【第2ステージ・ラスト5のシナリオ】鹿島編|大目標は天皇杯とナビスコカップを含めた3冠
増山直樹(サッカーダイジェスト)
2015年09月30日
広島の取りこぼしを待ち、第2ステージ制覇、そしてCSへ。
![](https://c1.staticflickr.com/1/672/21823703742_644d65d95c_o.jpg)
ホームでは2連敗中ながら、内容は決して悪くない。むしろ守備が整理され、チームとしてまとまってきた印象だ。写真:サッカーダイジェスト
J1リーグ第2ステージも残すところ、あと5節。ステージ優勝争いはもとより、年間勝点に左右されるプレーオフ進出・残留争いも注目されるところだ。シーズンもクライマックスを迎え、各チームはラスト5試合をいかに戦うのか。担当記者がポイントごとに探る。
――◆――◆――
ポイント1)現時点の目標と、目標到達に必要な勝点は?
J1残留/15(5勝0分け0敗ペース)
2位につける第2ステージはもちろん、天皇杯とナビスコカップでも勝ち残っており、今季は3冠が大目標となる。リーグ戦に目を移せば、第2ステージ首位の広島とは勝点3差。ただし得失点差では12も離れているため、現実的には勝点4差で計算すべきか。
そうなれば当然、目指すは全勝。年間上位クラブとの対戦が続く広島の取りこぼしを待ち、第2ステージ制覇、そしてCSへつなげたいところだ。
ポイント2)ラスト5試合に向けて現状の強み、好材料は?
このところホームで2連敗を喫しているが、ゲーム内容自体は悪くない。石井体制に移行後は前線からの守備が整理され、チームにまとまりが生まれつつある。これが現在の最大の強みで、実際に自分たちのペースで試合を進められる時間が増加している。
ポイント3)累積警告や怪我人などの懸念材料は?
右膝十字靭帯と右膝半月板の損傷で今季絶望のジネイを除けば、怪我人によるトラブルはなさそうだ。とはいえ、今後は3つのコンペティションを戦う過密スケジュールが待ち受けており、コンディション維持には十分に注意を払いたい。一方、累積警告でリーチが掛かるのは、山村、カイオ、ファン・ソッコ、西、遠藤の5人だ。
充実の金崎は、代表に選ばれても不思議ではない。
![](https://c2.staticflickr.com/6/5674/21647697698_fd8cfe3392_o.jpg)
好調をキープする金崎が攻撃陣を牽引。09年以来となる代表選出も現実味を帯びるか。写真:サッカーダイジェスト
ポイント4)目標達成へのキーマンとなるのは誰?
金崎夢生/FW
躍動感に満ちた飛び出しと、キレのあるドリブル、積極的なミドルシュート……。最前線に入る金崎の充実は、目を見張るレベルだ。攻撃ではほとんどの局面に顔を出し、リーグ戦では、ここ5試合で3ゴールと絶好調だ。今のプレーを継続できれば、09年以来となる日本代表に選ばれても不思議ではない。
ポイント5)ラスト5試合のうち鍵を握りそうなゲームは?
14節 柏戦(@カシマ/14:00)
残るリーグ戦の相手は、神戸、柏、湘南、横浜、名古屋。第2ステージ、年間順位ともに上位のクラブではなく、与しやすくも見える。ただし、第1ステージでの対戦成績は2勝(柏戦、横浜戦)1分(名古屋戦)2敗(神戸戦、湘南戦)と五分の勝率だ。
なかでも注目したいのは、過密日程の最終戦となる柏戦。15日間で4試合というスケジュールを乗り切れば、以降の戦いにも弾みがつくだろう。
文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
2ndステージ残り5試合を占うサッカーダイジェストの増山記者である。
5戦全勝を目標とする。
首位・広島の取りこぼしを待ち、ステージ制覇を目指したいところ。
そのキーマンは金崎夢生と言えよう。
豊富な運動量とテクニック、何よりも貪欲にゴールを狙う姿と泥臭いプレイがチームを鼓舞する。
鹿島の象徴となるべき素晴らしきプレイヤーである。
夢生を中心にゴールを奪い、堅守にて勝利を掴んでいこうではないか。
ステージ制覇、そしてリーグタイトル奪還を狙いたい。
期待しておる。
増山直樹(サッカーダイジェスト)
2015年09月30日
広島の取りこぼしを待ち、第2ステージ制覇、そしてCSへ。
![](https://c1.staticflickr.com/1/672/21823703742_644d65d95c_o.jpg)
ホームでは2連敗中ながら、内容は決して悪くない。むしろ守備が整理され、チームとしてまとまってきた印象だ。写真:サッカーダイジェスト
J1リーグ第2ステージも残すところ、あと5節。ステージ優勝争いはもとより、年間勝点に左右されるプレーオフ進出・残留争いも注目されるところだ。シーズンもクライマックスを迎え、各チームはラスト5試合をいかに戦うのか。担当記者がポイントごとに探る。
――◆――◆――
ポイント1)現時点の目標と、目標到達に必要な勝点は?
J1残留/15(5勝0分け0敗ペース)
2位につける第2ステージはもちろん、天皇杯とナビスコカップでも勝ち残っており、今季は3冠が大目標となる。リーグ戦に目を移せば、第2ステージ首位の広島とは勝点3差。ただし得失点差では12も離れているため、現実的には勝点4差で計算すべきか。
そうなれば当然、目指すは全勝。年間上位クラブとの対戦が続く広島の取りこぼしを待ち、第2ステージ制覇、そしてCSへつなげたいところだ。
ポイント2)ラスト5試合に向けて現状の強み、好材料は?
このところホームで2連敗を喫しているが、ゲーム内容自体は悪くない。石井体制に移行後は前線からの守備が整理され、チームにまとまりが生まれつつある。これが現在の最大の強みで、実際に自分たちのペースで試合を進められる時間が増加している。
ポイント3)累積警告や怪我人などの懸念材料は?
右膝十字靭帯と右膝半月板の損傷で今季絶望のジネイを除けば、怪我人によるトラブルはなさそうだ。とはいえ、今後は3つのコンペティションを戦う過密スケジュールが待ち受けており、コンディション維持には十分に注意を払いたい。一方、累積警告でリーチが掛かるのは、山村、カイオ、ファン・ソッコ、西、遠藤の5人だ。
充実の金崎は、代表に選ばれても不思議ではない。
![](https://c2.staticflickr.com/6/5674/21647697698_fd8cfe3392_o.jpg)
好調をキープする金崎が攻撃陣を牽引。09年以来となる代表選出も現実味を帯びるか。写真:サッカーダイジェスト
ポイント4)目標達成へのキーマンとなるのは誰?
金崎夢生/FW
躍動感に満ちた飛び出しと、キレのあるドリブル、積極的なミドルシュート……。最前線に入る金崎の充実は、目を見張るレベルだ。攻撃ではほとんどの局面に顔を出し、リーグ戦では、ここ5試合で3ゴールと絶好調だ。今のプレーを継続できれば、09年以来となる日本代表に選ばれても不思議ではない。
ポイント5)ラスト5試合のうち鍵を握りそうなゲームは?
14節 柏戦(@カシマ/14:00)
残るリーグ戦の相手は、神戸、柏、湘南、横浜、名古屋。第2ステージ、年間順位ともに上位のクラブではなく、与しやすくも見える。ただし、第1ステージでの対戦成績は2勝(柏戦、横浜戦)1分(名古屋戦)2敗(神戸戦、湘南戦)と五分の勝率だ。
なかでも注目したいのは、過密日程の最終戦となる柏戦。15日間で4試合というスケジュールを乗り切れば、以降の戦いにも弾みがつくだろう。
文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
2ndステージ残り5試合を占うサッカーダイジェストの増山記者である。
5戦全勝を目標とする。
首位・広島の取りこぼしを待ち、ステージ制覇を目指したいところ。
そのキーマンは金崎夢生と言えよう。
豊富な運動量とテクニック、何よりも貪欲にゴールを狙う姿と泥臭いプレイがチームを鼓舞する。
鹿島の象徴となるべき素晴らしきプレイヤーである。
夢生を中心にゴールを奪い、堅守にて勝利を掴んでいこうではないか。
ステージ制覇、そしてリーグタイトル奪還を狙いたい。
期待しておる。