風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

腹巻、営業引退宣言

2006年11月21日 | 出版
昨晩はイベント会場としょんべん横丁でたらふくビールを飲み、すっかり気分が良くなったので、ブログを更新する間もなく深い眠りについてしまった。朝、出社してから大急ぎで書いていると、取次から返品の一発目が到着。火曜日は、風塵社が通常取引をしている取次5社から戻ってくる可能性がある。
すべての返品が届く前に、倉庫にためていた返品を外に出すことになり、腹巻オヤジと一緒にせっせと運び出す。午後には倉庫会社さんが取り来て、持っていってくれる予定だ。
壱岐坂にそそり立つ返品の山は、会社を覆い隠すほど立派なものになった。P舎の人々もこれにはビックリ。営業部長には「腹巻オヤジんとこ、戻りすぎじゃねえか」と心配されるほど。

午後からは久しぶりに営業に出ることになった。2週間ぶりだろうか。オヤジは北海道出張のキズが癒えない様子で、営業引退宣言をする。「マタンゴ君、あとは君に任せた」
今日は立川方面の書店をまわる予定だったのだが、新宿から中央線に乗り換えて座ったら最後。気づいたら高尾駅だった。気温が幾度か低い。身震いしながら八王子の書店営業に変更することに決め、反対ホームへと移動する。そして座席に腰を下ろしたら最後。今度は新宿へ戻ってしまった。ここまでどうしようもないアホをやると、ようやく反省しはじめ、目を閉じるのをやめる。どうやら睡眠不足のようだ。

そこで国分寺・国立・吉祥寺の書店をまわることにする。頭が半分眠っている上、久しぶりの営業でお決まりのしどろもどろトークが始まる。売上が上がらずトボトボ歩いていたら、吉祥寺パルコ内のリブロでクリスマス絵本フェアが目に入る。チラ見すると、お世話になっているF社から刊行されているマレーク・ベロニカさんの絵本『ブルンミとアンニパンニ』シリーズと『キップコップ』シリーズがドドンと面出しされているのを見つけて勇気づけられる。U君、スゴイなあ。
風塵社は絵本を刊行していないのだが、居候先のP舎やF社の本を見に絵本棚へ行くことがある。懇意にしている版元のフェアを見つけると、「おお!○○君スゴイな。がんばってるな。マタンゴも頑張らねば!」と気合が入るのでよい。
久しぶりの営業は惨敗。胃腸がキリキリする。今月の締め日もスグソコに迫ってきた。明日も悪あがきしよう。八王子・立川を回ろうと思っている。

ブルンミとゆきだるま

風濤社

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