副都心線

昨夜も遅くまでの作業が続く。途中、Ｆ社社長が顔を出したので、一杯だけ飲む。23：00過ぎ、今日の仕事を終えようと決意するが、つい、だらだらと囲碁ゲームをしてしまったりして、会社を出たのが23：30過ぎ。これまでは、後楽園駅で丸の内線に乗り、池袋で有楽町線に乗り換えるのがいつもの通勤パターンであった（片道壱百六拾円也）が、副都心線ができたため一回改札を出る必要がなくなったので、最近は副都心線に乗ることが多い。最近はサミット厳戒態勢で、池袋の駅も警察官の姿が目立つ。というよりも、彼らはわざわざ目立つように立っているのだろう。だいたい若手と中年（ベテラン）の二人連れで、時おり警棒を抜いているから、あまりにわかりやすい暴力装置の誇示である。ついでに、拳銃も抜いていてほしいものだ。

昨夜も池袋で副都心線に乗り換えようとしたら、駅員が「副都心線は遅れが出ています。次の到着時間は不明です」と、メガフォンでアナウンスをしている。それならば有楽町線で帰ろうと、有楽町線のホームまで移動し、待つこと10分。ようやく、終電手前の地下鉄がホームにすべり込んでくる。こちらはどうせすぐ降りるから最後の方に乗ろうと、人の列の後ろに立っていると、地下鉄に乗り込んだ人の波がすぐにＵターンを始めるではないか。何が起きたのだろうか一瞬不思議に思いつつ、とりあえず車両に乗ってみると、「ダイヤが乱れているため、この電車は池袋止まりとさせていただきます。後続の電車をお待ちください」との社内アナウンスだ。
あほらしくなって歩いて帰ることに決め、切符を有楽町線の改札に捨ててから、副都心線脇の地下道をペタペタと歩いていく。すると、「下りの最終電車です。お乗り忘れにならないよう、ご注意ください」というアナウンスがホームから聞こえてくる。ガーン！最初から副都心線で電車を待っていれば、無駄なロスをしなくてすんだことになる。
途中、コンビニでビールを買って、飲みながら歩き、家にたどり着いたのが、1：00前。帰宅するだけで１時間以上かかってしまった。ところが困ったことにまた眠れない。資金繰り大作戦がうまくいっていない心理的負担もあるのだろう。仕方なく本を読み始め、2：00過ぎに就寝。

7：00に一度起きるも、おかげで今朝も眠い。まったくもって、どうしようもないな。朝食を食べて、二度寝。10：00出社。
残高を確認すると、本日もまだ生きている。困ったものだ。しかし、これからの10日間が勝負で、どうしのぐかまったく算段がたたない。とりあえずは、週明け決戦に持ち込みたい。時間を稼がなければ。
しかし、資金繰りの奔走ばかりしてもいられない。Ｍ印刷さんのお仕事を終わらせないとまずいのだ。そのあと、Ｓ社の下版もあることだし。というわけでシャカシャカ作業を始めるが、14：00過ぎに、エネルギーが切れたかのように、急に眠くなる。ということでエネルギー充電（傍からは寝ているように見える）。
ようやく起き出し、ラストスパートだ！と気合を入れたところでトラブル発生。WORDのファイルを開けようとしたら、「パスワードを入力してください」という表示が出る。はあ？パスワード？何のことですか？こういう状況に初めて出くわし、一気に萎える。

本日は、友人のＴとSSとSGが都内某所で酒を飲むはずであるが、合流するのは難しそうになってきた。

地下鉄のできるまで (みるずかん・かんじるずかん―銀の本) 加古 里子 福音館書店 このアイテムの詳細を見る