風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

どいつもこいつも

2008年08月21日 | 出版
昨夜も22:00過ぎまで作業が続く。現在行っている作業は、近刊予定である『映画はこうして作られる』のインタビュー原稿のリライトなのであるが、テープ起こしも大変だったけれど、リライトも大変という状態だ。途中、執筆者の一人であるKさんから、「すいません、原稿、遅くなってます。」とのメールが入るので、「同病相哀れむ」と返信しておく。さらに、研究書としてはその次に予定している『パブリックTV――レッセーの荒野』の著者の一人から、早々に原稿が送られてくる。こうなると焦るばかりである。
これまで他社の仕事に忙殺されていたが、自社企画も水面下で進めてきていて、9月以降はそれなりのラインナップになる予定であるが、その1冊目から手こずっている。こちらも疲れた。ということで一杯飲んで帰宅することにすると、ラクーアのHUBではお客さんが盛り上がっている。きっとオリンピック野球の日米戦を見ているのだろう。いいなあ、楽しそうで。
日本貧打で1次L4位、準決は韓国/野球(日刊スポーツ) - goo ニュース

で本日、9:00には倉庫会社のNTSから荷物が届くことになっているので、8:15には家を出る。地下鉄の入り口のところでは、次の選挙の民主党の候補が演説をしている。ここはいつも小林興起氏が演説をしているところなので、民主党は珍しい。しかし、小林氏の場合もそうであるが、本日もその前を人々は黙々と目もくれずに通り過ぎていく。小生も、目もくれずに通り過ぎる。だいたい無政府主義者が議会制民主主義なんかに期待するわけがない。
9:00前には会社に着くが、すでにE堂N氏のNTSからの荷物を積んだ車が待機している。いやあ、遅れて申し訳ない。彼も次の予定が詰まっているのだろう。さっそく荷物を降ろして社内に運び込む。朝から一汗である。その後わずかばかりの出荷を済ませ、いよいよリライト作業のラストスパートである。
と意気込んだところに、Y印刷Y氏がご来社。当方としてはどうでもいいが、Y氏にはなにやら重大な用件があるようだ。そこでさかんに、「出口はあちらですよ」とご説明申しあげるが、なかなか言うことを聞いてくれない。困ったお方である。結局、ケツの毛ばまでむしっていきやがる。人とは、ああいうやつのことを指すんだな。

そういう妨害工作にもめげず、昼食前にとりあえずの作業が終了。出力して新巻鮭に読んでもらうことにしてから、こちらは昼飯へ。もどってから、新巻鮭のチェックを踏まえながら原稿に赤を入れていく。するとK印刷から「お前なあ、払いがたまっているだろ。ふざけんなボケ!」とドスの効いた電話がかかってくる。ヒェーッ。「すんません、すんません、まったくお金がないですだ、お代官様」と弊社の窮状をありのままにお伝えするものの、こちらもなかなかつらいねえ。
しかしそんなことに負けてはいられない。赤入れを終わらせ、データを修正。もう一度新巻鮭に読んでもらい、微調整をしてから関係各位に送信。16:00。あー、疲れた。一気に睡魔が襲ってきたので、しばらく寝ることにした。
本日は早く帰ろうとしたのに、いつの間にか外はドシャ降りである。
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