標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

樹齢400年

2008年04月25日 | Weblog

我が家がある北大塩の向こうに長野県が供給した団地では県内で最も大きな団地という中大塩団地があり、その先に下菅沢という小さながある。
そこには、木川さんという姓の方が多く住まわれ、その祖先のお墓の守り木で樹齢400年という大きな枝垂れ桜がある。
枝垂れ桜の背景には、八ケ岳が連なる。



初めて、この桜を見た時、毎年こんな景色を身近で見れる素晴らしさを感じた。



その数年後、桜の近くの畑が分譲地になると聞き、何の迷いも無く桜と八ケ岳を見渡せる土地を予約した。
分譲地の中で坪単価が一番高い土地だった。



ところが、茅野での最初の友人、まさ子さんご夫婦が、見に行って下さりご主人様が「桜との間に2つの大きな畑があるのが気になる。後々、何になるかわからないし、やめた方が良い。」とおっしゃいます。



そう言われると気になるしという訳で、後髪を引かれる思いでキャンセル。
分譲地の販売も終わり家が建ち終わった頃に、危惧していた畑に大きなアパートが建ち分譲地からは,桜も山も見えなくなりました。
土地を売った方が、税金対策で売却代金を使いアパートを建てたそうです。
毎年、この桜を見に行くたびに思い出すこと。

分譲地隣、塚田製作所社長さんのお庭のカタクリ。塀越しに写したのでバックシャン。