鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

聖真の躍動に期待

2014年07月31日 | Weblog
4連勝を狙う攻撃的なG大阪を、横浜FMは堅守で阻めるか
J1リーグ戦もいよいよ後半戦に突入し、第18節が8月2日(土)に開催される。首位戦線も勝点が接近して、緊迫の度が高まる。ここから攻勢に転じたいG大阪と横浜FMの対決も見逃せない。

鹿島(4位) vs 広島(5位) 8月2日(土)18:30@カシマ
同勝点で迎える対決は、首位戦線参入のために勝点3が欲しい試合。鹿島はMF土居 聖真、広島はFW石原 直樹という最前線のストライカーに絡む選手の動きが重要となりそうだ。


聖真の動きが重要と記すJリーグ公式のプレビューである。
監督の信頼を得、フル出場の続く聖真が輝くか否かがカギとなろう。
攻守の切り替えを素速くし、また簡単に叩くだけでなくドリブルで相手守備陣を切り崩すのだ。
聖真の活躍を期待したい。
楽しみである。

植田直通インタビュー「フィジカルなら海外の選手にも負ける気はしない」

2014年07月31日 | Weblog
【鹿島】植田直通インタビュー「フィジカルなら海外の選手にも負ける気はしない」
五十嵐創(週刊サッカーダイジェスト)
2014年07月31日


「俺から対人の強さを取ったらなにも残らない」


9節からスタメン出場を続ける植田。厳しいポジション争いを勝ち抜くためにも「1対1だけは絶対に負けない」と語る。(C) SOCCER DIGEST

――J1の後半戦が始まります。
「個人的に前半戦で結果を残せなかったので、これからが本当の勝負。練習から一生懸命に取り組んでいます」

――植田選手は9節からスタメン出場を続けていますね。
「ただ、レギュラーが保証されているとは思っていません。ポジション争いに打ち勝つためにも、1対1は絶対に負けちゃいけない。俺から対人の強さを取ったらなにも残らない。そこだけは、誰が相手だろうと負けないつもりです」

――ここまでの試合で、その対人の強さはアピールできていますか?
「まだまだです。全体的にレベルアップしないと上には行けない。毎試合、反省点が出てくるので、練習で修正していきたいです」

――チームは現在、リーグ4位です(17節終了時)。
「鹿島は優勝しか似合わないと思っているので、必ず最後は一番上に立つという気持ちで取り組んでいます。それは俺だけじゃなく、みんなが思っていること。残りの試合は全部勝つぐらいの勢いでやっていきます」

――前半戦はゴール数が伸びた一方で失点も多かったですね。
「チームとしてもそうですが、まずは自分が成長しなきゃいけない。声を出すのも大事。チームメイトと話し合って、いろんな選手と連係を合わせてチームに貢献したいです」

――組織的な守備の構築が今の課題だと?
「細かい部分をすり合わせていかないと甘さが出る。コンビを組んでいるCBや、SBとの話し合いは重要です。試合の映像を後で振り返っても、失敗した原因がハッキリしない時があるので、そういう課題を先輩たちに質問して解消しているところです」

「(岩政)大樹さんの特長を吸収できれば、どこにもいないCBになれるはず」


最近は守備面だけでなく、攻撃面での貢献も目立つ植田。前線へのフィードを積極的に狙っているという。(C) SOCCER DIGEST

――試合後に曽ヶ端選手にアドバイスを受けるシーンが目立ちます。
「CBは守備のリーダーとして全員を動かさないといけない。そういう部分で『指示して自分が守りやすいように整えろ』と言われています」

――昨シーズンまで所属した岩政選手(現テロ・サーサナ)もコーチングを非常に重要視していました。彼からもアドバイスを受けたのでは?
「そうですね。去年の終盤は(岩政)大樹さんと紅白戦でCBを組むことが多くなって、そこでかなりアドバイスをもらって勉強になりました。その言葉をノートに書いて自分に叩き込んだ。大樹さんの良い部分を盗めば、自分はもっと成長できるので」

――岩政選手は、どちらかと言うと待つタイプのCB。積極的に潰しに行く植田選手とはタイプが違います。
「だからこそ、大樹さんの特長を吸収できれば、自分はどこにもいないようなCBになれるんじゃないかと思うんです。もちろん、まだまだ足りない部分は多いですけど、試合に出ていろんな経験をして、実戦に慣れることが大事。どんな状況にも対応できる力を身につけたいですね」

――植田選手は、パフォーマンスが良かった試合と悪かった試合、どちらが印象に残るタイプですか?
「別に今まででの試合でパフォーマンスが良いと思ったことはないです」

――反省ばかり?
「失点が多かった試合だけではなく、どんな試合でも絶対に反省点は出てくる。その失敗を次にどう活かすか。失敗を繰り返さないように、日頃の練習に取り組んでいます」

――最近は植田選手の攻撃面での貢献も目立ちます。特にロングボールを逆サイドのサイドハーフに通すなど、前線を狙うボールが増えたかと。
「自分がパスを受けた場所によって変わりますけど、まずは前線を狙っています。前が空いていない時は、近くに預けたりしていますが、監督からもサイドチェンジは入れていけと言われていますし、一発で前線に通れば相手も嫌ですからね」

――組み立てだけでなく、植田選手にはセットプレーでのゴールも期待したいポイントです。
「セットプレーで取れれば試合が楽になるので、もっと練習してキッカーとの息を合わせていきたいですね。鹿島は良いキッカーがいるので、ピンポイントで来る。要求したとおりの場所に来るので、あとは自分が決めるだけ。そのためのマークの外し方を練習しています。試合中に必ず何本かチャンスはあるので、1本は決めるっていう気持ちでやらなきゃいけないと思っています」

「海外の選手は体格が違うと聞くが、そんなことは関係ない」


今年1月のU-22アジア選手権にも出場している植田。五輪出場はもちろん、本大会でもベスト4以上が目標だ。(C) Getty Images

――U-19代表についても聞かせてください。代表で生き残るためにはなにが必要だと考えていますか?
「2016年のリオ五輪は絶対に出なきゃいけない大会。そこに呼ばれるためには、チームで結果を出さなきゃダメだと思っているので、まずは鹿島で優勝に貢献することです」

――ロンドン五輪はベスト4。そこが目標になりますか?
「前回はベスト4だから、俺たちはそれ以上が目標ですが、個人として世界一はずっと目指しているところ。だから、どの国だろうと負ける気はありません」

――ブラジル・ワールドカップは観ていましたか?
「あまり見ていなかったんですが、俺もあの舞台でプレーしてみたいなとは思いました。強い相手とやれるのは幸せなんだろうなって。日本代表は、コートジボワール相手に誰ひとりフィジカルで勝てなかったけど、俺だったらどうなのか。海外の選手は体格が違うとか聞きますが、そんなことは関係ない。俺は負ける気はしない。逆にぶっ飛ばしてやりたい」

――自分よりもフィジカルが強い相手は、まだ現われていない?
「そうですね。まだ倒れたことがないので。ただ、世界は広いですから、まずJリーグのなかで一番になりたい。鹿島にはダヴィとか身体が強い人もいますし、練習でそういう相手とやれるのは成長につながってくると思っています」

――コンタクトプレーで工夫しているところはありますか?
「相手の状態が悪い時に当たったほうが体勢を崩しやすいので、そういう部分は感覚でやっています」

――先ほど、優勝という言葉が出ましたが、これから上位進出を狙ううえで、チームとして伸ばしていきたい部分は?
「ベテラン選手に助けられている部分が大きいので、自分がチームを助けられるような存在になりたいですね」

――言い換えれば、自分がチームの中心になるということ?
「CBというポジション柄、リーダーシップは持ってなきゃいけない。先ほども言いましたが、自分がやりやすいように声を出してどんどんコーチングするなり、もっと自己主張が必要。サッカーに年齢は関係ない。やらなきゃいけないし、そこでやれなきゃ自分も選手として終わってしまう。年齢は関係なく、試合中はなんでも言えるような立場になれればいいなと思っています」


植田の新しい武器となるパティーク11プロ。このニュースパイクで、まずはJで結果を残したい。(C) SOCCER DIGEST

――ニュースパイク【pathiqe 11pro】の印象は?

「今までサッカーをやってきたなかで、初めて自分の足に完璧にフィットしたスパイクです。僕は格闘技をやっていたので人よりも横幅も広いのですが、このスパイクは、僕の足にも本当にフィットする。良い感じに足を包んでくれるので、変に当たる部分がなくてストレスを感じないんです。絶対に欠かせない相棒ですね」


週刊サッカーダイジェスト・五十嵐氏による植田へのインタビューである。
強気なコメントが連なっておる。
このメンタリティは非常に重要と言えよう。
順調に成長し、鹿島の優勝、リオデジャネイロ五輪での躍進を期待したい。
楽しみにしておる。

野沢、シュート練習

2014年07月31日 | Weblog
2014年07月31日(木)


16時からDFは守備練習を行い、それ以外の選手はシュート練習を実施しました。シュート練習では本山選手、豊川選手、小笠原選手が高い確率でゴールを決めていました。

シュート練習を行う野沢である。
仙台への移籍報道で、渦中の人ではあるが、真摯に練習に打ち込む姿は若手への良いお手本である。
移籍させるには惜しい人材と言えよう。
まだまだ野沢のゴールで勝利を掴みたい。
それが希望である。

野沢、まだ何も決まってない

2014年07月31日 | Weblog
鹿島32歳野沢、仙台オファー「うれしい」
 仙台から獲得オファーを受けている鹿島の元日本代表MF野沢拓也(32)が30日、心境を口にした。「まだ何も決まってない」と強調した上で「試合に出てないのに声を掛けてくれたことは、うれしい。この年齢で呼んでくれたことも誇りに思う」と自身への評価を前向きにとらえた。13位の仙台は今季17試合で14得点。得点力不足解消のため、J1通算318試合60得点の野沢に白羽の矢を立てた。
 [2014年7月31日7時15分 紙面から]

仙台からのオファーに関して口を開いた野沢である。
「試合に出てないのに声を掛けてくれたことは、うれしい。この年齢で呼んでくれたことも誇りに思う」とのこと。
まだ決定ではないと言うが、これはほぼ決まりと考えて良かろう。
ここは覚悟を決めるところであろうか。
続報を待ちたい。

カイオ、ゲーム形式の練習

2014年07月31日 | Weblog
2014年07月30日(水)


16時からのミーティング後、ゲーム形式の練習やシュート練習を実施しました。一部の選手はFKの練習も行っています。シュート練習では青木選手や梅鉢選手がミドルシュートをネットに突き刺したほか、本山選手や柴崎選手がゴール隅に流し込む技ありのシュートを決めています。

ゲーム形式の練習を行うカイオである。
快足でぶっちぎるプレイスタイルに加え、スルーパスも得意であるカイオがここまでやるとは開幕前には予想した者は少なかった。
助っ人と考えると物足りぬ部分もあるが、ルーキーとしては十二分の活躍と言えよう。
後半戦のキーマンとして、更に良いプレイを期待したい。
楽しみである。

仙台、野沢にオファー

2014年07月30日 | Weblog
仙台が鹿島野沢獲得へ
 仙台が、鹿島の元日本代表MF野沢拓也(32)の獲得に動いていることが29日、分かった。関係者によるとすでに鹿島にオファーを出し、交渉は最終段階まで進んでいるとみられる。仙台は17節終了時点で13位。14得点はリーグワースト3位タイで、攻撃力強化が急務だった。野沢は今季、若手の台頭もあってリーグ戦での先発はなく、8試合の出場にとどまっていた。また、鹿島は攻撃的ポジションの外国人獲得に着手しており、最近2試合はベンチを外れていた。
 [2014年7月30日6時54分 紙面から]

野沢にオファーを出した仙台である。
交渉は最終段階とのこと。
これは大きなニュースと言えよう。
確かに野沢は今季ポジションを失っており、ベンチ外すらある。
Fマリノス戦のゴールに代表されるように、出場機会が与えられれば結果を残す男である。
まだまだこの状況に満足しておるはずはない。
惜しい人材ではあるが、人々を魅了するプレイをするチャンスを無くすのは罪であろう。
野沢自身がどのような決断を下すのか、続報を待とうではないか。

ジョルジ・ワグネル加入へ、あとはサインするだけ

2014年07月30日 | Weblog
ジョルジワグネル獲得へ J1鹿島
元柏、ブラジル人MF

J1鹿島が、元J1柏のブラジル人MFジョルジワグネル(35)の獲得に乗り出していることが29日、分かった。鹿島の強化部幹部が「あとはサインするだけ」と明かし、交渉は最終段階に入っている。


先週報じられたジョルジ・ワグネル鹿島移籍の続報である。
「あとはサインするだけ」とあり、本日中にでも公式発表があるのでは無かろうか。
ジョルジ・ワグネルの加入により、中盤が強化され、タメと長短のパス、そしてセットプレイの迫力が増すこととなる。
8月攻勢の切り札として活躍してくれるであろう。
楽しみである。

本山、インターバル走

2014年07月29日 | Weblog
2014年07月29日(火)


16時からのミーティング後、フィールドプレーヤーを2グループに分け、インターバル走や砂場でのフィジカルトレーニングを実施しました。インターバル走では、宮内選手が怪我のブランクを取り戻そうと、先頭に立って走っていました。

インターバル走を行う本山である。
ベテランがフィジカルトレーニングを厭わず、そして手抜きすることなく行うことでチームは引き締まる。
若手もその背中を見て鹿島の選手として成長していくのだ。
それが伝統となり、強い鹿島を造っていく。
そしてユース出身の宮内は伝統の継承者として、先頭を走るのだ。
チームの結束が固まり、攻勢の地盤が出来上がった。
8月が楽しみである。

サッカーダイジェスト 浦和戦寸評

2014年07月29日 | Weblog
【2014 J1寸評・採点|17節】浦和対鹿島
週刊サッカーダイジェスト編集部
2014年07月28日

浦和、無失点記録止まるも、貴重な勝点1。



選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト8.12号(7月29日発売)より

[浦和]
[GK]
21 西川周作 7 
無失点記録は途絶えても、圧巻の存在感で勝点1をもたらした。
46 森脇良太 6.5 
起点として機能し、先制につながるシュートを放つなど活躍した。
4 那須大亮 6 
一歩及ばず柴崎へのパスを通され同点弾を許す。他は安定していた。
5 槙野智章 6 
我慢の守備を続けていたが、終盤にややスペースを与えてしまった。
[MF]
26 関根貴大 5.5 
序盤はぐいぐいと押し込んだが、徐々に勢いがなくなり途中交代。
13 鈴木啓太 6 
危うい球を確実にスイープする働きは流石。ただ攻撃面で物足りず。
22 阿部勇樹 6 
ビルドアップ時によく顔を出す一方、ストッパー的な役割もこなす。
3 宇賀神友弥 5.5 
前線のトライアングルと絡んで崩す場面がほとんど見られなかった。
8 柏木陽介 6 
CKから先制点を演出。二度訪れた決定機をひとつ決めていれば……。
7 梅崎司 5.5 
ボールの収まりどころになっていたが、ゴール前での精度を欠く。
[FW]
30 興梠慎三 6.5 
古巣から価値ある1点を奪取。後半はボールがなかなか入らなかった。
[交代出場]
FW 20 李忠成 5 
ピッチに立った28人の中で唯一迷ってプレーしている印象を受けた。
MF 11 関口訓充 5.5 
求められた役割はこなした。ただ、ここぞの場面で精度を欠いた。
MF 16 青木拓矢 5.5 
ひと仕事したかったものの、攻守ともに中途半端になってしまった。
[監督]
ペトロヴィッチ 6 
関根と鈴木は抜擢に応えたが、途中出場の選手は機能しなかった。

【鹿島】
[GK]
21 曽ヶ端準 6 
1点に抑えた守備は安定感があった。キック精度を欠く場面も散見。
[DF]
22 西大伍 5.5 
CKで森脇のマークを外してしまい、先制点のきっかけを与えた。
23 植田直通 6.5 
球際がしぶとく、柏木の決定的なシュートやスルーパスを止めた。
15 昌子源 6 
興梠とのラインの駆け引きは見応えがあり、なんとか耐え切った。
16 山本脩斗 6 
序盤は関根のドリブル突破に苦しんだが、後半はリズムを掴んだ。
[MF]
20 柴崎岳 6.5 
ワンチャンスを見逃さず1ゴール。浦和の無失点記録を止めた。
40 小笠原満男 6 
バランスを保ちつつ、浦和が狙うクサビのパスを巧みに食い止めた。
33 カイオ 6 
中央にポジションを取るなど工夫を見せ、何度か起点として躍動。
19 豊川雄太 5.5 
森脇への守備が曖昧で自由を与えた。持ち味の突破も発揮できず。
28 土居聖真 6.5 
守備時は2トップの形になり、浦和3バックにプレスをかけ続けた。
[FW]
11 ダヴィ 5.5 
西川を褒めるべきだが、やはりエースであれば1本は決めたかった。
[交代出場]
DF 4 山村和也 5.5 
1対1で振り切られるなどやや不安定だったが、ゴールは許さず。
MF 32 杉本太郎 6 
あわやPK獲得かと思わせる場面を作るなど、インパクトを残した。
MF 10 本山雅志 - 
10番らしくボールが入ると〝なにか〞が起きる雰囲気を感じさせた。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6 
序盤の劣勢を考えれば勝点1で及第点と言えるが、勝機も十分あった。

[試合内容]
浦和が序盤から主導権を握り、CKから興梠が先制点を決める。だが植田のインターセプトからパスをつながれ、柴崎にシュートを突き刺され同点。後半は鹿島ペースで進んだが、西川の再三の好守などで1-1のまま引き分けた。


サッカーダイジェスト誌による浦和戦の寸評である。
同点弾の岳、同点弾につながるパスカットの植田、そして聖真が高評価を得ておる。
聖真は前線からの守備についてコメントされておるが、攻撃にも多く絡んでおった。
カイオの突破時にダヴィではなく聖真にボールを送れば得点が生まれたのではなかろうか。
また、途中交代ながら高評点の植田は、出色の出来であった。
若きCBは試合を重ねるごとに成長しておることが伝わってくる。
いずれ日本を代表するDFとなろう。
最後に公式戦初出場の杉本太郎もなかなか良い評価を得ておる。
「インパクトを残した」というコメントは将来性を非常に買ってくれておると感じさせる。
結果は残念ではあったが、勝利への執着心が感じられた好ゲームと言えよう。
8月の構成へ布石が打たれたのではなかろうか。
楽しみにしておる。

ケルン・大迫、練習試合でゴール

2014年07月29日 | Weblog
大迫が新天地ケルンで初ゴール 監督も好感触か
大迫、ケルンでスタメンデビュー 初得点も



2014/07/29 7:19:00

チーム2点目を奪取 ウジャーとの2トップは機能?

ケルンFW大迫勇也が28日の練習試合で、新天地での初ゴールを挙げた。オーストリア2部ヴァッカー・インスブルックとの一戦で先発出場し、チーム2点目となるゴールを記録している。試合は5-0でケルンが大勝した。

0-2と敗れたインゴルシュタット戦から中1日でさらなるテストマッチに臨んだケルン。スターティングイレブンは総入れ換えとなり、大迫はケルンの選手として初となる先発出場を果たした。

立ち上がりの2分に若手MFルーカス・クエトのゴールで先制したケルン。さらに12分、右サイドバックのパヴェル・オルコフスキのクロスに大迫が反応。リードを2点に広げた。

ケルンは31分にFWアンソニー・ウジャーもゴールを挙げ、3-0で前半を終える。後半も75分にFWバード・フィンネ、78分にMFマルセル・リッセと加点し、大勝を収めた。なお、大迫は70分にピッチを退いている。

ドイツ『キッカー』は、セカンドストライカーを務めた大迫とストライカーのウジャーの連係に、「(ウジャーが交代するまでの)1時間、非常にうまくいった」と合格点をつけている。

また、『キッカー』によると、ペーター・シュテーガー監督も「良かったね。これは機能するかもしれない」と前線の2人のプレーに手応えを感じているようだ。


練習試合に先発出場したケルンの大迫である。
ゴールも決め結果は上々の様子。
指揮官の評価も良好で、ポジション獲得へ一歩前進したのではなかろうか。
良いプレイを続け、活躍して欲しい。
楽しみにしておる。

大阪桐蔭高校・久保田和音くん、ムダにボールを持たない姿勢こそが彼の特長

2014年07月28日 | Weblog
【インハイ注目選手】鹿島加入内定…「撮りにくいボランチ」大阪桐蔭MF久保田和音

大阪桐蔭MF久保田和音 [写真]=川端暁彦

 インターハイに出場する大阪桐蔭高校MF久保田和音の特長を一言で表してしまうと、「撮りにくいボランチ」である。

 もともと、中盤の底に位置するボランチの選手は、カメラマンにとってはどの位置から撮っていても狙いにくいポジションだ。逆に撮りやすいのはサイドのドリブラータイプで、これはいわゆる「かっこいい写真」が狙いやすい。久保田はこの真逆。ポンポンと小気味良くボールを離し、持っている時間が絶対的に短い。相手に接触される前にボールを離せるだけの判断力と技術があってこそだが、ムダにボールを持たない姿勢こそが彼の特長だ。

 今年6月には早くも鹿島アントラーズへの加入が内定している。昨年の国体で準優勝を果たした大阪府選抜ではガンバ大阪、セレッソ大阪の両ユースチームの選手たちに混じって活躍。ここでもリズム良く球離れする彼の存在が、チームのアクセントになっていた。大阪桐蔭高校では中学時代を過ごしたFC豊橋デューミラン時代からの僚友である久保田貴大と「ダブル久保田ボランチ」を形成し、攻守の軸となる。2人の関係性はまさに阿吽の呼吸であり、総体No.1のダブルボランチと言えるかもしれない。

 総体大阪府予選決勝リーグ・金光大阪戦ではずっと練習していたという直接FKを叩き込んで全国切符をグッとたぐり寄せた。パスをさばくセンス、ボールを運ぶ巧みさに疑問はないだけに、こうした得点力が向上していけば、「撮りにくくて怖いボランチ」へと昇華していけることだろう。

 まずはプロ入り前、暑い山梨で結果を残せるか。

文=川端暁彦


鹿島内定の大阪桐蔭高校・久保田和音くんを紹介するサッカーキングの記事である。
筆者である川端氏は和音くんを「撮りにくいボランチ」と評する。
「ポンポンと小気味良くボールを離し、持っている時間が絶対的に短い」とのこと。
これは将来が期待できる。
持ち過ぎないということは、他の選手がどこにいるかを把握しきっているということ。
また、1タッチでパスを捌ける技術も魅力である。
判断力と技術を兼ね備えた和音くんが、フィジカルとスピードをプロ仕様にした時、鹿島に新しい風が吹くのではなかろうか。
楽しみな逸材である。

ケルン・大迫、強化試合に出場

2014年07月28日 | Weblog
ケルン監督:「大迫は優れているプレーヤーだ」
ケルンで実戦デビューを果たした大迫



2014/07/28 18:52:00

実戦デビューではノーゴールも好印象

ケルンは26日、ブンデスリーガ2部インゴルシュタットとの強化試合に0-2で敗れた。後半から出場したFW大迫勇也は、この試合でケルンの一員として実戦デビューを果たしている。

デビュー戦は無得点に終わったが、何度か相手ゴールを脅かすプレーを見せた大迫。ドイツ『キッカー』は、大迫のこの日のパフォーマンスについての、ケルンのペーター・シュテーガー監督によるコメントを伝えた。

「彼は優れているプレーヤーであることを見せている。(トップ下の)ダニエル・ハルファーとも息が合っている」

同メディアで、大迫本人は「休暇が終わった直後なので、厳しかったです」と自身のコンディションにまだ向上の余地があることを認めている。今後のテストマッチについては次のとおり語った。

「戦略や連係など、調整しなければいけないことはたくさんありますが、まだ時間があります。僕たちにはもっと多くの試合が必要ですね」

元ドイツ代表FWパトリック・ヘルメス、ナイジェリア人FWアンソニー・ウジャーに加え、今夏にシモン・ツォラーと大迫を獲得したケルン。この4人が、FWのポジション争いを繰り広げると予想される。


強化試合に出場したケルンの大迫である
後半途中から出場し、ノーゴールに終えた模様。
指揮官は高評価を与えた様子で、「ダニエル・ハルファーとも息が合っている」の述べる。
連携の良さは大迫の良い点と言えよう。
是非ともポジションを得て活躍して欲しい。
良い報を待っておる。

西本卓申くん、U-16日本代表候補トレーニングキャンプメンバー選出

2014年07月28日 | Weblog
U-16日本代表候補 トレーニングキャンプ@新潟(8/4~8) メンバー・スケジュール
2014年07月28日

スタッフ
監 督:吉武 博文 ヨシタケ ヒロフミ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:木村 康彦 キムラ ヤスヒコ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
アシスタントコーチ:森山 佳郎 モリヤマ ヨシロウ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ/サンフレッチェ広島)
GKコーチ:大橋 昭好 オオハシ アキヨシ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
選手
GK
上田 朝都 ウエダ アサト(横浜F・マリノスユース)
鶴田 海人 ツルタ カイト(ヴィッセル神戸U-18)
千田 奎斗 チダ ケイト(横浜F・マリノスユース)
若原 智哉 ワカハラ トモヤ(京都サンガF.C.U-15)
DF
下口 稚葉 シモグチ ワカバ(JFAアカデミー福島)
西本 卓申 ニシモト タカノブ(鹿島アントラーズユース)
堂安 律 ドウアン リツ(ガンバ大阪ユース)
崎村 祐丞 サキムラ ユウスケ(アビスパ福岡U-18)
麻田 将吾 アサダ ショウゴ(京都サンガF.C.U-18)
石川 啓人 イシカワ ヒロト(サガン鳥栖U-18)
古賀 太陽 コガ タイヨウ(柏レイソルU-18)
森岡 陸 モリオカ リク(ジュビロ磐田U-18)
MF
佐々木 匠 ササキ タクミ(ベガルタ仙台ユース)
梶山 幹太 カジヤマ カンタ(名古屋グランパスU18)
藤川 虎太朗 フジカワ コタロウ(東福岡高)
小野 湧哉 オノ ユウヤ(東海大付属熊本星翔高)
菅 大輝 スガ ダイキ(コンサドーレ札幌U-18)
田中 碧 タナカ アオ(川崎フロンターレU-18)
渡辺 皓太 ワタナベ コウタ(東京ヴェルディユース)
田中 康介 タナカ コウスケ(京都サンガF.C.U-18)
藤本 寛也 フジモト カンヤ(東京ヴェルディジュニアユース)
FW
飛鷹 啓介 ヒタカ ケイスケ(JFAアカデミー福島)
永澤 竜亮 ナガサワ リョウスケ(ヴィッセル神戸U-18)
金澤 隆太 カナザワ リュウタ(横浜FCユース)
安井 拓也 ヤスイ タクヤ(ヴィッセル神戸U-18)
半谷 陽介 ハンヤ ヨウスケ(セレッソ大阪U-18)
杉浦 文哉 スギウラ フミヤ(名古屋グランパスU15)
※U-16日本代表:FIFA U-17ワールドカップチリ2015を目指すチーム

スケジュール
8月4日(月) PM トレーニング
8月5日(火) AM/PM トレーニング
8月6日(水) AM トレーニング
PM 国際親善試合 対 U-16イラン代表
8月7日(木) AM/PM トレーニング
8月8日(金) AM 国際親善試合 対 U-16イラン代表

今後の予定
8月18日(月)~23日(土) 国内トレーニングキャンプ
8月26日(火)~9月3日(水) 直前キャンプ
AFC U-16選手権タイ2014(バンコク)
9月6日(土) グループステージ第1戦 vs 香港代表
9月8日(月) グループステージ第2戦 vs 中国代表
9月10日(水) グループステージ第3戦 vs オーストラリア代表
9月14日(日) ノックアウトステージ 準々決勝
9月17日(水) ノックアウトステージ 準決勝
9月20日(土) ノックアウトステージ 決勝


U-16日本代表候補 トレーニングキャンプメンバーに選出されたユースの西本卓申くんである。
このチームの常連となった。
吉武監督の眼鏡にかなっておる様子。
足技が的確という評価が得られておるのであろう。
是非とも最終メンバーに名を連ねて欲しいところ。
期待しておる。

赤、試合運営ボランティア活動

2014年07月28日 | Weblog
2014年Jリーグ新人研修試合運営ボランティアレポート(赤崎秀平)
2014年7月28日(月)

2014年7月23日(水)Jリーグ第16節大宮戦(カシマスタジアム)において、赤崎秀平選手が試合運営のボランティア活動を行いました。

今回は主にスタジアム内部の業務を体験することを目的に、まず始めに今回の試合に対し、試合運営に係わる人たちの人数、役割、拘束時間等の説明を受け、この試合が多くの人のご尽力により成り立っていることを理解しました。
その後、研修の一環としてマッチコミッショナーにご協力頂きながら、実際にメンバー表の作成、確認および提出作業を行いました。
現役選手が行える機会は稀であり、間違いが許されないので赤崎選手も緊張した様子で作業にあたっていました。
続いて報道受付にてメディア関係者の受入れ作業として、直接AD、ゼッケン、資料等の受渡しを行い、放送ブースや中継作業を見学しました。
選手時代にはほとんど目にすることが無い中継のシステム、機器や生の中継作業を目にし、各々が重責を担って作業していることを感じ取ったと思います。
ちなみにカシマスタジアムは鹿島アントラーズが指定管理者として管理しており、スタジアム内に最新鋭の映像技術による放送配信設備を備えた中継スタジオを構築しています。
最後に応募に当選した親子約70名の参加によるキッズプレスが行われ、赤崎選手は子供たちの質問に丁寧に答えていました。
ピッチ外での取り組みや状況を知ることにより、選手としてピッチでの活躍を期待したいと思います。

参加選手からのコメント

◎赤崎秀平選手

基本的には仕事内容からスタジアムビジネスまで内容の濃い体験でした。
特にスタジアムビジネスはJリーグでも最先端であり、未来へ投資する鹿島アントラーズの理念、そしてそれを実行できる周囲からのクラブへの信頼を強く感じました。
そして、ピッチだけでなく各ポジションで一流のパフォーマンスを発揮するのが、この鹿島アントラーズというクラブだと思いました。


試合運営のボランティア活動を行った赤である。
選手としてプレイするだけでなく、試合が行われる際にどのような人々がどのようなことをしていくのかを知るのはとても良いこと。
赤は「内容の濃い体験」と述べる。
鹿島の将来を担う若きストライカーが最先端のスタジアムビジネスを学び、新たな境地を開いたのではなかろうか。
鹿島選手としてピッチに立つ誇りを更に多く感じ取ってくれたと思う。
これからの赤に期待大である。

真摯に走り続ける限り、近い将来、鹿島はまたタイトルを手にするだろう

2014年07月28日 | Weblog
Jを面白くする浦和の守護神・西川の足技と鹿島の若手育成力|浦和 1-1 鹿島


カテゴリ:Jリーグ・国内
熊崎敬
2014年07月28日


連続無失点記録は破られたが、攻撃への貢献は計り知れない西川。

 1対1に終わった首位浦和と鹿島の一戦は、試合後、会う人会う人に喋りたくなる素晴らしいゲームだった。

 浦和が樹立したJ1連続無失点記録は、7試合で途切れた。横浜、FC東京、甲府、大宮、C大阪、新潟、徳島。この7チームが決められなかった浦和のゴールを打ち破ったのは、鹿島の柴崎だった。

 0-1で迎えた30分、植田が敵のパスをカットすると、土居、ダヴィと間髪入れず縦につなぐ。最後に右サイドを駆け上がった柴崎が、角度のないところから鋭い「天井シュート」を突き刺した。

 駆け引きの巧さが光る、良いシュートだった。

 ドリブルでゴールに迫った柴崎は、ゴール前に詰めた土居を横目で見て、次に視線を下に落とした直後、キーパーが一番反応できない真上を撃ち抜いた。これは西川でも止めようがない。決めた柴崎を褒めるべきだろう。

 連続無失点は途切れたものの、西川は相変わらず素晴らしい。すでに誰もが認めるところだが、ゴールを守るだけではなく、11人目のフィールドプレーヤーとして攻撃への貢献は計り知れない。

 昨年も浦和は最後尾から丁寧にパスをつなごうとしていたが、プレッシャーをかけられると慌ててしまい、無残に失点するケースが多かった。それがフィールドプレーヤーと遜色ない技術を持つ西川の加入によって、格段にパス回しが安定した。

 敵のリズムを壊すことに長けた鹿島は、チャンスと見るや何度も押し包むように浦和のパス回しに圧力をかけた。

 だが最後尾に西川がいるというのは、浦和にとって最高の精神安定剤だ。厳しくなったら西川に預けておけば間違いはない。それどころか彼は精度の高いパスによって、ラインを上げてきた敵の背後を突くこともできる。

 このゲームでも、一気に網を狭めてきた鹿島の裏、森脇にロングパスを通し、何人もの敵を置き去りにする場面があった。終盤にはボールを持ったまま足を止め、単独でチャージをかけてきた本山を目前まで引きつけると、スッとかわして縦パスを出した。

 奪いに行けば外される。体力を消耗するし、それどころか背後を取られるかもしれない――。こうなると敵は、なかなか西川にプレッシャーをかけに行けない。だがプレッシャーをかけなければ、浦和は自由に時間を使ってしまう。

 先制した浦和が圧倒的な勝率を誇っているのは、GKを使った巧みな駆け引きができるからだ。ゴールに鍵をかけるだけではなく、西川は最後尾からゲームを支配する。そして敵を心理面から揺さぶる。

 西川をどう破るか、そしてどう抑えるか。J1後半戦、対戦相手の多くが西川対策に頭を痛めることだろう。

ジーコの教えを守り続け、真摯に次世代へ受け継いでいく鹿島の姿勢。


浦和の李の突破を阻む2年目の昌子。若手の効果的な抜擢で、鹿島は明るい未来が描けているようだ。 (C) SOCCER DIGEST

 西川が輝いた夜、鹿島もまた明るい未来を垣間見せた。

 3連覇を達成したころに比べると、メンバーは大きく若返った。高卒2、3年目の若手がチームの半数近くを占め、19歳の植田、21歳の昌子のCBはJ1最年少コンビだろう。

 だが、駆け引きの巧さ、球際での激しさといった伝統は失われていない。

 かつての鹿島は、百戦錬磨のベテランたちに守られて、若手が伸びていくというサイクルがあった。だが今は、荒削りな原石だらけ。その中でいぶし銀が独特の輝きを放っている。小笠原だ。

 小笠原は文字通り、背中で若者たちを教育している。敵が加速しそうになると真っ先に現場に駆けつけ、激しく腰から当たって勢いをばっさりと断ち切る。弱気になって下がりかけた最終ラインに、大丈夫だ、上げろ、と身振りで鼓舞する。

 出場時間は短いが、本山も効いていた。終盤、曽ヶ端がボールを持ち、ゲームが途切れた瞬間、彼だけがするすると前線に動き出し、そこからチャンスが生まれたのだ。

 鹿島というチームは、Jリーグ開幕から22年が経った今も、ジーコの教えを守り続けている。それはベテランたちが若手時代に教わったことを、真摯に次世代に受け継いでいるからだ。

「いまどきの若いもんは……」と愚痴をこぼしている人たちは、鹿島の姿勢を見習うべきだろう。

 この日、鹿島は杉本太郎をデビューさせた。昨年のU-17ワールドカップでも活躍した、この世代最高のタレント。

 杉本はまだ線が細く、チャンスに絡む場面はあったものの、浦和の脅威にはならなかった。対面の槙野にも格の違いを見せつけられた。だが、首位との一戦、しかも1対1の緊迫した場面で大事なルーキーを使うところに鹿島の見識が感じられる。

 この杉本の起用について訊ねると、トニーニョ・セレーゾ監督がいいことを言っていた。
「杉本は自分のためではなく、チームのために取り組む自己犠牲の精神を持っている。弱い相手に活躍するのは、誰でもできる。強い相手と戦ってこそ、能力が分かるんだ。意欲が枯れかけたベテランを使うなら、意欲や願望の強い若手を使う方が明るい未来が待っている。たとえ失敗したとしても」

 T・セレーゾ監督によると、ブラジルには「ボールは止まらない」という格言があるのだそうだ。
「過去のミスを引きずって頭を抱えている間も、人生は進んでいく。新しい選手も出てくるだろう。だから頭を抱えたり、下を向いている暇があるなら、走り出した方がいい」

 真摯に走り続ける限り、近い将来、鹿島はまたタイトルを手にするだろう。

取材・文:熊崎 敬(スポーツライター)


「駆け引きの巧さ、球際での激しさといった伝統は失われていない」とサッカーダイジェストに記す熊崎氏である。
「19歳の植田、21歳の昌子のCBはJ1最年少コンビ」に伝統をもたらせるのはベテランの背中である。
それが鹿島の神髄であろう。
若きルーキー杉本太郎が大舞台でデビューしたのも、その伝統が成せるワザ。
自己犠牲が身に付いておるが故である。
「過去のミスを引きずって頭を抱えている間も、人生は進んでいく。新しい選手も出てくるだろう。だから頭を抱えたり、下を向いている暇があるなら、走り出した方がいい」
現状を嘆く時間があるのであれば、未来に向けて行動を起こすのだ。
鹿島は我らに良いお手本を見せてくれる。
前を向いて走って行きたい。