鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

サッカーマガジン 新潟戦寸評

2013年04月30日 | Weblog
2013.04.27 J1第8節  新潟×鹿島 寸評・採点・布陣
2013-04-30

新潟 2 ― 3 鹿島
■東北電ス■23,578人■曇■12.3℃■主審:岡部(5.5)
■得点(アシスト)
(新)67分:成岡(藤田)、90+3分:大井
(鹿)6分:柴崎、56分:ダヴィ(大迫、野沢=CK)、78分:山村



MATCH REPORT
 序盤から新潟のハイプレスに苦しめられた鹿島だが、6分に柴崎のロングシュートで先制する。56分にはCKからダヴィが決めてリードを広げた。68分に速攻から成岡にゴールを許したが、78分にFKから山村が決めて再び2点差に。終了間際にCKから大井に決められるも、逃げ切った。


Most Valuable Player
鹿島 曽ヶ端 準 岡本と1対1になった18分の場面では、「先に動かない」守りでブロック。ハイボール処理も抜群

新潟
GK 1 黒河 貴矢 5.0 前目の位置取り狙われた。ハイボール処理もやや安定感を欠いた
DF 24 川口 尚紀 6.0 積極的な仕掛けで攻撃にアクセント。ジュニーニョへの対応も○
DF 3 大井 健太郎 6.0 終盤のゴールで挽回も、2失点目のCKでは大迫に前へ入られた
DF 4 金 根煥 5.5 体を張った守備見せたが、3失点目の場面でこぼれ球に足が止ま
DF 19 金 珍洙 6.0 クロスの精度は課題だが、果敢な飛び出し、力強い守備は光った
MF OUT 79分 18 成岡 翔 6.0 消える時間帯もあったが、うまく中央で顔を出して1ゴール決めた
DF IN 79分 5 濱田 水輝 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 60分 6 三門 雄大 6.0 ボールに絡む回数自体は少ないが、正確なミドルパスで好機演出した
MF IN 60分 13 酒井 宣福 5.5 ポジショニングに戸惑いが見え、存在感を示せないまま終わった
MF 8 レオ・シルバ 6.0 前への推進力はさすがだが、セットプレーで簡単にマーク外された
MF 23 田中 亜土夢 6.0 シュート精度は欠いたが、2トップと連動して何度もゴール前侵入
FW 20 川又 堅碁 5.5 サイドに流れて起点になったが、空中戦では山村に封じられた
FW OUT 46分 16 岡本 英也 5.5 動きにキレはあったが、シュート精度低かった。無念の負傷交代
MF IN 46分 7 藤田 征也 6.5 スピードを生かしてスペースに走り込み、成岡の得点をアシスト
監督 柳下 正明 5.5 交代策を駆使して1点差まで詰め寄るも、セットプレーの脆さ露呈

鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 7.0 2失点も、至近距離のシュート防ぎ、ハイボール処理、キック安定
DF 22 西 大伍 5.0 背後のスペースを何度も突かれ、対人プレーでも不用意なファウル
DF 4 山村 和也 6.0 前半はサイドに流れる相手に苦しむも、後半は修正し、自らゴール
DF 5 青木 剛 6.0 クロスで前に入られる場面もあったが、フィードはよくはね返した
DF OUT 72分 17 前野 貴徳 5.5 持ち味の左足の精度はいまひとつ。1対1の局面で軽いプレーあった
DF IN 72分 6 中田 浩二 6.0 リスクは負わず、安定したポジショニングでロングボールに備えた
MF OUT 90+1分 35 野沢 拓也 5.5 正確なプレースキックで得点に絡むも、流れの中ではミスが多い
DF IN 90+1分 15 昌子 源 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF 20 柴崎 岳 6.5 見事なロングシュートで先制点奪取。中盤の底で冷静にパスさばく
MF 40 小笠原 満男 6.5 攻撃面での見せ場少なかったが、寄せの速さ生かしてこぼれ球拾う
MF 8 ジュニーニョ 5.5 3点目には絡んだが、強引なドリブルを仕掛けては奪われ続けた
FW 9 大迫 勇也 5.5 前半はボールを引き出せなかったが、後半は巧みなポストプレー
FW OUT 73分 11 ダヴィ 6.5 貪欲に相手の背後狙い続け、こぼれ球に鋭く反応し1ゴール決めた
MF IN 73分 10 本山 雅志 6.0 決定機はつくれなかったが、中盤でうまく顔を出してリズムつくる
監督 トニーニョ・セレーゾ 6.5 新潟のハイプレスに苦しむも、ハーフタイムの修正で勝利呼び込む

Most Disappointing Player
新潟 黒河 貴矢 1失点目は、難しいブレ球シュートだったが、前目の位置取りが災い。ゴール枠外に弾き出したい




サッカーマガジン誌の寸評である。
最も高評価はMVPにも選出されておる曽ケ端である。
この試合、新潟が作った決定機は数多くあり、それを防いだ曽ケ端の活躍は誰の目にも明らかであろう。
まさにGKとして円熟期を迎えておる。
そして、得点を記録したダヴィと岳に加えて満男も高い評点が付いておる。
満男と岳のダブル・ボランチはお互いの長所を更に出せる相乗効果を持っておる。
ここに来て、連携も深まり、4月の快進撃に貢献しておるように見受けられる。
岳は小笠原満男の隣でプレイすることにより、多くのものを吸収し、大きく成長しておる。
チームの熟成で4月は無敗にて乗り切った。
この勢いを5月も続け、更なる上位を目指していこうではないか。
楽しみにしておる。

ポゼッション・トレーニング

2013年04月30日 | Weblog
2013年04月30日(火)

9時からのミーティング後、昨日の練習試合に出場した選手以外はポゼッションやシュート練習を実施しました。練習試合に出場した選手はリカバリートレーニングを行いました。

ポゼッションの練習を行うメンバーである。
基本的に国内チームとの対戦では相手チームはゴール前を固めてくるため、鹿島はポゼッションすることが多くなってくる。
この練習で引いた相手を崩すイメージを身体に染み付けるのだ。
どのような戦いにも対応できるチームとしてJリーグに君臨したい。
期待しておる。

八木、チームに合流

2013年04月30日 | Weblog
鹿島GK八木、30日から合流 心疾患で離脱
 心疾患のためさいたま市内の病院に入院していた鹿島のGK八木が退院し、30日からチームに合流する見通しとなった。

 1月のメディカルチェックで心臓に異常が見つかり、精密検査や治療のために離脱。その後、手術を受けて院内でリハビリを行っていた。今後は選手としての復帰を目指し、筋力トレーニングなど本格的なリハビリを開始する。1メートル99のユース出身GKはムードメーカー的存在。関係者は「思っていたより早くチームに戻ってきてくれて本当に良かった」と語った。

[ 2013年4月30日 06:00 ]

八木が本日よりチームに合流とのこと。
これは朗報。
心臓疾患が発見されチームを離脱しておったが手術を経てリハビリを続けておった。
これからは本格的なトレーニングを行い復帰を目指すとのこと。
八木がピッチに立ち、大きな身体でセービングをする日を楽しみにしておる。

圧巻の中村充孝

2013年04月29日 | Weblog
2013年04月29日(月)

15時より城西大学と練習試合を行い、中村選手、本田選手、豊川選手、遠藤選手、そして土居選手の2ゴールで6-1と勝利しました。なお、この試合はトニーニョ セレーゾ監督がピッチ内で指示を送りながら進められた変則マッチとなっています。

銅像シュートを決めたヒゲくんでは無く、主役はアツであった。
聖真からのパスでアツが決めて同点、隆雅のクロスを聖真がスルーしヤスがゴール、豊川のシュートのこぼれ球を聖真、ヒゲくんのロングシュート、アツから伊東その伊東のクロスに聖真が得点、アツのシュートのこぼれ球に豊川で6-1で勝利。
中村充孝はチーム戦術を飲み込んだのでは無かろうか。
ここからどのように起用されるのか楽しみである。

岳の成長を目の当たりに

2013年04月29日 | Weblog
進境著しい鹿島の柴崎岳。豪快ロング弾でザックに猛アピール
2013.04.29
小室 功●文 text by Komuro Isao 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki



今季、チーム内での存在感が一気に増した鹿島の柴崎岳。代表入りの期待が高まる。

 近い将来、日本サッカー界を牽引するであろう「プラチナ世代(※)」のひとり、柴崎岳が輝きを増している。青森県の強豪・青森山田高から鹿島アントラーズ入りして3年目。スタメン定着はもとより、今や「チームの顔」といっても差し支えないほどの働きぶりだ。
※2009年U-17W杯に出場した世代。宇佐美貴史(ホッフェンハイム)、宮市亮(ウィガン)、高木善朗(ユトレヒト)らがいる。

 トニーニョ・セレーゾ監督も、柴崎の成長には目を細めている。
「機動力があり、ダイナミックなプレイができるし、何より技術がしっかりしている。あの年齢にしては驚くほど冷静にボールをさばけるのが特徴だ。これまでに自分で撒(ま)いてきた(成長のための)種を、自分の力で刈り取っている段階。今後もそれを継続してほしいし、今まで以上のパフォーマンスを期待している」

 4月27日、Jリーグ第8節のアルビレックス新潟戦。鹿島は3-2で勝利して、4位に浮上した。この試合の突破口を開いたのも、柴崎だった。前半6分、ブレ球の強烈なロング弾を叩き込んで先制ゴールを奪った。

「ボールを受けてからシュートを打つまでのプロセスはイメージどおり。GKが前に出ているのはわかっていたので、思い切って狙った。ただ、何度も打てるようなシュートではないし、(ブレ球を)意識して蹴ったわけでもない。決まったのは、偶然という部分もある」

 およそ35mの距離から、目の覚めるような一発を決めておきながら、こんなふうに淡々と振り返っていたのが、何とも柴崎らしい。

 弱冠20歳ながら、その落ち着き払った立ち振る舞いから「まるでベテラン選手のようだ」と評される。ひと言でいえば、クール。試合の主導権を相手に握られ、苦しい時間帯がどんなに続こうと、たとえピンチに立たされようと、慌てず、騒がず、動揺した素振りを見せることはない。動揺してしまうときもあるだろうが、それを一切顔に出さないのだ。

だが、ポーカーフェイスに隠された、たぎる思いには並々ならぬものがある。昨年12月3日に行なわれたJリーグアウォーズでベストヤングプレーヤー賞を受賞した際、「この賞に値する選手はゼロ人。それは、自分も含めて」と言って、周囲を驚かせた。

 世界に目を向ければ、ミラン(イタリア)のエル・シャーラウィやレアル・マドリード(スペイン)のバラン、サントス(ブラジル)のネイマールなど、20歳前後の選手が世界のトップレベルで強烈な印象を残している。それに比べて、自分はそこまでの活躍を示せていない、というじくじたる思いから出た言葉だろう。

 柴崎の視線の先には、いつだって世界がある。
「彼らに、一歩でも近づくような選手にならなければいけない」とキッパリ。選手としての志の高さを垣間見せた瞬間でもあった。

 鹿島では攻撃的MFや右サイドバックでの起用も少なくないが、本職はボランチだ。「自分はスピードがあるわけでもないし、パワーがあるわけでもない。違うところで勝負しないといけない」と語るとおり、プレイヤーとしての基盤となっているのは、紛れもなくスキルとインテリジャンス、そして運動量に他ならない。

 試合中の柴崎を追って見ていると、「止めて、蹴る、そして走る」といった、いたってシンプルなプレイの連続であることに気づかされる。ただ、それが実に質が高いのだ。だからだろう、バルセロナ(スペイン)のシャビのプレイスタイルを引き合いに出されることが多い。

 堅実さが優先されるポジションゆえ、周囲に衝撃を与えるようなプレイ機会はそうめぐってこない。だが、昨年11月のナビスコカップ決勝で2得点を挙げ、大会連覇に貢献したことは記憶に新しい。文句なしのMVP獲得だった。

 もちろん、課題もある。中盤でボールを散らし、攻撃のリズムを作るだけではなく、ゴールに迫る回数をいかに増やせるか。得点なり、アシストなりに、どうかかわっていけるか。彼自身、意識しながら取り組んでいる。

 柴崎は、確かな成長曲線を描いている。こうなると「日本代表入り」を推す声が日増しに高まっていくのも自然だ。
「代表チームは、常に目標となる場所。選手である以上、もちろんワールドカップに出てみたい」と、本人も公言してはばからない。

 昨年2月、初招集されたものの、その後はお呼びがかかっていない。ザッケローニ監督のここまでのチーム作りからしても、ボランチの序列が劇的に変わるのは予想しにくいが、今季はここまでリーグ8戦フル出場、2得点と気を吐いている柴崎。一度くらいチャンスを与える材料は、十分過ぎるほどそろっているはずだ。


早速、土曜日の活躍で岳の記事を興すスポルティーバである。
新潟戦では観客の度肝を抜くロングシュートで大きくアピールしたが、岳の成長はこの日に始まったわけでは無い。
レギュラーに抜擢されて以来、日進月歩で進歩を続けておる。
スタジアムで岳のプレイを目の当たりにするたびに、岳が鹿島でプレイする日々はそう長くはないであろうと思い知らされる。
岳ほどの才能を極東の地に留めておくことは難しい。
いずれ巣立っていくことは明白である。
それまでに多くの歓喜を我らに与えて欲しい。
岳の躍動を拝みにまたスタジアムに通う。
楽しみである。

小笠原満男、グラウンド完成にコメント

2013年04月29日 | Weblog
「東北人魂の会」がサッカー教室 100人参加
 岩手県サッカー協会は「おおふなと・東北人魂キッズギャザ2013」を開催した。

 東日本大震災以降、運動機会が激減した大船渡市、陸前高田市を中心とする気仙地区の子供に体を動かす機会を与えることが狙い。会場は「東北人魂を持つJ選手の会」が建設した「大船渡・旧赤崎小仮設グラウンド」で、幼児、小学1、2年生50人、保護者50人の計100人が参加。鹿島、グルージャ盛岡のコーチ陣が指導に当たった。イベントに協力した東北人魂の発起人である小笠原は「多くの皆さんの力をお借りしてグラウンドの整備を続けたい」と語った。
[ 2013年4月29日 06:00 ]

鹿島・小笠原らが被災地に建設のグラウンドが完成
 鹿島のMF小笠原満男(34)らが発起人の「東北人魂を持つJ選手の会」が、東日本大震災で被害を受けた子どもたちのために岩手・大船渡市立赤崎小学校の跡地に建設したグラウンドが28日、グラウンド開きを迎えた。

 現地では地元の幼稚園児、小学1、2年生50人とその保護者50人の計100人を対象に、鹿島のクリニックコーチや東北社会人1部リーグのグルージャ盛岡の選手らが、スポーツ教室を開催。

 スケジュールの都合で出席できなかった小笠原は「同級生たちや地元の皆さんと力を合わせて、ここまで来ました。アントラーズとグルージャのプロコーチと選手たちと一緒にグラウンドで思いっきり体を動かしてもらえてうれしいです」とコメント。サイン入りのカードを贈った。

(2013年4月29日06時01分 スポーツ報知)

「東北人魂を持つJ選手の会」が建設したグラウンドが完成しコメントした小笠原満男である。
ピッチで思いっきり身体を動かす子供たちの様子に思いを馳せておる様子。
満男の尽力が形になり多くの者が喜んでおる。
満男の行動力には頭が下がる。
これからも、素晴らしい満男に注目である。

神戸・田代、二得点も引き分け

2013年04月29日 | Weblog
【J2:第11節 神戸 vs 岡山】試合終了後の各選手コメント(13.04.28)
4月28日(日) 2013 J2リーグ戦 第11節
神戸 3 - 3 岡山 (16:04/ノエスタ/14,249人)
得点者:7' 田代有三(神戸)、34' 杉浦恭平(神戸)、38' 田代有三(神戸)、84' 久木田紳吾(岡山)、85' 久木田紳吾(岡山)、90'+3 荒田智之(岡山)

●田代有三選手(神戸)
「本当にやっちゃいけない試合だったと思います。前半は自分らが思うサッカーもできたし、4点目を取れるチャンスも僕もあった。そこを取っていればまた違う結果になったとは思いますが、それにしても3-0から残り10分で3失点してしまうのは考えないといけない。
(Q:追いつかれた原因は?)去年からの、意思統一というか、今までそれで勝ててたから隠れていたんですけど、しっかり勝たないといけない試合で中途半端に攻めに行ってカウンターを食らった。ソウさん(相馬)がいなくなって残り10人になったから、サイドでキープしたり、ボールを動かして時間を使っていかないといけないですけど、去年もこうやって負けた試合もあったし、逆転された試合はこんな感じだった。まだ経験が足りないのかなと思います。
(Q:ショックは引きづりそうか?)みんなショックはショックだと思いますけど、ネガティブになっても仕方がない。まだ首位でいられるので、今日のことをしっかりみんなで考えて同じ失敗をしないように、切り替えて福岡戦、アウェイで勝つことだけ考えて切り替えてやりたいです。
(Q:前半のゲームをやれれば手応えはある?)前からプレスを掛けて、岡山が回すのはわかってたんで、パスの出どころを潰すというのはすごくできていた。点を取りたい時に良い時間帯で3点が取れたし、いいことはもっとよくして悪いことはもっと明確にして、みんなで話し合ってやらないといけない」


[ J2:第11節 神戸 vs 岡山 ]

2点をリードする神戸は38分、左サイド相馬崇人からのクロスをフリーになっていた田代有三(写真/#11)が狙いすましたボレーで合わせ、この日2点目を決めた。田代はこれが今季5ゴール目となった。

ドッピエッタを記録した神戸の田代である。
圧倒的な得点力を見せつけてくれる。
その田代は、この田代の得点を含み一時的には3-0としながらも、最終的に追いつかれてしまった試合展開を嘆いておる。
しかしながら、神戸は勝ち点1を積み上げJ2の首位をキープしておる。
この様子であれば、来季の対戦の可能性は高まってくる。
その際はこの田代の得点力を抑え、勝利を掴みたいところ。
その為にも、今季はもっともっとゴールを決めて欲しい。
楽しみにしておる。

水戸・隆行、美しいPKフォーム

2013年04月29日 | Weblog
【J2:第11節 水戸 vs 横浜FC】試合終了後の各選手コメント(13.04.28)
4月28日(日) 2013 J2リーグ戦 第11節
水戸 2 - 2 横浜FC (13:03/Ksスタ/6,175人)
得点者:15' 武岡優斗(横浜FC)、21' 野崎陽介(横浜FC)、80' 鈴木隆行(水戸)、84' 小澤司(水戸)

●鈴木隆行選手(水戸)
「立ち上がりで2点失点してしまって、集中力がなかったのかなという感じがしましたね。苦しい展開になってしまったのですが、試合全体の展開としては集中できていたと思います。ハーフタイムではまず1点取ろうと、気合いを入れ直して入っていきました。序盤からそれほど悪い感じではなかった。後半に入ってもそういう流れで進んでいたので、やれそうな雰囲気は感じていました。負けるより追いついたほうが気分がいいし、次につながるかなと。最低限の結果を手に入れることができてよかったです」


[ J2:第11節 水戸 vs 横浜FC ]

2点を追う展開となった水戸は80分、鈴木隆行(写真/#30)がペナルティエリア内で倒されPK獲得。これを自ら決めて1点差に詰め寄った。鈴木隆行はこれが今季4点目となった。

PKを蹴る水戸の隆行である。
今季4点目となる得点を決め、好調さが伝わってくる。
やはり隆行の左足は頼りになるというもの。
これからも良い報を我らの届けて欲しい。
楽しみにしておる。

新潟戦レビュー

2013年04月28日 | Weblog
【J1:第8節 新潟 vs 鹿島】レポート:鹿島が新潟の追い上げを交わして、リーグ戦4試合負けなし。新潟は初の連勝を逃す(13.04.28)
4月27日(土) 2013 J1リーグ戦 第8節
新潟 2 - 3 鹿島 (14:03/東北電ス/23,578人)
得点者:6' 柴崎岳(鹿島)、56' ダヴィ(鹿島)、67' 成岡翔(新潟)、78' 山村和也(鹿島)、90'+3 大井健太郎(新潟)

鹿島が3-2で新潟を下した。前半6分、柴崎岳のミドルシュートで先制すると、後半11分にはコーナーキックからダヴィのヘディングで追加点。その後、新潟に反撃を許すが、後半33分にフリーキックから山村和也が押し込んで突き放した。
新潟は序盤にチャンスをつかむが決め切れず、後半に追加点を許した。後半22分に成岡翔、アディショナルタイムには大井健太郎のゴールで追い上げるが及ばず。今季初の連勝はならなかった。

巧者・鹿島が要所をしっかりと押さえた。前半6分、中盤でボールを奪った柴崎が中央をドリブルで持ち込む。新潟の守備の寄せが甘くなり、新潟のGK黒河貴矢が前目にポジショニングした隙を逃さなかった。「GKが前に出ていたので、後ろを狙えば、GKが戻るうちに入ると思った」。狙いすましたミドルは、黒河の手をはじき、バーに当たった後にインゴール。「イメージしたとおりの軌道だった」と会心の1発がチームを乗せた。

続く2点も相手のエアポケットを突いたもの。後半11分は野沢拓也のコーナーキックを、中央で守備を引き付けた大迫勇也がファーに流す。そこにマークを外したダヴィが頭から飛び込んだ。1点差に詰められた後半33分は、野沢のフリーキックのこぼれ球を相手がクリアしたところ、山村が押し込む。

スペースか空いた局面、相手がボールウォッチャーになったところを見逃さなかった。「鹿島の選手は勝つため、得点するために一番いいことをやっている」。新潟の柳下正明監督が脱帽するほどの勝負感。鹿島のトニーニョ セレーゾ監督は「それぞれがダイナミックさをピッチで表現できるようになった。開幕当初は集中力の持続が課題だったが、選手たちが意識して取り組むようになった」と評価した。

新潟にポゼッションを許した。ミスからボールを奪われる場面も少なくなかった。それでも、チャンスをつかんだときは集中力を発揮。「まだシーズンは始まったばかり。何かを成し遂げたわけではないので、やることは多い。しっかりとそういったことをやっていきたい」。トニーニョ セレーゾ監督の謙虚な言葉の中には、チーム力への確かな手応えが含まれていた。

新潟は終盤に成岡と大井のゴールで追い上げた。最後まであきらめなかった。ただ、安定感は欠いていた。立ち上がりはサイドを使ってアタッキングサードに。ただ、課題になっている、最後の一本の精度を欠く。左サイドから持ち込んだ田中亜土夢のシュートは枠を外れ、前線の連係からフリーになった岡本英也の一本はGKの正面。

失点も課題が出た。3失点のうち2失点はセットプレー絡み。鹿島との前回対戦、ナビスコカップ予選での2失点を加えた2試合の合計5失点のうち、4失点がセットプレーから。しかもダヴィには3点を奪われている。「悔しいの一言。悔しさを持っていないのであれば、そんな選手は成長しないし、このチームにはいらない」。柳下監督は叱責した。

田中達也が腰痛、ブルーノ・ロペスが左足首負傷で、この日はベンチ登録を外れた。岡本、川又堅碁のツートップで始まり、後半開始からは、ベンチに下がった岡本に代わって成岡が中盤からトップへ。アディショナルタイムには、高さのあるセンターバックの金根煥がFWに入るなど、スクランブルだった。そこで今季初めて複数得点を挙げたことは成果だった。ただ、「前半で取っていれば、こういう形にはならなかった」。田中亜が言うように、決定力不足の影響は大きかった。

収穫だったのはリーグ戦初スタメンでフル出場したルーキー川口尚紀。右サイドバックに入ると、果敢に前に持ち込んでチャンスメーク。守備でもジュニーニョに張り付き、ゴール前での仕事をさせなかった。「フル出場が最初の目標だった。今度は自分が試合に出て勝ちたい」。前向きな姿勢が今後、チームを刺激していく。

着実に勝点を重ねた鹿島と、波に乗り切れない新潟。1点差の中で分かれた明暗の中には。対照的なチームの状態が現れていた。

以上

2013.04.28 Reported by 斎藤慎一郎


「巧者・鹿島が要所をしっかりと押さえた」と語る新潟目線のレポートである。
巧者とは言い回しであり、鹿島を評するによく使われる。
しかしながら、この試合は守りきれず失点したことから、勝利こそ掴んだものの巧く試合を運んだとは言いがたい。
新潟の決定力不足に助けられた部分も多かったように思える。
とはいえ、それもサッカーという球技の魅力の一つと言えよう。
鬼門・東北電力ビッグスワンスタジアムにて5年ぶりのリーグ戦勝利を掴んだことは大きい。
この勢いは本物と言って良かろう。
続く5月も無敗にて突き進みたい。
楽しみにしておる。

新潟戦報道

2013年04月28日 | Weblog
鹿島が新潟の反撃かわし勝利/第8節
<J1:新潟2-3鹿島>◇第8節◇27日◇東北電ス

 ホーム新潟はFW田中達也(30)が腰痛で欠場。先手は鹿島がとった。前半6分、後方からのパスを受けたMF柴崎岳(20)がピッチ中央からロングシュート。GK黒河貴矢(32)がはじいた後にクロスバーに当たり、ゴールに吸い込まれた。新潟もカウンターを中心に反撃に出るが、前半は1-0で終了した。

 鹿島は後半11分、MF野沢拓也(31)の左CKから、最後はFWダビ(29)がヘディングで押し込んで2点目。追いかける新潟は同22分、右クロスをMF成岡翔(28)が合わせて1点を返した。だが33分、鹿島DF山村和也(23)がゴール前の混戦から頭でダメ押しゴール。新潟はロスタイムにDF大井健太郎(28)が再び1点差に迫る得点を決めたが、反撃もここまでだった。
 [2013年4月27日16時24分]

【鹿島】柴崎「勝てたことが大事」/J1

前半6分、鹿島MF柴崎は新潟MFシルバ(後方右)をかわし先制ゴールを決める(撮影・小沢裕)

<J1:新潟2-3鹿島>◇第8節◇27日◇東北電ス

 鹿島は3ゴールで新潟を圧倒し、引き分けを挟んで3連勝となった。前半6分、MF柴崎岳(20)の約35メートルのロングシュートで先制すると、その後も攻めの手を緩めることはなかった。

 柴崎は「自分のシュートより、勝てたことが大事」と話した。
 [2013年4月27日20時19分]

鹿島山村8カ月ぶりの先発で復帰弾/J1

後半、チーム3点目のゴールを決め祝福される鹿島DF山村(中央)(撮影・小沢裕)

<J1:新潟2-3鹿島>◇第8節◇27日◇東北電ス

 昨夏のロンドン五輪メンバーが躍動した! 鹿島はDF山村和也(23)のゴールなどで、アウェーで新潟を破った。昨年8月25日の新潟戦(アウェー)で右鎖骨を骨折した山村が、8カ月ぶりのリーグ戦出場で試合を決定付ける3点目。チームも08年4月2日以来、リーグでの新潟戦勝利となった。

 鬼門の地を「晴れ舞台」に変えた。後半33分、鹿島DF山村は、MF野沢のFKを頭で合わせる。相手に当たって小さくクリアされるが、ボールは再び目の前に舞い戻ってきた。再び頭でとらえ、今後こそネットを揺らした。「ごっつぁんですね」。少し照れながら昨年5月19日(対札幌)以来のプロ2点目を喜んだ。

 指揮官の言葉に反して攻め上がった。ハーフタイム。セレーゾ監督から「休養明けだし、体力に自信がないならセットプレーの時に上がらなくていいぞ」と指示が出た。にもかかわらず、3点目の場面にはゴール前へ。「1失点目は自分がマークを外してやられていたので」。そのミスを11分後に取り返してみせた。

 試合終了間際には、DF大井のシュートをクリア。だが、まるでパスを返すかのように大井にわたしてしまい、1点差と迫られた。「中途半端だった」と猛省。昨年8月の新潟戦で相手選手と接触し、右鎖骨を骨折した。DF岩政の出場停止で巡ってきた因縁の復帰戦で、1得点2失点にからんだ。よくも悪くもピッチ上の誰よりも目立った。

 出場機会に飢えていた。昨夏のロンドン五輪代表だが、けがを境にチャンスは激減。ベンチ外も続いた。理由は分かっている。積極的にボールを奪う姿勢が欠けていた。練習中、指揮官から「もっと球際に厳しくいけ」と怒鳴られることもあった。相手に体をぶつけてボールを奪う-。課題に取り組んでいる中で迎えた一戦。最後は両足をつるほど「激しくいけた」。セレーゾ監督からも、ポルトガル語で「バモ(よくやった)」と声をかけられた。

 復活を印象付ける“ドタバタ劇”の後には、安らぎが待っていた。5月上旬に第1子を出産予定の恭代夫人から「よかったね」とメールが届いた。「今から返信します」。激しい乱打戦を忘れたかのような柔和な笑顔で、バスに乗り込んだ。【湯浅知彦】

 ◆山村和也(やまむら・かずや)1989年(平元)12月2日、長崎県生まれ。国見高から流通経大に進学。U-20日本代表として参加した09年1月のカタール国際でMVPを獲得。11年11月の広州アジア大会では全試合に出場し、主将として優勝に貢献。12年に鹿島加入。同年のロンドン五輪代表で、1次リーグのスペイン、ホンジュラス戦に出場した。J1通算19試合2得点。家族は夫人。184センチ、75キロ。血液型A。
 [2013年4月28日7時15分 紙面から]

鹿島4位浮上!山村 8ヵ月ぶり先発で復活ヘッド
J1第8節 鹿島3-2新潟 (4月27日 東北電ス)


<新潟―鹿島>後半33分にゴールを決め、野沢(右)と握手する山村
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 鹿島はDF山村和也(23)の今季初得点などで3―2で新潟に快勝し、勝ち点15で4位に浮上した。

 鹿島のDF山村が復活弾を決めた。2―1の後半33分、野沢の右FKのこぼれ球に反応。混戦から生まれた相手のクリアボールを頭で押し込み「ごっつぁんゴールだったけど、いい場面で決められて良かったです」と拳を突き上げた。関塚ジャパンの一員としてロンドン五輪4強進出に貢献した直後、昨年8月25日の新潟戦で右鎖骨を骨折して離脱。今季始動から全体練習に合流したが、一時は体重がベストから2キロ増になるなど調子が上がらずメンバーに入れない時期が続いた。

 徐々にコンディションを上げ、岩政の出場停止で得た約8カ月ぶりの先発機会。ハーフタイムにはセレーゾ監督から「体力的に厳しかったらセットプレーでも上がる必要はない」と指示を受けたが、効果的な攻撃参加で結果を出した。

 趣味は寺社仏閣巡り。オフには女優の恭代夫人と大小関係なくクラブが本拠を置く茨城・鹿行(ろっこう)地域付近の神社や寺を参拝する。“困った時の神頼み”ではない、背番号4に勝利の女神もほほ笑んだ。来月上旬には第1子(男児)を授かる予定。試合後には愛妻から「良かったね」とのメールも届いた。

 前半6分には柴崎が前に出ていたGKの位置を見逃さずに約35メートルのロングシュートを決めた。若い世代の活躍で、チームは苦手の新潟からリーグ戦では08年4月2日の対戦以来10試合ぶりに勝利。リーグ4戦(公式戦7戦)負けなしで4位に浮上し、常勝軍団の定位置である首位・大宮の背中が見えてきた。

 ▽山村 和也(やまむら・かずや)1989年(平元)12月2日、長崎県長崎市出身の23歳。流通経大2年時の09年1月のアジア杯予選イエメン戦で大学生としては18年ぶりにA代表招集。10年のW杯南アフリカ大会ではサポートメンバーとして同行した。12年に鹿島に入団し、5月19日の札幌戦でプロ初ゴール。同年のロンドン五輪では予選6試合、本戦3試合に出場。J通算19試合2得点。妻は女優の三村恭代。1メートル86、80キロ。利き足は右。
[ 2013年4月28日 06:00 ]

鹿島4位浮上 リーグ新潟戦5年ぶり勝利

【写真説明】新潟-鹿島 後半33分、鹿島・山村がヘディングシュートを決め3点目=東北電、嘉成隆行撮影


J1第8節の鹿島は27日、東北電力ビッグスワンスタジアムで新潟と対戦し、3-2で競り勝った。鹿島がリーグ戦で新潟から白星を挙げたのは実に5年ぶり。今季通算成績は4勝3分け1敗、勝ち点15。鹿島は4戦負けなしで4位に浮上した。


鹿島は前半早々に柴崎のミドルシュートで先制した。後半は点の取り合いとなり、ダビ、山村がゴールを決め、相手の反撃を2点に抑えて逃げ切った。


スポットの当たる山村である。
それほど注目されていた選手と言えよう。
昨季のNo.1ルーキーとしてレギュラーポジションを得るも負傷によりシーズンを棒に振った。
その大物が8ヶ月ぶりに先発し、自らのゴールで勝利を掴んだ。
これはニュースとして美しい。
ここから出場機会を増やしていき、再びレギュラーとしてピッチに君臨して欲しいところ。
楽しみにしておる。

新潟戦コメント

2013年04月27日 | Weblog
2013Jリーグ ディビジョン1 第8節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・非常に素晴らしい試合を両チームともに見せた。それに協力したのが、サポーターだった。新潟のサポーターは素晴らしく、満員のスタジアムでプレーすることは選手にとっても励みになり、それがJリーグの質の底上げにつながってくると思う。両チームがそれぞれの特徴のサッカーをピッチの中で表現できた試合だったのではないかと思う。

・レオ シルバは活動量や機動性が高いので、そういった選手を自由にさせないということは徹底させないといけない。ハイペースで試合が進んでいるから、60分、70分あたりで本山を入れて再びレオ シルバのケアをしたことで、彼らの後ろでの起点がなくなったし、イングランドスタイルの4番の金根煥をFWに上げてロングボールという形になった。センターバックとしてもFWとしても、素質が高い選手を抱えているからできることでもある。そこで我々はセカンドボールをしっかり拾わないといけない作業があり、少しずつ相手が要所要所で出そうとしているサッカーの変化、面白さを我々が抑えることができた。

・両チームともにチャンスを多く作っていると思う。そこで我々が得点して、相手が得点できなかったことが結果に現れていると思う。ただ、チームとして守備で何をすべきかということを考えなくてはいけない。チームとしてはそこを構築している段階だから被シュートが多いのはやむを得ない部分も多少はある。同じメンバーで戦っているわけで、そのメンバーがチームスピリッツやクラブの伝統である団結や結束があって、去年の序盤よりもいい成績が残せるようになってきている。あとは、犠牲心を持って献身的にフォア・ザ・チームというスピリットでみんながチームのために走り、戦い、頑張るという基本的なことをできているので、チームの成熟が試合の中で見受けられるようになってきている。安定したパフォーマンスを前後半でできるようになってきている。あとは、シュートの数で相手が上回っていて我々が下回っていた場合、多少相手が打った時に運が味方している部分、GKの能力が高い、あとは相手の決定力が低いということも挙げられる。



【柴崎 岳】
内容は五分五分でチャンスは両チームにあったと思う。前半の攻撃が単調でハーフタイムに監督から指示があった。守備は軽さが目立ったので、同じミスをしないように修正しなくてはいけない。(ゴールは)何度も打てるようなシュートでなく偶然に入っただけ。ボールを受けて相手GKの位置を見たら下がっていたので、その間に打った。早い段階で先制出来た事が良かった。

【青木 剛】
連戦の最後の試合をアウェイだが勝てる事が出来て良かったと思う。

2013年04月27日(土)

本日行われたJ1第8節新潟戦は3-2で勝利しました。

【J1:第8節 新潟 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.04.27)
4月27日(土) 2013 J1リーグ戦 第8節
新潟 2 - 3 鹿島 (14:03/東北電ス/23,578人)
得点者:6' 柴崎岳(鹿島)、56' ダヴィ(鹿島)、67' 成岡翔(新潟)、78' 山村和也(鹿島)、90'+3 大井健太郎(新潟)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:新潟とはこの2週間ほどで2度目の対戦になるが、前回とは違いは感じたか。
「前回、ヤマザキナビスコカップで対戦したときよりも、今日の方が運動量を上げて、戦う姿勢を見せてきた。連係もアイデアの部分も高まっている。素晴らしい指導を徹底されていることを感じる。今日は場合によっては引き分けで終わってもおかしくない状態だった」

Q:先制点の柴崎選手は、ここ数試合パフォーマンスがいいのでは。
「今日に始まったことではなく、彼は昨年から、巻いた種を取り込んでいる。今年も継続してより高いレベルのものを発揮してもらいたい。ダイナミックさがあり、技術もしっかりしている。年齢に似合わずボールもさばけるのも特長」

Q:順位が上昇しているが、取り組んできたことのどういうところが進歩しているのか。
「悪い状況の時にどう打開するかを実行している。自分が言わなくても、クラブの伝統としてそれがある。どうやって良くしていくか、一人一人が考えて実行している。それぞれがダイナミックさをピッチで表現できるようになった。開幕当初は集中力の持続が課題だったが、選手たちが意識して取り組むようになった。守備のアグレッシブさも連動してできるようになってきた。私が前回監督をしていた時、今の大半のメンバーが若手だった。彼らのことを私が知っていて、私のことを彼らも知っている。これも浸透しやすい要素。ただ、まだシーズンは始まったばかり。何かを成し遂げたわけではないので、やることは多い。しっかりとそういったことをやっていきたい」

以上

【J1:第8節 新潟 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.04.27)
●柴崎岳選手(鹿島):
「先制点は、ああいうチャンスは何度も来るわけではない。GKが前に出ていたので、後ろを狙えば下がるうちに入るかと思った。イメージどおりの軌道だった。試合的には五分。チャンスはどちらにもあった。うちはまだ守備の軽さが目立った」

●山村和也選手(鹿島):
「久しぶりの出場だったので、監督からは、セットプレーのときに負担が大きかったら上がらなくてもいいといわれていた。ただ、得点シーンのときは、まだ
動けていたので上がった。ゴールそのものは『ごっつあん』。ただ、失点がよくない。1点目は自分のマーク。もっとタイトに寄せなければ。2点目もマークがずれた。思ったより試合から遠ざかっていた感じはしなかったが、最後は足がつった」
[ J1:第8節 新潟 vs 鹿島 ]

0-0で迎えた6分、アウェイの鹿島は柴崎岳(写真)がPA外から無回転のミドルシュートを決めて幸先良く先制する。柴崎は今季2点目のゴールとなった。

[ J1:第8節 新潟 vs 鹿島 ]

先制した鹿島は56分、CKから大迫勇也がすらしたボールをダヴィがヘッドで押し込み追加点をあげる。ダヴィはリーグ戦4試合ぶりのゴールとなった。

[ J1:第8節 新潟 vs 鹿島 ]

2-1と鹿島リードで迎えた78分、CKのこぼれ球をリーグ戦初出場の山村和也が決めて再びリードを2点にする。山村は今季初ゴールとなった。

[ J1:第8節 新潟 vs 鹿島 ]WOWプレーヤーズアワード:山村和也選手(鹿島)

本日の試合で決勝点をあげた山村和也選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


柴崎のスーパーミドルで先制の鹿島、復帰の山村もゴールを決め新潟下す
13/4/27 16:06

[4.27 J1第8節 新潟2-3鹿島 東北電ス]

 鹿島アントラーズが敵地でアルビレックス新潟を3-2で下した。

 いきなりのスーパーミドルが決まった。鹿島は前半6分、GKの流れから中盤でボールを受けたMF柴崎岳が、ゴールまで30mの位置から右足を一閃。GK黒河貴矢の手に当たるが、勢いに乗ったボールはクロスバーを叩き、そのままゴールラインを割った。

 ビハインドを背負った新潟だったが、ホームの声援にも押され、徐々にペースを取り戻しにかかる。前半10分にはMF田中亜土夢が強烈ミドルを放つ。同18分にはFW岡本英也が抜け出しシュートを放つが、GK曽ヶ端準の正面を突いてしまった。

 だが次の得点も鹿島に入る。後半11分、右サイドからのCKをMF野沢拓也が蹴ると、ニアでFW大迫勇也がそらす。これによってマークを外し、走り込んだFWダヴィが頭で押し込み、リードを広げた。

 新潟も後半22分にMF成岡翔のゴールで1点差に迫るが、鹿島は同33分、右サイドから野沢がFKを蹴り入れると、中央混戦となったボールをDF山村和也が押し込み、再びリードを2点に広げた。山村は今季リーグ戦初出場。出場停止のDF岩政大樹の代役としての役割を見事にこなした。

 後半ロスタイムには新潟が、セットプレーの流れからDF大井健太郎が押し込んだが、同点までは届かず。鹿島らしい勝負強さを見せた鹿島が3-2で逃げ切り、4月の公式戦の成績を6勝1分と負けなしで終えた。

 決勝点を決めた山村は、「いいところにこぼれてきた。決めることが出来てよかった」と笑顔を見せた。怪我で出遅れたこともあり、ようやくこの日が初先発となった。「久しぶりの試合だったので、体を動かして試合に慣れることを意識して臨んだ」と安どの表情を浮かべた。


五分五分の戦いであったと述べる監督と岳である。
確かに勝負はどちらに転んでもおかしくなかった。
そこを勝ちきったのは運だけでは無かったように思う。
岳のスーパーミドルもセットプレイのこぼれ球も、それを呼び込むプレイがあってこそ。
自分たちのサッカーに自信を持って挑んでおる証拠であろう。
この試合にてリーグ戦での5年に及ぶ新潟戦の未勝利を覆した。
この勢いで勝利を積み重ねたい。
期待しておる。

山村、先発へ

2013年04月27日 | Weblog
鹿島山村、因縁の新潟戦先発でリベンジ
 鹿島が因縁の相手にリベンジする。DF山村和也(23)が、今日27日のアウェー新潟戦に先発する可能性が高まった。DF岩政の出場停止でつかんだチャンス。昨年8月25日の同じカードで、接触プレーを起因に右鎖骨を骨折して以来、8カ月ぶりのスタメン。年末に完治したが「2キロぐらい太って、開幕前まで体が重かった」と戦線復帰まで半年を要した。「けがした新潟戦で先発の可能性がまわってくるのは何かあるのかな。きっちり抑え込みたい」と目をぎらつかせた。
 [2013年4月27日7時3分 紙面から]

先発が予想される山村である。
奇しくも相手は新潟。
昨季、山村が負傷した際の相手であった。
この試合、カウンター一発に泣いたが、山村自身のパフォーマンスは良かったことを記憶しておる。
ルーキーとしてプロの水に馴染んできたところでの負傷離脱は本人にとってもチームにとっても痛かった。
そして、復帰後にコンディションが整わず、ベンチ入りすらままならぬ状況となり悔しい思いをしたことであろう。
この不思議な縁のある新潟戦にて、良いプレイをしチームを勝利に導くのだ。
山村の躍動を期待しておる。

髭戦術浸透で、大迫がシンプルに点を取る

2013年04月27日 | Weblog
【鹿島】鬼門の新潟破って4年ぶりの4月無敗へ
 鹿島は27日の新潟戦へ向け、鹿嶋市内で調整した。今月は公式戦5勝1分け。このまま負けなしなら、最後に優勝した09年以来となる4月無敗となる。東北電スはリーグ戦で4年間勝ちがないが、10日のナビスコ杯では勝利するなど苦手意識は「全然ない」とFW大迫。「(無敗は)守備の規則など、やるべきことがはっきりしているから。シンプルに点を取る」。出場停止のDF岩政の分まで、エースが爆発する。
(2013年4月27日06時02分 スポーツ報知)

4月無敗がニュースになっておる。
記録によると2009年以来とのこと。
この年の4月の締めくくりは岩政のクラブ1000得点目のメモリアルゴールにて勝利した。
この勝利ににて首位に躍り出たことを記憶しておる。
今年も4月無敗て終えたいところ。
この好調の理由を「守備の規則など、やるべきことがはっきりしている」と大迫は語る。
今季より就任したトニーニョ・セレーゾ監督の戦術が深く浸透しておることが見て覗える。
堅実な戦いで確実に勝ち点を得ていく様は、まさに髭監督のやり方と言えよう。
今日も必ずや勝利という結果を出してくれるに違いない。
楽しみにしておる。