鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山形戦コメント

2010年12月04日 | Weblog
J1リーグ 第34節


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
4位という結果は非常に残念だが、18チームが優勝という同じ目標を目指して戦っているわけなので仕方がない部分もある。去年までの3年間はいつも最後の結果を得るのに最終節までもつれ込んだ。今年は優勝ではなく、全く違った結果を得るために最終節を戦ったわけだが、いい結果を出せなくて残念だ。(最後まで消極的な印象があるが)そんなことはないと思う。最終的に4人ものFWの選手を起用したわけだし、我々は最後までゴールを目指して戦ったと言える。

【青木 剛】
先に先制されたのが一番いけなかった。山形はみんなががんばれるチームなので、しっかりとその良さを出されて守られてしまった。(自身の交代出場について)守備で残って、浩二さんを攻めさせるように心がけた。最後は山形もハーフウェイラインからなかなか出てこなかったので崩すのは難しかった。リーグ4位というのはすごく悔しい結果。ACLには何が何でも出場したいので、その気持ちを強く出して天皇杯では優勝しないといけない。

【曽ヶ端 準】
結果は非常に残念。勝ちきれない試合が多く、それを修正しきれずに最後まで来てしまった。天皇杯が残っているので、その辺りをチーム全体で少しでも修正して改善しないといけない。

【岩政 大樹】
シーズン通して4位というのは満足できることではないけれども、今季はチャンスのほとんどがセットプレーということを考えるとそれで上の順位を望めるかということも考えてしまう。チームとして、もっと突き詰めて考えないといけない。(全試合フル出場でリーグ最小失点数という結果に関して)優勝がついてこないと意味がない。目指してはいたものだが、今はあんまり感じていない。

【中田 浩二】
今年を象徴するようなゲームになってしまった。中盤ではボールが回るし、手数が多くても得点できない。得点力不足と言われるけれども、FW陣だけのせいじゃない。チーム全体の問題。天皇杯に向けて気持ちを切り替えたいし、思い切ってやるしかない。チーム全体で積極性を追求し、ACLを自分たちの手で獲るためにも天皇杯では優勝を目指す。

【宮崎 智彦】
自分はDFなので、失点したことが一番良くなかったと思う。それに自分のパフォーマンス自体もまだまだだったと感じている。


2010年12月04日(土)

本日行われたJ1第34節山形戦は、1-1のドローに終わりました。

【J1:第34節 山形 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.12.04)
12月4日(土) 2010 J1リーグ戦 第34節
山形 1 - 1 鹿島 (15:34/NDスタ/13,647人)
得点者:16' 西河翔吾(山形)、53' 小笠原満男(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:今日でリーグ戦終了ですが、4位という成績についてどうお考えですか?
「基本的に、うちはスタートは4連覇を目指してやってきたわけですから、結果として4位というのは非常に残念な部分はありますけど、18チーム全員がその1位を目指してやっているわけですから、そういった意味で4位で終わったというところは悪くない成績ではないかなと思います。3年連続で優勝することができました。それがすべて最終節にもつれ込んでの結果で、今回も違う意味での結果を求められることになりましたけど、今回に関しては残念ながら、求められた、あるいは期待された結果にはならなかったというのは残念に思っています」

Q:他会場の情報も入れていたと思いますが、もう1点取りに行かなければならない状況で、まだリスクのかけ方が足りないのかなという印象を持ちました。その原因はどういうところにあったのでしょうか?
「別に僕はリスクを冒してないと思っていませんし、まず考えてもらえば、サイドバックをベンチに戻してハーフの選手(フェリペ ガブリエル)にサイドバックをやらせているわけですから。サイドバックのところにハーフの選手を入れて、フォワードを入れているわけですから。試合終盤のところでもフォワード4人がビッチに立っているわけであって、後ろの選手を見てもらえば本職のディフェンスは3人しかいなかった。ですから僕はリスクを負っていないということは考えていないし、適当に人を入れればいいという問題ではないと思います。やはりバランスよく配置してやるべきではないかなと、僕は考えているし、そうやったのではないかと思います」

Q:対戦相手として当たった田代選手の印象を教えてください。
「僕は本当に大好きな選手であって、僕の反対、あるいは僕の意向という部分を押し切って出ていったわけであって、今シーズン、うちとともに戦っていれば、よりよい成績を我々も出すことができたのではないかと思います」


以上

【J1:第34節 山形 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(10.12.04)
●野沢拓也選手(鹿島):
Q:ACLはまだ、天皇杯次第でチャンスがありますが?
「獲りたかったし、今回もいい位置にいて、獲れたものが獲れなかったから、悔しいです」

Q:山形のゴールをこじ開けるのがなかなか難しそうでしたが?
「勝てない相手ではなかったし、まして自分たちのサッカーができなかった面もあったし。いつもの鹿島はこういうサッカーじゃないっていうのは、みんなが観ててわかると思うし、今日は本当に、今年のアントラーズを物語っている結果になってしまったなと思います。チャンスはいっぱいありましたけどね、同点になって。負けたわけではないですけど、負けに等しい形でした」

●岩政大樹選手(鹿島):
「今日は別に、アウェイで引き分けというのはそんなに悪い結果じゃないし、シーズン通しての結果が4位だったというだけで」

Q:ACLへ向けては勝たなければいけなかったわけですが、チャンスはつくってもなかなか点が取れない試合でした。
「チャンスはほぼセットプレーしかなかったですし、今年はずっとそんな感じなので。それで2位になろうというのが甘いのかもしれませんね。もっともっとチームで、相手を崩す形、もしくは守りきる形、そんなところを学んでいかなきゃいけないと痛感します」

Q:それはチームの噛み合わせの部分ですか?個人の問題ですか?
「どちらもだと思いますけど、個人個人のコンディションもあまり上がってないというのもひとつですし、チーム全体として戦い方がまだまだ……まだまだというか、この時期に『まだまだ』と言っているぐらいですから、確立できなかったんでしょうね。難しいです。客観的に考えて、今年のゲームを観てうちがチャンピオンにふさわしいと思っている相手チーム、あるいは観た選手、サポーター含めてですけど、そういう試合はあまりできなかった。そういう意味では、4位という結果は妥当だったと思いますし、みんながもっと変わらなきゃいけない、レベルアップしなきゃいけないと思います」

Q:天皇杯に向けてはどういうふうに取り組んでいきますか?
「まずはゆっくり休みたいというのと、時間はたくさんあるので、まずはコンディションを整えて。変わらなきゃいけないと言いながら、3週間で変わることはできないので、今の現状で結果を出せるように、それを考えてやりたいと思います」


[ J1:第34節 山形 vs 鹿島 ]

フェリペ ガブリエルが豪快なアクロバティックシュートでゴールを狙うが、惜しくもゴールならず。

[ J1:第34節 山形 vs 鹿島 ]

1点を追う鹿島は53分、CKから伊野波雅彦が下村東美に倒されPKを獲得。このPKを小笠原満男が冷静に決めて同点に追い付く。


田代を称えるオリヴェイラ監督である。
敵ながら天晴れであった。
慰留に応え、共に戦っておれば歴史は異なったと言えよう。
しかしながら、今日の試合と同様にドローに泣いた試合を積み重ねてシーズンを終えたことが現実である。
とはいえ、この現実は既に過去である。
今は身体を休め、そして天皇杯へ気持ちを切り替えるのだ。
引き分けのない大会であれば、最少失点・最少敗戦のチームにとって有利と言えよう。
この記録もまた現実である。

山形・誓志、欠場

2010年12月04日 | Weblog
山形増田太もも裏痛め古巣戦欠場か
 「古巣撃破」に燃えていた男に、戦線離脱の可能性が出てきた。山形は3日、鹿島とのリーグ最終戦(4日午後3時半=NDスタ)を想定しての非公開練習を天童市内で行ったが、ピッチ上にMF増田誓志(25)の姿はなかった。右足の太もも裏を痛めていたもよう。回復具合を見て鹿島戦への出場を決める。小林監督は「昨日やってみたけど、クエスチョンのつく(疑問の残る)状態。(以前から)アントラーズ戦に出たい気持ちは強かったと思う」と増田を気遣った。

 何としても出たい-。前日2日の発言には、増田の並々ならぬ思いがこもっていた。「最後が凡戦にならなくていい。成長した姿を見せる」。普段は弱気な発言の多い男が、珍しく冗舌だった。今季、FW田代とともにレンタル移籍で鹿島から加入。中盤の要に成長した。FKやCKはDF石川の「専売特許」だったが、最近では増田も積極的に立候補。自信が芽生えた証拠だった。それだけに何とも痛い故障。出場か回避か、厳しい状況となった。
【湯浅知彦】
 [2010年12月4日10時40分 紙面から]


増田、古傷再発で4日の鹿島戦欠場…山形
 モンテディオ山形は、MF増田誓志(25)が右太もも裏を痛め、古巣・鹿島戦(NDスタ)の欠場が濃厚となった。

 増田が最終戦を欠場することになった。筋膜炎という形で古傷の痛みが再発。3日の前日練習を欠場した。「無理していたんだろうね」。小林監督も本人の古巣との戦いへの思いをくみ取っていただけに複雑な表情を浮かべた。2日の紅白戦でもスタメン組でプレーしていただけに、「(MFの登録)メンバーを増やした方がいいね」(小林監督)と急きょ、対策を講じる模様だ。

 鹿島から移籍した今季の出場時間は、前節終了時で自己最多の1923分。昨年が384分だったことを考えると、無意識のうちに負担がかかっていたと思われる。今週の練習では、「鹿島戦は成長を確認できることが一番の楽しみ」と語っていたが、体が悲鳴を上げた形。元同僚との、ピッチ上での再会は果たせそうもない。

 ◆フェアに決める2年連続の勲章
山形が1位での2年連続フェアプレー賞受賞を目指す。第33節終了時で退場、出場停止などで加算される反則ポイント(P)はリーグ最少の27。2位の広島が30で、最終戦で退場(3P加算)がなければ1位が確定する。「決して守りの甘いチームじゃないのに警告が少ない。(組織的に)一つ先を見据えた守備ができている証拠」と、小林監督はタイトル獲得に意欲を燃やしていた。

(2010年12月4日12時36分 スポーツ報知)

山形へレンタルしておる誓志が欠場とのこと。
これは寂しい。
誓志本人も成長を我等に披露する場と楽しみにしておっただけに無念であろう。
とはいえ、誓志の活躍は遠くから追っておった。
今日は出場せずとも、成長は十分に感じておる。
攻撃力は本当に素晴らしい。
来季の去就はどのようになるのであろうか。
誓志の決断が楽しみである。

岩政、静かなる闘志

2010年12月04日 | Weblog
4日山形戦 鹿島ACLへ必勝 岩政、田代封じに意欲

【写真説明】
調整練習を行う岩政=カシマスタジアム


Jリーグ1部(J1)最終節は4日、各地で9試合を行い、2位鹿島はNDソフトスタジアム山形で、12位山形と対戦する。キックオフは午後3時30分。来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場は、3位G大阪、4位C大阪と三つどもえの戦い。勝ち点3をつかみ自力でアジアへの挑戦権を手にできるか。今季通算成績は16勝11分け6敗、勝ち点59。

来季のACL出場を懸けた争いは3チームに絞られた。鹿島はG大阪と勝ち点で並び、C大阪はその差1で追い、気の抜けない状況だ。勝てば無条件で2位を維持できるだけに、中田は「天皇杯もあるけど、まずリーグ戦最後の試合で力を出し切る。勝って2位で終わりたい」と力を込める。

すでにJ1残留を決めている山形は、鹿島から期限付き移籍中の田代が、現在10得点と好調をキープする。前線の高さは脅威となるが、鹿島の守備ラインには、J屈指の高さを誇る岩政がそびえる。最終節でフル出場すれば、入団7年目にして初めてリーグ戦全試合フル出場を果たす背番号3は、「大学時代から9年来の友人。まぁ、仲良くやりたい」と静かな闘志。昨季までの同僚を抑え込む覚悟だ。

3日は雨と強風のため、クラブハウスからカシマスタジアムに場所を変えて最終調整を行った。2日の紅白戦中に左膝を痛めた興梠は出場が微妙で、最終節は総力が問われそう。「優勝は逃したけど、うちは常にそうした争いに絡まないといけない。だから、ACL出場は義務」。中田は鹿島のプライドを強調した。


田代封じに静かなる闘志を燃やす岩政である。
82年生まれ組としてはライバル心も少なからずあるであろう。
大学時代からのつきあいでお互いのクセも熟知し合っておる。
これは好勝負が予想される。
必見の試合である。
その田代からレギュラーを奪い取り、レンタル移籍に追い込んだ慎三は出場が微妙とのこと。
この重要な試合に出場出来ぬとなれば、悔しいことこの上なかろう。
代役は大迫なのか、ヤスなのか、監督の手腕に期待するところである。
泣いても笑ってもリーグ最終戦、アジアを賭けた高いに期待をしたい。

梅鉢くん、全治3ヶ月

2010年12月04日 | Weblog
鹿島内定・梅鉢が全治3か月!左ひじ靱帯断裂
 鹿島入りが内定し、全国高校サッカー選手権(30日開幕)に出場する大阪・関大一高のMF梅鉢貴秀(3年)が、左肘じん帯断裂で、全治3か月の重傷を負っていたことが3日、分かった。大会には出場できる見込み。梅鉢は、11月13日の大阪大会決勝で左ひじを負傷。当初はじん帯損傷で全治2週間と診断されたが、再検査の結果、断裂していたことが判明。同19日に手術を受けた。同校の佐野友章監督(56)は「まったくプレーに影響がないとは言えない」と主将のけがを心配した。
(2010年12月4日06時02分 スポーツ報知)

全治三週間と報じられた梅鉢くんであるが、三ヶ月の重傷であることが判明した。
これは痛い。
しかしながら、本当に痛いのは梅鉢くん本人である。
その痛みを堪え、全国高校選手権に出場する姿に感動を覚える。
そして2月のキャンプにも参加することとなろう。
負傷は痛いが、逆に強い精神力が養えたと好意的に受け取りたい。
メンタルとフィジカルを鍛えあげ、一日も早くトップデビューを果たして欲しい。
ユダと満男を脅かすのだ。
楽しみにしておる。