2014年を振り返りたい。
・大迫1860ミュンヘン移籍。
2013年末に観戦という名目で渡独したところから、わかってはいたが、年明けに決まってしまった。
非常に残念。
フロントとしても、替えの効く選手ではないということで補強しなかったことが、ダヴィの負傷が重なり優勝を逃すことに繋がったようにも思える。
1部昇格を逃したことで夏にケルンへ移籍するも、現時点では出場機会に恵まれておらぬ。
ここの状況は鹿島にとっても大迫にとっても不幸であるはず。
双方が幸せになる手立てがあるだけに、考えたいところ。
・新加入選手。
新人として赤、杉本太郎、小泉、カイオ、移籍選手として山本脩斗、新助っ人としてルイス・アルベルトが入団した。
結果的に脩斗とカイオは主軸として定着し、赤もダヴィの負傷で先発に名を連ねた。
もう一コマと言いたいところもあるが、ダヴィの負傷がなければ悪くない人選だったように思う。
・西移籍騒動、中川引退
西がチームの始動に遅れて合流し、制裁となった。
西本人としては、欧州移籍の夢があり、それが叶う寸前であっただけに気持ち的にも複雑であったであろう。
このせいかどうかは不確かであるが、W杯での中断までポジションを失うこととなった。
しかしながら、ユキの負傷離脱によりチャンスを得ると、素晴らしいパフォーマンスで、周囲を驚かせたことも特筆すべき事。
来季も活躍してくれるであろう。
そして、Twitter問題で厳重注意を受けていた中川が引退の決断をした。
大迫の移籍でFWの層が薄くなり、チャンスを得る可能性があっただけに口惜しさが残る。
とはいえ、本人の決断は尊重すべきであろう。
・プレシーズン。
PSM水戸戦は大雪により中止。
鹿島クラブハウスグラウンドにて練習試合を行った。
また、ヴェルディとの練習試合では、鹿島の不調だけが目立ち、開幕に不安を残した。
・リーグ戦序盤。
蓋を開けたところ、源、豊川が先発起用され、2013年シーズンよりポジションを得ていた岳、聖真、ユキと共に非常に若いチームで開幕した。
3月4月は勢いもあり、チームは好調であった。
しかしながら、5月に大失速してしまう。
ここの連敗は若さの露呈と言うよりも、致命的なミスが重なった結果のように思える。
自ら勝ち点を放棄した試合が散見された。
・ダニーさん。
長らくカシマスタジアムのDJを務めておったダニー石尾さんが急逝。
悲しみに包まれた。
・ナビスコ杯。
勝ったり負けたりで、GS敗退。
相手を圧倒していたアウェイのガンバ戦を落としたことが影を落としたように思う。
リーグ戦と共に5月の不調がもろに影響を及ぼした可能性もある。
これもサッカーの魅力であるが、口惜しい。
・天皇杯。
不覚にもJFLのソニー仙台にPK戦にて敗れ敗退。
言い訳のしようがなかろう。
・途中補強。
3月にジャイール、8月にジョルジ・ワグネルを補強。
結果的には二人ともポジション得ることはできなかった。
指揮官としては、左サイドに不安を感じておった模様。
このポジションについては、カイオが急成長し、シーズン終盤には助っ人らしい活躍をしたことで、問題は解決したように見える。
・野沢移籍。
ポジションを失っておった野沢が仙台に移籍。
鹿島を象徴、そして三連覇の立役者がクラブを去ったことは悲しい。
とはいえ、野沢の尽力にて仙台はJ1残留を決めたように思う。
双方にとって幸せだったのではなかろうか。
・リーグ戦の結果。
最終節に2点差で勝利しておれば優勝しておった。
しかしながら、敗戦を喫し3位に終えた。
最終節は悔しいが、10月の未勝利が大きな痛手であろう。
ガンバ戦、柏戦の逆転負け、浦和戦の追いつかれての引き分けは、勝てた試合であっただけに無念である。
ダヴィの出場停止、負傷離脱が効いたように思う。
夏場の赤の負傷離脱と共に、FWの層を薄くしたことで優勝を逃したと考えるのが普通なのではなかろうか。
大迫の穴と言い切っても良い。
しかしながら、若き源、植田、カイオの定着は、岳、聖真の安定感と共に大きな収穫であろう。
来季は更に豊川や赤、バチ、ユキも追随すると思われる。
楽しみな布陣であることに疑いはない。
・退団選手。
中田浩二の引退は深く寂しい気持ちにさせられた。
鹿島の歴史に大きく名を刻んだレジェンド。
これからは、別の角度で貢献してくれるであろう。
宮内とルイス・アルベルトは契約満了にて退団。
宮内はU-22選抜にてJ3の試合に出ていただけに、惜しい。
また、ルイス・アルベルトは出場すれば良い働きをしておっただけに惜しむ声が多い。
とはいえ、助っ人としてクオリティの差を出し切ったかというとそこについては言い切れぬ。
カイオのA契約移行で外国人枠が埋まってしまうことも理由の一つであろう。
・来季に向けて。
新人としては、高卒の久保田和音くん、ユースから大橋くん、鈴木優磨くんが入団。
FWの高崎が徳島から加入が決まっておる。
特に層の薄いFWには高さのある高崎の加入は心強い。
また、いくつかの噂がある。
悲願のアジア制覇と国内タイトル奪還へ向けて、今季芽吹いた若き力を収穫する年となろう。
楽しみである。
良いお年を。
・大迫1860ミュンヘン移籍。
2013年末に観戦という名目で渡独したところから、わかってはいたが、年明けに決まってしまった。
非常に残念。
フロントとしても、替えの効く選手ではないということで補強しなかったことが、ダヴィの負傷が重なり優勝を逃すことに繋がったようにも思える。
1部昇格を逃したことで夏にケルンへ移籍するも、現時点では出場機会に恵まれておらぬ。
ここの状況は鹿島にとっても大迫にとっても不幸であるはず。
双方が幸せになる手立てがあるだけに、考えたいところ。
・新加入選手。
新人として赤、杉本太郎、小泉、カイオ、移籍選手として山本脩斗、新助っ人としてルイス・アルベルトが入団した。
結果的に脩斗とカイオは主軸として定着し、赤もダヴィの負傷で先発に名を連ねた。
もう一コマと言いたいところもあるが、ダヴィの負傷がなければ悪くない人選だったように思う。
・西移籍騒動、中川引退
西がチームの始動に遅れて合流し、制裁となった。
西本人としては、欧州移籍の夢があり、それが叶う寸前であっただけに気持ち的にも複雑であったであろう。
このせいかどうかは不確かであるが、W杯での中断までポジションを失うこととなった。
しかしながら、ユキの負傷離脱によりチャンスを得ると、素晴らしいパフォーマンスで、周囲を驚かせたことも特筆すべき事。
来季も活躍してくれるであろう。
そして、Twitter問題で厳重注意を受けていた中川が引退の決断をした。
大迫の移籍でFWの層が薄くなり、チャンスを得る可能性があっただけに口惜しさが残る。
とはいえ、本人の決断は尊重すべきであろう。
・プレシーズン。
PSM水戸戦は大雪により中止。
鹿島クラブハウスグラウンドにて練習試合を行った。
また、ヴェルディとの練習試合では、鹿島の不調だけが目立ち、開幕に不安を残した。
・リーグ戦序盤。
蓋を開けたところ、源、豊川が先発起用され、2013年シーズンよりポジションを得ていた岳、聖真、ユキと共に非常に若いチームで開幕した。
3月4月は勢いもあり、チームは好調であった。
しかしながら、5月に大失速してしまう。
ここの連敗は若さの露呈と言うよりも、致命的なミスが重なった結果のように思える。
自ら勝ち点を放棄した試合が散見された。
・ダニーさん。
長らくカシマスタジアムのDJを務めておったダニー石尾さんが急逝。
悲しみに包まれた。
・ナビスコ杯。
勝ったり負けたりで、GS敗退。
相手を圧倒していたアウェイのガンバ戦を落としたことが影を落としたように思う。
リーグ戦と共に5月の不調がもろに影響を及ぼした可能性もある。
これもサッカーの魅力であるが、口惜しい。
・天皇杯。
不覚にもJFLのソニー仙台にPK戦にて敗れ敗退。
言い訳のしようがなかろう。
・途中補強。
3月にジャイール、8月にジョルジ・ワグネルを補強。
結果的には二人ともポジション得ることはできなかった。
指揮官としては、左サイドに不安を感じておった模様。
このポジションについては、カイオが急成長し、シーズン終盤には助っ人らしい活躍をしたことで、問題は解決したように見える。
・野沢移籍。
ポジションを失っておった野沢が仙台に移籍。
鹿島を象徴、そして三連覇の立役者がクラブを去ったことは悲しい。
とはいえ、野沢の尽力にて仙台はJ1残留を決めたように思う。
双方にとって幸せだったのではなかろうか。
・リーグ戦の結果。
最終節に2点差で勝利しておれば優勝しておった。
しかしながら、敗戦を喫し3位に終えた。
最終節は悔しいが、10月の未勝利が大きな痛手であろう。
ガンバ戦、柏戦の逆転負け、浦和戦の追いつかれての引き分けは、勝てた試合であっただけに無念である。
ダヴィの出場停止、負傷離脱が効いたように思う。
夏場の赤の負傷離脱と共に、FWの層を薄くしたことで優勝を逃したと考えるのが普通なのではなかろうか。
大迫の穴と言い切っても良い。
しかしながら、若き源、植田、カイオの定着は、岳、聖真の安定感と共に大きな収穫であろう。
来季は更に豊川や赤、バチ、ユキも追随すると思われる。
楽しみな布陣であることに疑いはない。
・退団選手。
中田浩二の引退は深く寂しい気持ちにさせられた。
鹿島の歴史に大きく名を刻んだレジェンド。
これからは、別の角度で貢献してくれるであろう。
宮内とルイス・アルベルトは契約満了にて退団。
宮内はU-22選抜にてJ3の試合に出ていただけに、惜しい。
また、ルイス・アルベルトは出場すれば良い働きをしておっただけに惜しむ声が多い。
とはいえ、助っ人としてクオリティの差を出し切ったかというとそこについては言い切れぬ。
カイオのA契約移行で外国人枠が埋まってしまうことも理由の一つであろう。
・来季に向けて。
新人としては、高卒の久保田和音くん、ユースから大橋くん、鈴木優磨くんが入団。
FWの高崎が徳島から加入が決まっておる。
特に層の薄いFWには高さのある高崎の加入は心強い。
また、いくつかの噂がある。
悲願のアジア制覇と国内タイトル奪還へ向けて、今季芽吹いた若き力を収穫する年となろう。
楽しみである。
良いお年を。