鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

注目を集める

2007年11月30日 | Weblog

鹿島オリベイラ監督が注目度アップに驚く
 鹿島のオズワルド・オリベイラ監督(56)が注目度アップに驚いた。逆転優勝がかかる12月1日の清水戦を控え、最終調整後の会見に報道陣約20人が詰めかけた。会見場に足を踏み入れると、おどけるようなポーズで笑いを誘った。「明日の試合後の会見で今日よりも多い方がいらっしゃったら、それはいいニュース(逆転優勝)が届いたということでしょう」と締めくくった。 [2007年11月30日20時28分]

締めくくりではなく会見の内容を報じて欲しいものである。
それは明日の紙面のお楽しみというところか。
それはそうと、20人が集まるというのは異例なのであろう。
ダニーロのフリークス後悔取材は5人程度だった過去を考慮すると、かなり盛況である。
これも練習を公開に戻した効果が出たと言えよう。
明日の会見には今日以上の多い記者を呼び込みたい。


練習は公開

2007年11月30日 | Weblog

隠すことは何もない!逆転優勝を狙う鹿島、公開練習決定
 逆転優勝を狙う2位鹿島は、12月1日の清水戦(カシマ)を前に方針を修正した。24日の浦和戦前の2日間は、オリヴェイラ監督の意向で「集中力アップと情報漏えい防止」のために完全非公開練習を敢行。1-0勝利という成果を出した。験担ぎも込めて清水戦へ向けても非公開にするとみられていたが、30日の練習を公開することを決めた。MF増田「ここまできたら隠すことは何もないし、みんな自分たちのサッカーに自信を持っている」。浦和との勝ち点差は1。01年以来のリーグ制覇で、クラブとしての『10冠』をめざす。 (鹿嶋市)

11月26日11月27日に報じられた練習非公開であるが、通常通り公開練習でリーグ戦を締めくくることとなった。
当然の選択であろう。
非日常は日常があってこそ生きるものである。
それ以上にラガーマン社長がサポとの溝を埋める政策押し進める上で、練習を非公開にするのはマイナスでしかない。
来季のACLも決まり、スカウティング以上に自分たちのサッカーを行えるかどうかが重要となる。
ここは4位につける強豪清水に自分たちのサッカーで立ち向かって欲しい。
そしてまた一つ勝利を積み重ねるのだ。


燃えるお祭り男

2007年11月30日 | Weblog

鹿島の“お祭り男”にこうご期待!

興梠とじゃれあう小笠原(左)

 大舞台に強い鹿島のMF小笠原がチームを奇跡の逆転優勝へ導く。過去に00、01年のチャンピオンシップ、00年天皇杯、02年のナビスコ杯と4度MVPを受賞した“お祭り男”。「試合はいつも大事だけど、注目される試合で力を発揮できるというのも1つの能力だと思っている」と話した。12月1日の清水戦も絶対に負けられない大一番だが「決勝戦みたいなものだから」と自らの活躍でチーム悲願の10冠を達成するつもりだ。 [ 2007年11月30日付 紙面記事 ]

小笠原、鹿島ミラクルVへ“燃える男”宣言

普段は不言実行タイプの鹿島MF小笠原が、大一番を前に珍しく“MVP宣言”

 リーグ最終戦の清水戦(12月1日・カシマ)に逆転優勝の可能性を残す鹿島のMF小笠原満男(28)が29日、無類の勝負強さを発揮することを宣言。「特に大事な試合。100%の力を出せるようにする。いい流れで来ているし、勝つことだけに集中したい」と、寒風吹き荒れるクラブハウスで力強く話した。

 「決勝戦」にはめっぽう強い。00、01年チャンピオンシップ、00年度天皇杯決勝、02年ナビスコ杯決勝で計4度MVPを獲得。当然、リーグ最多だ。「特に大事な試合、注目されている試合で力を発揮できるのも、選手の1つの能力だと思う。清水戦でもその力を出したい」視線が集まれば、集まるほど燃える男、それが小笠原だ。

 逆転優勝のためには、まず鹿島が清水に勝利することが大前提。その上で、浦和が横浜Cに引き分け以下に終われば、チーム10冠獲得が現実のものとなる。首位との勝ち点差11からの逆転Vは過去に例がない。「優勝したら、本も出せそうだし、映画もできそうだね」。主演男優は、もちろん小笠原が務める。 (2007年11月30日06時02分  スポーツ報知)

練習後インタビューから起こした記事である。
やはりもっとも注目すべき選手は小笠原満男とメディアは判断したようである。
確かに三冠以降トニーニョ・セレーゾ黄金期を引っ張った主力でスタメンは彼ということになろう。
だが、右目の負傷をものともせずフル出場の本山の存在があってこそ現在の成績であることは見逃せない。
結局のところこの二枚看板が今現在の鹿島の顔と断言せざるを得ない。
この二人を超える存在が現れてこそ、我等は更なる前に進むのであろう。
鬼に笑われても未来に期待をしたいところである。


練習後選手コメント

2007年11月30日 | Weblog

【J1クライマックス!】11/29練習後の鹿島各選手コメント [ J's GOAL ]
12月1日(土)J1 第34節 鹿島 vs 清水(14:30KICK OFF/カシマ)
●本山雅志選手(鹿島):
「僕らは勝たないと優勝もないし、2位も確保できないかもしれない。しっかり勝ってシーズンを締めたい。今日の紅白戦でもサブ組相手に後手後手に回った部分があった。点を取られないようにすることが大事。相手の右サイドにはイチ(市川大祐)がいて、ボールを上げてくる。まずはボールを上げさせず、上げられたら跳ね返すようにしたい。あとフェルナンジーニョには厳しくいかないと自由にされる。注意する選手が多い。
(ここへ来てチームが良くなってきた理由?)サイドは早く戻るとか基本を徹底するようになってよくなってきた。これからも継続していかないといけない。(昨日の天皇杯で浦和が負けた?)愛媛に(東福岡高の)後輩の宮原がいるんで応援していた。日曜日のJ2の後に電話して『勝てよ』と言っておいた(笑)。で、昨日の夜、試合経過をチェックしていたら本当に勝った。2-0だし、俺らより強いんじゃないかと思った。サッカーは決めるべきところを決めれば流れが変わる。自分たちも教訓にしないといけない。次の清水戦はホーム最終戦だし、あと1回しっかり勝ちたい。10冠がどうとかは考えていないし、まだ実感もない。右目の状態は問題ないです

●内田篤人選手(鹿島):
「1年間頑張って戦ってきたんで、ぜひタイトルを取ってみたいと思う。(優勝がかかった試合?)普通にやります。いつも通りにやることが大切。僕はユースとか五輪とかでも勝負のかかった試合をしてきたけど、いつも勝ちたいという気持ちだけだった。今回も一緒。自分はDFだし、ガンガン前へ行くわけじゃないし。清水も僕らも中盤にいいメンバーがいるし、いい内容の試合になるんじゃないか。この日のために1年間頑張ったし、いい結果を出したい。若いうちに優勝にチャレンジできるチャンスが来たのはいいこと。過去に何回もタイトルを取っているヤナギさん(柳沢)や満男さん(小笠原)、モトさん(本山)たちがチームを引っ張ってくれると思う。自分も足を引っ張らないようにしたい」
●大岩剛選手(鹿島):
「清水は2トップに得点力があるし、中盤もいい選手がいる。まずはパスの出所をしっかり抑えたい。相手のビデオは昨日ちょっとだけ見た。ミーティングは明日やると思う。最終戦だし重要な試合になることは間違いない。きっちりと結果を出したい。(最後までタイトル争いがもつれた?)もともと自分たちは勝ち続けるしかなかった。プラス、レッズとガンバがもたついてくれて、この状況になった。最後に最高の結果になればいいけど、まずは勝点3を取ること。今はチーム全員の守備意識が高いし、とにかく勝てばいい。タイトルを取るか取らないかは、チームにとっても僕らにとっても全然違う。(左サイドが石神になる?)イバ(新井場)とは経験もプレーの質も違う。彼がここ一番で力を出せるようなフォローをしてあげたい。石神は試合経験が少ないし、自分がサポートする機会も多くなると思う。きっちり声を出したい」
●小笠原満男選手(鹿島):
「清水戦は勝って終わりたい。相手のことは見たことがないんでまだよく分からないけど。まずは自分たちの試合をすること。ここまでずっと勝ってきて、いい流れで来ているんで、次の試合もいい形で入れると思う。(8連勝で変わったこと?)一番大きいのは、勝ちたいという気持ちをみんながグランド上で出して、一生懸命やれていること。それは次も出さないといけない。勝ちたい気持ちは毎試合出そうと思っているけど、それを実際にグランド上で表現して結果も出ているのは大きい。
(過去にタイトルを取った時と今の雰囲気の違い?)人も違えば監督もやり方も違う。でも昔の方がもっとピリピリしていた感じ。今はリラックスしているし、楽しくやれている。そして、やるべき時にしっかりやれていると思う。僕自身、そんなにいつもピリピリしていると疲れるし、メリハリが大事だと思う。今のオリヴェイラ監督は昨日、一昨日と楽しい雰囲気でミニゲームを取り入れてくれたりと、気遣いをしてくれている。ありがたいと思う。(本番への気持ちの高め方?)僕なんかはギリギリまでリラックスしていて、本番になって一気に高める方。そのやり方は人それぞれだし、みんな自分なりの方法を見つければいいと思う。(浦和の結果は気になるか?)それを気にしてもどうにもならない。どっちでもいい。もし逆転優勝したら本を出せそうですね。映画にもなるかも。作ってくださいよ(笑)」

●石神直哉選手(鹿島):
(今日の紅白戦?)自分的には近いポジションの人と確認を取れたのでよかった。悪い面も出たんで、そこは改善したい。レッズ戦と同じようにやれと言われたけど、自分は出てないし、よく分からなかった(苦笑)。明日あたりミーティングで確認することになると思う。(大一番で出場機会が回ってきた?)僕は出る試合全てが大一番。たまに出るからこそ全ての試合が大事。そういう意味では次の清水戦もいつもと変わらない。でもスタジアムを見たら違うかもしれない。お客さんも多いだろうし。ま、今のところは普通ですけど。今度はホームだし、おそらく清水の方が圧倒されると思う。
ファンの声援に後押しされるだろうし、応援してもらえるのはうれしい。ディフェンスラインの連携は試合に出るごとによくなっている。今はやりやすさを感じている。清水の対面には市川さんがいる。彼はドリブルで仕掛けるというよりは、アーリークロスを上げてくるタイプ。それを上げさせないようにしないと。こっちがしっかりとポジションを取っていくことが大事。僕は基本的に相手について、後ろは剛さん(大岩)や岩政さんに任せることになると思う。出るタイミングも速すぎず、遅すぎず行けるように測っていきたい」

●田代有三選手(鹿島):
「勝つことで僕らは道が開ける。勝つしかない。それにこだわって、8連勝した意味が出るようにしたい。清水の4バックは高さもあるし、守りも堅い。そんなに簡単ではないと思う。でも僕らも今までやってきて自信をもって臨める。僕自身は今季ゴールが少ないんで、最後は点にこだわりたい。どうしてもポストプレー中心になってしまって、競っても1人しかいないという状況も多い。マルキー(マルキーニョス)とのコンビもあわせながら、FWが点を取ってチームを盛り上げたい」
●青木剛選手(鹿島):
「最近は優勝を経験していない。優勝できればいい経験になる。そのためにも土曜日の試合は大事になると思う。僕自身はチャンスがあればゴールも狙っていきたい。打てるところで打っていなかったりするから、積極的に行きたい。その前に守備が大事。とにかくいつも通りに行きたいと思う」
●岩政大樹選手(鹿島):
「最終戦もいつも通りに試合をするだけ。浦和の結果も気にならない。こっちは勝つしか可能性がないし。まあ、3点以上開けば気になるかも。スタジアムの雰囲気とかもあって、終盤になれば自然と分かるでしょう(笑)。清水はやっぱりチョジェジンを抑えるかどうかが大事なところ。矢島君も何度かやっているし、わかっているつもり。攻撃の中心はあくまでチョ。彼のところで起点を作らせないことを考えたい。ワシントンとは大きいという意味では一緒だけど、違った対処が必要になってくる。フェルナンジーニョもボールを持たせると怖い選手。でもそんなにやりづらい印象はない。
エスパルスはラインを下げながら守ってカウンターを狙ってくるチーム。それを相手にやらせると術中にはまる。そこは気をつけたい。鹿島としては前がかりになりすぎないことが大事。満男さんが戻ってきてすぐの時期にそういう失敗をしたことがある。今回も雰囲気的にイケイケになりがちだから、バランスを崩さないように抑えるのが自分の役目ではあると思う」

以上

優勝争いに加わると言うこと、その重要性が更に認識される。
通常は有りもしない試合前インタビューである。
それだけ注目されておるということである。
サポも考えられぬぐらい集まる模様。
が、ここはただの一つの勝利を積み重ねる気持ちで挑んで欲しい。
本山の目も無事、新井場の代役石神も周りからフォローされやるべきことをやるだけ、後は小笠原満男がシナリオを書くだけであろうか。
期待の映画である。
舞台挨拶ではにこやかにしてくれるのか心配である。
ヒョウ柄のワンピースで「別に」と発言されてはかなわない。


オズの言霊

2007年11月30日 | Weblog

 「オズの魔法の言葉~オズワルド・オリヴェイラ監督語録~」
 今季のリーグ最終戦となる清水エスパルス戦が迫ってきました。1年間、試合前後に定期的に会見を行ってきたオズワルド・オリヴェイラ監督の言葉を振り返ります。普段、忘れがちや見過ごしがちなことを、素直に受け止められる言葉で表現するのが同監督の特徴。「オズの魔法の言葉」を味わって今シーズンの思い出を振り返り、最終戦にご期待ください。

<シーズン>
 今、一番悔しいのは野沢、一番試合に出たいのは野沢。だから、野沢のために勝たなくてはいけない。
(負傷の野沢を欠いての開幕戦を前に)

 失っていた自信を取り戻すという意味では、この1勝は大きかったといえるかもしれない。ただ、初勝利を飾ったということだけで、試合中に噴出した課題に目をつぶることはできない。
(今季公式戦初勝利となった3月25日のアルビレックス戦後)

 この5試合の結果が今の自分たちの姿だ。言い訳はしない。
(リーグ開幕から5試合未勝利となった4月7日の大宮戦後)

 私とあなたは違う試合を見ていたのでしょうか?
(5月6日の横浜FM戦後の会見で、流れの中からチャンスが生まれなかったとの指摘に対して)

 選手が手ごたえを感じていない限り、チームは機能しないもの。
(5月26日の甲府戦後に「監督としての手ごたえ」を問われ)

 6月は必ずアントラーズが上位に顔を出すはずです。そうした強い確信のようなものを持っています。
(6月7日、大分戦を前にした定例会見で。5月終了時9位だったチームは、6月末には4位にまで浮上)

 順位表をここに書け!
(6月20日の柏戦劇的勝利後、スタッフに命じて選手たちの前でホワイトボードに順位を書かせる。紙を張るのではなく、手書させる演出の後、「夢をあきらめるな」と絶叫)

 みなさんは、チームがいい状態のときに一体感を感じると言うが、監督というのは、ケガ人が出たり勝てなかったりした苦しい時期にこそ、チームの一体感を感じ取るもの。
(5~6月の9試合負けなしの時に好調ぶりを問われて)

 残り16試合を全勝すれば十分に可能性がある。「馬鹿なことを言う」と思う人がいるかもしれない。だが、そうした誰も信じないことでさえ、実現するように取り組まなければならない。なぜなら、私はプロだからだ。
(首位との差が今季最大の11に開いていた夏季キャンプでの言葉)

私は小笠原1人だけに戦わせているわけではない。大宮戦も彼の退場後に勝利をつかんだし、彼のいなかった横浜FC戦も勝っている。彼1人が勝敗を背負っているわけではない。私は、彼にすべてを背負わせるようなことはしない。
(8月27日に行われた定例会見で小笠原の存在について聞かれ)

 サッカーがスポーツであるということ。どのような結果もあり得るというのは、サッカーというスポーツが健全であることの証明。結果を受け入れ、それに向き合うことで前に進みたい。
(1-5で大敗した8月29日ガンバ大阪戦後にその原因を問われ)

 小澤ほどプロ意識の高い選手はいない。ベンチにいてもピッチの選手と同じメンタリティーを持ち、練習での1本1本のセービングに至るまで全力で取り組んでいる。「監督として彼を絶対に万全の状態で送り出さなければならない」と思う選手だ。
(広島戦を前にした9月29日の定例会見で)

 ルールブックにあることは準備する。それだけです。
(10月12日、ガンバとの第2戦を前に、PK練習の意図を問われ)

 埼玉では重要なプレーヤーを欠くことになります。それは背番号12です。多くのサポーターがスタジアムに来られないことを知っています。テレビの前からでも構いません。声援を送ってください。必ず我々のもとに届きます。
(レッズ戦を前にした11月23日の会見で)

 いつも取材してくれている記者の方に聞けばわかるでしょう。あるいは住友金属の社員の方に聞けば、いい情報が得られるかもしれません。鹿嶋は遠いところですが、ぜひ、取材に来てください。それに、私のサッカーはいくつかのキーワードで言い表せるようなものではありません。とても緻密に作業を進めているつもりですので。
(11月24日のレッズ戦後、鹿島のサッカーのキーワードは何かということを問われて…)

<サッカー>
 FIFAの加盟国はちょっと前には100カ国程度だったのに、今や200を超える勢いです。それほど変化の著しいサッカー界において、「自分の哲学」などというものを持ったら、それにとらわれて自分の進歩が止まってしまう。
(サッカー哲学は何かと問われて)

 今、われわれは追いかける立場にいる。アントラーズがJリーグの先頭を走っていたとき、他のクラブはどうしたか。それを考えれば、おのずとやることは見えてくる。
(アントラーズの現在位置とやるべきことを聞かれ)

 攻撃は最大の防御というが、私はそうは考えない。まず取り組まなければならないのは守備を安定させること。しっかりとした守備が、力強い攻撃を生む。
(開幕前、攻撃的なチームを目指すのかと問われ)

 選手というのはフルーツと同じ。タネをまき、水を与え、芽が出て、実になる。そして、「今がいちばんおいしい」というときに食べる。選手の「旬」を見逃さない。それが監督の重要な仕事のひとつだと思っています。
(FREAKS 8月号のインタビューで)

 私はシステムを数字にあてはめるのは好きではない。数字にあてはめた瞬間、それにとらわれ、自在性を失ってしまうからだ。
(10月8日、ガンバ戦との第1戦を前に、4-2-3-1へのシステム変更を問われて)

変則的であるということが予想できない結果を生むとは限らない。変則的な方が、機能的かつ効率的に相手を崩し、論理的な結果を生む場合もある。
(青木の起用方法が多岐で変則的であることを問われて)

武道は個人で戦わなければならない。精神の集中が重要になる。サッカーは11人で戦うが、1人1人が集中すれば質の高いものを見せることができる。
(アントラーズ剣道教室の発足式で)

 物事には始まりがあり、経過があり、終わりがある。私は、それらすべてを見届けないうちに途中で振り返るようなことはしない。開幕戦のフロンターレ戦の最初の20分間は完璧なサッカーをしたが、その後、開幕5試合がどういう結果になったのかご存じでしょう。
(前半戦の総括を問われて)

 コーヒーを持ってきてくれ。砂糖とミルクをいっぱい入れて…。
(試合後の興奮をおさめるのに甘いコーヒーが不可欠)

<キャリア>
 最初は40日間限定の暫定監督だったんだけどね。
(2000年のコリンチャンス監督就任時代の話。任期がどんどん伸び、州選手権を制し、全国選手権を制し、最後は世界クラブ選手権も制した)

 何でもやりましたよ。肩書はフィジカルコーチだったけど、監督を補佐したり、下部組織の充実を図ったり、クラブの予算を組んだこともある。
(カタールのアルアラビでの11年間の経験を問われて)

 私の指導者としてのキャリアを調べれば、必ず若手選手の名前が出てきます。カカ、ロビーニョ、ジエゴ、マルセロ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノらです。それがすべてを物語っているのではないでしょうか。
(若手の起用が絶妙であることを問われて)

シーズンもいよいよ終盤である。
コメントを振り返るとオズワルド・オリヴェイラ監督の言葉もシーズンの進行と共にノッている感がある。
彼の言葉に励まされ、前に進んできたのである。
口中の立役者といって良いであろう。
声に出して良い言葉を発せば良い結果を生み、不吉な言葉を発すると凶事が起こる。
日本古来の言霊を実践しておるのであろう。
日本は言魂の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国」である。
この日出る国で成功を納めるべき人物であったのであろう。
運命に導かれたのである。


神の言葉、監督の言葉

2007年11月29日 | Weblog

鹿島、監督オズの名言HPにて公開へ
 J1鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(56)の名言を集めた「オズの魔法の言葉」(仮題)が、チームの公式ホームページで公開されることが決まった。すでに編集作業に入っており、近日中にも公開される。関係者は、指揮官がチームをまとめ上げた要因の一つに、選手への「言葉」が関係していると分析。公開に踏み切ることを決断。清水戦に向けた言葉「埼玉では3000人の背番号12が力をくれた。カシマでは3万人の背番号12が待っている」などが掲載される予定。 (2007年11月29日06時01分  スポーツ報知)

ジーコが鹿島に10冠指令!
 ジーコから鹿島に10冠命令だ。フットサル日本代表のセルジオ・サッポ監督(48)が28日、鹿島クラブハウスを激励に訪れ、現在フェネルバフチェ(トルコ)監督で、鹿島OBのジーコ氏(53)から預かった「10冠獲得命令」を選手に伝えた。鹿島では、神格化したジーコ氏からのゲキに、FW柳沢敦(30)らは逆転優勝への決意を新たにした。

 伝言は短くも、気持ちのこもったものだ。「トルコからインターネットで鹿島の結果を常に見ている。清水戦(12月1日・カシマ)は、タイトルのかかった試合ということも知っている。必ず勝ってタイトルを取れることを祈っている」数日前、国際電話でジーコ監督と話したというサッポ監督が「神様」の言葉を一部選手に伝えた。

 ただのゲキではない。今年4月、開幕から5試合未勝利の鹿島を心配したジーコ氏は、チームの基本精神である「自信」「献身」「勇気」「知力」などをしたためた手紙を送った。手紙の到着と時期を同じくして、チームは急浮上。6節以降は首位浦和を上回る勝ち点を挙げ、優勝圏内まで浮上することに成功した。

 「今は一つのことにみんなの気持ちが向かっていっている。雰囲気はいい。勝つことに集中する」とFW柳沢。勝ち点差11からの大逆転優勝へ、鹿島がジーコスピリットを胸に、清水戦のピッチに向かう。 (2007年11月29日06時02分  スポーツ報知)

今季、真の開幕は神のお告げ以降であった。
そしてチームを勝者に仕立て上げたオズワルド・オリヴェイラ監督の手腕も認めよう。
リーグ戦も残すところ後一つ。
勝って締めくくりたい。
素晴らしい監督のコメントをもらい、神に捧げよう。


同じ轍は踏まぬ

2007年11月29日 | Weblog

オリベイラ監督が最終戦で浦和情報封印
 鹿島のオズワルド・オリベイラ監督(56)が「魔法のタクト」を振るう。浦和が引き分け以下で、鹿島が勝てば大逆転優勝となる12月1日の最終戦清水戦に向けて、28日の練習前にミーティングが行われた。「試合中には浦和(対横浜FC戦)の情報は教えないからゲームに集中するように言われました」(MF本山)浦和の途中経過は伝えられないことになった。

 痛い教訓がある。首位磐田に勝ち点2差の2位で迎えた03年のリーグ最終戦浦和戦。2-1でリードの後半ロスタイムに磐田の敗戦を聞き、当時のセレーゾ監督がベンチ前に飛び出した。だが油断から同点弾を浴びて優勝を逃した。破竹の8連勝で勢いづいているが、苦い失敗を繰り返さないためにも、試合中はライバルの情報を封印する。 [2007年11月29日9時20分 紙面から]

選手に浦和戦の状況教えない!鹿島、清水戦に集中して朗報待つ

ロスタイムの失点で優勝を逃した03年。あのときの悪夢を繰り返さないよう、鹿島はリーグ最終戦を浦和戦の情報を封印、集中して臨む

 鹿島が2003年の悪夢を一掃して逆転優勝を狙う。今季リーグ最終節・清水戦(カシマ)を3日後に控えた28日、決戦へのミーティングを実施。オズワルド・オリヴェイラ監督(57)の指示で、試合中に優勝を争う浦和戦の状況を選手とベンチに伝えないことを確認した。ベンチの雰囲気が選手に伝染してロスタイムの失点で優勝を逃した03年11月29日の浦和戦の教訓を生かし、目の前の試合に集中して朗報を待つ。

 同じ“失敗”は繰り返さない。オリヴェイラ監督は、清水戦に向けて一戦集中で臨む決意を選手に伝えた。
 「監督は試合中に浦和とか他の会場の情報は入れないようにする、と言っていました。あのとき(03年)は、ベンチが騒がしくなって、そこにすきが生まれたから」
 MF本山が、03年の悪夢を振り返りながら指揮官の方針を明かした。

 03年11月29日の浦和戦。当時、出場停止でスタンド観戦だった本山は、チームの雰囲気に変化があったことを指摘。時間にして約10秒、首位に立った瞬間だ。ベンチでセレーゾ監督らが喜びを体で表したことで選手たちが他会場の結果に気を取られたすきを突かれ、浦和FWエメルソンに痛恨の一撃を食らった。まさかの2-2ドロー。土壇場で優勝を逃す結果となった。

 逆転優勝には勝利が実質の最低条件。厳しい状況にあるだけに、目の前の試合だけに集中することが大事。「集中力を欠いて、見に来てくれるお客さんをがっかりさせるような試合だけにはしたくない」と本山。指揮官はミーティングで精神面の重要性を強調した。もう悪夢は繰り返さない。悲願の10冠へ、『ノーモア・03シーズン』を胸に最後の一戦に臨む。 (千葉友寛)

■混戦VTR(03年11月29日・J1第2ステージ最終節)
 前節まで(1)磐田(2)鹿島(3)横浜M(4)市原(現千葉)で最終節を迎えた。上位4チームとも同時刻に試合が開始され、磐田Vs横浜M、鹿島Vs浦和、市原Vs東京Vで行われた。前半2分、磐田がグラウの先制点で優位に立ったが、後半5分に同点にされると、同ロスタイムに久保の逆転弾で首位は鹿島に。この時点で鹿島は2-1でリードしていたが、同ロスタイムに同点弾を喫して、横浜Mの逆転優勝が決まった。

雨のさいスタ、悪夢の序章と言うべきか。
あの落胆の記憶は生々しい。
ピッチ狭しと走る石川。
PKを与えた池内。
同点かと思いきやレッヅが外す。
Fマリノス勝ち越しの情報が広がるインジャリータイムのゴール裏。
そして…
あの頃はまさに筋書きのないドラマであった。
今季のプロレスが如きリーグ戦はファンを離れさせるのでは無かろうか。


田代の誓い

2007年11月29日 | Weblog

鹿島FW田代が逆転V弾誓う
 鹿島FW田代有三(25)が大一番でのゴールを誓った。逆転優勝がかかる12月1日の清水戦に向けて28日、攻守に分かれて実戦形式の練習を行った。先発が濃厚なストライカーは練習後に「今年は6点しか取っていない。優勝が決まるような試合で決めないといけない」と勝負強さを手に入れるつもりだ。 [2007年11月28日22時20分]

今季、何度も報じられた”誓い”系である。
今回は勝利ではなく得点であった。
だが、田代が得点した試合は全て勝利しておるので同義である。
3万人を超える大観衆の中でその実力を発揮してこそエースである。
得点力のある”鈴木隆行”であることを証明して欲しい。


夢を見たの… 「夢?」

2007年11月28日 | Weblog

「優勝する夢見た」興梠 正夢弾狙う

ボールを手でつなぐゲームで汗を流す(左から)田代、興梠、柳沢、小笠原、杉山、新井場

 鹿島FW興梠が自らのゴールで夢を現実のものとする。普段は熟睡することが多く、ほとんど夢を見ることがない興梠だが、最近になって同じ夢を2度見たという。1度目は、11月17日の北京五輪最終予選ベトナム戦を戦ったハノイで。2度目は1―0で勝利した24日の浦和戦の直前に見たという。
 「浦和に勝ってリーグ優勝をする夢を見ました。夢に出てくるぐらい優勝したいんですかね」
 浦和戦では2人の退場者を出したことも影響して最後まで出番はなかったが、チームは1―0で自らの“夢のとおり”勝利。逆転優勝が懸かった12月1日の清水戦については「今度はチャンスはあると思う。まずはしっかり勝って、浦和の結果を待ちたい」。今度は自らのゴールで2度見た夢を正夢にするつもりだ。
[ 2007年11月28日付 紙面記事 ]

ヴェトナムで見る夢は正夢である。
田舎町ハーティエンでは終夜で饗宴が繰り広げられた。
なぞの宴である。
エアコン付きのホテルは満室となり、トカゲ這い回る安宿に聞こえる祭りの音楽が耳に心地よい。
フラフラとホテルを出れば、操られるが如く広場に集まる村人。
夢見心地とはこのことである。
興梠慎三もこのように正夢を観たのであろう。
船で正面衝突にも合わず無事帰ってきたことを幸せに思い、最終節にぶつけるが良い。
ただ突き飛ばされる本田泰人はもういない。


平常心で、自然体で

2007年11月28日 | Weblog
鹿島 V準備禁止令…逆転王者へ自然体で臨む

ボールゲームで積極的に動く小笠原(右)と柳沢(中)
 J1最終節の清水戦(12月1日・カシマ)で逆転優勝を狙う鹿島は27日、クラブハウスで幹部会議を開き、優勝準備を禁じることを決定、全社員に向け社内令を発した。9冠目となった2002年ナビスコ杯優勝以後、タイトルがかかった4試合はすべて敗れて足踏み。これまでは祝勝会の準備も万全に整えてきていたが、今回はゲンを担いで運営サイドが「準備なし」を提案。大東和美社長以下、幹部も承認して、異例の“お祝いムード皆無”で決戦を迎える

 優勝記念Tシャツ、ビールかけのビール、祝勝会の会場予約も一切なし。「優勝準備なしということが決まりました。禁止です。スタッフが気合が入り過ぎると、いい結果が出ない」鹿島の運営担当者は奇跡の逆転Vを前に、お祭りムードを一切排除した。プロジェクト名は「自然体で臨む」という意のポルトガル語「ケ・セラ・セラ」だ。
 9冠達成となった02年ナビスコ杯以降、優勝を準備すると負けるという悪いジンクスが続いている。02年度の天皇杯決勝京都戦では、東京・国立競技場からカシマスタジアムに戻って、優勝報告会をする準備していたら準優勝。03年リーグ最終戦の浦和戦では、スタッフが優勝記念Tシャツの封を切った瞬間、ロスタイムに同点ゴールを許し、優勝が遠のいた。03、06年ナビスコ杯決勝も、優勝インタビューの準備をした結果、浦和、千葉に敗れた。
 周囲の期待がイレブンを委縮させたわけではないだろうが、運営サイドは「今回は優勝の準備はせずに自然体で臨みたい。それからでも祝勝会の準備は間に合う」と分析。この日、クラブの幹部会議で事情を説明したところ承認され、異例の「全社員、逆転優勝を願って準備しません」となった。
 逆転の条件は鹿島が勝って、首位浦和が横浜Cに引き分け以下という狭き門。Vが実現したら、額に汗しながら、ケ・セラ・セラの歌を口ずさみ、スタジアム近くのコンビニや酒店をうれしそうにかけずり回る鹿島のスタッフたちの姿を見られるかもしれない。 (2007年11月28日06時02分  スポーツ報知)

周囲が気負い過ぎていたのは事実であろう。
雨のナビスコはともかくとして、2003年元旦の2002年度天皇杯決勝も2006年度ナビスコ杯も。
ここは平常心で、という配慮は美しい。
そもそも我等は一つ一つ勝利を積み重ねてきただけである。
この試合もまた一つ勝利を積み重ねて天命を待つのみ。
お祭り気分は一掃せねばなるまい。
リーグ戦最終節ということで、セレモニーは開かれる。
その歓喜の規模が多少変わるだけなのである。
聞くところによると、最終節のチケットは11/27現在で3万枚売れているとのこと。
喜ばしい限りである。
勝利を飾り、この人々に常時来場してもらえるようになれば、大型補強もまかり通る。
来季は平日7時に聞いたこともないようなアジアのクラブとの試合が組まれるのである。
3万とは言わずとも、ゴール裏に隙間が出来程度には集まって欲しいと切に願う。

本山右目負傷、網膜剥離も

2007年11月27日 | Weblog

鹿島逆転Vへ3万人サポーターが後押し
 鹿島が3万人以上の観客動員で逆転優勝への舞台を整える。24日の浦和戦で1-0と劇的な勝利。首位と勝ち点1差に肉薄して、12月1日の最終戦清水戦で逆転優勝の可能性が膨らんできたことから、チケット販売が爆発的な伸びを見せた。土、日で約3000枚ずつが売れ、1階指定席は完売御礼。26日午前の時点で2万7000枚にまで到達した。3万人の大台を超えれば、ドル箱カードの浦和戦以外では03年7月の磐田戦(3万9684人)以来となる。

 チームも仕事再開となる今日27日から、さらなる販売促進を目指してプランを練る。深紅で埋め尽くした本拠地で選手を鼓舞するつもりだ。右目を負傷していたMF本山は清水戦出場には問題ないことを強調し「まだ何も成し遂げていない。勝つしかない」と決意を示した。 [2007年11月27日9時22分 紙面から]

本山網膜はく離も…24日浦和戦で右目負傷
 浦和戦(24日)で右目を負傷したMF本山雅志(28)が、網膜はく離になる危険性があることが26日、分かった。この日、クラブハウスで診察したチームドクターが「今は炎症している状態。このまま回復していけば、次の清水戦(12月1日・カシマ)も大丈夫だろう」と話した上で、「外傷性だから網膜はく離などの可能性もある。今後の経過を見守りたい」と明かした。

 本山は浦和戦で、相手選手が蹴ったボールが顔面を直撃し、右目を負傷。試合には出続けたが、「(右目は)ほとんど見えない状態だった」という。練習再開となったこの日も「右目の内側が見えにくい」と明かした。それでも、逆転優勝へ向け、勝利が義務づけられる清水戦に「見えなくても出る。まだ、何も成し遂げていない」ときっぱり。強行出場で優勝を勝ち取る決意だ。 (2007年11月27日06時02分  スポーツ報知)

今季、出場停止も怪我もなく唯一全試合出場を果たしている本山雅志に苦難が。
ニッカンでは本人が問題ないと述べておるが、チームドクターの弁では安心出来ぬ状況である。
本山の申すように今季はまだ何も成し遂げておらぬ。
本山と共に3万のサポーターが後押しして歓喜の渦を起こそうではないか。
いよいよ決戦が近い。
リツと香坂弾正の婚儀を進めねばならぬ。
その香坂の海津城より越後の軍勢が押し寄せつつあることが伝えられた。
だが奇策はならぬと、ここで言っておきたい。
啄木鳥の声に騙されぬように。


マルキーニョス直訴

2007年11月27日 | Weblog

マルキーニョス 鹿島残留直訴も…

 リーグ最終戦へ向けランニングするマルキーニョス(左)と小笠原
 鹿島FWマルキーニョスがクラブに来季の残留を志願していたことが判明した。残留が微妙だったこともあり、最近になって「来季も残りたい」とクラブ幹部に残留を直訴。最近の活躍もあり、クラブ幹部も「まだ分からない」と白紙状態であることを明かした。逆転優勝が懸かる12月1日の対戦相手は、昨季までマルキーニョスが所属していた古巣の清水。24日の浦和戦も攻守に積極的なプレーで勝利に貢献したが、最終戦はチームの10冠達成と自らの来季の残留を懸けて臨む。[ 2007年11月27日付 紙面記事 ]

献身的なプレイスタイルと我等を鼓舞するアクションで我等の心を掴んで離さないマルキーニョスが、来季も共にありたいと願っている。
しかしながら、11月7日に報じられたように来季の契約は白紙と改めて報じられた。
ニッカン紙面にファボンは残留との報があり、ダニーロは家族帰国ともりっちさんから情報を得られておるので、マルキーニョスの動向が来季編成の鍵を握るであろう。
他クラブの助っ人に比べれば総得点は少ないが、チーム内のダントツ得点王であり、得点以外の貢献度は高く、心配された怪我も少なかった。
元々助っ人の得点力に依存するクラブではないので、問題の少ない外国人であったと言えよう。
本人も「鹿島アントラーズでプレーすることが夢でした。」と語っており、彼と共に歓喜の渦に巻き込まれたい者も多いのでは無かろうか。
この時期に来季のことを告げねばならぬJリーグのルールに解せぬ部分はあるが、最終節前に重要な選択肢を突きつけられていると言えよう。
清水戦で悩む首脳陣を納得させて欲しいと切に願う。


清水戦、今季最多動員か

2007年11月27日 | Weblog

鹿島が必勝作戦!オリヴェイラ監督“ゲン担ぎ”で練習非公開へ
 浦和に勝ち点1差の2位・鹿島は清水戦(カシマ)に向けて、浦和に勝った前節同様、直前の練習を非公開とする可能性が浮上した。

 逆転優勝に向けてゲン担ぎ。退場者2人を出しながら首位・浦和に1-0勝利した前節と同様、12月1日の今季最終節・清水戦の直前練習を非公開にする可能性が高まった。
 「まだ決定ではないが、(監督は)ブラジル人だしいいときの流れは変えないと思う。浦和戦で最高の結果が出たから同じ手段を取る可能性は高い」
 オリヴェイラ監督は無言で帰宅したが、代わって奥野コーチが見解を語った。  浦和戦前2日間は、選手の集中力向上と情報漏えい防止を目的に非公開練習を実施。チーム史上初めて報道陣への対応もなかった。現トルコリーグ・フェネルバチェ監督のジーコ氏の意向もあり、情報に関してはオープンだった鹿島だったが、オリヴェイラ監督は「必要だと思ったらやる」と大一番を前に方針転換。浦和戦で結果が出たことで継続する見通しとなった。

  サポーターもチームを後押しする。この日までに3万枚に迫る勢いで前売り券が売れており、今季ホーム最多の3万6146人を上回るのは確実だ。「まだ何も成し遂げたわけじゃない。浦和のことよりも、自分たちが最後しっかり勝って結果を待ちたい」とMF本山。浦和との勝ち点差は1。悲願の10冠へ。鹿島が“必勝作戦”で奇跡を起こす。 (千葉友寛)

昨日の報知の記事に一日遅れてサンスポも非公開練習と観客動員について報じておる。
奥野コーチのコメントや本山の意気込みなどが添えられより内容が濃い。
とはいえ、報道の少ない土曜試合時の月曜日に情報を出した報知に軍配が上がることは否めない。
千葉友寛氏を土曜深夜のフジテレビ「すぽると」にて拝見させて頂いた。
顔を知ることで親近感を覚えておるのである。
彼の頑張りに今後も期待する。


新井場徹がサポート

2007年11月27日 | Weblog

鹿島DF新井場がサポート役買って出る
 鹿島DF新井場徹(28)がサポート役を買って出る。24日の浦和戦で退場となり、最終戦の12月1日清水戦は出場停止。複雑な思いで1週間を過ごすが、すでに気持ちは切り替えている。「紅白戦とか出られるか分からないけど、いい雰囲気とかをつくりたい」と陰からチームを支えるつもりだ。 [2007年11月26日20時47分]

トークの実力はチーム内で抜きん出ているとの本人の弁。
そのトークでサポートするということであろう。
出場停止も優勝へ貢献出来ぬことも心に封印し、前向きに行動する関西人にプロ意識を垣間見る。
とはいえこの週末後も今季は続く。
元旦に歓喜の声を上げるためここは耐えて天皇杯へ備えるのだ。
まあ、快足を活かし興梠のために焼きそばパンを買いに走ること程度はしておくが良い。


非公開練習慣例化か

2007年11月26日 | Weblog

鹿島、逆転Vへ最終戦前売り1・5倍
 鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(56)が最終節・清水戦(12月1日・カシマ)に向け、試合数日前から非公開練習と取材禁止を導入する可能性が高くなった。浦和戦(24日)前にクラブ史上初の非公開、取材禁止という手法をとり、試合は数的不利ながら1―0で勝利。関係者によれば、同監督が「準備に集中できた」非公開練習を勝因の一つに挙げており、今週も情報統制が敷かれる見込みだ。試合のチケットも約2万枚を販売。いつもの約1.5倍の売り上げで、さらに伸びることが予想される。首位・浦和との勝ち点差は1。逆転Vへのシナリオが完成しつつある。 (2007年11月26日06時01分 スポーツ報知)

ゲンではないが、行って結果が伴ったことを続けるのは好ましいと言わざるを得ない。
しかしながら、練習レポートや選手の情報がシャットアウトされてしまうのは少々寂しいものがある。
サッカーというスポーツは連日行われるものではなく、週に一度(もしくは二度)の数少ない試合に、数少ないチャンスと更に少ない得点を期待してスタジアムに集まるものである。
その期待を盛り上げる情報が得られなくなれば、何を糧に試合を待てと言うのだ。
と愚痴の一つもこぼしたくなってくる。
が、ここは耐えるところ。
勝利が近付くのであれば、多少の飢えは我慢しようではないか。
耐えて耐えて耐えておれば、いつか幸せの日が訪れる。
それが日本人のメンタリティなのである。
我慢せよ。
これからのキーワードであろう。