風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

やれやれ

2009年12月25日 | 出版
本日は、本年最後の締め日である。そこでセッセコセッセコ品出し作業にいそしむ。なんていうほどの出荷があるわけがなく、今月の締め日もアッという間に終了してしまった。困ったものである。こんなことでは、いつまでたってもワーキングプアから卒業できないばかりか、自己破産しなければならないことになるだろう。それだけならばまだいいが、3万人のうちの一人になってしまうかもしれない。嗚呼、イヤだ、イヤだ。貧しくてもいいから、金に追われない暮らしをしてみたいものだ。
そこで、今月の伝票を整理していつでも取次請求書を作れる準備をしてみるが、目を背けたくなるような数字がずらりと並んでいて、すっかり鬱状態となる。ア~ァ、本当に困った。年末も金がなく、年明け早々も金がないことはわかっていたが、2月も、ド貧乏のままシノがねばならなくなってしまった。まいったという言葉は、この状況を指すためにあるのだろう。本当にまいった。囲碁ならば投了しているところである。
途中、E堂製本N氏が荷物を持ってくる。N氏によると、「ようやく昨日から車が混むようになってきた」とのこと。本郷界隈は道路がガラガラのような気がする。弊社に限らず、どこも景気が悪いんだな。そういえば、実質、今日で年内は終了という会社が多いのだろう。今朝の出勤途中、リーマン諸君の顔がなんとなくゆるんでいるように感じた。
昨日、現在いるスペースから隣りに引越しをするだけのようなことを書いてしまったが、それは正確ではなかった。さらにその後、どこか別の場所に引越しをする予定である。ようやく、P舎への寄生虫生活からおさらばすることを目論んでいるのであるが、しかし、実はそのお金がない。お金がないのにどうやって引越すんだということであるが、引越しをしないことにはどうしようもないのである。
その問題だけで、充分頭が痛い。そのうえ、まったくのド貧乏でシノギの算段も立っていない。この年末の不渡りは回避したものの、年が明ければ明けたで地獄が待っているというのは、とても気が重いものだ。来年なんて来なければいい。人類が早く滅亡してくれないものか。それにしても、なんの因果で、このしょうもない会社を営んでいるのだろうか。まいったなあ。困窮に耐えかねて、まるでパンチドランカーになっていくようだ。
すっかり労働意欲を失ってしまい、昼飯後はしばし放心。金の算段を考えてみるが、不足している金額があまりに大きく、手の打ちようがない。どうしたものかいな。嘆いていても何も始まらないので、風塵スペースの片づけを始めることにする。たいした荷物の量ではないが、しかし、不要なものばかりが出てくるので、再びウンザリする。P舎をのぞいてみると荷物の仕分け作業を行っているので、「おっ、仕分け隊ですね」と大大社長をからかっておく。
こういうとき、80%くらいは不要なものなんだろうな。たまに、定期的に引っ越しては荷物を整理する人がいるけれど、それは正しい姿勢なのかもしれない。同じところにずっといると、不要なものばかりがたまっていく。
16:30、だいたいの整理が終了。これでいつでも電話の移転にともなって、弊社も隣りに移転することができる。ついでに、P舎の引越しの手伝い。そちらもまだまだ大変そうだ。
ということで、建設的な仕事にはほとんど手がつかなかった。このあと、忘年会があるので、本日はここまで。忘年会で荒れないようにしよう。


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