鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

来季も再びチャンピオンに

2012年08月31日 | Weblog
ニッポンと鹿島のボール


今年も“スルガ杯”ことスルガ銀行チャンピオンシップを観てきた。ゲームレポートはサッカーダイジェストに書いたので省かせてもらうが、ウニベルシルダ・デ・チリは“南米のバルセロナ”に恥じないチームだった。常に機能的にボールを持ち、サイドは厚く、失点はセットプレーと個人技のみ。カップを持ち帰っても何もおかしくないゲーム内容だった。

でもそれは裏を返すと、劣勢の時間帯が長かった鹿島が、それでも集中力を保ち、PK戦を含め全選手が高い集中力を保ったともいえる。彼らの勝因は鹿島っぽさを貫いたことだったような気がした。Jリーグの勢力図は93年からだいぶ塗り替えられ、常勝軍団は降格し、名門は世代交代に苦しむ。今季でいうとサンフレッチェのパスサッカーは無駄が少なく、洗練されてきた。セレッソの中盤はアイデア豊富であり、仙台のフリーランニングの量と質には驚くばかりである。それでも、鹿島というチームが時に「面白くない」「前時代的だ」という批判にさらされながらも、最終的にはもっとも多くのタイトルを持っているのだ。「一体、どのクラブが10個以上のカップを並べることができるんだ?」と開き直る資格を持つ唯一のチーム、それが鹿島アントラーズでもある。

鹿島の偉大さと小憎らしさを噛み締めていると同時に、五輪しかり、世界のチームや選手がこうしてニッポン相手に本気で勝ちにこようとしてる事実が響く。この夏、僕らニッポンのサッカーは、ここ鹿島で南米王者と渡り合い、グラスゴーではマタやアルバを沈黙させ、イエテボリでは香川真司がユーロMVPとユニ交換を行った。僕らの国のトップリーグもいつの間にかハタチになり、それはそれは大きな広がりを見せている。ミーハー的に喜んでばかりいる時代は去り、この日、はるばる地球の裏側からやってきたチリの選手たちに容赦のないブーイングをくらわせた鹿島サポのように、僕ら観る側もちょっと高いところに目を向けるべきなのかもしれない。

さてさて、ちょっと気が早いかもしれないが、ナビスコ杯のベスト4はFC東京、清水、鹿島、柏である。このうち王者となるチームがまた来年、南米のタイトルホルダーを迎え撃つ。

今年、先制のヘッドをブチ込んだ岩政は、「今日の試合もそうだったけど、海外チームや選手は球際の最後の一歩で足が出てくる。それは口でいくら説明しても体感しないと分からない。Jではなかなか見えないもののひとつ」と、この大会の意義を語る。

スルガ銀行の岡野光喜社長は、本当に気のいいサッカー好きだ。「スルガ杯は大阪で始まって、東京で開催して、大分にも行って、去年は静岡。日本各地のいろんな場所に行って、その土地のファンと一緒に世界レベルのゲームを楽しめる。それが何よりも楽しみです」なんてことを言う。

来年はワールドカップも五輪も南米選手権もない。でもACLとスルガ杯は、間違いなくある。その事実のなんと頼もしいことか。最後になりましたが、鹿島アントラーズの選手、サポーター、関係者のみなさん、国際タイトル獲得、おめでとうございます。Jリーグのチームが海外の、それも南米のトップを相手に勝利したことを日本人として誇りに思います。


スルガ銀行チャンピオンシップを語る竹田氏のコラムである。
このタイトルだけでなく鹿島サッカーを表現しておる。
今季もナビスコ杯を制覇し、このタイトルを連覇したい。
それほど、南米王者は強く、良い経験となった。
好ゲームをするための予選としてナビスコ杯に立ち向かう。
来週のミッド・ウィークには準決勝第1戦が開催される。
気持ちを高めてカシマスタジアムへ向かいたい。

神戸戦プレビュー

2012年08月31日 | Weblog
【J1:第24節 鹿島 vs 神戸】プレビュー:本田拓也がリーグ戦初先発!連敗中の鹿島を救う活躍に期待がかかる。(12.08.31)
移籍から1年半余り。ようやくこの男の見せ場がやってきた。柴崎岳の出場停止を受け、小笠原満男とコンビを組むことが濃厚なのは本田拓也。長い長い日々を耐え抜いてたどり着く先発の座である。昨年に右足首の手術を受けてから懸命のリハビリを続け、2月のキャンプからスタッフと二人三脚のトレーニングに励んできたが「右足をかばっている」と見抜いたジョルジーニョ監督が起用を決断したのは今年の6月になってから。ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6戦、古巣である清水との試合で先発するも、そこで再び負傷してしまい、今月に入ってようやく万全のプレーが見られるようになった。そして、前節の後半45分のプレーぶりを見た指揮官は遂に本田の先発起用を決断したようだ。出場すれば、昨年鹿島に移籍して以来、リーグ戦ではこれが初めての先発でのピッチとなる。

しかし、本人は悔しさや嬉しさなどさまざまな感情を飲み込み、試合だけに集中している。
「個人のことよりもチームが勝たないと。ただ、雰囲気も良いし、新たな決まり事もつくったし、あとは結果ですよね」
チームが低迷していることもそうだが、山村和也が鎖骨骨折により3ヶ月の離脱を余儀なくされてしまうなど暗いニュースが多かったなか、本田の復帰は新たな風を吹き込んでくれることだろう。戦術的にもボール奪取力に優れる本田が中盤の底に入ったことで、この1週間、鹿島はこれまでと違う守備にチャレンジしてきた。それが神戸に対してはまるかどうかは未知数だが、選手たちは自分たちで決めたことに積極的な姿勢を見せている。2連敗の嫌な雰囲気を払拭する戦いに期待したい。

しかし、対戦相手は神戸である。野沢拓也、田代有三、伊野波雅彦など、鹿島に縁のある選手が多数在籍する。すでにヤマザキナビスコカップでは“カシマスタジアムでの神戸戦”を経験しているが、そのときは野沢しか試合に出場することができなかった。他の二人にとっては久しぶりのカシマとなる。前節に裂傷を負った伊野波は満身創痍の状態のようだが、気持ちを込めてピッチに立ってくるだろう。大迫勇也、興梠慎三ら気心しれた元チームメイトとのマッチアップは見ものだ。

また、試合のもう一つの楽しみに両チームに精度の高いキッカーがいることも見逃せない。野沢のキックがJリーグ随一であることは、もはや誰もが認めるところではあるだろうが、今季途中から鹿島に加入したレナトも決して負けてはいない。左足のキックは鋭くカーブを描き、CKの練習では岩政大樹の頭を何度も捉えていた。「同じ場所に蹴ってくれる」という岩政のレナト評はかつて野沢に対して聞かれた言葉と同じだ。夏休み最後の開催ということで、会場には多くの子供たちが訪れるはずだ。ぜひ、この二人のキックに注目してもらいたい。


以上
2012.08.31 Reported by 田中滋


[ 鹿島:前日練習の様子 ]

夏休みも最後ということでたくさんの子供たちがクラブハウスに訪れていました。空は抜けるような青空でした。

[ 鹿島:前日練習の様子 ]

練習前にボール遊びに興じるジョルジーニョ監督とロドリゴフィジオセラピスト。お互いの股を通すことを競うゲームでしたが、ジョルジーニョ監督はさすがのキック精度を見せていました。

[ 鹿島:前日練習の様子 ]

1対1で遊ぶドゥトラ選手と西選手。ドゥトラ選手はお手製のキャプテンマークをつけて気合い十分でした。

[ 鹿島:前日練習の様子 ]

練習を引き上げる増田誓志選手。次節での活躍に期待です。


やはり話題の中心は鹿島移籍後リーグ戦初先発となるヒゲくんである。
ヒゲくんの起用により、これまでとは異なる守備にチャレンジすることとなったチームは、一段階新化することとなろう。
また、ヒゲくんから好フィードがサイドにビシビシ通ることとなれば、伝統のサイドアタックが機能する。
前節を出場停止でお休みした大伍が、躍動することとなるのではなかろうか。
そして、高精度の左足を持つレナトも注目と言えよう。
レナトのセットプレイから得点機が多く生まれることが期待できる。
夏休み最後の土曜日に、子供たちが喜ぶ鹿島の勝利を届けて欲しい。
楽しみにしてスタジアムに向かいたい。

復活の満男

2012年08月30日 | Weblog
2012年08月30日(木)

16時から室内トレーニングを行った後、グラウンドで紅白戦を行いました。

紅白戦で主力組のボランチに入った満男である。
この男の復帰は心強い。
満男が抜けておったこの二試合は、残念な結果となった。
その停滞した雰囲気を払拭するのは主将の激しいプレイと言えよう。
岳の穴を埋めるべく出場するヒゲくんと共に、中盤の底からゲームメイクするのだ。
ヒゲミツ・コンビで神戸を圧倒して欲しい。
楽しみにしておる。

岩政、日本代表選出

2012年08月30日 | Weblog
日本代表メンバーに岩政選手が選出
本日、キリンチャレンジカップ2012 UAE代表戦(9/6@東北電ス)および2014FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 イラク代表戦(9/11@埼玉)に臨む日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、岩政大樹選手が選出されました。


日本代表に選出された岩政である。
これは喜ばしい。
代表ならではの空気を感じ、鹿島に還元して欲しいところ。
とはいえ、中田コ山村が負傷で離脱しておるところにこの招集はチームにとって痛いところ。
ナビスコ杯準決勝と天皇杯は岩政抜きで戦うこととなる。
ここは、青木と源のコンビで乗り切ることとなろう。
CBの控えはいなくなるが、いざとなればヒゲくんもプレイ可能である。
練習試合ではCBに入り、激しいコーチングでチームを鼓舞しておった。
青木、源、ヒゲくんの活躍に期待したい。

関塚監督、契約満了

2012年08月30日 | Weblog
退任の五輪代表・関塚監督、次に意欲「またどこかで監督をやりたい」

退任会見に臨み、「またどこかで監督をやりたい」と今後への意欲をのぞかせた関塚監督【スポーツナビ】

 ロンドン五輪でU-23日本代表を率いた関塚隆監督は30日、都内のJFAハウスで退任記者会見を行った。関塚監督は契約満了に伴い退任する。

 関塚監督は会見で「2年間、内容の濃い充実した日々を送れた。代表の仕事は初めてだったので、手探りの状態が多かった。コーチ陣も一人ひとりが力のある指導者ですし、一緒にできたことは大きかったと思います」と振り返り、「2010年に岡田監督が南アフリカ(ワールドカップ=W杯)で結果を残して、非常に重責でした」と本音を明かした。

 五輪本大会については「6試合やれた。もう少し頑張ればメダルも取れたと思うが、選手たちにはA代表で頑張ってもらいたい。僕自身は集大成というか、やりきれたと思っている」と話し、「次のW杯のメンバーとして名を連ねることをわたしもコーチも望んでいる」と、これまで共に戦ってきた若き選手たちにエールを送った。

 自身の今後については、「またどこかで監督をやりたい。コーチ陣も早く次の場所が決まってほしいが、いい話があれば僕もぜひ監督をやっていきたい」と意欲をのぞかせた。

 また、会見に同席した原博実技術委員長は「関塚監督以下、コーチングスタッフは全員任期満了となった。良いチームを作ってくれた」とねぎらい、「A代表のコーチという選択肢もあったが、やはり監督の方がいいかなと思った」と話した。

 関塚監督は2010年9月に当時のU-21日本代表監督に就任し、同年のアジア大会で初優勝を飾った。五輪アジア予選を突破すると、本大会では銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪以来44年ぶりのベスト4に導いた。3位決定戦では韓国に敗れ、メダル獲得はならなかった。

[ スポーツナビ 2012年8月30日 12:49 ]

契約満了でU-23日本代表の監督を退任する関塚氏である。
代表の仕事をやり終えた満足度と共にクラブでの指揮を望んでおるとのこと。
関塚監督の成し得た五輪ベスト4は賞賛に値する。
その実績に伴うクラブはどこになるのであろうか。
鹿島という噂も出たが、ジョルジーニョと共にタイトルを目指すアントラーズに今すぐ就任ということはなかろう。
しかしながら、将来という意味では可能性は低くない。
関塚監督の去就に注目である。

神戸・田代、カシマスタジアムに立つ

2012年08月30日 | Weblog
田代 古巣・カシマで「成長したところを見せたい」
 神戸の田代が古巣への恩返しを誓った。次節9月1日は昨年まで在籍した鹿島とのアウェー戦。古巣のスタジアムに乗り込むのは今回が初となり「(相手サポーターに)いい選手だったな、と思われるような印象を残せれば。成長したところを見せたい」と意気込んだ。

 左手首付近を骨折したままのプレーを強いられるが、モチベーションは高い。野沢、伊野波を含めた元鹿島トリオで、かつてのホームグラウンドを大暴れする。
[ 2012年8月30日 06:00 ]

田代、かつてのホームで必勝宣言
2012年8月30日
 J1神戸のFW田代が29日、かつてのホームでの戦いに胸を躍らせた。先発が濃厚な鹿島戦(9月1日)で出場すれば、移籍後初めてカシマスタジアムでプレーする。大きなブーイングも想定されるが「久しぶりだけど、どういう雰囲気なのか楽しみ。ここで勝てば、上にいける。勝つことだけを考えて、よりゴールに近いところでプレーしたい」と意気込んだ。


この週末にカシマスタジアムに立つ予定の神戸の田代である。
左手首付近を骨折しておるとのことで、万全では無い様子。
とはいえ、敵としてピッチに立つ以上容赦はせぬ。
強い気持ちで田代を抑え込みたい。
そして、田代がおらんでも、得点を奪えることを興梠と大迫で証明したいところ。
神戸攻撃陣を抑え、勝利を掴みたい。
楽しみな一戦である。

対決、ドゥトラvs.若手DF

2012年08月29日 | Weblog
2012年08月29日(水)

16時から室内トレーニングを行った後、グラウンドで攻守のトレーニングやセットプレーの確認を行いました。

ドゥトラの突進を止めに入る伊東と源である。
若き二人のDFにとって、強烈な個を持つ鹿島のレギュラーと対戦できるのは大きく成長するチャンスである。
負傷者が相次ぐ守備陣に於いて層の薄いSBとCBの若手が急成長を遂げれば、これに優るものなしと言えよう。
特に伊東は次世代右SBとしての期待がかかる。
ドゥトラを止められるSBはJリーグにそうはいない。
この経験は鹿島を選んだこそ積めるもの。
鹿島の右サイドを駆け上がる伊東に夢を馳せたい。
楽しみである。

山形・船山、練習中に負傷

2012年08月29日 | Weblog
船山祐二選手の負傷について
2012年8月29日
モンテディオ山形所属の船山祐二選手がトレーニング中に負傷し、山形市内の病院にて検査を受けた結果、次の通り診断されましたのでお知らせいたします。

選手名:
船山祐二選手

診断名:
左膝大腿骨外顆軟骨損傷 全治3週

受傷日:
2012年8月25日(土)トレーニング中

診断日:
2012年8月27日(月)
※山形市内の病院にて診断


左膝大腿骨外顆軟骨損傷で全治3週間と診断された山形の船山である。
これは本人にとってもチームにとっても痛いところ。
山形はJ1昇格に向けいい位置に付けておる。
ここから、勝ち点を重ねていけば、来季の昇格も見えてくる。
とはいえ、負傷してしまったことを悔やんでも何も好転せぬ。
ここは、治療に専念し、完全な状態で復帰するのだ。
シーズン終盤は厳しい戦いが続く。
そこで救世主的に活躍するのだ。
来季は是非とも山形と戦いたい。
昇格を楽しみにしておる。

カルロン、ブラガにて選手登録

2012年08月29日 | Weblog
スポルティング・ブラガ
FW 83 カルロン 1986/08/01 190/78 ブラジル 1 1 75 0 0/0

ウディネーゼ、2年連続プレーオフで泣く
PK戦の末にブラガが勝ち上がり

ウディネーゼ
1ゼリコ・ブルキッチ
ゴールキーパー
3.5 8ドゥサン・バスタ
ディフェンダー
3.05ダニーロ
ディフェンダー
3.017メフメディ・ベナティア
ディフェンダー
3.011マウリツィオ・ドミッツィ
ディフェンダー
2.527パブロ・アルメロ
ディフェンダー
3.066ジャンピエロ・ピンツィ
ミッドフィルダー
3.037ロベルト・ペレイラ
ミッドフィルダー
3.088ウィリアンス
ミッドフィルダー
2.0 10アントニオ・ディ・ナターレ
フォワード
2.031ディエゴ・ファッブリーニ
フォワード
2.5
ブラガ
3.5-ベト
ゴールキーパー
3.044Douglão
ディフェンダー
3.0-Ismaily
ディフェンダー
3.026Paulo Vinícius de Souza Nascimento
ディフェンダー
3.027クストディオ
ミッドフィルダー
3.545ウーゴ・ビアナ
ミッドフィルダー
3.025Leandro Salino
ミッドフィルダー
3.58Marcio Mossoro
ミッドフィルダー
2.515ルベン・アモリム
ミッドフィルダー
3.030Alan
フォワード
2.518Lima
フォワード
ベンチ
93ヴォイチェフ・パウロウスキ
ゴールキーパー
-16アンドレア・コーダ
ディフェンダー
-26ジョヴァンニ・パスクアーレ
ディフェンダー
3.075トマス・ウルト
ディフェンダー
-7バドゥ
ミッドフィルダー
3.077マイコスエウ
ミッドフィルダー
1.024ルイス・ムリエル
フォワード
-
ベンチ
-1キム
ゴールキーパー
-4Nuno André Coelho
ディフェンダー
-22Djamal Abdoulaye Mahamat Bindi
ミッドフィルダー
3.517ルベン・ミカエル
ミッドフィルダー
-83カルロン
フォワード

3.0-Éder
フォワード
3.09Rocha Paulo Cesar
フォワード


ブラガにて選手登録され、CLプレイオフでベンチ入りしたカルロンである。
鹿島とは契約解除され、所属クラブが注目されておったカルロンであるが、ブラガとの契約を勝ち得た模様。
Jリーグでは成功を手にすることは出来なかったが、慣れ親しんだポルトガル・スーペルリーガでは、再び輝きを取り戻して欲しいところ。
DFのギャップを突いて飛び出すスピードをゴールに結びつけるのだ。
注目しておる。

大伍、右サイドを任せた

2012年08月29日 | Weblog
2012年08月28日(火)

16時から室内組とグラウンド組に分かれてトレーニングを行った後、全員で戦術練習を行いました。

誕生日に練習する大伍である。
前節は出場停止で古巣対決にピッチに建てず残念な気持ちがあったであろう。
その悔しさを次節・神戸戦にぶつけるのだ。
今季の大伍の成長は目を見張るものがある。
元々持っておった才能をジョルジーニョ監督によって引き出された感がある。
大伍の攻撃力はJリーグ屈指と言えよう。
鹿島本来の持つサイド攻撃で、神戸を圧倒するのだ。
楽しみにしておる。

山村、手術成功

2012年08月29日 | Weblog
山村和也選手の手術について
8月25日(土)新潟戦で負傷した山村和也選手が、本日、東京都内の病院においてチームドクターの執刀による手術を受けましたのでお知らせします。

■傷病名
右鎖骨骨折

■術式
観血式固定術(プレート固定)

■復帰まで
約3ヵ月

■負傷状況
8月25日(水)アルビレックス新潟戦(カシマ)で右腕から転倒して負傷


山村の負傷は全治三ヶ月と公式に発表された。
こう改めて聞くと、本当に痛い。
しかしながら、チームの痛手以上に本人は苦しいであろう。
ここは、苦しみに耐え、人間的に成長して戻ってきて欲しいと願う。
山村復帰までチーム状態を上げていき、是非とも元日決戦に山村をピッチに立たせようではないか。
今年の天皇杯は9月8日に開幕する。
カシマスタジアムに集結し、チームを鼓舞しよう。
それが山村に対する気持ちへと繋がるのだ。

徳島・アレックス、VOICE

2012年08月28日 | Weblog
VOICE
7月22日、第25節ホームの北九州戦が、移籍加入後、初めての試合となった。結果は1-1の引き分けに終わり、残念ながらヴォルティスでの初勝利はお預けとなった。
「チームとしては勝ち点3を取るために全力を尽くしたと思いますが、自分自身は大事な場面でゴールを決めることができず悔しかったです。でも、サポーターの応援はすばらしくて、スタジアムの雰囲気もとてもよかったですね。徳島の街の人たちはみんな温かくて、地域に愛されていると肌で感じることができましたし、クラブもホームタウンに支えられる存在を目指していることが分かりました」

2002年にブラジルから初来日し、川崎フロンターレに入団した。
「ブラジルでU-23の試合に出ているのをエージェントが見てくれていて、僕のプレースタイルなら日本でもきっと活躍できるはずだと。それで川崎フロンターレに声をかけてもらいました。ブラジルのエージェントもきっと自分のためになるはずだと言ってくれたし、クルゼイロEC(ブラジルのサッカーチーム)で一緒にプレーしていたマルコス・パウロ選手も絶対に行った方がいいと背中を押してくれました。ブラジルと日本はサッカーのスタイルが違います。ブラジルでは子どもの頃から個人技を活かしたプレーが中心ですが、日本は戦術が中心。その両方のよさを合わせることで、チームに貢献することが自分の役割だと思ってやってきました」

その後、アビスパ福岡、柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉、鹿島アントラーズでプレーしてきた。ヴォルティスの何人かのチームメイトとは同じチームでプレーしたことがあり、小林監督からも指導を受けたことがあるため、早い段階でチームに慣れることができたという。
「みんな僕を温かく迎えてくれてうれしかったです。監督は細かいところまで見てくれているし、選手一人ひとりの成長を促してくれる人。もちろん、これは移籍する前から分かっていたことです。これまで移籍する時は常に高い目標を持ち、上を目指しているチームを選んできたのですが、ヴォルティスは昨シーズン4位で、J1昇格を目指しているチームだということが大きかったです。高いモチベーションでシーズン終了まで、1日1日大切にしていきたいですね」


5歳頃から遊びでボールを蹴っていたというアレックス選手。現在、藤枝MYFC所属で活躍するアラン選手は双子の兄弟だ。
「子どもの頃はアランと家の前でずっと一緒にサッカーをやっていました。これはブラジルの街角ではよくある光景です。その後、小学校に入った頃から街のチームでプレーするようになり、12歳でクルゼイロECの育成チームに入りました。多くのブラジルの子どもがそうであるように、小さい頃からサッカー以外の遊びはやったことがないんです。だから僕の人生すべてがサッカーで、サッカー選手になること以外、考えたことがありませんでした」

そして17歳の時、クルゼイロECとプロ契約をして、プロサッカー選手としての道を歩み始めた。
「ずっとプロになることだけを考えてきたので、本当にうれしかったです。クルゼイロはスター選手がたくさんいるので、そんなチームの一員に加わることができたんだと。あの時の喜びは今でも忘れられません。子どもの頃から学校の勉強もちゃんとしていたほうだったので、もしサッカーの道が閉ざされることがあったら何か他の道も考えていたかもしれませんが、今もこうしてサッカーをやっていられることに感謝しています」

クルゼイロECには2001年まで所属。その後はずっと日本でプレーしており、今では日本でのプロサッカー選手生活の方が長くなった。
「僕はとても幸せで、いつも誰かが支えてくれたし、よいアドバイスや影響を与えてくれました。その1人がフロンターレとアビスパでプレーしていたベンチーニョ選手。彼とは毎日のように一緒にいましたが、いつも『アレックス、走ることやフィジカルの強さなど、自分の得意なことだけをピッチで表現していてはダメだ。もっとアシストして、ゴールもしていかなければ自分の特長は作れない』と言ってくれていました。彼のそんな言葉が、アビスパでのシーズン26点につながりました。また柏で1シーズン一緒にやったフランサ選手も影響を受けた1人。彼のプレーを見て深く考えるようになり、サッカー観が変わりました」

日本に来て10年以上になるが、初めは1日の生活のリズムやスタイルがきっちりしていることに戸惑ったそうだ。
「今ではそのスタイルが好きになり、自分自身の中に取り入れています。奥さんが日本人なので、その影響も大きいです。休日は奥さんと一緒に家でリラックスすることが多いですね。日本の生活にはすっかり慣れましたが、初めて食べた焼き鳥がタレで、それだけはダメでした。それ以来、ずっと塩にしています(笑)」


左足からの正確なパスやシュート、そして豊富なスタミナがアレックス選手の持ち味だ。
「チャンスがあれば自分でも積極的にゴールを狙っていきますし、チームメイトの特長を引き出せるようなプレーを練習から常に意識しています。いつも心がけているのは、100%のプレーをすること。いい状態ではないのにプロとしてプレーしていたら、それは人を騙しているようなもの。100%じゃないプレーを
して、応援してくれる人たちを悲しませるようなことはしたくありません。いつもいい状態を保ち、100%のパフォーマンスをしたい。100%の応援に100%のプレーで応えていくのが信念です。もちろん、サッカー選手だからケガをすることもありますが、そういう時はまずは自分自身が受け入れることが大事だし、そこから何を学ぶかだと思います。これは人生でも同じだと思う。それに僕は何があっても神様がついてくれていると信じてやってきました」

アレックス選手が考えるサッカーの魅力は“勝利の瞬間”にあると語る。
「ピッチにいるときは集中しているので見えませんが、ピッチの外に出ると、サポーターをはじめ、スタンドのみんなが喜んでいる顔が見えるんです。それぞれの人にいろいろな人生があるわけだけれど、その人の人生に自分が喜びを与えたり、その喜びを共有できることがサッカー、そしてスポーツの魅力だと思います。さらにJリーグの場合、チームが勝つことで、街のムードをもっと明るくすることができます。ホームタウンといっしょになって、いい雰囲気を作っていきたいです。そのためにもチームメイトと一緒にもっともっといいプレーをして、サッカーが好きな人たちをもっと増やして、スタジアムが人でいっぱいになるように盛り上げていくのが僕たちの仕事です。これから『スタジアムに行ってみたい!』と思ってもらえるようなプレーを心がけていきます!」


徳島の公式でコメントを出すレンタル中のアレックスである。
焼き鳥のタレは苦手とのこと。
かつてジーコが食わず嫌い王決定戦に出演した際もきつねうどんを嫌いな一品としており、ブラジル人にはあの手の味が駄目なのであろう。
アレックスの徳島での活躍を祈っておる。

埼玉スタジアムのボールボーイ

2012年08月28日 | Weblog
【J1第22節 浦和vs鹿島】
<読者からの質問>
「この試合、浦和側のスタッフやボールボーイが時間稼ぎをするという光景が5度見られました。前提として、ボールボーイが鹿島の選手にボールを渡さないというシーンが散見されるようになり、鹿島側のスタッフが選手へボールを渡している状況でした。全貌が映った映像は無いのですが、一番わかり易いのが87分47秒にタッチラインを割ったシーンです。浦和ベンチに転がったボールは他のボールボーイに渡されてしまい、鹿島の選手は再び鹿島スタッフからボールを受け取りに行きます。西選手がボールを受け取りワンテンポおいてから、浦和側ベンチから過度の力でピッチ内にボールが投げ入れられます。そのため、そのボールをピッチから出すまでプレーが再開できない状況となりました。1度なら偶然かもしれませんが、現地で見ていると5度ほぼ同じ光景が見受けられました。ちなみに、埼玉スタジアムでは第4節浦和対川崎戦にも同様の時間稼ぎ行為が行われていました。会場運営側のこのような時間稼ぎ行為は許されるのでしょうか」

<松崎前委員長からの回答>
「ご質問にある後半43分のボールの入り具合、鹿島にとってはイラつきますね。明らかにスローインのためにボールが鹿島の選手に渡ったにもかかわらず、ボールがもう一つピッチ内に投げられています。これが遅延を意図したものであれば、問題です。

 映像は投げたボールボーイの姿を映しておらず、ただ注意散漫だったのか、遅延の意図があったのかは分かりませんが、意図のあるなしに関わらず、このような事実があればマッチコミッショナーは報告し、それに基づき、実際どうであったのかを調査し、対応されていくのだと思います。

 もしチームぐるみの遅延行為であれば、過去にも問題となったことであり、リーグとしてしっかり対応すべきことです。アクチュアルプレーイングタイムを伸ばそうとしている姿勢にも反することです。

 審判しての対応は? 扇谷健司主審は、後半38分、なかなかスローインを行わない浦和の宇賀神友弥選手を警告しています。

 これと同様に、仮にボールボーイが遅延をしていたと思えるのであれば、試合をスムーズに進行させるために注意して正すことも一つの手であったと思います。もちろん、遅延の意図の悪さがひどいものであったならば、ボールボーイとはいえ、試合から排除することも可能ですね」

▼本コラムでは松崎康弘・前審判委員長への質問を募集しています。


ボールボーイに注意を促さなかったことは扇谷主審のミスであるとはっきり言えぬことに歯切れの悪さを感じる。
今後も同様なことが埼玉スタジアムでは繰り返されるであろう。
確かに、Web上の小さな記事であり、社会的影響は少ないとは思うが、明らかに間違ったことに対してものを申せぬのであれば、このような記事に意見を載せることを止めるべきではなかろうか。

サッカーマガジン 新潟戦寸評

2012年08月28日 | Weblog
2012.8.25 J1第23節 鹿島×新潟 寸評・採点・布陣
2012-08-27

鹿島 0 ― 1 新潟
■カシマ■12.729人■晴■28.4℃■主審:吉田寿(6.0)
■得点(アシスト)
(鹿)なし
(新)38分:ミシェウ(ブルーノ・L)
MATCH REPORT
新潟が少ない決定機を物にして、リーグ戦の鹿島戦を9戦負けなしとした。38分にGK東口のフィードを起点にパス2本の速攻からミシェウが決勝弾。シュート数10対18とボールを支配されながら、堅守速攻の狙いどおりの展開でアウェーで勝ち点3を手にした。
Most Valuable Player
新潟 ミシェウ 決勝弾は右サイド角度ない位置からのループ気味シュート。自身唯一のシュートを得点につなげた
鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 6.0 後半ロスタイムに決定機防ぐ。試合を通して大きなミスはなかった
DF 15 青木 剛 5.0 不慣れな右サイドバックのポジションで苦戦。パスミスが目立った
DF 3 岩政 大樹 5.5 対人プレーの強さは見せたが、警戒していたカウンターで失点喫す
DF 4 山村 和也 5.5 ブルーノ・ロペスに苦戦。86分に右鎖骨を骨折し、ピッチを退いた
DF 7 新井場 徹 5.5 積極的な攻撃参加でチャンスメークも決定的な仕事はできなかった
MF 25 遠藤 康 5.5 19分に左ポスト直撃のシュート放つなど見せ場つくるも、守備課題
MF OUT 77分 20 柴崎 岳 6.0 精度の高い動きで攻守に存在感発揮。小笠原不在のチームを支えた
MF IN 77分 10 本山 雅志 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 46分 14 増田 誓志 5.5 約5カ月ぶりにリーグ戦先発。思い切りの良さなく前半で交代した
MF IN 46分 16 本田 拓也 6.0 度重なるケガを乗り越え今季リーグ初出場。精度高いプレー見せた
MF 33 レナト 6.0 正確な技術、戦術眼が光る。球離れ良く前線で攻撃の起点になった
FW 13 興梠 慎三 5.5 抜群のキープ力で攻撃の起点になったが、FWだけに結果がほしい
FW OUT 67分 8 ジュニーニョ 5.0 スピード生かしてチャンスに絡んだが、再三の決定機を決めきれず
FW IN 67分 19 岡本 英也 5.5 スーパーサブ的な役割を任されたが、シュートを打てずに終わった
監督 ジョルジーニョ 5.5 3選手が出場停止の厳しい台所事情で、早い交代策も実らなかった
新潟
GK 21 東口 順昭 6.5 安定したプレーを披露。判断良いフィードで決勝弾の起点になった
DF 25 村上 佑介 6.0 バランスに気をかけながら、絶妙のタイミングで攻撃参加も見せた
DF 4 鈴木 大輔 6.0 試合を通して集中力を切らさず。ビルドアップでも大きなミスなし
DF 5 石川 直樹 6.0 体張った守備を見せた。興梠の対応に苦しむも決定的仕事はさせず
DF OUT 66分 37 坪内 秀介 5.5 CKから2度のヘディングシュートも、ボールを失う場面目立った
DF IN 66分 3 大井 健太郎 6.0 対人の強さを発揮。守備固め要因として投入されて役割を果たした
MF OUT 83分 7 藤田 征也 6.0 右サイド突破からチャンスメークした。守備の意識の高さも光った
FW IN 83分 9 矢野 貴章 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF 6 三門 雄大 6.0 ボランチを組んだ本間とバランスを取り合って、スペースを埋めた
MF 15 本間 勲 6.0 展開力の高さを見せて試合をコントロールした。ミドルシュートも
MF 23 田中 亜土夢 5.5 豊富な運動量で勝利に貢献したが、攻撃面は物足りない内容だった
FW OUT 59分 10 ミシェウ 7.0 速攻から値千金の決勝弾。難しい角度から技ありのゴールを決めた
MF IN 59分 18 アラン・ミネイロ 6.0 後半ロスタイムに決定機を演出。切り札として突破力の高さ見せた
FW 11 ブルーノ・ロペス 6.5 前への推進力生かして相手の驚異になった。決勝ゴールをアシスト
監督 柳下 正明 6.0 守備に人数を掛けて速攻を仕掛ける狙いどおりの展開で白星奪取
Most Disappointing Player
鹿島 ジュニーニョ 30分の至近距離からのダイビングヘッドがGKの正面を突くなど、フィニッシュの精度を欠いた




低い評価の中で光るボランチ二人である。
二十歳の若さで鹿島の中盤仕切る岳は、まさに中心選手と言えよう。
そして途中出場のヒゲくんである。
精度の高いプレイを魅せたと評されておる。
次節は岳が出場停止故、ヒゲくんにかかる期待は大きい。
守備に攻撃に奮闘して欲しい。
楽しみにしておる。

Jリーグ、ミャンマーナショナルリーグと協定

2012年08月28日 | Weblog
Jリーグ、ミャンマーと協定締結

ミャンマーナショナルリーグとパートナーシップ協定を締結し、握手するJリーグの大東和美チェアマン(左)=27日、ヤンゴン(共同)

 Jリーグとミャンマーのプロサッカーリーグ、ミャンマーナショナルリーグは27日、ヤンゴンで記者会見し、両リーグ間で選手やコーチの育成、リーグの運営などで協力するパートナーシップ協定を結んだと発表した。

 Jリーグはアジア展開を図っており、海外プロリーグとの協定締結は2月のタイ、今月のベトナムに続いて三つ目。

 ヤンゴンで記者会見したJリーグの大東和美チェアマンは「同じアジアの国として培ってきたノウハウを惜しみなく提供したい」と、両国のサッカーの強化に貢献していく考えを示した。(共同)


タイベトナムに続き、ミャンマーとパートナーシップ協定を締結したJリーグである。
Jリーグのアジア戦略は着々と進んでおる。
輪を広げ、共に成長していこうではないか。
鹿島も微力ながら尽力していくこととなろう。
その為にも鹿島は強くあらねばならぬ。
Jリーグのシンボルとして戦っていきたい。