鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

宮崎キャンプ 13日目の様子

2016年01月31日 | Weblog
2016 宮崎キャンプ 1/30
2016年01月30日(土)

小雨が降る中、午前練習がスタートしました。パス練習や鳥かごでウォーミングアップを実施。その後、柳沢コーチの指示の下、攻撃の戦術練習が行われました。

午後練習では、始まる直前に一時止んでいた雨が再び降って来たため、昨日と同じようにスタンド下のスペースでウォーミングアップとなりました。センターサークル付近で鳥かごが始まったころには雨も止みました。明日は福岡戦のため、昨年の試合前日と同じ様にセットプレーの確認、レクリエーションゲームで練習は終了です。


昌子選手は先頭に立ってウォーミングアップすることが多くなりました。


パス練習に励む久保田選手。


鳥かごでは、選手の笑顔も見られました。


柳沢コーチから指示で色々なバリエーションの攻撃が展開。


石井監督からも練習を止めてポジショニングの指示が入りました。


久保田選手は攻守にわたって動きの良さが目立ちます。


コースを狙ってシュートを打った田中選手。


ジネイ選手はボレーやヘディングでネットを揺らしました。


ヒールシュートを決めた高崎選手。



午後練習がスタート。体をほぐす選手たち。

センターサークルでリラックスしながらの鳥かご。


セットプレーの練習でロングスローをする、練習参加中の小池選手。


ハイボールをパンチングでクリアする曽ケ端選手。


平戸選手のCK。


レクリエーションゲームは再び、リラックスしたムードで行われました。


ゴールを決めた山本選手。



チンチロリン


宮崎キャンプ十三日目の様子である。
午前中は攻撃の戦術練習を行ったとのこと。
ウォーミングアップ時には率先して先頭に立っておるとのこと。
DFリーダーとしての自覚であろう。
今季はかなりの活躍が期待できる。
そして特筆すべきは、ジネイのゴールであろう。
コンディションが上がり、彼の持つ才能の片鱗が現れてきた。
これはJリーグでは別格。
かなりのゴールを決めてくれよう。
そして午後はセットプレイの練習とのこと。
練習参加中の流通経済大学の小池くんはロングスローの練習をしておる。
スローインから攻撃に直結できれば大きな武器となる。
是非とも身に付けて欲しいところ。
また、負傷明けの脩斗がゴールを決めておる。
今季もセットプレイからシュートというパターンは多く見られるのではなかろうか。
楽しみである。


チンチロリン

アツ、自分たちがうまく進めていきたい

2016年01月31日 | Weblog
鹿島宮崎キャンプ サイド攻撃、入念に確認
ニューイヤー杯 31日、福岡戦

J1鹿島の宮崎キャンプは30日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行い、31日から始まる「Jリーグ・スカパー!ニューイヤー・カップ宮崎ラウンド」初戦のJ1福岡戦に備えた。

午前の練習では両サイドからの攻撃の形を念入りに確認。西や中村が積極的に声を出して練習を引っ張り、イメージの共有を図った。



チンチロリン


ルーキー4人が先発予定のNYC・福岡戦である。
連携が未知数の中で、新人以外の7人は昨季のレギュラーが出場し、チームを引っ張ることとなる。
特に西やアツが声を出して、チームをまとめ上げている。
中堅どころがチームの軸として牽引していることは素晴らしいところ。
今季のチームはバランスが良い。
鹿島らしくプレイし、勝利を掴み取りたい。
楽しみである。


チンチロリン

羽田コーチ、けがをした選手の気持ちは誰よりも理解出来る

2016年01月31日 | Weblog
J1鹿島・羽田新コーチ 奪冠へ決意
苦闘の経験、育成に力

鹿島のコーチ陣に、頼もしい男が加わった。2000年から7年間鹿島に在籍し、センターバックとして活躍した羽田憲司コーチ(34)は、「鹿島は絶対優勝しなければいけないクラブ。力になれるよう役割を果たしたい」と決意を語る。

鹿島幹部が「鹿島歴代センターバックで5本の指に入る」と評する才能の持ち主だったが、現役時代は苦闘の連続だった。



チンチロリン


今季より鹿島にコーチとして復帰した羽田である。
現役時代は負傷との戦いであった。
結果的に鹿島では7年間でリーグ戦出場19試合にとどまった。
ただ、羽田本人は「本当に濃い時間を過ごした」と語る。
以降のセレッソ、神戸での現役時代よりも、選手として良い経験を得られたということであろう。
それが鹿島というクラブの持つモノである。
その経験が、羽田に、「指導者としてやっていくには、鹿島が最高の環境」と言わせしめたところである。
羽田にはセレッソでのコーチ契約更新の話があったが、鹿島にて指導者としての経験を積む道を選んだ経緯がある。
若き指導者として、若い選手を担当する。
「ぶつかり合いながらでも成長させていき、主力に引き上げたい」
羽田に指導された選手が、羽ばたき、黄金時代を継続させていこうではないか。
期待しておる。


チンチロリン

ジネイ、私の方がいい男でしょう(笑)

2016年01月31日 | Weblog
瓜二つ!? 鹿島FWジネイがバイきんぐ小峠を語る「私の方がいい男でしょう」「なんて日だ!」
2016年01月31日(日) 01時36分配信


鹿島アントラーズFWジネイ photo/Getty Images

きんぐジネイ

鹿島アントラーズは27日、公式ツイッターのフォロワーが9万人を突破したことを祝し、選手とファンが交流できるツイッターチャットを実施。9という数字にちなみ、背番号9を付けるFWジネイが登場した。
2015年6月から負傷による戦線離脱となっているジネイだが、現在クラブの宮崎トレーニングキャンプに参加。練習試合にも出場を果たすなど、完全復帰が近づいている。そのジネイだが、24日に宮崎で開催されたサッカー教室では、地元の小学生を相手に一発ギャグを披露。自身と同じスキンヘッドのお笑い芸人、バイきんぐ小峠の代表ギャグである「なんて日だ!」と叫び、見事に笑いを取った。
27日に開催されたツイッターチャットではジネイに対し、「なんて日だ!」というギャグについての質問が殺到。ジネイはこのギャグを誰に教えてもらったか聞かれると「(鈴木)優磨からです。それに他の選手が、『似ている』っていうから。でも私はその彼が誰かも言葉の意味も分かりません。みんなが笑ってくれるから、この前やってみました」と一発ギャグの舞台裏を明かしている。
またジネイにファンから小峠の顔写真が送られると、「私の方がいい男でしょう(笑)。日本では頭が薄いか、スキンヘッドの人はみんな、『ジネイ』って呼ばれているんじゃないですか(笑)」と笑いを誘った。
“きんぐ”ジネイの出場も期待されるニューイヤーカップ宮崎ラウンドは31日に開幕し、鹿島はアビスパ福岡、ロアッソ熊本、ジェフユナイテッド千葉と対戦する。



チンチロリン


Twitterに於けるジネイとファンとの交流の続報である。
ジネイはお笑い芸人と同じ髪型ということでギャグを披露したとのこと。
それを仕込んだのは優磨とのこと。
優磨とは深くコミュニケーションが取れておる。
これはプレイでも強い連携が築かれているのではなかろうか。
二人のコンビネーションにて、相手DFを崩すシーンが、今季は数多く観られる予感がする。
また、今日のNYC・福岡戦、ジネイは先発予想されておる。
どこまでのプレイをするのか確認したい。
楽しみである。


チンチロリン

高崎のゴールに期待

2016年01月30日 | Weblog
宮崎キャンプ13日目


午前練習では戦術トレーニングを行いました。



チンチロリン


戦術トレーニングに於いてゴールを決める高崎である。
チームの崩しきる型を身に付けるべく練習に励むのだ。
得点力で勝利に導け。
高崎のゴールを楽しみにしておる。


チンチロリン

京都橘高校・岩崎悠人くん、FC東京宮崎合宿参加

2016年01月30日 | Weblog
京都橘FW岩崎 FC東京合宿に参加 本格的争奪戦に

京都橘高の岩崎はFC東京の宮崎合宿に参加する
Photo By スポニチ


 京都橘高のFW岩崎悠人(17)がFC東京の宮崎合宿(2月10~18日)に参加することが分かった。昨年7月に続き2度目の練習参加。FC東京のほか鹿島、横浜、G大阪、大宮、J2京都なども獲得に動いており、本格的な争奪戦がスタートする。

 岩崎はスピードと技術を兼ね備えた1メートル71、67キロのストライカー。京都橘高校入学後に米沢一成監督の下で急成長を遂げ、昨年はU―17日本代表のベラルーシ遠征やU―18日本代表のU―19アジア選手権予選などを経験した。小学生時代には水泳でジュニア五輪も経験した変わり種。20年東京五輪のエース候補の去就が注目される。
[ 2016年1月30日 10:34 ]



チンチロリン


FC東京の宮崎合宿に参加する京都橘高校の岩崎くんである。
鹿島が獲得に動くU-19日本代表の逸材は、まずはFC東京の練習を体験する様子。
いずれ鹿島の練習にも参加してくれるであろう。
じっくり考え、最も良い結論を導き出すのだ。
待っておる。


チンチロリン

脩斗、けがをしないようにしたい

2016年01月30日 | Weblog
山本が合流 負傷者ら続々復帰
○…キャンプ序盤で故障し別メニューで調整していた選手たちが、徐々に復帰している。

腰を痛めていた左サイドバックの山本は、28日から全体練習に合流している。今季は左サイドバックの選手層が薄く、紅白戦では“専門外”の田中や平戸が試されている。山本はチームの現状を踏まえ、「けがをしないようにしたい」と自覚を強めている。
 このほか杉本が基本練習のみ合流。永木と土居はランニングとストレッチで調整した。黄錫鎬とカイオ、伊東の3人は室内トレーニングだった。
 石井監督によるとけが人のほとんどは「太ももの張り」でいずれも軽傷、「いい状態で開幕を迎えさせたいので、まだ無理をさせず、少しの痛みでも休ませている」と説明した。



チンチロリン


全体練習に復帰した脩斗である。
これは一安心。
今季の左SB専門は山本脩斗一人となっており、バックアップに不安が持たれる。
稔也や平戸をコンバートして試しておるが、ルーキーには荷が重かろう。
脩斗本人も「けがをしないようにしたい」と語っており、シーズンを通じて活躍してくれるのではなかろうか。
また、別メニューの選手が多数いるが、ほとんどが太ももの張りであり「少しの痛みでも休ませている」とのことなので心配することはなかろう。
ただ、明日からのNYCにてアピール出来ないのは無念と言えよう。
しかしながら、このように選手が欠けることを想定するには良い機会とも受け取れる。
誰が出ても鹿島は鹿島というところを見せて欲しい。
出場する選手の活躍を期待しておる


チンチロリン

平戸、しっかりアピールすればリーグ戦にもつながる

2016年01月30日 | Weblog
鹿島宮崎キャンプ 平戸、実戦へ意欲
ニューイヤー杯 新人4人先発も

J1鹿島の宮崎キャンプは29日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。31日から同競技場で開催される「Jリーグ・スカパー!ニューイヤー・カップ宮崎ラウンド」に備えて紅白戦やセットプレーの確認を行うなど、実戦モードに入った。

午前練習で行われた紅白戦では、初戦のJ1福岡戦を意識したメンバー構成で、役15分ずつ2本実施。先発メンバーと思われる組には、垣田、平戸、田中、町田の新人4人が入った。

守備的MFで起用された平戸は「ボールに積極的に関わり、得意のパスでサイドをうまく使って崩そうとした」と両サイドにパスを配球。2本目に右サイドから逆サイドに正確なロングパスを通し、得点をアシストした。

新人4人はJリーグ新人研修に参加するため、大会に参加できるのは福岡戦のみ。平戸は「しっかりアピールすればリーグ戦にもつながる」と意欲を燃やした。2トップに入った垣田も「今できることを全力でやる」と力を込めた。(藤崎徹)



チンチロリン


紅白戦にてレギュラー組に抜擢されたルーキーの4人である。
明日の福岡戦では先発が予想される。
ボランチに起用された平戸はパスを通し、アシストをも記録したとのこと。
層の厚いボランチにてアピール出来たのではなかろうか。
鹿島の将来を担う若者が福岡を相手にどこまでできるのか。
明日のNYCは必見である。


チンチロリン

U-23日本代表・櫛引、2人のことはリスペクトしている

2016年01月30日 | Weblog
1人しか出られない特別なポジション…U-23代表GK3人衆「2人へのリスペクトは忘れない」
16/1/30 08:00



 GKは1人しかピッチに立てない。フィールドプレーヤーは10人がピッチに立てることを考えれば、少ない数字だろう。しかし、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)を戦うU-23日本代表には3人のGKが選出されている。当然試合には1人しか出られず、他の2人はベンチから戦況を見守ることになる。

 準決勝までの5試合、GK櫛引政敏(鹿島=写真左)が4試合、GK杉本大地(徳島=同中央)が1試合に出場する一方、GK牲川歩見(鳥栖=同右)はフィールドプレーヤーを含めた全23選手の中で唯一出場機会がない。そして、30日に行われる決勝の韓国戦で牲川の先発出場がないことを手倉森誠監督が明かした。

 韓国戦前日に取材に応じた指揮官は、こう語っている。「強いチームはGKには正しい序列が必要だと思っている。俺は櫛引が一番手、大地が二番手、そして牲川が三番手だと。その序列に対して、決勝で三番手とはいかない。そういう話はGKコーチともしているし、牲川も理解している」と――。

「1人しか出られない特別なポジション」と理解しているこそ、“一番手”の櫛引は「2人のことはリスペクトしている。だからこそ試合に出たら2人の分もという思いはある」と声を強めていた。さらに、「今まで代表で争ってきたGKもたくさんいるので、その人たちのためにもという思いもあります」とこれまでポジションを争ってきた選手たちの思いも背負ってピッチに立つことを誓っている。

“二番手”の杉本は過去を振り返ると苦笑いした。12年のAFC U-19選手権の頃に櫛引に先発の座を奪われていたことに対し、「自分がベンチで櫛引が試合に出ている時は、あまり良い気がしていなかったし、ミスをすれば自分が出れるんだと思ったことがあった」と明かした。しかし、「そう考えていた、あのときはうまくいっていなかったし、今回はチームの勝利を第一に考えています」と当時と同じようにベンチに座る悔しさは当然ありながらも、二番手を受け入れてチームのために働いている。

 同時にポジションを争う櫛引と牲川への思いも語っている。「2人は僕にはないものを持っている。僕に足りないものを持っている選手たちだと思うので、どんどん吸収したい。本当に良いライバル関係だと思います」と櫛引同様に2人へのリスペクトを忘れない。

 そして、唯一出場機会のない“三番手”の牲川も決して腐らない。「2人とも先輩であり、Jで試合に出て結果を残している選手。良いお手本が近くにいることで、日々勉強という形でトレーニングできているし、試合でもしっかりと見て学びたい」と下を向くことなく、2人の姿を見て自身の成長につなげようとしている。

 翌日に控える決勝の韓国戦、おそらく櫛引がゴールマウスを守ることになるだろう。しかし、決して1人でピッチに立つわけではない。杉本と牲川、そしてこれまでポジションを争ってきた選手たちの思いを背負って、守護神は日本のゴールを守り抜く。

(取材・文 折戸岳彦)



チンチロリン


サブGK二人をリスペクトするU-23日本代表正GKの櫛引である。
GKは特別なポジションである。
フィールドプレイヤーとは異なり、ピッチ上で唯一手が使える、その代わりに同じチームで一人しか出場できぬ。
特別な心構え、大きな器がより必要と言えよう。
櫛引には、それが備わっておると感じる。
自分の立場を受け入れること、自分がどうすべきかを、良く理解しておる。
若き櫛引は更に成長して行くであろう。
U-23日本代表のGKから日本屈指のクラブである鹿島のGKへ。
楽しみな選手である。


チンチロリン

石井監督、U-23日本代表・手倉森監督に祝福メッセージ

2016年01月30日 | Weblog
Jリーグ誕生前からチームメイト! 石井監督がオリンピック出場を決めた手倉森誠に祝福メッセージ
2016年01月29日(金) 13時40分配信


現役時代の石井正忠 photo/Getty Images

住友金属工業蹴球団で活躍

リオオリンピック出場を決めたU-23日本代表の指揮を執る手倉森監督に、現役時代チームメイトとしてプレイしていた鹿島アントラーズ石井正忠監督が祝福の言葉を贈った。鹿島公式フェイスブックが伝えている。
手倉森氏は現役時代、鹿島アントラーズの前身となった住友金属工業蹴球団で1986年からプレイ。その際にチームメイトだったのが、現在鹿島の監督を務める石井正忠氏だ。石井監督は当時を振り返り、「手倉森監督は現役時代、高校の頃からテクニシャンとして有名だったし、一緒にプレイしても『上手いなあ』と思っていました」とコメント。手倉森氏は1992年を最後に鹿島を退団したためJリーグに出場することはなかったが、石井監督は手倉森監督のプレイを称賛した。
またU-23日本代表チームには、かつて鹿島のゴールを守った佐藤洋平氏もGKコーチとして在籍しており、石井監督は佐藤氏についても「洋平コーチも現役時代はとても熱い選手だったし、コーチになってからもとても研究熱心」とコメント。手倉森監督と併せて、「2人とも海外へ視察に行ったりと僕にとっても刺激になる存在です。その2人がこんな素晴らしい結果を出してくれて、本当に嬉しいし、心からおめでとうと言いたいです」と話し、オリンピック出場を祝福している。



チンチロリン


五輪出場を決めたU-23日本代表の手倉森監督に祝福の言葉を贈った石井監督である。
鹿島アントラーズ、そしてその前身である住友金属工業蹴球団にて手倉森とチームメイトであった石井は、同じ釜の飯を食った仲間である。
また、アマチュアであった住金がジーコの薫陶を受けプロとなっていく様を体感したファミリーでもある。
また、U-23日本代表のGKコーチである佐藤洋平は、鹿島のGKコーチである古川と鹿島黎明期の正GKを争ったことで有名な選手であった。
鹿島の歴史上最強と言われる1997年のチームのGKである。
洋平もまた住金時代から在籍する。
この鹿島ファミリーが結束して日本を五輪に連れて行ったことは偶然ではない。
ジーコスピリッツの結束が結果を残したのである。
石井さんも言うように「本当に嬉しいし、心からおめでとうと言いたいです」と祝福したい。
素晴らしい結果をおめでとう。
五輪本戦での躍動も期待しておる。


チンチロリン

櫛引、ふたりの恩師に導かれた男

2016年01月30日 | Weblog
U-23の守護神はこうして生まれた……。
GK櫛引政敏を見守る、ふたりの恩師。

posted2016/01/30 07:00


ファインセーブで何度も手倉森ジャパンの危機を救った櫛引。この1月には期限付き移籍で鹿島アントラーズに活躍の場を移すことが発表された。

text by
安藤隆人
Takahito Ando

photograph by
Takuya Sugiyama


 ゴールキーパー櫛引政敏のサッカー人生において、欠かすことの出来ない存在が2人いる。

 青森市に生まれ育った櫛引は、小5のときにフットサルでGKを経験したことをきっかけに、本格的にフルコートでもGKになった。地元の名門・青森山田中に入学すると、鋭い反射神経とバネを武器に、柴崎岳と共に2年時の全国中学校サッカー大会で3位、3年時の同大会で準優勝を果たすなど着実に結果を残し、青森山田高校に進学した。

 1年時からAチームに入れはしたが、当初は1学年上の2年生GKが守護神の座に就いていた。だが高校入学時には170cm台だった身長が急激に伸び、秋になる頃には183cmに。そこから、彼の境遇は大きく変わった。

「マサ(櫛引)はそれまで『大きくないGK』としてやって来た分、身体の動きのシャープさと反応の鋭さは、身長が伸びてもそのまま残っていてくれた。だからこそ彼に将来性を感じて、経験を積ませればプロでも通用する選手になれるのではないかと思うようになった」

 青森山田高校サッカー部監督の黒田剛は彼のポテンシャルに目をつけ、高校選手権の大舞台で彼を正GKに抜擢した。だが、1年生守護神で臨んだ第87回選手権において、青森山田は初戦で鹿児島城西高校(鹿児島)を相手に、大迫勇也(現・ケルン)の2ゴールを含む大量4失点を喫し、3-4で敗退という憂き目に遭う。この試合、櫛引はポジショニングの甘さを大迫に面白いようにつかれていた。

「完全にやられた。大迫選手は本当に凄かった。コースを徹底して狙われて、何もさせてもらえなかった」(櫛引)

 だがこの大舞台での屈辱が、彼の運命を大きく切り開くことになる。

スケール感はあるがミスが多い……。

 黒田はこの敗戦を受けて、櫛引に対してこう考えるようになった。「スケール感はあるのに、判断ミスとポジションミスが多い。でも裏を返せば、ここを直すことが出来れば、より凄い存在になれる。あいつは性格的にもふてぶてしいし、度胸が据わっている。だからこそ、彼を育てるGKコーチが必要だ」と――。

 人材のあての思案を続ける中、1人の男が浮かび上がった。

 それまで流通経済大柏高校(千葉)、桐生第一高校(群馬)でGKコーチをし、林彰洋(現・鳥栖、流通経済大柏出身)を育てた湯田哲生だ。

 彼は大分工業高校(大分)を卒業後ウルグアイに渡り、名門ペニャロールなどでプレーし、現役引退後はGKコーチとして実績を積んできていた。

「櫛引をプロにするために、ウチで指導を」

「マサを育てるには、『ただのGKコーチ』ではダメだった。『ただのGKコーチ』はシュートストップとか、細かいステップワークを鍛えるのに大半を費やしてしまう。でも基本的に失点の多くは、GKのポジションミス、判断ミスが影響しているんです。特にマサはそれが多かったからこそ、判断やポジショニングの細部にまでこだわるGKコーチが必要だった。そう考えたときに、適任が湯田だった」(黒田)

 ある大会で青森山田と桐生第一が一緒になったとき、黒田は湯田にGKコーチの打診をした。

「櫛引をプロにするために、ウチで指導して育てて欲しい」

 この一言に湯田の心が動かない訳が無かった。

「わかりました、任せてください」

「裏付けの無い読み」を最初に無くさせた。

 このやり取りがあったのは、選手権の直後のこと。

 ちょうどこの時、湯田は桐生第一をこの年度(2008年度)で辞め、翌年度からは関東第一高校(東京)でGKコーチをすることになっていた。ベースはフリーのGKコーチである湯田は、黒田の要請を受け、1カ月のうち1週間青森に住み込んで青森山田を指導し、残りの3週間は関東第一の指導をすることになった。関東遠征があるときは、青森山田に帯同をする。湯田の、青森と東京を頻繁に行き来する忙しい生活が始まった。

「最初に見たとき、正直『全然教えられていないな』と思った。でも同時に、『教えられていない中で、これだけシュートストップやダイビングか出来るんだ』とも思った。素材の良さは凄く感じたけど、感覚だけでやっていて、チャレンジするタイミングとか、空間把握能力も大したことがなかった」(湯田)

 才能を感じさせながらも粗さが目立っていたという櫛引に、湯田は最初どう接したのか。

「まず、『裏付けの無い読み』を直すことから始めました。マサは『ここに来るだろう』と勝手に読んでしまって、シュートストップのときに先に倒れ込んでいく。その結果、別の方向に決められてしまうことが多かった。選手権での大迫のゴールもまさにそれだった。我慢してじっくりと相手とボールを見て、正確に判断してから飛ぶということが出来なかった。なので、『勝手に読ませない』ことから着手しました。相手の重心の掛け方、スタンス、身体の向きなど――材料をしっかりと掴んで、裏付けのある判断をして反応することを、細かく、くどいほど教えこんだ」

黒田、湯田、櫛引……三者三様にこだわり続けた。

 地道なアプローチから始まった、櫛引と湯田の二人三脚。最初はうまくいかず、教えてから3週間後に再び湯田が青森に行くと、教えたことが全部振り出しに戻っていることもあったという。それでも黒田は櫛引を使い続け、湯田は熱心な指導を続け、櫛引も必死で食らいついていった。

「本能に任せてプレーする選手の中には、自分の感覚に合わない技術を強制的に教えられてダメになっていく場合もあると思います。でもマサはそれがなかったし、僕が関東第一に行っている時でも、僕が早く戻ってきて一緒に練習することに飢えているようでしたね」(湯田)

 長く苦しい二人三脚の成果が現れたのは、1年後の第88回高校選手権だった。

 青森山田は快進撃を続け、ベスト4に進出。旧国立競技場での準決勝・関西大学第一高校(大阪)戦では、PK戦で相手の5人目のキックを鋭い反応でストップすると、歓喜の前方宙返りを披露。チームを初の選手権決勝へと導いた(決勝で山梨学院大附属高校・山梨に敗れ、準優勝)。

「あのPKストップで彼は変わった。マサの宙返りは初めて見たので、試合後に『宙返り出来たの?』と聞いたら、『やってみたら出来た』と答えが返って来た。笑ったけど、185cmのサイズで簡単に宙返り出来るほど身体能力が高いということだし、何より大舞台で結果を残せたことが大きな自信になったと思う」(湯田)

高校時代の濃厚な日々が、今の櫛引を支える。

 この大会を機に全国的に注目度が一気に高まり、Jクラブからも声がかかるようになった。そして、湯田との二人三脚をもう1年重ねた結果、清水エスパルスに入団し、プロ3年目には守護神の座を勝ち取るに至る。とはいえ昨シーズンは杉山力裕にレギュラーポジションを奪われ、チームもJ2降格という憂き目にあった。

 ところが、そんな逆境にもめげず、櫛引はまっすぐに前を見続けていた。

「苦難なんて思っていません。うまく行かないことも多々あるけど、黒田監督や湯田さんから学んだことが自分のベースになっているし、着実に成長している実感もある。自分を信じてやるだけです」(櫛引)

 周りから不遇な時期に見えたとしても、高校時代に味わった“濃い日々”が、彼の心をしっかり支えていた。この先、必ず成長するきっかけがあると自分を信じる能力を、櫛引は持っていた。

 そして浮上のきっかけは、意外にもすぐにやって来た。

「本当に勝負強くなった」

 AFC・U-23選手権において、櫛引は日本の守護神としてゴール前に君臨。グループリーグの試合では、第3戦のサウジアラビア戦を除くすべての試合でスタメンフル出場し、初戦から安定したセーブを披露。決勝T、準々決勝のイラン戦では、神懸かり的なファインセーブを連発。中でも延長前半で先制点を奪った直後、相手との1対1をセーブしたシーンは湯田がこだわって教え続けた、最後まで相手を見切って、シュートコースを完全に塞いだからこそのビッグプレーだった。

 準決勝のイラク戦では1失点こそ喫したが、決定的なミドルシュートを外にはじき出し、クロスへの冷静な対応も見られた。

 まさに守護神という活躍ぶり。リオ五輪出場権獲得に至るまで失点を抑え続けた彼は、現時点で今大会のMVPと言っても過言ではないだろう。

「ビッグセーブが1試合で2本くらいないと、素晴らしいGKとは言えない。カタールでのマサは、そのゾーンに入っている」(湯田)

「テレビを通して勝ちたい表情が見て取れた。チームの柱になろうという意識が高くなったし、本当に勝負強くなった」(黒田)

 櫛引政敏という男の将来を繋いだ2人のキーマン。

 この2人に導かれた男は、今、リオ五輪のキップと共に、アジアチャンピオンの称号をその手に掴み取ろうとしている。



チンチロリン


二人の恩師に育てられた櫛引である。
青森山田高校サッカー部監督の黒田氏と湯田GKコーチである。
大きな原石であった櫛引を磨き上げたのがこの二人と言えよう。
大まかに分類すると感覚に頼るプレイヤーである櫛引に正確な判断力を身に付けさせた。
二人の指導により櫛引はプロの門戸を叩くことができたと考えられる。
また、その指導を自分の力として身に付けていった櫛引本人の才能も重要である。
その甲斐あって、櫛引は日本を五輪に連れて行く偉業を成し得た。
次は日本屈指のクラブにて正GKのポジションを得る戦いに挑むこととなる。
2月28日の開幕戦のゴールマウスを守るのは曽ケ端なのか櫛引なのか。
大きな注目と言えよう。
櫛引のチャレンジを見守りたい。


チンチロリン

甲府・ジウトン、今までの経験を生かした最高のパフォーマンスを約束します

2016年01月30日 | Weblog
【甲府】ジウトン、開幕戦バースデー弾狙う!2・27第2子出産予定日
2016年1月30日6時0分 スポーツ報知


甲府DFジウトンは直接FKにも自信を持っており、2月27日の神戸との開幕戦でゴールを狙う

 2016年のJ1開幕まで1か月。ブラジルのCAメトロポリターノから今季、ヴァンフォーレ甲府に移籍したDFジウトン(26)は08年から10年まで、C大阪~新潟~鹿島で活躍した元Jリーガー。アウェーで神戸と戦う開幕戦の2月27日はブラジルにいる妻の第2子出産予定日。生まれてくる子供へ、開幕ゴールを届けることを誓った。(構成・尾田 敏成)

 ―甲府からオファーが来た時は?

 「本当にうれしかったです。もう一度日本で、という気持ちが強かったので迷わず決断しました。今までプレーしたクラブ(C大阪、新潟、鹿島)と同じように活躍できるように頑張りたいと思います」

 ―甲府の印象は?

 「08年(J2・C大阪在籍時)に対戦したことがあります。J1に昇格し、この3年間残留し続けている。あの頃から大きく飛躍を遂げたクラブだと思います」

 ―さらに成長していくためには?

 「選手、スタッフ、サポーターの皆が頭に入れておかなければならないことは、ビッグクラブのようなプライド、野心を持って戦う、ということです」

 ―練習に合流してみて?

 「佐久間監督は厳しい人。練習を何度も止めて説明して選手に浸透させる、戦術家です。今はそれらを学び、吸収してチームでステップアップしているところです」

 ―かつて日本で活躍した時からどう変わった?

 「昔は若さが武器でした。今はいろいろな経験を重ね、メンタルの部分で成長しました。動くより考えることの方が大事だと気づき、判断力がついたと思います」

 ―甲府でどう生かす?

 「まずコンディションを100%にして、監督の戦術に忠実なプレーをしたいです。作戦に慣れるのは早いほうなので。堅い守備と豊富な運動量を武器にした、激しい上下動のプレースタイルを出していきたい。アシスト、ゴールにも積極的に関わっていきたいです。FKも距離に関係なく得意なので、決めたいです」

 ―日本語は?

 「マアマア(笑い)。少しずつ思い出していきたいです。好きな日本語は『キモチイイ』かな(笑い)。発音がかっこいいから。日本食も大丈夫。カレーライス、すし、みそ汁が好きです」

 ―家族は?

 「タビタという名前の30歳の妻と、ブレンダという名前の5歳の女の子がいます。実は、開幕戦の2月27日は2人目の子供が産まれる予定日でもあるんです。イザキという名前を考えています。パパとして絶対得点を決めて、赤ん坊に(妊婦がお腹をさするしぐさをしながら)ゴールパフォーマンスを届けたいですね」

 ―目標は?

 「優勝。今までの経験を生かした最高のパフォーマンスを約束します」

 ◆ジウトン 1989年3月25日、ブラジル・マットグロッソ・ド・スル州生まれ。26歳。FKも得意なDF。2008年にポルトアレグレと契約。同年8月にC大阪、09年新潟、10年鹿島へそれぞれ期限付き移籍。その後ブラジルのクラブを渡り歩き、今季甲府に完全移籍で加入した。J1、2通算58試合出場4得点。趣味は音楽鑑賞。184センチ。74キロ。家族は妻と1女。



チンチロリン


「今はいろいろな経験を重ね、メンタルの部分で成長しました」と語る甲府のジウトンである。
鹿島在籍時は二十歳という若さであり、荒削りで豪快なプレイが売りであった。
年齢と経験を重ね、左SBとして熟成された様子。
私生活でも妻と娘に恵まれ、人間的にも成長しておろう。
ただ、2013年に大火傷を負った際には、既にブレンダちゃんは2歳であったこととなる。
このときの交際相手がタビタさんだったのであろうか。
これはともかく、開幕戦が二人目の娘さんの出産予定日であり、ジウトンとしては勝利を届けたいところ。
ジウトンの活躍でプレゼントを届けて欲しい。
良い報を待っておる。


チンチロリン

U-23日本代表・櫛引、今までで一番不安な誕生日だった

2016年01月30日 | Weblog
U23櫛引「今までで一番不安な誕生日だった」
[2016年1月30日0時29分]

 U-23(23歳以下)日本代表GK櫛引政敏(鹿島)が29日、23歳の誕生日を迎えた。

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジア選手権の決勝となる韓国戦(30日)に向けて、ドーハ市内で遠征最後の練習を行った。

 櫛引は「どういう形で迎えられるか分からなかったので、今までで一番不安な誕生日だった。でも、こういう形で迎えられて良かった」と、胸をなで下ろした。

 大会中はMF南野、MF矢島、MF大島が誕生日を迎えた。それぞれの誕生日会で一発芸を担当しているDF三竿は「もう勝利のルーティーンになっている。でも(最後の一発芸に向けて)ピリピリムードです…」と、大仕事を思案していた。

 この日はFW鈴木が別メニューで調整。手倉森監督は「鈴木は(決勝に)けがで出られない」と明言している。練習は、冒頭25分が公開された。

櫛引 誕生祝いの完封だ!「こんな形で迎えられるとは」
U―23アジア選手権決勝 日本―韓国 (1月30日 カタール・ドーハ)


29日に23回目の誕生日を迎えた櫛引
Photo By スポニチ


 GK櫛引は、29日に23回目の誕生日を迎えた。五輪切符を獲得していなければドーハで迎えられなかっただけに、「一番不安があった誕生日。こんな形で迎えられるとは思わなかった。いい形で迎えられる」と話した。

 日韓戦も先発が有力。今大会、存在感を見せる守護神は「どんな形でも変わらない。自分たちと相手が(ピッチに)いるだけ」と冷静に決勝を見据えていた。
[ 2016年1月30日 05:30 ]



チンチロリン


1月29日に23歳の誕生日を迎えたU-23日本代表の櫛引である。
誕生日直前に五輪出場を決めたが、決定するまでは不安に思っておったとのこと。
次はU-23アジア選手権での優勝である。
堅守にて韓国を封じ込めよ。
また、ムードメーカーを買って出ておる三竿は誕生会での芸について語る。
誕生会と優勝の両方を祝いたいところ。
長く戦ったこの大会もいよいよ決勝戦。
力一杯戦い、優勝を掴み取って欲しい。
期待しておる。


チンチロリン