東京では見たことがなくこちらへ来て始めて知った物の一つに 夕顔があります。
今年もそのシーズンがやってきました。
前に上京した際、夕顔が話題にのぼり、やはり見たことがないという友人にシーズンがきたら送るからということになっていました。早速、宅急便で手配。
売り場で出来るだけ大きいのを選んだら入る箱がありません。先日、ノズルがつまり処分したプリンターの箱が思わぬところで役に立ち2本ぴったり入りました。
夏になると一度は食べてみたい食材です。私はシーチキンと煮てあんかけにしたり油揚げとお味噌汁に入れたりするくらいしか知らないので送るにあたり、調理師のreityaさんに取材してきました。
茹でて、冷凍にしたものを半解凍して、お刺身のようにわさび醤油で食べる方もいるそうです。私も試してみたいと思います。
茅野に来て初めての夏に夕顔をいただき言われたとおりに調理しましたが苦くてどうしようもないことがありました。花のときの虫の作用で、どうゆうわけか苦いのができることがあるそうで、いくらお砂糖を足そうがどうしようもなく、そおいうのにあたったら処分するしかないそうです。それを避けるために、端を切ってなめてみて苦くないか確認してから調理するのが良いそうです。
夕顔を送る予定でしたので撮っておいた花の写真。
畑では、カボチャのように蔓がのびて実が付きます。シーズン初めの今のものは柔らかく包丁もさっと入り、種もあまり入っていませんが、だんだん硬くなってきます。
夕顔を買っての帰路、ご近所で干瓢用に干している家がありました。
敷居のように溝を掘った板に輪切りにした夕顔を載せくるくる回しながら包丁をあてると同じ幅、同じ厚さの干瓢の元ができます。
二日ほど干すそうですがじめじめ湿気のある時だとカビが生えたり難しいそうで、今夏の日照りは申し分ない気候だそうです。
朝市に出荷されていました。
宅急便を受け取り、その大きさと重さに目をくりくりさせている久美ちゃんの顔が目に浮かびます。