を目指す。1月の最終予選では予備登録だったが、この日は視察に訪れた手倉森監督の目の前で躍動。鈴木自身は「誰が来るとかはまったく意識はしていない」と自然体だが、指揮官は「もってるね。迫力とパワーがあって、(得点を)取れそうな気がしていた」と称賛した。

 これでプレシーズンマッチのJ2讃岐、同水戸戦に続いて3戦連続での決勝弾。「満足はせず、改善できるところを見つけたい」と高みを見据えた。

鹿島・19歳鈴木、定位置奪取へアピール
毎日新聞2016年2月28日 22時37分(最終更新 2月28日 22時37分)

 ○鹿 島1-0ガ大阪●(28日、吹田ス)

 FWとして途中出場でピッチに立ち、わずか3分後だった。鹿島の19歳・鈴木が値千金の決勝点をたたき出した。「勝ち点3を取れたことがでかい」。自らの得点よりチームの勝利を喜んだが、レギュラー奪取へ大きなアピールになったことは間違いない。

 後半27分。右サイドをカイオが突破するとゴール前に猛然と進入。高い打点のヘディングで、ゴール左へ突き刺した。「いいボールが来たので触るだけだった」と言葉は控えめだが、ガ大阪の米倉と今野に挟まれてもびくともしない体の強さが光った。

 鹿島の下部組織から昨季、トップチームに昇格。J1初出場となった昨年9月のガ大阪戦で初得点をマークした。ただ昨年、J1でのプレーは、いずれも途中出場の7試合にとどまった。今季は2桁得点を目標に掲げ、定位置確保に挑む。

 開幕前のプレシーズンマッチで順調に得点を重ねたものの、22日の練習試合で左足首を負傷。それだけに開幕戦ベンチスタートに「悔しさはあった」。それでも、相性のいいガ大阪戦でまたも石井監督の期待に応えた。

 チームメートの日本代表FW金崎を慕う一方で、「越えなきゃいけない壁。あの人より多く点を取りたい」とも。貪欲に成長を求める伸び盛りの若武者が、チームとともに絶好のスタートを切った。【細谷拓海】

同時投入コンビで大仕事! 鹿島MFカイオは決勝点アシスト
16/2/29 07:00

[2.28 J1第1ステージ第1節 G大阪0-1鹿島 吹田S]

 J1第1ステージ第1節が28日に行われ、市立吹田サッカースタジアムではガンバ大阪と鹿島アントラーズが対戦。鹿島が1-0で勝利を収めた。


後半24分にMF鈴木と同時にピッチへ送られたMFカイオ(左)


優れた個人技で攻撃に違いを作り出した


後半27分には右からのクロスでMF鈴木の先制点をアシスト


同時投入の2人で試合を決めてみせた


今月電撃復帰の鹿島FW金崎、所信表明の好パフォーマンス


1月に期限付き移籍期間満了が発表されたが、一転して2月に完全移籍での加入となったFW金崎夢生


ボールに誰よりも速く食らいつき、貪欲にゴールを目指した


昨季はリーグ戦27試合に出場し、チーム2位の9得点


この試合でも優れた運動能力で相手の守備をかき回した


相手DFともつれても、強引に守備網を突破した金崎


無理の利く優れたボディーバランスを発揮


カウンターでは上手くスペースに流れ、フリーでフィニッシュに持ち込んだ


紆余曲折あったが、今季も鹿島の強力な戦力になることをプレーで示した


7年ぶりリーグタイトル奪回へ好スタート!!巧者・鹿島が開幕戦勝利


相手の攻撃を抑えつつ、決めるべきところでしっかり決め、開幕戦白星を手にした鹿島


今季は09年以来、7年ぶりのJ1優勝を目指す


チームの重鎮MF小笠原満男(左)は貫禄のプレー


完封を成し遂げ、DF昌子源(左)とDF植田直通が喜び合う


力強い守備でゴール前に立ちはだかった植田


今夏にリオ五輪を控えるU-23日本代表候補


相手の攻撃を跳ね返し続けた


昌子は守備だけでなく、正確なロングフィードで攻撃にも貢献


状況をよく見ながら的確にボールを散らした小笠原


守備では中盤にどっしりと構え、相手の進攻を阻止


DF山本脩斗は守備のバランスを取りながら機を見て攻撃参加


左サイドから鋭いクロスを上げた


味方のFWやMFと連係し、相手の背後を突いたDF西大伍(右)


MF遠藤康は一発で局面を変える左足で相手に脅威を与えた


守備陣を統率し、無失点を達成したGK曽ヶ端準


21日に入籍を発表したFW赤崎秀平は、ゴール前でチャレンジを繰り返した


ずば抜けた足技を持つMF中村充孝だが、この日は当たり負けしないフィジカルの強さが光っていた


後半アディショナルタイムに投入され、試合を終わらせた新加入MF三竿健斗


勝利に貢献し、笑顔を見せる


鹿島は2年ぶりの開幕戦白星となった


出場が危ぶまれていた鹿島の新10番・MF柴崎はフル出場


MF柴崎岳(左)は急性虫垂炎で今月9日に手術を行い、出場が危ぶまれていたが、スタメンに名を連ねた


一瞬の隙も逃さず、相手の急所を突くパスを連続供給


MF小笠原に後ろを任せ、積極的に高い位置まで進入


フル出場で周囲の不安を一掃した


このまま“G大阪キラー”へ?鹿島MF鈴木優磨が開幕V弾


後半24分に投入され、勝利を導くゴールを挙げたMF鈴木優磨(中央)


後半27分に高い打点のヘディングを決め、先制点をマーク


J1初ゴールは昨年9月のG大阪戦


「ガンバさんは相性が良い相手だと思います」と話した



チンチロリン


優磨一色の各紙である。
真っ青に染まった完全アウェイの新スタジアムに静寂を訪れさせた一発は、鹿島に貴重な勝ち星を与えた。
真摯に練習に取り組む姿や、長谷川祥之に伝授されたヘディングなどが伝えられる。
夢生にいじられるキャラクターに対し、「(金崎を)尊敬しているし、越えなきゃいけない壁。あの人より多く点を取りたい」と答える若者は今後も伸びて行くであろう。
その優磨を視察したU-23日本代表監督の手倉森は、「持ってるね、あいつ。迫力、パワーがあった」と賞賛しておる。
招集があるのではなかろうか。
また、虫垂炎にて欠場が予想されておった岳がフル出場したことも報じられておる。
日本代表監督も視察に訪れており、3月の招集もありうるのではなかろうか。
それもまた楽しみである。


チンチロリン

サッカーダイジェスト ガンバ戦寸評

2016年02月29日 | Weblog
【J1採点&寸評】G大阪×鹿島|途中出場のふたりが絡む“石井マジック”で鹿島が勝利。G大阪はホーム開幕戦で黒星発進
大木 勇(サッカーダイジェスト)
2016年02月28日


二度の決定機を逃した藤本、失点に関与した今野と藤本が最低点。


【警告】G大阪=米倉(27分)、倉田(90+3分) 鹿島=昌子(44分)、金崎(45+1分)、植田(54分)、西(78分)、小笠原(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)


【チーム採点・寸評】
G大阪 5.5
丹羽が32分に負傷交代するアクシデントに見舞われるも、井手口を投入して上手く立て直した。攻撃は迫力を欠いたものの、藤本が前後半のチャンスで決めていれば状況は違ったはず。状態が上向くまで、まだ時間を要しそうだ。

鹿島 6
好守両面で「狙いをある程度、体現できた」(西)という内容。相手を圧倒するほどの勢いはなかったものの、要所で繰り出した攻撃は鋭く、GK曽ケ端の好セーブと途中交代組(鈴木、カイオ)の活躍が光った。

【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
後方からのパスがズレる場面も。前半は遠藤の強烈なミドルシュートに反応。金との連係ミスからピンチを招くも、素早く飛び込んで難を逃れた。近距離からの被弾を責めるのは酷。

DF
14 米倉恒貴 5
中村にドリブルで抜かれてピンチを招く。裏を何度も突かれて警告を受けた。後半は積極的な上がりも増えたが、一方で失点場面では寄せが甘く、鈴木に決勝点を許した。

5 丹羽大輝 6
序盤は身体を投げ出す守備で相手の攻撃を阻止。押し込まれる時間が続くなか、最終ラインを統率したが、28分に赤崎と接触して右肩を負傷。担架で運ばれてピッチを退いた。

6 金 正也 5.5
金崎と赤崎の力強い突破に手を焼いた。後半には周囲の確認を怠り、GKの手前で金崎にボールを奪われかける凡ミスも。

4 藤春廣輝 5.5
不要に飛び込んで、簡単に裏を突かれる軽い守備は減点材料。後半に入ると攻撃の意識が一層強まり、正確なクロスを供給したが、最後のところで中央と合わなかった。

MF
15 今野泰幸 5
素早い出足でインターセプトを狙い、こぼれ球を何度も回収。丹羽の負傷交代後(32分)は、スーパーカップに続いてCBに回ったが、鈴木に競り負けて痛恨の失点。

7 遠藤保仁 5.5
短い距離でもパスが微妙にずれる場面があり、守備では簡単に振り切られてカウンターを招いた。鹿島の2ボランチに主導権を握られ、崩しの局面で変化をつけられず。

25 藤本淳吾 5
この日の見せ場は二度。40分の一撃はポストに弾かれ、65分のタイミングを外したシュートはGKに片手で防がれた。動き自体は光るも、勝敗を分けた決定力の欠如を厳しく評価。

19 大森晃太郎 5.5
前半は低い位置でボールを受ける形となり、相手のプレッシャーを受けた。後半は流動的に動きながら絡む回数が増え、左サイドの攻撃も徐々に活性化したが、自身の内容は物足りず。

9 アデミウソン 5.5
40分にはドリブル突破から藤本の決定機を演出し、後半にも藤本のシュートチャンスを作った。とはいえ、前を向いて仕掛ける回数がまだ少なく、周囲との連係もいまひとつ。

FW
20 長沢 駿 5.5
19分にエリア内でボールを受けるも、相手の圧力に屈してシュートまで持ち込めず。以降は徐々にボールが収まり始め、攻撃の起点となったが、エリア内で脅威になれなかった。

交代出場
MF
21 井手口陽介 5.5
丹羽の負傷を受けて、32分から急きょ出場。ボランチに入ると球際の強さを発揮し、40分には自身のプレスがカウンターの起点に。一方の攻撃では、効果的な上がりが少なかった。

FW
39 宇佐美貴史 5.5
疲れの見え始めた大森に代わって出場。ゴール前でボールを受けるも、シュートは相手にブロックされた。カイオの守備に追われる時間も長く、攻撃面での存在感は最後まで気迫。

MF
11 倉田 秋 -
劣勢の84分に投入されるも、効果的な仕掛けをできないまま時間だけが経過。短い時間のなかで精力的に動いたが、流れを変えるプレーはできなかった。

監督
長谷川健太 5
今後の連戦を見据えて、宇佐美やパトリックをベンチスタートさせたが、前半は攻撃が上手く機能せず。徐々に息を吹き返して好機も作ったが、主導権を握れないまま試合が終わった。

途中出場で決勝点に絡んだ鈴木とカイオ、好セーブのGK曽ケ端が最高点。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6.5
藤本のシュートはタイミングを外されたが、それでも上手く重心をずらして反応。右手一本でボールを触り、辛うじてCKに逃れた。このビッグセーブが勝敗を分けたとも言える。
DF
22 西 大伍 6
何度か裏を突かれたが、粘り強く対応。積極的に上がって藤春を牽制しつつ、守備でも上手くスペースを埋めた。途中投入された宇佐美に、ほとんど仕事をさせなかった。

23 植田直通 6
サイドにピタリと付けた正確なフィードは見事。1対1の守備は安定し、中央で壁となって無失点に貢献。最後まで集中を保ち、中央の危険なエリアを埋めた。

3 昌子 源 6
前半は藤本にドリブルで突破され、あわやの場面を作られた。後半にも藤本への寄せが遅れてピンチもあったが、それ以外では安定したパフォーマンスを披露した。

16 山本脩斗 5.5
機を見て高い位置でボールを受けたが、崩し切るまでには至らず。米倉の上がりは抑え込むも、藤本との攻防では後手を踏んだ感もあり、危ないシュートを打たれた。

MF
10 柴崎 岳 6
病み上がりとは思えないほど軽快な動きを見せ、中盤で巧みにバランスを取った。攻撃で前線に顔を出す場面は多くなかったが、それでも攻守両面においてソツがなかった。

40 小笠原満男 6
攻守の切り替えが早く、的確に中央のスペースを埋めてリスクマネジメントを怠らず。G大阪の2ボランチにさほど仕事をさせず、柴崎との連係も上々だった。

25 遠藤 康 6
タイミング良く中央に走り込み、守備陣の隙間を縫ってボールを受けて攻撃の起点に。質の高い動きで、G大阪の守備陣を翻弄。後半は押し込まれる時間が増えて、存在感が薄れた。

13 中村充孝 6
米倉を翻弄した鋭いドリブルは評価に値。上半身を使ったフェイントで今野をかわして好機を作るなど、局面の技術と判断が光る。ただ、後半に入ってやや勢いが衰えた点は減点。

FW
18 赤秀平 5.5
開始5分に決めるも、無念のオフサイド判定。幅広く動き回りながら積極的に裏を狙い、常に相手と駆け引き。後半に入ると徐々に効果的な絡みが減り、縦への推進力も衰えた。

33 金崎夢生 6
がむしゃらにゴールへ向かう姿勢が光り、一瞬の加速度は目を見張るものがある。老獪に隙を狙いながら、「なにかやる」雰囲気を常に漂わせた。相手との激しいやり合いはご愛敬。

交代出場
MF
7 カイオ 6.5
69分に投入されると、直後の72分には力強いドリブル突破で守備網を切り裂く、最後はふわりとラストパス。鈴木の決勝点は、この打開力があってこそ生まれたものだ。

MF
34 鈴木優磨 6.5
カイオの柔らかいボールに飛び込み、今野の上から打点の高いヘディングシュートを叩き込む。押し込むだけの形だったとはいえ、終盤の勝負強さを称賛してMOMに選出した。

MF
20 三竿健斗 -
終了間際に投入。これと言った見せ場は訪れないまま試合は終了した。

監督
石井正忠 6.5
途中投入したカイオと鈴木が得点に絡み、「石井マジック」で勝利を手繰り寄せた。交代策が見事に奏功し、守備でもG大阪の攻撃をゼロに抑え込んだ。

取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。



チンチロリン


サッカーダイジェストの大木氏によるガンバ戦の寸評である。
曽ケ端、カイオ、そして優磨に高い評点が付けられておる。
特に優磨はMOMにも選出されており、特に評価された。
途中出場にて得点を決め続ける優磨は、ゴールの嗅覚が備わっておる。
ゴールを決めるべきところにいるという才能が光る。
また、その優磨にアシストしたカイオはドリブルという武器が特に効いておる。
カイオが切り裂き、FW陣が決める形は鹿島のゴールへの道筋となっていこう。
そして、曽ケ端である。
藤本のシュートを右手一本で逸らしたシーンは試合の行方を左右するビッグセーブであった。
櫛引が加入しようともゴールマウスは曽ケ端が守る。
また、采配が光った石井監督も高い評価を得ておる。
交代策というか、戦術的起用が功を奏した。
今季の鹿島の強さが光った試合と言える。
2016年シーズン素晴らしい出だしである。


チンチロリン

北九州・本山、勝てたのが収穫

2016年02月29日 | Weblog
北九州、初のJ2開幕戦勝利 本山投入でリズム一変
[2016年2月28日20時31分]


後半31分、決勝ゴールを決めた北九州FW小松塁(左)とタッチを交わすMF本山雅志(撮影・菊川光一)

<J2:北九州1-0山形>◇第1節◇28日◇本城

 北九州が10年のJ2参入以来、初めて開幕戦で勝利した。鹿島から新加入のMF本山雅志(36)が後半24分、FW池元に代わって投入されると攻撃のリズムが一変。勢いのまま同31分、身長190センチのFW小松塁(32)が打点の高いヘディングで決勝弾を決めた。

 北九州は、16年度中にJ1要件となる収容1万5000人以上の新スタジアムが完成予定。財務面も支障がなくJ1ライセンスも交付される見込みで、今季はJ1昇格へ初めて挑戦できる年になる。悲願成就へ好スタートを切り、柱谷幸一監督(54)は「本城陸上競技場のラストシーズンで開幕戦を飾れ、これからいい形でゲームを進めて行けると思う。今年は(J1昇格)プレーオフ圏内に入って戦いたい」と闘志を燃やした。

北九州MF本山雅志が勝利貢献「J1上がれるよう」
[2016年2月29日6時10分]


後半途中出場でドリブル突破する北九州MF本山雅志(撮影・菊川光一)

<J2:北九州1-0山形>◇第1節◇28日◇本城

 鹿島からJ2北九州に新加入のMF本山雅志が、初の開幕戦勝利(10年J2参入後)に貢献だ。

 後半24分に途中投入されて好機を演出。同31分にFW小松が決勝点を決めた。

 収容1万5000人以上の新スタジアムが16年度中に完成しJ1ライセンスも交付される見込みで、地元出身の36歳は「6位以内に入り、J1に上がれるようしっかりやりたい」と初昇格へ意気込んだ。

北九州・本山、途中出場で流れ変える「勝てたのが収穫」


後半、競り合う北九州・本山(右)=本城陸

 明治安田J2第1節(28日、北九州1-0山形、本城)J1鹿島からJ2北九州入りした元日本代表MF本山が押され気味だった後半24分に途中出場し、流れを変えた。カウンターから好機を演出すると、31分に右クロスに合わせてゴール右前に走り込んで相手DFを引きつけ、フリーになった小松の決勝点を呼び込んだ。北九州市出身とあって歓声が大きく「楽しかった。勝てたのが収穫」とうれしそうに話した。

 J1から降格した山形を破り、2010年にJ2入りしてから初の開幕戦白星。柱谷監督は「いい形で(次の)ゲームを進めていける」とご満悦だった。



チンチロリン


途中出場にて試合の流れを変えた北九州の本山である。
リズムを変え、好機を演出し、決勝点の起点となった様子。
やはりクリスタルの輝きは素晴らしい。
本山の躍動にて北九州をJ1に昇格させるのだ。
来季の対戦を楽しみにしておる。


チンチロリン

セレッソ・山村、試合内容を見ると納得いかない

2016年02月29日 | Weblog
C大阪山村「自分の特長」ヘディングで決勝弾
[2016年2月28日21時4分]


後半、決勝ゴールを決めたC大阪MF山村(中央)は仲間に祝福され笑顔を見せる(撮影・野上伸悟)

<J2:町田0-1C大阪>◇第1節◇28日◇町田

 新加入のMF山村和也(26)がC大阪に開幕戦勝利を呼び込んだ。

 0-0の後半26分、FWブルーノメネジュウ(28)の右CKに、186センチの長身を生かし、高い打点でヘディング。これが決勝点となった。

 今季鹿島から移籍した山村は「加入して初めての試合で点が取れてうれしい。いいボールが来て、自分の特長であるヘディングで決められてよかった」とうなずいた。

移籍後初の公式戦で決勝点!C大阪MF山村「結果を出せたことは嬉しく思う」
16/2/28 19:30



[2.28 J2第1節 町田0-1C大阪 町田]

「攻守のセットプレーがキー」と大熊清監督が睨んだとおり、セレッソ大阪の決勝点はセットプレーから生まれた。後半26分、FWブルーノ・メネゲウの右CKをMF山村和也が頭ひとつ抜けた打点の高いヘディングでとらえると、劣勢を強いられていたC大阪に大量の先制点をもらたす。得点、アシストともに新加入の選手で、大型補強を行ったC大阪は早速結果を出した格好になった。

 プロ5年目にして「開幕戦(の出場)は初めて」だというのは、移籍後初ゴールを決めた山村だ。「ブルーノからいいボールが入ってきたので、合わせるだけ」と得点シーンを振り返り、「結果を出せたことは嬉しく思う」とまずは胸をなでおろしていた。

 山村はMFソウザとともにC大阪の中盤の底を形成発したが、勢いを持って前に出てくるFC町田ゼルビアに、ボランチ周辺のスペースをいいように使われてしまった。「(C大阪は)チームとしてなっていない。うちらがつけ込めるところ」と町田のMF森村昂太は試合前に分析していたというが、実際、新加入同士のC大阪ダブルボランチは機能していいたとは言い難い。「試合内容を見ると納得いかない。改善するところはたくさんある。詰め直して、次の試合に活かしたい」。その点は山村自身も痛感しており、課題として挙げていた。

 流通経済大から鹿島に加入し、鹿島一筋だった山村にとってはJ2は初めての舞台となる。それでも「セレッソは魅力のあるチーム」と移籍することを決断。「もっとセレッソの力になれるように」と力を込めた。

(取材・文 奥山典幸)



チンチロリン


決勝弾を決めたセレッソの山村である。
ボランチとして先発出場し、完封勝利に貢献しておる。
セレッソではポジションを得たと言えよう。
しかしながら、「新加入同士のC大阪ダブルボランチは機能していいたとは言い難い」と評されており、連携はまだまだの様子。
山村本人も「試合内容を見ると納得いかない。改善するところはたくさんある。詰め直して、次の試合に活かしたい」とコメントしておる。
戦術を整理し、機能させて欲しい。
来季の対戦を楽しみにしておる。


チンチロリン

ガンバ戦コメント

2016年02月29日 | Weblog
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第1節




鹿島アントラーズ:石井 正忠
前半からいい入り方ができ、自分たちの戦い方ができた。後半も続けていこうとハーフタイムで言った。最後に1点を取ってから押し込まれる場面もあったが、そこもうまく対応できたと思う。

Q スターティングメンバーを決めたポイントは?

A 源は足の状態、岳は術後ということでコンディションはどうかと思ったが、本人たちはこの開幕戦へ向けて準備ができているといっていたので、起用した。

Q 後半での交代策、特にカイオ選手と鈴木選手を同時に送り込んだ意図は?

A 優磨はいつもサイドハーフで起用するが、今日はFWで入ってもらい、DF陣の背後への動き出しを続けていこうと指示を出した。当然、得点を狙って欲しいと伝えた。カイオはいつも通りにサイドへ入ってもらった。宇佐美選手が途中出場していたので、彼を守備へ回そうという意図もあった。そして攻撃の起点を作って欲しいと伝えた。

Q イエローカードが5枚とかなり多かったが?

A 前線からプレッシャーをかける形でやっているので、そうなってしまった部分もある。フェアプレーの観点からは多いと思うが、サッカーではあり得ること。アグレッシブな戦い方は続けていきたい。

Q 来週のホーム開幕戦までの準備で注意したい点は?

A 通常の間隔より1日短いので、先ずは疲労をしっかり取らせてあげたい。プレシーズンマッチはあまり内容が良くなかったが、昨シーズン終盤よりやってきた戦い方をベースにしてやっていこうと伝え、それが今日はできた。その部分をもう1度確認していきたい。





【遠藤 康】
勝ってほっとしている。いい時間帯も悪い時間帯もあった。苦しい時間で決めてくれて良かった。チャンスは多く作れていたけど、もっと前でプレスをかけられる場面もあったし、切り替えも早くすれば、もっといい内容になったと思う。イエローが多かったのは、みんなが危ないと感じたときに体を張って止めたから。危険なことがチーム全体としてわかっていた。

【植田 直通】
無失点で終わることができたのはDFとして一番うれしい。源君とはいつもやっているし、仲もいいのでコンビを組むことに問題はない。監督が石井さんになって前から奪うサッカーをやっていて、自分も少しはできたと思うが、この試合で課題も見つかったので、明日から練習で修正していきたい。源君が前に出て、自分がカバーすることもできていたので、次にも活かしたい。

【昌子 源】
自分の足の状態をチームメートが知っていたので、助けてくれたと思う。誰が出てきても、こっちは同じサッカーをするだけ。宇佐美選手が途中から出てきたけど、交代選手に何もさせないのが、アントラーズのサッカー。去年はけがで開幕戦に出られず、チームも負けて、どっちも波に乗れず、開幕戦の大切さを痛感している。カイオ、優磨と交代選手がアシスト、得点してくれたのでいい勝ち方だったと思う。

【中村 充孝】
どんな状況でも勝つのが、アントラーズ。勝てたのは大きい。(G大阪戦は)ナビスコカップ決勝のイメージがあるが、僕たちはリーグタイトルを獲ったわけではない。チャレンジャーの気持ちでキックオフから主導権をとっていこうと話していた。いい入りができたし、守備もいい感じでできていた。決め切るところなど課題が見つかった。目指すところはもっと上。いいパスで終わるのか、きっちり決め切るのか、個人としてもチームとしてもそこまで突き詰めていきたい。

【鈴木 優磨】
カイオくんからいいボールが来たので当てるだけだった。チームの流れを読んで、この状況で何が必要かを整理できていた。前から追いかけて、体を張って、犠牲心を持っていこうと思っていた。勝ち点3を手にしたのは大きい。勝ちたいという気持ちがすべて。苦しい時間が多かったが、1点差で勝ててよかった。改善すべき点があったので、次に活かしていきたい。

J1 1st 第1節 G大阪戦


本日行われたJ1 1st 第1節 G大阪戦は1-0で勝利しました。

1stステージ 第1節
2016年2月28日(日)14:09KO 吹田S

[ 石井 正忠監督 ]
前半からいい入りができて、いい形ができていた。続けて後半もいい形ができていた。1点を取ってからガンバさんに押し込まれたけれど、そこもうまくできたと思います。

--昌子 源や柴崎 岳の起用を迷われていましたが、最終的にはどういうことで決められたのでしょうか?
(昌子)源は足のケガのところ、(柴崎)岳は手術したところのコンディションがどうなのかと思ったのですが、良いコンディションで開幕を迎えられる準備ができているということだったので起用しました。

--後半、2枚の交代カードを切るときにどのような指示をして送り出したのでしょうか?
(鈴木)優磨に関しては、普段はサイドハーフで起用するんですけど、今日はFWに入って、まず相手の裏への動きを狙ってほしいということを言いました。カイオについては、いつもやっているサイドハーフのポジションで入れた。宇佐美(貴史)選手が(途中から)入ったので、そこを守備に回す意味でもあそこでもう1回攻撃の起点を作ってほしいと言いました。

--かなりアグレッシブなサッカーをやりましたが、警告は5回ももらいました。
前線からプレッシャーを掛ける形でやっているので、そういう形になってしまったことはフェアプレーの観点からすると(警告の回数が)多いとは思うんですけど、サッカーではあり得ることだと思うので、当然だと思います。こういう戦い方を続けていきたいと思います。

1stステージ 第1節
2016年2月28日(日)14:09KO 吹田S

[ 鈴木 優磨 ]
--ゴールについて。
カイオくんから、当てるだけのボールが来たので、触るだけでした。

--調子の良さはどこにある?
チームの流れを読んで、この状況では何が必要なのかを自分の中で整理して入れているので、それが好調の要因になっていると思います。

--今日はどういうことを考えて入った?
途中から前線の動きがなくなって、きつくなっていたと思うので、そういう中で自分が前線で体を張って裏に抜けて、チームのために犠牲心を持ってやろうと思っていた。そういう中で勝点3が取れたことが、自分の中ではでかいです。

--G大阪とは相性が良い?
個人としては、ガンバさんは相性が良い相手だと思います。でも、(得)点よりも勝点3を取れたことの方がでかいです。開幕で良い一歩を踏み出せたと思います。

[ 植田 直通 ]
--昨季から変わったところを感じる部分はありましたか?
石井さん(石井 正忠監督)は今、前から奪うというサッカーをやっていて、少しはできるようになったかもしれないですけど、僕自身はまだまだ今日の試合で課題は残ったので、また明日からしっかり取り組んでいければと思います。

--センターバックは2人とも前で奪うことが多かったと思います。どういう役割でやっていたのか?
僕と(昌子)源くんで、今日みたいな相手なら1枚が(ボールに対して)行って、1枚が下がるという形になる。そういうところで完全に取り切れれば相手の攻撃の芽を摘むこともできるし、カウンターにつなげることもできるので、そういうところは大事にしたいと思います。

【G大阪 vs 鹿島】キャプテン対決!
2016年2月28日(日)



両チームのキャプテンが激しいマッチアップを見せる!

【G大阪 vs 鹿島】ゴールの喜びを分かち合う!
2016年2月28日(日)



アシストをしたカイオと決勝ゴールを決めた鈴木優磨が喜びを分かち合う。

【G大阪 vs 鹿島】ドヤ顔!
2016年2月28日(日)



ゴール後に見せたこのドヤ顔!!

【G大阪 vs 鹿島】フル出場!
2016年2月28日(日)



怪我が心配された柴崎岳だがフル出場を果たした。

采配的中!鹿島が敵地開幕戦でG大阪撃破!!丹羽負傷交代G大阪は吹田S公式戦初陣飾れず
16/2/28 16:01



[2.28 J1第1ステージ第1節 G大阪0-1鹿島 吹田S]

 鹿島アントラーズが敵地でガンバ大阪を1-0で破り、2年ぶりの開幕白星発進を決めた。後半27分に途中出場のFW鈴木優磨が挙げた得点が決勝点となった。G大阪は5年連続の開幕戦白星なし。これで今季公式戦3戦連続勝利なしとなった。

 今季よりG大阪のホームスタジアムは新設された市立吹田スタジアムになった。2月14日の名古屋とのプレシーズンマッチでこけら落としゲームが行われたが、公式戦ではこの日の2016年シーズンのリーグ開幕戦が初使用となった。

 ただG大阪は、今季の公式戦は3試合目。24日に敵地韓国で水原三星とACLの初戦を戦っていることもあり、リーグ開幕戦と言えど、ターンオーバーが用いられた。MF遠藤保仁は先発復帰したものの、前線のFWパトリックとFW宇佐美貴史はベンチスタートとなった。

 対する鹿島は、9日に急性虫垂炎の手術を受け、全治4週間を診断されたため、開幕戦の出場が困難とみられていたMF柴崎岳が驚異の回復を見せ、スタメンに名を連ねた。また、ポルトガル2部のポルティモネンセから完全移籍で加入し、26日に出場選手登録が完了していたFW金崎夢生もいきなり先発した。

 立ち上がり、攻勢に出たのは鹿島だった。前半5分にはカウンターからFW赤崎秀平と金崎が抜け出す。しかし、パス交換から赤崎がゴールネットを揺らすが、わずかにオフサイドと判定され、先制点にはならなかった。

 前半30分にはG大阪にアクシデントが発生する。赤崎との接触プレーで前のめりに躓いたDF丹羽大輝が右肩を強打。顔をしかめてその場から動けなくなった。治療を試みたが、担架で運ばれ、そのままピッチを後にした。代わってMF井手口陽介を緊急投入。MF今野泰幸が最終ラインに下がり、DF金正也とCBコンビを形成した。

 安定しないG大阪の守備陣に鹿島が襲いかかる。ただそんな中でもG大阪が必死に耐えると、前半40分にはカウンターからチャンス到来。FWアデミウソンが左サイドから仕掛け、中央にグラウンダーパス。しかしMF藤本淳吾のシュートはクロスバーに跳ね返されてしまった。

 後半に入ってもスコアはなかなか動かなかった。後半17分に鹿島が浮き球を繋ぐと、GKのボールと判断した金の背後から金崎が飛び出す。GKと1対1になるが、GK東口順昭が何とか防ぎ、難を逃れる。G大阪は直後のカウンターで藤本がコースを突いたシュートを打ったが、GK曽ヶ端準の好セーブに弾かれてしまった。

 G大阪は後半21分からMF大森晃太郎に代えて宇佐美を投入。FW長沢駿、アデミウソンと3トップ気味の攻撃的な布陣にして得点を奪いに行く。鹿島も同24分から赤崎に代えてFW鈴木優磨、MF遠藤康に代えてMFカイオと一気の2枚替えでリズムの変化を求めた。

 交代策が実ったのは鹿島だった。後半25分にカイオが鋭いドリブルで中央を持ちあがると、左サイドの金崎にパス。金崎のシュートは東口に防がれたが、同27分、右サイドからカイオが上げたクロスを鈴木が頭で押し込み先制。石井正忠監督の采配が的中。交代選手が確実に仕事をした。

 先制されたG大阪は後半39分に最後のカードとしてアデミウソンに代えてMF倉田秋を投入。何とか同点弾をと鹿島ゴールを目指す。しかし相手は鹿島。簡単には崩れない。守り切られたG大阪はこれで今季の公式戦は3戦未勝利。新スタジアムの公式戦初陣を白星で飾ることは出来なかった。

(取材・文 児玉幸洋)

またまた鈴木優磨が決勝点!鹿島2年目19歳が驚異的な勝負強さ見せつける
16/2/28 18:41



[2.28 J1第1ステージ第1節 G大阪0-1鹿島 吹田S]

 またまたスーパーサブの一撃が勝負を決めた。鹿島アントラーズはスコアレスで迎えた後半27分、DF西大伍、FW金崎夢生、MFカイオとパスをつなぐと、カイオのクロスボールをMF鈴木優磨がヘディングで合わせる。鈴木は14日の讃岐戦、21日の水戸戦と今季のプレシーズンマッチ2試合でも途中出場で決勝点を記録。驚異的な勝負強さを見せつけるユース出身の2年目MFは、「自分の点よりも勝ち点3が取れたことが大きい」と開幕戦勝利を喜んだ。

 実は鈴木、開幕戦欠場の危機にあったという。21日の水戸戦で決勝点を奪った翌日、鈴木は明治学院大との練習試合に出場。しかしその試合で左足首を痛めてしまったのだという。練習に復帰したのは25日。3日後の開幕に向け、ギリギリのタイミングでの復帰となった。

 しかし鈴木は遠征メンバーに入った。「信頼してくれた」と石井正忠監督への感謝を語ると、「途中からでもチームを助けることを思って入れたので、結果に繋がってよかった」と安堵の表情を浮かべた。

 1996年4月26日生まれの19歳。今夏リオデジャネイロ五輪への出場も視野に入ってくる。この日はU-23日本代表の手倉森誠監督も視察に訪れており、最高のアピールになった。しかし鈴木は「誰が来ているとかは関係ない」とキッパリと話す。「今日は勝ちたいと思ってプレーしていた。勝ち点3が取れてよかった」と繰り返した。

 鹿島は2年ぶりの開幕戦白星発進となった。また、1点を守り抜く、鹿島らしい勝負強さを見せての勝利になった。「苦しい時間帯が多かったですけど、1点差で勝てたのも意味がある」。若い力が伸びる鹿島。常勝軍団の遺伝子は確実に受け継がれている。

(取材・文 児玉幸洋)

交代策で明暗…カイオと鈴木優磨が輝いた鹿島、G大阪監督「私自身の責任」
16/2/28 18:46



[2.28 J1第1ステージ第1節 G大阪-鹿島 吹田S]

 采配が勝敗を分けた。後半に入り最初に動きを見せたのは、前半にアクシデントで交代枠1枚を使っていたガンバ大阪だった。まずは後半21分、MF大森晃太郎に代えてベンチスタートだったFW宇佐美貴史を投入する。すると直後に鹿島アントラーズも動きを見せる。同24分、MF遠藤康とFW赤崎秀平を下げて、MFカイオとFW鈴木優磨をピッチに送り込んだ。

 両チームとも勝負の一手を打った形だが、実ったのは鹿島だった。カイオが鋭いドリブルでG大阪に圧力をかける。後半25分のカイオの突破から放ったFW金崎夢生のシュートはGK東口順昭の好セーブに阻まれたが、同27分、右サイドでボールを持ったカイオのクロスに鈴木が頭で飛び込み、均衡を破るゴールを奪った。

 ポイントとなった交代策について、両軍指揮官は対照的な表情を見せる。長谷川健太監督は「向こうの交代策がはまった。ただ、(交代)カードを切った私自身に敗戦の責任がある」と自らに言い聞かせるように話す。一方の石井正忠監督は、「(鈴木)優磨にはDFの背後を狙い続けろと。カイオについては、宇佐美が入ってきたので、もう一度攻撃の起点を作ってほしいと思った」と交代の意図を説明し、的中したことを喜んだ。 

(取材・文 児玉幸洋)

G大阪、新スタ公式戦初戦は黒星…交代策的中の鹿島が白星スタート

ゴールを喜ぶ鹿島FW鈴木優磨 [写真]=中岡隆造

 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージの開幕節が28日に行われ、ガンバ大阪と鹿島アントラーズが対戦した。

 昨季の天皇杯を制したG大阪とJリーグヤマザキナビスコカップ覇者の鹿島による開幕節屈指の好カード。新設された市立吹田サッカースタジアムで初の公式戦に臨むG大阪は、FW宇佐美貴史とFWパトリックがベンチスタートとなり、新加入のFWアデミウソンとMF藤本淳吾を先発起用。最前線にはFW長沢駿が入った。一方の鹿島は、急性虫垂炎の手術を受け、出場が危ぶまれていたMF柴崎岳が先発。また、ポルトガル2部のポルティモネンセから再加入を果たしたMF金崎夢生もスタメンに名を連ねている。

 最初にチャンスを迎えたのはアウェーの鹿島。6分、ショートカウンターを仕掛けると、エリア手前中央の赤崎秀平が右に流れた金崎にパス。エリア内に走り込んだ赤崎に折り返しのクロスが渡ると右足ダイレクトでゴール左に流し込んだが、ここはオフサイドの判定で得点は認められなかった。11分にはミドルレンジから遠藤康が左足で強烈なシュートを放ったが、GK東口順昭が好セーブで凌いだ。

 鹿島がやや押し気味に試合をすすめる中、G大阪はアクシデントに見舞われる。28分、ファールを受けた丹羽大輝が右肩を痛めて負傷退場を強いられ、32分に井手口陽介を投入。ボランチで出場していた今野泰幸がポジションをひとつ下げて最終ラインに入ることとなった。

 交代直後の33分にも鹿島にチャンス。中村充孝が金崎とのワンツーで左サイドを突破すると、エリア内左深い位置からファーサイドを狙ってシュート。しかしここは枠の上に大きく外れてしまう。一方のG大阪は41分、左サイド高い位置でボールキープしたアデミウソンがマイナス方向にグラウンダーのパスを通すと、走り込んだ藤本がゴール正面から左足ダイレクトで狙ったが、シュートはクロスバーを直撃した。前半はこのままスコアレスで折り返す。

 後半に入り51分、鹿島は小笠原満男が蹴った左CKに植田直通が頭で合わせたが、シュートはGKの正面に飛んだ。65分にはG大阪にチャンス。自陣からカウンターを仕掛けると、アデミウソンから右サイドでスルーパスを受けた大森晃太郎がエリア内左から左足インサイドでシュート。しかしここはGK曽ヶ端準がなんとか弾き出し、ゴールを割らせない。

 G大阪は65分、大森に代えて宇佐美を投入。対する鹿島も69分、赤崎と遠藤康を下げて鈴木優磨とカイオをピッチに送り出す。すると72分、鹿島は交代選手が結果を残す。金崎からのパスをエリア内右で受けたカイオがゴール前にクロスを入れると、走り込んだ鈴木が高い打点のヘディングを叩き込み、ネットを揺らした。

 先制点を奪われたG大阪は84分、アデミウソンに代えて倉田秋を投入し、同点ゴールを目指す。終盤はG大阪がクロスボールを中心に攻め込んだが、最後まで得点を奪うことはできず、試合は1-0で終了。鹿島が2016年のJ1リーグ開幕節を白星で飾った。

 G大阪は3月2日にAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でメルボルン・ビクトリーと対戦。その後、6日にJ1第2節でヴァンフォーレ甲府と対戦する。一方の鹿島は次節、5日にサガン鳥栖と対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 0-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 72分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

【J1】鹿島・石井監督の采配ズバリ! 交代出場の19歳、鈴木優磨がG大阪を沈める決勝ヘッド!
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年02月28日


ともに交代出場のカイオから鈴木が殊勲の決勝点!


サイドでのマッチアップを繰り返したG大阪の米倉(14番)と鹿島の中村(13番)。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグの開幕戦は2月28日に残りの1試合、G大阪対鹿島が市立吹田サッカースタジアムで14時にキックオフされた。

 G大阪は4日前のACL・水原戦からスタメンを大きく入れ替え、パトリック、宇佐美がベンチスタート。一方の鹿島は、怪我で出場が危ぶまれた柴崎が先発出場した。

 この2月に完成したばかりのサッカー専用の新スタジアム。スタンドは3万人超のファン・サポーターで埋め尽くされた。素晴らしい雰囲気の中で、立ち上がりから両チームが白熱の攻防を展開する。

 鹿島は2月に完全移籍で再加入した金崎や中村が果敢な仕掛けを見せてG大阪ゴールに迫った。6分には右サイドを突破した金崎が中央へクロスを入れると、赤崎が右足でゴールネットを揺らし、鹿島が先制したかに思われたが、ここはオフサイドを取られノーゴール。さらに33分には中村が米倉との1対1を制して左サイドを突破。そのまま持ち込み、シュートを選択したが、枠を捉えきれず。

 一方のG大阪も、今季ともに横浜から加入したアデミウソンと藤本のコンビでビッグチャンスを作り出す。41分、アデミウソンが左サイドから中央へ入り込み、藤本にラストパス。走り込んできた藤本がダイレクトで狙うが、クロスバーを直撃し、ゴールはならなかった。

 前半をスコアレスで折り返すと、後半はさらに球際の戦いもヒートアップ。アデミウソンの足技と植田のフィジカルを活かしたディフェンスのマッチアップなど、見応えのある展開が続く。
 
 52分にはCKから植田がドンピシャのヘディングシュートを放つが、ここはGK東口の正面を突いた。G大阪も66分にカウンターから藤本がコースを突いたシュートを放つものの、GK曽ヶ端の好セーブに阻まれた。

 G大阪は66分に大森に代えて宇佐美を投入。一方、鹿島は69分にカイオと鈴木優磨を同時投入して勝負をかける。

 そしてこの采配が奏功したのは鹿島だった。72分、リズムよくパスをつないでカイオが左サイド深くに侵入すると、中央へ丁寧なクロスを送り込む。これを飛び込んだ鈴木が相手DFと競り合いながらも頭ひとつ抜け出たヘディングシュートで豪快に叩き込む。鹿島が先制に成功した。

 1点ビハインドとなったG大阪は、終盤に入り切り札の倉田を投入し、猛攻を仕掛けるが、鹿島DF陣の身体を張った守備とGK曽ヶ端の好セーブもあり得点はならず。結局、アウェーの鹿島が1-0で開幕戦を勝利で飾った。



チンチロリン


「アグレッシブな戦い方は続けていきたい」と言い切る石井監督である。
球際に強く、前から圧力をかける戦いは、Jリーグのみならず、来季以降のアジア制覇を目指したものと言えよう。
また、優磨には裏を狙えと指示し、カイオは途中出場しておったガンバの宇佐美を守備に回す意図があったと述べる。
この采配が功を奏し、決勝弾が産まれたことは誰の目にも明らかであった。
ビジョンも含めて信頼に足る名将である。
また、植田と源のコメントから、二人の連携が熟成されつつあることが伝わってくる。
アジアを制し一回り成長した植田と、負傷を抱えながらも高いパフォーマンスを見せた源は日本を代表するCBとしてクローズアップされていくのではなかろうか。
チームが一丸となっておることが伝わって来た。
今季はより多くの勝利を積み重ねるであろう。
楽しみである。


チンチロリン

秀平、ガンバを倒し、スタートダッシュする

2016年02月28日 | Weblog
J1鹿嶋・今節の顔 FW 赤崎秀平 好機逃さず開幕弾狙う
好機を逃さない決定力を武器に、昨季途中から先発に定着したプロ3年目のストライカー。自身初となる開幕戦での先発に「ガンバ(G大阪)を倒し、スタートダッシュする」と闘志を燃やす。



チンチロリン


今節の顔として報じられる赤である。
今日のガンバ戦では夢生との2TOPが予想される。
最前線からの圧を増し、ガンバを圧倒したいところ。
ナビスコ杯決勝戦の良いイメージにてゴールを狙うのだ。
新婚・赤の活躍にて、吹田スタジアム初勝利を祝福しようではないか。
期待しておる。


チンチロリン

チームには一切の油断はなく、堅実な戦いが期待できそうだ

2016年02月27日 | Weblog
【J1展望】1stステージ・1節|G大阪 – 鹿島|柴崎が離脱中の鹿島に対し、G大阪はホーム“初勝利”なるか
サッカーダイジェスト編集部
2016年02月27日


G大阪――目下の課題は、アデミウソンや藤本ら新戦力をいかに組み込むか。


故障者/G大阪=なし 鹿島=柴崎、ファン・ソッコ
出場停止/G大阪=なし 鹿島=なし


J1リーグ1stステージ・1節
ガンバ大阪 - 鹿島アントラーズ
2月28日(日)/14:05/市立吹田サッカースタジアム

ガンバ大阪
2015年リーグ成績:2位(年間) 勝点63 18勝9分7敗 56得点・37失点

【最新チーム事情】
●開幕の鹿島戦が、今季から本拠地となる市立吹田サッカースタジアム初の公式戦に。
●25日のACL初戦・水原三星戦(韓国)は0-0の引き分け。スーパーカップの広島戦(20日)にも1-3で敗れ、新シーズンは2戦勝ちなし。
●水原三星戦では、遠藤がACL8度目の挑戦で初めて開幕スタメン外に。過密日程を見据えて、長谷川監督はローテーションも視野に入れる。
●負傷で出遅れていたDF西野、岩下はすでに練習試合で復帰。20日のスーパーカップから続く8連戦中の復帰が見込まれる。

【担当記者の視点】
 20日のスーパーカップで広島に1-3で敗れると、23日のACL初戦・水原三星は敵地で0-0のスコアレスドロー。いまひとつ波に乗れない状態が続いているが、長谷川監督は「今は苦しまなければいけない時期」と語る。

「なかなか初めから上手くはいかない。チームが変わろうとする時は、どうしても変化の前の苦しさはあると思うし、今は新しい血を入れながら、ガンバ大阪がもうひとつレベルアップするために苦しまなければいけない時期。ここを乗り越えたら、チームとしてまたひとつレベルアップできると思います」

 目下の課題は、アデミウソンや藤本ら新戦力をいかに組み込むか。開幕戦では、トップ下にアデミウソン、右サイドハーフに藤本を置く4-2-3-1が濃厚。スーパーカップ後、「去年のメンバーを入れたら上手くいくのは分かり切っている」と語ったように、阿部や倉田は計算が立つだけに、無難に入るならば“既存戦力”の先発も十分にあり得る。

 試合の主導権を握るうえで、中盤の攻防がポイント。今野と遠藤の鉄板コンビで中盤が安定すれば、迫力ある仕掛けにつながるはず。「良いボール回しをして、もっと良い形を」(今野)という想いを体現したい。

鹿島――ジネイを軸に、堅実な戦いで勝点3を狙う。

J1リーグ1stステージ・1節
ガンバ大阪 - 鹿島アントラーズ
2月28日(日)/14:05/市立吹田サッカースタジアム

鹿島アントラーズ
2015年リーグ成績:5位 勝点59 18勝5分11敗 57得点・41失点

【最新チーム事情】
●植田の鹿島愛は本物。開幕戦が行なわれる吹田スタジアムは選手、ファンから好評を得ているが、「カシマスタジアムが一番です」と断言。
●金崎が好調。ミニゲームでゴールを挙げ、大はしゃぎ。あまりにもうるさかったため、チームメイトからは「ポルトガルに帰れ」と野次が飛んだ。
●昨季の足首負傷後、一度は練習合流を果たしていたが、宮崎キャンプで膝を痛めていた土居が練習に再合流を果たす。

【担当記者の視点】
 柴崎が離脱中で、金崎も復帰したばかり。ベストメンバーとは言えないかもしれないが、それでも十分に戦える顔ぶれが揃ったと言えるだろう。

 プレシーズンマッチの水戸戦(2/21)は2-1で勝利したものの、内容は決して満足のいくものではなかった。もっとも、“本番前”に課題が出たほうが「シーズンには慎重に入れる」(中田浩二氏)もの。特に、アウェーのG大阪戦という難しいゲームだけに、チームには一切の油断はなく、堅実な戦いが期待できそうだ。

 注目は、プレシーズンから好調をキープするジネイ。純粋なゴールゲッタータイプではないが、攻撃の選択肢を増やせる総合力の高いFWだけに、このブラジリアンを軸に多彩な仕掛けを繰り出せれば、勝利の確率は高まるだろう。



チンチロリン


ミニゲームにてゴールを挙げ大はしゃぎした夢生を紹介するサッカーダイジェストのプレビューである。
その夢生はスタメンではないと予想する。
ここは讃岐戦・水戸戦と続けて起用し連携を深めたジネイと赤の2TOPで挑むと考えた様子。
そのジネイは好調をキープしており、このセンターFWを軸に攻撃の選択肢を増やしていくという。
また、負傷が癒えた永木と聖真も先発起用されないと予想しておる。
夢生も含め、このあたりの重要な選手がどう起用されるのか、それが勝負を分けるのではなかろうか。
注目の大一番、選手交代も含めての知力勝負にて勝利を掴み取りたい。
楽しみである。


チンチロリン

地元の声、今年こそ優勝だ

2016年02月27日 | Weblog
【いばらき春秋】
Jリーグの開幕が目前に迫ってきた。J1鹿島アントラーズのホームタウンでは「今年こそ優勝だ」の声が例年以上に高まっている
▼先日カシマスタジアムで行われたプレシーズンマッチ後の地元5市による激励会でも「ぜひ3冠を」「優勝したらパレードをやりましょう」などと威勢のよい声が相次いだ
▼昨季はリーグ優勝こそ逃したが第2ステージは2位。その勢いもあってナビスコ杯を制した
▼オフ期間の補強も上々で選手層が厚くなり、チーム全体が若返った。日本代表の金崎選手も戻ってきた。いや応なしに期待したくなる
▼過去6年リーグ優勝から遠ざかっている鹿島は今季全タイトル制覇を掲げ、中でもリーグ優勝を「義務」とした。大変な目標に違いないが決して絵に描いた餅とも思えない
▼28日の開幕戦の相手はナビスコ杯決勝で顔を合わせたガンバ大阪。なんとも心憎い演出である。先の激励会で小笠原選手に尋ねると「かえって早いうちに倒しておいた方がいいでしょう」。宮崎キャンプから好調を維持しているキャプテンらしく、これまた頼もしい発言である。クラブ創設25年の今年、チームも地元も大きな喜びを味わいたい。 (雅)



チンチロリン


例年以上に「優勝」の声の高まるホームタウンである。
昨季後半の強さ、ナビスコ杯の制覇、夢生・岳・カイオの残留、永木・櫛引・三竿・ブエノの新戦力、日本一を勝ち得たユースからの大量昇格など、明るい話題に事欠かない。
今季は義務である優勝を成し遂げよう。
地元の声援に後押しされ、鹿島は勝利を積み重ねる。
真っ赤なカシマスタジアムで歓喜の声を上げようではないか。
楽しみである。


チンチロリン

中田浩二、仕上がりも順調だ

2016年02月27日 | Weblog
中田浩二氏が占う16年J1 4強+2でV争い 大穴は磐田

中田浩二氏
Photo By スポニチ


 2ステージ制になって2年目のJ1リーグ。今季はどのチームが優勝争いをするのか。台風の目となるのはどこか。注目の新戦力なども含め、スポニチ本紙評論家の中田浩二氏(元日本代表DF)が16年シーズンの展望を語った。

 各ステージとも優勝争いは広島、G大阪、浦和、鹿島の4強にFC東京と川崎Fがどう絡むかだと思う。広島は安定感はあるが、ドウグラスが抜けた得点力が課題で「困ったらドウグラス」といったサッカーができなくなった部分は苦労すると思う。G大阪はアデミウソンの加入で戦力がアップ。まだ、使い方が固まっていないが、宇佐美とうまく絡めば得点力は増す。ボランチの井手口が成長したことで、今野をDFで使ってもいいし、遠藤をトップ下に上げてもいい。FKが得意な藤本も加わり、遠藤と左右のキッカーがそろって効果的な補強ができた。

 鹿島は金崎の残留が大きい。永木、三竿、櫛引が加わり、ジネイもケガから復帰して、選手がそろった。昨年後半は、いいサッカーができており、仕上がりも順調だ。浦和は昨季も安定していたが、遠藤を補強することによって守備の安定を高めた。遠藤は、ボランチもできるが、私はDFがいいと思う。ボランチには柏木や阿部がいるので、せっかくのバランスの良さを崩す必要はないからだ。遠藤は頭が良く、何でもできる選手だけに、どう溶け込んでいくのか、注目したい。

 FC東京は城福新監督の手腕に注目している。前回のFC東京監督時代は攻撃的、甲府で現実的な守備重視のサッカーをした。理想と現実を融合させられるか興味深く、守備のベースと安定感があるだけに優勝の可能性もある。川崎Fは大勝もするが、連敗もする。優勝のためには勝ち点1を拾える戦いも必要だろう。J1に復帰した磐田の名波監督がどんなサッカーをするかも楽しみだ。
[ 2016年2月27日 08:30 ]



チンチロリン


2016年シーズンを占う中田浩二である。
鹿島を4強の一角に挙げ、そこに二つを加えた6クラブが優勝に絡むと語る。
夢生の残留が大きく、新加入の選手で層が厚くなり、助っ人のジネイの復帰も大きい。
そして何よりも昨季終盤の良いサッカーが継続され仕上がりも順調とのこと。
やべっちFCでは優勝に挙げており、キャンプにも行き、練習を間近で観て手応えを感じておろう。
「義務」であるリーグタイトルを獲る。
優勝を信じておる。


チンチロリン

岳、Jリーガー市場価値3位

2016年02月27日 | Weblog
J1で、欧州からみた「市場価値」が最も高い選手トップ50!
2016/02/26 21:15
Written by 編集部


いよいよ今週末に2016年のJリーグが開幕を迎える。

J2に先立って27日(土曜)に開幕するJ1のなかでも、最も市場価値が高く評価されているのは誰なのか?

ドイツの移籍情報サイト『Transfermarkt』を参考に、トップ50を調べてみた。なお、評価額が同額であっても同率ではなく、順位づけがされているが、それは同サイトにならった形。


▼50位 FWズラタン・リュビヤンキッチ(32歳/スロベニア/浦和レッズ)
→80万ユーロ/1億円

▼49位 FW大久保 嘉人(33歳/日本/川崎フロンターレ)
→80万ユーロ/1億円

▼48位 DFエウシーニョ(26歳/ブラジル/川崎フロンターレ)
→90万ユーロ/1億1000万円

▼47位 DF昌子 源(23歳/日本/鹿島アントラーズ)
→90万ユーロ/1億1000万円


▼46位 FW武藤 雄樹(27歳/日本/浦和レッズ)
→90万ユーロ/1億1000万円

▼45位 MFハ・テソン(30歳/韓国/FC東京)
→90万ユーロ/1億1000万円

▼44位 MF米本 拓司(25歳/日本/FC東京)
→90万ユーロ/1億1000万円

▼43位 DF西 大伍(28歳/日本/鹿島アントラーズ)
→90万ユーロ/1億1000万円


▼42位 FWネイツ・ペチュニク(30歳/スロベニア/大宮アルディージャ)
→90万ユーロ/1億1000万円

▼41位 MF谷口 彰悟(24歳/日本/川崎フロンターレ)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼40位 MF野津田 岳人(21歳/日本/サンフレッチェ広島)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼39位 MF阿部 浩之(26歳/日本/ガンバ大阪)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼38位 DF藤春 廣輝(27歳/日本/ガンバ大阪)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼37位 GK林 卓人(33歳/日本/サンフレッチェ広島)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼36位 GKチョン・ソンリョン(31歳/韓国/川崎フロンターレ)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼35位 FW豊田 陽平(30歳/日本/サガン鳥栖)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼34位 DF丹羽 大輝(30歳/日本/ガンバ大阪)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼33位 FW川又 堅碁(26歳/日本/名古屋グランパス)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼32位 FWエデルソン(26歳/ブラジル/柏レイソル)
→100万ユーロ/1億2000万円

▼31位 MF関根 貴大(20歳/日本/浦和レッズ)
→110万ユーロ/1億4000万円

▼30位 FWパトリック(28歳/ブラジル/ガンバ大阪)
→110万ユーロ/1億4000万円

▼29位 MF金 民友(26歳/韓国/サガン鳥栖)
→110万ユーロ/1億4000万円

▼28位 DF森脇 良太(29歳/日本/浦和レッズ)
→110万ユーロ/1億4000万円

▼27位 MF遠藤 康(27歳/日本/鹿島アントラーズ)
→110万ユーロ/1億4000万円


▼26位 MF倉田 秋(27歳/日本/ガンバ大阪)
→110万ユーロ/1億4000万円

▼25位 FW浅野 拓磨(21歳/日本/サンフレッチェ広島)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼24位 FWクリスティアーノ(29歳/ブラジル/ヴァンフォーレ甲府)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼23位 MF土居 聖真(23歳/日本/鹿島アントラーズ)
→120万ユーロ/1億5000万円


▼22位 DF遠藤 航(23歳/日本/浦和レッズ)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼21位 MF柏 好文(28歳/日本/サンフレッチェ広島)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼20位 GK東口 順昭(29歳/日本/ガンバ大阪)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼19位 MF齋藤 学(25歳/日本/横浜F・マリノス)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼18位 FW永井 謙佑(26歳/日本/名古屋グランパス)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼17位 GKキム・スンギュ(25歳/韓国/ヴィッセル神戸)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼16位 MF金崎 夢生(27歳/日本/鹿島アントラーズ)
→120万ユーロ/1億5000万円


▼15位 DF水本 裕貴(30歳/日本/サンフレッチェ広島)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼14位 DF千葉 和彦(30歳/日本/サンフレッチェ広島)
→120万ユーロ/1億5000万円

▼13位 FWアデミウソン(22歳/ブラジル/ガンバ大阪)
→130万ユーロ/1億6000万円

▼12位 FW興梠 慎三(29歳/日本/浦和レッズ)
→130万ユーロ/1億6000万円

▼11位 MFカイオ(21歳/ブラジル/鹿島アントラーズ)
→140万ユーロ/1億7000万円


▼10位 FWディエゴ・オリヴェイラ(25歳/ブラジル/柏レイソル)
→150万ユーロ/1億9000万円

▼9位 DF槙野 智章(28歳/日本/浦和レッズ)
→150万ユーロ/1億9000万円

▼8位 MF柏木 陽介(28歳/日本/浦和レッズ)
→150万ユーロ/1億9000万円

▼7位 GK西川 周作(29歳/日本/浦和レッズ)
→150万ユーロ/1億9000万円

▼6位 DF塩谷 司(27歳/日本/サンフレッチェ広島)
→160万ユーロ/2億円

▼5位 MF青山 敏弘(30歳/日本/サンフレッチェ広島)
→160万ユーロ/2億円

▼4位 DF森重 真人(28歳/日本/FC東京)
→180万ユーロ/2億2000万円

▼3位 MF柴崎 岳(23歳/日本/鹿島アントラーズ)
→200万ユーロ/2億5000万円


▼2位 FW田中 順也(28歳/日本/柏レイソル)
→250万ユーロ/3億1000万円

▼1位 FW宇佐美 貴史(23歳/日本/ガンバ大阪)
→250万ユーロ/3億1000万円

1位は同率で宇佐美と田中順也で、250万ユーロ(3.1億円)という評価額であった。

今年はリオ五輪も控えており、そこで活躍できれば数字にも大きな変動があるかもしれない。1年後、このランキングがどう変わっているのかも楽しみにしたい。



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「Transfermarkt」の市場価値、J1リーガーTOP50にて3位に位置づけた岳である。
評価額は2億5000万円とのこと。
かなりリアルな数字である。
鹿島の違約金設定に近いように感じる。
そして、この冬にはその金額を支払うというオファーがなく鹿島に留まることとなった。
鹿島としては大きな戦力を維持することとなったが、欧州市場の日本人の価値はそういったものかと寂しいものもある。
また、このTOP50には、カイオ、夢生、聖真、ヤス、西、源が続く。
鹿島の主軸には高い評価が与えられておることが伝わってくる。
そして、いつ何時欧州移籍が決まってもおかしくないということ。
彼等が鹿島でのプレイに満足できるよう、タイトルを獲っていきたい。
その為にもスタジアムに集う。
声援を送っておる。


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熱狂の新スタ ハロウィンの因縁、再び!

2016年02月27日 | Weblog
好ゲーム必至。いざ新スタジアムでの開幕戦へ


昨季の明治安田J1で年間2位のG大阪と年間5位の鹿島が激突する開幕戦。Jリーグヤマザキナビスコカップの決勝でも雌雄を争った両者の顔合わせには、早くも好ゲームのけはいが漂っている。

「すでに公式戦2試合をしていますけど、ACLとリーグ戦ではまた難しさが違うので、僕らも鹿島と同じようなテンションでいかないとやられる」。GK東口 順昭がこう警戒するように、明治安田J1の開幕戦ではあるが、G大阪にとってはFUJI XEROX SUPER CUPと、AFCチャンピオンズリーグの初戦に続く公式戦3試合目。実戦の試合感覚では優位に立つG大阪だが、AFCチャンピオンズリーグから中3日で迎える鹿島戦は選手の疲労などを考慮したメンバー構成で臨むことになりそうだ。

アジア制覇とJ1タイトルの奪回を至上命令とする今季、G大阪は昨季に横浜FMでプレーした元U-21ブラジル代表のFWアデミウソンと元日本代表のMF藤本 淳吾を獲得。攻撃陣に厚みを加えたが、FUJI XEROX SUPER CUPでは広島に3-1で敗戦。AFCチャンピオンズリーグでは昨季のKリーグクラシックで2位の水原三星と0-0の引き分けに終わるなど、まだ攻撃陣は本領発揮に至っていない。長谷川 健太監督の就任後四度目となる開幕戦だが、戦歴は2分1敗。いまだ、白星スタートを切れていない。

昨季のJリーグヤマザキナビスコカップ決勝では完敗を喫したものの、リーグ戦では2勝。鹿島に対しては苦手意識のない長谷川監督だが、やはりリスペクトの念を持っている。「監督も変わっていないし、切り替えの早さとハイプレッシャーも同じ」(長谷川監督)と、石井 正忠監督率いる鹿島の特徴をこう警戒するが、チームのベースに大きな変化はない。ただ、開幕戦に限っては日本代表経験を持つMF柴崎 岳が急性虫垂炎の手術を受け、欠場が濃厚。さらにDFファン ソッコも離脱中と主力の一部を欠く鹿島ではあるものの、長谷川監督は「プレシーズンマッチも見たが、昨季の終盤の好調だった鹿島の印象の方が強い」とチームの完成度の高さを警戒する。

ホームやアウェイを問わず、過去幾多の名勝負を繰り広げてきた両者の歴史に新たな1ページが記されることになりそうなのが、今季の開幕戦だ。舞台は、2月14日にこけら落としされたG大阪の新たなホームスタジアム、市立吹田サッカースタジアム。36,964人を収容するサッカー専用スタジアムは数多くの観客が詰め掛けることが濃厚で、両チームのサポーターが醸し出す空気感も必見だ。「サポーターの声援がダイレクトに選手に入ってくる」と新スタジアムの特徴をこう語ったエースのFW宇佐美 貴史も「鹿島相手に勝点3を取って、いいスタートを切りたい。できれば下部組織出身の僕が公式戦第1号ゴールを決めれば、クラブにとっても意味があることだと思う」と新スタジアムでの公式戦初ゴールに燃えている。

[ 文:下薗 昌記 ]



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「早くも好ゲームのけはいが漂っている」と綴るJリーグ公式のプレビューである。
ガンバ番の下園氏としては、新スタジアム初公式戦にて快勝を謳いたいところであろう。
しかしながら、ガンバは公式戦未勝利中であり、一方の鹿島は公式戦こそこの試合が最初であるが、好調であり、永木や聖真といった負傷者の復帰と夢生の登録完了が伝わっておる。
リーグ戦三連勝中のガンバとしては、苦手意識こそないものの、ナビスコ杯決勝戦の苦汁は記憶に残っておろう。
鹿島としては、ガンバの高さを封じ込め、テクニックに優れる選手をゴールから遠ざけて守り切り、前戦からの圧力で勝利に結びつけたいところ。
下園氏をうならせる試合を見せつけたい。
楽しみである。


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