標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

夕顔

2007年08月25日 | 植物

東京では見たことがなくこちらへ来て始めて知った物の一つに 夕顔があります。
今年もそのシーズンがやってきました。
前に上京した際、夕顔が話題にのぼり、やはり見たことがないという友人にシーズンがきたら送るからということになっていました。早速、宅急便で手配。
売り場で出来るだけ大きいのを選んだら入る箱がありません。先日、ノズルがつまり処分したプリンターの箱が思わぬところで役に立ち2本ぴったり入りました。



夏になると一度は食べてみたい食材です。私はシーチキンと煮てあんかけにしたり油揚げとお味噌汁に入れたりするくらいしか知らないので送るにあたり、調理師のreityaさんに取材してきました。
茹でて、冷凍にしたものを半解凍して、お刺身のようにわさび醤油で食べる方もいるそうです。私も試してみたいと思います。
茅野に来て初めての夏に夕顔をいただき言われたとおりに調理しましたが苦くてどうしようもないことがありました。花のときの虫の作用で、どうゆうわけか苦いのができることがあるそうで、いくらお砂糖を足そうがどうしようもなく、そおいうのにあたったら処分するしかないそうです。それを避けるために、端を切ってなめてみて苦くないか確認してから調理するのが良いそうです。

夕顔を送る予定でしたので撮っておいた花の写真。

 

畑では、カボチャのように蔓がのびて実が付きます。シーズン初めの今のものは柔らかく包丁もさっと入り、種もあまり入っていませんが、だんだん硬くなってきます。



夕顔を買っての帰路、ご近所で干瓢用に干している家がありました。
敷居のように溝を掘った板に輪切りにした夕顔を載せくるくる回しながら包丁をあてると同じ幅、同じ厚さの干瓢の元ができます。
二日ほど干すそうですがじめじめ湿気のある時だとカビが生えたり難しいそうで、今夏の日照りは申し分ない気候だそうです。



朝市に出荷されていました。



宅急便を受け取り、その大きさと重さに目をくりくりさせている久美ちゃんの顔が目に浮かびます。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
干瓢 (retya)
2007-08-26 00:59:43
干瓢を干してる写真バックの緑と花と干瓢の白と良いですね。私など毎年の夏の庭先の風景か・・・で居ますが、干瓢を作る人も少なくなるので、残しておきたい写真ですね。
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夕顔 (のすけ)
2007-08-26 09:46:52
夕顔が採れると良く母が干瓢にして秋の運動会の時などにお寿司を巻いてきてくれたのを思いだしました。いまはあまり見かけない風景ですが懐かしく拝見いたしました。
亡き母を偲びながら子供の頃に食べたお寿司の味に思いを馳せることが出来ました
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夕顔 (minahiro53)
2007-08-26 22:27:33
あんなに大きな夕顔が2本も届いたらさぞ驚くことでしょう。
私も大きな夕顔を頂いてどうしようかと思って居た所でしたので冷凍夕顔、早速試して見ます。
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reityaさんへ (yakko)
2007-08-27 10:14:26
夕顔を買っての帰り道、タイミングよく干してあり、写真を同封できました。
これで、Tさんが干している時だったら景観賞応募作品だったかな?
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のすけさんへ (yakkko)
2007-08-27 10:17:21
のすけさんのご実家は農家でしたか?前のクイズの答え載せましたがニンニクで正解でしたよ。
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minahiro53さんへ (yakko)
2007-08-27 10:21:26
受け取り主は、お茶の先生をしていまして大勢、人が集まるおうちで箱に入ればもっと送ってあげたかったのですが。
今は、宅急便は、きちんと箱に入っていないと受け付けてもらえないので、箱探しが大変でした。
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