風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

語句をひらう

2008年05月20日 | 出版
台風の影響で、昨夜から大雨になったようである。横殴りの風で、雨が窓に叩き付けられる音で目を覚ます。天気予報を見ると、雨粒の大きさにも種類があると報じていた。小雨の時は粒が小さく、夏場の雨は粒が大きくなるとのことだ。ヘエー、そんなことも知らなかった。どうりでぬれ方にちがいがあるはずだ。

家を出るころには、雨は小降りになっているが、風は強い。傘が壊れそうなので、傘をたたんで駅まで。地下鉄が遅れるのかと思ったら意外にスムーズに動く、ところが朝食の量が少なかったのか、後楽園駅に降りるとお腹が空いてしまう。会社の近くのローソンでサンドイッチとペットボトルの水を買うと、六百四拾円也という請求。お店を出ようとして、ふと我に返る。あまりに高くないか。レシート受けに捨てたレシートを拾いなおしてよく見ると、サンドイッチを二つ買ったことになっている。ひとつ分は返金してもらった。

9:30出社。本日は、今月最後の返品日であるが、たいしてもどってこない。この大雨、大風のなか返品なんて持ってきたら受け取りを拒絶しようかと思っていたが、少量なので許してやることにする。
しかしまいった、お金がない。来月はさらにお金がない。金もなければ名案もない。手詰まり感しか残っていない。

昨夜、例のトラブル本Aの下巻の人名索引の項目拾い出しが終わったので、残りは、下巻の事項索引だけである。ところで、これは活版印刷の名残だと思うが、こういうときに、「語句をひろう」とは発音しない。「語句をひらう」とお江戸の印刷所は発音する。「ひろって」ではなく、「ひらって」となる。
それはともかく、トラブル本Aは何人もが携わっているので、人によって大きく差がある。上巻の事項索引はひらってほしい語句を狂ったようにマーカーで引いていて1030個もあったが、下巻はそれほどでもないので、サクサク進む。午前中に200Pまで終了。
昼飯を食べに外に出ると、すでに雨は上がっている。もどってから再びYahoo Kidsで遊ぼうかと思い、ふと気がつく。Kidsのページにいかなくても、普通にYahooの囲碁ゲームで遊べばいいではないか、と。そこでYahooの囲碁ゲームで対局してみると、さすがにKidsよりはレベルが高い。勝ったり負けたりとなる。
遊んでばかりもいられない。午後は続きの作業に入るが、途中息抜きにまたYahooの囲碁ゲーム。ところが勝てない。オツムが疲れちゃっているのか、ろくな手を打たずに自滅していきやがる。
16:00、ようやく、ひらいだしを終了し、そのファイルをM印刷へ送信。下巻の事項索引は500個に満たなかった。かなりアンバランスであるが、きっと発注元が調整するのだろう。とりあえずは、一度手を離れることになる。再校をもう一度ゆっくり、校正しなおしてもらいたいものである。とにかくこれで、明日、明後日は書店営業に集中できる。

とりあえず外をブラブラと彷徨う。晩飯を食べたら、つぎの作業を終わらせなければならない。とそこへ、J社Tさんご来社。煮たジャガイモをつまみながら、囲碁のご指導をしていただく。というか、7子局で勝たせていただいたので、接待碁?もう少し強くなりたい。

昨日は、ある人が亡くなって33年目であった。仏教の数え方だと、来年が33回忌ということになるのか。


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