鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

伊野波、チームメイトに感謝

2011年06月30日 | Weblog
【鹿島】クロアチア移籍へ伊野波「感謝」
 鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)が30日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでクラブへの感謝の思いを口にした。伊野波にはクロアチアの名門ハイデュク・スプリトから獲得オファーが届き、本人は移籍を決意。クラブ側も希望を受け入れている。今後は違約金の額などクラブ間での交渉となる。伊野波は「早く決まってほしい。ぼくができることは、今のチームでいつも通りやること。鹿島では79年組の満男さん(小笠原)、本さん(本山)、浩二さん(中田)や、大樹さん(岩政)に、いろいろ教えてもらって成長できた。感謝している」と話した。7月2日のアウェー清水戦に向けて「必要とされるなら出たい」と意欲を見せた。
 [2011年6月30日17時16分]

ここまで成長させてくれたチームメイトに感謝する伊野波である。
いよいよ移籍が迫っておることを改めて感じる。
我等としても、ここまでタイトルを獲り続けておるのは伊野波の尽力あってのことだと理解しておる。
感謝するのはこちらの方と言えよう。
欧州に渡る日も近いが、それまでは鹿島の勝利に力を尽くしてくれるとのこと。
鹿島の伊野波有りと謳われる日を楽しもうではないか。
残り少ない日々を。

U-17日本代表、成長中

2011年06月30日 | Weblog
【U-17日本代表】快進撃を見せる吉武ジャパン。大型DF岩波と植田の可能性
93年日本、95年エクアドル、2001年トリニダード・トバゴ、2007年韓国、2009年ナイジェリアと過去5回のU-17ワールドカップ出場経験がある日本。しかし自国開催だった93年に決勝トーナメント進出しているだけで、他の4回はいずれも1次リーグで敗退している。95年大会には小野伸二、高原直泰(ともに清水)ら黄金世代、2001年大会には矢野貴章(フライブルク)や藤本淳吾(名古屋)らA代表経験者、2007年大会には鈴木大輔(新潟)や山田直輝(浦和)ら現U-22代表世代の選手たち、そして2009年大会には宇佐美貴史(G大阪)、宮市亮(フェイエノールト)ら10代で欧州に羽ばたいた面々がいた。が、それでも世界の壁は高かった。

それだけに今回、2011年メキシコ大会に挑んでいるU-17日本代表も苦戦が予想された。1次リーグでジャマイカ、フランス、アルゼンチンという強豪揃いのグループに入ったうえ、このチームには看板になるような頭抜けたタレントがいない。そういう意味でも期待はさほど大きくなかった。しかし初戦でジャマイカにまず幸先のいい勝利を挙げ、第2戦でフランスに引き分けたところで、選手たちは大きな自信をつけたようだ。勢いに乗った彼らはグループ最終戦・アルゼンチン戦を3-1でモノにし、1位でグループを通過した。

この3試合を通して吉武博文監督が大胆だったのは、メンバーをつねに入れ替えながら戦ったこと。特に3戦目は勝負が懸かっているのに、正守護神・中村航輔(柏U-18)をサブに回して牲川歩見(磐田ユース)を先発起用。大黒柱であるセンターバックの1人である植田直通(熊本大津)もベンチスタートにした。攻撃陣の入れ替えならまだしも、GKと最終ラインの真ん中を変えるというのは大きなリスクを伴う。吉武監督は「頭抜けた選手がいない分、全員で戦って勝ち上がる」という考えが強いのだろう。このアルゼンチン戦で控えの高木大輔(東京Vユース)が先制点を挙げたのも、こうした「チーム全体で一致団結して戦う」という意識が前面に出たからではないか。

日本時間30日朝に行われたラウンド16・ニュージーランド戦も素晴らしい内容の勝利だった。立ち上がりから日本は人とボールの動くサッカーを面白いようにピッチ上で表現し、相手を寄せつけない。前線の石毛秀樹(清水ユース)、松本昌也(JFAアカデミー)、早川史哉(新潟ユース)が巧みなポジションチェンジと連動性は見事で、次々と相手守備陣を攻略。ゴールを重ねる。前半だけで石毛が2点、早川が1点、オウンゴールで1点とこれだけ面白いように点が入る。後半も途中出場の南野拓実(C大阪U-18)、早川が追加点を奪い、終わってみれば6-0の圧勝。日本時間4日朝に行われる次の準々決勝・ブラジル戦で勝てば、いよいよメダルも見えてくる。99年に黄金世代がナイジェリアで達成した快挙に迫る迫力が今の吉武ジャパンには感じられる。

石毛、早川、松本の決定力や攻撃の連動性に目が行きがちなこのチームだが、やはり全体を支えているのは植田と岩波拓也(神戸ユース)の長身センターバックだろう。昨夏の豊田国際ユースで当時のU-16代表を取材した際、吉武監督はこんな話をしていた。

「今の日本サッカー界には長身のセンターバックが少ない。指導者はどうしても状況判断がよくて足元のうまい選手を選びがちだが、サイズがないと上の年代に行った時に世界では通用しない。そういう問題を実感したので、私はあえて高さのある選手を我慢して育てて行こうと思っています」と。

過去何世代かのユース代表のセンターバックを見ても、金井貢史(横浜)、内田達也(G大阪)、平出涼(富山)のように読みやフィード力には優れていても、高さの問題で上の年代代表に生き残れていない選手が非常に多い。今のザックジャパンでも、185cm以上あるDFは吉田麻也(VVVフェンロ)ただ1人。今野泰幸(FC東京)と伊野波雅彦(鹿島)は170cm台、栗原勇蔵(横浜)や槙野智章(ケルン)らも180cm台前半で、世界の凄まじい大型化の波を考えるとやや心もとない。185cm以上のDFを起用しながら育てるという吉武監督の試みは、今後の日本サッカー界にとって大きなプラスといえるだろう。

実際、植田と岩波はこの1年間で確かな成長を遂げているし、U-17W杯でも穴のない仕事をしている。植田を預かる熊本大津の平岡和徳監督も「まだ成長期が終わっていないのでもう少し背が伸びるかもしれない。人間的にも大人になってきたし、将来が楽しみ」と太鼓判を押していた。2014年ブラジルワールドカップが行われる3年後、彼らは19~20歳。A代表入りも十分考えられる年齢だ。その時に本当に期待通りの選手になっているのか。まずは今大会でできる限り、高いレベルまで勝ち上がり、国際経験と自信をつけてほしい。次のブラジルとの決戦が大きな正念場になりそうだ。


元川 悦子 06月30日16:46

悦っちゃんによるU-17日本代表の躍進のコラムである。
特に最後尾で控える大型CB二人にスポットを当てておる。
一時のフル代表が大型で専門職のCBを起用せず、足技に優れるMFをコンバートしておったあたりから、屈強なCBを軽視する傾向にあった。
しかしながら、最後尾からのビルアップに頼らずとも中盤が作れるのであれば、高く強いCBが有利であることは言うまでもなかろう。
餅は餅屋である。
今回のU-17でそれを担うひとりの植田くんには鹿島が興味を持っておる。
まだまだ、身長が伸びるであろう植田くんは、身体だけでなく人間的にも成長著しい。
鹿島のDFを任せるため、更なるスケールアップを期待したい。
楽しみに逸材である。

戦術練習実施

2011年06月30日 | Weblog
2011年06月30日(木)

戦術練習の後、紅白戦を実施しました。その後もサテライトメンバーは、シュート練習などをお昼過ぎまで行っています。

明後日の戦術はどのようになるのであろうか。
小笠原満男の起用法は如何に、FWは誰が担うのか、ボランチの人選は、etc…
今季から清水を指揮を採るゴトビ監督はかなりの戦術家と見受けられる。
スカウティングも的確であろう。
ここは、監督力の勝負となる。
負けるわけにはいかぬ。
高いレベルの勝負に勝利で花を添えたい。
監督のプランを実行する選手たちの能力に期待である。

満男、別メニュー

2011年06月30日 | Weblog
精彩欠く小笠原 ミニキャンプ“再調整”指令
 鹿島のMF小笠原満男(32)が29日、オズワルド・オリヴェイラ監督(60)からミニキャンプでの再調整を命じられた。

 練習では紅白戦が行われたが、指揮官の指示により、小笠原は先発組、控え組のどちらにも入らず、別メニューでフィジカルトレーニングを消化。小笠原は「(コンディションに)特に問題はない。言われた(練習)メニューをやるだけです」と気丈に話したが、今季3試合で先発から外れるなど不動の司令塔が精彩を欠いているのも事実。クラブ関係者は「試合に向けた調整ではなくて、一度きちんとコンディションを整えるということ」と説明した。

 7月2日の清水戦では2試合連続のスタメン落ちは確実でベンチ入りも微妙な状況となったが、小笠原は「(試合で)使ってもらえるように準備するだけ」と淡々と話すしかなかった。

[ 2011年6月30日 06:00 ]

昨日の練習では紅白戦に参加せずフィジカルトレーニングを課せられた満男である。
今季の不調の戦犯が如く扱われておる満男であるが、ここは満男だけでなくチーム事情もあろう。
中盤に於いて、まずは満男にボールを預ける傾向は相手に読まれており、狙われておることも事実なのである。
これは、今季だけでなく、ここまでも相手が採ってきた戦術と言えよう。
ここは、満男のコンディションだけでなくチーム全体で改善していく必要がある。
清水戦ではその戦術を確認したいところ。
気持ちを込めて、試合に入りたい。
気合を入れておる。

聖地、芝のローテーションへ

2011年06月30日 | Weblog
鹿島 来夏にも実現!国内初の芝ローテ化へ
 鹿島が国内初となるスタジアムの芝生のローテーション化を進めることになった。鹿島幹部によると、茨城県内にピッチ5面分(約5ヘクタール)の畑の確保にメドが立ち、今後は芝生の栽培を行っていく予定だという。

 また、畑で栽培した芝生を巨大なロール状にして運搬し、張り替える技術も導入する予定。年間を通して最高のピッチ状態を維持できるため、これまで敬遠されてきたコンサートなどのイベントも積極的に開催することが可能となる。

 通常の芝生は5年から7年は張り替えないため、傷んだときには使用を控えるしかなかった。だが、ローテーションを導入すれば、状態に応じた張り替えが可能になる。鹿島幹部は「早ければ来年の夏から使えるようになる」と話していた。

[ 2011年6月30日 06:00 ]

ここ数年、毎年のように夏場の荒れが目立っておったカシマスタジアムの芝であるが、芝生のローテーションで張り替えを行うとのこと。
これは重畳。
正確なパスが身上の鹿島のサッカーに於いて、芝生の劣化は命取りであった。
ホームで自分たちのサッカーを100%出来なければ、勝利も覚束無い。
とはいえ、この案は早くても来季からである。
今季は現状で戦わねばならぬ。
高いテクニックで荒れた芝と相手に勝利したい。

大迫、ゴール宣言

2011年06月30日 | Weblog
大迫、U―22エース奪取へ毎試合得点宣言…鹿島
 鹿島FW大迫が29日、U―22代表エース奪取へ、Jリーグ毎試合ゴールを目標に掲げた。ロンドン五輪2次予選・クウェート戦ではホーム(19日)でゴールを決めたが、アウェー(23日)では先発落ち。「リーグ戦でゴールを取り続けて(関塚監督に)見てもらう」と宣言。同監督からも「点を取り続けろ」と言われており、清水戦(7月2日)から実行に移す。
(2011年6月30日06時02分 スポーツ報知)

大迫がリーグ戦でのゴール連発宣言である。
これは頼もしい。
U-22日本代表での経験が大迫の心に火をつけたのであろう。
強い気持ちでゴールに向かって欲しい。
しかしながら、大迫がU-22日本代表でチームを留守にしている間に、レギュラー・ポジションは田代に奪われておる。
大迫にとっては、ポジションを奪い直すところからのスタートと言えよう。
カルロンも復活しており、ポジション争いは熾烈を極める。
大迫にはチーム内の競争に勝利し、その上で得点を積み重ねて欲しいと思う。
大迫の躍動に期待である。

新潟・小澤、強い気持ちで守りから

2011年06月29日 | Weblog
GK小沢「まずは守りから」
 J1アルビレックス新潟は29日、聖籠町の専用練習場でゲーム形式の練習などを行った。チームは9試合白星がない。強豪のJ1鹿島などでプレーしたベテランGK小沢は「難しく考えず、守備から攻撃につなげていくことをシンプルにやればいい」と落ち着いた口調で語った。

 勝てない現状を踏まえ、「強い気持ちを持ち、まずは守りから。チーム全体でやっていけるかどうか」。所属する全選手、スタッフ、クラブが勝利に向かっていくことの必要性を語る。

新潟日報2011年6月29日

新潟に経験をもたらせておる小澤である。
やはりここまでプロしてプレイし続けた実績は大きい。
我等としても、まだまだ手放したくはなかった人材である。
とはいえ、今は巨大なる敵として立ちはだかってくるであろう。
小澤の壁を乗り越えてゴールを積み重ねたい。
ホームの新潟戦はもうすぐである。
気合を入れて小澤に立ち向かいたい。

誓志、山村くんに太鼓判

2011年06月29日 | Weblog
【鹿島】増田がU22山村に太鼓判
 鹿島MF増田誓志(26)が29日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで、U-22日本代表MF山村和也(21=流通経大)に太鼓判を押した。山村は前日28日から鹿島の練習に参加。この日の紅白戦ではサブ組のボランチに入りプレーした。増田は「落ち着いている。今、入団しても十分いける。あれだけ、自分のペースでやれるのはたいしたもの」と話した。山村は「代表クラスの選手が多く、レベルの高い中で練習できて刺激になる。今日はリラックスしてできた」と振り返った。山村は進路を川崎F、磐田、鹿島に絞っている。
 [2011年6月29日19時21分]

山村くんを落ち着いていると評する誓志である。
即戦力の太鼓判が押された。
ここは、伊野波の穴を埋めるべく、明日にでも入団して欲しいところ。
と言いたくなるところであるが、それは叶わぬ夢である。
まずは山村くんに鹿島を選んでもらい、来季よりの活躍に期待したい。
楽しみにしておる。

カルロン、紅白戦

2011年06月29日 | Weblog
2011年06月29日(水)

室内ミーティング後、紅白戦を実施しました。紅白戦ではオリヴェイラ監督がプレーを止め、攻守において細かい指示を出していました。指定メンバーによる午後練習は16時から開始となります。

ビブス組にカルロンが入っておる。
これは、完全復活と言って良いのではなかろうか。
今季のキーマンとして挙げられておったカルロンが、遅ばせながらフィットすることになれば、ここからの巻き返しにも期待が出来よう。
好調の田代と組むことが出来れば、高さの田代に速さのカルロンという組み合わせになり、バランスも良い。
田代を90分使えなくとも、カルロンの高さは相手も無視できまい。
カルロンと共に七月攻勢を仕掛けたい。
期待しておる。

山村くん、宿泊はジーコ部屋

2011年06月29日 | Weblog
流通経大・山村にVIP待遇!宿泊先は「ジーコ部屋」…鹿島
 U―22日本代表DF山村和也(21)=流通経大=が28日、3日間の日程でオファーを受けている鹿島の練習に参加した。山村は入団候補を鹿島、川崎、磐田に絞っている。鹿島は宿泊先として、選手寮内の特別部屋「ジーコ部屋」を用意するVIP待遇で迎えた。

 ブラジルの“神様”MFジーコが現役時代、試合前日に宿泊していた専用部屋。今もドアに「ZICO」と表札が掲げられており、部屋は他より広く、バス、トイレがついている。06年入団のDF内田(シャルケ04)も加入前に宿泊し、「表札を見て、クラブの伝統を感じた」と振り返る部屋だ。今回、クラブの歴史や雰囲気を味わってもらうのが狙い。

 山村はこの日、実戦練習などをこなし、「いろいろな選手が話しかけてくれた。(練習試合で来た時に)これまでも質が高いと感じていたけれど、中に入っても質が高かった。ミスに対するこだわりがすごい」と話した。鹿島はクラブの伝統や常勝軍団の雰囲気を伝え、山村の決断を待つ。

(2011年6月29日06時01分 スポーツ報知)

山村くんが泊まる寮の部屋はジーコが使用した特別ルームとのこと。
かつて篤人が練習参加した際にも宿泊したとのことで、クラブとしてはゲンを担いでおる。
山村くんにも、篤人同様に鹿島の歴史に名を刻んで欲しいところ。
伝統を背負うプレッシャーに負けず、臙脂のユニを纏って欲しいのだ。
決断を待っておる。

山村くん、去就は9月以降か

2011年06月29日 | Weblog
U-22山村、鹿島の練習に参加「質高い」
2011.6.29 05:01

 U-22日本代表の主将で進路を鹿島、川崎、磐田に絞っているMF山村和也(流経大)が、鹿島の練習に参加。ミニゲームなどを約1時間半こなし、「質の高さや、1つのミスに対するこだわりがすごいと思いました」と話した。4月には故障のため別メニューだった川崎の練習に再び参加したい意向で、「9月の初めに行ければ、(進路は)その段階で決めたい」とした。(鹿嶋市)
(紙面から)


山村 川崎Fに“未練”…進路決定先送りも
 流通経大のU―22日本代表MF山村和也(21)が進路決定を9月以降に先送りする可能性が出てきた。J9クラブからオファーを受け、現在は鹿島、川崎F、磐田に絞って検討している。

 4月に川崎F、5月に磐田の練習に参加しており、28日からは鹿島の練習に参加。川崎Fの練習参加時は右足首捻挫で別メニュー調整だったため「川崎Fの練習にもう1回行きたい。7、8月は予定が詰まっているので、9月に練習参加して進路を決めたいと思う。川崎Fとの日程が合わないようなら、すぐに決めたい」と語った。

[ 2011年6月29日 06:00 ]

7月中に決めると報じられておった山村くんの去就であるが、9月に延びる可能性があるとのこと。
川崎の練習にもう一度参加してから決断したいとの希望である。
これは、致し方ない。
山村くんにとっては一度のサッカー人生を左右する重要な決定である、安易に決めることは出来ぬであろう。
じっくりと吟味して欲しい。
しかしながら、質や拘りがどのクラブが優っておったかは、薄々わかっておるはず。
朗報を待ちたい。

伊野波移籍、クラブ間交渉フェイズへ

2011年06月29日 | Weblog
鹿島が伊野波のクロアチア移籍を容認
 鹿島が、日本代表DF伊野波雅彦(25)の獲得オファーを出しているクロアチアのハイデュク・スプリトと一両日中にクラブ間交渉に入る。28日、強化部門を統括する鈴木満常務が明言した。

 この日、鈴木常務は伊野波と会談。移籍の希望を受け入れ、一両日中に鹿島の要求を伝えるレターを送付する意向で「1週間では決まらないかもしれないが、伊野波の気持ちがかなうように前向きに話を進めたい。ただ、こちらの最低条件は要求したい」と明言。違約金の額など詳細を詰める方針を示した。

 スプリトへの移籍を決意した伊野波はクラブから早期合流を求められているが「(鈴木)満さんに気持ちは伝えた。今は鹿島の一員なので移籍が決まるまでは、鹿島の選手として集中していきたい」と慎重に話した。

 [2011年6月29日9時34分 紙面から]

鹿島・伊野波、クロアチア移籍に前向き
2011.6.29 05:02

 J1鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)が、クロアチアリーグの強豪ハイデュク・スプリトへの移籍に前進した。28日の練習後、鹿島の強化部門を束ねる鈴木満常務取締役に直接思いを伝え、おおむね了承を得た。

 「クラブとして最低限の権利は確保したうえで、伊野波の気持ちを尊重した形で話を進めたい」と鈴木常務。ハイデュク側から金銭面などが提示されておらず、返答を待つ。

 「年齢的にも若くないしラストチャンスと思ってやりたい」と伊野波。7月19日にリーグ開幕・シベニク戦、同28日には欧州リーグ予選3回戦が始まるため、契約がまとまり次第、渡欧となりそうだ。
(紙面から)

鹿島 違約金支払い条件に伊野波移籍を容認

クロアチアの強豪ハイデュク・スプリトに移籍することが有力となった、鹿島のDF伊野波
Photo By 共同


 鹿島がクロアチアリーグのハイデュク・スプリトから獲得オファーを受けた日本代表DF伊野波雅彦(25)の移籍を容認する方針を固めた。28日の練習後に強化部門の責任者である鈴木満常務取締役が伊野波と話し合いを持ち、欧州移籍を熱望する本人の意思を確認。「伊野波の意思を尊重する方向で話を進めたい」と語った。

 今後はクラブ間交渉に発展し、今週中にハイデュク・スプリト側に条件面に関する文書を送る方針。今季終了まで契約を残す伊野波との違約金は推定2500万円に設定されている。鈴木満常務取締役は「最低限のクラブとしての権利は確保しないといけない。それがかなわないならつぶれる可能性もある」とした。
[ 2011年6月29日 06:00 ]

伊野波、クロアチア移籍交渉開始…鹿島
 鹿島DF伊野波に獲得オファーを出しているクロアチアリーグのハイデュク・スプリトとクラブ間交渉を開始することを決めた。28日、伊野波と会談した鈴木満常務が「伊野波の考えを尊重して、一両日中に交渉を始める」と話した。相手クラブから移籍形態、違約金の支払いなどの条件提示がないため、今後は違約金(推定2500万円)などの提示を求めていく。伊野波は「ラストチャンスだと思ってやりたい」と話した。

(2011年6月29日06時01分 スポーツ報知)

伊野波の意思が確認できたため、移籍はクラブ間交渉となる。
ここは、不利な条件を呑む必要が全くない為、堂々と交渉を行うところである。
素早くまとめ、クラブにとっても、伊野波本人にとっても良い結果を導き出して欲しい。

山村くん、寮に宿泊

2011年06月28日 | Weblog
U22山村が「王者を体感」…鹿島で練習
 U-22日本代表MF山村和也(21=流通経大)が28日、鹿島の練習に初参加した。30日までの予定で茨城県鹿嶋市内の選手寮に宿泊し、「王者」の空気を体感する。この日の午前に行われた練習では、実戦的なメニューを消化。サポートメンバーとして帯同した南アフリカW杯の日本代表だったDF岩政と練習後に談笑した。現在、進路を鹿島、川崎F、磐田の3クラブに絞っており「どれもいいチームだと思う。岩政からは『鹿島はいいところだぞ。あとは自分で決めることだけど』と言われました」と話した。
 [2011年6月28日19時7分]

岩政に甘い勧誘を受けた山村くんである。
とはいえ、山村くん本人は絞っておる三クラブそれぞれに良さがあると述べておる。
それはそうであろう。
今日決めるわけではなく、山村くんのサッカー人生を大きく左右する決断である、安易なことは言えまい。
しかしながら、「最も成長出来るクラブは?」と問われれば、自ずから結論は導かれよう。
仏、日韓、独、南アフリカ全てのW杯に選手を送り込んだクラブを選べば良いだけである。
我等は諸手を挙げて歓迎しようではないか。
期待しておる。

伊野波クロアチア移籍、クラブは容認

2011年06月28日 | Weblog
伊野波、クロアチア移籍へ J1鹿島の日本代表DF
 J1鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)が、クロアチアの強豪ハイデュク・スプリトに移籍することが28日、有力となった。鹿島は獲得の打診を受けており、鈴木満強化部長とこの日に面談した伊野波は「年齢的にも若くないし、ラストチャンスだと思っている」と海外挑戦を希望した。
 鹿島は伊野波との契約が今季終了まで残っているが、鈴木強化部長は「本人の気持ちを尊重したい」と移籍を容認する姿勢を示した。今後は両クラブで交渉を行う。
 ハイデュク・スプリトは国内リーグ2位で、2011~12年シーズンの欧州リーグに出場する。伊野波は「クロアチアに行って経験を積んで、次のステップを踏めれば理想的」と話した。
 宮崎県出身の伊野波は鹿児島実高、阪南大を経て06年にFC東京入りし、08年からは鹿島でプレーしている。

[ 共同通信 2011年6月28日 19:31 ]

ニッカンのスクープの通り、伊野波のクロアチアへの移籍が実現する様子。
本日の協議で、クラブとしては伊野波の意思を尊重し、移籍を容認するとのこと。
伊野波本人としては、「ラストチャンス」としてチャレンジする意向である。
我等としても、伊野波の悲痛な思いを受け止め、海外挑戦を後押ししたい。
クラブとしては、伊野波がサッカーに専念出来るよう、良い交渉を行って欲しい。
期待しておる。

ゲーム形式練習

2011年06月28日 | Weblog
2011年06月28日(火)

フィジカルトレーニング後、ゲーム形式の練習を実施しました。なお、今日から流通経済大学の山村選手が練習に参加しています。

山村くんが今日から練習参加である。
チームの雰囲気を掴むことは出来たであろうか。
短い期間で鹿島のこと全てを知ることは困難であろう。
しかしながら、実際に触れ合うことで、クラブの歴史を知ることは出来よう。
長く積み重ねた歴史を知り、その一部となることを選んで欲しいと願う。