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つまらないミスが重なった結果が大きな出来事になった。

2014-06-10 10:19:07 | FP

横浜の三沢公園近くにある熊谷組施工、住友不動産販売が10年ほど前に販売したマンションで、建物を支える杭の長さが不足しているというミスが判明して、大きな問題になっている。建物は、最近、韓国や北朝鮮で相次いで、起こった建物の倒壊ということには至らないのだが、いつか、同じ運命をたどると思われる。北朝鮮や韓国の場合には、よくあるな新興国の技術や資金不足が原因で起こったのだが、今回の日本のケースは根本的に異なる。技術も資本も十分にある大企業の起こしたことなのである。社会が成長期から成熟期になると、一人一人の責任感も希薄化する。成長期には一人一人の人間が全体を見渡しながら仕事をした。それが日本の成長を支えた隙間をうめるという仕事のやり方であった。しかし、その時代が過ぎ、多くの人が自分の仕事だけをすればよいという成熟期に入ったのだが、その途端、色々なところで、「えっ」と信じられないことが起こり始めた。今回のケースでも、杭の長さを決めた人と場所によって、安定地盤への距離が違うことを測量した会社とは別々だったのだろう。そして、その間のやり取りがどこかの過程で、失念されてしまったのである。何本かの杭の長さを延ばすことを熊谷組が経費削減だと言って、やめさせるようなことはあり得ない。こうした、つまらないミスが重なった結果が大きな出来事になってしまったのである。

    Y-FP Office Japan

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