某休日、都内某所新宿区である集会を開くことになった。当日の参加者は80名弱といったところだろうか。会場のキャパにちょうど見合った人数でたいした混乱もなく無事に終了。その集会を開くと決まってから、実行委員会の会議はいつも風塵社内。その延長で議事報告を書くのは小生の役割、面倒なことこのうえなかったのだけれど、ようやく終わって少し清々とした気分である。
その某会を開きたいと言い出した某2名が諸悪の元凶であることは論を俟たないが、しかし、その2名にしてみればどうしてもやりたいという気持ちが強かった。そして、その強い気持ちを知ってしまった以上、「面倒くさいから私は降ります」とも言い出せず、ズルズル付き合わされることになっただけである。
そこにもって、この会は不特定多数に告知するようなものではなく、なるべく、だれの紹介でだれが来たのかがわかるくらいのクローズドな場にしたいというHさんの意向もあり、ますますもって話はややこしくなっていく。どうしてそんなことを言い出すのかも小生としては理解しているのだけれど、さすがにそれは面倒だなあと感じ、「私は一切だれにも声をかけません」と早々に宣言しておくことにした(実際には2名に声をかけた)。さらに、なるべく質素な雰囲気で会を行いたいというのは、実行委に共有の認識となる。
そんなわけで、あまり人も集まらないだろうし、また、何人かの話を聞いているだけの内容なのだろうから、それほど面白くもなるわけないだろうと、正直なところ、事前には思っていた。そもそもが、小生は幼児のころ多動性障害でも抱えていたのだろうか、おとなしく座って人の話を聞いているのが苦手でしょうがないのだ。そのため、いささか成長してくると、退屈するとすぐに眠るくせがついてしまったものである。いまも、やることなくジッと座っていないといけない床屋に行かねばならないとなると、いささか気が重い。
それはともかく、集会の司会進行はHさんにお任せし(司会は小生の任にあらずと早くから声高に表明しておかないと、小生にそれを押し付けようとするハゲタカばかりなのだ)、小生は最後列で寝ながら話を聞いていようと予定していた。ところが、「腹巻くんには、会の間にいろいろ動いてもらわないと困るから、ぼくとすぐ打ち合わせるよう最前列に座っていて」とHさんに指示されてしまう。それにはNO!とは言えないけれど、「困ったなあ。昼寝ができないぞ」という気持ちであった。
人の集まりも順調で、予定に少し遅れて集会がスタート。まずは言いだしっぺ二人にそれぞれ、どんな理由でこの集会を持とうとしたのかの趣旨説明。それから、東北某県からわざわざお越しのT弁護士と同じく東北の別の県からお越しのF弁護士に話していただく。ところが、このお二人の話がなかなか面白い。T氏はさすがに弁護士らしく論理的な内容構成で、最後も余韻を持たせた終わらせ方で10分ほどの話だったか。一方、老いてもいまだ熱血漢のF氏、ただ熱いだけでグダグダした内容の話が一向に終わろうとしない。知っている話もあるけれど、でも面白い。久しぶりにF弁護士の熱弁に接することができて、少しばかり感動してしまった。打ち合わせ段階では「一人頭、話す時間は長くて10分くらいかな」なんてやっていたのに、F氏、結局30分ばかり話していたのではないだろうか。
3時間の会を予定していて、ハーフタイムで10分の休憩を予定していた。ところが、F氏の熱弁により、あっという間にハーフタイムが近づいてくる。その後、九州某県からお越しのかたに10分ほど話していただいて、都内某所からお越しのOさんに前半の締めをしてもらう予定であった。しかし、Oさんの番になるころには、すでにハーフタイムを過ぎている。Oさんの話はもっとゆっくり聞きたかったけれど、Oさんとしても話を短くまとめざるをえない。そんなわけで、どうなるかと案じていた内容が、小生の予想よりもはるかに面白く展開されていく。
そしてハーフタイムの休憩時、Hさんとタバコを吸いながら後半の展開について相談。「いやあ、意外にあっという間に前半が終わっちゃいましたね」と小生が述べると、「だって、Fさん一人で30分しゃべるんだもん」「そうですねえ。この会場はゆるいんですけど、17:00に終わらせようとしたら、16:45にはお開きにしないと、あとの片付けの時間がないですよ」「ああ、そうかあ。時間の延長どうしようか」「ちょっと、相談します」
そこで、小生にはあいさつしたい人が来ているはずなのだけれど、その方の姿が見当たらない。その方をよくご存知のJさんを捕まえて、「Sさん、どこにいますか?」とたずねたら、「あれ?さっきまでそのへんに座っていたよ」と左斜め前方を指差すのだが、それらしき姿はない。もう10年以上は直接お会いしていない方なので、いまのお姿をよく知らないのだ。困ったなあと思っているうちに、後半戦スタートの時間となってしまう。
その某会を開きたいと言い出した某2名が諸悪の元凶であることは論を俟たないが、しかし、その2名にしてみればどうしてもやりたいという気持ちが強かった。そして、その強い気持ちを知ってしまった以上、「面倒くさいから私は降ります」とも言い出せず、ズルズル付き合わされることになっただけである。
そこにもって、この会は不特定多数に告知するようなものではなく、なるべく、だれの紹介でだれが来たのかがわかるくらいのクローズドな場にしたいというHさんの意向もあり、ますますもって話はややこしくなっていく。どうしてそんなことを言い出すのかも小生としては理解しているのだけれど、さすがにそれは面倒だなあと感じ、「私は一切だれにも声をかけません」と早々に宣言しておくことにした(実際には2名に声をかけた)。さらに、なるべく質素な雰囲気で会を行いたいというのは、実行委に共有の認識となる。
そんなわけで、あまり人も集まらないだろうし、また、何人かの話を聞いているだけの内容なのだろうから、それほど面白くもなるわけないだろうと、正直なところ、事前には思っていた。そもそもが、小生は幼児のころ多動性障害でも抱えていたのだろうか、おとなしく座って人の話を聞いているのが苦手でしょうがないのだ。そのため、いささか成長してくると、退屈するとすぐに眠るくせがついてしまったものである。いまも、やることなくジッと座っていないといけない床屋に行かねばならないとなると、いささか気が重い。
それはともかく、集会の司会進行はHさんにお任せし(司会は小生の任にあらずと早くから声高に表明しておかないと、小生にそれを押し付けようとするハゲタカばかりなのだ)、小生は最後列で寝ながら話を聞いていようと予定していた。ところが、「腹巻くんには、会の間にいろいろ動いてもらわないと困るから、ぼくとすぐ打ち合わせるよう最前列に座っていて」とHさんに指示されてしまう。それにはNO!とは言えないけれど、「困ったなあ。昼寝ができないぞ」という気持ちであった。
人の集まりも順調で、予定に少し遅れて集会がスタート。まずは言いだしっぺ二人にそれぞれ、どんな理由でこの集会を持とうとしたのかの趣旨説明。それから、東北某県からわざわざお越しのT弁護士と同じく東北の別の県からお越しのF弁護士に話していただく。ところが、このお二人の話がなかなか面白い。T氏はさすがに弁護士らしく論理的な内容構成で、最後も余韻を持たせた終わらせ方で10分ほどの話だったか。一方、老いてもいまだ熱血漢のF氏、ただ熱いだけでグダグダした内容の話が一向に終わろうとしない。知っている話もあるけれど、でも面白い。久しぶりにF弁護士の熱弁に接することができて、少しばかり感動してしまった。打ち合わせ段階では「一人頭、話す時間は長くて10分くらいかな」なんてやっていたのに、F氏、結局30分ばかり話していたのではないだろうか。
3時間の会を予定していて、ハーフタイムで10分の休憩を予定していた。ところが、F氏の熱弁により、あっという間にハーフタイムが近づいてくる。その後、九州某県からお越しのかたに10分ほど話していただいて、都内某所からお越しのOさんに前半の締めをしてもらう予定であった。しかし、Oさんの番になるころには、すでにハーフタイムを過ぎている。Oさんの話はもっとゆっくり聞きたかったけれど、Oさんとしても話を短くまとめざるをえない。そんなわけで、どうなるかと案じていた内容が、小生の予想よりもはるかに面白く展開されていく。
そしてハーフタイムの休憩時、Hさんとタバコを吸いながら後半の展開について相談。「いやあ、意外にあっという間に前半が終わっちゃいましたね」と小生が述べると、「だって、Fさん一人で30分しゃべるんだもん」「そうですねえ。この会場はゆるいんですけど、17:00に終わらせようとしたら、16:45にはお開きにしないと、あとの片付けの時間がないですよ」「ああ、そうかあ。時間の延長どうしようか」「ちょっと、相談します」
そこで、小生にはあいさつしたい人が来ているはずなのだけれど、その方の姿が見当たらない。その方をよくご存知のJさんを捕まえて、「Sさん、どこにいますか?」とたずねたら、「あれ?さっきまでそのへんに座っていたよ」と左斜め前方を指差すのだが、それらしき姿はない。もう10年以上は直接お会いしていない方なので、いまのお姿をよく知らないのだ。困ったなあと思っているうちに、後半戦スタートの時間となってしまう。
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