なでしこジャパンがFIFAワールドカップカナダ大会の準決勝で、イングランドを破り、決勝に進出した。だが、一言いえば、危なかった。相手はシンプルにゴール前に、ボールを蹴り込んできた。私の誤算だったのは、通常の相手チームなら、30分過ぎた頃から、なでしこのボール回しに翻弄されて、疲れ果てていくのだが、イングランドチームは底なしのスタミナを保ち続けた。いつもなら、簡単にボールを保持できるところが、出来なかった。さすがはサッカーの母国イングランドである。体力と意思とシンプルな攻めさえあれば、ワールドカップベスト4に進むことができるということを証明して見せたのである。さて、決勝の相手はアメリカである。前回のワールドカップ、オリンピックと3度目の対決となる。オリンピックでも、それほど、圧倒されたわけではない。しかも、相手は、イングランドチームとは違い、プロ集団なので、戦いは華麗なものになるだろう。ところで、この試合も、終わってみれば、2対1という1点差のゲームだった。最終戦も、このような緊迫した試合になることは間違いないだろう。(2015.7.2)
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