鹿島アントラーズ原理主義

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どんなメンバーであろうが勝つ、それが鹿島

2016年05月24日 | Weblog
どんなメンバーであろうが勝つ。それが鹿島
昨季のJリーグヤマザキナビスコカップ王者の鹿島だが、前節の湘南戦に逆転負けを喫し、すでにグループステージ敗退が決定してしまった。また、対戦相手の磐田も勝点4の5位にとどまっており、2位の神戸の勝点が10に到達しているため、残り2試合を連勝しても他チームの結果によっては敗退が決まってしまう。両チームにとってモチベーションの持って行き方が難しそうに見えるが、なかなか興味深い試合となりそうだ。

まず、勝ってもノックアウトステージにつながる可能性が全くない鹿島だが、この試合の重要性は高い。なぜなら、残り4試合に迫った明治安田J1 1stの優勝争いに影響を与えるからだ。5月21日に行われた明治安田J1 1st第13節の名古屋戦では、後半アディショナルタイムに決勝点を奪う逆転劇を演じた。それによりチームに生まれた勢いは最高潮に達している。大会は変わるが、この勢いを継続させるには公式戦を連勝していくことが何よりも重要だ。3つある国内タイトルのうち、1つの可能性が消えてしまったからこそ、残されたタイトルへの思いは強くなっている。

センターバックを務めるディフェンスリーダーの昌子源は、どんなメンバーになろうと、今後につなげるためにも勝たなければならないことを強調した。

「ナビスコが終わって消化試合だからといって、11人全員が若手だとしても、それでも勝たないといけない。どんなメンバーだろうが、消化試合と言われようが、ナビスコの残り2試合は勝つというのが、鹿島の義務だと思う。ノックアウトステージにつながらない、先のない試合だけど、今後につながる試合をしたいし、そういうのってリーグ戦にも絶対につながってくる」

抜群の身体能力を発揮して見せたブエノとのコンビネーションをさらに深めるためにも、お互いの理解を深めることで「もっといい関係になると思う」とも話した。場合によっては、メンバーをあまり変更せずに戦うことも予想される。

対戦相手の磐田も、流れを大事にしたい気持ちは変わらないだろう。小林 祐希が3試合連続得点と絶好調。21日の明治安田J1 1st第13節の甲府戦を3-1と快勝し、順位も7位まで押し上げてきた。ナビスコカップはメンバーを入れ替えつつ戦ってきたが、せっかく生まれた良い流れを継続させたい気持ちは強いはずだ。ただし、ここまで4試合を戦い2得点と得点力不足には悩まされてきた。小林に続く存在が出てくることに期待しているのは、名波 浩監督だけではないだろう。

リーグ戦の対戦は、1-1の引き分けで終わったが、同点に追い付いてから勢いがあったのは磐田の方だった。アウェイで苦い経験を味わった鹿島としては、その借りを返したい一戦である。

[ 文:田中 滋 ]



チンチロリン


「なかなか興味深い試合となりそうだ」と綴るJリーグ公式の田中滋氏である。
敗退が決まり、消化試合となるこの試合であるが、チームの士気は下がっておらぬ様子。
源は、「勝つというのが、鹿島の義務だと思う」と高い意識を語る。
メンバーを入れ替え、若手中心で組むとすれば、逆に大きなチャンスと捉えるところ。
勝利に導く力があるところを示すのだ。
鹿島の伝統を受け継ぐべき者であることを証明せよ。
かつて現役選手時代に「誰が出ても鹿島は鹿島」とコメントした名波監督に改めてその言葉を言わせたい。
気合いを入れてスタジアムに向かう。
楽しみである。


チンチロリン

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-05-24 12:26:38
相手はジュビロ磐田、それだけで十分に燃える。

マティの先発なんて面白そう。
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