鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

バチ、フィジカル強化中

2012年04月30日 | Weblog
2012年04月30日(月)

G大阪戦にスタメン出場した選手以外は9時より室内トレーニング後、フィジカルトレーニングを実施しました。午後練習は15時スタートとなります。

フィジカルトレーニングを行うバチである。
バチの積極的ディフェンスを更に伸ばすには、フィジカルの強化は重要と言えよう。
素早い動き出しで攻撃の芽を摘み、両足からパスを繰り出す姿は頼もしい。
将来の中盤を背負っていく逸材である。

シャルケ・篤人、ラウルとやれて幸せ

2012年04月30日 | Weblog
内田 フル出場で完封勝利に貢献!来季CL出場権確定
ブンデスリーガ シャルケ4-0ヘルタ (4月28日)


ヘルタ戦の前半、先発出場し攻め込むシャルケの内田
Photo By 共同


 シャルケのDF内田篤人はフル出場し完封勝利に貢献。3位が確定し来季の欧州CL本大会出場が決定した。

 来季への抱負を問われると「自分が(シャルケに)いるかは知らないです」と去就については明言を避けた。今季のホーム最終戦で、ファンに惜しまれながら別れを告げた元スペイン代表FWラウルについて「人間性も凄い。プロのアスリートって、こういうのを目指さないといけない。2年間、一緒にやれて幸せ」と話した。

[ 2012年4月30日 06:00 ]

先発フル出場で完封勝利に貢献したシャルケの篤人である。
この勝利でリーグ戦3位が確定し来季のCL出場が確定したとのこと。
しかしながら、篤人がシャルケにいるかどうかは微妙の様子。
篤人の去就に注目である。

ガンバ戦レビュー

2012年04月29日 | Weblog
【J1:第8節 鹿島 vs G大阪】レポート:苦しい時期を乗り越えた鹿島が、遠藤の3戦連発、興梠の4戦連発など合計5ゴールの大勝!(12.04.29)
4月28日(土) 2012 J1リーグ戦 第8節
鹿島 5 - 0 G大阪 (15:34/カシマ/17,583人)
得点者:42' 遠藤康(鹿島)、53' 興梠慎三(鹿島)、71' 大迫勇也(鹿島)、89' 本山雅志(鹿島)、90'+3 大迫勇也(鹿島)


まさに昨季の雪辱を果たす快勝だった。ジョルジーニョ監督になって以来の最多得点となる5ゴールでG大阪を圧倒。昨季、カシマスタジアムで1-4という屈辱的な敗戦を払拭する内容で、リーグ戦3連勝をあげた。

序盤から鹿島は積極的な試合を展開する。開始直後に興梠慎三が速い攻めからシュートを見舞い、その後も、ドゥトラ、大迫勇也がペナルティエリアの内側やその付近から、次々とゴールを狙う。どちらかといえばスロースタートの試合が多いなか、コンパクトに保たれた中盤が相手のパスを奪い、そのままの勢いで相手ゴールを強襲する場面が続いた。

しかし、なかなかゴールが生まれない。23分、遠藤康がスルスルと中盤を抜け出し、さらにドゥトラがゴール前まで切り込んで相手DFを引きつけて左サイドへ優しいパス。そこへ小笠原満男がフリーで走り込んだが、左足のシュートはゴールマウスの上に外れてしまう。見事に相手を崩しきった場面でも得点が奪えずにいると、徐々にペースはG大阪へ移っていった。
だが、こちらも得点が奪えない。サイドからクロスを送る場面をつくるも、鹿島のDF陣の集中力は高く、3試合連続ゴール中の佐藤晃大に決定的な場面をつくらせなかった。

すると42分、過去2試合でいずれも鹿島に勝利をもたらした男が、この日も大仕事をやってのける。右サイドのタッチライン際で大迫が起点をつくると、西大伍がゴールのニアポストに向けて走り込む。慌ててDFが応対に出たが、西からひとつ内側にいた遠藤にパスが送られると、その左足から強烈なシュートが相手ゴールに突き刺さり、良い時間帯で鹿島が先制点を奪う。

後半は、一進一退の攻防となるかと思われたが、一方的な展開に。この45分では左サイドの支配者となった新井場徹から再三再四チャンスが生まれ、53分に新井場の折り返しを興梠が鋭いターンでマークを振り切る得点で追加点。71分には、それまで何度もゴールに嫌われていた大迫が待望の今季初ゴールをあげてさらに突き放す。特に、大迫のゴールは本人だけでなく、鹿島に関わる誰もが待ち望んだ得点だったため、この時点でカシマスタジアムはかなりのボルテージの高さだった。
しかし、ここでジョルジーニョ監督はさらにギアをあげる。77分に、興梠とドゥトラに代えて本山雅志、ジュニーニョを投入。すると、89分に、その本山がミドルシュートを叩き込み、こちらもうれしい今季初ゴールとなった。さらに終了間際には、遠藤のスルーパスを相手GKが処理をあやまり後逸。大迫が無人のゴールに蹴り込み、5得点の大勝劇を締めくくった。

得点力もさることながら、守備陣も最後まで集中を切らさず、リーグ戦では今季初の完封勝利。序盤戦こそ苦しんだが、その困難を乗り越えた結果、ジョルジーニョ監督の目指すサッカーが浸透してきた。どこかチグハグだったところのあった戦術的な指示や、交代策も、いまはピタリとはまる。
「いろんな見極めに時間が必要でした。また、なおかつ、彼らも僕がどういうことを求めているのか理解するのには時間を要すると考えていました。選手たちも少しずつそれを理解できるようになってきたのではないかと思います」
監督と選手が、敗戦に流されることなく、根を詰めて勝つための方法を探ってきた結果が実りつつある。

ただし、ジョルジーニョ監督に浮かれた様子はいっさいない。
「いろんな歯車が噛み合うようにはなってきました。ただ、なにかを成し遂げたわけではありません」
目指すのは頂点。そのために、足下の一歩一歩を大事に踏みしめる。

G大阪にとってはACLを含めてアウェイ3連戦だっただけに苦しいスタートとなった。ボールを奪う形を、チームとして見せられなかったところが気になるところ。ともに世代交代を進める時期での対戦だったが、くっきりと明暗が分かれる結果となった。


以上
2012.04.29 Reported by 田中滋


序盤の攻勢で得点出来なんだ時は、不安が胸をよぎった。
試合後の結果は喜ばしいが、前半終了時は最少得点であり、ガンバの攻撃力を考慮すれば安心出来る点差ではなかったと言えよう。
昨季、一昨年のシーズンと、試合終了間際に追いつかれるシーンを何度も体験してきただけに、ここで気を緩めることは出来なかった。
しかしながら、この試合の鹿島の守備陣の集中と、攻撃への切り替えは素晴らしかった。
特筆すべきは新井場ではなかろうか。
右サイドの西大伍が二試合連続アシストで注目されておるが、左に戻った新井場は記録には残らぬプレイで攻守にチームを延引しておる。
新井場のスピード、突破力はJリーグ随一であろう。
この試合ではルーレットも魅せ、調子の良さが伝わってきた。
今季初の完封勝利が次の清水戦に繋がるよう、守備の連携を更に極めていって欲しい。
期待しておる。

神戸・田代、負傷で途中交代

2012年04月29日 | Weblog
神戸田代 左ふくらはぎ痛で交代/J1
<J1:横浜3-1神戸>◇第8節◇28日◇日産ス

 神戸の元日本代表FW田代有三(29)が、アクシデントに見舞われた。鹿島時代の昨年12月に左足首を手術し、21日柏戦で今季初先発したばかり。この日の前半終了間際に今度は左ふくらはぎ痛を発症して負傷交代した。田代は「少し痛みが出た」と明かし、和田監督も「診断しないと正確なことは分からない」と渋い表情。エース大久保が重度の右足首捻挫を抱えており、長期離脱になれば緊急事態になる。

 [2012年4月29日10時25分 紙面から]

左ふくらはぎ痛で途中交代した神戸の田代である。
先発に定着するかと思われた矢先にこのトラブルは痛いであろう。
チームは逆転負けし、踏んだり蹴ったりである。
症状が軽いことを祈る。
是非とも5月26日の試合では対戦したいのだ。
田代を抑え込み勝利して、我等の力を改めて、田代・野沢・伊野波、羽田に知らしめたい。
復帰を心待ちにしておる。

ガンバ戦報道

2012年04月29日 | Weblog
【鹿島】遠藤点火弾!興梠続いた弾/J1

前半、ゴールを決める鹿島MF遠藤(右)(撮影・狩俣裕三)

<J1:鹿島5-0G大阪>◇第8節◇28日◇カシマ

 鹿島大勝ののろしは、MF遠藤康(24)があげた。前半42分、後方から走り込んで左ミドルを突き刺した。「いい距離感でみんながやるべきことをやれている」と遠藤はリーグ3戦連続ゴールを決めた。さらに後半8分、FW興梠慎三(25)が左足で追加点を決めて、公式戦5戦連発。「点は必ず取れると思ってやっている」と、好調ぶりを発揮した。チームはこれで3連勝。最高の形でゴールデンウイークに突入した。
 [2012年4月28日20時39分]

大迫、オレが五輪エース弾/J1

2点目となるゴールを決め、ガッツポーズをする鹿島FW大迫

<J1:鹿島5-0G大阪>◇第8節◇28日◇カシマ

 鹿島が五輪代表FW大迫勇也(21)の2得点1アシストの大爆発で、G大阪に大勝した。大迫は後半26分に今季初ゴールを決めると、同44分に技ありアシスト。終了間際にはダメ押し弾を決めてMVPにも輝き、ロンドン五輪開幕まで3カ月を切り、代表メンバー入りどころか、エースに名乗り出た。

 悩める日々は、自らの声で終止符を打った。ゴール前で待ち受けた大迫は、MFドゥトラから横パスを引き出すと右ミドルを突き刺した。「めちゃくちゃドゥトラを呼びました。ここ何試合、内容よくても点を取れなかったから」。この1点で21歳が勢いづいた。後半44分には軸足の後ろにボールを通すノールックパスでゴールを演出。ロスタイムには相手のミスから転がり込んで2点目。力を証明するには十分な結果だった。

 五輪イヤーの12年を特別な思いでスタートさせた。年明け早々に体を動かしたのも「今年はロンドンがあるから」。Jリーグと並行しながらアジア予選、本大会を戦い抜く覚悟を決めていた。「超高校級」と言われていたU-17日本代表では、U-17W杯直前で代表メンバーから外れた苦い記憶がある。同じ過ちを繰り返したくなかった。

 今月はザックジャパンの国内組で行われたA代表候補合宿にも選ばれた。常連組が肩の力を抜いている中で、事実上の初選出に「リラックスなんてとんでもない。緊張感が半端じゃないですよ」と刺激を受けた。一方で、「組み合わせの話ばかりしていた。スペインと同じ組になって、楽しみがまた増えました」。欧州の強豪だろうと、物おじするつもりはない。

 五輪へ追い風となる完勝の後味は、格別だった。この日のMVPに選ばれ、ヒーローインタビューのお立ち台では、はっきりと言った。「まだまだゴールを奪える。これ以上の声援を、よろしくお願いします」。2得点1アシストで勝利の立役者になった若きエースは、これ以上の活躍をするつもりだ。【栗田成芳】
 [2012年4月29日7時6分 紙面から]


鹿島・大迫、今季初得点!代表候補合宿で刺激

ゴールを決め、興梠(右)とタッチする大迫

 J1第8節(28日、鹿島5-0G大阪、カシマ )もんもんとした日々を抜け出した。2-0の後半26分、ゴール前に走り込んだ鹿島のFW大迫が、MFドゥトラのパスに反応し右足一閃。ゴールが決まると思わず右拳を突き上げ叫んだ。

 「長かったね…。どうしようかと思ってた」。リーグ8戦目での今季初得点。「きょうは何本シュート打ってでも点を取ろうと思っていた」という不屈の思いが結実。同ロスタイムには相手GKのミスから流れたボールを無人のゴールに流し込み2得点1アシストで5-0の完勝に貢献した。

 25日まで日本代表候補合宿に参加し、刺激を受けた。U-23代表では不動のレギュラーだが、五輪本番に向け気が抜けない。「これからJでどんどん点を積み重ねていきたい」と誓いも新たにした。(佐藤ハルカ)
(紙面から)


興梠4戦連発!鹿島5発圧勝で3連勝
J1第8節 鹿島5―0G大阪 (4月28日 カシマ)


<鹿島・G大阪>後半、ゴールを決め、興梠(右)とタッチする鹿島・大迫
Photo By 共同


 鹿島が5点を挙げて、リーグ戦3連勝を飾った。序盤からピッチを広く使ったパスワークで主導権を握ると、前半42分に遠藤が左足で先制。後半8分には興梠が4試合連続ゴールを決め、さらに加点した。

 G大阪は攻守に精彩を欠いた。
[ 2012年4月28日 17:59 ]

大迫が今季初ゴール!鹿島、5発でG大阪粉砕し3連勝
J1第8節 鹿島5-0G大阪 (4月28日 カシマ)


<鹿島・G大阪>後半ロスタイム、鹿島・大迫が無人のゴールにゴールをきめ喜ぶサポーターを背に人差し指をつきたてる
Photo By スポニチ


 鹿島の迫が今季初得点を含む2ゴールと活躍した。後半26分に右足でネットを揺らすと、ロスタイムには相手GK藤ケ谷のミスを見逃さずダメ押し弾。前半42分には遠藤の先制点の起点となり、後半44分には絶妙のポストプレーで本山の今季初ゴールをアシストした。

 大両チーム最多7本のシュートを放ち、4得点に絡む活躍。「得点できるまで何本でもシュートを打とうと思っていた」と胸を張った。チームは開幕から5戦白星なしと低迷したが、3連勝で完全に息を吹き返した。


<鹿島・G大阪>後半26分、鹿島・大迫がゴールをきめ3-0
Photo By スポニチ


<鹿島・G大阪>後半26分、鹿島・大迫がゴールをきめ喜ぶ
Photo By スポニチ


[ 2012年4月29日 06:00 ]

大迫、プロ4年目で初の2発!五輪のエースはオレだ!!…鹿島

後半、ゴールを決め興梠(右)とタッチする鹿島・大迫

 ◆J1第8節 鹿島5―0G大阪(28日・カシマスタジアム) 鹿島がU―23代表のFW大迫勇也(21)の2得点などで5―0でG大阪に圧勝した。

 気持ちがボールに乗り移った。後半26分、MFドゥトラが落としたところに、FW大迫が走り込む。ゴール正面、ペナルティーエリアに入った位置。前には複数の相手選手がいたが、構わず右足を振り抜くと、相手DF今野に当たり、コースが変わって、ゴール左上へ。リーグ戦出場8試合目で待望の初ゴール。右拳を大きく突き上げる姿に思いが凝縮されていた。

 「今まで内容が良くても、チャンスで取れなくて、歯がゆかった。だから、今日は試合前から(ゴールに)入るまで、何本でもシュートを打ってやろうと思っていた」。後半ロスタイムには相手GKの“トンネル”を見逃さず、無人のゴールに流し込み、2得点目。プロ4年目、82試合目で初の1試合複数得点を記録したほか、1アシストを含む4点に絡んだ。

 今季から就任したジョルジーニョ監督の下で、大きくトレーニングが変わった。シーズン中でも週2、3回の筋トレを行う。回数も多いが、内容も慣例を覆すものだ。例えばベンチプレス。個人差があるものの、最大値に近い80キロを持ち上げるという。下半身のトレーニングも同様の負荷をかける。こうして形成される大きな筋肉はパワーを生み、当たり負けしない体をつくっていく。

 1得点目は相手DFの寄せに負けない力を持ったシュート。2点目は長い距離を走ってのゴール。相手DFを背負ってのプレーでは起点になり続けるなど、新しいトレーニングの効果が出始めている。ロンドン五輪に出場するU―23日本代表にとっても、この進化は大きい。「まだ2点なんで。これからもっとゴールを取り続けたい」。3連勝に導いた大迫は、まだまだ満足しない。
(2012年4月29日06時02分 スポーツ報知)

J1鹿島、G大阪に完勝

【写真説明】鹿島―G大阪 前半42分、先制ゴールを決める鹿島・遠藤(左)=カシマスタジアム

J1第8節(28日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島はG大阪と対戦し、5-0で完勝し3連勝を飾った。鹿島が5点差以上での勝利は2011年8月28日の第24節福岡戦で記録した6-0以来。通算成績は3勝1分け4敗、勝ち点10で11位に浮上した。

鹿島は前半42分、遠藤が先制ゴール。後半は8分にリーグ戦4戦連続で興梠が決めて加点。26分に大迫が今季初得点して突き放した。終盤には本山と大迫がゴールを奪い、大勝した。

首位の仙台は新潟を1-0で退けて3連勝、勝ち点22とした。広島は4-1で風間新監督が初指揮した川崎に快勝。清水はFC東京を1-0で下し、C大阪は磐田を3-2で破った。横浜Mは神戸を3-1と逆転して今季初勝利。


大迫一色の各紙である。
今季・リーグ戦初ゴール、とどめを刺すアディショナルタイムの得点でドッピエッタを記録し、リクシル賞を受賞した大迫はニュースに値しよう。
また、日本代表にも選出され、U-23日本代表との二足の草鞋と話題に事欠かない。
そんな中で、ニッカンはU-17日本代表を落選した過去を載せており、大迫の現在のモチベーションにつなげて報じておる。
また、報知はジョルジーニョ監督の下で変わったトレーニングについて報じ、取材力を見せつけた。
両紙の記事は好感が持てよう。
連勝で紙面が大きくなってきた。
大迫のゴールでこれからも勝利を積み重ねて行きたい。

ガンバ戦コメント

2012年04月29日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第8節








鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ

見ている方には楽しい試合だったのではと思う。監督としては、戦術的な役割を選手たちが良く意識してプレーしてくれたことが嬉しい。前半は西と新井場のところでズレがあったので、ハーフタイムに修正したがその後良くなった。5ゴールという結果よりもそこに至るまでの過程で監督として喜ばしいところが多々あった。

ここ最近はボックスでやってきたが、ドゥトラや本山がいるのでダイヤモンド型でやることで彼らの攻撃的な役割を活用したり、相手のボランチにプレッシャーを与えることができる。今まで足りなかったのはカウンターを仕掛けた時に最後のパスの精度や推進力だったが、それがドゥトラの加入で変わってきた。

まだ5-0や連勝したから何かを成し遂げたわけではない。まだ勝点10という事実があるので謙虚に継続してやっていきたい。しかし、巨人が眠りから醒めたことは確かだ。

【興梠 慎三】
前半はボールを収められなかったが、後半はサコと近いポジションを取って崩せた。G大阪も攻めに枚数をかけて来たので、前が空いていたからそこを突いて良い攻撃が出来た。

【遠藤 康】
先制点は打つというイメージだった。力を抜いて打てたのが良かった。ずっと先制されてたけど、今日は逆に先制出来て気持ちが楽になった。無失点で抑えられたのは大きい。2トップの調子が良いのでそこを上手くサポート出来れば良い。

【小笠原 満男】
毎試合、すっきり勝てると良い。でも点を取ったから調子がいい、取らなかったら調子が悪い、勝ったから良かった、負けたから悪かったという見方を自分はしない。長い目で見ていかないと。ゲームの流れを感じられるようにはなったと思う。

【山村 和也】
点が良い時間に入った。後ろも無失点で抑えられたのは良かった。個人的にはポジショニングなどで指摘されていることもあったし、フィードのミスもあったので修正したい。

【大迫 勇也】
前の試合は前半が悪く、後半は上手くはまり、それを今日は前半からやろうと言っていた。やっと点が入ったからこれからどんどん点を取っていきたい。点が入らなくて歯がゆかった。今日は何本シュート打ってでも点を取ろうと思っていた。今まで以上に楽しんでいきたい。


2012年04月28日(土)

本日行われたJ1第8節 G大阪戦は5-0で勝利しました。


【J1:第8節 鹿島 vs G大阪】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.04.28)
4月28日(土) 2012 J1リーグ戦 第8節
鹿島 5 - 0 G大阪 (15:34/カシマ/17,583人)
得点者:42' 遠藤康(鹿島)、53' 興梠慎三(鹿島)、71' 大迫勇也(鹿島)、89' 本山雅志(鹿島)、90'+3 大迫勇也(鹿島)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):

Q:今日は攻撃でも守備でも、選手が自信を持ってプレーしているように見えたのですが、もしそうだとすればどの辺に要因があると思いますか?

「ひとつは当然ながら監督が代われば、そして、僕の場合は日本を長く離れていたので、日本人選手に対して持っていたイメージと日々接することでだんだんその選手がこういう時に使えるとか、戦える状態になってきているのかとか、まだもう少し時間が必要なのかとか、それとも今はベンチ外にして準備させた方がいいとか、いろんな見極めに時間が必要でした。また、なおかつ、彼らも僕がどういうことを求めているのか理解するのには時間を要すると考えていました。ここまでで敗戦がありましたけど、内容的にはすべてが悪いと考えてはいませんでしたし、選手たちもそういう風なことで捉えていたと思います。徐々に、こういう状況ではこういうプレーや判断をして欲しいということが浸透し、完璧な判断ではないですけど、僕はより良い判断を求めていて、選手たちも少しずつそれを理解できるようになってきたのではないかと思います。
当然ながら、少しずつともにプレーすることで、やるべきことや機能的なところがお互いにわかるようになってきたので、自然とそういった自信が深まっていると思います。また、勝つことによってその自信も高まり、チームとしての機能的な部分についても良い方向に働いていると思います。
ただ、今日のスコアだけで、5-0だからといって完璧な試合をしていたのかといえばそうではなくて、まだ課題となる部分がいくつかあります。とはいえ、カウンターを仕掛ける時にチームとしてスピードを上げて、正確なパス交換のなかで相手ゴール前までたどり着く、あるいは相手の守備が整っているところで慌てずにボールをまわしながらスキを探し出すということが、いい形で出来ていたので、サッカーを楽しむ者としては見応えや見る楽しみが多くの部分であったのではないかと思っています」

Q:大迫選手が2ゴールに絡んだと思いますが、大迫選手への評価をお願いします。

「今日のような試合のなかで大迫選手だけを評価するのはちょっと難しい部分があると思います。他の選手の頑張りで得点が生まれたことを考えなくてはいけないと思います。ただ、今日の試合だけでなく他の試合でも、彼はうちにとって必要不可欠な選手であるし、これまでの試合ではなかなか点が入らずストレスがたまっていた部分があったので、ぜひとも点を取って欲しいという気持ちでおりました。点を決めることで肩の荷が下りるので、FWにとっては点を取るのが一番いいクスリなので、それができたことは非常に良かったと思います。連敗したり、引き分けたりしたなかでもFW陣は得点するチャンスが何度かありました。その時は入りませんでしたが、ここ最近はしっかり決めるようになっているので良かったと思います。彼はポストプレーだったり、攻撃の部分で皆さんの目に多く付くかもしれませんけれど、もうひとつは守備の部分で相手の選手からボールを奪取することです。あれだけの良い守備意識や犠牲心を持って取り組めるFWというのはなかなかいないわけであって、それはアントラーズというチームにとってもプラスです。今後は、日本サッカー界にとっても大きな大きな貢献をするようになるのではないかと、僕は考えています」

Q:今日の試合での、守備の勝利への貢献度、チーム全体の守備について、お願いします。

「全体的には非常に守備の役割や機能は良かったのではないかと思います。ただ、強いていえば前半でちょっと戸惑いがいろいろとあった部分がありました。ひとつはガンバさんが、9番のラフィーニャ選手と20番の佐藤選手をセンターバックのところに押しつけて、そこでボールスピードを上げてサイドに散らしてきました。特に左のサイドに入ったところで、うちのサイドバックが出るタイミングに戸惑ってしまって、そうすると中盤の3枚がスライドをすばやくしていかなければきつくなるところがありました。それを90分続けると、苦しくなってくるので、多少のリスクを背負ってでも、特にガンバの4番の藤春選手はスピードを持っている選手ですので、彼がフリーでボールを持って攻撃参加すると苦しい状況や展開になってしまうので、そこのスライドと、誰が高い位置でひとつ前のところで掴むのか、というところが重要でした。あとはガンバの遠藤選手も頭を使って、中盤の底というよりはボランチからひとつ前に押し上げて、スペースを作って17番の明神選手がボールを散らしてという形を狙っていました。そこでドゥトラ選手に、もう少し7番の遠藤選手を柴崎選手か小笠原選手に任せて、17番の明神選手を掴むように、と指示しました。そこを掴めば展開することを限定することができる。それが後半、うまくはまったのではないかと思います。ですので、チームとしては前半に戸惑った部分はあったのですが、ハーフタイムでうまく修正できたのではないかと思います」

Q:5-0で勝ったが完璧な試合ではないという言葉があったのですが、今抱えている課題はなんでしょうか?

「詳細な部分は内部で解決する問題であって、外部に話をする必要はないと思います。ただ、一部は先ほども話したとおり、中盤とDFラインのスライドのところだと思います。アプローチのタイミングと、スライドをどういう風にするのかということです。ただ、完璧なチームというのは世の中には存在しません。皆さんもご存知のようにバルセロナがふたつの大きな重要な戦いで敗退してしまったことを見れば、あれだけの高い質と能力を揃えているチームであっても完璧はありません。サッカーはつねに、その繰り返しであるし、まさに今回連勝して大差で勝ったからといって、なにかが変わる必要性があるのかといえば、まったくありません。逆に地に足をつけて謙虚さを忘れず、お互いを尊重しあって取り組み続ける。要するに、今までやってきたことをまた継続しなければなりません。初心を忘れてはいけないということが、まず僕らがやらなければいけないことで、それをやり続けることを全員で心がけたいと思います」

Q:今日の試合、5点を取ったということもそうですが、ドゥトラ選手を初めて先発で使うということも試して勝利という結果も出ましたし、中田選手もベンチに戻ってきました。歯車も噛み合ってきたと思いますが、追撃態勢は整ったと思っていいでしょうか?

「いろんな歯車が噛み合うようにはなってきました。ただ、なにかを成し遂げたわけではありません。数字としては1分4敗しているわけです。やっと3連勝したというだけであって、今節で順位をどれだけあげたのかはわかりません。ただ、34節でいちばん上に立つ、という目標は連敗してるときでも僕は言い続けたわけですし、そこを目指して戦い続けるだけです。いま、チームとして山村選手と岩政選手が非常にすばらしいパフォーマンスを見せていて、中田選手も復帰してきましたし、昌子選手もいます。彼は必要な時にチームを手助けしてくれた選手でもあります。チームとしては、いろんな歯車や選手が復帰してくることは喜ばしいことです。僕はうちのメディカルスタッフ、トレーナーを含めて全体に感謝の言葉を述べたいと思います。彼らのおかげでうちはいま、怪我人ゼロという状況です。当然ながらフィジカル部門もあります。要は、僕はつねにいろんな部署が融合して、ひとつの目標に取り組んでいくことを要求しています。それぞれの部署でそれぞれに取り組んで、その成果がひとつひとつの形や積み重ね、勝利に繋がっていると思いますし、それがうまくできていると思います。まだ、下の順位にいるというのは間違いないことだと思いますし、トップに立つとかなにかができるという錯覚を起こす状況でもないと思います。いまはひとつひとつ、謙虚さを忘れず、地に足をつけて、進むべき道や取り組むべき課題をしっかりやるべき時期だと思います」


以上

【J1:第8節 鹿島 vs G大阪】試合終了後の各選手コメント(12.04.28)
●興梠慎三選手(鹿島):
「良かったね。後半はスペースができた。個人的には前半おさめることができなかったので、後半はサコ(大迫)と近い距離を保って、二人で崩せるところは崩そうと話していた。相手は点を取るために前に来てくれたのでよかった。
(これで4試合連続得点。調子は?)
得点王に絡むには1試合2~3点取れる時もないと絡めない。もっと上を目指していかないと。ペナルティエリアの中で点を取るのが自分の特長だと思うので、今日ももっとチャンスはあった。そこを決めてればもっと楽に勝てたと思う」

●遠藤康選手(鹿島):
「ずっと先制点をとられてたんで、今日は先に取れてちょっと気が楽になった。ゼロで抑えられたのも自信になった。意外と冷静にやれてる。
(攻撃の要因は?)
2トップの連携が良い。うちらがうまくサポートできれば、みんなが動き出してくれる。慎三さんもサコも足が速いので裏を狙うこと、ゴールに直結するプレーをいつも狙っている。今は、ボールをもらう位置や距離感がすごくいい。
(ドゥトラは?)
1対1で仕掛けてくれるし、もっと連携を深めればドゥトラも点が取れるだろうし、もっと鹿島の力になってくれると思う」

●本山雅志選手(鹿島):
「今までと求められてることが変わってる。そのなかで結果を出せたのが嬉しいですね。ベンチの選手は他にもいるので、出た時には結果を残したい。
(シュートは股の間?)
股だと思います。狙いました。
(変わった役割とは?)
中盤でタメをつくるよりも、前に前に仕掛けることが求められてる。ここ何年かはゲームをコントロールしてたけど、今はもっと若い頃のゴールにがむしゃらに向かうことを求められてる」

●山村和也選手(鹿島):
「無失点で良かったです。ただ、危ないところもあったのでそれを減らさないといけない。今日は5点も取ってくれた攻撃陣に感謝です。今日は失点しないように入った。前半、最後にいい形で点が入ってよかったです。良い時間帯だったので助かりました。5点入って良い内容で終わることもできたと思います。
(課題とは?)
対敵のところではかわされることはなかたんですけれど、ポジショニングのところとかでいくつか指摘をもらっているので。あとはフィードのミスとかも極力減らせたらと思います」

●大迫勇也選手(鹿島):
「この前の試合が前半悪かった。そこで、守備から入って後半はカウンターというのがうまくはまった。
(初ゴールは?)
やっと、という感じでした。ドゥトラをめっちゃ呼びました(笑)。ほんと、ここ何試合は内容は良くても点が取れなかった。
(ポストに当たった時は?)
あのときはさすがに『やばいな』と思いました。でも、何本シュートを打ってでも点を取ろうと思った」

●西大伍選手(鹿島):
(良いアシストだったが?)
ヤスがうまかったと思います。
(守備は?)
相手はサイドに人数をかけてきた。岳とかががんばってくれたと思います。今日はちょっと楽しかった」

●岩政大樹選手(鹿島):
「年に1回あるかないかのお祭りだと思えばいいんじゃないですか(笑)。
(ペースを握られた時間帯はなにを考えていた?)
流れが悪くても失点しないように、と思ってやっていた。若い選手も相手に流れがあっても、そこを凌げばこちらに流れが来ることをわかってきた。その辺は落ち着いてやれるようになってきたと思います。
(ダイヤモンドについては?)
今までやってきた中では良かったと思います。みんながどういう守備をすればいいのかわかってきたんだと思う。
(若い選手というのは?)
ヤマ(山村)とかバチ(梅鉢)とか、(柴崎)岳。僕のまわりにはたくさんいますから。彼らも試合でだんだんわかってくる。前半凌げば後半は相手も落ちてくるということを、セレッソ戦みたいな試合があって『前半が良くても後半ああなるんですね』と言って、わかってくる。それが経験になる。
(山村選手が非常に良いパフォーマンスだったが?)
ちょっと先週の試合でポジショニングというか、どこのポジションでどこに重心を置くかを話した。相手の突きたいスペースを考えることを二人で確認しました。
(重心というのは、ポジショニング?体の重心?)
両方ですね。相手の持っている立場でどこのポジションを付くのか。それを考えると、マークをしに先にいくと後手になる。それより相手の行きたいところへ先に行ってからマークに付く方が楽だよ、ということを話しました。
(手応えを感じる勝利か?)
FC東京戦では、負けているなかでこういう戦いをしよう、ということでうまくやれた。時期、時期で戦い方を変えるべきだし、そういうものを理解できている。今は良いかもしれないですが、また勝てない時期も来る。その繰り返しです」

[ J1:第8節 鹿島 vs G大阪 ]

主将の小笠原満男(鹿島)はボランチのポジションでゲームをコントロールした。

[ J1:第8節 鹿島 vs G大阪 ]

0-0で迎えた42分、鹿島は右から西大伍のパスを遠藤康(写真)が得意の左足で決めて先制点をあげる。遠藤康は今季3点目のゴールとなった。

[ J1:第8節 鹿島 vs G大阪 ]

先制した鹿島は53分、新井場徹のパスを興梠慎三が決めて追加点をあげる。興梠はこの得点で4試合連続のゴールとなった。

[ J1:第8節 鹿島 vs G大阪 ]

71分と90分+3に得点をあげた大迫勇也(鹿島)。71分のゴールが待望の今季リーグ戦初ゴールとなった。

[ J1:第8節 鹿島 vs G大阪 ]

89分に試合を決定付けるゴールを決めたベテランの本山雅志(鹿島)。このゴールが嬉しい今季初ゴールなった。

[ J1:第8節 鹿島 vs G大阪 ]

本日の試合で決勝点をあげた遠藤康選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


鹿島・大迫、今季初ゴール含む2得点「『やっと』という感じ」
 J1第8節は28日に9試合が行われ、鹿島アントラーズはガンバ大阪に5-0と大勝した。鹿島は前半終了間際に遠藤康のゴールで先制すると、1点リードで迎えた後半には興梠慎三、大迫勇也、本山雅志が着実に加点し突き放した。大迫は後半ロスタイムにもこの日2点目となるゴールを決めた。鹿島は3連勝、敗れたG大阪は連勝が2でストップした。
 以下は、試合後の大迫(鹿島)のコメント。


「守備から入って、後半はカウンターというのがうまくはまった。(初ゴールは)『やっと』という感じでした。ドゥトラをめっちゃ呼びました(笑)。ほんと、ここ何試合かは内容は良くても点が取れなかった。

(ポストに当たった時は?)あのときはさすがに『やばいな』と思いました。でも、何本シュートを打ってでも点を取ろうと思った」


取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年4月28日 21:20 ]


興梠の口から「得点王」という言葉が漏れた。
四試合連続弾で自信が付いてきたのであろう。
興梠はゴールが枠にさえ行けば、簡単のシュートを落ち着いて蹴れば、自ずから得点王のタイトルを引き寄せる能力は持っておる。
二得点の大迫と切磋琢磨し、共にゴールを量産していって欲しい。
楽しみである。

元鹿島戦士コメント

2012年04月29日 | Weblog
【J2:第10節 山形 vs 栃木】試合終了後の各選手コメント(12.04.27)
4月27日(金) 2012 J2リーグ戦 第10節
山形 2 - 1 栃木 (19:04/NDスタ/5,036人)
得点者:23' 秋葉勝(山形)、50' 菊岡拓朗(栃木)、86' 太田徹郎(山形)


●中島裕希選手(山形):
Q:太田選手が投入されてから、何を考えてプレーしていましたか?
「点を取りにいくことだけ考えてました。よく決めてくれました」

Q:ふだんから太田選手と3トップを組んで練習する時間はなかったのですが、受け入れる側として変化をつけたことは?
「いつも点を決めたくて必死だったと思うし、ああいう時間帯になったらあまりフォーメーションとか意識しないで、ただ気持ちだけで動いていると思うので、それであいつが点を取れて、あいつも自信になったと思うし、チームを助ける1点だなと非常に感謝してます」

Q:立ち上がりから相手を押し込めましたが、何試合か前までは課題だった立ち上がりのプレーについては?
「本当に毎試合意識して立ち上がりは入っていて、本当にいい立ち上がり、いい入り方ができているので、その分、90分をとおして自分たちのサッカーができていると思います」

【J2:第10節 千葉 vs 富山】試合終了後の各選手コメント(12.04.27
4月27日(金) 2012 J2リーグ戦 第10節
千葉 1 - 1 富山 (19:03/フクアリ/6,235人)
得点者:69' マークミリガン(千葉)、79' ソヨンドク(富山)


●深井正樹選手(千葉):
「もう一歩だとは思うんですが、うまくいかないという感じです。自分のところでもっときわどいところにシュートを打てれば、もう一工夫あればシュートが決まりそうな気はするんですけど。攻撃自体はペナルティエリアの中に差し込めるようになったので、前の試合よりは進歩していると思います。後ろの選手が頑張って守ってくれているので、前の選手がそれに応えられるようにしたいです」

【J1:第8節 横浜FM vs 神戸】試合終了後の各選手コメント(12.04.28)
4月28日(土) 2012 J1リーグ戦 第8節
横浜FM 3 - 1 神戸 (16:03/日産ス/21,054人)
得点者:57' 大屋翼(神戸)、71' 小野裕二(横浜FM)、73' 谷口博之(横浜FM)、77' 中澤佑二(横浜FM)


●伊野波雅彦選手(神戸):
「もうちょっと守りに入っても良かったかも。攻めるのか守るのかが中途半端になってしまった。1点取ってから(DFとMFの間に)ギャップが出来てしまった。失点のところとかクロスを上げさせる前でも中でももっと激しくいくべきだった」

●野沢拓也選手(神戸):
「相手に攻めこまれる場面で自分たちが引かざるを得なかった。(失点のところは)迫力負けしたところもあったかもしれない。前半は流れが良くなかったが0に抑え、後半は先制が出来たのだが、その後が良くなかった。もったいないと思います」

【J1:第8節 新潟 vs 仙台】試合終了後の各選手コメント(12.04.28)
4月28日(土) 2012 J1リーグ戦 第8節
新潟 0 - 1 仙台 (16:03/東北電ス/24,637人)
得点者:89' ウイルソン(仙台)


●内田潤選手(新潟):
「後半は押し込まれて、カウンター一辺倒にになってしまった。狙ってはいたが、それだけではダメ。もっとヨコのパスなども入れていかないと。いい守備をしていたが、得点しなければ勝てない。うちにはカウンターという武器があるのだから、それを効果的に使わないと。奪ってからの切り替えで、前と呼吸をあわせるように修正していかなければ」


鹿島OBたちのコメントである。
勝利に貢献した山形の中島、敗者の弁となったJEFの深井、神戸の伊野波、野沢、新潟のウッチー、それぞれ試合に思いを述べておる。
各チームでそれぞれの味を出し、また鹿島と対戦して欲しい。
楽しみにしておる。

興梠、自分が決める

2012年04月28日 | Weblog
鹿島FW興梠が相手の裏突き3連勝狙う
 好調をキープする鹿島FW興梠慎三(25)がG大阪を逆手にとる。今日28日のホーム戦で、自身初のリーグ4戦連発がかかる。チームは互いに開幕5戦未勝利から、2連勝で勢いをつけてきているだけに「もともと攻撃的なチームだからDFの後ろがあく。あとは自分が決める」と、前掛かりになった相手の裏を突く。
 [2012年4月28日6時50分 紙面から]

ガンバDFの裏を付くと語る興梠である。
自分が決めるとのコメントは、自信に裏打ちされ、力強い。
それほどに調子の良さを実感しておるのであろう。
そして、興梠のスピードはガンバと相性が良い。
それが発揮されたのは2009年シーズンであろう。
FUJI・ゼロックス・スーパー杯では先制点を皮切りに3ゴール全てに絡む大活躍、リーグ戦ではホーム最終戦となる33節で5-1の大勝への水先案内人となる先制ゴールと追加点を挙げた。
この活躍を今季も期待したいところ。
有言実行への裏付けとして、興梠は現在、リーグ戦参戦連続ゴール中であり、絶好調である。
ここで、相性の良いガンバから得点を奪い四戦連続弾と行きたい。
頼もしいストライカーの活躍を期待しておる。

東日本大震災復興支援試合「スペシャルマッチ」、カシマスタジアムにて開催

2012年04月28日 | Weblog
7月にカシマスタジアムで復興支援試合
 Jリーグ事務局は27日までに、7月21日に予定している東日本大震災復興支援試合「スペシャルマッチ」(仮称)を、カシマスタジアムで行うことを決めた。同スタジアムは昨年3月の東日本大震災で甚大な被害を受け、一時使用不能に陥ったが、昨年12月~今年2月、約14億円をかけて補修工事を完了した。関係者は「被災地で開催することに意味がある。力になれれば」と説明した。
(2012年4月28日06時02分 スポーツ報知)

今年の1月に開催予定が報じられた被災地支援マッチであるが、正式にカシマスタジアムで行われることが決定したとのこと。
これは嬉しい。
鹿嶋が被災地であり、多大な被害を受けた・受けていることが認識されたということである。
また、1月の報道では世界王者のバルセロナの名が上がっておったが、彼等はこの夏のアジアツアーを否定しており、困難であろう。
そして、バルセロナの欧州連覇の夢も今季は潰え、監督も変わったため、シーズンオフの興業は控えめになるのではなかろうか。
運営側のJリーグ事務局としては、既に対戦相手候補を絞って交渉を始めておろう。
どのような相手になるのか、期待して続報を待とうではないか。

ミニゲーム実施

2012年04月27日 | Weblog
2012年04月27日(金)

明日のJリーグ第8節 vsG大阪に向けて、15時よりスタッフをまじえたミニゲームを実施しました。

ミニゲームに勤しむメンバーである。
昨日の紅白戦を欠場した満男と大迫が元気にプレイしておる。
特に問題は無い様子。
続々と負傷者が戻り、コンディションを挙げておる。
小笠原主将も日本代表の大迫もポジションを保障されておるわけではない。
最も勝利に貢献すると判断された選手がピッチに立つのだ。
明日のメンバーはどのようになるのか、楽しみになってくる。
最高のチームを構成し、勝利を掴み取りたい。
気持ちを高めて聖地へ向かう。
楽しみである。

大迫、得点宣言

2012年04月27日 | Weblog
【鹿島】大迫疲れなし「次こそ点を取る」
 日本代表候補の鹿島FW大迫勇也(21)が、28日のホームG大阪戦で今季初ゴールを狙う。27日の茨城・鹿嶋市内での前日練習で調整。25日までの3日間、同代表の国内合宿に参加していたが「疲れはないし、プレーの幅が広がった。次こそ点を取ります」と宣言した。開幕から7試合連続先発しながら続く無得点に、終止符を打つ。
 [2012年4月27日19時12分]

日本代表合宿で良い影響を受けプレイの幅が広がったと語る大迫である。
今季、リーグ戦は無得点であるが、プレイの質は高く、チームへの貢献度は高い。
前節・セレッソ戦も前半に決定的チャンスを三つ作っており、これを決めることが出来ておれば、実際の結果ほどには苦労せずとも良い試合であったように思える。
大迫にとって重要なのは結果だけと言って良かろう。
そのきっかけを代表で得てきたとのことであるので、期待して良いのではなかろうか。
大迫の得点で勝利を掴みたい。
楽しみである。

中田コ起用か

2012年04月27日 | Weblog
中田、柴崎ら続々とけが人が復帰、定位置争いが激化
 J1第8節G大阪戦で、リーグ戦3連勝を狙う鹿島に頼もしい選手が戻ってきそうだ。
「前節のセレッソ大阪戦はいい勝ち方をしているし、それを消さないようにできれば。いい流れをそのまま持っていきたい」

 そう話すのは3月17日の川崎フロンターレ戦で負傷して以来、メンバーから外れていた中田浩二だ。16日から全体練習に合流、今週に入ってからも練習試合や紅白戦に出場し、調整が順調に来ていることをうかがわせた。

 今季はリーグ戦第7節の時点で失点数が10。2007年以来、久方ぶりに1試合平均の失点が1.0点以上だった昨季よりも悪いペースで失点を重ねている。それだけに、最終ラインからのコーチングに長けた中田が復帰してきたことは、チーム全体の守備を引き締める上でも心強い。

 とはいえ、それまでセンターバックのポジションを預かってきた山村和也も黙ってポジションを明け渡すつもりはない。

「浩二さんが戻ってきてもずっと出られるように集中してやっていきたい」

 そう話すとおりの意気込みを練習中から見せていた。ロンドン五輪を控える時期なだけに、山村の決意も並々ならぬ様子。中田の復帰により最終ラインの定位置争いは激しさを増した。

 中盤も同様に、柴崎岳がけがから戻り、さらに本田拓也も元気な姿を見せるところまで回復している。シーズン序盤とは見違えるほどの陣容がそろってきた。


取材・文:田中滋
[ スポーツナビ 2012年4月27日 19:06 ]


中田コの起用を示唆する田中氏である。
先週から練習に復帰し、今週に入り練習試合、紅白戦と調子を上げてきておる様子。
やはり、中田コの経験とコーチングはDFラインに重要と言って良かろう。
とはいえ、山村もおめおめとポジションを明け渡すつもりはない。
激しいポジション争いがチームに良い活気をもたらせておる。
そこにコンディションを上げてきたヒゲくんも、中盤のポジションに割って入ろうと元気に躍動しておる。
流通経済大学戦では90分フル出場し、手応えを感じておる模様。
ダイアモンドのアンカーとしては、最高の実績を誇るヒゲくんがレギュラーに座れば、輝きが更に増すであろう。
怪我人の復帰で、チームの勢いを感じる。
明日からのGW連戦で層の厚さを魅せて欲しい。
期待しておる。

ガンバ戦プレビュー

2012年04月27日 | Weblog
【J1:第8節 鹿島 vs G大阪】プレビュー:出遅れた2つの強豪。浮上のきっかけを掴んだなかでの対戦で、さらに勢いに乗るのは鹿島か、G大阪か(12.04.27)
この両チームが14位(G大阪)と15位(鹿島)という順位で顔を合わせるとは思わなかった。第7節が終わった時点でともに勝点は7。ここ10年で最も勝点を稼いだチームと、タイトルを獲得してきたチームが、今季は出遅れた。しかし、ともにリーグ戦を連勝し復調の兆しを見せ、鹿島は興梠慎三が、そしてG大阪は佐藤晃大が3試合連続で得点で、エースとしての期待に応える活躍でチームを牽引している。どちらも3連勝で、この流れをさらに強くしたいと考えているはずだ。

G大阪は明神智和が復帰したことが大きい。さらに本来はボランチの武井択也が2列目をこなすことで守備の部分が整理された。コンパクトな布陣と守備の意識が高くなり、前節は清水を圧倒する内容で勝利をおさめている。もともと攻撃的なサッカーを信条とするが、いましばらくは守備の意識を強めた戦い方をしてくると思われる。しかし、鹿島にとってはそのほうがやりにくさを感じるのではないだろうか。不用意にパスを奪われると、いまのG大阪の攻撃は非常に速い。一気にゴール前まで強襲してくる力があるため、警戒が必要だろう。

鹿島は水曜に戦術練習、木曜に紅白戦を行ったが、さまざまなメンバーとシステムを試していた。この2試合はボックス型の中盤の底に青木剛、梅鉢貴秀を置いていたが柴崎岳が復帰してきた。怪我明けの前節は、フル出場をメディカルチームから止められていた関係でベンチスタートとなったが、今節からは間違いなくスターティングメンバーに名を連ねることだろう。ただし、そうなるとシステムがどういう形になるのか注目される。
怪我をする前の柴崎はボックス型の2列目をこなしていた。前節も出場直後は2列目に入ったが、後半からはダイヤモンド型のアンカーに移りすばらしいパフォーマンスを見せた。能力が高いだけにどこのポジションでもこなせる選手ではあるが、やはり本職はボランチと思われる。本人は複数のポジションをこなす難しさを感じながらも「切り替えてやるしかない」と言うが、彼の起用法が鍵を握ることになるだろう。
また、興梠だけでなく攻撃陣も好調を維持する。いまだにリーグ戦ではノーゴールだが、大迫勇也の状態はいい。ドゥトラも移籍後初ゴールを決めたことで、いち早くチームに溶け込んだ。加入6年目の遠藤康もようやく周囲の期待と同等の活躍を見せてくれるようになった。
昨季の対戦ではG大阪にホームでもアウェイでも勝つことができなかった。特に7月27日のカシマスタジアムでの試合は、1-4と屈辱的な大敗を喫している。ピッチでの雪辱は、ピッチで晴らすしかない。


以上
2012.04.27 Reported by 田中滋


キーマンは岳と言って良かろう。
与えられたポジションを確実にプレイしてきたが、ここは本職のボランチとして真価を発揮してくれるのではなかろうか。
セレッソ戦のパフォーマンス、特に後半は素晴らしいものがあった。
逆にガンバもスカウティングしておることは容易に想像出来る。
マークの厳しくなるであろうこの試合で良いプレイを魅せることが出来れば、岳と共に鹿島は更なる上に昇るであろう。
岳のパスで、三戦連発中の興梠、二戦連続決勝弾のヤス、そしてチームにフィットしたドゥトラ、更に代表帰りの大迫が、生き生きと攻撃すると思われる。
攻撃でガンバを圧倒したい。
楽しみな一戦である。

神戸・羽田、手術成功

2012年04月27日 | Weblog
MF羽田憲司選手の負傷について
かねてより左足関節へ痛みをかかえていました、ヴィッセル神戸MF羽田憲司選手(30)は、加古川市内の病院にて、左足関節インピンジメント症候群と診断され、4月26日(木)手術を行い、無事に終了しましたことをお知らせいたします。なお、全治は約6週間の予定です。

羽田 憲司 (Kenji HANEDA/30歳)
■負傷名:左足関節インピンジメント症候群
■全治:約6週間

■羽田憲司選手プロフィール:
○1981年12月1日生まれ、千葉県市川市出身
○2012シーズン出場記録:リーグ戦、リーグカップ戦ともに出場なし


手術するか否か迷っておった神戸の羽田であるが、結局のところ手術に踏み切ったとのこと。
無事、手術は成功し、6週間後には復帰の様子。
5月26日の対戦には間に合わぬが、9月1日には間に合う見込み。
是非ともカシマスタジアムへ凱旋して欲しいところ。
羽田の復帰に期待である。