都会で育った、私は、こちらに来るまで知らない行事でしたが、今日は、神勧請。
新年にあたり、年神様をお迎えする行事です。
年神様は、より純粋なものに宿るとされ、大人たちよりもまず子供たちに降りてくると言われます。
子供たちは新年にあたり、自分たちに降りてきた年神様を各家庭に配って歩くというのが神勧請の行事。
子供たちが笹竹を持ちながら各家を回り「祝っとくれ~!!」
「年神様をお連れしました。どうぞ、お迎えください。」と口上を述べます。
訪問された家は「ありがたくお迎えさせていただきます。」と、子供たちをねぎらいご祝儀を渡します。
今朝の朝日新聞「天声人語」に、東洋大学が募った「現代学生百人一首」というのが載っていた。
「メール待つ心も体も寒い冬あなたの返信まるでゆたんぽ」
「流行のインフルエンザ対策は彼とつないだ手も洗わなきゃ」
どちらも女子高校生の句だが、編集者の言葉に、親指で始まり、手のひらで育つ恋なのに・・・・とある。
携帯を持たない私は、最初、親指で始まるという部分が呑み込めなかった。
親指で始まる恋って何?
私はメールを両手で打っている。
いやだ、やだ、新聞の記事さえすぐに読み取れない。
友人に今時携帯を持たないなんて時代遅れだと笑われるが、ほんとに時代遅れになってしまう。
この子らも、すぐにこういう年になる。
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