鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

笑顔のストレッチ

2015年08月31日 | Weblog
午前練習


鹿嶋は曇り空に覆われています。選手たちはミーティングをした後、10時からトレーニングを開始。パス練習や紅白戦、シュート練習などを実施しました。


ストレッチをするメンバーである。
過密日程となり明後日には次の試合となる。
どのようなメンバーで、どのような戦いをするのであろうか。
2015年度、鹿島のナビスコ杯が開幕する。
楽しみである。

川崎戦、熱戦の様子

2015年08月31日 | Weblog
鹿島が川崎Fを退け6連勝!!第2S首位を守る
15/8/31 17:24

[8.29 J1第2ステージ第9節 川崎F1-3鹿島 等々力]

 J1第2ステージ第9節が29日に行われ、第2S首位の鹿島アントラーズはアウェーで川崎フロンターレと対戦。3-1で勝利を収めて6連勝を飾り、第2S首位をキープした。


後半6分に技ありの低空ミドルで均衡を破ったMFカイオ


先制ゴールはFW土居聖真の突破をキッカケに生まれた


後半13分に追加点を奪ったFW金崎夢生(右)と、好クロスでそれを演出したMF遠藤康(左)


MF柴崎岳はこの日も中盤でゲームをコントロール


チームを勝利に導き、代表戦へ弾みをつけた


MF小笠原満男は2試合ぶりのスタメン出場


MF中村憲剛とのマッチアップは見応え十分だった


鹿島は石井正忠監督体制で未だ無傷の6連勝


当日は「肉体美」をテーマにしたイベントも行われ、試合前には両キャプテンにプロテインが贈呈された


川崎戦の試合風景である。
熱戦の様子が伝わってくる。
鬼門である等々力競技場にて勝ちきったことは嬉しい。
この勢いのままに、ナビスコ杯を戦うのだ。
楽しみである。

駆け引きで敵を揺さぶり、一気呵成にゴールを奪う

2015年08月31日 | Weblog
【蹴球日本を考える】川崎はなぜ勝てない? 鹿島戦にあったその答
熊崎敬
2015年08月31日


石井監督は敵について語り、風間監督は自分たちについて語った。

 首位・鹿島との大一番に1-3と敗れ、3連敗。川崎が優勝から大きく遠ざかった。

 川崎といえば優勝候補の一角であり、私も第1ステージ序盤の戦いぶりを見て、彼らの攻撃を抑え込むのは容易ではないと考えていた。だが、可能性の塊に見えたチームに停滞感が漂っている。

 川崎はなぜ勝てないのか。その答が鹿島戦に表われていた。

 試合後の記者会見で、鹿島の石井監督はゲームの狙いが川崎の攻撃を外へ外へと追いやることだったと述べた。

「川崎は中央を攻めてからサイドチェンジをして、また中央に攻めてくるという特徴がある。だから我々は外に追い込む守備をした。川崎がいつもと違う形で試合を進めている、という手応えを感じながら試合を見ていた」

 一方、川崎の風間監督は「ゴール前に攻め込みながらも完全に崩せなかった。その回数もいつもより少なかったので、変化をつけなければならない」とコメントした。

 石井監督は敵について語り、風間監督は自分たちについて語った。このふたつの言葉に、鹿島と川崎の哲学の違いが見て取れる。

 つまり、鹿島が敵の出方を見ながら試合を運ぶのに対して、川崎は自分たちの論理で試合を進めようとする。実際に、その違いがゲームで浮き彫りになった。

 鹿島は川崎の長所を出させないところから試合を始め、その結果、ゲームを掌握した。中盤をきっちり締め、小笠原が要注意人物の中村をゲームから消し去る(彼はどこにいても、絶えず首を振って中村の位置を確認していた)。これで川崎の攻めから、ゴールへの匂いがなくなった。

 ゴールに直結する縦へのルートを厳しく遮断され、あっさりと迂回する。こうした川崎の試合運びに「そっちがそう来るなら、こっちはこれだ」という駆け引きの精神はない。

 縦へのせめぎ合いはサッカーの醍醐味であり、それをしなければゲームは面白くなくなり、鹿島の思う壺になってしまう。

 川崎は13分にカイオのミスから速攻のチャンスを得たが、このときも中盤でスピードを緩め、パス回しに転じた。こういうプレーが、どれだけ敵を利するかわかっていない。ミスと接触プレーを恐れているようにも見える。

 川崎のパスは横へ、横へと淡々と回ったが、それは悪いときの日本代表を見るかのようだった。

 これは上手いチームが陥る落とし穴でもある。タレント揃いの川崎は技術が高いゆえにつなぐことに終始し、プレーから意外性が消えてしまう。際の際を突く鋭さや大胆さも失われる。

2点差がついてから反発したが、それも尻すぼみに…。


先制点を挙げたカイオは、左サイドから川崎を困難に陥れた。 (C) SOCCER DIGEST

 サッカーは丁寧にプレーすると、ときとして怖さがなくなっていく。だが、この課題とは無縁のチームがある。鹿島だ。彼らはポゼッションに縛られず、つねに敵の嫌なことをやるという姿勢が貫かれている。

 例えばカイオ。面倒なヤツが集まった鹿島の中でも、彼は飛び切り面倒なヤツだった。

 51分に鮮やかなミドルを突き刺した彼は、その4分後、鹿島らしいプレーを見せた。

 左サイドから果敢に仕掛け、並走するA・マイアを振り切る。だが、クロスを上げられる状況になってもクロスを上げない。彼はニアポストに向かってサイドを深く深くえぐっていき、最後にA・マイアに倒された。鹿島は好位置でFKを獲得、A・マイアにイエローカードが提示された。

 たぶんカイオは簡単にクロスを上げるより、深くえぐるほうが敵にダメージを与えられると考えたはずだ。深くえぐればゴールの確率は高まり、もしかするとPKを獲得できるかもしれない――。

 鹿島の試合運びは、こうした駆け引きに満ちている。駆け引きで敵を揺さぶり、一気呵成にゴールを奪う。川崎の頭脳と身体を揺さぶり、敵が棒立ちになったところで2点目、3点目を決めた。

 つまり技術で上回る川崎は駆け引きで負け、肝心の技術で勝負できないまま敗れ去った。

 川崎の風間監督は、技術と戦術ですべてを解決できると考えているようだ。だが、サッカーは敵がいるスポーツであり、つねに自分たちの思い通りに事を運べるわけではない。

 それでも自分たちの論理でゲームを運ぼうとするなら、敵に指ひとつ触れさせないくらいの完璧なプレーをするしかない。それは至難の業だ。なぜなら敵もまたプロ集団であり、厳しい練習を積んでいる。

 川崎は激しい凌ぎ合いをしないまま、鹿島に勝点3を献上した。気になるのは、ホームのお客さんたちが、この敗北に納得したかということだ。

 勝負事だから負けることはある。こういうときに問われるのは負け方だ。
「あれだけやったのだから、今日はもう仕方ない」
 そう思わせるものを見せられたかどうか。

 残念ながら、この敗戦に納得できるものはなかった。
 2点差がついてから反発したが、それも大きな炎にはならず、尻すぼみになった。駆け引きをしない、怖さがないということよりも、この冷めたところが何よりも残念だった。

取材・文:熊崎敬


川崎との試合について記すサッカーダイジェストの熊崎氏である。
川崎が勝てぬ要因についてはさほど興味はないが、鹿島に対しての記述が面白い。
「鹿島が敵の出方を見ながら試合を運ぶ」
「鹿島は川崎の長所を出させないところから試合を始め、その結果、ゲームを掌握した」
と述べる。
石井監督となり連勝が続いておる。
その答えは、スカウティングを徹底し、相手のイヤなところを突いていくことにあることがわかる。
これが外からは鹿島らしいと評されるのは嬉しいこと。
勝つための手立ては全て使う。
これからも勝利を積み重ねて行きたい。
期待しておる。

セレッソ・田代、全治2週間

2015年08月30日 | Weblog
田代有三選手の負傷についてのお知らせ
8月28日(金)の練習中に負傷したFW田代有三選手が大阪市内の病院で検査を行い、本日診断結果が出ましたのでお知らせいたします。

■傷病名 左内転筋損傷
■全治   2週間


練習中の負傷にて2週間の離脱するセレッソの田代である。
左内転筋損傷とのと。
これは痛い。
田代は常に負傷に悩まされておる。
ここは、完治を目指し、治癒後にJ1昇格に尽力するのだ。
田代復活の報を待っておる。

川崎戦報道

2015年08月30日 | Weblog
鹿島6年ぶり6連勝 川崎F8月未勝利/川-鹿9節
[2015年8月29日21時5分]


後半、鹿島MFカイオ(中央)は先制ゴールを奪いイレブンの祝福を受ける(撮影・小沢裕)

<J1:川崎F1-3鹿島>◇第9節◇29日◇等々力

 鹿島が6年ぶり6連勝で第2ステージ首位をキープした。

 序盤は川崎Fがボールを支配するも鹿島の最終ラインが踏ん張り決定機を許さない。前半30分過ぎから鹿島の時間帯になり、前半を0-0で折り返す。

 試合が動いたのは後半6分。右サイドを突破したFW土居がグラウンダーのマイナスクロス。飛び込んだMFカイオがネットを揺らし貴重な先制点を挙げた。同13分にもFW金崎が追加点。

 川崎Fは後半39分、DFエウシーニョのゴールで1点を返すも、ロスタイムに前がかりになったところで逆に鹿島がカウンター。途中出場の鹿島FW赤崎がダメ押し点を決め勝利を決定づけた。

 川崎Fは3連敗となり、8月は3敗1分けと勝ちなしに終わった。

鹿島6シーズンぶり6連勝、石井監督就任後全勝
[2015年8月29日23時38分]


6連勝を飾った鹿島石井監督(左)は先制ゴールのMFカイオを祝福する(撮影・小沢裕)

<J1:川崎F1-3鹿島>◇第9節◇29日◇等々力

 鹿島が6シーズンぶりの6連勝を飾った。0-0の後半6分、MFカイオ(21)が先制弾。FW土居聖真(23)の右からの折り返しに走り込み、右足を合わせてゴール左に蹴り込んだ。均衡を破ると、側転からのバック宙で大喜び。「練習から高い意識で取り組めている。喜びが爆発してしまった」と振り返った。

 その7分後、たたみかけた。右クロスにFW金崎夢生(26)が右足を伸ばして合わせる。クロスバーにはね返されたが、GKを背に拾い、反転して右足で押し込んだ。こちらも2戦連発。後半39分にパスミスから失点したものの、同ロスタイム3分にFW赤崎秀平(23)が決めて突き放す。筑波大時代に師事した敵将の風間八宏監督(53)に、川崎F戦3連発となるゴールで成長を示した。

 これで6連勝。09年4~7月に達成した8連勝以来となる、連勝記録だ。就任後6戦全勝の石井正忠監督(48)は「勝てていなかった等々力(過去2勝2分け7敗)で、やっとフロンターレと良い形で戦うことができた。6連勝? あまり考えず、次も勝つことだけ狙います」と話した。

鹿島吉兆6連勝、5年ぶりに敵地川崎Fを倒した
[2015年8月30日9時1分 紙面から]


6連勝を飾った石井監督(左)は先制ゴールのMFカイオを祝福する(撮影・小沢裕)

<J1:川崎F1-3鹿島>◇第9節◇29日◇等々力

 第2ステージ首位の鹿島が川崎Fを下し、6季ぶりの6連勝を飾った。MFカイオ(21)が2戦連発となる先制ゴール。FW金崎夢生(26)も2戦連発で続き、このカード5年ぶりの敵地勝利を挙げた。

 鹿島が止まらない。苦手川崎Fも敵地で一蹴した。0-0の後半6分、右クロスにMFカイオが走り込んで右足を合わせる。ゴール左に一直線。2戦連発、チームトップの今季7点目を決めると、側転から、ひねりも加えたバック宙を披露した。

 来日中の父親に贈る一撃も「感謝より、自分の喜びの方が爆発してしまった…」と無我夢中だった。

 勢いは止まらない。7分後、MF金崎が負けじと2戦連発だ。クロスバーをたたいた球をGKを背に拾って反転。右足で押し込んだ。1点を返された後半ロスタイム3分には、FW赤崎が川崎F戦3連発となる追加点を挙げて突き放した。

 3連覇の3年目、09年4月29日神戸戦~7月1日名古屋戦で達成した8連勝以来となる、吉兆の6連勝だ。

 右サイドからの2発は、就任後6戦全勝となった石井監督の分析通り。中央を固めて、相手をサイドに追いやる守備も指示通り。日本代表MF柴崎も「競争意識が高まり、守備が安定してきた。それが連勝につながっている」と納得している。

 等々力では過去11戦して2勝どまり(2分け7敗)だった。直近3戦も計10失点していたが凡ミス絡みの1失点だけ。鬼門で立ち止まらず、クラブ初の8月全勝を達成した。【木下淳】

鹿島、6年ぶり6連勝!柴崎「いい守備からいい攻撃できている」

前半、攻め込む鹿島・柴崎=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)

 明治安田J1第2ステージ第9節第1日(29日、川崎1-3鹿島、等々力)鹿島が優勝した2009年以来の6連勝。日本代表MF柴崎は「守備が安定して、いい守備からいい攻撃ができている」と好調の要因を語った。後半開始直後のピンチを抑え、同6分に速攻からMFカイオが先制。その後も2点を奪った。柴崎は「戦う意識がある。今はいい時期にいる」と胸を張った。


前半、パスを出す鹿島・柴崎=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


前半、ゴールを狙う鹿島・柴崎(中央)=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


前半、ゴールを狙う鹿島・柴崎(中央)=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


後半、先制点を決め喜ぶ鹿島・カイオ=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


後半、先制点を決め喜ぶ鹿島・カイオ=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


後半、先制点を決め、宙返りして喜ぶ鹿島・カイオ(右)。左は笑顔を見せる鹿島・柴崎=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


前半、競り合う川崎・大久保(左)と鹿島・小笠原=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


前半、競り合う(左から)川崎・谷口、鹿島・土居、川崎・大島=等々力陸上競技場(撮影・中井誠)


(紙面から)

鹿島 6連勝で堅首!柴崎が貴重な追加点を演出
J1第2S第9節 鹿島3―1川崎F (8月29日 等々力)


<川崎・鹿島>試合に勝利するも右足首にアイシングを施して足早にピッチを後にする鹿島・柴崎
Photo By スポニチ


 鹿島の日本代表MF柴崎が貴重な追加点に絡んだ。1―0の前半13分、右サイドからパスを出し、受けた遠藤のクロスから勝負を決める2点目が生まれた。これで6連勝となり第2ステージ首位をキープ。暫定ながら年間順位も4位に浮上した。

 31日からは日本代表合宿に合流する。後半45分には右足甲を痛めて交代したが「大丈夫。問題ない」と軽症の見込み。ミドルシュートを「自分の持ち味。狙っていきたい」と意欲を示した。
[ 2015年8月30日 05:30 ]

鹿島MF柴崎が右足甲痛めるも「全然問題ない」
2015年8月29日

 「J1、川崎1-3鹿島」(29日、等々力)

 鹿島が6連勝で首位を守った。日本代表に選出されたMF柴崎は、ボランチで先発出場。1-1の後半13分には右サイドからクロスを入れて、FW金崎のゴールの起点となった。

 試合中、右足甲を痛めて後半45分に途中交代となったが「足は少し痛めたけど、全然問題ない」。代表合宿に向け「自分の持ち味を出していきたい」と語った。

J1鹿島、際立つ集中力と執着心 09年以来の6連勝
内海亮
2015年8月29日23時19分



後半、鹿島・カイオ(中央)は先制ゴールを奪い祝福を受ける=日刊スポーツ

(29日、鹿島3―1川崎)

 第1Sでつまずき、第2Sで巻き返したいチーム同士の一戦は、鹿島が川崎を圧倒した。鹿島は2009年以来の6連勝、川崎は3連敗。

 両チームとも手堅い試合運びの前半から一転、後半に試合が一気に動いた。

 6分。右で球を受けた鹿島の土居が敵のマークを振り切ったカイオにパス。カイオが右足でゴールした。仕掛けてきた川崎の積極性を逆手に取る素早い攻めだった。続いて13分、ゴール前のこぼれ球を金崎が体勢を崩しながらねじ込んだ。

 際立ったのは、鹿島の勝機を逃さない集中力とボールへの執着心。第1Sを8位で終え、第2S途中に就任した石井監督は「球際の激しさや精神力」を説いた。J1最多7度の優勝を誇るクラブの選手たちは、足元を見つめ直した。

 監督はこの日の試合後、手応えをにじませた。「なかなか勝てない川崎を相手に攻略できたとまで言わないが、やっといい形での戦いが表せた」

 監督交代をきっかけに「変化」を求めた鹿島に対し、第1S5位の川崎が重視するのは「継続」だ。パスで試合を組み立てるサッカーを追求し、風間監督は「スピードと精度」にこだわり続ける。ただ結果が伴わず、この日もパスミスが目立った。MF中村は「イメージが共有できず、確信を持って攻撃できていないところがある」。

 第2Sは折り返し地点まで来た。チームの勢いの差は明らかだ。(内海亮)

     ◇

 ○石井監督(鹿) 「川崎は攻撃的なチームだが、練習通りにしっかり守れた。選手が高い意識でプレーしてくれた」

 ○柴崎(鹿) 「守備も安定し、得点も取れている。どの選手もチームのために戦っているし、この状態を長く続けたい」

 ●風間監督(川) 「完全に崩しきる場面が少なかった。残念な試合だったが、よかった選手もいたので希望はある」

J1 鹿島破竹6連勝
明治安田J1第2ステージ第9節第1日(29日・カシマスタジアムほか=6試合)鹿島は川崎を3-1で破り連勝を6に伸ばし、首位を守った。鹿島の通算成績は7勝1分け1敗、勝ち点22。鹿島は後半6分、カイオのゴールで先制。13分には金崎が追加点を挙げた。粘る川崎に1点を返されたが、終了間際に途中出場の赤崎がゴールを決め突き放した。鹿島のシーズン中の6連勝は、2009年の4〜7月に8連勝して以来、6年ぶり。

2位広島は佐藤のゴール、ドウグラスの3得点などで名古屋に5-2で勝って同21。年間勝ち点では浦和と55で並び、得失点差でトップに浮上した。

横浜Mは第1ステージ覇者の浦和に4-0で完勝して4連勝。FC東京は清水と1-1で引き分けた。

残り3試合は30日と9月23日に行われる。

■鹿島・石井監督
立ち上がりは川崎に押し込まれたが、怖がらず守る形が出せた。前半をしっかりゼロで抑えたので、後半は点を狙い、選手は意識を高くやってくれた。等々力ではなかなか勝てていなかったので、やっといい形を表せた。

■点を取ろうと臨んだ 鹿島・赤崎
途中からだったけど、どんな形でも点を取ろうと臨んだ。(恩師の)風間監督に、また点を取ってあいさつにいけた。

▽等々力(観衆22,632人)
川崎 3勝4敗2分け(11) 1-3 鹿島 7勝1敗1分け(22)
0-0
1-3

▽得点経過 川 鹿
後6分
【鹿】 0-1 カイオ
後13分
【鹿】 0-2 金 崎
後39分
【川】 1-2 エウシ
後48分
【鹿】 1-3 赤 崎

▽交代
【川】後15分 中野(山本)後21分 小林(アルトゥールマイア)
【鹿】後38分 赤崎(土居)後43分 中村(カイオ)後45分 山村(柴崎)
▽警告
【川】エウシーニョ
【鹿】黄錫鎬、西、柴崎


6連勝が大きく報じられかと思いきや、岳に多くの紙面が割かれた。
2ステージ制の優勝争いよりも日本代表を軸に紙面を作るということであろうか。
これではJリーグも盛り上がらぬというもの。
そのような中で、一般紙の朝日新聞が取り上げておる。
「鹿島の勝機を逃さない集中力とボールへの執着心」と内海記者が記す。
鹿島の神髄が復活してきたと、感じられよう。
監督交代がここまでの効果を発揮したのは、嬉しい誤算であった。
スポーツ紙、一般紙を問わず、多くの紙面を飾るべく、良いサッカー、鹿島のサッカーで勝利を積み重ねて行きたい。

山形・高崎、しっかり1点とってリズムつくれた

2015年08月30日 | Weblog
山形高崎2発「リズムつくれた」94日ぶり公式戦○
[2015年8月29日23時50分]


移籍後初得点を決める山形FW高崎(撮影・高橋洋平)

<天皇杯:山形7-1山形大医学部>◇1回戦◇29日◇NDスタ

 前年準優勝のJ1山形が山形大医学部を7-1で下し、5月27日ナビスコ杯仙台戦以来となる94日ぶりの公式戦白星を挙げた。前半1分に先制点を許すも、新加入のFW高崎寛之(29)の2得点、FW川西翔太(26)の今季初を含む2得点で突き放した。

 この日、ポストプレーで起点となり、裏に抜け出す動きなどで2得点を決めた高崎は「しっかり1点とってリズムつくれた。でも、もっと決められた」と話した。

 9月5日の2回戦は、J2讃岐と高知大の勝者と対戦する。


2得点で逆転勝利に貢献した山形の高崎である。
高さを活かしたポストプレイと裏に抜け出す動きが効果的だった様子。
山形の戦術にフィットしたということであろう。
残念ながら、先日の鹿島との試合は契約の関係で出場することが叶わなかったが、この先、山形では大きな戦力となっていく手応えを感じた。
山形のJ1残留に尽力するのだ。
活躍を楽しみにしておる。

サッカーダイジェスト 川崎戦寸評

2015年08月30日 | Weblog
【J1採点&寸評】川崎×鹿島|カイオ、金崎、赤のゴールで鹿島が圧巻の6連勝。攻撃が空回りした川崎は、攻め手を見出せず3連敗
大木 勇(サッカーダイジェスト)
2015年08月29日


攻撃陣の呼吸が合わなかった川崎。「小林の復帰」が数少ない収穫に。


警告】川崎=エウシーニョ(55分) 鹿島=ファン・ソッコ(68分)、西(73分)、柴崎(79分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】カイオ(鹿島)


【試合内容】
 開始1分に車屋の突破から川崎がチャンスを作ると、以降も川崎が比較的ゲームを支配して優勢に進める。一方の鹿島は、コンパクトな守備ブロックを形成し、隙あらばボール奪取からの速攻を狙いながら、カイオを中心に攻撃を組み立てる。前半は両軍とも決定打を欠き、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 試合が動いたのは51分。右のライン際で土居が抜け出してクロスを送ると、エリアの外からカイオが右足を振り抜き、鹿島が先制。そして58分には、遠藤のシュートに反応した金崎がしぶとく押し込み、アウェーチームがリードを広げる。川崎は中野、負傷明けの小林を続けざまに投入し、84分にエウシーニョが1点返すも、鹿島は終了間際に赤がダメを押し、6年ぶりの6連勝で首位をキープした。
 
【チーム採点・寸評】
川崎 4.5
ボールを回すも有効な攻め手が一向に見つからず……。連動した仕掛けは少なく、攻撃はほとんど機能しなかった。守備組織も大きく崩れるなど、首位チームとの差を随所に露呈した。

鹿島 7
攻撃ではカイオ、守備では昌子を中心に高い機能性を見せつけた。押し込まれる時間帯もあったが、そこで一切慌てない「強い鹿島」を誇示し、試合運びも盤石だった。

【川崎|採点・寸評】
GK
30 新井章太 5.5
37分に思い切り良く飛び出し、クロスに触ったのは好判断。雨の影響で伸びるシュートもファンブルせずにキャッチした。ただ、2失点目は反応していただけに止めたかった。

DF
4 井川祐輔 5
不用意なパスミスからボールを奪われ、寄せても結局ボールを奪い切れないのは減点材料。カイオにシュートを許して失点し、以降も守備陣を統率し切れなかった。

5 谷口彰悟 5
単純な1対1では誰と競っても引けを取らないが、守備ブロックを作ってから周囲を動かす力は改善が必要。自身がカバーする左サイドから何度も突破を許した。

18 エウシーニョ 5.5
カイオと何度も対峙し、身体を張った守備で対応したが、何度か裏を取られる場面も。後半に大胆な上がりでゴールを決めたが、これがなければ採点5が妥当の内容だった。

20 車屋紳太郎 5.5
開始早々、スピード溢れる攻め上がりでシュートチャンスを演出したが、これが最大の見せ場。後半は周囲との距離が広がり、左サイドを突破されて守備も瓦解した。

MF
6 山本真希 5
ビルドアップの際には最終ラインまで下がり、中盤とのパイプ役を担うが、不安定なつなぎで攻撃が一向に活性化せず。結局、60分に見切りを付けられてピッチを去った。

14 中村憲剛 5
相手最終ラインの前で動き回るが、効果的な絡みがないまま時間が経過。パスやトラップが微妙にズレてボールを奪われる場面もあり、相手守備陣にとって怖い存在ではなかった。

16 大島僚太 5.5
球際で激しく寄せて相手を潰しにかかるなど、課題克服に取り組む姿勢は好印象。つなぐ意識も強かったが、この日は周囲の動き出しと呼吸がいまひとつ合わなかった。

FW
9 杉本健勇 5
仕掛ける局面での判断が悪く、訪れたチャンスをフイに。ハリルホジッチ監督も期待を寄せるひとりだが、仕掛けの意識や動きの質など、あらゆる面で代表クラスには程遠い。

10 アルトゥール・マイア 5.5
左足の技術を駆使したキープ力でボールを運び、攻撃のリズムを作り出した。右ウイングの位置から中に切れ込む形は機能しており、そこからの連係が深まれば脅威は増しそうだ。

13 大久保嘉人 5
21分にフリーでチャンスを迎えるも、力みすぎてシュートはゴールのはるか上へ。得点に関与したが、それ以外では思ったようにボールがもらえず、イライラが募る展開だった。

交代出場
MF
22 中野嘉大 5.5
独特のボールタッチで局面を打開し、左サイドからエリア内にも侵入。守備の対応は課題も、ボールを持った際のプレーは光るものがある。

11 小林 悠 6
負傷明けで万全ではないものの、復帰戦で早速ゴールに絡んだ点を今回は高く評価。フル出場に向けて第一歩を刻んだのは、チームにとっても朗報と言える。

監督
風間八宏 5
終始、右サイドの守備が安定せず、同サイドでカイオを自由にさせる時間が続く。劣勢のなか交代策で攻撃は活性化したが、最終的に3点目を奪われて守備の脆さを露呈した。

突出していたカイオの存在感。金崎と昌子も攻守に奮闘。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6.5
後半早々に大ピンチを迎えるも、大久保のシュートに反応すると、その後のA・マイアの一撃も指先で触って難を逃れた。この一連のプレーが与えた影響は極めて大きい。

DF
3 昌子 源 6.5
1対1で激しく潰したかと思えば、冷静に寄せてプレッシャーをかけるなど、その判断が際立つ。中央を突破されて失点するも、その後は身体を投げ出して攻撃を阻止した。

14 ファン・ソッコ 5.5
クリアの処理をもたつき、エリア内で大久保にボールを奪われて決定的ピンチを招いた。これで失点していれば負けていた可能性も。失点時のカバーリングも一瞬遅れた。

16 山本脩斗 6
前半は自由に出入りするA・マイアを捕まえ切れなかったが、徐々に慣れ始めると左サイドの攻防で主導権を握った。攻め上がりは少なかったが、カイオの突破力を考えれば問題なし。

22 西 大伍 6.5
1対1でドリブル突破を図る車屋に対し後手に回る場面も。ただ、後半に入ると駆け引きを巧みに制して優位に立った。2ゴールとも右サイドが起点で、存在価値は間違いなく高かった。

MF
7 カイオ 7
ボールを持てば“なにかやりそう”な雰囲気を醸し出し、余裕のボールキープでタメを作れば、機を見たドリブル突破で打開。51分には卓越したシュート技術で先制点を決めた。

20 柴崎 岳 6
小笠原とともに中盤のバランスを取り、決して無理をせずに攻撃を組み立て、的確に前線もサポート。ダイナミックな上下動は少なかったが、終始、安定したプレーを見せた

25 遠藤 康 6
前半は大きな見せ場を作れなかったが、スペースが生まれ始めた後半は存在感が増す。右サイドを崩してシュートまで持ち込んだ58分のプレーで、金崎のゴールを呼び込んだ。

40 小笠原満男 6
最終ラインの手前に陣取り、危険なエリアを的確に埋めつつ、ビルドアップでも顔を出して周囲を援護。球際でベテランらしい鋭い読みも見せて、攻守両面を安定させた。

FW
8 土居聖真 6
前半は守備の時間が長かったものの、51分に右サイドを突破し、グラウンダーのパスでカイオの先制点をお膳立て。それ以外の見せ場は少なかったが、アシストの精度は光った。

33 金崎夢生 6.5
前線で動き周りながらスペースを狙い、後半には絶妙な飛び出しから追加点。土居とは時に縦関係になりながらマークを上手く外し、相手に的を絞らせなかった。

交代出場
FW
18 赤秀平 6
83分に投入され、こぼれ球に反応した形だが、シュート1本で1ゴール。本来はプレー時間が短く採点は付かないが、結果を残した点を評価した。

MF
13 中村充孝 -
攻撃の局面で効いていたカイオに代わって出場。出場時間が短く、これと言った場面は作れず、シュートも0本に終わった。

DF
4 山村和也 -
終了間際の90分に、逃げ切り要員として投入された。その3分後には中央でシュートを放ち、これが赤崎のゴールを呼び込んだ。

監督 
石井正忠 7
川崎の攻撃をシュート8本に抑え込み、逆にシュート16本を浴びせる猛攻で3ゴール。攻守ともに相手を上回る安定感を見せ、6年ぶりの6連勝を危なげなく飾った。

取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


先制点を叩き込んだカイオは、突破力やキープ力を活かしチャンスを創出。その存在感は群を抜いていた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)


サッカーダイジェストの木下氏による川崎戦の寸評である。
最高評価はMOMでもあるカイオに輝いた。
前半から積極的に仕掛け、シュートを放っておった。
こうなるとボールは自然に集まるもの。
納得のMOMである。
また、石井監督にも最高評価が与えられておる。
攻撃に特徴を持つ川崎のシュートを8本に抑えた采配は見事としか言いようがない。
中盤では満男を中心にした精力的なプレス網を作り上げた手腕は特筆すべきである。
この試合、「強い鹿島」と表現しても良いのではなかろうか。
これを継続出来るか、継続していって欲しい。
楽しみである。

川崎戦トラッキングデータ

2015年08月30日 | Weblog
2ndステージ 第9節
2015年8月29日(土)19:03KO 等々力



Jリーグ公式に掲載された川崎戦のトラッキングデータである。
夢生の数値は今更言うところでもなかろう。
やはりここで特筆すべきは赤である。
7分の出場で5回のスプリントは驚愕と言えよう。
もっともっと観たい選手である。
今週からの過密日程では、多くの出場機会が与えられると思われる。
楽しみなストライカーである。

川崎戦コメント

2015年08月30日 | Weblog
2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第9節




鹿島アントラーズ:石井 正忠
前半は、立ち上がりの20分くらい、川崎Fの攻撃に押し込まれてしまった。川崎Fに関しては、中央へ攻めてからサイドチェンジをして、さらに中へ入ってくるという形が特長としてある。だから、できるだけ外へ追い込む守備をしようとしていた。その形が、前半の途中からうまくできてきた。自分たちの形で守備をできるようになった。相手はかなり攻撃的なチームなので、怖がらずに守備をしようと、今週のトレーニングで練習を積んできた。川崎Fがいつもと違う状況で試合を進めている、という手応えを感じながら、試合を観ていた。守備面で、自分たちが主導権を握りながら試合を進めているという実感があった。

後半に関しては、前半をしっかり無失点に抑えることができたので、点を取りに行こう、90分間で結果を出そうと選手に伝えた。それを意識高く、選手たちが遂行してくれた。川崎Fにはなかなか勝てていなかったり、等々力では勝利から遠ざかっていたりしたけれど、川崎Fに対する良い戦い方を示せたと思っている。

Q.柴崎選手の途中交代の理由と評価、6連勝の手応えは?

A.少し足を痛めたような仕草をしていたので、すぐに交代させた。常に変わりなく、攻守に渡ってチームの中心になっている選手。今日もしっかりと仕事をしてくれたと思う。6連勝については、連勝ということをあまり考えず、1つ1つ、目の前の勝つことを目標にやってきている。前回は5連勝、今回は6連勝、という形になった。

Q.1点目と2点目は幅を広く使った攻撃から生まれたものだが、そこに攻略の狙いがあったのか?

A.川崎Fの右サイドに入る選手の守備が少し緩いと感じていたので、そこから攻めようとしていた。ただ、まずは守備から入ろうという話をしていた。中を閉めて、外へ押し出すような意識を徹底させた。クロスボールの回数が少ない相手なので、守備陣に対してはしっかりとマークをして、人数を揃えておけという指示をしていた。失点に関しては、中央を崩されてしまったが、全体的には、外から攻撃をさせるという狙い通りにできたと思う。





【カイオ】
ゴールの喜びが爆発して、あのようなパフォーマンスになった。ボールを持った時には常に積極性を出して、チームの勝利につながるプレーをしたいと考えている。

【赤崎 秀平】
前節も、途中出場で良い形を作れていた。どんな形でも良いからゴールを決めるつもりで、ピッチに立った。前回の川崎F戦でもゴールを決めたけど、負けてしまった。今回は良かった。

【曽ヶ端 準】
1点も取られないことに越したことはないけど、我慢強く試合を運べている。先制点を取ることができているし、チームとして良くなってきている。このような戦いを続けていきたい。

J1 2nd 第9節 川崎F戦


本日行われたJ1 2nd 第9節 川崎F戦は3-1で勝利しました。

2ndステージ 第9節
2015年8月29日(土)19:03KO 等々力

[ 石井 正忠監督 ]
前半は立ち上がりの20分くらいまで相手の攻撃に押し込まれたのですが、フロンターレさんの攻撃は中へ中へと攻めて、そこからサイドチェンジして、さらにまた中に攻めてくるという形が特長としてありました。なので、できるだけ外に追い込んでディフェンスをしようと。その形が前半の中盤くらいからできてきて、うまく自分たちの形で守備をできるようになったと思っています。かなり攻撃的なチームなので、怖がらずにディフェンスしていこうという形も今週に練習してきた。その形も出てきたのではないかなと思います。フロンターレさんがいつもとは違った状況で試合を進めているという手応えは感じていたので、守備の部分ではありますが、僕らがゲームを進めている実感がある程度はありました。後半に関しては、前半しっかり(失点)ゼロで抑えて守備をやっていたので、後半は点を取りに行こうと。「90分間で結果を出していこう」ということを選手に伝えていて、(勝利できたのは)それを選手が意識高くやってくれた結果だと思います。

2ndステージ 第9節
2015年8月29日(土)19:03KO 等々力

[ 遠藤 康 ]
外で見ている人より中でやっている人のほうが当然、現状がリアルに分かります。みんながいろいろ声を出し合っているから良い形で来ているのだと思います。前半でいえば、ああいう(相手に押し込まれる)時間帯で我慢できるのが今の強み。そこで点を取られちゃうと苦しい展開になるけれど、我慢して、我慢して、そうすれば後半にチャンスが来る。カイオが良い時間帯で入れてくれたからだいぶ楽になった。助かった雰囲気がありました。

[ 土居 聖真 ]
今日はどうしても相手のポゼッションがうまかったので、前でなかなか取れなかった部分はありました。ただ、自陣に入ってきたところでしっかり取りどころを定めてやったし、自分が触ったときにゴールにつながるプレーをしなきゃいけないと思っていました。それが先制点のキッカケになったと思います。1点目は(金崎)夢生くんがニアに突っ込んでいて、そこも見えていたから出そうとしたのですけど、その動きが(相手DFを)うまく引き寄せてくれたと思います。

第2S首位の鹿島が破竹の6連勝!川崎Fは今季2度目の3連敗
15/8/29 20:55

[8.29 J1第2ステージ第9節 川崎F1-3鹿島 等々力]

 第2ステージ首位の鹿島アントラーズはアウェーで川崎フロンターレと対戦し、3-1で勝った。これで石井正忠監督就任後、無傷の6連勝。一方の川崎Fは今季2度目の3連敗で4試合勝ちなし(1分3敗)となった。

 2連敗中の川崎Fは前節・湘南戦(1-2)から先発3人を変更。DF車屋紳太郎が6試合ぶり、FWアルトゥール・マイアが3試合ぶりに先発したほか、MF山本真希が3月22日の山形戦以来、約5か月ぶりの先発となった。
 5連勝で第2ステージ首位に立つ鹿島は前節・山形戦(3-0)から先発2人を入れ替え、MF小笠原満男とDFファン・ソッコが2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合はホームの川崎Fがボールポゼッションを高めるが、なかなか決定的な形でシュートまで持ち込めない。前半21分、マイアの右クロスに走り込んだFW大久保嘉人が右足を振り抜くが、枠外。攻守が目まぐるしく変わるスピーディーな展開となり、鹿島も前半25分にMF柴崎岳、同30分にMFカイオがミドルシュートを放つが、いずれも枠を捉えることができなかった。

 一進一退の膠着状態が続き、川崎Fは前半32分、大久保の横パスからMF大島僚太が右足ミドルを狙うが、クロスバーの上へ。鹿島も同38分、敵陣内で相手のパスミスをカットした柴崎がそのままフィニッシュまで持ち込み、左足でシュートを打ったが、ゴール右へ外れた。結局、前半は互いに決定機らしい決定機のないままスコアレスで折り返した。

 川崎Fは後半2分、相手ゴール前の競り合いでファン・ソッコからボールを奪った大久保がシュート。至近距離でGK曽ヶ端準が防いだこぼれ球をマイアが左足で狙ったが、ここも曽ヶ端が右手1本で弾き出すビッグセーブを見せた。すると直後の後半6分だった。鹿島はFW土居聖真が右サイドのタッチライン際を縦に突破。中央に折り返したところにカイオが走り込み、右足でゴールに流し込んだ。

 カイオの2戦連発となる先制点でリードを奪うと、後半13分にはMF遠藤康の右クロスに飛び込んだFW金崎夢生のシュートがクロスバーを直撃。跳ね返りを自ら拾った金崎が右足のバイシクルシュートで押し込み、2-0と突き放した。金崎も2戦連発。好調の鹿島が勝負どころで決定力の高さを見せた。

 2点を追う展開となった川崎Fは後半15分、山本に代えて大卒ルーキーのMF中野嘉大を投入。同21分からはマイアに代わって負傷明けのFW小林悠が入り、7月15日の鳥栖戦以来、7試合ぶりの復帰を果たした。後半31分にはMF中村憲剛の右CKに大久保が右足ボレーで合わせ、ゴールネットを揺らすが、ゴール前のプレーでファウルを取られ、得点は認められなかった。

 それでも川崎Fは後半39分、高い位置でDFエウシーニョがボールをカットすると、小林のボールキープから大久保につなぎ、大久保がゴール前にスルーパス。走り込んだエウシーニョが左足で流し込み、1点を返した。

 同点ゴールを目指して猛攻に出る川崎F。しかし、鹿島も後半45分に柴崎に代えてDF山村和也を投入するなど逃げ切りを図り、2点目は許さない。逆に後半アディショナルタイム、山村のミドルシュートのこぼれ球を途中出場のFW赤崎秀平が押し込み、ダメ押しの3点目。3-1と試合を決定づけ、勝ち点3をもぎ取った。

(取材・文 西山紘平)

6連勝で4戦未勝利の代表へ…柴崎岳「焦らず平常心で」
15/8/29 22:35



[8.29 J1第2ステージ第9節 川崎F1-3鹿島 等々力]

 気持ち良く日本代表に合流することができそうだ。6連勝で第2ステージ首位を守った鹿島アントラーズのMF柴崎岳は好調の要因として「一つは守備が安定してきたこと。いい守備からいい攻撃ができている」と挙げ、「失点も少ないし、得点も多く挙げられている。いい時期にあると思うし、これをできるだけ長く続けたい」と力を込めた。

 31日からはW杯アジア2次予選に向けた日本代表合宿が始まる。6月16日のシンガポール戦は0-0で引き分け、今月上旬の東アジア杯も2分1敗の最下位に終わった。公式戦4戦未勝利という状況で迎える9月3日のカンボジア戦(埼玉)、同8日のアフガニスタン戦(イラン)という予選2連戦。柴崎は「予選ではまだ勝利をつかめていない」としたうえで、「そこまで焦らずに、いい守備、いい攻撃をやっていきたい。平常心でやりたい」と淡々と語った。

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は中盤の選手にミドルシュートを求めていく考えを明らかにしているが、柴崎も「以前より(ミドルシュートが)少ないかなと思っている」と同調。「僕自身、ミドルシュートはいいものを持っていると思っている。自分の持ち味を出していけるようにしたい」と、積極的にゴールを狙っていくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

鹿島が破竹の6連勝で首位堅守…川崎はホームで敗れ3連敗
 2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第9節が29日に行われ、川崎フロンターレと鹿島アントラーズが対戦した。

 前節、湘南ベルマーレとの神奈川ダービーに敗れた川崎は、3試合勝ち星から見放され、順位を10位まで下げてしまった。一方、鹿島はリーグ戦5連勝を飾り、セカンドステージ首位と絶好調。6連勝で首位キープを目指す。

 この試合、最初のチャンスを作ったのは川崎。21分、右サイドに抜けだしたアルトゥール・マイアがグラウンダーの折り返しを中央に送ると、走りこんだ大久保嘉人がダイレクトシュート。しかし、ここは枠を大きく外れた。

 すると徐々に鹿島がチャンスを作り始める。30分、ドリブルで前線に持ち上がったカイオが、エリア手前左からミドルシュート。しかし、ここは枠を捉えきれなかった。終盤は鹿島がチャンスを作ったが、0-0のまま前半終了を迎えた。

 後半立ち上がりに川崎がビッグチャンスを作る。47分、大久保がエリア内左でファン・ソッコからボールを奪うと、右足でシュートを狙った。しかし、ここはGK曽ヶ端準がなんとか弾き返した。さらにこぼれ球を拾ったマイアが左足でシュート。ここも曽ヶ端が得点を許さなかった。

 直後の51分、今度は鹿島がチャンスを作る。右サイドに抜けだした土居聖真が中央に折り返しのボールを送ると、ゴール前に走りこんだカイオが右足で地を這うようなミドルシュートを放つ。これがゴール左下に決まり、鹿島が先制に成功した。

 さらに58分、右サイドの柴崎岳がフリーでボールを持ち、中央の遠藤康へパスを送る。これを受けた遠藤が左足でファーサイドにシュートを狙う。これを金崎夢生がトラップしてシュート。一度は左ポストに阻まれたが、こぼれ球を自ら押し込んで追加点を奪った。

 77分、川崎が右CKを獲得すると、中村憲剛のクロスから大久保が右足でボレーシュート。これがゴール左に決まり1点差かと思われたが、主審は直前にファウルがあったとして得点を許さなかった。

 その後も攻める川崎。84分、エリア手前で得意のパスワークを見せると、最後は右SBのエウシーニョが抜けだして左足でシュート。これが決まり、川崎が1点差に詰め寄った。

 しかし、後半アディショナル3分、鹿島が再び突き放す。途中出場の山村和也がミドルシュートを放つと、相手DFに当たったボールが赤崎秀平の目の前にこぼれる。これをしっかりと決め、2点差をつけた。このまま試合終了となり、鹿島がリーグ戦6連勝を飾り、首位をキープ。一方、川崎は3連敗となった。

 次節、川崎は敵地でヴァンフォーレ甲府と、鹿島はホームでガンバ大阪と対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 1-3 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 51分 カイオ(鹿島アントラーズ)
0-2 58分 金崎夢生(鹿島アントラーズ)
1-2 84分 エウシーニョ(川崎フロンターレ)
1-3 90+3分 赤崎秀平(鹿島アントラーズ)

【J1】カイオ、金崎、最後は赤崎! 鹿島が3発で川崎を下しステージ首位をキープ!
サッカーダイジェスト編集部
2015年08月29日


前半は劣勢に回るも、後半立ち上がりにカイオが鮮烈な一撃!


51分に豪快なミドルシュートを決めたカイオ。抑えの利いた見事な一撃だった。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグの第2ステージ・9節の川崎対鹿島は8月29日、等々力競技場で行なわれ、首位の鹿島が3-1で勝利を収め、ステージ首位を守った。

 試合は、立ち上がりからホームの川崎がボールを支配し、主導権を握る。トップ下の中村を中心としたテンポの良いパス回しから前線の大久保、杉本らが鹿島ゴールに迫るが、ゴール前での積極性と精度を欠き、得点には至らない。

 一方の鹿島は25分過ぎから反撃に転じ、カウンターとセットプレーから川崎ゴールを脅かす。柴崎のミドルシュート、カイオのドリブルシュートなど、積極的なプレーも見られたが枠を捉えきれず、前半は0-0で折り返した。

 後半に入り、鹿島は立ち上がりのピンチを凌ぐと、51分に右サイドを抜け出した土居のグラウンダーのパスからカイオがノートラップで豪快に右足を振り抜き、川崎ゴールを射抜いた。アウェーの鹿島が先制点を奪う。

 さらに58分、鹿島は右サイドで遠藤、柴崎のパス交換からチャンスを掴むと、遠藤のパスから最後は金崎が粘り強く押し込み、追加点を挙げる。鹿島が2-0とリードを広げた。

 川崎は84分、ボール奪取から素早く前線につなぎ、後方から追い越したエウシーニョがシュートを決め1点差に追い上げる。その後も前掛かりに人数をかけた攻めで、鹿島ゴールに迫った。

 しかし、終了間際のアディショナルタイムに鹿島は赤崎がダメ押しの3点目を奪い、勝負あり。3-1で鹿島が勝利を収め、6連勝で首位をキープした。


「我慢」という言葉を使ったヤスと曽ケ端である。
攻め急ぐことなく、落ち着いた試合運びが出来ておる証拠。
また、それが根付いている証拠と言えよう。
その意識を植え付けたことこそが石井監督の手腕ではなかろうか。
「守備面で、自分たちが主導権を握りながら試合を進めているという実感があった」と言い切る。
戦局を把握し、正しい手を打っておる。
この調子を維持し、勝利を積み重ねて行こうではないか。
楽しみである。

パク・チュホ、ドルトムント移籍

2015年08月30日 | Weblog
ドルトムント、手薄な左サイドに韓国代表DFパク・チュホを獲得
2015年08月29日(Sat)22時48分配信
photo Getty Images


パク・チュホ【写真:Getty Images】

 香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは29日、マインツから韓国代表DFパク・チュホの獲得を発表した。2018年6月末までの3年契約を締結している。

 崇実大学在学中の2008年に日本へ渡りJ2の水戸ホーリーホックでプロデビューを飾ると、翌年鹿島アントラーズへ移籍し、ジュビロ磐田を経て2011年にバーゼルへと旅立った。

 スイスでの活躍が目に留まり、2013年にマインツへと戦いの舞台を移すと、昨季までは岡崎慎司とともにプレーした。今季も23日のボルシアMG戦に出場して武藤嘉紀と同じピッチに立っていた。

 マインツのクリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネージャー)はクラブ公式ツイッターで「パク・チュホに、ボルシア・ドルトムントへ移籍したいという絶対的な強い気持ちを打ち明けられた。ドルトムントとも合意に至り、この道を妨げたくないと思った。チュホがここにいた時間は、我々の中にいい思い出として残る。新天地での成功を祈っている」とコメントし、退団を惜しんでいる。

 一方、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)はクラブ公式HPで「我々にとって理想的な補強」と手薄だった左SBの新戦力獲得に満足感を示している。パクは好調のマルセル・シュメルツァーとポジションを争うことになる。

 香川とともに“元Jリーガー”ホットラインを築いて新天地でも輝きを放てるだろうか。

【了】


ドルトムントに移籍したパク・チュホである。
確実にステップアップしておる。
篤人の負傷が癒えれば、ダービーにてマッチアップすることとなろう。
楽しみである。

浦和・興梠、今日が今年で一番悪かったと思う

2015年08月30日 | Weblog
横浜FM守備に脱帽の浦和FW興梠「今年で一番悪かった」
15/8/29 22:47

[8.29 第2ステージ第9節 横浜FM 4-0 浦和 日産]

 完敗だった。序盤から横浜FMに主導権を握られた浦和レッズは前半28分に先制を許すと、同33分にも失点。後半にも2点を追加されると、反撃も実らず今季初の完封負けを喫した。最前線で後半20分までプレーしたFW興梠慎三は、「今日が今年で一番悪かったと思う」と声を落とした。

 1トップの位置に入った興梠だが、なかなか攻撃の基準点となれない。たとえボールを呼び込んでも、横浜FMの選手に囲い込まれてボールを失ってしまった。「自分のところにボールが来ても、周囲に相手が10人くらいいるんじゃないかというくらい、相手選手が多く感じられた」。攻撃の形を創出できないチームは前半のシュートを2本に抑えられただけでなく、横浜FMに2点を奪われて前半を終えることとなった。

 しかし、後半開始からFWズラタンが投入されて興梠と2トップを形成すると、徐々にシュートチャンスを生み出していく。「2トップは久し振りでしたが、後半の立ち上がりはいい感じで押し込めました」と攻撃に手応えをつかんでいたものの、後半14分にカウンターから3点目を献上。さらに同19分にセットプレーから横浜FMに4点目を奪われると、興梠は直後の同20分にピッチを後にした。

「自分のところでボールキープできなかったので、なかなか攻撃ができませんでした。自分の収まりも悪かったし、後ろが前に出る力もなかった。決定機らしい決定機も作れなかったし、非常にやりづらく、うまく守られた感じがします」

 ロシアW杯アジア2次予選を戦う日本代表に招集され、9月3日にはホームでカンボジアと、8日にはアウェーでアフガニスタンと対戦する。「海外組とやれるのは楽しみです」と話すと、「自分らしいところが出せれるように頑張りたい」と意気込んだ。

(取材・文 折戸岳彦)


大敗に落胆する浦和の興梠である。
ボールキープもままならず、攻撃の起点になれなかった様子。
2TOPへの戦術変更も功を奏さず敗戦。
興梠としては気落ちするのも当然であろう。
とはいえ、日本代表に合流することとなり、気持ちは切り替える模様。
海外組と別のサッカーをするのは、また気分が変わろう。
代表での躍動を楽しみにしておる。

堅守の復活は重要な鍵となる

2015年08月29日 | Weblog
【今節のPICK UP GAME 】攻撃不発の川崎、絶好調・鹿島を叩いて浮上のきっかけ掴めるか
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第9節が29日に行われる。フットボールチャンネルでは、毎節1試合を【PICK UP GAME】として特集。今回は川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの一戦を取り上げる。

2015年08月29日(Sat)10時02分配信
text by 編集部 photo Getty Images


対照的な状態にある両チーム


川崎と鹿島が激突する【写真:Getty Images】

 リーグ屈指の破壊力を持つ川崎の攻撃陣だが、ここ3試合は本領を発揮できていない。前節の湘南ベルマーレ戦は試合開始直後にゴールを奪ったが、その後はチャンスを作りながら決められず、逆転負けを喫した。

 崩しの局面で精度や判断を欠いたと風間八宏監督は指摘し、選手もその点について言及していた。中村憲剛は試合後、「自分たちで最後合わせられていない」と話した。「ここ数試合ずっとそう」と嘆くように、思うように得点を挙げられないことで勝ち点を落としているのが現状だ。

 対する鹿島は監督交代後5連勝と絶好調。サガン鳥栖、ベガルタ仙台、モンテディオ山形戦はいずれも3ゴールを奪って勝利するなど、川崎とは対照的に攻撃が爆発している。前線の選手が得点の多くに絡み、今はどこからでもネットを揺らせる雰囲気が漂う。

 さらに守備も堅さを取り戻しつつある。仙台戦はミスから失点したが、5試合中3試合を完封。守備面の安定は、チームに自信を与えていることだろう。得点力はあっても失点が多ければ取りこぼしも増える。今後も好調を維持するためにも、堅守の復活は重要な鍵となる。

 破壊力に陰りが見える現在の川崎だが、その実力に疑いの余地はない。ひとつのきっかけで調子を取り戻すと思われ、連勝街道をひた走る鹿島から勝利を掴めれば大きな自信となり、再びゴール量産体制に入るだろう。

両チームの予想スタメン


両チームの予想スタメンはこちら

 川崎は杉本健勇が3試合連続でスタメン出場を果たしそうだ。日本代表のメンバー発表会見では、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から名指しでレベルアップを求められた。ハリルジャパン入りへ、ゴールでアピールしたいところ。

 鹿島の前線は金崎夢生と土居聖真がスタメンで出てきそうだ。川崎の谷口彰悟は大学時代の仲間だった赤秀平のベンチスタートを残念がっていた。1.5列目のような位置取りで様々なところに顔を出す土居については「動き出しが上手い選手だし、捕まえられないとディフェンスも迷う」と警戒を強めた。

【了】


川崎と鹿島の対戦を【PICK UP GAME】として取り上げるフットボールチャンネルである。
今節の最注目試合と言うことであろう。
リーグ屈指の破壊量を持つ川崎に対して、監督交代後、5試合中3試合を完封しておる鹿島の守備陣が挑む形となる。
守備陣が耐えることが出来れば、夢生と聖真の2TOPがゴールに迫る。
突破とテクニックに秀でる二人で得点を奪うのだ。
堅守にて勝利を掴み取りたい。
楽しみである。

金崎夢生、続けていきたい

2015年08月29日 | Weblog
キーマン MF金崎夢生 労惜しまず果敢に攻守
前節の山形戦で先制点を挙げ、5連勝に貢献。海外で成長を遂げ、鹿島に不可欠な存在となったアタッカーは「(ゴールを)続けていきたい」と気を引き締め直す。

体を張ったボールキープ、迫力あるドリブルが持ち味。


キーマンに挙げられる金崎夢生である。
FWに起用され、テクニックと突破力を披露しておる。
泥臭いプレイも厭わぬメンタリティは我らの気持ちを高揚させる。
今日の川崎戦でも力を発揮してくれるであろう。
夢生の力で鬼門・等々力を制覇するのだ。
活躍を楽しみにしておる。

守備陣は前回対戦のリベンジに燃える

2015年08月28日 | Weblog
【J1展望】2ndステージ・9節|川崎 - 鹿島|連敗中の川崎と新体制5連勝中の鹿島。痛みから解放された大久保を、鹿島が抑え込めるか
サッカーダイジェスト編集部
2015年08月28日


川崎――全体練習に合流した小林が“切り札”に。鹿島――昌子ら守備陣は前回対戦のリベンジに燃える。


故障者/川崎=田坂、安藤、松井 鹿島=ジネイ
出場停止/川崎=なし 鹿島=なし


J1リーグ 2ndステージ・9節
川崎フロンターレ - 鹿島アントラーズ
8月29日(土)/19:00/等々力陸上競技場

川崎フロンターレ
2ndステージ成績(8節終了時):10位 勝点11 3勝2分3敗 10得点・9失点
年間成績(25試合終了時):6位 勝点41 12勝5分8敗 42得点・35失点

【最新チーム事情】
●小林と登里が全体練習に合流。小林は鹿島戦でベンチ入りの可能性も。
●リハビリ中の田坂が、復帰に向けて調整のピッチを上げる。
●大久保は右足親指から痛みがほぼ消え、良い状態でプレーできる見込み。
●山本がボランチで先発か。それに伴い、中村のトップ下起用を模索。
●27日の練習中に井川が負傷。経過が気になるところ。

【担当記者の視点】
 神戸戦(0-2)、湘南戦(1-2)と第2ステージ初(今季二度目)の連敗を喫し、チーム内にはどんよりとした停滞感が漂っていた。さらに、27日の練習で井川が負傷し、鹿島戦の出場が危ぶまれている。とはいえ“朗報”もあり、それらを起爆剤にチームの勢いが戻りそうな気配も漂っている。

 朗報のひとつは、右足親指痛を抱えていた大久保の状態だ。9月1日にレーザー手術を予定していたが、湘南戦を終えてまったく患部に痛みがなく、本人も驚くほどの回復によって手術も回避する見込み。痛みから解放されたエースは、意気揚々とトレーニングにも励んでおり、心身ともに良い状態で鹿島戦を迎えられそうだ。
 
 ふたつ目は怪我人の復帰だ。長らく戦列を離れていた小林と登里が全体練習に合流し、チームに活気が戻りつつある(田坂も急ピッチで調整中)。

 小林は主力組に混じってプレーする場面もあり、心肺機能や筋力などを含めたコンディションに問題がなければ、鹿島戦で復帰を果たしそうだ。彼の“裏抜け”は、攻撃の深みを作るうえで欠かせず、大久保や中村とも絶妙の連係を見せるだけに、途中出場でも脅威となるだろう。

鹿島アントラーズ 
2ndステージ成績(8節終了時):1位 勝点19 6勝1分1敗 15得点・7失点
年間成績(25試合終了時):5位 勝点41 12勝5分8敗 42得点・32失点

【最新チーム事情】
●6シーズンぶりの6連勝を狙う。
●柴崎がワールドカップ・アジア2次予選の代表メンバーに選出。
●守備陣は前回対戦3失点のリベンジを狙う。

【担当記者の視点】
 石井監督になって5戦全勝の鹿島が、難敵を退けて首位をキープする。前回6月27日の対戦で敗れた川崎に借りを返せば、09年の4~7月に達成した8連勝以来の6連勝。リーグ3連覇の3年目という吉兆の記録を打ち立てたい。

 27日に発表されたワールドカップ・アジア2次予選(3日のカンボジア戦、8日のアフガニスタン戦)に臨む代表に、柴崎が順当に選ばれた。東アジアカップでは不完全燃焼で、チームも最下位で終わっただけに、人一倍強い想いを抱いている。川崎に勝って、気持ち良く代表へ合流したいと考えているはずだ。

 守備陣は2戦連続のシャットアウトを目指す。前節の山形戦は2試合ぶりの無失点。最終ラインも上り調子で川崎戦を迎える。第1ステージ最終節の川崎戦は2-3で敗戦。エウシーニョ、レナト、大久保に鮮やかなゴールを決められただけに、昌子らはリベンジに燃えている。


「守備陣は2戦連続のシャットアウトを目指す」と記すサッカーダイジェストのプレビューである。
川崎は攻撃に重点を置くチームだけに、この攻撃陣を押さえ込めれば勝機があろう。
ここで気になるのはCBである。
この予想では、ファン・ソッコ(植田)とあり、絞りきれておらぬ様子。
植田はU-22代表合宿の関係で、戦術練習への合流が遅れておる。
ここはファン・ソッコに分があることは否めぬ。
しかしながら、山形戦では植田が良いパフォーマンスを魅せており、源との相性にて植田を起用してくる可能性もある。
どちらが出たとしても、高い集中力で川崎攻撃陣を封じるのだ。
鬼門・等々力にてクリーンシートを記録することができれば、鹿島の力を世間に見せつけられるというもの。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。