毎日新聞朝刊に 火曜~土曜と連載中の ”時代を駆ける”は 先週から市川染五郎さんです。
六回目の今日は 劇団☆新感線に参加された事についてです。
2000年に『阿修羅城の瞳』、 2002年『アテルイ』、 2003年『阿修羅城の瞳』、 2004年『髑髏城の七人』、 2007年『『朧の森に棲む鬼』 に出演されました。
写真は『朧の森に棲む鬼』のものです。
私は2000年の『阿修羅城の瞳』 と 2002年の『アテルイ』 を見ましたが、 染五郎さん、よかったです。
野田秀樹さんの舞台は走り回るので有名ですが あくまで小劇場です。
新感線は新橋演舞場等、舞台が広い、花道まである。 『アテルイ』の時は 花道が東西あった。
その広い舞台を役者さんが 走る走る!
体力勝負なのです。
今日の記事で 染五郎さんが
「最初は新感線の俳優とファンに認められたかった。 テンポについていけず、 初めて稽古を休みたいと思った。 出演を重ねる事で 自分が出ることで、あちらにも影響を与えられたらいいと思うようになった」
と仰っています。
なるほど、 特に 堤真一さんとお出になった『アテルイ』では 侍走りで息も切れない染五郎さんを見て 恐るべし”歌舞伎”と思ったものです。
劇団☆新感線は 大劇場を次々制覇の 劇場破りとしても有名です。
新宿コマ劇場が閉場した2008年の公演を観ました。
『五右衛門ロック』 劇団員の古田新太さん、橋本じゅんさん、高田聖子さんをはじめ、存在するだけで他を圧倒する北大路欣也さん、 不思議な存在感、ダンスの名手の森山未来さん、 不器用な役がキャラなのでは?はまり役だった江口洋介さん、 妖しいエロチシズムの松雪泰子さん、 等 本当に面白かった。
出演者が走り回ると 劇場が揺れた。
地下のシアター・アップルで ”鼓動”の舞台を見ていたら コマでやっていたらしいロックのコンサートで 天井が揺れていたことがあった。
和太鼓が負けるなんて。
あれは観客も揺れていたのだろう。
『五右衛門ロック』では 観客は全員着席していた。
東宝との借地契約切れらしいけれども しょうがないか コマの建て替えも。
風呼r でした
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